JPH06164969A - ダイナミックフォーカス電圧調整回路 - Google Patents

ダイナミックフォーカス電圧調整回路

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JPH06164969A
JPH06164969A JP31236692A JP31236692A JPH06164969A JP H06164969 A JPH06164969 A JP H06164969A JP 31236692 A JP31236692 A JP 31236692A JP 31236692 A JP31236692 A JP 31236692A JP H06164969 A JPH06164969 A JP H06164969A
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JP
Japan
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horizontal
level
vertical
voltage
period
Prior art date
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Pending
Application number
JP31236692A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamamoto
裕幸 山本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラウン管におけるダイナミックフォーカス
に必要な水平及び垂直周期のパラボラ電圧の走査期間に
おける各レベルを水平帰線期間及び垂直帰線期間それぞ
れのレベルを変化させることによりフォーカス電圧を調
整する。 【構成】 水平及び垂直各パラボラ波の走査期間におけ
る各レベルはディジタルレベルとしてROM4、5に記
憶されている。走査期間の前記ディジタルレベルは入力
される水平同期信号1に従い、水平ごと、垂直ごと前記
ROMより出力される。水平及び垂直の各帰線期間はコ
ントロール部6が前記ROMを制御して、その帰線期間
レベルを調整する。前記走査期間レベルと帰線期間レベ
ルとの合成が水平及び垂直の各パラボラ波となり、帰線
期間レベルが変わることで各パラボラ波の平均レベルが
変化する。各パラボラ波はFBTよりの直流電圧に重な
り、前記帰線期間レベル調整によりフォーカス電圧を変
化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラウン管におけるい
わゆるダイナミックフォーカスにおいて、該ダイナミッ
クフォーカスに必要な水平および垂直周期のパラボラ電
圧の走査期間における各レベルを水平帰線期間および垂
直帰線期間それぞれのレベルを変化させることによりフ
ォーカス電圧を変えるようにしたダイナミックフォーカ
ス電圧調整回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(A)は従来のダイナミックフォー
カス電圧生成の要部ブロック図、図4(B)はダイナミ
ックフォーカス電圧を示す図である。以下、図4につき
概略説明する。図4(A)において、垂直パラボラ電圧
生成回路41および水平パラボラ電圧生成回路42で生成し
た垂直パラボラ電圧と水平パラボラ電圧は合成回路43で
合成し、出力回路44で所定電圧に増幅後、コンデンサC1
を介してブラウン管45のフォーカス電極へ印加される。
一方、水平出力回路と接続されたフライバックトランス
(FBT)の高圧巻線(N2)からは高圧の他、フォーカ
ス電圧(直流)が得られる。このフォーカス電圧は調整
用ボリューム(VR1)を介してブラウン管45のフォーカ
ス電極へ印加される。
【0003】従って、ブラウン管45のフォーカス電極に
はVR1で調整した直流フォーカス電圧VfとC1を介した前
記垂直および水平のパラボラ電圧との合成電圧が印加さ
れる。この合成電圧の原理波形図は同図(B)のように
なる。図示のように、画面中心から垂直および水平両方
向とも離れる程(周辺部)、フォーカス電圧をパラボラ
的に高くする。これにより、画面中心部と周辺部全域の
フォーカスを適正にすることができる。一般に、パラボ
ラ電圧の波形は固定にし、直流電圧VfをVR1で個々に調
整して最適のフォーカス状態に設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】適正フォーカス電圧
は、高圧値と一定の関係があり(例えば、30〜40%)、
電圧としては高い部類に属する。このような高い電圧を
ボリュームで調整する場合、微調整の段階では相当の注
意力をもって調整する必要があった。特に、パラボラ波
形を変えて調整する方法を併用した場合、変化して欲し
くない部分もフォーカスが変わってしまい、これを補正
するために前記ボリュームの再調整を要することにな
り、調整が容易ではない。本発明は、フォーカス調整を
より容易なものとするため、垂直および水平各パラボラ
波の帰線期間のレベルを変えることでフォーカス調整す
るようにしたダイナミックフォーカス電圧調整回路を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フライバック
トランスで生成した直流電圧に、ディジタル的に生成し
た水平周期のパラボラ電圧と垂直周期のパラボラ電圧と
を重畳してなる電圧をフォーカス電圧としたダイナミッ
クフォーカス回路において、ディジタル的に生成した前
記水平周期のパラボラ電圧および垂直周期のパラボラ電
圧における水平帰線期間および垂直帰線期間それぞれを
所要レベルデータにしたダイナミックフォーカス電圧調
整回路を提供するものである。
【0006】
【作用】水平および垂直各パラボラ波の走査期間におけ
る各レベルはディジタルレベルとしてそれぞれのROM
に記憶されている。走査期間の前記ディジタルレベルは
入力される水平同期信号に従い、水平ごと、垂直ごと前
記ROMより出力される。水平および垂直の各帰線期間
は外部から前記ROMを制御して、その出力レベルを可
変する。前記走査期間レベルと帰線期間レベルとの合成
が水平および垂直の各パラボラ波となり、帰線期間レベ
ルが変わることで各パラボラ波の平均レベルが変化す
る。又は、換言すれば、平均レベルに対する走査期間レ
ベルが変化する。この平均レベルはフライバックトラン
スよりの直流電圧に重なる(一致する)ので、前記帰線
期間レベルを可変することでフォーカス電圧を変化する
ことができることになる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるダイナミ
ックフォーカス電圧調整回路を説明する。図1は本発明
によるダイナミックフォーカス電圧調整回路の一実施例
を示す要部ブロック図、図2は他の実施例を示す要部ブ
ロック図である。図1において、1は水平同期信号、2
は垂直同期信号、3は水平同期信号1から水平用クロッ
クと垂直用クロックとを出力するPLL(位相同期回
路)、4は水平パラボラ波レベルを予め書き込んである
水平用ROM、5は垂直パラボラ波レベルを予め書き込
んである垂直用ROM、6は水平用ROM4と垂直用R
OM5とを制御して、それぞれの帰線期間レベルを可変
するコントロール部、7と8は水平用ROM4と垂直用
ROM5それぞれのディジタル出力レベルをアナログレ
ベルに変換する水平用D/A変換部(7)と垂直用D/
A変換部(8)、9と10は前記の各D/A変換部よりの
信号から低域成分を通過させる水平用低域通過フィルタ
(LPF)(9)と垂直用低域通過フィルタ(10)、11
は前記各LPFよりの水平パラボラ波と垂直パラボラ波
とを合成する合成部、12は合成されたパラボラ波を所定
のレベルに増幅する増幅部である。また、図2におい
て、図1と同等のものは同一符号を付し、13はROM4
およびROM5よりのディジタルデータを合成する合成
部、14は合成部13よりの合成ディジタルデータをアナロ
グに変換するD/A変換部、15はD/A変換部よりの信
号から低域成分を通過させるLPF、16は合成されたパ
ラボラ波を所定のレベルに増幅する増幅部である。
【0008】次に、本発明の動作について説明する。最
初に、図1につき説明する。PLL3から水平用ROM
4と垂直用ROM5とへ出力される水平用クロックおよ
び垂直用クロックは、水平同期信号1に同期した信号で
あり、ブラウン管上の電子ビーム位置を表している。各
クロック信号に基づき、水平用ROM4および垂直用R
OM5は予め書き込まれた対応する走査期間の水平パラ
ボラデータおよび垂直パラボラデータをそれぞれ出力す
る。
【0009】一方、コントロール部6は入力される水平
同期信号1および垂直同期信号2それぞれから定まる水
平帰線期間および垂直帰線期間におけるパラボラ波レベ
ルを設定する。この設定はコントロール部6が水平用R
OM4および垂直用ROM5を制御することにより行
う。このように、走査期間はクロック信号に基づいたレ
ベル、そして帰線期間はコントロール部6で設定したレ
ベルの水平パラボラ波および垂直パラボラ波が各ROM
から出力される。この帰線期間のレベルを変えたときの
波形例を図3(A)、(B)に示す。この波形は垂直、
水平いずれにもはてはまるものである。つまり、図中の
周期Tが垂直の場合は1垂直周期となり、水平の場合は
1水平周期になる。また、帰線期間レベルは正負の範囲
で可変する。(A)が負方向、(B)が正方向に設定し
た場合を示し、この範囲内でレベルを可変する。このレ
ベル可変で平均レベルが変化する。(A)の平均レベル
V1と(B)の平均レベルV2とは相違し、V2>V1である。
これを逆に、平均レベルから各走査期間の各レベルをみ
ると(A)の方が(B)より小さな値となる。この平均
レベルは後述のように、フライバックトランスよりの直
流電圧に重なるので、ダイナミック的なフォーカス電圧
が変化することになる。
【0010】以上説明の各ROM出力は各D/A変換部
(7、8)でアナログ電圧に変換する。しかし、このア
ナログ電圧は各瞬時のディジタルレベルをアナログに変
換するため階段状に変化するパラボラである。そこで、
各LPF(9、10)により該階段状の高周波成分を除去
して低周波成分のみを取り出して本来の滑らかなパラボ
ラ波にする。各LPF(9、10)よりの水平パラボラと
垂直パラボラとは合成部11で合成後、増幅部12で所定レ
ベルに増幅する。増幅部12よりの合成パラボラ波はコン
デンサC1を介し、直流電圧調整ボリュームVR1を介した
フライバックトランスよりの直流電圧に重畳する。この
重畳は前記合成パラボラ波の平均レベルが該直流電圧と
一致するように重なる。
【0011】次に、図2につき説明する。図2の基本部
分は図1と同じであり、水平パラボラ波と垂直パラボラ
波との合成をROM出力段階で行い(合成部13)、合成
したパラボラ波をD/A変換(D/A変換部14)、高周
波除去(LPF15)および増幅(増幅部16)処理する方
法である。増幅部16より出力される電圧は図1の場合と
同一になる。本実施例の場合、D/A変換部とLPFが
1系統ですみ、ブロック構成をシンプル化できるという
特徴を有する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ブ
ラウン管におけるダイナミックフォーカスにおける水平
および垂直の各パラボラ波のレベルを、それぞれの帰線
期間レベルを可変することで変化させることができるの
で、フライバックトランスよりの直流フォーカス電圧を
ボリュームにより変化する方法と併用することにより画
面全体につき微細な調整をすることができる。特に、水
平および垂直の各パラボラ自体をディジタル的に可変す
るような方法と本発明による方法とを併用した場合、例
えば、パラボラ波形を変えてもその平均レベル(=直流
フォーカス電圧)から画面中心部のレベルを帰線期間レ
ベルを変えることで前記パラボラ波形を変える以前と同
じ電圧値に維持することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダイナミックフォーカス電圧調整
回路の一実施例を示す要部ブロック図である。
【図2】本発明によるダイナミックフォーカス電圧調整
回路の他の実施例を示す要部ブロック図である。
【図3】帰線期間レベルを変化したときのパラボラ波形
の例を示す図である。
【図4】(A)は従来のダイナミックフォーカス電圧調
整回路の一実施例を示す要部ブロック図、(B)は図4
を説明するためのダイナミックフォーカス電圧を示す波
形図である。
【符号の説明】
1 水平同期信号 2 垂直同期信号 3 PLL(位相同期回路) 4 水平用ROM 5 垂直用ROM 6 コントロール部 7 水平用D/A変換部 8 垂直用D/A変換部 9 水平用低域通過フィルタ(LPF) 10 垂直用低域通過フィルタ(LPF) 11 合成部 12 増幅部 13 合成部 14 D/A変換部 15 低域通過フィルタ(LPF) 16 増幅部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライバックトランスで生成した直流電
    圧に、ディジタル的に生成した水平周期のパラボラ電圧
    と垂直周期のパラボラ電圧とを重畳してなる電圧をフォ
    ーカス電圧としたダイナミックフォーカス回路におい
    て、ディジタル的に生成した前記水平周期のパラボラ電
    圧および垂直周期のパラボラ電圧における水平帰線期間
    および垂直帰線期間それぞれを所要レベルデータにした
    ことを特徴とするダイナミックフォーカス電圧調整回
    路。
JP31236692A 1992-11-20 1992-11-20 ダイナミックフォーカス電圧調整回路 Pending JPH06164969A (ja)

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