JPH06164573A - 情報暗号化送受信方式 - Google Patents

情報暗号化送受信方式

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JPH06164573A
JPH06164573A JP4307367A JP30736792A JPH06164573A JP H06164573 A JPH06164573 A JP H06164573A JP 4307367 A JP4307367 A JP 4307367A JP 30736792 A JP30736792 A JP 30736792A JP H06164573 A JPH06164573 A JP H06164573A
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JP
Japan
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encrypted
encryption
transmission
decryption
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Application number
JP4307367A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Tanaka
知明 田中
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正式受信資格者、準受信資格者および非受信
資格者のそれぞれに異なるサービスを供給することがで
きる情報暗号化送受信方式を提供する。 【構成】 送信者1側では、タイマ11,12に従って
送信情報の暗号化・非暗号化を切り替え、暗号化情報4
−1と非暗号化情報4−2のそれぞれに暗号化・非暗号
化識別子17−1,17−2を付与した後、これを多重
化して送信する。一方、受信者5側では、暗号鍵6を入
手している正式受信資格者の場合、受信した多重化情報
から識別子17−1,17−2を削除した後、暗号化情
報4−1を解読し、これと非暗号化情報4−2とを再び
多重化して送信映像情報3と同等の受信映像情報8−1
を得る。また、暗号鍵6を入手していない準受信資格者
の場合、識別子17−1が付与された暗号化情報4−1
を廃棄し、識別子17−2を削除した非暗号化情報4−
2のみを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放送あるいは情報の
同報送信などにおいて、受信資格の無い人にも情報が送
信される場合に該情報を暗号化し秘匿するための情報暗
号化送受信方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、無線による放送やLAN(Local
Area Network)などにおける同報通信において、情報送
出を受信資格者のみに制限できない場合、例えば図5に
示す方式により情報を暗号化している。すなわち、送信
者1が暗号鍵6と暗号化器2とを用いて送信情報3を暗
号化し、これを暗号化情報4として送出し、受信側で
は、暗号解読器7と暗号鍵6とを用いて暗号化された情
報を解読する。
【0003】このような方式においては、受信者を以下
の3種類に分類することができる。第1の種類の受信者
は、受信者5−1のように暗号解読器7を有し、かつ送
信者1から暗号鍵6を入手済みで、暗号解読により正常
な受信情報8−1を得ることが可能な正式受信資格者で
ある。また、第2の種類の受信者は、受信者5−2のよ
うに暗号解読器7を有しているが、暗号鍵6を入手して
いないため正常な暗号解読が不可能で、誤った受信情報
8−2しか得られない準受信資格者である。さらに、第
3の種類の受信者は、受信者5−3のように暗号解読器
7そのものを有していない非受信資格者である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
方式では、暗号鍵6を入手していない準受信資格者5−
2は、暗号解読器7を有しているにもかかわらず、正し
い受信情報を全く得ることができないため、サービスを
受ける上で非受信資格者5−3と何等差がない。したが
って、準受信資格者5−2は、受信情報が興味ある内容
か否かによって暗号鍵6を要求するか否かを判断しよう
とする場合、暗号解読器7を介して得られる受信情報と
は別の情報内容通知手段9が必要となっていた。すなわ
ち、従来の方式では、論理的には正式受信資格者、準受
信資格者および非受信資格者の3種類の受信者が存在す
るものの、サービスを受ける上では実質的に正式受信資
格者とそれ以外の者の2種類となっており、準受信資格
者と非受信資格者との差異が生じないという問題があっ
た。
【0005】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、特定の受信装置と暗号鍵とを有する正式受信
資格者、該受信装置を有して暗号鍵を入手していない準
受信資格者、および該受信装置を有していない非受信資
格者のそれぞれに異なるサービスを供給することができ
る情報暗号化送受信方式を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、特定の受信者以外の受信者に送信
映像情報の内容を秘匿するため、映像情報に暗号化を施
す送受信方式において、送信側に、前記送信映像情報を
暗号化する暗号化手段と、該送信映像情報を該暗号化手
段を介して暗号化を施すか否かを切り替える暗号化・非
暗号化切り替え手段と、該切り替え手段と連動し、前記
送信映像情報に暗号化情報か非暗号化情報かを表す情報
識別子を付与する手段と、該情報識別子をそれぞれ付与
した暗号化情報と非暗号化情報とを多重化して1つの伝
送チャンネルで送信する手段とを具備する一方、受信側
に、前記1つの伝送チャンネルで受信した情報が暗号化
情報と非暗号化情報の何れかを前記情報識別子によって
識別した後、該情報識別子を削除して暗号化情報と非暗
号化情報とを分離する情報分離手段と、該情報分離手段
から出力される暗号化情報を暗号解読する解読手段と、
該解読手段が正しい暗号解読を行っているか否かを判断
し、該解読手段が正しい暗号解読を行っている場合、該
解読手段の解読結果と前記情報分離手段から出力される
非暗号化情報とを多重化した情報を受信情報とする一
方、前記解読手段が正しい暗号解読を行っていない場
合、該解読手段の解読結果を廃棄し、前記情報分離手段
から出力される非暗号化情報のみを受信情報とする情報
多重手段とを具備し、さらに、送信側に、前記送信映像
情報の非暗号化を開始するタイミングを定める第1の時
間間隔を計時する第1のタイマと、前記第1のタイマの
計時開始と同時に計時を開始し、前記非暗号化の継続時
間を定める前記第1の時間間隔より短い第2の時間間隔
を計時する第2のタイマとを有し、前記送信映像情報の
符号化方式としてフレーム内予測符号化とフレーム間予
測符号化とを混在して採用した場合、前記第1および第
2のタイマの計時開始を前記フレーム内予測符号化の開
始タイミングに合わせ、前記第2の時間間隔を少なくと
も1フレームがフレーム内予測符号化される時間以上の
長さにすることを特徴としている。
【0007】
【作用】この発明によれば、受信側において、解読手段
が正しい暗号解読を行っている場合、送信映像情報のう
ち暗号化情報と非暗号化情報の両方を意味のある情報と
して得ることができる一方、解読手段が正しい暗号解読
を行っていない場合、送信映像情報のうち所定時間内の
一部の情報である非暗号化情報のみ意味のある情報とし
て得ることができる。したがって、上記構成による特定
の受信装置を有している受信者は、正しい暗号解読を可
能にする暗号鍵を入手して正式受信資格者となれば、暗
号化情報を解読して全ての受信情報を意味のある情報と
して得ることができ、暗号鍵を入手していない準受信資
格者であれば、該受信装置を有していない非受信資格者
と異なり、受信情報のうち所定時間内の一部の情報のみ
抽出して意味のある情報として得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例による情報
暗号化送受信方式を示すブロック図である。この図にお
いて、図5に示した従来例の各部と供給する部分につい
ては、同一の符号を付し、その説明を省略する。まず、
送信者1側において、10は暗号化・非暗号化切り替ス
イッチであり、送信映像情報3を暗号化するか否かの切
り替えを行う。この切り替スイッチ10には、暗号化の
停止(すなわち非暗号化)を開始するタイミングを決定
するタイマ11と、この非暗号化の継続時間を決定する
タイマ12とが設けられている。
【0009】すなわち、タイマ11の計時時間間隔はタ
イマ12の計時時間間隔よりも長くなっており、かつタ
イマ11,12は同時に計時を開始するようになってい
る。これにより、タイマ11,12が同時に計時を開始
してからタイマ12の時間経過までの間、入力される送
信映像情報3は、暗号化器2を介さずに情報識別子付与
・多重部13へ直接供給される(非暗号化)。一方、タ
イマ12の時間経過後、再びタイマ11,12が同時に
計時を開始するまでの間、送信映像情報3は暗号化器2
によって暗号化された後、情報識別子付与・多重部13
へ供給される(暗号化)。
【0010】情報識別子付与・多重部13は、暗号化器
2によって暗号化された暗号化情報4−1に暗号化識別
子を付与する一方、暗号化器2を介さずに供給される非
暗号化情報4−2に非暗号化識別子を付与する。そし
て、これら暗号化・非暗号化識別子を付与した暗号化情
報4−1および非暗号化情報4−2を多重化し、この多
重化情報を受信者5,5,……側の受信装置へ送信す
る。
【0011】一方、受信者5側において、14は情報識
別子削除・分離部であり、受信した多重化情報に付与さ
れている暗号化・非暗号化識別子によって暗号化情報4
−1と非暗号化情報4−2とを識別し、これらを分離す
る。そして、これら暗号化情報4−1と非暗号化情報4
−2のそれぞれから暗号化・非暗号化識別子を削除し、
暗号化情報4−1を暗号解読器7へ出力する一方、非暗
号化情報4−2を情報多重切り替スイッチ15(後述す
る)へ出力する。
【0012】暗号解読器7は、受信者5が暗号鍵6を入
手している正式受信資格者の場合、情報識別子削除・分
離部14から供給される暗号化情報4−1を暗号鍵6を
用いて解読し、この解読結果を出力する。また、受信者
5が暗号鍵6を入手していない準受信資格者の場合、暗
号解読器7は暗号化情報4−1を正常に解読することが
できない。
【0013】情報多重切り替スイッチ15は、受信者5
が暗号鍵6を入手している正式受信資格者の場合、暗号
解読器7から供給される暗号化情報4−1の解読結果
と、情報識別子削除・分離部14から直接供給される非
暗号化情報4−2とを多重化し、送信映像情報3と同等
の受信映像情報8を出力する。
【0014】また、受信者5が暗号鍵6を入手していな
い準受信資格者の場合、情報多重切り替スイッチ15
は、正常な解読が不可能であった暗号化情報4−1を廃
棄し、情報識別子削除・分離部14から直接供給される
非暗号化情報4−2のみを受信映像情報8として出力す
る。すなわち、準受信資格者は、送信映像情報3の一部
にあたる非暗号化情報4−2のみを受信情報情報8とし
て受け取ることになる。
【0015】なお、受信者5が上記構成による受信装置
を有していない非受信資格者の場合、暗号化情報4−1
と非暗号化情報4−2とを分離することができないた
め、意味のある受信情報を得ることができない。
【0016】次に、上記構成による実施例の動作を、図
2〜図4に示す3通りの符号化方式に場合分けして説明
する。図2は、送信映像情報3の映像フレームの符号化
方式として基本的にフレーム間予測符号化を採用すると
共に、周期的に1フレームをフレーム内予測符号化する
場合の例を示している。この場合、フレーム間予測符号
化を行った映像フレームFb1〜Fb3は、これが基づ
いているフレーム内予測符号化を行った映像フレームF
a1の情報がなければ、意味のある情報として復号化す
ることができない。
【0017】このため、タイマ11,12が計時開始す
る非暗号化開始時点をフレーム内予測符号化を開始する
時点STとする必要がある。また、このとき非暗号化の
継続時間、すなわちタイマ12の計時時間間隔は、フレ
ーム内予測符号化される映像フレームFa1の1フレー
ム分かあるいはそれ以上(2フレームや3フレーム分で
も良い)となる。
【0018】このようなタイマ11,12の計時時間に
従って、送信者1側では、例えばフレーム間予測符号化
した映像フレームFb1〜Fb3を暗号化情報4−1、
周期的に挿入されるフレーム内予測符号化した映像フレ
ームFa1を非暗号化情報4−2とする。そして、暗号
化情報4−1と非暗号化情報4−2のそれぞれに暗号化
識別子17−1あるいは非暗号化識別子17−2を付与
し、これを多重化して送信する。
【0019】こうして、暗号鍵6を入手している正式受
信資格者側では、受信した多重化情報から暗号化識別子
17−1および非暗号化識別子17−2を削除した後、
暗号化情報4−1を解読し、この解読結果を非暗号化情
報4−2と再び多重化することにより、送信映像情報3
と同等の受信映像情報8−1を得る。
【0020】また、受信装置を有しているが暗号鍵6を
入手していない準受信資格者側では、受信した多重化情
報から暗号化識別子17−1が付与されている暗号化情
報4−1を廃棄し、非暗号化識別子17−2が付与され
ている周期的な非暗号化情報4−2すなわちフレーム内
予測符号化した受信映像情報8−2のみを得る。さら
に、受信装置を有していない非受信資格者側では、受信
した多重化情報を分離することができないため、意味を
持たない受信映像情報8−3しか得られないことにな
る。
【0021】次に、図3は送信映像情報3の映像フレー
ムの符号化方式として全フレームについてフレーム内予
測符号化を採用する場合の例を示している。この場合、
全ての映像フレームFa1,Fa2,……はフレーム内
予測符号化されているため、タイマ11,12が計時開
始する非暗号化開始時点STをどの映像フレームから開
始しても他の映像フレームとは無関係に復号化可能であ
る。また、このときタイマ12の計時時間間隔は、図2
に示した例と同様、1フレーム分の時間間隔以上であれ
ばよい。
【0022】こうして、図2に示した例と同様、正式受
信資格者は送信映像情報3と同等の受信映像情報8−1
を得る一方、準受信資格者は非暗号化情報4−2に対応
する受信映像情報8−2をタイマ11の計時時間毎に得
ることになる。また、この場合においても、非受信資格
者は、意味を持たない受信映像情報8−3しか得ること
ができない。
【0023】次に、図4は送信映像情報3の映像フレー
ムの符号化方式として基本的にフレーム間予測符号化を
採用すると共に、各フレームの一部分(同図では、3分
の1)を巡回的にフレーム内予測符号化する場合の例で
ある。この場合、1フレーム分の映像情報がフレーム内
予測符号化されるためには3フレームFc1〜Fc3に
相当する時間が必要となるため、タイマ12が計時する
時間間隔の最小値は3フレーム分の時間間隔となる。ま
た、このときタイマ11の計時時間間隔は、タイマ12
の計時時間間隔の倍数(例えば、6フレーム分の時間間
隔)になる。
【0024】こうして、上記図2および図3に示した例
と同様、正式受信資格者は送信映像情報3と同等の受信
映像情報8−1を得るが、準受信資格者は非暗号化情報
4−2に対応する3フレームFc1〜Fc3分の受信映
像情報8−2をタイマ11の計時時間毎に得ることにな
る。また、この場合においても、非受信資格者は、意味
を持たない受信映像情報8−3しか得ることができな
い。
【0025】このように、図2〜図4に示した何れの例
の場合においても、準受信資格者は、いわゆる間引きさ
れた映像フレームしか受信できないため、コマ送りのよ
うな映像を得ることになるが、送信されている映像の概
要を知ることは可能である。また、この実施例による受
信装置を有していない非受信資格者は、暗号化・非暗号
化識別子による暗号化情報4−1と非暗号化情報4−2
の識別を行うことができず、意味のある受信情報を全く
得ることができない。したがって、この実施例によれ
ば、サービスを受ける上で準受信資格者と非受信資格者
との差異が明らかに生じ、正式受信資格者、準受信資格
者および非受信資格者の3種の異なるサービスを提供す
ることが可能になる。
【0026】なお、例えばテレビ衛生放送においては、
視聴者獲得等のために、衛生放送用の受信機を有してい
れば暗号解読器を有してなくても受信が可能になるよう
暗号化を施していない番組を放送する場合がある。この
ことは、暗号解読器を有していない非受信資格者が一時
的に正式受信資格者と同様のサービスを受けられること
と等しく、この発明の技術的思想と混同されるべきもの
ではない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、特定の受信装置を有しかつ暗号鍵を入手している正
式受信資格者、該受信装置を有しているが暗号鍵を入手
していない準受信資格者、および該受信装置そのものを
有していない非受信資格者のそれぞれに異なるサービス
を提供することが可能となる。すなわち、従来と異な
り、準受信資格者であれば、受信情報のうち所定時間内
の一部の情報のみ抽出し、これを意味のある情報として
知ることが可能になる。これにより、送信者は、新聞や
雑誌の公告、あるいは別のチャンネルを用いて送信情報
の内容の概要を通知しなくても、準受信資格者に提供す
べき情報の一部を知らせることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による情報暗号化送受信方
式を示すブロック図である。
【図2】同実施例において、映像フレームの符号化方式
として基本的にフレーム間予測符号化を採用すると共
に、周期的に1フレームをフレーム内予測符号化する場
合の例を示すブロック図である。
【図3】同実施例において、映像フレームの符号化方式
として全フレームについてフレーム内予測符号化を採用
する場合の例を示すブロック図である。
【図4】同実施例において、映像フレームの符号化方式
として基本的にフレーム間予測符号化を採用すると共
に、各フレームの一部分を順次巡回してフレーム内予測
符号化する場合の例を示すブロック図である。
【図5】従来の情報暗号化送受信方式の例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 送信者 2 暗号化器 3 送信映像情報 4−1 暗号化情報 4−2 非暗号化情報 5 受信者 6 暗号鍵 7 暗号解読器 8,8−1,8−2,8−3 受信映像情報 9 情報内容通知手段 10 暗号化・非暗号化切り替スイッチ 11,12 タイマ 13 情報識別子付与・多重部 14 情報識別子削除・分離部 15 情報多重切り替スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の受信者以外の受信者に送信映像情
    報の内容を秘匿するため、映像情報に暗号化を施す送受
    信方式において、 送信側に、前記送信映像情報を暗号化する暗号化手段
    と、該送信映像情報を該暗号化手段を介して暗号化を施
    すか否かを切り替える暗号化・非暗号化切り替え手段
    と、該切り替え手段と連動し、前記送信映像情報に暗号
    化情報か非暗号化情報かを表す情報識別子を付与する手
    段と、該情報識別子をそれぞれ付与した暗号化情報と非
    暗号化情報とを多重化して1つの伝送チャンネルで送信
    する手段とを具備する一方、 受信側に、前記1つの伝送チャンネルで受信した情報が
    暗号化情報と非暗号化情報の何れかを前記情報識別子に
    よって識別した後、該情報識別子を削除して暗号化情報
    と非暗号化情報とを分離する情報分離手段と、該情報分
    離手段から出力される暗号化情報を暗号解読する解読手
    段と、該解読手段が正しい暗号解読を行っているか否か
    を判断し、該解読手段が正しい暗号解読を行っている場
    合、該解読手段の解読結果と前記情報分離手段から出力
    される非暗号化情報とを多重化した情報を受信情報とす
    る一方、前記解読手段が正しい暗号解読を行っていない
    場合、該解読手段の解読結果を廃棄し、前記情報分離手
    段から出力される非暗号化情報のみを受信情報とする情
    報多重手段とを具備し、 さらに、送信側に、前記送信映像情報の非暗号化を開始
    するタイミングを定める第1の時間間隔を計時する第1
    のタイマと、前記第1のタイマの計時開始と同時に計時
    を開始し、前記非暗号化の継続時間を定める前記第1の
    時間間隔より短い第2の時間間隔を計時する第2のタイ
    マとを有し、 前記送信映像情報の符号化方式としてフレーム内予測符
    号化とフレーム間予測符号化とを混在して採用した場
    合、前記第1および第2のタイマの計時開始を前記フレ
    ーム内予測符号化の開始タイミングに合わせ、前記第2
    の時間間隔を少なくとも1フレームがフレーム内予測符
    号化される時間以上の長さにすることを特徴とする情報
    暗号化送受信方式。
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