JPH06165099A - 画像記録装置及び電子スチル・カメラ - Google Patents

画像記録装置及び電子スチル・カメラ

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JPH06165099A
JPH06165099A JP43A JP30707692A JPH06165099A JP H06165099 A JPH06165099 A JP H06165099A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 30707692 A JP30707692 A JP 30707692A JP H06165099 A JPH06165099 A JP H06165099A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッファから最終記録媒体への転送中でも撮
影できるようにする。 【構成】 撮像素子14は光学像を電気信号に変換す
る。記録処理回路20は撮影画像に圧縮などの記録処理
を施す。回路20で処理された画像情報は、メモリ制御
回路24の制御下のバッファ・メモリ22及びインター
フェース28を介してハード・ディスク装置26に記録
される。システム制御回路30は、メモリ22の残容量
がV1以上で連写を許可し、V1未満では単写を許可す
る。回路30はまた、連写中にメモリ22の残容量がV
2(<V1)になると、表示を行い連写を中止又は連写ス
ピードを下げる。V2は少なくとも1枚の画像情報の記
憶容量に相当し、これを用いて画像編集を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置及び電子
スチル・カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子により被写体像を電気信号
に変換し、記録媒体に記録する電子スチル・カメラは、
周知である。撮影画像情報の記録媒体には、当初、小型
フレキシブル磁気ディスクが提案されたが、その後、半
導体メモリの大容量化により半導体メモリを使用する装
置も提案された。また、近年、小型(2インチ以下)の
ハード・ディスク装置が実用化され、軽量でもあること
から、電子スチル・カメラ記録媒体として注目されてい
る。
【0003】電子スチル・カメラは、従来の、銀塩フィ
ルムを記録媒体とするスチル・カメラと同様に、1回の
レリーズ操作で単一の被写体像を撮影する単写モード
と、レリーズ・ボタンを押し続けることにより所定時間
間隔で連続的に被写体像を撮影する連写モードとを具備
する。
【0004】1画面の記録情報量が比較的膨大になるこ
とから、最終的な記録媒体であるフレキシブル磁気ディ
スク、固体メモリ装置又はハード・ディスク装置への転
送速度(書き込み速度)は、撮像素子及びその出力を記
録処理する回路の処理速度に比べて遅い。その転送速度
を実質的に高速化する手段として、中間に複数枚の撮影
画像情報を一時記憶できるバッファ・メモリを設け、連
写モードの撮影画像情報をバッファリングする構成が提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電子スチル
・カメラは、従来の銀塩フィルム・カメラに代わるもの
として、手軽に持ち運びできるものでなければならず、
上記バッファ・メモリに多くの容積を割き、カメラを大
きくしてしまうことはできない。半導体メモリの集積度
が向上して大容量の半導体メモリ素子を入手できるよう
になったとはいえ、多量に使用すればコストの上昇を招
く。
【0006】したがってバッファ・メモリの容量を小さ
くせざるを得ないがバッファ・メモリの容量が充分でな
い場合には連続記録中にバッファ・メモリの残り記録容
量が不足し、記録が不能となってしまい使い勝手が低下
するという問題が生じる。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑み、使い
勝手を向上させた画像記録装置及び電子スチル・カメラ
を提供することを目的とする。又、本発明は種々の機能
を有する画像記録装置及び電子スチル・カメラを提供す
ることを更に他の目的とする。又、本発明はメモリを用
いた特殊効果を簡単な構成で行える画像記録装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は入
力画像情報を一時的に記憶し、複数画面分の記憶容量を
有する一時記憶手段、前記一時記憶手段に一時記憶され
た画像情報を記録媒体に記録する記録手段、前記記録手
段による連続記録を行っている間、前記一時記憶手段の
残容量が所定値になったことを表示する表示手段とを有
することを特徴とする。
【0009】又本出願の第2の発明は入力画像情報を一
時的に複数画面分記憶する容量を有する記憶手段、前記
記憶手段に記憶された画像情報を記録媒体に記録する記
録手段、前記記憶手段の複数画面の中の一画面分の容量
を用いて画像編集を行う編集手段とを有することを特徴
とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は撮影レンズ、12は絞り及びシャ
ッタなどの光量制御部材、14は光学像を電気信号に変
換する撮像素子、16は撮像素子14の出力をサンプル
・ホールドするサンプル・ホールド(S/H)回路、1
8はS/H回路16の出力をディジタル信号に変換する
A/D変換回路、20はA/D変換回路18の出力に圧
縮、変調などの記録処理を施す記録処理回路である。
【0012】22は記録処理回路20の出力を画面単位
で記憶するバッファ・メモリであり、例えば半導体メモ
リ24はバッファ・メモリ22の書き込み及び読み出し
を制御するメモリ制御回路である。なお、本実施例で
は、理解を容易にするため、記録処理回路20は、1画
面当たりの圧縮後のデータ量が一定になる固定長符号化
により撮影画像を圧縮するものとし、バッファ・メモリ
22は8バンクあり、全体で最大8画面分の圧縮画像情
報を記憶できるものとしている。
【0013】26は最終的な記録媒体である例えばハー
ド・ディスク装置、28はバッファ・メモリ22からメ
モリ制御回路24により読み出された撮影画像情報をハ
ード・ディスク装置26に書き込むためのインターフェ
ース回路である。ハード・ディスク装置以外にも、フレ
キシブル磁気ディスクの駆動装置、光ディスク駆動装
置、光磁気ディスク駆動装置、及びEEPROMやバッ
テリバックアップされたDRAMなどからなる固体メモ
リ装置であってもよい。固体メモリ装置としては、カー
ド状にされたメモリ・カードが知られている。
【0014】尚、本実施例におけるバッファ・メモリ2
2への書き込み速度はハード・ディスク装置26への書
き込み速度よりも遅い。したがってバッファ・メモリ2
2は複数画面8画面分の容量を有する。又最終的な記録
媒体としては一時記憶手段の書き込み速度よりも書き込
み速度の遅い媒体であれば本発明は有効である。
【0015】又、記録媒体として一時記憶手段よりも書
き込み速度が遅くない場合であっても途中の処理回路、
例えば情報量の圧縮回路の処理速度が一時記憶手段の書
き込み速度より遅ければやっぱり本発明は有効である。
【0016】30は全体を制御するシステム制御回路で
ある。システム制御回路30はマイクロコンピュータか
らなり、動作プログラムの変更により、機能を拡張変更
することができる。31はシステム制御回路30の動作
に必要な諸定数(後述する閾値V1、V2、V3など)を
記憶するメモリである。
【0017】32はシステム制御回路30の制御下で、
撮像素子14、S/H回路16及びA/D変換回路18
に、それぞれ駆動に必要なクロック・パルスを供給する
パルス発生回路である。
【0018】34は撮影スタンバイ(測光、測色、合焦
制御など)をシステム制御回路30に指示する撮影スタ
ンバイ・スイッチ、36は撮影(撮像素子14を露光
し、その電荷信号を読み出してハード・ディスク装置に
記録する。)をシステム制御回路30に指示する撮影ス
イッチである。撮影スタンバイ・スイッチ34及び撮影
スイッチ36は、所謂レリーズ・ボタンに組み込まれて
おり、当該レリーズ・ボタンを中段まで押し込むと、撮
影スタンバイ・スイッチ34がオンになり、最後まで押
し込むと撮影スイッチ36がオンになるようになってい
る。
【0019】また、38は例えば単写モードや連写モー
ドかなどの各種の動作モードを設定し、種々の指示をシ
ステム制御回路30に入力するための操作装置である。
操作装置38は、所定数の操作ボタン又は操作スイッチ
を具備する。
【0020】図1における画像情報の流れを簡単に説明
する。撮影レンズ10による光学像は光量制御部材12
により撮像素子14の撮像面(光電変換面)に入射す
る。撮像素子14は光学像を電気信号に変換する。撮像
素子14の出力はS/H回路16によりサンプル・ホー
ルドされ、A/D変換回路18によりディジタル信号に
変換される。記録処理回路20は、A/D変換器18か
ら出力されるディジタル画像信号に、ホワイト・バラン
ス調整、圧縮処理及び変調などの記録処理を施し、その
出力はメモリ制御回路22の制御下で、バッファ・メモ
リ22の8個のバンクM0〜M7の内の、空いたバンク
に順次書き込まれる。
【0021】メモリ制御回路24は、バッファ・メモリ
22に書き込まれたデータをハード・ディスク装置26
の書き込み速度に応じて順番に読み出し、インターフェ
ース回路28を介してハード・ディスク装置26に供給
する。ハード・ディスク装置26は、インターフェース
回路28からのデータを順次、記憶していく。このよう
にして、撮影画像の圧縮データがハード・ディスク装置
26に記録される。
【0022】図2は、図1の動作フローチャートを示
す。図2を参照して、本実施例の動作を説明する。な
お、まず操作装置38により、連写モードが設定されて
いる場合の動作について説明する。連写モードでは、通
常、撮影スイッチ36をオン状態に保持している間、連
続撮影状態、即ち、一定時間間隔毎に被写体を撮影し記
録する動作状態になる。
【0023】先ず、撮影スタンバイ・スイッチ34がオ
ンになると(S1)、露出制御、ホワイトバランス調
整、焦点調節などの撮影スタンバイ動作を実行する(S
2)。その後、撮影スイッチ36がオンにならずに(S
3)、撮影スタンバイ・スイッチ34がオフになれば
(S4)、再度、撮影スタンバイ・スイッチ34がオン
になるのを待つ(S1)。撮影スイッチ36がオンにな
らなくても(S3)、撮影スタンバイ・スイッチ34が
オンの間は、撮影スイッチ36がオンになるのを待つ
(S4)。
【0024】撮影スイッチ36がオンになると(S
3)、操作装置38において連続記録モードが設定され
ている場合、システム制御回路30は、メモリ制御回路
24を介して、バッファ・メモリ22の残容量が所定の
閾値V1以上であるか否かを調べる(S5)。閾値V1
メモリ31に予め記憶されている。V1以上であれば
(S5)、撮影する(S6)。即ち、撮像素子14を露
光し、その電荷信号を読み出し、回路16、18、2
0、24を介してバッファ・メモリ22に書き込む。こ
のようにバッファ・メモリ22に書き込まれたデータ
は、上述したように、ハード・ディスク装置26に同期
して読み出され、インターフェース回路28を介してハ
ード・ディスク装置26に印加され、書き込まれる。
【0025】なお、操作装置38により連続記録モード
が設定されていない場合には、バッファ・メモリ22に
1画面分の空き容量さえあれば、記録を可能とする。
【0026】撮影(S6)の後、バッファ・メモリ22
の残容量を調べ(S7)、これが第2の閾値V2に等し
いか否かを判別する。なお、閾値V2は閾値V1より小さ
く、1枚若しくは数枚分に相当する記憶容量値である。
【0027】メモリ22の残容量が第2の閾値V2に等
しくなければ(S7)、S5を実行することなく撮影ス
イッチ36がオンの間(S10)、撮影(S6)及びメ
モリ22の残容量のチェック(S7)を繰り返す。即
ち、連続撮影を行なう。その間に、撮影スイッチ36が
オフになれば(S10)、再び撮影スイッチ36及び撮
影スタンバイ・スイッチ34を調べ(S3、S4)、撮
影スタンバイ・スイッチ34がオフになれば(S4)、
S1に戻る。
【0028】メモリ22の残容量が閾値V2に等しけれ
ば(S7)、連写を止めて単写モードと同様に動作す
る。即ち、撮影スイッチ36がオフになるのを待ち(S
8)、撮影スイッチ36がオフになった後、撮影スタン
バイ・スイッチ34がオンのままであれば(S9)、再
び撮影スイッチ36がオンになるのを待ち(S3)、撮
影スタンバイ・スイッチ34がオフであれば(S9)、
再び撮影スタンバイ・スイッチ34がオンになるのを待
つ(S1)。
【0029】メモリ22の残容量が閾値V1未満である
場合(S5)、残容量がゼロか否かを調べる(S1
1)。残容量がゼロの場合、撮影スタンバイ・スイッチ
34がオンならば(S13)、撮影スイッチ36がオン
になるのを待ち(S3)、撮影スタンバイ・スイッチ3
4がオフならば(S13)、撮影スタンバイ・スイッチ
34がオンになるのを待つ(S1)。残容量がゼロでな
ければ(S11)、1回の撮影を行ない(S12)、撮
影スイッチ36のオフを待つ(S8)。
【0030】上記説明から分かるように、閾値V1は、
連写記録の開始時において連写が可能な残り枚数に相当
するメモリ容量、閾値V2は、連写を中止する残り枚数
に相当するメモリ容量である。これらの閾値V1、V2
メモリ31に固定的に記憶されていてもよいし、又は操
作装置38の操作により変更可能に記憶されていてもよ
い。使用上は、後者が便利である。
【0031】バッファ・メモリ22の残容量がV1以上
であれば、連写が許可され、連写中にメモリ22の残容
量が閾値V2に等しくなったところで、連写を中止す
る。バッファ・メモリ22の残容量がV2以下でも単写
は可能であり、その間にバッファ・メモリ22からハー
ド・ディスク装置26への転送が進み、バッファ・メモ
リ22の残容量が閾値V1以上になれば、再び、連写が
可能になる。連写モードの撮影開始時にバッファ・メモ
リ22の残容量がV1未満でも、それがゼロでない限
り、単写が可能である。
【0032】このようにして、連写できる実質的枚数
は、バッファ・メモリ22の書き込み速度とハード・デ
ィスク装置26の書き込み速度との差、及び閾値V1
より決定される。連写が不可能になっても、単独撮影を
行なえるので、シャッタ・チャンスをみすみす見逃すこ
とはなくなる。
【0033】図1に示す実施例の変更動作のフローチャ
ートを図3に示す。図2と同じステップには同じ符号を
付してあり、具体的にはS6とS7の間に、S20〜S
23が挿入されている。この変更例では、連写の最大枚
数Kを予め決めておく、Kは操作装置38により変更自
在であり、メモリ31に記憶される。K枚連写する前
に、メモリ22の残容量がV2になれば連写を中止す
る。K枚連写した後では、一旦撮影スイッチ36のオフ
を待つことにより、連写の中止を使用者に強制する。
【0034】以下、図3を具体的に説明する。最初の撮
影(S6)迄は、図2と同じである。最初の撮影後、連
写枚数が設定値Kに到達したか否かを調べ(S20)、
設定値Kまでになっていなければ、バッファ・メモリ2
2の残容量が閾値V2に等しいか否かを調べる(S2
1)。V2に等しい場合、連写を中止し、撮影スイッチ
36のオフを待つ(S8)。V2に等しくない場合(S
21)、撮影スイッチ36がオンの間、撮影を繰り返し
(S22、S6、S20、S21)、撮影スイッチ36
がオフになれば(S22)、再び、撮影スイッチ36が
オンになるのを待つ(S3)。
【0035】連写枚数が設定値Kに等しくなれば(S2
0)、撮影スイッチ36がオフになるのを待ち、メモリ
22の残容量が閾値V2に等しいか否かを調べる(S
7)。S7以降は図2と同じである。
【0036】この実施例で設定している連写枚数の上限
値Kを、通常の連写の際の撮影枚数をカバーする程度に
することにより、不必要に長い時間、連写してしまうの
を防止できる。一旦、連写を中止した後、再び連写を開
始する間にも、メモリ22に記憶されるデータはハード
・ディスク装置26に転送されているので、次回の連写
開始時には、メモリ22の残容量が増す。メモリ22の
残容量がV1以上になっていれば、連写できる。
【0037】以上の説明から容易に理解できるように、
本実施例によれば、一時記憶手段に所定量の空きを残し
て連続記録を中止するので、当該一時記憶手段から最終
記録媒体に画像情報を転送する間にも、画像情報を当該
一時記憶手段に取り込むことができる。即ち、スチル・
カメラの場合には、単写が可能であり、シャッタ・チャ
ンスをみすみす見逃すことがなくなる。
【0038】図4、図5は図1に示す実施例の更に別の
変更動作のフローチャートである。かかるフローチャー
トを実行するに際して本実施例においては複数の連写速
度を選択可能であり、かかる連写速度を切り換える手段
を操作部38備えている。以下動作について説明する。
【0039】次に連写速度によって前述の所定量を変え
る実施例について図4を用いて説明する。図4において
撮影スイッチ36がオンになると(S3)、操作装置3
8において予め連続記録モードが設定されている場合、
システム制御回路30は、メモリ制御回路24を介して
バッファ・メモリ22の残容量が所定量V1 以上である
か否かを調べる(S5)。所定量V1 はメモリ31に予
め記憶されているメモリ残容量が所定量V1 以上であれ
ば連続記録モードが高速連写モードになっているか調べ
る(S6)。高速連写モードになっていれば撮影をし
(S7)所定時間t1 待ち(S8)、メモリの残容量が
所定量V2 以上か調べ(S9)、所定量V2 以上であ
り、撮影スイッチ36がオンであれば(S10)撮影を
つづける。すなわち連写を行う連続記録モードが低速連
写モードであれば、撮影をし(S12)所定時間t2
ち(S13)、メモリの残容量が所定量V3 以上か調べ
(S14)、所定量V3 以上であり、撮影スイッチ36
がオンであれば(S15)撮影をつづける。すなわち連
写を行う、ここでt1 <t2 とする。すなわち、所定時
間t1 待って撮影をつづける方がt2 待つよりも高速な
連写が可能になる。
【0040】S9、S14においてメモリの残容量がそ
れぞれ所定量V2 、所定量V3 より小さくなったら連写
停止の表示をする(S11)。撮影スイッチ36がオフ
になると(S16)、撮影スタンバイ・スイッチ34が
オンならS3へ、オフならS1へ進む(S17)。
【0041】S5においてメモリの残容量が所定量V1
より小さければ、メモリの残容量が0かどうか調べ(S
18)、0でなければ撮影をしてS16へ進む。0の時
は撮影ができないことを表示して(S20)、撮影スイ
ッチ36がオフになれば(S21)S3へ進む。
【0042】上記説明から分かるように、所定量V1
連写可能なメモリ残容量、所定量V2 は高速連写を中止
するメモリ残容量、所定量V3 は低速連写を中止するメ
モリ残容量である。尚、本実施例においてV2 >V3
している。又、これらの所定量はメモリに固定的に記憶
されていてもよいし、操作装置38の操作により変更可
能に記憶されていてもよい。
【0043】次にメモリ残容量が所定量になったら高速
連写を低速連写に自動的に切り換える例について説明す
る。図5において、S1〜S6は図4と同じであるので
説明を省略する。メモリの残容量が所定量V2 より大き
ければ図4と同様にして高速連写をする(S7)、小さ
ければ低速連写モードになる、すなわち低速連写である
ことを表示し(S12)、撮影し(S13)、所定時間
2 待ち(S14)、メモリの残容量が所定量V3 より
小さくなったら(S15)連写停止の表示をする(S1
7)。
【0044】ここで所定量V1 >所定量V2 >所定量V
3 である。すなわち高速連写モードで連写中にメモリ残
容量が所定量V2 になったら連写モードを低速連写モー
ドに自動的に切り換えて連写を継続し、メモリ残容量が
所定量V3 になったところで連写を停止する。
【0045】図6は本発明の第2実施例の構成を示すブ
ロック図である。図6において40は後述するモニタに
メモリ22に記憶されている画像データを表示するため
にリモコン24とモニタをつなぐインターフェース、4
2は画像を表示するモニタ、43は後述の圧縮等の処理
を行うためのDSPである。
【0046】本実施例は1画像の画像圧縮に要する時間
が連写間隔よりも長い場合に有効な方法である。本実施
例では、記録処理回路20内では、ホワイトバランス調
整、γ補正等、リアルタイムで実行可能な処理のみ行な
った後、メモリ制御回路24によってバッファ・メモリ
22の8個のバンクM0〜M7内の空いたバンクに順次
書き込まれる。
【0047】1コマ撮影においては撮像し、上記WB、
γ等のリアルタイム処理をし、バッファ22に書き込ま
れた後ただちにメモリ制御回路24によって再び読み出
され、DSP43によって、圧縮等処理時間を要する処
理を行なう(例えばJPEG方式の圧縮等のような圧縮
方式を採用した場合、DCTを行った後の係数列をエン
トロピー符号化をする前に一旦、バッファ22内の空領
域に保持しておくことにより、エントロピー符号化後の
データ量に応じて圧縮率を変化させる時の処理時間を短
縮することができる)。このような構成の画像記録装置
の動作のフローチャートを図7に示す。
【0048】以下図7を用いて動作の詳細について説明
する。
【0049】撮影スタンバイ・スイッチ34がオンなら
ば(S1)撮影スタンバイをする(S2)。次にメモリ
の残容量が0かどうか調べ(S3)0であれば撮影不能
の表示をして(S4)、撮影スタンバイ・スイッチ34
がオンならばS3へ、オフならばS1へ進む。メモリ残
容量が0でなければ撮影不能表示を消去して(S6)、
撮影スイッチ36がオンになれば(S7)メモリ残容量
を調べ(S9)V1 以上であればS11へ、V1 より小
さければS10へ進む。S11へ進んだ場合、撮影スイ
ッチ36がオンのままであれば撮影をつづけ、バッファ
・メモリ22へデータを格納する。つまり連写を実行す
る。
【0050】S9からS10へフローが分岐した場合は
フローはS10、S15以降へすすみ単写になる。又、
S11へ進み撮影をした時にメモリ残容量がV2 より小
さくなれば(S12)連写停止の表示をする(S1
4)。次に撮影した画像データをDSP43により圧縮
する際のデータ、例えばDCT処理の全係数データ、即
ち直交変換後のデータを作成し(S15)、バッファ・
メモリ22の空き領域、つまり連写停止後の残量分の領
域に記憶する(S16)。
【0051】次いで直交変換後のデータを所定の係数で
量子化し、ハフマン符号化し(S17)、得られたデー
タをハード・ディスク26に記録(S18)し、撮影ス
イッチ36がオフ、かつバッファ・メモリ22内のデー
タが処理されハード・ディスクに記録されるまで(S1
9〜S21)、前述のS15〜S18を実行する。メモ
リ22内のデータを処理した場合にはフローはS21か
らS22に分岐し、S14において表示した連写停止表
示を消去し、撮影スタンバイ・スイッチ34がオンであ
るか否かを判別し(S23)、オンの場合にはS3へ、
オフの場合にはS1へフローは戻る。
【0052】次に本発明の更に別の実施例について図8
を用いて説明する。図8はかかる実施例の動作の変形例
を示したフローチャートである。
【0053】本実施例では図7の実施例に撮像して記録
した画像をただちに再生しモニタする機能を付加したも
のであり、所定残量を残した、バッファ内に連写した一
連の画像をマルタ画又は、合成画として保持することで
連写した画像をモニタしやすくしたものである。
【0054】以下本実施例の動作を図8を用いて説明す
る。図8においてまず撮影スタンバイ・スイッチ34
が、オンであれば(S1)、撮影スタンバイをしてバッ
ファ・メモリ22を介すことなく最終撮影画像を直接メ
モリ制御24からモニタに表示する(S61)。
【0055】次にバッファ・メモリ22の残容量が0か
どうか調べ(S31)、0であれば撮影不能の表示、警
告をする(S53)。バッファ・メモリ22の残容量が
0でなければ撮影不能表示を消去して(S32)、撮影
スイッチ36がオンになれば(S33)、メモリ残容量
が所定量V1 以上かどうか調べる(S35)。V1 より
小さければ単写をし(S52)、モニタに表示する(S
67)V1 以上であれば、撮影をする(S36)。
【0056】次にメモリ残容量が所定量V2 になったか
どうか調べ(S7)、V2 でなく撮影スイッチ36がオ
ンであれば(S10)撮影をつづける。V2 になったら
連写を停止し(S8)、モニタ表示モードが通常の表示
モードであれば(S61)、最終撮影画像をバッファ・
メモリ22から再生して表示する(S67)。通常表示
モードでなければマルチ画モードか合成画モードかを調
べ(S62)、バッファ・メモリ22の残り容量V2
用いて合成画モードであれば合成画を作成して(S6
3)、モニタに表示する(S64)。マルチ画モードで
あれば前述のバッファ・メモリ22の残り容量V2 を用
いてマルチ画を作成して(S65)モニタに表示する
(S66)。この表示は撮影スタンバイ・スイッチ34
がオンの間表示され、撮影スタンバイ・スイッチ34が
オフになると表示を全て消去して(S24)S1へ進
む。
【0057】尚、本実施例における合成画モードとはメ
モリ22に記憶している画像のうちの1つと、前記バッ
ファ・メモリ22を介することのない画像とを合成し、
再びバッファ・メモリ22内の残り容量V2 に記録する
モードである。
【0058】又、マルチ画モードとはメモリ22に記憶
している複数の画像をマルチ画にし、バッファ・メモリ
22内の残り容量に記録するモードである。
【0059】尚、S64、S66、S67以降において
は図7において前述したS15〜S23と同じフローを
実行する。
【0060】以上の実施例に依ればバッファ・メモリの
容量を有効に活用して簡単な構成で種々の画像編集が行
え、しかも画像記録の機会を逃すことがない。
【0061】又画像編集としては上述の例に限らず、他
の編集例えば画像の拡大や縮小、斜体等であってもよ
い。
【0062】以上の実施例はクレームの範囲内で種々変
更が可能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明した様に本発明に依れば連続記
録中にバッファの残り容量が所定値になったことを表示
しているので記録機会を逃すことを未然に防止し使い勝
手を向上させることができる。
【0064】更に本発明に依れば簡単な構成で種々の特
殊効果を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成ブロック図である。
【図2】図1の第1の動作フローチャートである。
【図3】図1の第2の動作フローチャートである。
【図4】図1の第3の動作フローチャートである。
【図5】図1の第4の動作のフローチャートである。
【図6】第2の実施例の構成ブロック図である。
【図7】図6の第1の動作フローチャートである。
【図8】図6の第2の動作フローチャートである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像情報を一時的に記憶し、複数画
    面分の記憶容量を有する一時記憶手段、 前記一時記憶手段に一時記憶された画像情報を記録媒体
    に記録する記録手段、 前記記録手段による連続記録を行っている間、前記一時
    記憶手段の残容量が所定値になったことを表示する表示
    手段とを有することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 入力画像情報を一時的に複数画面分記憶
    する容量を有する記憶手段、 前記記憶手段に記憶された画像情報を記録媒体に記録す
    る記録手段、 前記記憶手段の複数画面の中の一画面分の容量を用いて
    画像編集を行う編集手段とを有することを特徴とする画
    像記録装置。
  3. 【請求項3】 前記画像編集はマルチ画作成であること
    を特徴とする請求項2の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記画像編集は前記記録媒体に記録前の
    画像情報と前記記録媒体から再生した画像情報とを組み
    合わせるであることを特徴とする請求項2の画像記録装
    置。
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