JPH0616438A - 色付きガラス製品の加工方法 - Google Patents
色付きガラス製品の加工方法Info
- Publication number
- JPH0616438A JPH0616438A JP19301292A JP19301292A JPH0616438A JP H0616438 A JPH0616438 A JP H0616438A JP 19301292 A JP19301292 A JP 19301292A JP 19301292 A JP19301292 A JP 19301292A JP H0616438 A JPH0616438 A JP H0616438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- colored
- glass
- coloring
- materials
- rods
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色彩の組合わせが自由で、同一色彩模様のガ
ラス製品を大量に生産する事が出来る様にする。 【構成】 第1行程としてガラス原料に対して適宜着色
材を加えて多種類の着色棒材を形成する。第2行程とし
て着色棒材を配列させると共に、これを熱間成形するこ
とにより適宜ガラス製品を形成する。 【作用】 着色棒材を組合せる事によって、カラフルな
色彩模様を得ることが出来る。予め企画したデザイン通
りの色彩模様を得ることが出来る。
ラス製品を大量に生産する事が出来る様にする。 【構成】 第1行程としてガラス原料に対して適宜着色
材を加えて多種類の着色棒材を形成する。第2行程とし
て着色棒材を配列させると共に、これを熱間成形するこ
とにより適宜ガラス製品を形成する。 【作用】 着色棒材を組合せる事によって、カラフルな
色彩模様を得ることが出来る。予め企画したデザイン通
りの色彩模様を得ることが出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラスを素材に用いて形
成する製品の加工方法、更に具体的には適宜に着色され
たガラス製品の加工方法に関する。
成する製品の加工方法、更に具体的には適宜に着色され
たガラス製品の加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスを素材に用いて加工された製品に
は通常適宜の色彩模様が着色されていることが多い。そ
して、従来、ガラス製品に着色模様を施す方法として
は、ガラス原料が溶解された状態において適宜の着色材
を全体的若しくは部分的に混入し、これをプレス若しく
は自重にて冷却成形する方法が用いられているのである
が、この様な従来の着色方法にあっては、大量に生産す
る場合において着色模様が一定しない点、多種類の色を
使用出来ない点に問題点を有する。
は通常適宜の色彩模様が着色されていることが多い。そ
して、従来、ガラス製品に着色模様を施す方法として
は、ガラス原料が溶解された状態において適宜の着色材
を全体的若しくは部分的に混入し、これをプレス若しく
は自重にて冷却成形する方法が用いられているのである
が、この様な従来の着色方法にあっては、大量に生産す
る場合において着色模様が一定しない点、多種類の色を
使用出来ない点に問題点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の様な従
来の問題点に鑑みてその改善を試みたものであって、本
発明の課題は着色模様が一定で、且つ、多種類の色彩を
組合せる事が出来る様にする点にあり、その具体的な手
段と作用は次の通りである。
来の問題点に鑑みてその改善を試みたものであって、本
発明の課題は着色模様が一定で、且つ、多種類の色彩を
組合せる事が出来る様にする点にあり、その具体的な手
段と作用は次の通りである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 ガラス原料を溶解
し、着色材を加えると共に引抜き加工を介して適宜寸法
の着色棒材を形成する。同着色棒材は無色を含めて多種
類の色彩を用意する。着色棒材の長さ寸法及び直径寸法
は特に限定されないが、直径寸法は3ミリメ−トル乃至
10ミリメ−トル程度が望ましい。又、各着色棒材は夫
々同一の熱膨張率を存して形成する。 上記着色棒材を適宜に配列し、加熱成形加工を行な
う。即ち、プレス若しくは自重により、各着色棒材を一
体化すると共に所望する製品形状に成形加工する。加熱
温度は850度乃至1000度程度が望ましい。着色棒
材の配列は例えば各着色棒材間に隙間を存して格子状に
組合せる方法、各着色棒材を縦横方向に密着させて配列
する方法等、任意に選択可能である。
し、着色材を加えると共に引抜き加工を介して適宜寸法
の着色棒材を形成する。同着色棒材は無色を含めて多種
類の色彩を用意する。着色棒材の長さ寸法及び直径寸法
は特に限定されないが、直径寸法は3ミリメ−トル乃至
10ミリメ−トル程度が望ましい。又、各着色棒材は夫
々同一の熱膨張率を存して形成する。 上記着色棒材を適宜に配列し、加熱成形加工を行な
う。即ち、プレス若しくは自重により、各着色棒材を一
体化すると共に所望する製品形状に成形加工する。加熱
温度は850度乃至1000度程度が望ましい。着色棒
材の配列は例えば各着色棒材間に隙間を存して格子状に
組合せる方法、各着色棒材を縦横方向に密着させて配列
する方法等、任意に選択可能である。
【0005】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面
について説明する。図1は本発明の第1の実施例を表す
図面であり、図1において1、2、3は着色棒材を表
す。各着色棒材1、2、3は半流動体(水飴状)に溶解
されたガラス原料に対して夫々色彩の異なる着色材を混
入すると共に、これをダイスを介して棒状に引抜き、定
寸法に切断することにより形成される。そしてこの様に
して形成された着色棒材1、2、3は図1に表す様に各
着色棒材1、2、3間に適宜の隙間を存して格子状に組
み合わされる。この様にして格子状に組み合わされた着
色棒材1、2、3はプレス機において再度加熱され、プ
ランジャ−を介して浅底球面状に成形加工される。即
ち、果物入れAが形成される。
について説明する。図1は本発明の第1の実施例を表す
図面であり、図1において1、2、3は着色棒材を表
す。各着色棒材1、2、3は半流動体(水飴状)に溶解
されたガラス原料に対して夫々色彩の異なる着色材を混
入すると共に、これをダイスを介して棒状に引抜き、定
寸法に切断することにより形成される。そしてこの様に
して形成された着色棒材1、2、3は図1に表す様に各
着色棒材1、2、3間に適宜の隙間を存して格子状に組
み合わされる。この様にして格子状に組み合わされた着
色棒材1、2、3はプレス機において再度加熱され、プ
ランジャ−を介して浅底球面状に成形加工される。即
ち、果物入れAが形成される。
【0006】図2は上記第1実施例の応用実施例(第2
の実施例)を表す図面であって、格子状に組み合わされ
た着色棒材1、2、3の下側に板ガラス4が重ね合わさ
れる。そしてこの様に重ね合わされた着色棒材1、2、
3と板ガラス4はプレス機において再度加熱され、プラ
ンジャ−を介して浅底球面状に成形加工される。即ち、
オ−ドブル皿Bが形成される。
の実施例)を表す図面であって、格子状に組み合わされ
た着色棒材1、2、3の下側に板ガラス4が重ね合わさ
れる。そしてこの様に重ね合わされた着色棒材1、2、
3と板ガラス4はプレス機において再度加熱され、プラ
ンジャ−を介して浅底球面状に成形加工される。即ち、
オ−ドブル皿Bが形成される。
【0007】図3は第3の実施例を表す図面であって、
同色の着色棒材を複数本密着状に並列させて夫々色違い
の着色ブロック5、6が複数組設けられる。そしてこの
様にして設けられた複数組の着色ブロック5、6は例え
ば「市松模様」等適宜に配列された状態にてプレス機に
おいて再度加熱され、プランジャ−を介して圧縮される
ことにより、プレ−ト状に成形加工される。即ち、タイ
ルCが形成される。
同色の着色棒材を複数本密着状に並列させて夫々色違い
の着色ブロック5、6が複数組設けられる。そしてこの
様にして設けられた複数組の着色ブロック5、6は例え
ば「市松模様」等適宜に配列された状態にてプレス機に
おいて再度加熱され、プランジャ−を介して圧縮される
ことにより、プレ−ト状に成形加工される。即ち、タイ
ルCが形成される。
【0008】尚、上記実施例においては果実入れA、オ
−ドブル皿B、タイルCについて説明しているが、上記
に限定されるものではなく、本発明は上記以外の食器
類、照明器具類、宝飾類等についても実施することが可
能である。又、使用するガラスとして強化ガラスを用い
ることは勿論のこと、網入りガラスとすること等も任意
に選択可能である。
−ドブル皿B、タイルCについて説明しているが、上記
に限定されるものではなく、本発明は上記以外の食器
類、照明器具類、宝飾類等についても実施することが可
能である。又、使用するガラスとして強化ガラスを用い
ることは勿論のこと、網入りガラスとすること等も任意
に選択可能である。
【0009】
【発明の効果】本発明は以上の構成より成るものであ
り、上記の様に色彩の異なる多種類の着色棒材を引抜き
加工によって得る行程と、この様にして得られた色彩の
異なる着色棒材を適宜に配列する行程と、この様に配列
された状態にて着色棒材を熱間成形する行程により、ガ
ラス製品を得る様にした事により、直線的な色彩模様が
得られると共に、多種類の色彩を存してカラフルなガラ
ス製品を得る事が出来るに至った。そして又、上記の様
に構成した事により、従来の加工方法と比較して予め企
画したデザイン通りのガラス製品を大量に生産すること
が可能となり、その生産効率を著しく高める事が出来る
に至った。
り、上記の様に色彩の異なる多種類の着色棒材を引抜き
加工によって得る行程と、この様にして得られた色彩の
異なる着色棒材を適宜に配列する行程と、この様に配列
された状態にて着色棒材を熱間成形する行程により、ガ
ラス製品を得る様にした事により、直線的な色彩模様が
得られると共に、多種類の色彩を存してカラフルなガラ
ス製品を得る事が出来るに至った。そして又、上記の様
に構成した事により、従来の加工方法と比較して予め企
画したデザイン通りのガラス製品を大量に生産すること
が可能となり、その生産効率を著しく高める事が出来る
に至った。
【00010】
【図1】は第1の実施例を表す図面であって、着色棒材
を格子状に配列させた状態を表す平面図、
を格子状に配列させた状態を表す平面図、
【図2】は第2の実施例を表す図面であって、格子状に
配列させた着色棒材と板ガラスとを組合せた状態を表す
分解平面図、
配列させた着色棒材と板ガラスとを組合せた状態を表す
分解平面図、
【図3】は第3の実施例を表す図面であって、同一色彩
の着色棒材を複数本並列させて形成する着色ブロックを
密着状に配列させた状態を表す平面図である。
の着色棒材を複数本並列させて形成する着色ブロックを
密着状に配列させた状態を表す平面図である。
A…果物入れ、B…オ−ドブル皿、C…タイル、1,
2,3…着色棒材、4…板ガラス、5,6…着色ブロッ
ク。
2,3…着色棒材、4…板ガラス、5,6…着色ブロッ
ク。
Claims (1)
- 【請求項1】 色彩の異なる多種類の着色棒材を引抜き
加工によって得る行程と、色彩の異なる着色棒材を適宜
に配列する行程と、配列された着色棒材を熱間成形する
行程より成る色付きガラス製品の加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19301292A JPH0616438A (ja) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | 色付きガラス製品の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19301292A JPH0616438A (ja) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | 色付きガラス製品の加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616438A true JPH0616438A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16300728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19301292A Pending JPH0616438A (ja) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | 色付きガラス製品の加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616438A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010038812A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Calsonic Kansei Corp | 文字板構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6154103A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | ア−トグラス株式会社 | 照明器具用ガラス板及びその製造方法 |
JP3128631B2 (ja) * | 1992-04-06 | 2001-01-29 | 行雄 柳本 | 水中有害生物付着防止剤 |
-
1992
- 1992-06-27 JP JP19301292A patent/JPH0616438A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6154103A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | ア−トグラス株式会社 | 照明器具用ガラス板及びその製造方法 |
JP3128631B2 (ja) * | 1992-04-06 | 2001-01-29 | 行雄 柳本 | 水中有害生物付着防止剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010038812A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Calsonic Kansei Corp | 文字板構造 |
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