JPH0616594Y2 - 粘着ロール - Google Patents

粘着ロール

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JPH0616594Y2
JPH0616594Y2 JP1988003235U JP323588U JPH0616594Y2 JP H0616594 Y2 JPH0616594 Y2 JP H0616594Y2 JP 1988003235 U JP1988003235 U JP 1988003235U JP 323588 U JP323588 U JP 323588U JP H0616594 Y2 JPH0616594 Y2 JP H0616594Y2
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JP
Japan
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core member
adhesive
end surface
sensitive adhesive
pressure
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JP1988003235U
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JPH01108270U (ja
Inventor
輝幸 金城
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輝幸 金城
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本願考案は、粘着ロールの改良に関する。
<従来の技術> 従来、粘着ロールは第6図に示すような清掃用のローラ
に広く用いられている。この清掃用のローラは、筒状の
粘着部(e)を、筒状の芯部材(f)に嵌合固定してロール
(a)を形成し、このロール(a)を保持部材(b)に回動自在
に取りつけたものである。この保持部材(b)は、ロール
(a)を回動可能に貫く軸部(c)と、この軸部(c)から延設
された把手(d)とを有し、清掃に際しては、人が把手(d)
を持って、被清掃面(g)にロール(a)を押さえつけて押す
ことにより、ロール(a)が被清掃面(g)上を転動して、塵
を粘着部(e)に粘着させて除塵するものである。
このロールの粘着部(e)には、実開昭60−30760
号に開示されているような接着材付のロール紙を用いた
ものや、実開昭62−37270号に開示されているよ
うに、水洗乾燥により粘着性が回復する合成樹脂製のも
の等が用いられている。
<考案が解決しようとする課題> このように、粘着部は種々の改良が試みられ、その粘着
力も当初のものに比して格段に向上したが、その逆の問
題として、接着剤付のロール紙を用いたものにあって
は、ロールを被清掃面上に押圧した際に、粘着部(e)が
芯部材(f)から剥離してしまい、被清掃面へ残るという
事が往々にして生じた。尚、実開昭62−37270号
に開示されている水洗乾燥により粘着性が回復する合成
樹脂製のものの場合、粘着部(e)が筒状をなすため、粘
着部(e)が芯部材(f)から外れて被清掃面へ残るという事
態は生じないが、使用を繰り返す内に、粘着部(e)と芯
部材(f)との嵌合が甘くなり、粘着部(e)が芯部材(f)か
ら軸方向に抜けやすくなるという課題がある。
他方、清掃作業に際しては、第6図に示すように、被清
掃面(g)が床面と壁面とのコーナーになっている部分
や、家具のちっとした出っ張りに生ずるコーナー部分を
清掃する必要がある。この第6図の従来例は、把手(d)
がいわゆる片持ちであり、粘着部(e)の厚みの分だけ壁
面側の塵を除塵することができるが、粘着部(e)の厚み
は通常数ミリに止まるため、コーナー部分を能率的に清
掃することは困難であった。
そこで、本願考案は、粘着部(e)が芯部材(f)から剥離し
たり抜けやすくなったりすることを防止することがで
き、併せて、コーナーになっている部分の清掃をより能
率的に行うことのできる粘着ロールの提供を目的とする
ものである。
<課題を解決するための手段> 本願考案は、筒状或いは円柱状の芯部材2と、この芯部
材の外周面に設けられた粘着部3とを有し、被清掃面上
を転動させて除塵等を行う筒状の粘着ロール1におい
て、次の構成を有するものを提供することにより、上記
の課題を解決する。
本願考案に係る粘着ロールにあっては、上記の芯部材2
が、その少なくとも一方の端面に、係合凹部21を有す
る。他方、除塵等を行う上記の粘着部3が、筒状をなす
ことにより上記芯部材の外周面を被覆する筒状本体31
と、この筒状本体の少なくとも一方の端部から径内方向
に延設されることにより上記芯部材の端面の少なくとも
一部を被覆する端面部32と、この端面部から軸方向に
延設され上記芯部材の係合凹部に係合する係合凸部33
とを有することにより、芯部材2と粘着部3とが固着さ
れてなることを特徴とするものである。
<作用> 本考案に係る粘着ロールにあっては、上記芯部材2の係
合凹部21に、粘着部3の係合凸部33が係合すること
により、芯部材2と粘着部3とが確実に結合され、粘着
部3の剥がれや抜けを防止する。しかも、被清掃面gが
床面と壁面等とのコーナー部分に対しては、粘着部3の
筒状本体31から延設された端面部32の分だけ、壁面
等に当接して除塵し得る面積が大きくなり、能率的なコ
ーナー部分の除塵が可能になる。
<実施例> 以下、図面に基づき本願考案の実施例を説明する。
第1図は、第1の実施例を示す粘着ロールの要部断面図
で、この粘着ロール1は、円筒状の芯部材2と、この芯
部材の外周面に設けられた粘着部3とを有する。芯部材
2は、第1図では図示しないが、第6図に示す従来例と
同様、軸部と把手とを有する保持部材に回動可能に支持
される。
この芯部材2は、その少なくとも一方の端面に、係合凹
部21を有する。この係合凹部21は、溝状をなして芯
部材2の端面周縁を縁取るように連続して設けられてい
るが、適宜間隔をおいて点在するように形成することも
可能である。また、溝状とした場合の溝の数も適宜変更
して実施することができる。
粘着部3は、従来と同様の粘着性を有する適宜素材で形
成されている。この粘着部3は、筒状をなすことにより
上記芯部材2の外周面を被覆する筒状本体31と、この
筒状本体の少なくとも一方の端部から径内方向に延設さ
れた端面部32と、この端面部から軸方向に延設された
係合凸部33とを有する。この筒状本体31内には、芯
部材2が挿入嵌合される。端面部32は、上記芯部材の
端面の少なくとも一部を被覆するものである。係合凸部
33は、芯部材2の係合凹部21と係合することによ
り、芯部材2と粘着部3との固着をより確実なものとす
るものである。尚、この係合凸部33は、芯部材2の係
合凹部21と対応するように設ければ足りる。
このように、この実施例では、粘着部3の係合凸部33
が、芯部材2の係合凹部21と係合することにより、芯
部材2と粘着部3との固着がより確実なものとなってい
るため、粘着部3が芯部材2から剥離したり抜けやすく
なったりすることを防止することができる。しかも、被
清掃面gが床面と壁面とのコーナーになっている部分に
対しては、粘着部3の端面部32が、床面から立設する
壁面部分の塵を除塵するため、コーナー部分の清掃もよ
り能率的に行うことのできる。尚、このコーナー部分の
清掃を良好に行うためには、第6図に示したような片持
ちの保持部材(b)と組み合わせて実施することが最も効
果的であるが、左右両持ちの保持部材と組み合わせて実
施しても、家具のちっとした出っ張りによるコーナー部
分等に対しては、充分効果を発揮するものである。
第2図乃至第4図は、夫々他の実施例を示すもので、何
れも、粘着部3の係合凸部33と、芯部材2の係合凹部
21との係合を、より確実なものにする構成を示したも
のである。
第2図の例は、両者の係合をいわゆる蟻継ぎ構造にした
ものであり、係合凹部21が、開口部分に比して奥部分
を広くしたものである。
第3図の例は、粘着部3の係合凸部33を鍵状にして、
芯部材2の係合凹部21に入り込ませたものである。
第4図の例は、粘着部3の係合凸部33の先端に膨出部
分を設けたものである。
第5図はさらに他の実施例を示すもので、この実施例で
は、粘着部3の係合凸部33と芯部材2の係合凹部21
との係合は、第1図乃至第4図に示すもの等の適当な構
造を採用する。そして、これに加えて、芯部材2の外周
面と、これを被覆する粘着部3の筒状本体31との結合
を、より確実にせんとしたものである。この構造は、本
願出願人の出願に係る実開平64−1669号に開示の
構造を採用したもので、芯部材2の外周面に蟻溝41を
形成し、粘着部3の筒状本体31の内周面に蟻ほぞ42
を形成して、両者を嵌合させることにより、芯部材2と
筒状本体31との固定をより確実なものとしたものであ
る。
<考案の効果> 以上本願考案は、粘着部が芯部材から剥離したり抜けや
すくなったりすることを防止することができ、併せて、
床面と壁面或いは家具の出っ張り部分等に生ずるコーナ
ー部分の清掃を容易に行うことのできる粘着ロールを提
供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は、夫々本願考案の実施例に係る粘着
ロールの要部断面図である。第5図は他の実施例に係る
粘着ロールの一部切欠斜視図である。第6図は従来の清
掃用ローラの斜視図である。 1…粘着ロール、2…芯部材、3…粘着部、21…係合
凹部、31…筒状本体、32…端面部、33…係合凸
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状或いは円柱状の芯部材(2)と、この芯
    部材の外周面に設けられた粘着部(3)とを有し、被清掃
    面上を転動させて除塵等を行う筒状の粘着ロール(1)に
    おいて、 上記の芯部材(2)が、その少なくとも一方の端面に、係
    合凹部(21)を有し、 除塵等を行う上記の粘着部(3)が、筒状をなすことによ
    り上記芯部材の外周面を被覆する筒状本体(31)と、この
    筒状本体の少なくとも一方の端部から径内方向に延設さ
    れることにより上記芯部材の端面の少なくとも一部を被
    覆する端面部(32)と、この端面部から軸方向に延設され
    上記芯部材の係合凹部に係合する係合凸部(33)とを有す
    ることにより、芯部材(2)と粘着部(3)とが固着されてな
    ることを特徴とする粘着ロール。
JP1988003235U 1988-01-14 1988-01-14 粘着ロール Expired - Lifetime JPH0616594Y2 (ja)

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JP1988003235U JPH0616594Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 粘着ロール

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JP1988003235U JPH0616594Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 粘着ロール

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JPH01108270U JPH01108270U (ja) 1989-07-21
JPH0616594Y2 true JPH0616594Y2 (ja) 1994-05-02

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JP1988003235U Expired - Lifetime JPH0616594Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14 粘着ロール

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030760U (ja) * 1983-08-06 1985-03-01 青柳 一男 ジュ−タン掃除機
JPS6112478U (ja) * 1984-06-27 1986-01-24 節次 太田 粉塵吸着具
JPS6237270U (ja) * 1985-08-21 1987-03-05

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JPH01108270U (ja) 1989-07-21

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