JPH06165476A - 渦電流式減速装置のアクチユエータ - Google Patents
渦電流式減速装置のアクチユエータInfo
- Publication number
- JPH06165476A JPH06165476A JP4333493A JP33349392A JPH06165476A JP H06165476 A JPH06165476 A JP H06165476A JP 4333493 A JP4333493 A JP 4333493A JP 33349392 A JP33349392 A JP 33349392A JP H06165476 A JPH06165476 A JP H06165476A
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- Japan
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- cylinder
- actuator
- piston
- support cylinder
- magnet support
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸方向寸法が短く、戻しばねを必要とせず、
制動位置と非制動位置の中間の部分制動位置にも磁石支
持筒を保持できるようにする。 【構成】 制動ドラムの内部に配設した案内筒に対し、
磁石支持筒2を回動するための第1,第2のアクチユエ
ータ10,20を磁石支持筒2の半周分離隔して配設す
る。第1のアクチユエータ10は段付シリンダ8に中空
の段付ピストン19を嵌挿し、段付ピストン19の中空
部に嵌挿したピストン16から突出するロツド6を磁石
支持筒2に連結して構成する。第2のアクチユエータ2
0はシリンダ27に嵌挿したピストン26から突出する
ロツド28を磁石支持筒2に連結して構成する。第1,
第2のアクチユエータ10,20の両端室A,B,D,
Eへ加圧流体を選択的に供給することにより、磁石支持
筒2を非制動位置と部分制動位置と全制動位置との3位
置に保持する。
制動位置と非制動位置の中間の部分制動位置にも磁石支
持筒を保持できるようにする。 【構成】 制動ドラムの内部に配設した案内筒に対し、
磁石支持筒2を回動するための第1,第2のアクチユエ
ータ10,20を磁石支持筒2の半周分離隔して配設す
る。第1のアクチユエータ10は段付シリンダ8に中空
の段付ピストン19を嵌挿し、段付ピストン19の中空
部に嵌挿したピストン16から突出するロツド6を磁石
支持筒2に連結して構成する。第2のアクチユエータ2
0はシリンダ27に嵌挿したピストン26から突出する
ロツド28を磁石支持筒2に連結して構成する。第1,
第2のアクチユエータ10,20の両端室A,B,D,
Eへ加圧流体を選択的に供給することにより、磁石支持
筒2を非制動位置と部分制動位置と全制動位置との3位
置に保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のドラム型渦電流式
減速装置の駆動装置、詳しくは磁石支持筒を部分制動位
置に保持できる、渦電流式減速装置のアクチユエータに
関するものである。
減速装置の駆動装置、詳しくは磁石支持筒を部分制動位
置に保持できる、渦電流式減速装置のアクチユエータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開昭58-67105号公報に開示される変速
機用3位置動作型アクチユエータでは、主アクチユエー
タのシリンダにピストンを嵌挿し、両端室の一方へ圧油
を供給してピストンに結合したロツドを往復動するよう
にし、ロツドを中間の中立位置で停止させるために、ロ
ツドは副アクチユエータのシリンダに嵌挿した自由ピス
トンに当接するようになつている。上述のアクチユエー
タでは、ロツドの中立位置から片側への動作量をsとす
ると、主アクチユエータの長さ(軸方向寸法)はピスト
ンの寸法を無視しても2s、副アクチユエータの長さも
2sとなり、全長は4sを超える長大なものとなり、狭
い空間には取付が難しくなる。
機用3位置動作型アクチユエータでは、主アクチユエー
タのシリンダにピストンを嵌挿し、両端室の一方へ圧油
を供給してピストンに結合したロツドを往復動するよう
にし、ロツドを中間の中立位置で停止させるために、ロ
ツドは副アクチユエータのシリンダに嵌挿した自由ピス
トンに当接するようになつている。上述のアクチユエー
タでは、ロツドの中立位置から片側への動作量をsとす
ると、主アクチユエータの長さ(軸方向寸法)はピスト
ンの寸法を無視しても2s、副アクチユエータの長さも
2sとなり、全長は4sを超える長大なものとなり、狭
い空間には取付が難しくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、軸方向寸法が短く、戻しばねを必要とせ
ず、制動位置と非制動位置の中間の部分制動位置にも磁
石支持筒を停止できる、渦電流式減速装置のアクチユエ
ータを提供することにある。
問題に鑑み、軸方向寸法が短く、戻しばねを必要とせ
ず、制動位置と非制動位置の中間の部分制動位置にも磁
石支持筒を停止できる、渦電流式減速装置のアクチユエ
ータを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は制動ドラムの内部に配設した案内筒
に対し、磁石支持筒を回動するための第1,第2のアク
チユエータを磁石支持筒の半周分離隔して配設し、第1
のアクチユエータは段付シリンダに中空の段付ピストン
を嵌挿し、段付ピストンの中空部に嵌挿したピストンか
ら突出するロツドを磁石支持筒に連結してなり、第2の
アクチユエータはシリンダに嵌挿したピストンから突出
するロツドを磁石支持筒に連結してなり、第1,第2の
アクチユエータの両端室へ加圧流体を選択的に供給し
て、磁石支持筒を非制動位置と部分制動位置と全制動位
置との3位置に回動するものである。
に、本発明の構成は制動ドラムの内部に配設した案内筒
に対し、磁石支持筒を回動するための第1,第2のアク
チユエータを磁石支持筒の半周分離隔して配設し、第1
のアクチユエータは段付シリンダに中空の段付ピストン
を嵌挿し、段付ピストンの中空部に嵌挿したピストンか
ら突出するロツドを磁石支持筒に連結してなり、第2の
アクチユエータはシリンダに嵌挿したピストンから突出
するロツドを磁石支持筒に連結してなり、第1,第2の
アクチユエータの両端室へ加圧流体を選択的に供給し
て、磁石支持筒を非制動位置と部分制動位置と全制動位
置との3位置に回動するものである。
【0005】
【作用】本発明によれば、磁石支持筒に段付型の第1の
アクチユエータと普通型の第2のアクチユエータとを磁
石支持筒の半周分だけ離隔して配設し、各アクチユエー
タの両端室へ選択的に加圧流体を供給することにより、
磁石支持筒を非制動位置と制動位置と中間の部分制動位
置とへ回動する。第1のアクチユエータは段付ピストン
の中空部に第2のピストンを嵌挿してなり、該ピストン
は段付シリンダの小径端壁に当接する位置と、段付ピス
トンの閉鎖端壁に当接する位置と、段付シリンダの大径
端壁に当接する位置とに停止する。
アクチユエータと普通型の第2のアクチユエータとを磁
石支持筒の半周分だけ離隔して配設し、各アクチユエー
タの両端室へ選択的に加圧流体を供給することにより、
磁石支持筒を非制動位置と制動位置と中間の部分制動位
置とへ回動する。第1のアクチユエータは段付ピストン
の中空部に第2のピストンを嵌挿してなり、該ピストン
は段付シリンダの小径端壁に当接する位置と、段付ピス
トンの閉鎖端壁に当接する位置と、段付シリンダの大径
端壁に当接する位置とに停止する。
【0006】
【実施例】図1は本発明による渦電流式減速装置のアク
チユエータの正面断面図である。磁性体からなる磁石支
持筒2は外周面に、図示してない多数の磁石を周方向等
間隔に、かつ外端の極性が周方向交互に異なるように結
合される。磁石支持筒2は制動ドラムの内部に配設した
非磁性体からなる不動の案内筒の内部に正逆回動可能に
支持される。案内筒に周方向等間隔に配設した強磁性板
と磁石支持筒2の磁石とが全面的に重なる時、磁石は制
動ドラムの内周面に磁界を及ぼし、渦電流による制動ト
ルクを及ぼす。
チユエータの正面断面図である。磁性体からなる磁石支
持筒2は外周面に、図示してない多数の磁石を周方向等
間隔に、かつ外端の極性が周方向交互に異なるように結
合される。磁石支持筒2は制動ドラムの内部に配設した
非磁性体からなる不動の案内筒の内部に正逆回動可能に
支持される。案内筒に周方向等間隔に配設した強磁性板
と磁石支持筒2の磁石とが全面的に重なる時、磁石は制
動ドラムの内周面に磁界を及ぼし、渦電流による制動ト
ルクを及ぼす。
【0007】磁石支持筒2を磁石の半配列ピツチ分だけ
回動すると、強磁性板は隣接する極性が異なる2つの磁
石に跨がり、強磁性板と磁石支持筒2との間に短絡的磁
気回路が生じ、磁石は制動ドラムに磁界を及ぼさない。
このような渦電流式減速装置は特開平1-298948号公報、
特開平4-12659 号公報などに開示されており、本発明の
要旨には直接関係しないので、これ以上説明しない。
回動すると、強磁性板は隣接する極性が異なる2つの磁
石に跨がり、強磁性板と磁石支持筒2との間に短絡的磁
気回路が生じ、磁石は制動ドラムに磁界を及ぼさない。
このような渦電流式減速装置は特開平1-298948号公報、
特開平4-12659 号公報などに開示されており、本発明の
要旨には直接関係しないので、これ以上説明しない。
【0008】本発明は磁石支持筒2を非制動位置と全制
動位置との中間の部分制動位置にも保持できるように、
第1のアクチユエータ10と第2のアクチユエータ20
が、半周分だけ離隔して磁石支持筒2に連結される。
動位置との中間の部分制動位置にも保持できるように、
第1のアクチユエータ10と第2のアクチユエータ20
が、半周分だけ離隔して磁石支持筒2に連結される。
【0009】第1のアクチユエータ10は大径シリンダ
8aと小径シリンダ8bを備えた段付シリンダ8に、中
空の段付ピストン19を嵌挿し、段付ピストン19の中
空部すなわちシリンダ17にピストン16を嵌挿し、ピ
ストン16に結合したロツド6を段付ピストン19の閉
鎖端壁と段付シリンダ8の大径端壁7を経て外部へ突出
してなる。ロツド6はピン5によりリンク4の一端に連
結される。リンク4の他端はピン3により磁石支持筒2
の端壁に連結される。図示の実施例では、ピストン16
はシリンダ17から外れないように、段付ピストン19
の開口端部に係止した停止環14と段付ピストン19の
閉鎖端壁との間で往復動する。シリンダ17の内空室C
は段付ピストン19の閉鎖端壁に隣接する通孔21と、
段付シリンダ8の段部12に隣接する通孔18とを経て
大気へ開放される。大径シリンダ8aの端室Aと小径シ
リンダ8bの端室Bは、管31,32、電磁切換弁3
3,34を経て空気槽35または大気へ選択的に連通さ
れる。
8aと小径シリンダ8bを備えた段付シリンダ8に、中
空の段付ピストン19を嵌挿し、段付ピストン19の中
空部すなわちシリンダ17にピストン16を嵌挿し、ピ
ストン16に結合したロツド6を段付ピストン19の閉
鎖端壁と段付シリンダ8の大径端壁7を経て外部へ突出
してなる。ロツド6はピン5によりリンク4の一端に連
結される。リンク4の他端はピン3により磁石支持筒2
の端壁に連結される。図示の実施例では、ピストン16
はシリンダ17から外れないように、段付ピストン19
の開口端部に係止した停止環14と段付ピストン19の
閉鎖端壁との間で往復動する。シリンダ17の内空室C
は段付ピストン19の閉鎖端壁に隣接する通孔21と、
段付シリンダ8の段部12に隣接する通孔18とを経て
大気へ開放される。大径シリンダ8aの端室Aと小径シ
リンダ8bの端室Bは、管31,32、電磁切換弁3
3,34を経て空気槽35または大気へ選択的に連通さ
れる。
【0010】第2のアクチユエータ20はシリンダ27
にピストン26を嵌挿し、ピストン26に結合したロツ
ド28を外方へ突出してなる。ロツド28はピン25に
よりリンク24の一端へ連結される。リンク24の他端
はピン23により磁石支持筒2の端壁へ連結される。シ
リンダ27の各端室D,Eは管31,32へ各別に連通
される。
にピストン26を嵌挿し、ピストン26に結合したロツ
ド28を外方へ突出してなる。ロツド28はピン25に
よりリンク24の一端へ連結される。リンク24の他端
はピン23により磁石支持筒2の端壁へ連結される。シ
リンダ27の各端室D,Eは管31,32へ各別に連通
される。
【0011】次に、本発明による渦電流式減速装置のア
クチユエータの作動について説明する。図1に示す渦電
流減速装置の非制動位置では、電磁切換弁33だけが励
磁され、空気槽35の加圧空気が電磁切換弁33、管3
1を経て、アクチユエータ10の端室Aとアクチユエー
タ20の端室Eへ供給され、端室B,Dは管32、電磁
切換弁34を経て大気へ開放されている。
クチユエータの作動について説明する。図1に示す渦電
流減速装置の非制動位置では、電磁切換弁33だけが励
磁され、空気槽35の加圧空気が電磁切換弁33、管3
1を経て、アクチユエータ10の端室Aとアクチユエー
タ20の端室Eへ供給され、端室B,Dは管32、電磁
切換弁34を経て大気へ開放されている。
【0012】いま、非制動位置から部分制動位置へ磁石
支持筒2を回動する時は、各電磁切換弁33,34を励
磁し、アクチユエータ10の両端室A,Bとアクチユエ
ータ20の両端室D,Eへ加圧空気を供給する。この
時、段付ピストン19は段部12へ押し付けられたま
ま、ピストン16が左方へ移動して段付ピストン19の
閉鎖端壁へ当接する。主としてアクチユエータ10のロ
ツド6により磁石支持筒2が矢印x方向へ回動され、ア
クチユエータ20のピストン26はピストン16の動作
量S1に相当する中間位置(図2に示す位置)まで右方へ
移動する。
支持筒2を回動する時は、各電磁切換弁33,34を励
磁し、アクチユエータ10の両端室A,Bとアクチユエ
ータ20の両端室D,Eへ加圧空気を供給する。この
時、段付ピストン19は段部12へ押し付けられたま
ま、ピストン16が左方へ移動して段付ピストン19の
閉鎖端壁へ当接する。主としてアクチユエータ10のロ
ツド6により磁石支持筒2が矢印x方向へ回動され、ア
クチユエータ20のピストン26はピストン16の動作
量S1に相当する中間位置(図2に示す位置)まで右方へ
移動する。
【0013】図2に示す部分制動位置から全制動位置へ
磁石支持筒2を駆動する時は、電磁切換弁34だけを励
磁し、各アクチユエータ10,20の端室B,Dへ加圧
空気を供給すると、図2において段付ピストン19とピ
ストン16が左方へ動作量S2だけ、ピストン26が右方
へ動作量S2だけ移動し、図3に示す全制動位置になる。
この時、磁石支持筒2の磁石が案内筒の強磁性板と全面
的に重なり、制動ドラムに最大制動トルクを及ぼす。
磁石支持筒2を駆動する時は、電磁切換弁34だけを励
磁し、各アクチユエータ10,20の端室B,Dへ加圧
空気を供給すると、図2において段付ピストン19とピ
ストン16が左方へ動作量S2だけ、ピストン26が右方
へ動作量S2だけ移動し、図3に示す全制動位置になる。
この時、磁石支持筒2の磁石が案内筒の強磁性板と全面
的に重なり、制動ドラムに最大制動トルクを及ぼす。
【0014】次に、図3に示す全制動位置から部分制動
位置へ磁石支持筒2を回動する時は、各電磁切換弁3
3,34を励磁し、各アクチユエータ10,20の両端
室A,B,D,Eへ加圧空気を供給すると、段付ピスト
ン19が右方へ移動して段部12に当接し、ピストン2
6は磁石支持筒2により左方へ押されて図2に示す部分
制動位置へ移動する。
位置へ磁石支持筒2を回動する時は、各電磁切換弁3
3,34を励磁し、各アクチユエータ10,20の両端
室A,B,D,Eへ加圧空気を供給すると、段付ピスト
ン19が右方へ移動して段部12に当接し、ピストン2
6は磁石支持筒2により左方へ押されて図2に示す部分
制動位置へ移動する。
【0015】図2に示す部分制動位置から非制動位置へ
磁石支持筒2を回動する時は、電磁切換弁33だけを励
磁し、各アクチユエータ10,20の端室A,Eへ加圧
空気を供給すると、ピストン26が左方へス動作量S1だ
け移動し、磁石支持筒2を非制動位置へ回動する。ピス
トン16は磁石支持筒2により右方へ押されて図1に示
す非制動位置へ移動する。図示の各電磁切換弁33,3
4は説明を簡単にするためのものであり、実際には消磁
状態で、図1に示す空気圧回路を形成するようにするの
が好ましい。
磁石支持筒2を回動する時は、電磁切換弁33だけを励
磁し、各アクチユエータ10,20の端室A,Eへ加圧
空気を供給すると、ピストン26が左方へス動作量S1だ
け移動し、磁石支持筒2を非制動位置へ回動する。ピス
トン16は磁石支持筒2により右方へ押されて図1に示
す非制動位置へ移動する。図示の各電磁切換弁33,3
4は説明を簡単にするためのものであり、実際には消磁
状態で、図1に示す空気圧回路を形成するようにするの
が好ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、制動ドラムの内
部に配設した案内筒に対し、磁石支持筒を回動するため
の第1,第2のアクチユエータを磁石支持筒の半周分離
隔して配設し、第1のアクチユエータは段付シリンダに
中空の段付ピストンを嵌挿し、段付ピストンの中空部に
嵌挿したピストンから突出するロツドを磁石支持筒に連
結してなり、第2のアクチユエータはシリンダに嵌挿し
たピストンから突出するロツドを磁石支持筒に連結して
なり、第1,第2のアクチユエータの両端室へ加圧流体
を選択的に供給して、磁石支持筒を非制動位置と部分制
動位置と全制動位置との3位置に回動するようにしたも
のであるから、次のような効果を奏する。
部に配設した案内筒に対し、磁石支持筒を回動するため
の第1,第2のアクチユエータを磁石支持筒の半周分離
隔して配設し、第1のアクチユエータは段付シリンダに
中空の段付ピストンを嵌挿し、段付ピストンの中空部に
嵌挿したピストンから突出するロツドを磁石支持筒に連
結してなり、第2のアクチユエータはシリンダに嵌挿し
たピストンから突出するロツドを磁石支持筒に連結して
なり、第1,第2のアクチユエータの両端室へ加圧流体
を選択的に供給して、磁石支持筒を非制動位置と部分制
動位置と全制動位置との3位置に回動するようにしたも
のであるから、次のような効果を奏する。
【0017】第1のアクチユエータのロツドの動作位置
は段付シリンダの内部での段付ピストンの動作と、段付
ピストンの内部でのピストンの動作との組合せにより達
せられるので、第1のアクチユエータの全長は従来例の
約半分に短縮され、重量を低減し、各アクチユエータを
駆動する加圧流体の消費量を節減できる。
は段付シリンダの内部での段付ピストンの動作と、段付
ピストンの内部でのピストンの動作との組合せにより達
せられるので、第1のアクチユエータの全長は従来例の
約半分に短縮され、重量を低減し、各アクチユエータを
駆動する加圧流体の消費量を節減できる。
【0018】2個の電磁切換弁により加圧流体を各アク
チユエータの両端室へ選択的に供給するだけで、ロツド
を3位置に停止できるので、部品点数などの点でコスト
節減に役立つ。
チユエータの両端室へ選択的に供給するだけで、ロツド
を3位置に停止できるので、部品点数などの点でコスト
節減に役立つ。
【0019】各アクチユエータは非制動位置へ戻すため
のばねなどの構成部材を必要としない点でも、材料費や
組立費を節減できる。
のばねなどの構成部材を必要としない点でも、材料費や
組立費を節減できる。
【図1】本発明に係る渦電流式減速装置のアクチユエー
タの非制動位置を示す正面断面図である。
タの非制動位置を示す正面断面図である。
【図2】同アクチユエータの部分制動位置を示す正面断
面図である。
面図である。
【図3】同アクチユエータの全制動位置を示す正面断面
図である。
図である。
2:磁石支持筒 8:段付シリンダ 10,20:アク
チユエータ 16:ピストン 17:シリンダ 19:
段付ピストン 26:ピストン 27:シリンダ 28:ロツド
チユエータ 16:ピストン 17:シリンダ 19:
段付ピストン 26:ピストン 27:シリンダ 28:ロツド
Claims (1)
- 【請求項1】制動ドラムの内部に配設した案内筒に対
し、磁石支持筒を回動するための第1,第2のアクチユ
エータを磁石支持筒の半周分離隔して配設し、第1のア
クチユエータは段付シリンダに中空の段付ピストンを嵌
挿し、段付ピストンの中空部に嵌挿したピストンから突
出するロツドを磁石支持筒に連結してなり、第2のアク
チユエータはシリンダに嵌挿したピストンから突出する
ロツドを磁石支持筒に連結してなり、第1,第2のアク
チユエータの両端室へ加圧流体を選択的に供給して、磁
石支持筒を非制動位置と部分制動位置と全制動位置との
3位置に回動することを特徴とする渦電流式減速装置の
アクチユエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33349392A JP3395793B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 渦電流式減速装置のアクチユエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33349392A JP3395793B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 渦電流式減速装置のアクチユエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06165476A true JPH06165476A (ja) | 1994-06-10 |
JP3395793B2 JP3395793B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=18266679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33349392A Expired - Lifetime JP3395793B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 渦電流式減速装置のアクチユエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3395793B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014126087A1 (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-21 | 新日鐵住金株式会社 | 3位置動作型アクチュエータ及び永久磁石式の渦電流式減速装置 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP33349392A patent/JP3395793B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014126087A1 (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-21 | 新日鐵住金株式会社 | 3位置動作型アクチュエータ及び永久磁石式の渦電流式減速装置 |
JP2014152877A (ja) * | 2013-02-12 | 2014-08-25 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 3位置動作型アクチュエータ及び永久磁石式の渦電流式減速装置 |
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