JPH0289428A - 自動調整機能を有する無線装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車電話無線装置等の無線装置に係り、特に
変調度調整、送信出力制御、受信入力レベル調整及び位
相調整等を自動的に行う自動調整機能を有する無線装置
に関する。

〔従来の技術〕

第１図は本発明装置の一対象例である自動車電話無線装
置の構成を示すブロック図である。送話信号Ｓ、と制御
部６より出力するデータ伝送信号Ｓ２゜監視信号Ｓ、及
び２波組合せ信号（ブツシュホンで使用）Ｓ１４は送信
信号処理部１に入力されてフィルタリングとレベルが調
整され、送信機３に入力される。制御部６より出力する
チャンネル指定信号Ｓ４がシンセサイザ２に入力され、
これより送信用周波数ｆＩと受信用周波数ｆ２が出力さ
れる。

送信機３は送信信号処理部１の出力で送信用周波数ｆ、
を変調し出力する。送信機３の出力は、制御部６より出
力する送信出力制御信号Ｓ７により制御される。共用器
２２は送信機３の出力をアンテナに、アンテナからの受
信入力を受信機４に送る役目を果たしている。通常、送
受信共にバントパスフィルタで構成されている。

受信機４は受信入力を受信用周波数ｒ２で中間周波信号
に変換し、復調して監視信号ＳＬ＋受話信号ｓＪび受信
入力レベル信号Ｓ５を出力する。監視信号（受信機４の
復調出力）Ｓ３と受信入力レベル信号Ｓ、は制御部６に
入力され、受信信号Ｓ６は受信信号処理部５によりフィ
ルタリングされて取り出される。受信入力レベル信号Ｓ
、は受信機４の中間周波数信号を対数増幅器９で増幅し
、整流器１０で整流して得られる信号（第５図参照）で
ある。また、監視信号Ｓ３はそれぞれの自動車電話無線
装置によって決められており、６ｋｌｌｚや４ｋＨｚが
使用されている。

このような無線装置において従来の変調度調整は第３図
示のように送話信号Ｓ１、　データ伝送信号Ｓ２＋監視
信号Ｓ、及び２波組合せ信号（ブツシュホンで使用する
）Ｓ、４をそれぞれ調整する機械的なボリューム１７ａ
＝１７ｄと、全体を調整する機械的なボリューム１７と
で行われている。これらのボリューＬ　１７ａ”１７ｄ
、１７の回転操作はロボットと自動測定器を組み合わせ
て行ったり、人間が行ったりしている。

自動車電話無線装置では、複数段階の送信出力制御を行
い、送信出力を可変している。第４図は８段階の送信出
力制御を行う場合のブロック図で、制御部６の３ビツト
の送信出力指定をデコーダ１８により解読し、その結果
指定された。８段階のうちの１つの段階の送信出力制御
信号（電圧）を制御部６より送信ｊａ３に出力するもの
である。機械的なボリューム１９１〜１９＠は送信出力
制御信号Ｓ。

を８段階に調整するためのものである。

従って８段階に応じた送信出力制御信号（直流電圧）Ｓ
、が得られ、この直流電圧Ｓ７により送信機３の電源電
圧を制御し、これによって送信機出力が制御されること
になる。

受信入力レベル信号Ｓ、は第５図示のように受信機４の
中間周波信号を対数増幅器９により増幅し、整流３１０
で整流して得られ、この整流電圧（直流電圧）を機械的
なボリューム２０により所望のレベルに調整される。こ
の受信入力レベル信号Ｓ、は通話回線を切断する等の制
御に供せられる。

ある種の自動車電話無線装置では監視信号Ｓ、に音声帯
域外である６ｋｔｌｚを使用している。基地局と移動局
の距離を測定するため、６ｋｌｌｚで変調された送信波
と受信波の位相を第６図示のように位相器８ａと機械的
なボリューム２１により合わせている。

即ち、６ｋｌｌｚの監視信号Ｓ３を位相器８ａに入力し
、機械的なボリューム２１により位相合せをして６ｋｌ
ｌｚの監視信号Ｓ３を出力している。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記従来装置における変調度調整は、変調
信号が送話信号Ｓ＋＋　データ伝送信号Ｓ２＋監視信号
Ｓ３及び２波組合せ信号Ｓ、の４種類と多（、従って使
用する機械的なボリューム１７ａ〜１７ｄ。

１７も多くなるため、自動測定器により測定したシリア
ル信号で各ボリュームによるレベルを指定し、そのレベ
ルの信号を測定して再び各ボリュームを調整するなど調
整に時間がかかる。

送信出力制御にあっては、段階数に応じた機械的なボリ
ューム１９１〜１９ｇが必要であり、各段階毎に所望の
送信出力制御信号Ｓ、を得るための調整が困難である。

受信入力レベル調整にあっては、機械的なボリューム２
０により所望のレベルに合せているが、受信入力電圧と
、整流出力電圧がリニアとならない（中間周波増幅器の
各段で増幅度が異なるために整流出力と受信入力がリニ
アとならない）ため、受信入力電圧の判定に誤差を生じ
る。また、自動車電話無線装置では多数段階のレベルが
あるが、そのレベルは決まっており、そのレベルに正し
く設定することは困難である。

監視信号Ｓ３の位相調整にあっては、位相器８ａと機械
的なボリューム２１により位相調整しているが、機械的
なボリューム２１による調整であるため、位相合せが難
しい。例えば６．０００ｋＨｚの監視信号Ｓ３について
は位相合わせ（位相をθ°にする）ができるが、５．９
７０ｋＨｚ、　６．０３０ｋｌｌｚの場合は±１０’程
度、位相がずれていた。

以上のように従来の自動車電話無線装置では、変調度調
整、送信出力制御、受信入力レベル調整及び監視信号の
位相調整に多くの機械的なボリュームを必要とし、ロボ
ットを用いても多大の調整時間を要するばかりでなく、
小型の無線装置の場合、装置を送信機３．受信機４．制
御部６等に分離して調整することが困難であり、完全に
組み立てた状態で調整しようとしても゛機械的なボリュ
ームではできないという課題があった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明装置は上記の課題を解決するため、第１図、第２
図示のように送話信号Ｓ１とデータ伝送信号Ｓ！及び監
視信号Ｓ、を入力してフィルタリングを行う送信信号処
理部１と、チャンネル指定信号Ｓ４により送信用周波数
ｆ、と受信用周波数ｆ２を出力するシンセサイザ２と、
送信信号処理部１の出力で送信用周波数ｆ、を変調して
出力する送信＠３と、変調された信号を受信し受信用周
波数ｆ２で復調して監視信号Ｓ３通話回線の切断等に供
される受信入力レベル信号Ｓ、及び受話信号Ｓ６を出力
する受信機４と、受話信号Ｓ６をフィルタリングにより
取出す受信信号処理部５と、監視信号Ｓｆｆ＋受信人カ
レヘルレベＳ、を入力し送信機３の送信出力を制御する
送信出力制御信号Ｓ？＋データ伝送信号Ｓ２．監視信号
Ｓ、及びチャンネル指定信号Ｓ４を出力する制御部６と
よりなる無線装置において、送話信号Ｓ＋＋データ伝送
信号Ｓ２及び監視信号Ｓ３をそれぞれ調整して送信機３
の変調入力端に出力する電子ボリューム７ａ〜７ｃと、
受信機４より得られる監視信号Ｓ３と送信機３より得ら
れる監視信号Ｓ、の位相を合せる位相器８と、受信機４
の中間周波数信号を対数増幅器９に入力しその出力を整
流器１０により整流して得られる受信入力レベル信号Ｓ
５をディジタル変換するＡ／Ｄコンバータ１１と、この
Ａ／Ｄコンバータ１１の出力と外部自動測定器１６の指
示信号Ｓ８を入力し当該指示信号Ｓｌｌに基づいて各電
子ボリューム７ａ〜７ｃ及び位相器８をそれぞれ制御す
るレベル調整信号Ｓ。−５’ｌｃ及び位相合せ信号Ｓ１
０と、送信出力制御信号Ｓ、に対応する信号Ｓ１１を出
力するプロセッサ１２と、信号Ｓ１１　の出力をアナロ
グ変換するＤ／Ａコンバータ１３と、このＤ／Ａコンバ
ータ１３の出力を基準電圧５１２とし、この基準電圧Ｓ
Ｉ２と送信機３の出力を検波した信号ＳＩ：ｌを入力し
送信機３の送信出力制御端に送信出力制御信号Ｓ、を出
力する直流増幅器１４と、プロセッサ１２との間で各電
子ボリューム７ａ〜７Ｃによるレベル、送信出力制御信
号Ｓ、に対応する信号Ｓ目、＾／Ｄコンバータ１１の出
力レベル及び位相器８への位相合せ信号Ｓ１０等のデー
タの読み取り読み出しを行うデータ保持型メモリ１５と
で構成したものである。

〔作　用〕

送話信号Ｓ１、　データ伝送信号Ｓ２及び監視信号Ｓ３
のレベルは、外部自動測定器１６からの指示信号Ｓ８に
基づきプロセッサ１２から出力するレベル調整信号Ｓ、
ｌｌ〜Ｓ’ｌｃにより各電子ボリューム７ａ〜７Ｃで自
動的に調整され、換言すれば、各信号３１〜Ｓ３の変調
度が自動的に調整される。これらのデータはデ−タ保持
型メモリ１５に記憶され、電源を切ってもデータを保持
し、次の調整時に利用される。

プロセッサ１２より出力する送信出力制御信号Ｓ。

に対応する信号Ｓ、はＤ／Ａコンバータ１３によりアナ
ログ変換され、この出力を基準電圧Ｓ１２として送信機
３の出力信号を検波した信号３．３を直流増幅器１４に
より直流増幅し、この直流出力、即ち送信出力制御信号
Ｓ、により送信機３の出力が制御される。この場合のデ
ータも同様にデータ保持型メモリ１５に記憶される。

受信機４の中間周波数信号は対数増幅器９により増幅さ
れ、整流器１０により整流されて受信入力レベル信号Ｓ
、のレベルが決定される。この受信入力レベル信号Ｓ、
はＡ／Ｄコンバータ１１によりディジタル変換されてプ
ロセッサＩ２に入力され、各段階の入力レベルが基準信
号を用いて設定され、そのデータはデータ保持型メモリ
１５に記憶される。

監視信号Ｓ３は位相器８に入力され、プロセッサ１２よ
り出力する位相合せ信号Ｓ１０により位相合せされて位
相器８より出力される。換言すれば、監視信号Ｓ３で変
調された送信波と受信波の位相が正確に合わされ（０′
にされ）る。このときの位相合せ信号Ｓ１０はデータ保
持型メモ１月５に記憶される。

〔実施例〕

以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明装置の一対象例である自動車電話無線装
置の構成を示すブロック図、第２図は本発明装置の一実
施例の主要部の構成を示すブロック図である。

第１図の自動車電話無線装置については既に説明したの
で省略する。

第２図においてまず、本発明の詳細な説明する。

７ａ〜７ｄはそれぞれ送話信号Ｓ、データ伝送信号Ｓ２
＋監視信号Ｓ、及び２波組合せ信号５１４のレベルを調
整する電子ボリュームで、例えば＋３ｄＢ〜３ｄＢの範
囲で、０．２ｄＢずつ変えることができ、抵抗とアナロ
グスイッチとオペレーショナルアンプで構成されている
。これらの電子ボリューム７ａ〜７ｄはマイクロプロセ
ッサ１２より出力するレベル調整信号ｓｑｍ〜ｓｑａに
より調整される。各電子ボリューム７ａ〜７ｄは加算器
２３を経て送信器３の変調入力端に接続されている。

１３はマイクロプロセッサ１２より出力する送信出力制
御信号Ｓ、に対応する信号Ｓ１１をアナログ変換するＤ
／Ａコンバータ、１４はＤ／Ａコンバータ１３の出力を
基準電圧Ｓ１２として、送信機３の出力信号を検波した
信号５１３を直流増幅する直流増幅器で、これより送信
出力制御直流電圧Ｓ７を出力する。

９は受信機４の中間周波信号を増幅する対数増幅器、ｌ
Ｏはこの対数増幅器９の出力を整流する整流器で、これ
より整流出力Ｓ５を出力する。１１はこの整流出力Ｓ５
をディジタル変換するＡ／Ｄコンバータで、その出力は
マイクロプロセッサ１２に入力される。

８は受信機４より得られる監視信号（復調出力）Ｓ３を
入力する位相器、例えばシフトレジスタで、マイクロプ
ロセッサ１２より出力する位相合せ信号Ｓ１０により監
視信号Ｓ３を位相合せ（位相を００に）し、位相の合っ
た監視信号Ｓ３を電子ボリューム７ｃに出力する。

１６は外部自動測定器、例えば外部コンピュータで、変
調度を測定し、その結果によりシリアルに指示信号Ｓ、
を出力する。１２はこの指示信号Ｓ、とＡ／Ｄコンバー
タ１１の出力を入力し、各電子ボリューム７ａ〜７ｄに
レベル調整信号Ｓ　９　ａ　”’　Ｓ　Ｑ　ｄを、　Ｄ
／Ａコンバータ１３に送信出力制御信号Ｓ７に対応する
信号Ｓを、シフトレジスタ８には位相合せ信号Ｓ１０を
出力するマイクロプロセッサである。このマイクロプロ
セッサ１２はＡ１０コンバータ！Ｉより人力された受信
入力レベル信号（ディジタル信号）Ｓｓにより通話回線
を切断する等の制御も行う。

１５はデータ保持型メモリ　（Ｅ”ＦＲＯＭ）で、マイ
クロプロセッサ１２との間で、各電子ボリューム７ａ〜
７ｄによるレベル、送信出力制御信号Ｓ、に対応する信
号Ｓｌｌ、　Ａ／Ｄコンバータ１１の出力レベル及びシ
フトレジスタ８への位相合せ信号Ｓ１０等のデータの読
み取り、読み出しを行うものである。

上記の構成においてその作用を説明する。

（イ）変調度の調整 送信信号Ｓ１、　データ伝送信号Ｓ２．監視信号Ｓ、及
び２波組合せ信号Ｓ１４のレベルは、外部コンピュータ
１６により測定された変調度に従い出力される指示信号
Ｓ８に基づきマイクロプロセッサ１２から各電子ボリュ
ーム７ａ〜７ｄにシリアルに出力されるレベル調整信号
５９ａ〜ｓ、ａにより各電子ボリューム７ａ〜７ｄが可
変され自動的に調整され、加算器２３を経て送信機３の
変調入力端に入力されて各信号Ｓ１〜Ｓ：ｌ、Ｓｌ・４
の変調度が自動的に調整される。これらのデータはマイ
クロプロセッサ１２によりデータ保持型メモ１月５に入
力されて記憶され、電源を切ってもデータを保持し、次
の調整時に利用される。

（ロ）送信出力の制御 マイクロプロセッサ１２より出力する送信出力制御信号
Ｓ、に対応する信号Ｓｌｌ　は、Ｄ／Ａコンバータ１３
によりアナログ変換され、この出力を基準電圧Ｓｌ！と
して送信機３の出力信号を検波した信号ｓｒｓを直流増
幅器１４により直流増幅し、この直流出力。

即ち送信出力制御信号Ｓ、により送信機３の出力が制御
される。この場合のデータも同様にデータ保持型メモｉ
月５に記憶される。

（ハ）受信入力レベル信号のレベル調整受信機４の中間
周波信号は対数増幅器９により増幅され、整流器１０に
より整流されて受信入力レベル信号Ｓ５のレベルが決定
される。自動車電話無線装置ではこのレベルが決まって
おり、それが例えば多数段階あって、それぞれのレベル
に正しく設定するには、整流出力、即ち受信入力レベル
信号Ｓ、をＡ／Ｄコンバータ１１によりディジタル変換
し、マイクロプロセッサ１２に入力して各入力レベルを
基準信号を用いて設定し、そのデータはデータ保持型メ
モ１月５に記憶される。この受信入力レベル信号Ｓ、は
通話回線を切断する等の制御に供される。

（ニ）監視信号の位相調整 受信機４の復調出力である監視信号Ｓ３の周波数は５．
９７０ｋｌｊｚ、　６．０３０ｋＨｚ等であり、これら
に監視信号の位相を正確に合わせることになる。例えば
監視信号Ｓ、の周波数が６．０００ｋＨｚの場合は、こ
の監視信号Ｓ、がシフトレジスタ８に入力され、マイク
ロプロセッサ１２より出力する位相合せ信号Ｓ１０によ
り位相合せされてシフトレジスタ８より位相の合った監
視信号Ｓ、が出力される。換言すれば監視信号Ｓ、で変
調された送信波と受信波の位相が正確に合され（位相を
０°にされ）る。このときの位相合せ信号５１０はデー
タ保持型メモリ１５に記憶される。監視信号Ｓ３の周波
数が５．９７０ｋＨｚ、　６．０３０ｋＨｚの場合も同
様に監視信号の位相を正確に調整することができる。

〔発明の効果〕

上述の説明より明らかなように本発明によれば、■、送
話信号Ｓ＋＋　データ伝送信号Ｓ２及び監視信号Ｓ、の
レベル調整（変調度調整）、送信機３の送信出力制御、
受信入力レベル信号Ｓ、のレベル調整及び監視信号Ｓ、
の位相調整を電気的に正確に自動で行うことができる。

■、このように正確に自動調整できるので、製造ライン
の自動化が容易になる。

０６品質を一定にすることができる。■３部品の特性の
バラツキを補正できる。■、装置の自動検査ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一対象例である自動車電話無線装
置の構成を示すブロック図、第２図は本発明装置の一実
施例の主要部の構成を示すブロック図、第３図は従来の
変調度調整回路の一例を示すブロック図、第４図は従来
の送信出力制御回路の一例を示すブロック図、第５図は
従来の受信入力レベル信号の検出回路の一例を示すブロ
ック図、第６図は従来の位相調整回路の一例を示すブロ
ック図である。 １・・・・・・送信信号処理部、２・・・・・・シンセ
サイザ、３・・・・・・送信機、４・・・・・・受信機
、°５・・・・・・受信信号部、理部、６・・・・・・
制御部、７ａ〜７ｄ・・・・・・電子ボリューム、８・
・・・・・位相器（シフトレジスタ）、９・・・・・・
対数増幅器、１０・・・・・・整流器、１１・・・・・
・＾／Ｄコンバータ、１２・・・・・・　（マイクロ）
プロセッサ、１３・・・・・・Ｄ／Ａコンバータ、１４
・・・・・・直流増幅器、１５・・・・・・データ保持
型メモリ　（Ｅ”ＦＲＯＭ）　、１６・・・・・・外部
自動測定器（外部コンピュータ）、Ｓｌ・・・・・・送
話信号、Ｓ２・・・・・・データ伝送信号、Ｓ、・・・
・・・監視信号、Ｓ４・・・・・・チャンネル指定信号
、Ｓ、・・・・・・受信入力レベル信号、Ｓ６・・・・
・・受話信号、Ｓ７・・・・・・送信出力制御信号、Ｓ
ｌｌ・・・・・・指示信号、ＳＱｍ””Ｓ９ｃ・・・・
・・レベル調整信号、Ｓ１０・・・・・・位相合せ信号
、Ｓ１１・・・・・・送信出力制御信号Ｓ、に対応する
信号、ＳＩ２・・・・・・基準電圧、Ｓ１１・・・・・
・送信機３の出力信号を検波した信号、ＳＩ４・・・・
・・２波組合せ信号。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送話信号Ｓ＿１とデータ伝送信号Ｓ＿２及び監視信号Ｓ
   ＿３を入力してフィルタリングを行う送信信号処理部１
   と、チャンネル指定信号Ｓ＿４により送信用周波数ｆ＿
   １と受信用周波数ｆ＿２を出力するシンセサイザ２と、
   送信信号処理部１の出力で送信用周波数ｆ＿１を変調し
   て出力する送信機３と、変調された信号を受信し受信用
   周波数ｆ＿２で復調して監視信号Ｓ＿３通話回線の切断
   等に供される受信入力レベル信号Ｓ＿５及び受話信号Ｓ
   ＿６を出力する受信機４と、受話信号Ｓ＿６をフィルタ
   リングにより取出す受信信号処理部５と、監視信号Ｓ＿
   ３、受信入力レベル信号Ｓ＿５を入力し送信機３の送信
   出力を制御する送信出力制御信号Ｓ＿７、データ伝送信
   号Ｓ＿２、監視信号Ｓ＿３及びチャンネル指定信号Ｓ＿
   ４を出力する制御部６とよりなる無線装置において、送
   話信号Ｓ＿１、データ伝送信号Ｓ＿２及び監視信号Ｓ＿
   ３をそれぞれ調整して送信機３の変調入力端に出力する
   電子ボリューム７ａ〜７ｃと、受信機４より得られる監
   視信号Ｓ＿３と送信機３より得られる監視信号Ｓ＿３の
   位相を合せる位相器８と、受信機４の中間周波数信号を
   対数増幅器９に入力しその出力を整流器１０により整流
   して得られる受信入力レベル信号Ｓ＿５をディジタル変
   換するＡ／Ｄコンバータ１１と、このＡ／Ｄコンバータ
   １１の出力と外部自動測定器１６の指示信号Ｓ＿８を入
   力し当該指示信号Ｓ＿８に基づいて各電子ボリューム７
   ａ〜７ｃ及び位相器８をそれぞれ制御するレベル調整信
   号Ｓ＿９＿ａ〜Ｓ＿９＿ｃ及び位相合せ信号Ｓ＿１＿０
   と、送信出力制御信号Ｓ＿７に対応する信号Ｓ＿１＿１
   を出力するプロセッサ１２と、信号Ｓ＿１＿１の出力を
   アナログ変換するＤ／Ａコンバータ１３と、このＤ／Ａ
   コンバータ１３の出力を基準電圧Ｓ＿１＿２とし、この
   基準電圧Ｓ＿１＿２と送信機３の出力を検波した信号Ｓ
   ＿１＿３を入力し送信機３の送信出力制御端に送信出力
   制御信号Ｓ＿７を出力する直流増幅器１４と、プロセッ
   サ１２との間で各電子ボリューム７ａ〜７ｃによるレベ
   ル、送信出力制御信号Ｓ＿７に対応する信号Ｓ＿１＿１
   、Ａ／Ｄコンバータ１１の出力レベル及び位相器８への
   位相合せ信号Ｓ＿１＿０等のデータの読み取り読み出し
   を行うデータ保持型メモリ１５とで構成した自動調整機
   能を有する無線装置。