JPH0616600B2 - 自動調整機能を有する無線装置 - Google Patents
自動調整機能を有する無線装置Info
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- JPH0616600B2 JPH0616600B2 JP63242150A JP24215088A JPH0616600B2 JP H0616600 B2 JPH0616600 B2 JP H0616600B2 JP 63242150 A JP63242150 A JP 63242150A JP 24215088 A JP24215088 A JP 24215088A JP H0616600 B2 JPH0616600 B2 JP H0616600B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車電話無線装置等の無線装置に係り、特に
変調度調整,送信出力制御,受信入力レベル調整及び位
相調整等を自動的に行う自動調整機能を有する無線装置
に関する。
変調度調整,送信出力制御,受信入力レベル調整及び位
相調整等を自動的に行う自動調整機能を有する無線装置
に関する。
第1図は本発明装置の一対象例である自動車電話無線装
置の構成を示すブロック図である。送話信号S1と制御部
6より出力するデータ伝送信号S2,監視信号S3及び2波
組合せ信号(プッシュホンで使用)S14は送信信号処理
部1に入力されてフィルタリングとレベルが調整され、
送信機3に入力される。制御部6より出力するチャンネ
ル指定信号S4がシンセサイザ2に入力され、これより送
信用周波数f1と受信用周波数f2が出力される。
置の構成を示すブロック図である。送話信号S1と制御部
6より出力するデータ伝送信号S2,監視信号S3及び2波
組合せ信号(プッシュホンで使用)S14は送信信号処理
部1に入力されてフィルタリングとレベルが調整され、
送信機3に入力される。制御部6より出力するチャンネ
ル指定信号S4がシンセサイザ2に入力され、これより送
信用周波数f1と受信用周波数f2が出力される。
送信機3は送信信号処理部1の出力で送信用周波数f1を
変調し出力する。送信機3の出力は、制御部6より出力
する送信出力制御信号S7により制御される。共用器22は
送信機3の出力をアンテナに,アンテナからの受信入力
を受信機4に送る役目を果たしている。通常、送受信共
にバントパスフィルタで構成されている。
変調し出力する。送信機3の出力は、制御部6より出力
する送信出力制御信号S7により制御される。共用器22は
送信機3の出力をアンテナに,アンテナからの受信入力
を受信機4に送る役目を果たしている。通常、送受信共
にバントパスフィルタで構成されている。
受信機4は基地局から送信されてくる送信信号(無線周
波数)を受信し、その信号を受信用周波数f2で中間周波
信号に変換し、該中間周波数を検波して受信機入力の電
界の強弱に対応する受信入力レベル信号S5を復帰すると
共に中間周波数を周波数弁別して監視信号S3,受信信号
S6及びデータ伝送信号S2を復調しフィルタリングにより
取出す。受信信号処理部5は受信機4より出力するデー
タ伝送信号S2をデコードし着呼信号を受信したことが判
った際、応答信号としてデータ伝送信号S2を出力すると
共に受信機4より出力する受話信号S6をフィルタリング
により取出す。受信入力レベル信号S5は受信機4の中間
周波数信号を対数増幅器9で増幅し、整流器10で整流し
て得られる信号(第5図参照)である。また、監視信号
S3はそれぞれの自動車電話無線装置によって決められて
おり、6kHzや4kHzが使用されている。制御部6は受信機
4より出力される監視信号S3及び受信信号処理部5より
出力するデータ伝送信号S2を送信信号処理部1に伝送す
ると共に受信機4より出力する受信入力レベル信号S5を
入力して受信機入力レベルを判定し、入力無しの時チャ
ンネル指定信号S4をシンセサイザ2に出力し、受信信号
処理部5より出力するデータ伝送信号S2の指令にもとづ
いて、送信機出力が規定値になるように送信出力制御信
号S7を送信機3に出力する。
波数)を受信し、その信号を受信用周波数f2で中間周波
信号に変換し、該中間周波数を検波して受信機入力の電
界の強弱に対応する受信入力レベル信号S5を復帰すると
共に中間周波数を周波数弁別して監視信号S3,受信信号
S6及びデータ伝送信号S2を復調しフィルタリングにより
取出す。受信信号処理部5は受信機4より出力するデー
タ伝送信号S2をデコードし着呼信号を受信したことが判
った際、応答信号としてデータ伝送信号S2を出力すると
共に受信機4より出力する受話信号S6をフィルタリング
により取出す。受信入力レベル信号S5は受信機4の中間
周波数信号を対数増幅器9で増幅し、整流器10で整流し
て得られる信号(第5図参照)である。また、監視信号
S3はそれぞれの自動車電話無線装置によって決められて
おり、6kHzや4kHzが使用されている。制御部6は受信機
4より出力される監視信号S3及び受信信号処理部5より
出力するデータ伝送信号S2を送信信号処理部1に伝送す
ると共に受信機4より出力する受信入力レベル信号S5を
入力して受信機入力レベルを判定し、入力無しの時チャ
ンネル指定信号S4をシンセサイザ2に出力し、受信信号
処理部5より出力するデータ伝送信号S2の指令にもとづ
いて、送信機出力が規定値になるように送信出力制御信
号S7を送信機3に出力する。
このような無線装置において従来の変調度調整は第3図
示のように送話信号S1,データ伝送信号S2,監視信号
S3及び2波組合せ信号(プッシュホンで使用する)S14
をそれぞれ調整する機械的なボリューム17a〜17dと、全
体を調整する機械的なボリューム17とで行われている。
これらのボリューム17a〜17d,17の回転操作はロボット
と搬送波を監視信号で変調して送信する送信部と、該送
信部の送信信号、送信機3の送信信号及び基地局の送信
信号を受信して監視信号,送話信号S1,データ伝送信号
S2及び2波組合せ信号S14を復調する受信部よりなる自
動測定器を組み合わせて行ったり、人間が行ったりして
いる。
示のように送話信号S1,データ伝送信号S2,監視信号
S3及び2波組合せ信号(プッシュホンで使用する)S14
をそれぞれ調整する機械的なボリューム17a〜17dと、全
体を調整する機械的なボリューム17とで行われている。
これらのボリューム17a〜17d,17の回転操作はロボット
と搬送波を監視信号で変調して送信する送信部と、該送
信部の送信信号、送信機3の送信信号及び基地局の送信
信号を受信して監視信号,送話信号S1,データ伝送信号
S2及び2波組合せ信号S14を復調する受信部よりなる自
動測定器を組み合わせて行ったり、人間が行ったりして
いる。
自動車電話無線装置では、複数段階の送信出力制御を行
い、送信出力を可変している。第4図は8段階の送信出
力制御を行う場合のブロック図で、制御部6の3ビット
の送信出力指定をデコーダ18により解読し、その結果指
定された,8段階のうちの1つの段階の送信出力制御信
号(電圧)を制御部6より送信機3に出力するものであ
る。機械的なボリューム191〜198は送信出力制御信号S7
を8段階に調整するためのものである。
い、送信出力を可変している。第4図は8段階の送信出
力制御を行う場合のブロック図で、制御部6の3ビット
の送信出力指定をデコーダ18により解読し、その結果指
定された,8段階のうちの1つの段階の送信出力制御信
号(電圧)を制御部6より送信機3に出力するものであ
る。機械的なボリューム191〜198は送信出力制御信号S7
を8段階に調整するためのものである。
従って8段階に応じた送信出力制御信号(直流電圧)S7
が得られ、この直流電圧S7により送信機3の電源電圧を
制御し、これによって送信機出力が制御されることにな
る。
が得られ、この直流電圧S7により送信機3の電源電圧を
制御し、これによって送信機出力が制御されることにな
る。
受信入力レベル信号S5図は第5図示のように受信機4の
中間周波信号を対数増幅器9により増幅し、整流器10で
整流して得られ、この整流電圧(直流電圧)を機械的な
ボリューム20により所望のレベルに調整される。この受
信入力レベル信号S5は通話回線を切断する等の制御に供
せられる。
中間周波信号を対数増幅器9により増幅し、整流器10で
整流して得られ、この整流電圧(直流電圧)を機械的な
ボリューム20により所望のレベルに調整される。この受
信入力レベル信号S5は通話回線を切断する等の制御に供
せられる。
ある種の自動車電話無線装置では監視信号S3に音声帯域
外である6kHzを使用している。基地局と移動局の距離を
測定するため、6kHzで変調された送信波と受信波の位相
を第6図示のように位相器8aと機械的なボリューム21
により合わせている。即ち6kHzの監視信号S3を位相器8a
に入力し、機械的なボリューム21により位相合せをして
6kHzの監視信号S3を出力している。
外である6kHzを使用している。基地局と移動局の距離を
測定するため、6kHzで変調された送信波と受信波の位相
を第6図示のように位相器8aと機械的なボリューム21
により合わせている。即ち6kHzの監視信号S3を位相器8a
に入力し、機械的なボリューム21により位相合せをして
6kHzの監視信号S3を出力している。
しかしながら上記従来装置における変調度調整は、変調
信号が送話信号S1,データ伝送信号S2,監視信号S3及び
2波組合せ信号S14の4種類と多く、従って使用する機
械的なボリューム17a〜17d,17も多くなるため、自動測
定器の受信部で復調された送話信号、データ伝送信号、
監視信号及び2波組合せ信号の大きさから各ボリューム
を調整し、この調整された各信号の送信出力を再び受信
し復調して各信号の大きさを判断し、再び各ボリューム
を調整するなど調整に時間がかかる。
信号が送話信号S1,データ伝送信号S2,監視信号S3及び
2波組合せ信号S14の4種類と多く、従って使用する機
械的なボリューム17a〜17d,17も多くなるため、自動測
定器の受信部で復調された送話信号、データ伝送信号、
監視信号及び2波組合せ信号の大きさから各ボリューム
を調整し、この調整された各信号の送信出力を再び受信
し復調して各信号の大きさを判断し、再び各ボリューム
を調整するなど調整に時間がかかる。
送信出力制御にあっては、段階数に応じた機械的なボリ
ューム191〜198が必要であり、各段階毎に所望の送信出
力制御信号S7を得るための調整が困難である。
ューム191〜198が必要であり、各段階毎に所望の送信出
力制御信号S7を得るための調整が困難である。
受信入力レベル調整にあっては、機械的なボリューム20
により所望のレベルに合せているが、受信入力電圧と、
整流出力電圧がリニアとならない(中間周波増幅器の各
段で増幅度が異なるために整流出力と受信入力がリニア
とならない)ため、受信入力電圧の判定に誤差を生じ
る。また、自動車電話無線装置では多数段階のレベルが
あるが、そのレベルは決まっており、そのレベルに正し
く設定することは困難である。
により所望のレベルに合せているが、受信入力電圧と、
整流出力電圧がリニアとならない(中間周波増幅器の各
段で増幅度が異なるために整流出力と受信入力がリニア
とならない)ため、受信入力電圧の判定に誤差を生じ
る。また、自動車電話無線装置では多数段階のレベルが
あるが、そのレベルは決まっており、そのレベルに正し
く設定することは困難である。
監視信号S3の位相調整にあっては、位相器8aと機械的な
ボリューム21により位相調整しているが、機械的なボリ
ューム21による調整であるため、位相合せが難しい。例
えば6.000kHzの監視信号S3については位相合わせ(位相
を0゜にする)ができるが、5.970kHz,6.030kHzの場合
は±10゜程度、位相がずれていた。
ボリューム21により位相調整しているが、機械的なボリ
ューム21による調整であるため、位相合せが難しい。例
えば6.000kHzの監視信号S3については位相合わせ(位相
を0゜にする)ができるが、5.970kHz,6.030kHzの場合
は±10゜程度、位相がずれていた。
以上のように従来の自動車電話無線装置では、変調度調
整,送信出力制御,受信入力レベル調整及び監視信号の
位相調整に多くの機械的なボリュームを必要とし、ロボ
ットを用いても多大の調整時間を要するばかりでなく、
小型の無線装置の場合、装置を送信機3,受信機4,制
御部6等に分離して調整することが困難であり、完全に
組み立てた状態で調整しようとしても機械的なボリュー
ムではできないという課題があった。
整,送信出力制御,受信入力レベル調整及び監視信号の
位相調整に多くの機械的なボリュームを必要とし、ロボ
ットを用いても多大の調整時間を要するばかりでなく、
小型の無線装置の場合、装置を送信機3,受信機4,制
御部6等に分離して調整することが困難であり、完全に
組み立てた状態で調整しようとしても機械的なボリュー
ムではできないという課題があった。
本発明装置は上記の課題を解決するため、第1図,第2
図示のように送話信号S1、データ伝送信号S2及び監視信
号S3を入力してフィルタリングを行う送信信号処理部1
と、チャンネル指定信号S4により送信用周波数f1と受信
用周波数f2を出力するシンセサイザ2と、送信信号処理
部1の出力で送信用周波数f1を変調して出力する送信機
3と、基地局から送信される送信信号を受信し受信用周
波数f2で中間周波数に変換し、該中間周波数を検波して
受信機入力の電界の強弱に対応する受信入力レベル信号
S5を復調すると共に中間周波数を周波数弁別して監視信
号S3、データ伝送信号S2及び受話信号S6を復調しフィル
タリングにより取出す受信機4と、受信機4より出力す
るデータ伝送信号S2をデコードし着呼信号を受信したこ
とが判った際、応答信号としてデータ伝送信号S2を出力
すると共に受信機4より出力する受話信号S6をフィルタ
リングにより取出す受信信号処理部5と、受信機4より
出力される監視信号S3及び受信信号処理部5より出力す
るデータ伝送信号S2を送信信号処理部1に伝送すると共
に受信機4より出力する受信入力レベル信号S5を入力し
て受信機入力レベルを判定し入力無しの時チャンネル指
定信号S4をシンセサイザ2に出力し、受信信号処理部5
より出力するデータ伝送信号S2の指令にもとづいて、送
信機出力が規定値になるように送信出力制御信号S7を送
信機3に出力する制御部6とよりなる無線装置におい
て、送信信号処理部1には送話信号S1及び制御部6より
出力するデータ伝送信号S2をそれぞれレベル調整信号S
9a,S9bにより調整する電子ボリューム7a,7bと、受信
機4より制御部6を経て伝送される監視信号S3を入力し
位相合せ信号S10により送信機3より得られる監視信号
の位相に合せて出力する位相器8と、この位相器8より
出力する監視信号S3をレベル調整信号S9cにより調整す
る電子ボリューム7cと、前記各電子ボリューム7a〜7cの
出力を入力して加算し送信機3の変調入力端に出力する
加算器23を設け、制御部6には受信機4より得られる受
信入力レベル信号S5を入力してディジタル変換するA/D
コンバータ11と、搬送波を監視信号で変調して送信する
送信部と、該送信部の送信信号、基地局の送信信号を受
信して監視信号、受話信号S6及びデータ伝送信号S2を復
調する受信部よりなり、この送,受信部での変調,復調
された監視信号の位相から求められる位相差の指示信号
S81、受信部で復調された監視信号の大きさから得られ
るレベルの調整指示信号S84と送話信号S1と、データ伝
送信号S2の大きさから得られるレベルの調整指示信号S
82〜S83を出力する外部自動測定器16と、該測定器16よ
り出力する位相差の指示信号S81及びレベルの調整指示
信号S82〜S84を入力して位相器8及び電子ボリューム7a
〜7cにそれぞれ位相合せ信号S10及びレベル調整信号S9a
〜S9cを出力すると共に、受信信号処理部5より出力す
るデータ伝送信号S2の指令にもとづいて基準信号の値に
なるように送信出力制御信号S7に対応する信号S11を出
力するプロセッサ12と、プロセッサ12により出力する送
信出力制御信号S7に対応する信号S11を入力してアナロ
グ変換するD/Aコンバータ13と、D/Aコンバータ13より出
力するアナログ変換された信号を基準電圧12とし基準電
圧S12と送信機3の出力信号を検波した信号S13を入力し
送信機3の送信出力制御端に送信出力制御信号S7を出力
する直流増幅器14と、プロセッサ12より出力する各電子
ボリューム7a〜7cへのレベル調整信号S9a〜S9c,送信出
力制御信号に対応する信号S11、A/Dコンバータ11の出力
レベル、位相器8への位相合せ信号S10及び送信出力
制御信号S7等のデータをプロセッサ12の指示に従い順次
記憶し、かつ又読出される保持型メモリ15を設けてなる
構成としたものである。
図示のように送話信号S1、データ伝送信号S2及び監視信
号S3を入力してフィルタリングを行う送信信号処理部1
と、チャンネル指定信号S4により送信用周波数f1と受信
用周波数f2を出力するシンセサイザ2と、送信信号処理
部1の出力で送信用周波数f1を変調して出力する送信機
3と、基地局から送信される送信信号を受信し受信用周
波数f2で中間周波数に変換し、該中間周波数を検波して
受信機入力の電界の強弱に対応する受信入力レベル信号
S5を復調すると共に中間周波数を周波数弁別して監視信
号S3、データ伝送信号S2及び受話信号S6を復調しフィル
タリングにより取出す受信機4と、受信機4より出力す
るデータ伝送信号S2をデコードし着呼信号を受信したこ
とが判った際、応答信号としてデータ伝送信号S2を出力
すると共に受信機4より出力する受話信号S6をフィルタ
リングにより取出す受信信号処理部5と、受信機4より
出力される監視信号S3及び受信信号処理部5より出力す
るデータ伝送信号S2を送信信号処理部1に伝送すると共
に受信機4より出力する受信入力レベル信号S5を入力し
て受信機入力レベルを判定し入力無しの時チャンネル指
定信号S4をシンセサイザ2に出力し、受信信号処理部5
より出力するデータ伝送信号S2の指令にもとづいて、送
信機出力が規定値になるように送信出力制御信号S7を送
信機3に出力する制御部6とよりなる無線装置におい
て、送信信号処理部1には送話信号S1及び制御部6より
出力するデータ伝送信号S2をそれぞれレベル調整信号S
9a,S9bにより調整する電子ボリューム7a,7bと、受信
機4より制御部6を経て伝送される監視信号S3を入力し
位相合せ信号S10により送信機3より得られる監視信号
の位相に合せて出力する位相器8と、この位相器8より
出力する監視信号S3をレベル調整信号S9cにより調整す
る電子ボリューム7cと、前記各電子ボリューム7a〜7cの
出力を入力して加算し送信機3の変調入力端に出力する
加算器23を設け、制御部6には受信機4より得られる受
信入力レベル信号S5を入力してディジタル変換するA/D
コンバータ11と、搬送波を監視信号で変調して送信する
送信部と、該送信部の送信信号、基地局の送信信号を受
信して監視信号、受話信号S6及びデータ伝送信号S2を復
調する受信部よりなり、この送,受信部での変調,復調
された監視信号の位相から求められる位相差の指示信号
S81、受信部で復調された監視信号の大きさから得られ
るレベルの調整指示信号S84と送話信号S1と、データ伝
送信号S2の大きさから得られるレベルの調整指示信号S
82〜S83を出力する外部自動測定器16と、該測定器16よ
り出力する位相差の指示信号S81及びレベルの調整指示
信号S82〜S84を入力して位相器8及び電子ボリューム7a
〜7cにそれぞれ位相合せ信号S10及びレベル調整信号S9a
〜S9cを出力すると共に、受信信号処理部5より出力す
るデータ伝送信号S2の指令にもとづいて基準信号の値に
なるように送信出力制御信号S7に対応する信号S11を出
力するプロセッサ12と、プロセッサ12により出力する送
信出力制御信号S7に対応する信号S11を入力してアナロ
グ変換するD/Aコンバータ13と、D/Aコンバータ13より出
力するアナログ変換された信号を基準電圧12とし基準電
圧S12と送信機3の出力信号を検波した信号S13を入力し
送信機3の送信出力制御端に送信出力制御信号S7を出力
する直流増幅器14と、プロセッサ12より出力する各電子
ボリューム7a〜7cへのレベル調整信号S9a〜S9c,送信出
力制御信号に対応する信号S11、A/Dコンバータ11の出力
レベル、位相器8への位相合せ信号S10及び送信出力
制御信号S7等のデータをプロセッサ12の指示に従い順次
記憶し、かつ又読出される保持型メモリ15を設けてなる
構成としたものである。
送話信号S1,データ伝送信号S2及び監視信号S3のレベル
は、外部自動測定器16からの調整指示信号S82〜S84に基
づきプロセッサ12から出力するレベル調整信号S9a〜S9c
により各電子ボリューム7a〜7cで自動的に調整され、換
言すれば、各信号S1〜S3の変調度が自動的に調整され
る。これらのデータはデータ保持型メモリ15に記憶さ
れ、電源を切ってもデータを保持し、次の調整時に利用
される。
は、外部自動測定器16からの調整指示信号S82〜S84に基
づきプロセッサ12から出力するレベル調整信号S9a〜S9c
により各電子ボリューム7a〜7cで自動的に調整され、換
言すれば、各信号S1〜S3の変調度が自動的に調整され
る。これらのデータはデータ保持型メモリ15に記憶さ
れ、電源を切ってもデータを保持し、次の調整時に利用
される。
受信入力レベル信号S5はA/Dコンバータ11に入力されて
ディジタル変換され、このディジタル変換された受信入
力レベル信号S5はプロセッサ12に入力され、受信機入力
レベルを判定して入力無しの時チャンネル指定信号S4を
シンセサイザに出力し、受信信号処理部5より出力する
データ伝送信号S2の指令にもとづいて送信出力制御信号
S7に対する信号S7が出力され、この送信出力制御信号S7
に対応する信号S11はD/Aコンバータ13によりアナログ変
換され、この出力を基準電圧S12として送信機3の出力
信号を検波した信号S13を直流増幅器14により直流増幅
し、この直流出力,即ち送信出力制御信号S7により送信
機3の出力が制御される。この場合のA/Dコンバータ11
の出力レベルと送信出力制御信号S7のデータも同様にデ
ータ保持型メモリ15に記憶される。
ディジタル変換され、このディジタル変換された受信入
力レベル信号S5はプロセッサ12に入力され、受信機入力
レベルを判定して入力無しの時チャンネル指定信号S4を
シンセサイザに出力し、受信信号処理部5より出力する
データ伝送信号S2の指令にもとづいて送信出力制御信号
S7に対する信号S7が出力され、この送信出力制御信号S7
に対応する信号S11はD/Aコンバータ13によりアナログ変
換され、この出力を基準電圧S12として送信機3の出力
信号を検波した信号S13を直流増幅器14により直流増幅
し、この直流出力,即ち送信出力制御信号S7により送信
機3の出力が制御される。この場合のA/Dコンバータ11
の出力レベルと送信出力制御信号S7のデータも同様にデ
ータ保持型メモリ15に記憶される。
監視信号S3は位相器8に入力され、プロセッサ12より出
力する位相合せ信号S12により位相合せされて位相器8
より出力される。換言すれば、監視信号S3で変調された
送信波と受信波の位相が正確に合わされ(0゜にされ)
る。このときの位相合せ信号S10はデータ保持型メモリ1
5に記憶される。
力する位相合せ信号S12により位相合せされて位相器8
より出力される。換言すれば、監視信号S3で変調された
送信波と受信波の位相が正確に合わされ(0゜にされ)
る。このときの位相合せ信号S10はデータ保持型メモリ1
5に記憶される。
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明装置の一対象例である自動車電話無線装
置の構成を示すブロック図、第2図は本発明装置の一実
施例の主要部の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図、第2図は本発明装置の一実
施例の主要部の構成を示すブロック図である。
第1図の自動車電話無線装置については既に説明したの
で省略する。
で省略する。
第2図においてまず、本発明の構成を説明する。
7a〜7dはそれぞれ送話信号S1,データ伝送信号S2,監視
信号S3及び2波組合せ信号S14のレベルを調整する電子
ボリュームで、例えば+3dB〜−3dBの範囲で、0.2dBず
つ変えることができ、抵抗とアナログスイッチとオペレ
ーショナルアンプで構成されている。これらの電子ボリ
ューム7a〜7dはマイクロプロセッサ12より出力するレベ
ル調整信号S9a〜S9dにより調整される。各電子ボリュー
ム7a〜7dは加算器23を経て送信機3の変調入力端に接続
されている。
信号S3及び2波組合せ信号S14のレベルを調整する電子
ボリュームで、例えば+3dB〜−3dBの範囲で、0.2dBず
つ変えることができ、抵抗とアナログスイッチとオペレ
ーショナルアンプで構成されている。これらの電子ボリ
ューム7a〜7dはマイクロプロセッサ12より出力するレベ
ル調整信号S9a〜S9dにより調整される。各電子ボリュー
ム7a〜7dは加算器23を経て送信機3の変調入力端に接続
されている。
13はマイクロプロセッサ12より出力する送信出力制御信
号S7に対応する信号S11をアナログ変換するD/Aコン
バータ、14はD/Aコンバータ13の出力を基準電圧S12とし
て,送信機3の出力信号を検波した信号S13を直流増幅
する直流増幅器で、これより送信出力制御直流電圧S7を
出力する。
号S7に対応する信号S11をアナログ変換するD/Aコン
バータ、14はD/Aコンバータ13の出力を基準電圧S12とし
て,送信機3の出力信号を検波した信号S13を直流増幅
する直流増幅器で、これより送信出力制御直流電圧S7を
出力する。
9は受信機4の中間周波数信号を増幅する対数増幅器、
10はこの対数増幅器9の出力を整流する整流器で、これ
より整流出力S5を出力する。11はこの整流出力S5をディ
ジタル変換するA/Dコンバータで、その出力はマイクロ
プロセッサ12に入力される。
10はこの対数増幅器9の出力を整流する整流器で、これ
より整流出力S5を出力する。11はこの整流出力S5をディ
ジタル変換するA/Dコンバータで、その出力はマイクロ
プロセッサ12に入力される。
8は受信機4より得られる監視信号(復調出力)S3を入
力する位相器、例えばシフトレジスタで、マイクロプロ
セッサ12より出力する位相合せ信号S10により監視信号S
3を位相合せ(位相を0゜に)し、位相の合った監視信
号S3を電子ボリューム7cに出力する。
力する位相器、例えばシフトレジスタで、マイクロプロ
セッサ12より出力する位相合せ信号S10により監視信号S
3を位相合せ(位相を0゜に)し、位相の合った監視信
号S3を電子ボリューム7cに出力する。
16は外部自動測定器、例えば外部コンピュータで、搬送
波を監視信号で変調して送信する送信部と、送信機3の
送信信号及び基地局の送信信号を受信して監視信号,送
話信号S1,データ伝送信号S2及び2波組合せ信号S14を
復調する受信部よりなる。この測定器16は、送信部の変
調された監視信号の位相と受信部の監視信号の位相から
求められる位相差の調整指示信号S81,受信部で復調さ
れた送話信号,データ伝送信号,監視信号及び2波組合
せ信号の大きさから得られるレベルの調整指示信号S82
〜S85を出力する。
波を監視信号で変調して送信する送信部と、送信機3の
送信信号及び基地局の送信信号を受信して監視信号,送
話信号S1,データ伝送信号S2及び2波組合せ信号S14を
復調する受信部よりなる。この測定器16は、送信部の変
調された監視信号の位相と受信部の監視信号の位相から
求められる位相差の調整指示信号S81,受信部で復調さ
れた送話信号,データ伝送信号,監視信号及び2波組合
せ信号の大きさから得られるレベルの調整指示信号S82
〜S85を出力する。
12はレベルの調整指示信号S82〜S85を入力して各電子ボ
リューム7a〜7dにレベル調整信号S9a〜S9dを,A/Dコン
バータ11の出力を入力して基準信号と比較し、基準信号
の値になるようD/Aコンバータ13に送信出力制御信号S7
に対応する信号S11を,位相差の調整指示信号S81を入力
してシフトレジスタ8には位相合せ信号S10を出力する
マイクロプロセッサである。このマイクロプロセッサ12
はA/Dコンバータ11より入力された受信入力レベル信号
(ディジタル信号)S5により通話回線を切断する等の制
御も行う。
リューム7a〜7dにレベル調整信号S9a〜S9dを,A/Dコン
バータ11の出力を入力して基準信号と比較し、基準信号
の値になるようD/Aコンバータ13に送信出力制御信号S7
に対応する信号S11を,位相差の調整指示信号S81を入力
してシフトレジスタ8には位相合せ信号S10を出力する
マイクロプロセッサである。このマイクロプロセッサ12
はA/Dコンバータ11より入力された受信入力レベル信号
(ディジタル信号)S5により通話回線を切断する等の制
御も行う。
15はデータ保持型メモリ(E2PROM)で、プロセッサ12よ
り出力する各電子ボリューム7a〜7cへのレベル調整信号
S9a〜S9c,送信出力制御信号に対応する信号S11、A/Dコ
ンバータ11の出力レベル、位相器8への位相合せ信号S
10及び送信出力制御信号S7等のデータをプロセッサ12の
指示に従い順次記憶し、かつ又読出されるものである。
り出力する各電子ボリューム7a〜7cへのレベル調整信号
S9a〜S9c,送信出力制御信号に対応する信号S11、A/Dコ
ンバータ11の出力レベル、位相器8への位相合せ信号S
10及び送信出力制御信号S7等のデータをプロセッサ12の
指示に従い順次記憶し、かつ又読出されるものである。
上記の構成においてその作用を説明する。
(イ)変調度の調整 送信信号S1,データ伝送信号S2,監視信号S3及び2波組
合せ信号S14のレベルは、外部コンピュータ16より出力
するレベルの調整指示信号S82〜S85に基づきマイクロプ
ロセッサ12から各電子ボリューム7a〜7dにシリアルに出
力されるレベル調整信号S9a〜S9dにより各電子ボリュー
ム7a〜7dが可変され自動的に調整され、加算器23を経て
送信機3の変調入力端に入力されて各信号S1〜S3,S14の
変調度が自動的に調整される。これらのデータはマイク
ロプロセッサ12によりデータ保持型メモリ15に入力され
て記憶され、電源を切ってもデータを保持し、次の調整
時に利用される。
合せ信号S14のレベルは、外部コンピュータ16より出力
するレベルの調整指示信号S82〜S85に基づきマイクロプ
ロセッサ12から各電子ボリューム7a〜7dにシリアルに出
力されるレベル調整信号S9a〜S9dにより各電子ボリュー
ム7a〜7dが可変され自動的に調整され、加算器23を経て
送信機3の変調入力端に入力されて各信号S1〜S3,S14の
変調度が自動的に調整される。これらのデータはマイク
ロプロセッサ12によりデータ保持型メモリ15に入力され
て記憶され、電源を切ってもデータを保持し、次の調整
時に利用される。
(ロ)送信出力の制御 マイクロプロセッサ12より出力する送信出力制御信号S7
に対応する信号S11は、D/Aコンバータ13によりアナログ
変換され、この出力を基準電圧S12として送信機3の出
力信号を検波した信号S13を直流増幅器14により直流増
幅し、この直流出力,即ち送信出力制御信号S7により送
信機3の出力が制御される。この場合のデータも同様に
データ保持型メモリ15に記憶される。
に対応する信号S11は、D/Aコンバータ13によりアナログ
変換され、この出力を基準電圧S12として送信機3の出
力信号を検波した信号S13を直流増幅器14により直流増
幅し、この直流出力,即ち送信出力制御信号S7により送
信機3の出力が制御される。この場合のデータも同様に
データ保持型メモリ15に記憶される。
(ハ)受信入力レベル信号のレベル調整 受信機4の中間周波数信号は対数増幅器9により増幅さ
れ、整流器10により整流されて受信入力レベル信号S5の
レベルが決定される。自動車電話無線装置ではこのレベ
ルが決まっており、それが例えば多数段階あって、それ
ぞれのレベルに正しく設定するには、整流出力、即ち受
信入力レベル信号S5をA/Dコンバータ11によりディジタ
ル変換し、マイクロプロセッサ12に入力して各入力レベ
ルを基準信号を用いて設定する。即ち、受信信号処理部
5より出力するデータ伝送信号S2の指令にもとづいて基
準信号の値になるよう送信出力制御信号に対応する信号
S11を変え、そのデータはデータ保持型メモリ15に記憶
される。この受信入力レベル信号S5は通話回線を切断す
る等の制御に供される。
れ、整流器10により整流されて受信入力レベル信号S5の
レベルが決定される。自動車電話無線装置ではこのレベ
ルが決まっており、それが例えば多数段階あって、それ
ぞれのレベルに正しく設定するには、整流出力、即ち受
信入力レベル信号S5をA/Dコンバータ11によりディジタ
ル変換し、マイクロプロセッサ12に入力して各入力レベ
ルを基準信号を用いて設定する。即ち、受信信号処理部
5より出力するデータ伝送信号S2の指令にもとづいて基
準信号の値になるよう送信出力制御信号に対応する信号
S11を変え、そのデータはデータ保持型メモリ15に記憶
される。この受信入力レベル信号S5は通話回線を切断す
る等の制御に供される。
(ニ)監視信号の位相調整 受信機4の復調出力である監視信号S3の周波数は5.970k
Hz,6.030kHz等であり、これらに監視信号の位相を正確
に合わせることになる。例えば監視信号S3の周波数が6.
000kHzの場合は、この監視信号S3がシフトレジスタ8に
入力され、測定器16より出力する位相差の指示信号S81
を入力してマイクロプロセッサ12より出力する位相合せ
信号S10により位相合せされてシフトレジスタ8より位
相の合った監視信号S3が出力される。換言すれば監視信
号S3で変調された送信波と受信波の位相が正確に合され
(位相を0゜にされ)る。このときの位相合せ信号S10
はデータ保持型メモリ15に記憶される。監視信号S3の周
波数が5.970kHz,6.030kHzの場合も同様に監視信号の位
相を正確に調整することができる。
Hz,6.030kHz等であり、これらに監視信号の位相を正確
に合わせることになる。例えば監視信号S3の周波数が6.
000kHzの場合は、この監視信号S3がシフトレジスタ8に
入力され、測定器16より出力する位相差の指示信号S81
を入力してマイクロプロセッサ12より出力する位相合せ
信号S10により位相合せされてシフトレジスタ8より位
相の合った監視信号S3が出力される。換言すれば監視信
号S3で変調された送信波と受信波の位相が正確に合され
(位相を0゜にされ)る。このときの位相合せ信号S10
はデータ保持型メモリ15に記憶される。監視信号S3の周
波数が5.970kHz,6.030kHzの場合も同様に監視信号の位
相を正確に調整することができる。
上述の説明より明らかなように本発明によれば、.送
話信号S1,データ伝送信号S2及び監視信号S3のレベル調
整(変調度調整)、送信機3の送信出力制御、受信入力
レベル信号S5のレベル調整及び監視信号S3の位相調整を
電気的に正確に自動で行うことができる。.このよう
に正確に自動調整できるので、製造ラインの自動化が容
易になる。.品質を一定にすることができる。.部
品の特性のバラツキを補正できる。.装置の自動検査
ができる。
話信号S1,データ伝送信号S2及び監視信号S3のレベル調
整(変調度調整)、送信機3の送信出力制御、受信入力
レベル信号S5のレベル調整及び監視信号S3の位相調整を
電気的に正確に自動で行うことができる。.このよう
に正確に自動調整できるので、製造ラインの自動化が容
易になる。.品質を一定にすることができる。.部
品の特性のバラツキを補正できる。.装置の自動検査
ができる。
第1図は本発明装置の一対象例である自動車電話無線装
置の構成を示すブロック図、第2図は本発明装置の一実
施例の主要部の構成を示すブロック図、第3図は従来の
変調度調整回路の一例を示すブロック図、第4図は従来
の送信出力制御回路の一例を示すブロック図、第5図は
従来の受信入力レベル信号の検出回路の一例を示すブロ
ック図、第6図は従来の位相調整回路の一例を示すブロ
ック図である。 1……送信信号処理部、2……シンセサイザ、3……送
信機、4……受信機、5……受信信号処理部、6……制
御部、7a〜7d……電子ボリューム、8……位相器(シフ
トレジスタ)、9……対数増幅器、10……整流器、11…
…A/Dコンバータ、12……(マイクロ)プロセッサ、13
……D/Aコンバータ、14……直流増幅器、15……データ
保持型メモリ(E2PROM)、16……外部自動測定器(外部コ
ンピュータ)、S1……送話信号、S2……データ伝送信
号、S3……監視信号、S4……チャンネル指定信号、S5…
…受信入力レベル信号、S6……受話信号、S7……送信出
力制御信号、S8……指示信号、S9a〜S9c……レベル調整
信号、S10……位相合せ信号、S11……送信出力制御信号
S7に対応する信号、S12……基準電圧、S13……送信機3
の出力信号を検波した信号、S14……2波組合せ信号。
置の構成を示すブロック図、第2図は本発明装置の一実
施例の主要部の構成を示すブロック図、第3図は従来の
変調度調整回路の一例を示すブロック図、第4図は従来
の送信出力制御回路の一例を示すブロック図、第5図は
従来の受信入力レベル信号の検出回路の一例を示すブロ
ック図、第6図は従来の位相調整回路の一例を示すブロ
ック図である。 1……送信信号処理部、2……シンセサイザ、3……送
信機、4……受信機、5……受信信号処理部、6……制
御部、7a〜7d……電子ボリューム、8……位相器(シフ
トレジスタ)、9……対数増幅器、10……整流器、11…
…A/Dコンバータ、12……(マイクロ)プロセッサ、13
……D/Aコンバータ、14……直流増幅器、15……データ
保持型メモリ(E2PROM)、16……外部自動測定器(外部コ
ンピュータ)、S1……送話信号、S2……データ伝送信
号、S3……監視信号、S4……チャンネル指定信号、S5…
…受信入力レベル信号、S6……受話信号、S7……送信出
力制御信号、S8……指示信号、S9a〜S9c……レベル調整
信号、S10……位相合せ信号、S11……送信出力制御信号
S7に対応する信号、S12……基準電圧、S13……送信機3
の出力信号を検波した信号、S14……2波組合せ信号。
Claims (1)
- 【請求項1】送話信号S1、データ伝送信号S2及び監視信
号S3を入力してフィルタリングを行う送信信号処理部1
と、チャンネル指定信号S4により送信用周波数f1と受信
用周波数f2を出力するシンセサイザ2と、送信信号処理
部1の出力で送信用周波数f1を変調して出力する送信機
3と、基地局から送信される送信信号を受信し受信用周
波数f2で中間周波数に変換し、該中間周波数を検波して
受信機入力の電界の強弱に対応する受信入力レベル信号
S5を復調すると共に中間周波数を周波数弁別して監視信
号S3、データ伝送信号S2及び受話信号S6を復調しフィル
タリングにより取出す受信機4と、受信機4より出力す
るデータ伝送信号S2をデコードし着呼信号を受信したこ
とが判った際、応答信号としてデータ伝送信号S2を出力
すると共に受信機4より出力する受話信号S6をフィルタ
リングにより取出す受信信号処理部5と、受信機4より
出力される監視信号S3及び受信信号処理部5より出力す
るデータ伝送信号S2を送信信号処理部1に伝送すると共
に受信機4より出力する受信入力レベル信号S5を入力し
て受信機入力レベルを判定し入力無しの時チャンネル指
定信号S4をシンセサイザ2に出力し、受信信号処理部5
より出力するデータ伝送信号S2の指令にもとづいて、送
信機出力が規定値になるように送信出力制御信号S7を送
信機3に出力する制御部6とよりなる無線装置におい
て、 送信信号処理部1には送話信号S1及び制御部6より出力
するデータ伝送信号S2をそれぞれレベル調整信号S9a,S
9bにより調整する電子ボリューム7a,7bと、受信機4よ
り制御部6を経て伝送される監視信号S3を入力し位相合
せ信号S10により送信機3より得られる監視信号の位相
に合せて出力する位相器8と、この位相器8より出力す
る監視信号S3をレベル調整信号S9cにより調整する電子
ボリューム7cと、前記各電子ボリューム7a〜7cの出力を
入力して加算し送信機3の変調入力端に出力する加算器
23を設け、制御部6には受信機4より得られる受信入力
レベル信号S5を入力してディジタル変換するA/Dコンバ
ータ11と、搬送波を監視信号で変調して送信する送信部
と、該送信部の送信信号、基地局の送信信号を受信して
監視信号、受話信号S6及びデータ伝送信号S2を復調する
受信部よりなり、この送,受信部での変調,復調された
監視信号の位相から求められる位相差の指示信号S81、
受信部で復調された監視信号の大きさから得られるレベ
ルの調整指示信号S84と送話信号S1と、データ伝送信号S
2の大きさから得られるレベルの調整指示信号S82〜S83
を出力する外部自動測定器16と、該測定器16より出力す
る位相差の指示信号S81及びレベルの調整指示信号S82〜
S84を入力して位相器8及び電子ボリューム7a〜7cにそ
れぞれ位相合せ信号S10及びレベル調整信号S9a〜S9cを
出力すると共に、受信信号処理部5より出力するデータ
伝送信号S2の指令にもとづいて、基準信号の値になるよ
うに送信出力制御信号S7に対応する信号S11を出力する
プロセッサ12と、プロセッサ12により出力する送信出力
制御信号S7に対応する信号S11を入力してアナログ変換
するD/Aコンバータ13と、D/Aコンバータ13より出力する
アナログ変換された信号を基準電圧S12とし基準電圧S12
と送信機3の出力信号を検波した信号S13を入力し送信
機3の送信出力制御端に送信出力制御信号S7を出力する
直流増幅器14と、プロセッサ12より出力する各電子ボリ
ューム7a〜7cへのレベル調整信号S9a〜S9c,送信出力制
御信号に対応する信号S11、A/Dコンバータ11の出力レベ
ル、位相器8への位相合せ信号S10及び送信出力制御信
号S7等のデータをプロセッサ12の指示に従い順次記憶
し、かつ又読出される保持型メモリ15を設けてなる自動
調整機能を有する無線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242150A JPH0616600B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 自動調整機能を有する無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63242150A JPH0616600B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 自動調整機能を有する無線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0289428A JPH0289428A (ja) | 1990-03-29 |
JPH0616600B2 true JPH0616600B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=17085066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63242150A Expired - Lifetime JPH0616600B2 (ja) | 1988-09-26 | 1988-09-26 | 自動調整機能を有する無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616600B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI83717C (fi) * | 1989-09-25 | 1991-08-12 | Nokia Mobile Phones Ltd | Foerfarande foer intrimning och kompensation av effektnivaoer i en radiotelefon. |
CN116052742B (zh) * | 2022-07-13 | 2024-07-02 | 成都海光集成电路设计有限公司 | 数据处理方法、装置、存储控制器、设备及介质 |
-
1988
- 1988-09-26 JP JP63242150A patent/JPH0616600B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0289428A (ja) | 1990-03-29 |
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