JPH06165618A - 剪定ハサミ - Google Patents

剪定ハサミ

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JPH06165618A
JPH06165618A JP5159274A JP15927493A JPH06165618A JP H06165618 A JPH06165618 A JP H06165618A JP 5159274 A JP5159274 A JP 5159274A JP 15927493 A JP15927493 A JP 15927493A JP H06165618 A JPH06165618 A JP H06165618A
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Fusao Fushiya
房男 伏屋
Hajime Ota
肇 太田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動刃を固定刃に対して積極的に開動作し
て、例えば、食い込んだ被切断物の除去を極めて簡単に
なし得る 【構成】 ハジングの先端部に取付けられた固定刃と、
該固定刃に対向して取付けられかつクランク機構を介し
て前記固定刃に対する閉動作方向に回動される可動刃
と、該可動刃を常には固定刃に対する開動作方向に回動
付勢する復帰付勢手段と、前記可動刃の閉動作によって
一方向に傾動されかつ前記クランク機構によって復帰傾
動される戻しアームとを備え、前記可動刃の閉動作状態
にあって該可動刃を戻しアームの復帰傾動により強制的
に開動作するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固定刃に対して可動刃を
開閉作動させて枝等の切断作業に供する剪定ハサミに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の剪定ハサミにあって
は、切断作業時において、例えば、被切断物が固定刃と
可動刃との間に喰い込んだ場合、大抵は固定刃に対して
可動刃の閉動終端付近(切断状態)にて強固に喰い込み
該可動刃がその閉動作の状態ままに放置されるものであ
つた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記した
従来にあって、その切断作業時において被切断物が固定
刃と可動刃との間に喰い込んだ場合は、作業者が他の工
具等を用いて食い込んだ被切断物を除去しているのが現
状であり、その作業には必要以上の手間と労力を要し、
これに伴う種々の問題点を惹起するものであった。そこ
で、本発明は、上記した従来の欠点に鑑み、可動刃を固
定刃に対して積極的に開動作して、例えば、食い込んだ
被切断物の除去を極めて簡単になし得る剪定ハサミを提
供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、ハジングの先端部に取付けられた固定刃
と、該固定刃に対向して取付けられかつクランク機構を
介して前記固定刃に対する閉動作方向に回動される可動
刃と、該可動刃を常には固定刃に対する開動作方向に回
動付勢する復帰付勢手段と、前記可動刃の閉動作によっ
て一方向に傾動されかつ前記クランク機構によって復帰
傾動される戻しアームとを備え、前記可動刃の閉動作状
態にあって該可動刃を戻しアームの復帰傾動により強制
的に開動作するように構成したことを要旨としたもので
ある。
【0005】
【作用】上述の構成によれば、切断作業時において、例
えば、被切断物が固定刃と可動刃との間に喰い込んだ状
態、すなわち、可動刃の閉動作状態にあって該可動刃を
クランク機構によって復帰傾動される戻しアームにより
強制的に開動作するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
詳述する。図において、1は剪定ハサミ全体を示し、2
はハウジングであって、モ―タ及び減速歯車機構部が内
蔵され、その減速歯車機構部の出力側には段付き軸状の
主軸3が回転可能に支承されている。
【0007】筒軸状のクランク軸4はハウジング2内の
ほぼ先端部においてベアリング5により回転可能に支承
されており、その先端にはクランク円板6が一体的に形
成され、このクランク円板6の前端面には2本の第1及
び第2のクランクピン7A,7Bが図5に示すように同
クランク円板6の中心軸線より所定の距離偏心されかつ
180°点対称位置に突設され、この第1及び第2のク
ランクピン7A,7Bにはロ―ラ8A,8Bが回転可能
に嵌合されている。また、クランク軸4の後端部は前記
主軸3の一端部が回転可能に嵌合されていて、その端面
にはクラッチ手段9を構成する固定側のクラッチ歯10
Aが形成されている。前記段付き軸状の主軸3の大径部
には前記クラッチ手段9を構成する可動側のクラッチ筒
11が軸方向への摺動可能に嵌合されており、このクラ
ッチ筒11はその前端面に前記固定側のクラッチ歯10
Aと噛合可能に対向する可動側のクラッチ歯10Bが形
成されている。また、クラッチ筒11の内周面には軸方
向に長溝12,12が相対向して形成され、この長溝1
2,12内に前記主軸3の大径部の半径方向に挿通され
た連結ピン13の両端が嵌挿されている。しかして、ク
ラッチ筒11は連結ピン13を介して主軸3と共に回転
されかつ該主軸3に対してその長溝12,12及び連結
ピン13により軸方向の移動(摺動)が案内されるもの
であり、常には該クラッチ筒11の外周に巻回されて一
端が前記クランク軸4の後端部側にかつ他端が該クラッ
チ筒11のフランジ部11aに当接された圧縮スプリン
グ14の付勢力によりそのクラッチ歯10Bが固定側の
クラッチ歯10Aから離れる方向に付勢されている。
【0008】前記ハウジング2の先端部には切込み部1
5が形成され、この切込み部15内に固定刃16がその
2又状の基部16aを挿通して同2又状の基部16aを
介してビスにより固定されている。この固定刃16の中
央部には後述する支承ピン20を回動不能に固止する嵌
合孔17が貫設されている。 可動刃18は可動ブロッ
ク19に対し、その軸筒部19aに嵌合されて支ピン1
8aにより回動不能かつ交換可能に一体的に取付られて
おり、前記固定刃16の嵌合孔17に挿通された支承ピ
ン20に前記可動ブロック19の軸筒部19aを嵌合し
て該固定刃16に対する開閉往復傾動可能に支承されて
いる。この支承ピン20はフランジ状のヘッド20aと
前記可動ブロック19の軸筒部19aを嵌合する軸部2
0bと前記固定刃16の嵌合孔17に嵌合する平面部を
有する軸部20cとねじ軸20dとが形成され、前記可
動ブロック19側から座金21を介して挿通し後述する
スプリングキャップ24を介してナット22により締着
されている。これにより、可動刃18は固定刃16に対
しその支承部回りが常に摺接された状態で対向するもの
である。また、可動刃18と固定刃16との間には一端
を該可動刃18の上縁に形成されたスリット18bに係
合しかつ他端を固定刃16の係合孔16bに係合したト
ーションスプリング23が弾装され、可動刃18が固定
刃16に対して常に開く回動方向へ付勢されている。な
お、固定刃16と可動刃18との対向する端縁にはそれ
ぞれ刃部が形成され、また前記ト―ションスプリング2
3はスプリングキャップ24により覆蓋されている。
【0009】そして、可動刃18と一体的に組付けられ
る可動ブロック19の後端上部には前記ハウジング2内
ほぼ先端部に位置されるとともに、ほぼC字状の当接突
片25が形成され、この当接突片25は前記クランク円
板6の第1及び第2のクランクピン7A,7Bの外周面
に対して当接係合可能に対向されており、また後端上部
には前記固定刃16の後端下部に当接可能に対向しかつ
可動刃18に所定以上の開状態を規制するストッパ26
が突設されている。しかして、モ―タ3の駆動によって
クラッチ手段9を介してクランク軸4が回転され、これ
とともにクランク円板6、第1及び第2のクランクピン
7A,7Bが該クランク軸4を軸心として回動され、こ
の第1及び第2のクランクピン7A,7Bに対して交互
に当接係合する当接突片25を介して可動ブロック19
が直線的に上動運動されるので、可動刃18は、可動ブ
ロック19とともに固定刃16における支承ピン20を
中心として同固定刃16に対し所定の範囲閉動作され、
この閉動作はクランク軸4の1回転に対応して2回行な
われるように設定されている。なお、可動刃18の開動
作はト―ションスプリング23の復帰弾力によりなされ
るものである。
【0010】前記ハウジング2内のほぼ先端上部には図
3及び図5に示すようにほぼ逆V字状の戻しア―ム27
が支軸27cを介して傾動可能に支承され、その長い第
1曲折片27aと短い第2曲折片27bとが前記クラン
ク円板6の第1及び第2のクランクピン7A,7Bの回
動軌跡上に位置されている。この戻しア―ム27は該第
1曲折片27aが前記第1及び第2のクランクピン7
A,7Bの回動に伴って上動する可動ブロック19の当
接突片25の上面に当接されて押し上げられることによ
って図5の反時計方向に傾動されかつ第2曲折片27b
が前記回動する第1及び第2のクランクピン7A,7B
により押し退けられることによって図5の時計方向に復
帰傾動されるものである。なお、前記ハウジング2内に
は第2曲折片27bと当接可能なストッパ面2aが形成
され、戻しア―ム27の復帰傾動範囲を規制して、常に
は第1曲折片27aがその自重により前記第1及び第2
のクランクピン7A,7Bの回動軌跡上に位置されるよ
うに設定されている。
【0011】そして、前記ハウジング2内ほぼ中央部に
は前記クラッチ筒11の上方に位置されたスイッチ28
が装設され、このスイッチ28は自動復帰形の作動杆2
8aを備えてモ―タの起動を制御するものである。
【0012】前記ハウジング2のほぼ中央下部には前記
スイッチ28のスイッチング動作を行なうトリガ―29
が支ピン29aを介して該ハウジング2から突出した状
態で引き込み傾動可能に装設されており、このトリガ―
29には一方側縁からロックレバ―片30が一体状に立
設され、スイッチレバ―31及びほぼU字状のクラッチ
スライドレバ―32がそのそれぞれの基部をビス33に
より固定されている。このスイッチレバ―31はその先
端部が 前記スイッチ28の作動杆28aに対して押動
可能に対向され、トリガ―29の引き込み傾動に伴って
若干上動しながら前方に変位されてスイッチ28におけ
る作動杆28aを押動して該スイッチ28をON動作
し、トリガ―29の引き込み傾動を解除すると自動復帰
形の作動杆28aの復帰に伴って元の状態に復帰される
ように構成されている(図1及び図7参照)。また、ク
ラッチスライドレバ―32はそのU字状片32aが前記
主軸3の外周を跨いで前記クラッチ筒11の後端部に当
接して押動可能に対向され、トリガ―29の引き込み傾
動に伴って前方に変位されてクラッチ筒11を押動して
その可動側のクラッチ歯10Bを固定側のクラッチ歯1
0Aに噛合するように構成されている(図1及び図7参
照)。
【0013】前記ハウジング2内ほぼ中央部には前記主
軸3上方において前記トリガー29のロックレバ―片3
0と対向位置されたロック用軸34が該主軸3の軸方向
と直交する方向に移動可能に装設され、このロック用軸
34はその内端面と該ハウジング2との間に弾装された
圧縮スプリング35によりその外端部が常には該ハウジ
ング2から突出するように付勢されており、さらに前記
トリガ―29のロックレバ―片30に対向する部位には
該ロックレバ―片30の上端が当接してそれ以上の上動
(トリガ―29の引き込み傾動動作)を阻止する第1の
カム面36aと、この第1のカム面36aに連接されか
つ該第1のカム面36aより小径に形成されて前記ロッ
クレバ―片30の上動(トリガ―29の引き込み傾動動
作)を許容する第2のカム面36bが形成されている。
しかして、ロック用軸34は第8図に示すように、常に
はその第1のカム面36aをトリガ―29のロックレバ
―片30に対向してそれ以上の上動(トリガ―29の引
き込み傾動動作)を阻止しかつ押動時にはその第2のカ
ム面36bをトリガ―29のロックレバ―片30に対向
してそれ以上の上動(トリガ―29の引き込み傾動動
作)を許容するように構成されている。なお、ロック用
軸34には前記ハウジング2の内壁に当接可能なストッ
パ34aが一体状に突設されており、これにより該ハウ
ジング2からの突出量が規制されている。
【0014】本実施例は前述のように構成したものであ
り、以下、その作用について説明する。可動刃18が定
位置、すなわち、固定刃16に対して開状態にある位置
にありかつ第1のクランクピン7Aがほぼ下方に位置さ
れてこれに可動ブロックの当接突片25が乗載されてい
る状態である。そこで、ロック用軸34を押動してその
第2のカム面36bをトリガ―29のロックレバ―片3
0に対向してトリガ―29の引き込み傾動動作を許容す
るとともに、該トリガ―21を引き込み傾動すると、こ
れとともに変位するスイッチレバ―31によってスイッ
チ28における作動杆28aが押動され該スイッチ28
をON動作しモ―タが起動される。これによって主軸3
とクラッチ筒11が一体となって回転される。
【0015】一方、トリガ―29の引き込み傾動動作に
伴ってクラッチスライドレバ―32が前方に変位されて
クラッチ筒11を圧縮スプリング14の付勢力に抗して
押動し、その可動側のクラッチ歯10Bと固定側のクラ
ッチ歯10Aとが噛合される(図9実線参照)ので、前
記主軸3からの回転がクランク軸4に伝達される。この
クランク軸4とともにクランク円板6が回転され、これ
とともに第1及び第2のクランクピン7A,7Bが該ク
ランク軸4を中心として図5の反時計方向に回動され
る。したがって、この第1のクランクピン7Aに乗載さ
れている可動ブロック19の当接突片25側が直線的に
上動されので、可動刃18は可動ブロック19とともに
支承ピン13を中心として固定刃10に対して閉状態と
なるようにト―ションスプリング23の付勢力に抗して
回動され、その閉終端において被切断物を切断する。
(図1仮想線参照)
【0016】この可動刃18の閉動作におけるその終端
付近では、第1のクランクピン7Aの回動に伴って上動
される当接突片25によって戻しア―ム27の第1曲折
片27aが押し上げられるので、該戻しア―ム27全体
は図5の反時計方向に傾動されてその第2曲折片27b
を該第1のクランクピン7Aの回動軌跡上に位置させ
る。(図5仮想線参照)
【0017】そして、可動ブロック19の当接突片25
が上動端に達して前記回動中の第1のクランクピン7A
が該可動ブロック19の当接突片25から外れると、可
動刃18はト―ションスプリング23の付勢力によって
同可動ブロック19とともに固定刃16に対する開く方
向に回動されて最初の開状態に速やかに復帰される。
(図1実線参照) この状態において、可動ブロック19の当接突片25は
次の下側に位置される第2のクランクピン7Bに対向
し、次の切断動作に対応するものである。この場合、戻
しア―ム27はその自重又は回動中の第1のクランクピ
ン7Aにより第2曲折片27bが押し退けられることに
よって図5の時計方向に復帰傾動され、その第1曲折片
27aが次の第2のクランクピン7Bの回動軌跡上に位
置されるものである。(図5実線参照)
【0018】さて、上記動作はトリガ―29の引き込み
傾動動作を維持している間行なわれる(連続切断動作)
が、通常は可動刃18の閉動作が終了すると、トリガ―
29の引き込み傾動動作を解除するものであり、このト
リガ―29の引き込み傾動動作を解除すると、スイッチ
28における自動復帰形の作動杆28aの復帰によって
スイッチレバ―31が元の状態に復帰されるとともにト
リガ―29全体が元の引き込み傾動前の状態に復帰され
る。これによって、スイッチ28がOFFされてモ―タ
の起動が停止され主軸3及びクラッチ筒11の回転が停
止状態となる。
【0019】一方、トリガ―29全体の復帰動作ととも
にクラッチスライドレバ―32によるクラッチ筒11の
押動動作が解かれるので該クラッチ筒11が圧縮スプリ
ング14の付勢力により元の状態に復帰されてその可動
側のクラッチ歯10Bと固定側のクラッチ歯10Aとの
噛合が解離される(図9仮想線参照)。したがって、ク
ランク軸4側には主軸3からの回転伝達が行なわれず、
前述したように可動刃18のト―ションスプリング23
による開く方向への回動動作に何らの支障を及ぼすこと
がない。この場合、ロック用軸34の押動を解除する
と、該ロック用軸34は圧縮スプリング35の付勢力に
よって元の状態に復帰されてその第1のカム面36aを
トリガ―29のロックレバ―片30に対向位置するの
で、該ロックレバ―片30が第1のカム面36aに当接
されてそれ以上の上動を阻止し該トリガ―29の引き込
み傾動動作を阻止するものである。
【0020】本実施例にあっては、切断作業時において
被切断物が固定刃16と可動刃18との間に喰い込んだ
場合、大抵は固定刃16に対して可動刃18の閉動終端
付近にて強固に喰い込み該可動刃18閉動作のみが停止
される状態である。この場合、モ―タの駆動はトリガ―
29の引き込み傾動動作を維持している間行なわれるも
のであるから、クランク軸3の回転が継続され、これと
ともにクランク円板6及び第1及び第2のクランクピン
7A,7Bが該クランク軸4を中心として図5の反時計
方向に回動されている。そして、可動刃18の閉動作に
おけるその終端付近では、第1のクランクピン7A(或
いは第2のクランクピン7B)が可動ブロック19の当
接突片25から外れて、さらに回動が継続されるもので
あるから、該回動中の第1のクランクピン7A(或いは
第2のクランクピン7B)により、該第1のクランクピ
ン7A(或いは第2のクランクピン7B)の回動に伴っ
て上動される当接突片25によって第1曲折片27aが
押し上げられている戻しア―ム27の第2曲折片27b
が押し退けられて該戻しア―ム27が図5の時計方向に
積極的に復帰傾動される。この積極的に復帰傾動される
戻しア―ム27の第1曲折片27aが可動ブロック19
の当接突片25を積極的に押し下げることになる。した
がって、可動刃18は前記戻しア―ム27の第1曲折片
27aによる積極的な押し下げ作用力とト―ションスプ
リング23の付勢力によって同可動ブロック19ととも
に固定刃16に対する開く方向に復帰回動されるもので
あり、前述の切断作業時において被切断物が固定刃16
と可動刃18との間に喰い込んだ場合でも該可動刃18
を最初の開状態に速やかに復帰回動することができるも
のである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明は、可動刃を固定
刃に対して積極的に開動作することができる。このこと
は、可動刃の閉状態において、例えば、該可動刃と固定
刃との間に食い込んだ被切断物の除去を極めて簡単にな
し得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す剪定ハサミ全体の一部
破断を含む側断面図である。
【図2】同じく一部破断を含む底面図である。
【図3】要部の分解斜視図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図1のV−V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【図7】図1のVII −VII 線断面図である。
【図8】図1のVIII−VIII線断面図である。
【図9】要部の作動状態を示す拡大側断面図である。
【符号の説明】
4…クランク軸 5…クランク円板 7A…第1のクランクピン 7B…第2のクランクピン 16…固定刃 18…可動刃 23…ト―ションスプリング 25…当接突片 27…戻しアーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハジングの先端部に取付けられた固定刃
    と、該固定刃に対向して取付けられかつクランク機構を
    介して前記固定刃に対する閉動作方向に回動される可動
    刃と、該可動刃を常には固定刃に対する開動作方向に回
    動付勢する復帰付勢手段と、前記可動刃の閉動作によっ
    て一方向に傾動されかつ前記クランク機構によって復帰
    傾動される戻しアームとを備え、前記可動刃の閉動作状
    態にあって該可動刃を戻しアームの復帰傾動により強制
    的に開動作するように構成したことを特徴とする剪定ハ
    サミ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2770372A1 (fr) * 1997-10-30 1999-05-07 Makita Corp Cisailles electriques et appareils de coupe analogues
CN106561305A (zh) * 2015-10-13 2017-04-19 菲斯卡斯芬兰有限公司 修枝剪
JP2020011312A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 株式会社マキタ 棒材切断機

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