JPH06166822A - 耐オゾン性シリコーンゲル組成物 - Google Patents

耐オゾン性シリコーンゲル組成物

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JPH06166822A
JPH06166822A JP30646892A JP30646892A JPH06166822A JP H06166822 A JPH06166822 A JP H06166822A JP 30646892 A JP30646892 A JP 30646892A JP 30646892 A JP30646892 A JP 30646892A JP H06166822 A JPH06166822 A JP H06166822A
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JP
Japan
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silicone gel
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silicon atom
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JP30646892A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Enami
博司 江南
Osamu Tanaka
収 田中
丈章 ▲斉▼木
Takeaki Saiki
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DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 常温または加熱により速やかに硬化して、耐
熱性および耐オゾン性に優れたシリコーンゲルを形成す
ることができる耐オゾン性シリコーンゲル組成物を提供
する。 【構成】 (A)25℃における粘度が50〜100,
000センチポイズであり、1分子中に少なくとも2個
のケイ素原子結合アルケニル基を有するオルガノポリシ
ロキサン100重量部、(B)25℃における粘度が1
〜100,000センチポイズであり、1分子中に少な
くとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノ
ポリシロキサン{(B)成分の配合量は、(A)成分の
ケイ素原子結合アルケニル基のモル数と(B)成分中の
ケイ素原子結合水素原子のモル数との比が1:0.8〜
1:1.2となる量である。}、(C)触媒量のヒドロ
シリル化反応用触媒、および、(D)25℃における粘
度が1〜100,000センチポイズであり、ケイ素原
子結合アリール基を有し、ケイ素原子結合アルケニル基
またはケイ素原子結合水素原子を有しないオルガノポリ
シロキサン0.01〜30重量部からなる耐オゾン性シ
リコーンゲル組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐オゾン性シリコーン
ゲル組成物に関し、詳しくは、常温または加熱により速
やかに硬化して、耐熱性および耐オゾン性に優れたシリ
コーンゲルを形成することができる耐オゾン性シリコー
ンゲル組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンゲル組成物は、硬化して、電
気特性、防振性に優れるシリコーンゲルを形成すること
ができるので、電気・電子部品の封止用材料や充填材料
として使用されている。このようなシリコーンゲル組成
物としては、例えば、分子鎖末端がジメチルビニルシロ
キシ基で封止された分岐状オルガノポリシロキサンとケ
イ素原子結合水素原子を有するオルガノハイドロジェン
ポリシロキサンと白金系触媒からなるシリコーンゲル組
成物(特公昭61−16295号公報参照)、ビニル基
を有するオルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサンと白金系触媒からなるシリコーンゲ
ル組成物(特公平2−48177号公報参照)およびケ
イ素原子結合アルケニル基を有するオルガノポリシロキ
サンとオルガノハイドロジェンポリシロキサンと白金系
触媒からなるシリコーンゲル組成物(特公平3−192
69号公報参照)が挙げられる。
【0003】上記のようなシリコーンゲル組成物におい
て、該組成物中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数
は、ケイ素原子結合水素原子1モルに対して0.7〜5
モルの範囲であり、さらに耐熱性に優れるシリコーンゲ
ルを形成するためには、該組成物中のケイ素原子結合ア
ルケニル基のモル数は、ケイ素原子結合水素原子のモル
数に対して当量であることが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、シリコーン
ゲル組成物中のケイ素原子結合アルケニル基のモル数が
ケイ素原子結合水素原子のモル数に対して過剰量である
シリコーンゲル組成物を硬化して得られたシリコーンゲ
ルは、これが高温下またはオゾン雰囲気下に放置された
場合には、該シリコーンゲルの硬度が著しく大きくなる
(該シリコーンゲルの針入度が著しく小さくなる。)と
いう問題があった。また、シリコーンゲル組成物中のケ
イ素原子結合アルケニル基のモル数とケイ素原子結合水
素原子のモル数とが当量に近いシリコーンゲル組成物を
硬化して得られたシリコーンゲルは、これをオゾン雰囲
気下で放置した場合には、該シリコーンゲルの硬度が著
しく小さくなる(シリコーンゲルの針入度が著しく大き
くなる。)という問題があった。
【0005】本発明者らは、上記問題について鋭意研究
した結果、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明の目的は、常温または加
熱により速やかに硬化して、耐熱性および耐オゾン性に
優れたシリコーンゲルを形成することができる耐オゾン
性シリコーンゲル組成物を提供することにある。
【0007】
【問題を解決するための手段およびその作用】 本発明は、(A)25℃における粘度が50〜100,000センチポイズで あり、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を有するオルガ ノポリシロキサン 100重量部、 (B)25℃における粘度が1〜100,000センチポイズであり、1分子中 に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリシロキサン {(B)成分の配合量は、(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基のモル数と (B)成分中のケイ素原子結合水素原子のモル数との比が1:0.8〜1:1. 2となる量である。}、 (C)触媒量のヒドロシリル化反応用触媒、 および、 (D)25℃における粘度が1〜100,000センチポイズであり、ケイ素原 子結合アリール基を有し、ケイ素原子結合アルケニル基およびケイ素原子結合水 素原子を有するオルガノポリシロキサン 0.01〜30重量部 からなる耐オゾン性シリコーンゲル組成物に関する。
【0008】本発明の耐オゾン性シリコーンゲル組成物
について詳細に説明する。
【0009】(A)成分のオルガノポリシロキサンは、
本発明の組成物の主成分であり、1分子中に少なくとも
2個のケイ素原子結合アルケニル基を有するオルガノポ
リシロキサンである。(A)成分中のケイ素原子結合ア
ルケニル基としては、例えば、ビニル基,アリル基,ブ
テニル基,ペンテニル基,ヘキセニル基が挙げられ、特
に、ビニル基が好ましい。(A)成分中のケイ素原子結
合アルケニル基の結合位置は、特に限定されず、例え
ば、分子鎖末端、分子鎖側鎖である。(A)成分中のケ
イ素原子結合アルケニル基以外のケイ素原子結合有機基
としては、例えば、メチル基,エチル基,プロピル基,
ブチル基,ペンチル基,ヘプチル基等のアルキル基;フ
ェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール基;ベン
ジル基,フェネチル基等のアラルキル基;クロロメチル
基,3−クロロプロピル基,3,3,3−トリフロロプ
ロピル基等の置換アルキル基等のアルケニル基を除く一
価炭化水素基が挙げられ、特に、メチル基が好ましい。
このような(A)成分のオルガノポリシロキサンは、直
鎖状、分岐状、環状、網状、一部分岐を有する直鎖状で
あり、その構造が特に限定されないが、(A)成分の2
5℃における粘度は、50〜100,000センチポイ
ズの範囲内であることが必要である。これは、25℃に
おける粘度が50センチポイズ未満であるオルガノポリ
シロキサンを配合してなるシリコーンゲル組成物は、こ
れを硬化して得られたシリコーンゲルの強度が著しく低
下するからであり、また該粘度が100,000センチ
ポイズをこえるオルガノポリシロキサンを配合してなる
シリコーンゲル組成物は取扱が困難であるからである。
【0010】(B)成分のオルガノポリシロキサンは、
本発明の組成物の架橋剤であり、1分子中に少なくとも
2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリシ
ロキサンである。(B)成分中のケイ素原子結合水素原
子の結合位置は、特に限定されず、例えば、分子鎖末
端、分子鎖側鎖である。(B)成分中のケイ素原子結合
有機基としては、例えば、メチル基,エチル基,プロピ
ル基,ブチル基,ペンチル基,ヘプチル基等のアルキル
基;フェニル基,トリル基,キシリル基等のアリール
基;ベンジル基,フェネチル基等のアラルキル基;3−
クロロプロピル基,3,3,3−トリフロロプロピル基
等の置換アルキル基等のアルケニル基を除く一価炭化水
素基が挙げられ、特に、メチル基が好ましい。このよう
な(B)成分のオルガノポリシロキサンは、直鎖状、分
岐状、環状、網状、一部分岐を有する直鎖状であり、そ
の構造が特に限定されないが、(A)成分の25℃にお
ける粘度は、1〜100,000センチポイズの範囲内
であることが必要である。これは、25℃における粘度
が1センチポイズ未満であるオルガノポリシロキサンは
揮発しやすく、これを配合してなるシリコーンゲル組成
物は、その組成が不安定であるからであり、また該粘度
が100,000センチポイズをこえるオルガノポリシ
ロキサンを配合してなるシリコーンゲル組成物は取扱が
困難であるからである。
【0011】また、(B)成分の配合量は、(A)成分
のケイ素原子結合アルケニル基のモル数と(B)成分中
のケイ素原子結合水素原子のモル数との比が1:0.8
〜1:1.2となる量である。これは、(B)成分の配
合量が、(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基の1
モルに対して、(B)成分中のケイ素原子結合水素原子
のモル数が0.8モル未満または1.2モルをこえるシ
リコーンゲル組成物を硬化して得られたシリコーンゲル
の耐熱性が低下するからである。
【0012】(C)ヒドロシリル化反応用触媒は、
(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基と(B)成分
のケイ素原子結合水素原子との付加反応を促進するため
の触媒である。(C)成分のヒドロシリル化反応用触媒
は、特に限定されず、このような(C)成分としては、
例えば、塩化白金酸,塩化白金酸のアルコール溶液,塩
化白金酸とアルケンとの錯体,塩化白金酸とアルケニル
シロキサンとの錯体,白金金属,白金担持のシリカ,白
金担持の活性炭等の白金系触媒、ロジウム系触媒および
パラジウム系触媒が挙げられる。
【0013】また、(C)成分の配合量は、特に限定さ
れず、通常使用される触媒量であり、例えば、(C)成
分が白金系触媒である場合には、本発明の組成物中の白
金金属量として0.1〜500ppmの範囲内となる量
である。
【0014】(D)成分のオルガノポリシロキサンは、
本発明の組成物を硬化して得られるシリコーンゲルの耐
オゾン性を向上させるための成分である。(D)成分の
オルガノポリシロキサンは、分子中にケイ素原子結合ア
リール基を有し、ケイ素原子結合アルケニル基やケイ素
原子結合水素原子を有しないことが必要である。(D)
成分中のケイ素原子結合アリール基としては、例えば、
フェニル基,キシリル基,トリル基が挙げられる。この
ような(D)成分のケイ素原子結合アリール基の含有量
は、特に限定されないが、分子中のケイ素原子結合全有
機基に対するケイ素原子結合アリール基の含有量は0.
5〜40モル%の範囲内であることが好ましい。また、
(D)成分中のケイ素原子結合アリール基以外のケイ素
原子結合有機基としては、例えば、メチル基,エチル
基,プロピル基,ブチル基,ペンチル基,ヘプチル基等
のアルキル基;ベンジル基,フェネチル基等のアラルキ
ル基;クロロメチル基,3−クロロプロピル基,3,
3,3−トリフロロプロピル基等の置換アルキル基が挙
げられる。このような(D)成分のオルガノポリシロキ
サンは、例えば、直鎖状、分岐状、環状、網状、一部分
岐を有する直鎖状であり、その構造は特に限定されない
が、(D)成分の25℃における粘度が1〜100,0
00センチポイズの範囲内であることが必要である。こ
れは、(D)成分の25℃における粘度が1センチポイ
ズ未満であるオルガノポリシロキサンは揮発しやすく、
これを配合してなるシリコーンゲル組成物は、その組成
が不安定であるからであり、また該粘度が100,00
0センチポイズをこえるオルガノポリシロキサンを配合
してなるシリコーンゲル組成物は取扱が困難であるから
である。
【0015】また、(D)成分の配合量は、(A)成分
100重量部に対して0.01〜30重量部の範囲内で
あることが必要である。これは、(D)成分の配合量
が、(A)成分100重量部に対して0.01重量部未
満であると、硬化後のシリコーンゲルの耐オゾン性が低
下するからであり、また配合量が30重量部をこえる
と、硬化後のシリコーンゲルから(D)成分の一部がに
じみでたり、またシリコーンゲルの硬度が著しく低下す
るからである。
【0016】本発明の耐オゾン性シリコーンゲル組成物
は、上記(A)〜(D)成分を均一に配合することによ
り調製される。上記(A)〜(D)成分以外にも、本発
明の目的を損なわない限り、例えば、不飽和アルコー
ル,リン化合物,含窒素化合物,含イオウ化合物等のヒ
ドロシリル化反応抑制剤;煙霧状シリカ,焼成シリカ,
結晶性シリカ,湿式シリカ,煙霧状酸化チタン,酸化亜
鉛,酸化鉄,炭酸カルシウム等の無機質充填剤;カーボ
ンブラック,ベンガラ等の顔料;耐熱添加剤,難燃剤,
導電性充填剤を配合することができる。
【0017】本発明の耐オゾン性シリコーンゲル組成物
を調製するための装置としては、(A)〜(D)成分お
よびその他の成分を均一に配合することができる装置で
あれば特に限定されず、このような装置としては、例え
ば、ポバートミキサー,ロスミキサー,プラネタリミキ
サー,ドラムミキサーが挙げられる。
【0018】本発明の耐オゾン性シリコーンゲル組成物
は、常温または加熱により速やかに硬化して、耐熱性お
よび耐オゾン性に優れるシリコーンゲルを形成すること
ができるので、高温下およびオゾン雰囲気下で使用され
る、電子複写機や電気接点回路用の電気・電子部品のポ
ッティング剤、エンキャプシュレーション剤、コーティ
ング剤として使用することができる。
【0019】
【実施例】本発明を実施例により詳細に説明する。な
お、実施例中の粘度の値は、25℃において測定した値
であり、またシリコーンゲルの耐熱性および耐オゾン性
は、次のようにして測定した。
【0020】○耐熱性 :シリコーンゲルをJIS
K 2220[1/4コーン(直読)]に準じた方法に
より針入度を測定し、これを高温処理前針入度とした。
さらに、このシリコーンゲルを200℃の熱風循環式オ
ーブンに入れて、400時間後の針入度を前記同様の方
法で測定し、これを高温処理後針入度とした。
【0021】○耐オゾン性:シリコーンゲルをJIS
K 2220[1/4コーン(直読)]に準じた方法に
より針入度を測定し、これをオゾン処理前針入度とし
た。さらに、このシリコーンゲルを2重量%−オゾン雰
囲気下で放置し、40時間後の針入度を前記同様の方法
で測定し、これをオゾン処理後針入度とした。
【0022】
【実施例】下記に示す原料を、表1に示す配合量で均一
に混合して、シリコーンゲル組成物1〜7を調製した。
本発明の耐オゾン性シリコーンゲル組成物はシリコーン
ゲル組成物1〜4であり、また比較のシリコーンゲル組
成物はシリコーンゲル組成物5〜7である。これらのシ
リコーンゲル組成物40gを、50mlガラスビーカー
に注入し、次いで、これらのシリコーンゲル組成物を、
120℃で1時間加熱し、該組成物を硬化させた。硬化
後のシリコーンゲルの耐熱性および耐オゾン性を測定し
た。これらの結果を表1に記載した。
【0023】成分a−1:粘度=900センチポイズ、
ビニル基含有量=0.23重量%である分子鎖両末端が
ジメチルビニルシロキシ基で封鎖されたジメチルポリシ
ロキサン
【0024】成分a−2:粘度=1000センチポイ
ズ、ビニル基含有量=0.12重量%である分子鎖片末
端がジメチルビニルシロキシ基で封鎖され、他方の分子
鎖片末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
ポリシロキサン
【0025】 成分a−3:式:(CH32SiO単位 94.4モル% (CH33SiO1/2単位 2.5モル% CH3SiO3/2単位 2.5モル% (CH32(CH2=CH)SiO1/2単位 0.6モル% からなる、粘度が700センチポイズであるメチルポリ
シロキサン
【0026】成分b−1:粘度=5センチポイズ、ケイ
素原子結合水素原子の含有量=0.76重量%である分
子鎖両末端がジメチルハイドロジェンシロキシで封鎖さ
れたジメチルポリシロキサン
【0027】成分b−2:式: (CH3)3SiO[(CH3)2SiO]3[(CH3)HSiO]5Si(CH3)3 で示される、粘度が16センチポイズであり、ケイ素原
子結合水素原子の含有量が0.13重量%であるジメチ
ルシロキサン・メチルハイドロジェンシロキサン共重合
【0028】成分−c :塩化白金酸とジビニルテトラ
メチルジシロキサンの錯塩 なお、表1において、成分−cの配合量は、調製した組
成物中の白金金属含量(ppm)により示した。
【0029】成分d−1:粘度=100センチポイズ、
ケイ素原子結合フェニル基含有量=5モル%である分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体
【0030】成分d−2:粘度=500センチポイズ、
ケイ素原子結合フェニル基含有量=5モル%である分子
鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたジメチル
シロキサン・メチルフェニルシロキサン共重合体
【0031】成分d−3:粘度=130センチポイズ、
ケイ素原子結合フェニル基含有量=25モル%である分
子鎖両末端がトリメチルシロキシ基で封鎖されたメチル
フェニルポリシロキサン
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明の耐オゾン性シリコーンゲル組成
物は、常温または加熱により速やかに硬化して、耐熱性
および耐オゾン性に優れたシリコーンゲルを形成するこ
とができるという特徴を有する。
フロントページの続き (72)発明者 ▲斉▼木 丈章 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)25℃における粘度が50〜10
    0,000センチポ イズであり、1分子中に少なくとも2個のケイ素原子結合アルケニル基を有する オルガノポリシロキサン 100重量部、 (B)25℃における粘度が1〜100,000センチポイズであり、1分子中 に少なくとも2個のケイ素原子結合水素原子を有するオルガノポリシロキサン {(B)成分の配合量は、(A)成分のケイ素原子結合アルケニル基のモル数と (B)成分中のケイ素原子結合水素原子のモル数との比が1:0.8〜1:1. 2となる量である。}、 (C)触媒量のヒドロシリル化反応用触媒、 および、 (D)25℃における粘度が1〜100,000センチポイズであり、ケイ素原 子結合アリール基を有し、ケイ素原子結合アルケニル基およびケイ素原子結合水 素原子を有しないオルガノポリシロキサン 0.01〜30重量部 からなる耐オゾン性シリコーンゲル組成物。
  2. 【請求項2】 (D)成分中のケイ素原子結合全有機基
    に対するケイ素原子結合アリール基の含有量が0.5〜
    40モル%である、請求項1記載の耐オゾン性シリコー
    ンゲル組成物。
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