JPH03295474A - 受信アンテナの出力レベル測定装置 - Google Patents
受信アンテナの出力レベル測定装置Info
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
力レベル測定装置に関する。
信信号の中から使用者が指定した所定チャンネルの通信
信号を選局し、この選局した通信信号を検波して、その
検波電圧を絶対レベルに変換して表示するようにされて
いる。
局した通信信号を検波する検波回路までの信号系の特性
のばらつきにより、検波電圧が変動し、絶対レベルの表
示値には誤差が生ずるといった問題があった。そこで従
来では、各装置毎に、測定結果の誤差を表記した較正表
を付けている。
に、この較正表を使用して装置に表示された絶対しベル
を補正しなければならず、測定作業が煩雑となってしま
う。また較正表の読み違いや計算間違い等により、絶対
レベルを誤って測定してしまうこともある。
系の特性にばらつきがあっても、常に正確な絶対レベル
を表示できるようにした受信アンテナの出力レベル測定
装量を提供することを目的としてなされた [課題を解決するだめの手段] 即ち上記目的を達するためになされた本発明は、第1図
に例示する如く、 受信アンテナから出力される受信信号の中から所定チャ
ンネルの通信信号を選局する選局回路と、該選局された
通信信号乞検波する検波回路と、該検波回路から出力さ
れる検波電圧から上記通信信号の絶対レベルを換算する
ための換算データが予め記憶された記憶手段と、 該記憶手段に記憶された換算データに基づき、上記検波
電圧から上記通信信号の絶対レベル包算出し、表示装置
に表示する絶対レベル算出手段と、を備えた受信アンテ
ナの出力レベル測定装置において、 外部から、上記選局回路の選局チャンネル、通信信号の
絶対レベル、及び換算データの校正指令、を夫々入力す
るための入力端子を設けると共に、該入力端子から校正
指令が入力されているとき、上記選局回路の選局チャン
ネルを上記入力端子から入力された選局チャンネルに制
御する選局制御手段と、 該選局制御手段が上記選局回路の選局チャンネルを制御
すると、上記検波回路から出力される検波電圧を読み込
み、該検波電圧と上記入力端子から入力された絶対レベ
ルとを対応付けて上記記憶手段に格納することにより、
上記換算データを更新する換算データ更新手段と、 を備えたこと乞特徴とする受信アンテナの出力レベル測
定装置を要旨どしている。
いて、入力端子に校正指令が入力されていないときに(
表組対レベル算出手段が、記憶手段に記憶された換算デ
ータに基づき、検波回路から出力される選局回路にて選
局された通信信号の検波電圧の絶対レベルを算出し、表
示装置に表示する。−力入力端子に校正指令が入力され
ると、選局制御手段が、選局回路の選局チャンネルを入
力端子から入力された選局チャンネルに制御し、換算デ
ータ更新手段が、検波回路から出力される検波電圧と入
力端子から入力された絶対レベルとを対応付けて記憶手
段l二格納することにより、換算デ〜り夕更新する。
所定(本実施例ではl G Hz帯)の中間周波信号に
変換して出力する通信衛星電波受信用パラボラアンテナ
(受信アンテナ)からの受信信号の出力レベルを測定す
る出力レベル測定装置全体の構成を表す概略構成図であ
る。
友受信信号入力端子]2に入力された受信アンテナから
の受信信号(950〜1880Ml−12)を増幅する
増幅回路14と、この増幅された受信信号レベルを減衰
させる可変減衰器16と、1350〜2280MHzの
間で発振周波数を変更可能な可変発振回路]8と、可変
発振回路18からの8力信号と可変減衰器16からの受
信信号とを混合して、受信信号中の特定チャンネルの通
信信号を400MHz帯(中心周波数402.78MH
z)の信号に変換するミキサ20と、ミキサ20からの
出力信号を増幅する増幅回路22と、増幅回路22にて
増幅された信号の中から400MHz帯の特定チャンネ
ルの通信信号(中心周波数402.78MHz、 帯域
幅±5MHz)のみを通過させるバンドパスフィルタ(
以下単にBPFという。)24と、からなる周知の選局
回路26が備えられている。
の4N 選局回路26からの出力信号を検波する検波回
路28、検波回路28から出力される検波電圧VDをデ
ジタル信号に変換するA/Dコンバータ(以下単にAD
Cという。)30、レベル測定時に選局チャンネルの指
定やレベル測定の開始指令等を行うための操作部32、
液晶表示パネル等からなる表示部34、この表示部34
を駆動する表示回路36、当該装置1oをレベル測定モ
ードから校正モードに変更するための校正指令や9校正
に必要な校正用選局チャンネル、校正用入力レベルを入
力するための制御信号入力端子38、及び、制御信号入
力端子38や操作部32からの入力信号に応じて後述の
レベル測定ルーチン。
ROM40b、 不揮発性のRAM40cを中心とする
周知のマイクロコンピュータにより構成された制御回路
40が備えられている。
0で(よ第3図(a)に示す如く、受信アンテナ50の
出力端子52と受信信号入力端子12とを同軸ケーブル
54にて接続し、装置前面に設けられた操作部32を操
作して選局チャンネルを指定すると、制御回路40が図
示しない選局ルーチンを実行して、その選局チャンネル
に応じて可変発振回路18の発振周波数を調整し、選局
回路26にて指定した選局チャンネルの通信信号を選局
させる。そしてその後操作部32を操作してレベル測定
開始指令を入力すると、制御回路40が第4図1こ示す
レベル測定ルーチンを実行し、その選局チャンネルの入
力レベル(絶対値)を表示部34に表示する。
、まずステップ100にて、ADC30を介して検波回
路28から出力されている検波電圧VDを読み込み、ス
テップ]]0に移行して、この読み込んだ検波電圧VD
が予めRAM40c内に格納されている上限値VDma
xを越えているか否かを判断する。ここで上限値V D
max (1検波回路28への通信信号の入力レベルが
最適レベルとなるように可変減衰器16の減衰量ATT
を10[dB]ステップで増加させるための基準値であ
り、後述の校正ルーチンにて予め設定さね 第5図(a
)に示す如く、RAM40c内に、各選局チャンネル毎
に、減衰量ATTをパラメータとする上限値マツプとし
て記憶されている。このためステップ110で(よ R
AM40 cから現在の選局チャンネルに対応する上限
値マツプを抽出して、減衰量ATTに対する上限値V
Dmaxを読み込み、この値V Dmaxと検波電圧V
Dとを大小比較する。
VDmaxを越えたと判断されると、次ステツプ120
に移行して、現在の可変減衰器16の減衰量ATTが最
大減衰量ATTmaxになっているか否かを判断し、減
衰量ATTが最大減衰量A T Tmaxになっている
場合には、これ以上可変減衰器16の減衰量ATTを増
加することができず、現在選局している通信信号のレベ
ル測定は不可能であるため、ステップ130に移行して
、その旨(オーバフロー)を表示部34に表示し、当該
処理を終了する。
TTmaxになっていないと判断されると、ステップ]
40に移行する。そしてステップ140で(よ可変減衰
器16の減衰量ATTを現在の値から10[dB]増加
させるべく、可変減衰器16の制御電圧を変更し、再度
ステップ100に移行する。尚この制御電圧(よ上限値
V Dmaxと同様、後述の校正ルーチンにて予め設定
された値であり、第5図(b)に示す如く、RAM40
c内に、各選局チャンネル毎に、減衰量ATTをパラメ
ータとする制御電圧マツプとして記憶されている。従っ
てステップ]40でfi RAM40cから現在の選
局チャンネルに対応する制御電圧マツプを抽出して、現
在の減衰■ATTより10[dB]大きい減衰[ATT
に対する制御電圧を読み込み、この読み取った制御電圧
を可変減衰器16に印加する。
max以下であると判断されると、ステップ]50に移
行し、今度は検波電圧VDが下限値VDminを下回っ
ているか否かを判断する。そして検波電圧VDが下限値
V Dminを下回っていると判断されると、ステップ
160に移行して、現在の可変減衰器]6の減衰量AT
Tは最小減衰量AT Trninになっているか否かを
判断し、減衰量ATTが最小減衰量A T Tm1nに
なっている場合に(よ これ以上可変減衰器16の減衰
量ATTを減少させることができず、現在選局している
通信信号のレベル測定は不可能であるため、ステップ]
70に移行して、その旨(アンダフロー)を表示1−だ
後、当該処理を終了する。また逆に減衰量ATT−が最
小減衰量A T Tm1nになっていない場合二は、ス
テップ180に移行して、上記ステップ]40とは逆に
、可変減衰器16の減衰量A T’ Tを現在の値から
10[dB]低下させるべく、可変減衰器]6の制御電
圧マツプし、再度ステップ100に移行する。尚検波電
圧VDの下限値V Dminには、予め固定値(本実施
例ではO25[V])が設定されている。
min以上であると判断された場合、即ち検波電圧VD
は上下限値V Dmax 、 V Dminで決定さ
れる所定範囲内にあると判断されると、ステップ]90
に移行して、現在校正ルーチンを実行中であるか否かを
判断する。そして現在校正ルーチンの実行中である場合
には、そのまま処理を終了し、校正ルーチンの実行中で
なければ、即ち当該装置がレベル測定モードにある場合
には、ステップ200に移行して、ステップ100にて
読み込んだ検波電圧VDに基づき、RAM40cに記憶
されている第5図(c)に示す如きレベル換算マツプを
用いた周知の補間割算を行うことにより入力レベル(絶
対値)を算出し、次ステツプ210にて、この算出され
た入力レベルを表示部34に表示した後、処理を終了す
る。尚このレベル換算マツプは、前述の換算データに相
当するもので、上述の上限値マツプや制御電圧マツプと
同様、後述の校正ルーチンにて予め設定さk RAM
40Cに、第5図(C)に示すように、各選局チャンネ
ル、各減衰量毎に、検波電圧VDと入力レベルとを対応
付けて記憶されている。このためステップ200でLt
、 RA M 40 cから現在の選局チャンネル及
び減衰量A 1− Tに対応するレベル換算マツプを抽
出し、このマツプから検波電圧VDに最も近い二つの入
力レベルを読み込み、周知の補間計算を行うといった手
順で、選局チャンネルの入力レベルを算出する。
出力される検波電圧をレベル換算マツプを用いて1ノベ
ル換算して、表示部34に表示するため、受信信号入力
端子]2からADC30までの信号系に特定のばらつき
があっても、RAM40cに記憶されているレベル換算
マツプを初めとする上記各マツプのデータが正確であれ
ば、受信アンテナ50から出力される受信信号の各チャ
ンネル毎の絶対レベルを、常に正確に測定することがで
きる。尚本実施例では、このレベル測定ルーチンが絶対
レベル算出手段に相当する。
について説明する。
(b)に示す如く、受信信号入力端子12二信号発生器
60の信号出力端子62を同軸ケーブル64F介して接
続すると共に、制御信号入力端子38に当該出力レベル
測定装置]0を校正するための校正装置66を接続する
。
ンピュータにより構成されており、上記のように接続さ
れると、まず出力レベル測定装置の制御信号入力端子3
8に校正指令信号を入力し、その後予め記憶された制御
プログラムに従って、出力レベル測定装置]0が選局可
能な全ての選局チャンネルについて、各選局チャンネル
毎に順次以下の動作を行なうようにされている。
ンネルに対応した周波数の信号を信号発生器60から発
生させると共に、その信号レベル(絶対値)を43 [
d8μ]から105 [d8μ]まで2[dB]ステッ
プで順次増加させ、そのときの選局チャンネル及び信号
レベルを、夫々、校正用選局チャンネル、校正用入力レ
ベルとして、出力レベル測定装置10の制御信号入力端
子38に入力する。
]ステップで増加させるだけでなく、2 [dB]ステ
ップで増加させた信号レベルが55. 65. 75.
85.95[d8μ]のいずれかになったときに1よ−
H信号レベルを2 [dB]低下させ(即ち53゜63
.73,83.93[d8μ]とし)、その後再度2
[dB]ステップで増加させるといった手順で、信号レ
ベルを43 [d8μ]から105 [d8μ]まで増
加させる。
と、出力レベル測定装置]O側では、校正装置66から
の校正指令信号により校正ルーチンが起動し、第6図の
フローチャートに沿って校正ルーチンを実行する。
テップ300にて10校正装置66から入力される校正
用選局チャンネルを読み込み、続くステップ310にて
、その選局チャンネルに応じて、可変発振回路18の発
振周波数を調整し、選局回路26にて信号発生器60か
らの8力信号を選局させる。次にステップ320では、
以降の処理で使用する算出減衰量ATTOに初期値0
[dB]を設定し、ステップ330に移行する。
る検波電圧VDの上限値V Dmaxとして所定の最大
値(例えば5[V])を設定すると共に、その下限値V
Dminとして固定値(既述したように本実施例では
0.5[V])を夫々設定し、続くステップ340に移
行して、校正装置66から入力される校正用入力レベル
を読み込み、これが信号発生器60から入力される最小
の信号レベル(即ち、43[d8μ])、であるか、或
は信号レベルの増加中に一旦低下する信号レベル(53
,63゜73.83,93[d8μ])であるかを確認
し、続くステップ350に移行する。尚このステップ3
40にて、校正用入力レベルが、43. 53. 63
.73,83,93[d8μ]のうちのいずれがである
旨が確認できない場合に(よ何等かの異常があるため、
表示部34にエラー表示を行ない、処理を一旦終了する
。
算出減衰量ATT○に制御するために予め設定された制
御電圧VATTを可変減衰器]6に出力し、続くステッ
プ360にて、ADC30を介して検波電圧VDを読み
込む。そして続くステップ370で(よ この読み込ん
だ検波電圧VDが下限値V Dminを越えているか否
かを判断し、検波電圧VDが下限値V Dminを越え
ている場合には、ステップ380に移行して、可変減衰
器16の減衰量を増加させるべく、制御電圧V ATT
を減少させ、再度ステップ360に移行する。
いて、制御電圧が増加する程、減衰量が低下するように
構成されているため、このステップ380で(よ制御電
圧VATTを減少させているが、可変減衰器16に、制
御電圧が増加する程減衰量が増加するように構成された
可変減衰器を用いた場合に1表 このステップ380で
は制御電圧VATTを増加させることとなる。
minを越えていないと判断されると、今度はステップ
390に移行して、検波電圧VDが下限値V Dmin
を下回っているか否かを判断する。
る場合に(よ ステップ400に移行して、可変減衰器
16の減衰量を低下させるべく、制御電圧VATTを増
加させた後、再度ステップ360に移行し、そうでなけ
れ(戴即ち検波電圧VDと下限値VDmin (0,
5[V])とが一致している場合には、ステップ410
にて、算出減衰量ATT○と制御電圧V ATTとを対
応させてRAM40c内に格納することにより、第5図
(b)に示した制御電圧マツプの一つのデータを作成す
る。例えば算出減衰量ATTOがO[d8]であれば、
制御電圧V ATTを減衰量0 [dB]に対する制御
電圧として制御電圧マツプ内に記憶する。
れる校正用入力レベルを読み込み、続くステップ430
にて、その読み込んだ校正用入力レベルが前回読み込ん
だ校正用入力レベルに対して低下しているか否か色判断
する。そして校正用入力レベルが低下していない場合に
(飄 ステップ440に移行して上述のレベル測定ルー
チンを実行する。尚このステップ440が実行される時
点では、校正用入力レベルは下限値V Drninに対
する減衰量の制御電圧を設定したときより大きくなって
いるため検波電圧VDは下限値V Dminより必ず大
きく、また上限値V [)maxにはステップ330に
て最大値が初期設定されているため検波電圧VDは上限
値V Dmaxを越えることはない。従つてステップ4
40にて実行されるレベル測定ルチンでは、ステップ]
00にて検波電圧VDが読み込まれるだけである。
ップ450に移行して、ステップ420にて読み込んだ
校正用入力レベルとステップ440にて読み込んだ検波
電圧VDとを対応させてRAM40cに記憶することに
より、第5図(C)に示したレベル換算マツプの一つの
データを作成する。例えば現在の校正用入力レベルが4
5 [dBμ]であれ(瓜今回読み込A2だ検波電圧V
Dを入力レベル45 [dBμ]に対する検波電圧と1
2でレベル換算マツプ内に記憶する。
[d8μ])であるか、或は増加中に一旦低下したとき
の信号レベル(53,63,73,83,93[dBμ
])である場合に(よ 前述のステップ340〜400
の処理で可変減衰器16の減衰量を調整することにより
、検波電圧VDが下限値V Dminになるようにして
いるため、各レベル換算マツプ内の最小入力レベル(4
3,53,63゜73.83.93[dBμ])には、
検波電圧VDの下限値V Dmin (0,5[V]
)が設定されている。
込んだ校正用入力レベルが校正装置66から入力される
最大しベル、即ち105 [dBμ]。
でなければ再度ステップ420に移行する。
校正用入力レベルが低下したと判断された場合1こは、
ステップ470に移行して、校正用入力レベルが低下す
る前に読み込んだ検波電圧VDを、現在の算出減衰量A
TTOに対する検波電圧の上限値V DmaxとしてR
AM40cに記憶することにより、第5図(a)に示し
た上限値マツプの一つのデータを作成する。例えば現在
の算出減衰量ATTOが0 [dB]であれば、校正用
入力レベルが低下する前に読み込んだ検波電圧VDを、
減衰量0 [dB]での検波電圧VDの上限値VDma
xとして上限値マツプ内に記憶する。そして続くステッ
プ480では算出減衰量ATTOを10 [dB]増加
し、再度ステップ330に移行する。
ルであると判断された場合には、ステップ490に移行
して、今回読み込んだ検波電圧VDを、現在の算出減衰
量ATT0(この場合50[dB])に対する検波電圧
の上限値V DmaxとしてRAM40cに記憶するこ
と(こより、第5図(a)に示した最大減衰量50 [
dB]に対する上限値マツプを作成する。そして続くス
テップ500では、現在の校正用選局チャンネルは、当
該装置にて選局可能な選局チャンネルのうちの最大チャ
ンネルであるか否かを判断し、選局チャンネルが最大チ
ャンネルでなけれ(戴 ステップ510に移行して、校
正装置66から次1こ入力される校正用選局チャンネル
を読み込み、再度ステップ310に移行し、逆に選局チ
ャンネルが最大チャンネルであれば、全チャンネルに対
する校正が終了したとして、ステップ520にて校正モ
ードを解除1−1当該処理を終了する。尚上記校正ルー
チンにおいて、ステツブ300,310,500及び5
]○の処理が選局制御手段に相当し、ステップ410,
450゜470及び490の処理が記憶手段に相当し、
その他のステップが換算データ更新手段に相当する。
校正用入力レベルが43. 53. 63゜73.83
,93[dBμ]である場合に、可変減衰器16の減衰
量を調整して、検波電圧VDが下限値V Dminにな
るよう制御し、その後校正入力レベルが2 [dB]ス
テップで増加する度1:、そのレベルに対する検波電圧
値を記憶するため、レベル換算マツプ(よ第7図に示す
如く、各減衰量ATT毎に、出力レベル測定装置10の
特性に応じて正確に設定されることとなり、検波電圧V
Dから入力レベルを正確に求めることが可能となる。
値V Dminの入力レベル43.53,63゜73.
83,93[d8μ]に対して12[dB]高い入力レ
ベル55,65,75,85,95,105[d8μ]
での検波電圧VDを設定しており、減衰量ATTの変化
10[dB]に対して2 [dB]のヒステリシスを設
けているため、可変減衰器16の減衰量を頻繁に切り替
えることなく、レベル測定を行なうことができる。
算出するためのレベル換算マツプを、第5図(C)に示
したように、各選局チャンネル。
て記憶することにより作成し、入力レベルの算出時に(
よ検波電圧VDに基づき、現在の選局チャンネル及び減
衰量ATTに対応するレベル換算マツプを用いて入力レ
ベルを算出するようにしたが、レベル換算マツプ(飄
必ずしも各減衰量毎に作成する必要はなく、例えば各チ
ャンネル毎1ミ第5図(C)における減衰量ATTh<
O(=ATTmin)の領域のデータのみをレベル換算
マツプとして記憶しておき、入力レベルの算出時に(飄
選局チャンネルに対応するレベル換算マツプを用いて、
検波電圧VDに対応した入力レベルを算出し、この算出
結果に現在の減衰量ATT(0゜10.20,30,4
0又は50)を加えることにより、入力レベルを決定す
るようにしてもよい。
ては、入力端子に校正指令を入力すると、選局制御手段
が、選局回路の選局チャンネルを入力端子から入力され
た選局チャンネルに制御し、換算データ更新手段が、検
波回路から出力される検波電圧と入力端子から入力され
た絶対レベルとを対応付けて記憶手段に格納することに
より、検波電圧から絶対レベルを算出するための換算デ
ータを更新するようにされているため、入力端子に入力
する選局チャンネルと絶対レベルとに対応した信号を選
局回路に入力することにより、装置の校正を簡単に行う
ことができ、従来のように、レベル測定時に較正表を使
用することなく、常に正確なレベル測定を行なうことが
可能となる。
実施例の出力レベル測定装置全体の構成を表す概略構成
図、第3図(a)はレベル測定時の出力レベル測定装置
と受信アンテナとの接続状態を表す説明図、第3図(b
)は校正時の出力レベル測定装置と他の装置との接続状
態を表す説明図、第4図は制御回路で実行されるレベル
測定ルーチンを表すフローチャート第5図はレベル測定
ルーチン実行時に使用される各種マツプを表す説明図、
第6図は制御回路で実行される校正ルーチンを表すフロ
ーチャート 第7図はこの校正ルーチンにより得られる
データを表す線図、である。
Claims (1)
- 受信アンテナから出力される受信信号の中から所定チャ
ンネルの通信信号を選局する選局回路と、該選局された
通信信号を検波する検波回路と、該検波回路から出力さ
れる検波電圧から上記通信信号の絶対レベルを換算する
ための換算データが予め記憶された記憶手段と、該記憶
手段に記憶された換算データに基づき、上記検波電圧か
ら上記通信信号の絶対レベルを算出し、表示装置に表示
する絶対レベル算出手段と、を備えた受信アンテナの出
力レベル測定装置において、外部から、上記選局回路の
選局チャンネル、通信信号の絶対レベル、及び換算デー
タの校正指令、を夫々入力するための入力端子を設ける
と共に、該入力端子から校正指令が入力されているとき
、上記選局回路の選局チャンネルを上記入力端子から入
力された選局チャンネルに制御する選局制御手段と、該
選局制御手段が上記選局回路の選局チャンネルを制御す
ると、上記検波回路から出力される検波電圧を読み込み
、該検波電圧と上記入力端子から入力された絶対レベル
とを対応付けて上記記憶手段に格納することにより、上
記換算データを更新する換算データ更新手段と、を備え
たことを特徴とする受信アンテナの出力レベル測定装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9830490A JPH0786520B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 受信アンテナの出力レベル測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9830490A JPH0786520B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 受信アンテナの出力レベル測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03295474A true JPH03295474A (ja) | 1991-12-26 |
JPH0786520B2 JPH0786520B2 (ja) | 1995-09-20 |
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ID=14216188
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JP (1) | JPH0786520B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005167861A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Nec Corp | 受信レベルモニタ機能付agc回路 |
JP2010239540A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Maspro Denkoh Corp | レベルチェッカ |
CN111505555A (zh) * | 2020-03-26 | 2020-08-07 | 中国航天系统科学与工程研究院 | 一种非相参电磁侦测外场自动标校系统及方法 |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9830490A patent/JPH0786520B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005167861A (ja) * | 2003-12-04 | 2005-06-23 | Nec Corp | 受信レベルモニタ機能付agc回路 |
JP2010239540A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Maspro Denkoh Corp | レベルチェッカ |
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Publication number | Publication date |
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JPH0786520B2 (ja) | 1995-09-20 |
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