JPH06164534A - 連接された符号による符号化変調の分割に基づくディジタル信号伝送システム - Google Patents

連接された符号による符号化変調の分割に基づくディジタル信号伝送システム

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JPH06164534A
JPH06164534A JP5168250A JP16825093A JPH06164534A JP H06164534 A JPH06164534 A JP H06164534A JP 5168250 A JP5168250 A JP 5168250A JP 16825093 A JP16825093 A JP 16825093A JP H06164534 A JPH06164534 A JP H06164534A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信端で決定された電力レベルに対して、小
さなSN比が許容される一方、誤りのない受信を確保
し、コストと必要なハードウェアの複雑さを最小限に抑
えたディジタル信号伝送システムを提供することを目的
とする。 【構成】 送信局に設置された変調器(13)を含むエ
ンコーダ(5)と、受信局に設置された復調器(11
3)を含むデコーダ(105)とにより、集合の符号化
変調により作動するディジタル信号伝送システムを構成
する。多段チャネルエンコーダ(12)は、内部及び外
部の符号をブロックに連接し、符号を集合の各種分割レ
ベル上に分割する。符号化された記号ブロックは、周波
数分割インターリーブ器(37)の作用を受け、変調器
(13)は、直交搬送波周波数分割多重方式により動作
する。デコーダ(105)は、符号化のために実行され
た上記操作の逆の操作を実行するための手段(112、
113、138)より成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合の符号化変調によ
り作動するディジタル信号伝送システムに係り、前記シ
ステムは、送信局に設置される変調器を含むエンコーダ
と、受信局に設置される復調器を含むデコーダとから成
り、エンコーダは、チャネル符号化を符号化変調と組合
せる多段チャネルエンコーダより成り、チャネルエンコ
ーダは、ステージの信号を集合の点に写像し、記号を供
給する割当素子とから成る。
【0002】本発明は、かかるシステムで使用されるエ
ンコーダ、及び、デコーダにも関する。本伝送システム
は、主として、ディジタルテレビ信号(音声、及び/又
は,映像)を携帯受信器、移動受信器、又は、他のもの
に伝送するために利用される。
【0003】本伝送システムは、衛星チャネルによるデ
ィジタルテレビ信号、又は、ヘルツ波によるディジタル
信号の伝送に関する。これは、同様に、移動無線による
音声、又は、例えば、コンパクトディスク、ディジタル
ビデオレコーダ上に記録されるディジタルデータの伝送
に関する。これらの場合においては、まず最初に、送信
端における情報源符号器により情報源の符号化率圧縮を
行ない、受信端における情報源復号器によりその符号化
率を復元することが必要である。二つのディジタル処理
ユニットの間、例えば、2台のコンピュータ間でディジ
タルデータを伝送しようとする場合には、情報源符号器
による符号化率圧縮は必要ではない。
【0004】最も典型的な用途は、本問題点が最も広範
囲にわたるディジタルテレビに係り、本特許の応用は、
何ら制限を構成すること無く、本発明を利用する分野に
及ぶ。
【0005】
【従来の技術】テレビ信号のディジタル化は、全体に亘
る大きな符号化率を生み出すので、既存の伝送チャネル
によっては、伝送が経済的に実現できない。様々な符号
化技術が符号化率を圧縮するために開発されている(情
報源符号化)。これらの符号化アルゴリズムの性能は、
「符号化率圧縮因子」という項目と、符号化の後に復元
される画像の品質により計測される。信号の冗長度が圧
縮されるほど、伝送される情報の重要性が増す。伝送エ
ラーは、伝送される情報信号が冗長な場合には、極めて
容易に訂正することができるが、圧縮因子が増大すると
一層重大な意義を有する。
【0006】その結果、ディジタルテレビ信号の伝送に
は、適切な保護が必要である。伝送エラーによる影響が
画面上で認められないためには、ラインエラー率は10
-10以下であるべきである。地上基地伝送による放送で
利用されるチャネルは、− 全帯域幅が8MHzで、有
効帯域幅が7MHzの大きさ、− 加算的な白色ガウス
雑音と考えられる強力なノイズの存在、− 伝送された
信号の複数経路拡散による選択的フェージングを特徴と
する。
【0007】例えば、直交変換に基づく公知の情報源符
号化技術は、良い復元画質を確保する一方、因子10以
上で、符号化率を減少するために利用することができ
る。この結果、2値速度で8Mbit/sの大きさの伝
送となる。かかるチャネルによるディジタルテレビ信号
の伝送により、情報源符号化とディジタル変調は、1,
2bit/s/Hzの大きさのスペクトル効率を必要と
される。
【0008】そこで、チャネルの不完全さから伝送を保
護するためのチャネル符号化の実行が必要となる。符号
化技術と従来の変調技術は、誤りのない伝送のための要
求を充分に満足するには、制限があることが判った(こ
れらの技術では、符号化機能は、変調機能とは独立な実
体と考えられる)。しかしながら、符号化技術は、IE
EEの情報理論に関する学会誌、第IT−28巻、第1
号、1982年1月、ページ55−67に発行された、
タイトル「多重レベル/位相信号によるチャネル符号化
("Channel Coding with Multilevel/Phase Signal
s")」なる論文にG.ウンガーベックが提案した符号化
技術によりかなり改善された。
【0009】その中では、チャネル符号化と変調を一つ
の実体として考えて、その結果、チャネル符号化をディ
ジタル変調に結合することが提案されている。これによ
り、ディジタル伝送の効率を高め、そこで、スペクトル
効率を犠牲にすること無く性能を向上することが可能と
なる。符号化により付け加えられた冗長度は、データ符
号化率を低下させる代わりに、サイズを増加させたアル
ファベットで伝送される。この技術は、伝送された符号
化点列の間の最小ユークリッド距離が最大となる符号を
構成する原理に基づいている。
【0010】かくして、m>pの場合、p情報ビットを
mビットに変換すると、m−pが伝送中の情報信号保護
のために付け加えられた冗長度を表現し、集合中の信号
点総数が2m 元の変調であって、2m-p の追加元が冗長
度を転送するために有効である。この変調技術は、冗長
度を時間ではなく、空間上に展開することを可能とす
る。
【0011】G.ウンガーベックによるトレリス符号化
変調(TCM)の発見の最後で、ブロック符号化変調
(BCM)とトレリス符号化マルチサイズ変調が提案さ
れている。適度に複雑なTCM(4又は8元)は、3か
ら4dBの符号化利得を提供する。しかし、復号用にビ
タビ復号器の取り付けが必要とされるので、大量生産応
用においては、TCMは現状技術では依然としてコスト
高である。このような応用に対して、魅力ある符号化技
術は、多重レベル符号化技術である。本技術の重要な点
は、複数ステージで実行される単純な準最適復号化手法
に適合し、性能と装置の複雑さとの間でよい妥協点を示
すことである。
【0012】G.ウンガーベックにより示された集合の
分割原理に基づき、多重レベル符号化の利用が、G.
J.POTTIEとD.P.TAYLORにより、IE
EE情報理論学会誌、第35巻、第1号、1989年1
月、ページ87−98の「分割に基づく多重レベル符号
("Multilevel Codes Based on Partitioning")」にお
いて詳細に解析されている。彼らは、本明細書の冒頭の
文節で定義された形態のディジタル信号伝送システムに
ついて説明している。
【0013】彼らの論文において、まず最初に、集合の
分割と集合の信号点の符号化とから成る多重レベル符号
化の原理を解析し、次に、一つの符号化ステージが一つ
の分割レベルと関連し、信号点はブロックとして伝送チ
ャネルを経由して伝送される多段エンコーダの定義付け
を行う。この論文では、単一集合の場合について想定し
ている。
【0014】受信端において、多段デコーダは、符号化
中になされる操作と逆の操作を実行し、伝送された信号
点に対応する点を復元する。従来のデコーダでは、この
ことは、識別操作が実行される原因となり、その操作
中、点が評価され、それぞれの受信された点に対して受
信端で検波される位相と振幅の関数として、評価された
点の符号に対するビットが決定される。送信と受信との
条件の違いにより、ある評価されたビットに誤りがあ
る。それに従い、多重レベルデコーダの第1番目のステ
ージが、第1番目の分割レベルを決定する。この第1番
目のステージで得られた結果は、第2番目のステージの
操作を可能とするために利用され、そしてその先、最後
のステージまで続く。
【0015】冗長度を符号化するために、前記著者は、
外部エンコーダが後に接続される内部エンコーダにより
構成されるチャネルエンコーダを使用する。内部エンコ
ーダは、外部エンコーダにより実行されるパリティ符号
化と連接される従来の符号化を実行する。符号語は、そ
こで、集合の符号化された点に写像され、次に、変調器
により伝送される。ブロック符号の利用も言及されてい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
技術は、チャネル周波数応答がフェージングを受けると
きには不十分である。チャネルが時間経過とともに変化
する場合も不十分である。このことは、非常に大きな変
動と、頻繁に激しく乱れる受信状態にさらされる移動受
信器を想定する場合に顕著である。かくして、かかる条
件下では、かなり複雑なハードウェア手段を用いること
なく、正確な受信を保証するのに充分なSN比を確保す
ることは可能ではない。
【0017】従って、送信端で決定された電力レベルに
対して、小さなSN比が許容される一方、誤りのない受
信を確保することが本発明の目的である。コストと必要
なハードウェアの複雑さを最小限に抑える一方で、本目
的は達成される。
【0018】
【課題を解決するための手段】本目的は、符号は最初
に、周波数インターリーブ器によりインターリーブさ
れ、次に、直交搬送波周波数分割多重方式により作動す
る変調器で変調され、デコーダは、直交搬送波周波数分
割多重方式により変調された信号用復調器と周波数デイ
ンターリーブ器とから成る、冒頭の節で説明された形態
の伝送システムにより実現される。
【0019】
【作用】直交周波数分割多重方式により伝送される信号
は、以下において、OFDM(直交周波数分割多重)信
号という簡単化された名前で呼ばれる。このシステム
は、伝送チャネルが変更されるときに受信される信号の
フェージングに関して非常に強い。OFDM伝送方式に
おいて結合された、内部及び外部の連接された符号と多
重レベル分割との組合せにより、伝送された信号が十分
に保護されるため、この利点は得られる。これは、使用
されるハードウェアの複雑さを増すことなく、従って、
コストを増加させることなく実現される。OFDM方式
と結合した連接された符号を含む多重レベルシステムの
各ステージにおける復号化は、変化するフェージングチ
ャネルがある場合に、単搬送波に対する従来のような伝
送技術を利用する他の形態の符号化(ブロック符号化又
は畳込み符号化)と比較して、より良い性能/複雑さ比
を示す。
【0020】フェージングをうけるマルチパスチャネル
がある時、チャネルエンコーダから供給される信号は、
周波数インターリーブ器において、インターリーブをう
ける。もし、チャネルが時間とともに変化すると、時分
割インターリーブ器を周波数分割インターリーブ器に付
け加えることができる。内部及び外部符号化は、内部エ
ンコーダの各符号語が、外部エンコーダのための記号の
構成要素となるように決められることが望ましい。この
方法では、内部エンコーダと外部エンコーダとの間に、
送信端においてインターリーブ器を受信端においてデイ
ンタリーブ器を使用することが避けられる。
【0021】符号化変調は、位相偏移変調(PSK)、
又は、直交振幅変調(QAM)であろう。PSK変調の
場合は、チャネルエンコーダと変調器との間に差分エン
コーダを持つことが望ましい。これは、受信端における
搬送波復号配置を簡単化する利点を提供する。かかるシ
ステムは、システムを多数のアプリケーション用にプロ
グラムすることを可能とする多数のパラメータ(符号、
レベルの数、搬送波の数・・・)を含むので,非常に柔
軟性があるというさらなる利点を示す。さらに詳細に
は、時分割又は周波数分割方式のいずれかにより多重化
することで、同一の族、あるいは異なる族の種々の符号
化変調を利用することができる。これらの可能性は、ソ
フトウェアによっても表現することができる。
【0022】ディジタルテレビにおいては、隣合うチャ
ネルの符号間干渉による問題点を少なくし、OFDMチ
ャネル選択のための受信端でのフィルタリングをより容
易に実行するために、信号の帯域幅を1.15bits
/sHzの大きさのスペクトル効率に相当する7MHz
に縮小することができる。かかる符号化率は、こうし
て、4相位相偏移変調(4−PSK)と両立する。
【0023】とりわけ、簡単で有効な一実施例は、この
ように、4−PSKを多段エンコーダのための二つの符
号化レベルを用いて符号化することから構成される。受
信端では、受信器は、送信器により行われる操作と逆の
操作を行う。従って、デコーダは、多重モード直交搬送
波周波数毎に分かれ、記号デインタリーブ器から成る、
変調された信号のための復調器から成る。送信器がPS
K変調と差分エンコーダを利用する場合、受信器は差分
デコーダから成る。
【0024】送信端では、フーリエ逆変換が実行される
間、OFDM変調が変調器内でディジタル形式で実行さ
れることが望ましい。受信端では反対に、復調器がフー
リエ正変換を実行する。
【0025】
【実施例】本発明の種々の局面、及び、他の局面は、以
下に説明される本発明の実施例により明らかになり、解
明される。本発明は、以下の図面の支援により、その例
に制限されることなく、より良く理解されるであろう。
【0026】図1のAは、伝送網の送信部に現れるディ
ジタル信号エンコーダ5のブロック図である。それは、
− ディジタル形式として、未だ利用できない時に、符
号化されたディジタル信号を生成する、アナログ/ディ
ジタル変換器A/Dのような情報源10、− 情報源符
号器SC11(省略が可能)、− チャネルエンコーダ
CC12、− 変調器MOD13、− 送信フィルタ1
4の直列結合から成る。
【0027】エンコーダは、伝送チャネル15に接続さ
れる。これは、ヘルツ結合、衛星結合、又は、ケーブル
結合に関係する。現在使用されているアナログテレビ信
号(PAL、SECAM標準等)と比較して、より良い
品質を含むディジタルテレビ信号の伝送に応用するため
には、2進レイトは、情報源符号器11の出力で8Mb
its/sの大きさが必要とされる。標本は、チャネル
の欠陥に対して保護されるように、チャネルエンコーダ
12により符号化される。それから、変調器13は、デ
ィジタル標本を伝送チャネル、例えば選択性フェージン
グを含むマルチパスチャネルに適用させる。
【0028】図1のBは、送信端において実行される操
作と逆の受信操作を受信端において実行するデコーダ1
05のブロック図を示す。この目的のために、それは、
(チャネル15の出力で):− 受信フィルタ114、
− 復調器DEMOD113、− チャネルデコーダC
DED112、− 情報源デコータSDEC111(省
略が可能)、− ディジタル信号がアナログ形式で使用
される場合に用いられる、ディジタル/アナログ変換器
D/A110とから成る。
【0029】エンコーダ5とデコーダ105は、伝送チ
ャネル15に発生する符号化変調ディジタル信号の符号
化/復号化システムを構成する。 A−送信 1)符号化 本発明によるチャネル符号化は、多重レベル符号化であ
る。明解さのため、最初に、多重レベル符号化の原理を
説明する。
【0030】1点当たりmビットの伝送が可能な2m
の点を含む集合A0 (図2のA)を想定する。M(M≦
m)が符号化されるビットの数を示すならば、集合A0
は、2M 個の部分集合を作るM個のレベルに分割され
る。本分割の原理は、G.ウンガーベックにより定義さ
れた分割と全く同一である。この原理は、分割の部分集
合の最小ユークリッド距離を最大とする。di がi番目
の分割レベルで得られた部分集合における最小ユークリ
ッド距離を示すならば、不等式: d0 <d1 ,d2 .. .<dM が証明され、d0 はA0 における最小距離である。
【0031】次に、Mビットe1 、e2 、...,
i 、eM 、(ei はi番目のレベルの分割に関連する
ビット)を、2M 個の部分集合から一つを選択すると、
残りのm−Mビットが選択された部分集合の中の点を示
す。図2は、例として、4相−PSK変調に対する分割
図を示す。最初に、集合A0 (図2のA)は、ei =e
1=0/1(B0 に対してe1 =0、B1 に対してe1
=1)で、最小距離d1 を持つ二つの部分集合B0 とB
1 に分割され(図2のB)、次に、ei =e2 =0/1
(C0 とC1 に対してe2 =0、C2 あるいはC3 に対
してe2 =1)である四つの部分集合Ci 、i∈{0,
1,2,3}が得られる(図2のC)。一つの部分集合
は、一つの点から構成される。d0 <d1 を得る。
【0032】集合の点を写像する本手法の目的は、伝送
された点により表現されるmビットをノイズに対する障
害の受けやすさの関数として分類することである。上記
で説明された分割の原理により、一般的な場合につい
て、k<i−1なるビットekが誤りがないように充分
に保護されるならば、i≦Mなるビットei は、j<i
なる他のすべてのビットej よりもノイズに対してより
良く保護され、残りの(m−M)ビットは最も障害を受
けにくい。このことは、異なる符号と分離してビットを
符号化し、全てのビットが同じ方法でチャネルノイズに
対して保護される従来の直列符号化を踏襲しないことが
一層適当であることを示す。多重レベル符号化の原理
は、集合A0 をM個のエンコーダEi 、i=
1、...、Mにより構成されるM個のレベルに分割し
た後、これらのMビットを様々な保護レベルにより保護
することである。このエンコーダのブロック図を図3に
示す。符号化率Dを含む伝送されるデータ系列(ライン
34)は、S/P素子において、m個のデータ系列
i 、i=1、...、mに分割される。最初のM個の
データ系列は、M個の符号により符号化され、後に続く
データ系列DM+1 からDm は、符号化できない。
【0033】M個の符号化されたデータ系列の中で、最
初の系列D1 からDM1は、Ei がブロック符号で、Ii
がパリティ符号である連接された符号(Ei ,Ii )に
より符号化される。次のデータ系列DM1からDM は、単
一の2進符号Ii (ni ,k i ,δi )により符号化さ
れる。ni はブロック当たりに伝送される記号の数を表
現し、ki はブロック当たりに伝送される情報記号の数
を表現し、δi は最小ハミング距離を表現する時、符号
i (ni ,ki ,δi )、i=1、...M、は、効
率Ri =ki /ni を持つ。外部エンコーダ341 、3
2 、...34M1は、符号化Ei を実行する。符号記
号Ei は、qi ビットで表現される。
【0034】パリティ符号Ii (qi+1 ,qi ,2)
は、パリティビットを追加して、外部エンコーダにより
作られるqi ビットの各記号を符号化する。内部エンコ
ーダ351 、352 、...35M1は、符号化Ii を実
行する。外部符号に内部パリティ符号を伴う各記号の符
号は、二つの符号Ei とIi とから成る連接された符号
311 を構成する。この方法により、内部エンコーダと
外部エンコーダとの間に、送信端ではインターリーブ器
を、受信端ではデインターリーブ器を使用することが避
けられる。
【0035】M1 ビットは、連接された符号により符号
化され、その結果、等価的な最小距離を有し、di が分
割により生じる距離を表現するとして: d0 <d1 <d2 ...<dM1...<dM 、 (dis1 2 i =2d2 i-1 δi 、i=1,...M1 である。
【0036】同様にして、最小距離単一符号δi (i>
1 )により符号化されたビットの等価的な最小距離
は、 (dis2 2 i =δi 2 i-1 、i=M1 +1,...M, であり、符号化されないビットの等価的な最小距離は、 (dis3 2 i =d2 M =一定、i=M+1、...m1 である。
【0037】システムは、 (dis1 2 i =(dis2 2 i =(dis3 2 i のとき、最適である。符号E1 、...EM1は、ガロア
体GC(2q1)上のリード−ソロモン符号が好適であ
る。即ち、RS符号の各記号は、q1 ビットで形成され
る。
【0038】符号I1 、...IM1は、2進パリティ符
号(q1+1 ,q1 ,2)が好適である。全ての符号Ei
は、ni =nかつqi =qで、同じ長さを有し、M個の
符号はブロック符号であると仮定すると、この符号化
は、BCMで用いられるのと同一のソフトウェア構造で
記述することが可能である。一つの符号語は、集合のn
(q+1)個の点に対応し、第j行がブロックの第j番
目の点を2進割当し(その点は、集合上の点)、第i列
が第i番目の分割レベルに割当られたビットを示す、m
列n(q+1)行を有する2進行列Gで表現できる。i
=1、...、M1なる列iは、連接された符号語であ
り、残りの(m−M)列は、符号化されないビットと単
一の内部符号で符号化されたビットのいずれかを含む。
【0039】例えば、4相−PSK変調の場合における
二つの分割レベルに対して:
【0040】
【数1】
【0041】を得る。行のビット、例えば、e1 1、e1 2
は、集合の信号点r1 を成す。多重レベル符号化(図
3)は、符号化率Dを有する直列データを、符号化率D
1 、D2 ...Dm を有する並列データに変換する直列
/並列変換回路30により実行される。最初のM1 個の
2進系列は、エンコーダ341 から34M1、及び、35
1 から35M1による連接された符号により符号化された
2進データe1 、e2 ...eM1を作るエンコーダ31
1 、312 、...31M1により符号化される。M2
らMまでの2進系列は、単一の符号化Ii により2進デ
ータeM2...eM を作るエンコーダ35M2...35
M により符号化される。2進系列D M+1 ...Dm は、
符号化されない。選択素子MAPP32は、各語
(e1 ,e 2 ...em )をOFDM方式により動作す
る変調器13より伝送される(ライン33)2m 個の点
を含む集合の点に確実に2進割当することを可能とす
る。
【0042】本発明により、8Mbit/secのレイ
トを処理するためには、4相−PSK変調が望ましい。
この場合、チャネル符号化ブロック図は、図3の最初の
二つのステージ311 、312 を利用する。例として、
m=M=2である4相−PSK変調において、第1レベ
ル(第1番目のステージ)の符号化は:− 符号E1
RS(40,30,11)は、256素のガロア体。q
1 =8は、符号のビットの数で、 − 符号I1 =Parity(9,8,2) から成る連接された符号とすることができる。
【0043】符号RS(40,30,11)は、長さが
40、大きさが30、すなわち、ブロック当たり30個
の情報記号である。その誤り訂正力は5で、最小距離は
11である。それは、長さ9ビット、大きさ8、最小距
離2を有するパリティ符号(9,8,2)と連接され
る。内部エンコーダの入力において8ビットのブロック
は、外部符号RSの記号を構成する。
【0044】第2レベル(第2番目のステージ)の符号
化は、符号E1 =RS(120,110,11)、及
び、パリティ符号: I2 =Parity(9,8,2) で実行される。その時、行列は、図4に示す形式で表現
される。3個の第1レベル符号語が1個の第2レベル符
号語に対応する。4相−PSKの1点は、この行列の1
つの行で表現される。1ブロックは、2160個の伝送
ビットと等価な1080個の連続点により作られる。
【0045】デコーダを単純化するために、同じ誤り訂
正力と異なる長さを有する2個のエンコーダRSが利用
されることが望ましい。実際、受信端において単独のデ
コーダRSを利用して、直列復号化を行う:第2レベル
が復号化される(ビットe2が評価される)前に、第1
レベルが復号化される(ビットe1 の系列が評価され
る)。
【0046】第1レベルに利用されるRSの符号の方が
短いという事実は、第2レベルよりも第1レベルに対す
る保護が大きいことを意味する。第2レベルに対して選
択された長さ(120)は、第1レベルの符号長(4
0)の倍数であり、デコーダの同期が簡単化される。符
号語は、次の様に生成される:− 1600個の情報ビ
ットがエンコーダの入力で二つのレベル上に分割され
る:(図3のS/P変換)。
【0047】− レベル1:720ビット、あるいは、
エンコーダRS(40,30,11)により符号化され
る90バイトが第1レベルD1上に分割される。かくし
て、エンコーダ341 (図3)は、入力における30バ
イト毎に40バイトを生成する。エンコーダの出力に
は、各々40バイトの3ブロック、つまり、120バイ
トある。
【0048】各バイト(8ビット)は、1個のパリティ
ビットを付け加えるパリティ符号351 により符号化さ
れており(図3)、そのため、第1レベルのエンコーダ
の出力において、3×40×9=120×9ビットが得
られる(図4)。 − レベル2:880ビット、つまり、エンコーダ34
2 (図3)RS(120,110,11)により符号化
された110情報バイトが第2レベルD2上に分割され
る。パリティエンコーダ352 (図3)の出力は、即
ち、20×9ビットがなる(第1レベルと同様に)。第
1レベルD1の120×9ビットと第2レベルD2の1
20×9ビットが、4相−PSK集合に基づき伝送され
る120×9=1080個の記号集合を決定する。全体
の符号写像率R=1600/(2×9×120)=0.
74であり、その結果、スペクトル効率は、Seff =2
×R=1.48bits/s/Hzとなる。
【0049】図3で説明された一般的な原理は、他の符
号化された変調、例えば、QAM変調に適用できる。 2)インターリービング−差分符号化 チャネルエンコーダにより生成される符号語は、周波数
分割領域、及び、時分割領域(移動受信器)の中で選択
されるチャネルにより伝送されるので、符号語に対応す
るブロックを構成する受信された記号と、相関しないよ
うに符号語をインターリーブさせることが推奨される。
図5のブロック図は、2進割当素子MAPP32が後に
接続される、多重レベルエンコーダM−COD31を示
す。符号語は、インターリーブ器37に送られる。チャ
ネルが時分割領域で選択されるとき、時分割インターリ
ーブ器37aにおいて、インターリーブが実行される。
このブロック図に、むしろ、PSK変調を関連させる。
受信時の搬送波の復号を容易にするために、インターリ
ーブ器37の次に、差分位相エンコーダD−COD38
が設けられることが望ましい。使用される変調は、かく
して、差分4相−PSK変調(すなわち、DQPSK)
であり、OFDM記号が生成される前に、有効な各搬送
波に対して独立に差分符号化が実行される。
【0050】記号xj の位相は、前の記号xj-1 の位相
と異なるように符号化され、その結果:
【0051】
【数2】
【0052】であり、Cj は、チャネルエンコーダによ
り生成される4相−PSK集合に属する記号であり、こ
こで、 Cj ∈{1+i,1−i,−1+i,−1−i} で、iは虚数表現を意味する。 3)OFDM変調 差分エンコーダの伝送される複素数記号xk は、直交搬
送波周波数分割多重方式によりOFDM変調の援助で伝
送される。
【0053】OFDM方式は、記号により変調された多
数の直交搬送波を周波数分割多重化することから成る。
OFDM記号は:
【0054】
【数3】
【0055】と記述することができ、ただし、 j.T’S <t<(j+1)T’s であり、 jT’s ≦k≦(j+1)T’s に対して、
【0056】
【数4】
【0057】であり、ここで: T’s :OFDM記号の全継続間隔、T’s =Ts +Δ Re : 複素数の実部 k:直交搬送波の指数 Ts :OFDM記号の有効な持続間隔 Δ:保護間隔 N:搬送波の最大値 f0 :ランダム周波数 j:OFDM記号の指数 かくして、j.T’S と(j+1)T’s との瞬間に、
OFDM信号が複素数記号xk のブロックにより構成さ
れ、各xk が一つの直交搬送波0≦k≦N−1を変調す
る。
【0058】スペクトル復号の問題を回避し、受信時の
フィルタリングを容易にするために、数式(1)に対応
する加算は、Nu を有効な搬送波の数(Nu <N)とす
るとき、Nu 個の搬送波で計算される。OFDM変調を
実行するために、すなわち、数式(1)の信号s(t)
を作るために、復調器13は、高速フーリエ逆変換(F
FT-1)を実行するための演算配列51から成る。それ
に対して、xを整数として、2x の形式の数がNとして
選ばれる。配列51の次には、伝送のための他の制御ブ
ロックを受信する予定の入力53を同時に含むマルチプ
レクサ52が接続される。
【0059】選択したパラメータの一例は、次の通りで
ある:T’s =160μs、Ts =128μs及びΔ=
32μs、N=1024搬送波、Nu =900搬送波。
保護間隔Δの主たる目的は、マルチパスチャネルから到
来する、Δよりも短い遅れを含むエコーを吸収すること
である。保護間隔の間(有効な継続間隔の4分の1に等
しいことが望ましい)、有効な継続間隔の一部に一致す
る信号が伝送される。その結果、比率が、
【0060】
【数5】
【0061】に一致するスペクトル効率の損失が起こる
(本例の場合、4/5)。Nu =900と選択するの
は、それぞれの搬送波の周辺帯域が、1/Ts =7.8
1KHzであり、約7MHz(正確な帯域幅は、7.0
31MHzである)の伝送された信号の有効な帯域幅を
得るためには、900個の搬送波が必要であるという事
に依る。
【0062】チャネルエンコーダの出力記号は、フレー
ム毎に伝送される。かくして、フレームは、種々の時分
割多重OFDM記号を共に送出する。OFDM記号は、
データを含むか、あるいは、(フレーム、タイミング、
搬送波の)同期に利用されるか、あるいは、差分変調の
基準記号として利用される特別な記号となる。フレーム
構造の一例を次表に与える:
【0063】
【表1】
【0064】フレームは、125個のOFDM記号を含
み、20msの継続間隔Tf を含む。 − 第1番目の記号は、零記号であり、その間、何も伝
送されない(xk =0,k=0,N−1)。これは、フ
レーム先頭の同期に利用される。 − 第2番目の記号は、受信器の局部発振器の周波数を
送信器の周波数に同期させるために利用されるAFC記
号(自動周波数制御)である。
【0065】− 第3番目の記号は、次式で定義される
ちらつき記号である:
【0066】
【数6】
【0067】ちらつき記号は、差分符号化のための基準
記号として利用されると同時に、タイミングの同期を復
元するために、チャネルのインパルス応答の評価のため
に利用される。 − 第4番目と第5番目の記号は、サービスデータを伝
送するために利用される付加記号である。
【0068】− 結局、120個のOFDMデータ記号
がある。1フレームには、チャネルエンコーダで作成さ
れる100個の符号語が含まれる。保護間隔を利用する
と、スペクトル効率は4/5倍に減少し、125ブロッ
クごとに5個の検査ブロックを1フレーム当たり挿入す
ると、この効率を120/125に減少させる。システ
ムの全スペクトル効率は、かくして:Seff =1.48
×4/5×120/125=1.136bits/s/
Hzとなる。
【0069】OFDMフレームを生成するために、以下
の操作が行われる: − チャネルエンコーダ12は、160Kbitsの情
報信号/フレーム、あるいは、8Mbits情報信号/
秒に相当する各々が4相−PSK変調を含む1080個
の記号から成る100個の符号語を生成する。 − 4相−PSK変調を含む100×1080=108
k個の記号は、900個のQPSK記号からなる120
個のブロックに相当する、900個の記号のブロックに
分類される。900個の記号を含む各ブロックは、90
0個の有効な搬送波を含む1個のOFDM記号に相当す
る。周波数分割インターリーブ(ブロック37)は、1
個のOFDM記号を構成する900個のQPSK記号当
たり1度、周波数分割領域で入れ替えを行うことから成
る。これは、P(i)=mod(100+P(i−
1),900)+1、により実行され、ここで、P
(1)=1、2≦i≦900であり、P(i)は、イン
ターリーブ後のブロックにおける第i番目の記号の位置
である。mod関数は、剰余関数である。この目的は、
受信された記号の相関を受信時にそれらをデインターリ
ーブすることにより、減少することであり、多段デコー
ダの最適の利用を可能とする。チャネルが時間選択性な
らば、時分割インターリーブ器37aが挿入されるべき
である。周波数分割と時分割の2つのインターリーブ器
は単一の周波数兼時分割インターリーブ装置を構成す
る。
【0070】− つぎに、差分符号化(コーダー38)
は、ちらつき記号の対応する搬送波の位相を基準とし
て、搬送波毎に独立に実行される。差分符号化は、連続
するブロックj−1とjとの間で、ブロック内の同一ラ
ンクkの記号に対して実行される(表1)。 − フレームのOFDM信号を生成するために、サイズ
が1024のFFT-1(ブロック51)が120回(9
00個の記号のブロック当たり1回)実行される。10
24個の記号を得るために、高速フーリエ逆変換が実行
される前に、62個の零が各々900個の記号(0標
本)から成るブロックの両側のいずれかに追加される。
【0071】− 最後に、FFT-1終端における120
個のOFDMデータ記号は、125OFDM記号のフレ
ームを生成するために、5個のOFDM検査記号(ライ
ン53)と時分割多重化される。チャネルエンコーダ
(第1、第2レベルの符号長RS、符号誤り訂正能
力)、及び、OFDM変調器(有効な搬送波の数Nu
1フレーム当たりのOFDM記号の数NS )に関係する
パラメータの選定は、フレームが、整数個の符号語を含
み(その結果、フレーム同期が受信されるブロックの先
頭の検出に利用され、伝送される符号語に対応する)、
約7MHzの帯域幅を持つという事実に起因する。得ら
れる答えは:Nu =900搬送波、及び、Ns =125
において120個のOFDM記号が有効な記号であり、
1 =40=符号RSの長さ(第1レベル)であり、N
2 =120=符号RSの長さ(第2レベル)である。 B−受信 受信端において、受信器は送信端において実行される操
作と逆の操作を実行する。図5のBは、当該受信器のブ
ロック図を示す。それは、デマルチプレクサ152と高
速フーリエ変換(FFT)のための演算配列151を含
む復調器113から成る。デマルチプレクサ152は、
受信器を同期するために利用される検査データ153を
与える。復調器113には、後に、差分デコーダ13
8、デインターリーブ器137、及び、チャネルデコー
ダ112が接続される。後者は、多段デコーダ131が
後に接続された検波器132から成る。送信端におい
て、時分割領域におけるインターリーブが起こるなら
ば、時分割デインターリーブ器137aも使用されるこ
とになる。 1)復調 フレーム周期(20ms)の期間、時分割デマルチプレ
クサ152は、120データブロック(1フレームを形
成する125の中から)を与える。受信された信号の周
波数は、fe =N/Ts =8MHzで標本化され、有効
な継続間隔Ts=128μsを含むブロック当たり10
24個の標本だけを想定する(保護間隔中、ブロックの
256個の標本は想定しない)。
【0072】− 次に、1024個の標本からなる各ブ
ロックに対してFFTが実行される。かくして、フレー
ム当たり120回のFFTが実行される。これにより、
OFDM信号の復調が可能となる。 − FFT終端において1024個の記号からなる各ブ
ロックに対し、有効な搬送波に相当する900個の記号
が蓄えられる。 2)差分復号化−デインターリーブ 次に、差分復号化が各搬送波に個別に適用される。差分
デコーダ138は、伝送されたQPSK記号を評価する
ために、2個の連続するブロックj−1とjに属する同
一ランクkの2個の記号を使用し、基準記号は、ちらつ
き記号の相当する搬送波の位相である(復調器により知
られる)。
【0073】差分デコーダは、フレーム当たり900個
の記号から成る120個のブロック、あるいは、108
0個の記号から成る100個のブロックを作成する。周
波数分割デインターリーブ器137は、次に、チャネル
デコーダ112により後で復号化される記号をデインタ
ーリーブする。周波数分割デインターリーブの後、1符
号語が1080個の記号に対応するので、1080個の
記号から成るブロックに復号化する。 3−復号化 復号化は、符号化操作の逆を実行することから成る。各
ステージに対して、検波が分割レベルのそれぞれにおい
て行われる。連接された復号化は、連接された符号が行
われた各ステージで実行される。分割の部分集合におけ
る各検波の後、各ステージは、2つの復号化(内部及び
外部復号化)を実行する。
【0074】図6は、連接された符号により動作する特
定のステージをもつ多段デコーダの一般的なブロック図
を示す。検波器401 、...40M1、40M2...4
M...40m はそれぞれ、各分割レベル上で検波を
実行する。i=1からM1 までのステージにおいて、デ
コーダI−DEC451 、452 ...45M1 は、最
尤推定内部復号化を実行する。それらは、削除された、
及び、削除されていない内部符号語を外部デコーダE−
DEC441 、442 、...44M1に与える。内部デ
コーダは、各点の内部符号による冗長度を制限する。外
部デコーダは、次に、ビット系列の評価を与える。
【0075】レベルiを評価するためには、前のレベル
においてなされた評価を考慮する。従って、レベルi−
1により評価された情報信号は、内部符号語の冗長度を
認識するためにエンコーダ461 、462 ...46M1
により記録される。このことは、次のステージに必要な
n(q+1)ビット長の符号語を持つために必要であ
る。
【0076】単一型の内部符号化だけ(iがM2 から
M)があるステージでは、ただ一つの検波と一つの最尤
復号化が実行される。符号化されていない(iがM+1
からm)ステージでは、検波だけが行われる。出力デー
タは、メモリ52に入る。一例として、図7は、4相−
PSK変調を用いた連接された符号の復号化用多段復号
化を示す。復号化が1080個の記号からなる受信され
たブロックの一つに対して実行される。
【0077】図7に関して:− 第1ステージは、検波
器401 、内部デコーダ451 、外部デコーダ44 1
及び、エンコーダ461 とから成り、− 第2ステージ
は、検波器402 、内部デコーダ452 、及び、外部デ
コーダ442 とから成る。
【0078】第1ステージは、内部パリティ符号(9、
8、2)に連接した外部符号RS(40、30、11)
を復号化する。第2ステージは、内部パリティ符号
(9、8、2)に連接した外部符号(120、110、
11)を復号化する。送信されたブロックSは、集合S
=(s1 ...s1080)上の1080個の点を含む。
【0079】受信されたブロックRもまた、1080個
の受信された点:R=(r1 ...r1080)を含む。内
部デコーダが削除を引き起こすか、引き起こさないかに
より、二つの復号化機構が提供され得る。削除が起きる
ならば、外部デコーダRSは、削除部分を埋めて、誤り
を訂正する。削除は、内部デコーダにより評価された符
号語が十分には信頼できない時に作られる。このため、
考慮中の例に対しては、2元トレリスの復号化が必要と
なる。
【0080】削除が起きないならば、外部デコーダRS
は、誤りだけを訂正する。評価されたビットが信頼でき
るか否かを判定するために、内部デコーダは、受信され
た点を検波し(一例として、第1ステージでは、A0
中のP0 、第2ステージでは、B0 におけるP1 、図8
のAと図8のB)、4相−PSK集合に位置づける。第
1ステージは、最下位ビットを決定し、第2ステージ
は、最上位ビットを決定する。
【0081】a)点P0 に対し評価されたビットの評価
において、削除が生じると、検波器401 は、受信され
た点P0 に最も近い、4相−PSK集合上の2点に関し
て、2間隔D1とD2を計算する。かかる検波は、受信
された点の系列、本例では9点、に対して行われ、一
方、使用される外部デコーダが考慮される。検波器40
1 は、従って、9個の評価されたビット対の系列と、対
応する距離D1とD2を与える。9個の受信された点に
対応する、9ビット対の各系列に対し、ビタビ復号器4
1 は、これらのデータを利用して、内部符号語毎に、
どれが確かでどれが曖昧であるかという品質を決定す
る。ビタビ復号化は、エンコーダにより利用された符号
トレリスを利用する最尤復号化である。
【0082】9個の受信された点の系列に対する内部符
号トレリスが図9(トレリス線図)に示される。図9の
黒い点は、トレリスの節を示す。点線は、0ビットに対
応し、実線は、1ビットに対応する。トレリスの節Ni
における経路の終了は、このように、その前のi−1個
の点について行われた決定の状態を示す。最尤復号化
は、例えば、節Yに対して、既に復号化された前の点を
考慮して、トレリス線図内での可能な経路を決定するこ
とから成る。かくして、節Yに対して(図9)、経路W
XYあるいはWZYが存在する可能性がある。前の点そ
れぞれに対して決定された距離D1 、D2 の合計に対応
する距離が計算され、最も短い距離を含む経路が最尤経
路として選択される。本計算は、系列のトレリスの各節
で同様に行われる。
【0083】しかし、2つの異なる経路について計算さ
れた合計が互いに非常に近く位置する状況が起こり得
る:従って、曖昧さがある。この場合、2つの合計の差
が小さな予め定められた差よりも小さいならば、評価は
行われない。系列はかくして「削除状態」に置かれる。
これが「削除された」と呼ばれる。この行列の比較は、
同時には1系列に対して行われるのみで、外部符号の記
号に対応した1系列を同時に削除することで表現され
る。
【0084】1つの系列が削除されると、系列の全ての
ビットに対して、曖昧さが作りだされ、フラグXが置か
れる(図7)。この曖昧さは、次に、外部デコーダ44
1 により縮小される。ビタビ復号器451 は、かくし
て、8ビットが符号化された情報を表現する9ビット長
の系列と、削除された系列とを与える。外部符号語は、
8ビットの40個の系列、すなわち、320ビットに相
当する。リード−ソロモンデコーダが用いられる外部デ
コーダは、8×40ビット、つまり、320ビットで動
作し、第1ステージを通して評価されたビット、すなわ
ち、8情報ビットから成る40個の系列を生成する。
【0085】第2ステージ 第2ステージは、動作するために、第1ステージからの
ビットを必要とする。パリティビットは、第1ステージ
により抽出されている。従って、40個の系列を第2ス
テージに送る前に、それらを40個の系列の中に再挿入
することが必要である。エンコーダ461 により実行さ
れるパリティ符号I(9、8、2)によりそのようにす
ることが可能となる。
【0086】かくして再構築された40×9ビットの系
列は、第2の検波器402 が、検波の際に考慮される分
割レベルB0 あるいはB1 を決定することを可能とす
る。ビタビ復号器452 は、次に、符号化のために選択
された例に従って、9個の受信されたビットに対応する
9ビットに亘り復号化を行う。リード−ソロモンデコー
ダであり得る外部デコーダは、8×120ビット、すな
わち、960ビットで動作し、第2ステージを通して評
価されたビット、すなわち、8情報ビットから成る12
0個の系列を生成する。
【0087】b)第1ステージにおいて、何も削除され
ていない場合、集合内(最も近い点)の9個の受信され
た記号(r1 、...r2 ...r9 )に関して、第1
レベルに対応する(各受信された記号に対して、これ
は、受信された記号に最も近い記号のLSBビットであ
る)9ビットを決定するために閾値識別が行われる。
【0088】2つの場合が現れる: − 第1の場合:9ビットがパリティを照合するなら
ば、これら9ビットが最適な識別を構成する。 − 第2の場合:パリティが照合されないならば、最も
信頼できないビット、1ビットを変更するだけでよい。
この最も信頼できないビットは、集合の識別閾値に最も
近い(つまり、軸I及びQに最も近い)受信された記号
に対応するビットである。
【0089】第2ステージでは、閾値識別はA0 ではな
く、B0 かB1 のいずれかで行われ、第1レベルの対応
するビットに依存して、つまり、ビットe2 を評価する
ために、ri に関し、B0 でビットe1 =0であるか、
1 でビットe1 =1であるかを検出することに依存す
ることを除いて、同様の原理である。9個の受信された
記号の9個のビットe2 がパリティを照合するならば、
結果は正しい。もし、照合しなければ、最下位ビット、
すなわち、B0 あるいはB1 における閾値に最も近い
(この場合の閾値は、対角線であり、軸I及びQではな
い)受信された記号に対応するビットが変更される。
【0090】
【発明の効果】OFDMフレームは、かくして、データ
ブロックの系列で構成される。1つのブロックがある符
号化変調技術により符号化され、他のブロックが他の符
号化変調技術により符号化される、種々の符号化変調を
含むブロックの伝送を結合することが可能である。従っ
て、PSK、QAM変調方法を結合することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 AとBは、ディジタル信号エンコーダとディ
ジタル信号デコーダのブロック図を示す。
【図2】 A、B、Cは、4相位相偏移変調の集合A0
とその2分割レベルを示す図である。
【図3】 連接された符号用多段エンコーダのブロック
図を示す。
【図4】 4相−PSK変調の符号化行列を二つの符号
化レベルにより示す図である。
【図5】 本発明によるエンコーダとデコーダのブロッ
ク図を示す。
【図6】 連接された符号用多段デコーダのブロック図
を示す。
【図7】 本発明による2段デコーダのブロック図を示
す。
【図8】 A、Bは、受信された点の4相−PSK変調
集合を示す図である。
【図9】 内部符号のトレリス線図である。
【符号の説明】
5 ディジタル信号エンコーダ 10 アナログ/ディジタル変換器 11 情報源符号器 12 チャネルエンコーダ 13 変調器 14 送信フィルタ 30 S/P素子 31 多段エンコーダ 311 、312 ...、461 、462 ... エ
ンコーダ 32 2進割当素子 33、34 データ系列 341 、342 ... 外部エンコーダ 351 、352 ... 内部エンコーダ 37 インターリーブ器 37a 時分割インターリーブ器 38 差分位相エンコーダ 401 、402 ...、132 検波器 441 、442 ... 外部デコーダ 451 、452 ... 内部デコーダ 51 高速フーリエ逆変換演算配列 52 マルチプレクサ 53 入力 105 デコーダ 110 ディジタル/アナログ変換器 111 情報源復号器 112 チャネルデコーダ 113 復調器 114 受信フィルタ 131 多段デコーダ 137 デインタリーブ器 137a 時分割デインタリーブ器 138 差分デコーダ 151 高速フーリエ変換演算配列 152 デマルチプレクサ 153 検査データ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信局に設置された変調器(13)を含
    むエンコーダ(5)と、受信局に設置された復調器(1
    13)を含むデコーダ(105)とから成り、 エンコーダ(5)は、チャネル符号化を符号化変調と結
    合する多段チャネルエンコーダ(12)から成り、 チャネルエンコーダ(12)は、ステージの信号を集合
    の点へ写像し、記号を供給する割当素子(32)から成
    るディジタル信号伝送システムであって、 前記記号は、最初に、周波数インターリーブ器(37)
    によりインターリーブされ、次に、直交搬送波周波数分
    割多重方式により作動する変調器(13)で変調され、 デコーダ(105)は、直交搬送波周波数分割多重方式
    により変調された信号の復調器(113)と、周波数デ
    インターリーブ器(137)とから成ることを特徴とす
    る集合の符号化変調により作動するディジタル信号伝送
    システム。
  2. 【請求項2】 チャネルの符号化は、集合の幾つかの連
    続分割レベルに細分化され、それゆえ、チャネルエンコ
    ーダは、少なくとも一段に対し、 − 内部ブロック符号化を実行する少なくとも一つの外
    部エンコーダ(341 、342 )、及び− 一つの内部
    エンコーダ(351 、352 )とから成り、内部エンコ
    ーダと外部エンコーダとの間で、2進の保護冗長度を分
    配するために内部及び外部符号が連接され、デコーダ
    (105)は、少なくとも一段に対して、 − 少なくとも一つの内部デコーダ(451 、4
    2 )、 − 及び、内部ブロック復号化を実行する少なくとも一
    つの外部デコーダ(44 1 、442 )と、集合の前記分
    割レベル上で検波を実行する検波器(401 、402
    を含む多段チャネルデコーダ(112)とから成ること
    を特徴とする請求項1記載のシステム。
  3. 【請求項3】 エンコーダ(5)は、時分割インターリ
    ーブ器(37a)から成り、デコーダ(105)は、時
    分割デインターリーブ器から成ることを特徴とする請求
    項1又は2記載のシステム。
  4. 【請求項4】 内部エンコーダの各符号語は、外部エン
    コーダの記号の構成要素となることを特徴とする請求項
    1、2又は3記載のシステム。
  5. 【請求項5】 エンコーダ(5)は、位相偏移変調を使
    用し、デコーダ(105)は、位相偏移変調を復調する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項記載
    のシステム。
  6. 【請求項6】 符号化変調は、直交振幅変調(QAM)
    であり、デコーダ(105)は、直交振幅変調(QA
    M)を復調することを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか一項記載のシステム。
  7. 【請求項7】 エンコーダ(15)は、少なくとも二つ
    の異なる符号化変調(PSK、、QAM)の組合せを使
    用し、デコーダ(105)は、少なくとも二つの異なる
    符号化変調(PSK、及び/又は、QAM)の組合せを
    復調することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    一項記載のシステム。
  8. 【請求項8】 デコーダ(105)は、ビット削除、及
    び/又は、ビット系列削除を与える少なくとも一つの内
    部デコーダ(451 、452 )と、前記削除を訂正する
    少なくとも一つの外部デコーダ(441 、442 )とか
    ら成ることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一
    項記載のシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれか一項に定義
    されるエンコーダ(5)。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし8のいずれか一項に定
    義されるデコーダ(105)。
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