JPH06164322A - フィルタの係数発生装置 - Google Patents

フィルタの係数発生装置

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JPH06164322A
JPH06164322A JP31516292A JP31516292A JPH06164322A JP H06164322 A JPH06164322 A JP H06164322A JP 31516292 A JP31516292 A JP 31516292A JP 31516292 A JP31516292 A JP 31516292A JP H06164322 A JPH06164322 A JP H06164322A
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JP
Japan
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address
circuit
coefficient
memory
complement
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JP31516292A
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Noboru Asamiya
昇 浅水屋
Tadao Sasaki
唯夫 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RAMの補数関係となっているアドレスに係
数データを逆の配列、例えば係数a0、b0に対して係
数d0、c0のように記憶しておき、座標計算回路で計
算して得たアドレスまたは補数発生回路において補数を
とったアドレスをスイッチで選択的にRAMに供給して
データの補間を行うようにすることで、回路規模を小さ
くできると共に、メモリの容量を最小限にすることがで
きるようにする。 【構成】 入力アドレスの補数を得る補数発生回路12
と、入力アドレス及び補数発生回路12からのアドレス
を切り換えるスイッチ13と、このスイッチ13からの
アドレスに基いて係数を出力するRAM14とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオ画像等の
アナログデータをサンプリングして得られたディジタル
データのサンプリングレートを変更するための補間回路
等に適用して好適なフィルタの係数発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば画像データの拡大や縮小を
行う場合には、ビデオ画像等のアナログデータをサンプ
リングして得られたディジタルデータのサンプリングレ
ートを変更するようにしている。
【0003】ところで、サンプリングデータのサンプリ
ングレートの変更を行う場合、サンプリング点ではない
部分のデータを例えば補間回路等によって求める必要が
ある。
【0004】このサンプリング点ではない部分のデータ
は、既に値の分かっているサンプリング点のデータに適
当な係数を乗じることで得ることができる。
【0005】例えば3次の補間方式においては、4個を
1組とした係数の組を補間を必要とする座標の種類だけ
用意し、所望の画像データ位置に対し、その前後の4つ
の画像データを用いて演算を行って補間を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、3次の補間方式においては、所望の画像データの位
置に対し、その前後の4つの画像データを用いて演算を
行うので、4個を1組とした係数の組を補間を必要とす
る座標の種類だけ用意しなければならない。
【0007】また、係数の値は座標値から計算で求める
こともできるが、その分乗算回路がたくさん必要とな
り、また動作速度等を考えると、メモリに記憶させて用
いる方が効率的である。
【0008】しかしながら、レートの変換比が簡単な整
数比の場合にはその容量が少なくても済むが、これ以
外、例えばレートの変換比が整数以外の比だった場合に
は非常に大きな容量のメモリが必要となる等の不都合が
あった。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、回路規模を小さくできると共に、メモリの容量を最
小限にすることのできるフィルタの係数発生装置を提案
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力アドレス
の補数を得る補数手段12と、入力アドレス及び補数手
段12からのアドレスを切り換える切り換え手段13
と、この切り換え手段13からのアドレスに基いて係数
を出力するメモリ14とを有するものである。
【0011】また本発明は、入力アドレスの補数を得る
補数手段12と、入力アドレス及び補数手段12からの
アドレスを切り換える切り換え手段13と、この切り換
え手段13からのアドレスに基いて係数を出力するメモ
リ14とを有し、一方の係数をメモリ14の第1のアド
レスに対応した領域に記憶させ、他方の係数を第1のア
ドレスの補数に対応したメモリ14の対応領域に記憶し
たものである。
【0012】また本発明は、入力アドレスの補数を得る
補数手段12と、入力アドレス及び補数手段12からの
アドレスを切り換える切り換え手段13と、この切り換
え手段13からのアドレスに基いて係数を出力するメモ
リ14とを有し、入力アドレスの最上位ビットがハイレ
ベルのときにはその補数に対応したメモリ14の対応領
域に記憶されている係数データの読み出し順序を記憶配
列とは逆の順序で読み出すようにしたものである。
【0013】
【作用】上述せる本発明の構成によれば、入力アドレス
及び補数手段12からのアドレスを切り換え手段13で
切り換え、この切り換え手段13からのアドレスに基い
てメモリ14から係数を出力する。
【0014】また上述せる本発明の構成によれば、入力
アドレス及び補数手段12からのアドレスを切り換え手
段13で切り換え、一方の係数をメモリ14の第1のア
ドレスに対応した領域に記憶させ、他方の係数を第1の
アドレスの補数に対応したメモリ14の対応領域に記憶
させたメモリ14に切り換え手段13からのアドレスを
供給し、メモリ14から係数を出力する。
【0015】また上述せる本発明の構成によれば、入力
アドレス及び補数手段12からのアドレスを切り換え手
段13で切り換え、入力アドレスの最上位ビットがハイ
レベルのときにはその補数に対応したメモリ14の対応
領域に記憶されている係数データの読み出し順序を記憶
配列とは逆の順序で読み出すように切り換え手段13か
らのアドレスをメモリ14に供給する。
【0016】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明フィルタの係
数発生装置の一実施例について詳細に説明する。
【0017】この図1において、1、2、・・・・9は
夫々ラッチ回路で、図示しない例えばVTR本体回路等
からの画像データが供給される入力端子1をラッチ回路
1の入力端に接続し、このラッチ回路2の出力端をラッ
チ回路3及び6の各入力端に接続し、ラッチ回路3の出
力端をラッチ回路4及び7の各入力端に接続し、ラッチ
回路4の出力端をラッチ回路5及び8の各入力端に接続
し、ラッチ回路5の出力端をラッチ回路9の入力端に接
続し、更にラッチ回路6、7、・・・・9の各入力端に
座標計算回路11の出力端を接続し、これらラッチ回路
6、7、・・・・9の各出力端をセレクタ10の各入力
端に接続する。
【0018】また、セレクタ10の各出力端を乗算回路
15及び17の各一方の入力端に接続すると共に、RA
M14の出力端をこれら乗算回路15及び17の各他方
の入力端に接続し、これら乗算回路15及び17の各出
力端を加算回路16の各入力端に接続し、この加算回路
16の出力端を夫々ラッチ回路18及び19の各入力端
に接続し、これらラッチ回路18及び19の各出力端を
加算回路20の一方及び他方の入力端に接続し、この加
算回路20の出力端を丸め回路21の入力端に接続し、
この丸め回路21の出力端をラッチ回路22の入力端に
接続し、このラッチ回路22の出力端を出力端子23に
接続する。
【0019】座標計算回路(DDA:ディジタル・ディ
ファレンス・アナライザ)11は交点座標データを発生
し、これを補数発生回路12及びスイッチ13の一方の
固定接点13aに供給する。
【0020】この座標計算回路11の内部構成例を図2
に示す。図2Aにおいては、28は図1に示したラッチ
回路6、7、・・・・9に対して入力制御信号を供給す
るための出力端子で、この出力端子28を補数発生回路
12にアドレスを与えるための出力端子29及びラッチ
回路25(12ビット)の入力端に接続する。
【0021】即ち、この図2Aに示す回路構成において
は、ラッチ回路25に初期値を与え、これにラッチ回路
26の値を1クロック毎に加算回路27で加算していく
ものである。
【0022】また、図2Bにおいて30は例えばプログ
ラマブルな分周回路で、この分周回路30の出力を出力
端子31を介して図1に示したラッチ回路6、7、・・
・・9並びに補数発生回路12に夫々供給する構成とす
る。
【0023】補数発生回路12は座標計算回路11から
の交点座標データに基いて2の補数を発生し、これをス
イッチ13の他方の固定接点13bに供給する。
【0024】スイッチ13は図示しない制御系からの制
御信号によって可動接点13cを一方または他方の固定
接点13aまたは13bに接続し、座標計算回路11か
らの交点座標データまたは補数発生回路12からの補数
データをRAM14に供給する。
【0025】このRAM14はスイッチ13を介して座
標計算回路11から供給される交点座標データまたは補
数発生回路12から供給される補数データをアドレスと
し、このアドレスに対応した係数データを上述の乗算回
路15及び17に供給する。
【0026】本例においては、RAM14に対する係数
の記憶を図5に示すように行う。この図5において、左
側縦方向に例えばアドレスを示し、横方向には夫々係数
k0〜k4のデータを示す。
【0027】即ち、この図5に示すように、先ずアドレ
ス“0”の領域には係数a0、b0、c0、d0を対応
させ、アドレス“1”の領域には係数a1、b1、c
1、d1を対応させ、アドレス“2”の領域には係数a
2、b2、c2、d2を対応させ、・・・・アドレス6
3の領域には係数a63、b63、c63、d63を対
応させ、アドレス64の領域には係数a64、b64、
c64、d64を対応させ、アドレス65の領域には係
数d64、c64、b64、a64のように、アドレス
64と逆の配列で係数データを対応させ、アドレス66
の領域には係数d63、c63、b63、a63のよう
に、アドレス63と逆の配列で係数データを対応させ、
・・・・アドレス126の領域には係数d2、c2、b
2、a2のように、アドレス2と逆の配列で係数データ
を対応させ、アドレス127の領域には係数d1、c
1、b1、a1のように、アドレス1と逆の配列で係数
データを対応させ、アドレス128の領域には係数d
0、c0、b0、a0のように、アドレス0と逆の配列
で係数データを対応させる。またこのRAM14の容量
を、例えば128ワード×10ビットメモリ×2の容量
とする。
【0028】そして、この図5に示すk2及びk3に対
応するデータはRAM14には記憶しないでおく。従っ
て、RAM14のアドレス0の領域には係数a0、b0
を記憶し、アドレス“1”の領域には係数a1、b1を
記憶し、アドレス“2”の領域には係数a2、b2を記
憶し、・・・・アドレス63の領域には係数a63、b
63を記憶し、アドレス64の領域には係数a64、b
64を記憶し、アドレス65の領域には係数d64、c
64を記憶し、アドレス66の領域には係数d63、c
63を記憶し、・・・・アドレス126の領域には係数
d2、c2を記憶し、アドレス127の領域には係数d
1、c1を記憶し、アドレス128の領域には係数d
0、c0を記憶する。
【0029】尚、このように、RAM14に逆の配列で
同じ係数データを記憶する方法の他には、例えば、係数
k0、k1、k2、k3を全て一方の配列で係数データ
を記憶しておき、読み出しの際に記憶配列とは逆の配
列、例えば記憶配列がa1、b1、c1、d1のときは
d1、c1、b1、a1と読み出すように、係数データ
を記憶配列とは逆の配列で読み出すようにすれば、RA
M14の記憶容量を同様に1/2にすることができる。
【0030】ここで、上述のラッチ回路2、3、・・・
・9は例えば8ビットのデータをラッチし、乗算回路1
5及び17は8ビット(符号なし)×10ビット(符号
付き)の乗算処理により10ビットの出力を得、加算回
路16は乗算回路15及び17の10ビットの出力を加
算して11ビットの出力を得、ラッチ回路18及び19
は11ビットのデータをラッチし、加算回路20はラッ
チ回路18及び19からの11ビットの出力を加算して
12ビットの出力を得、丸め回路は加算回路20からの
12ビットの出力を例えば8ビットに丸め、ラッチ回路
22は8ビットのデータをラッチし、補数発生回路12
は8ビット入力のスルーと2の補数の計算を行い7ビッ
トの出力を得るものである。
【0031】図1の回路の動作説明を行う前に、ここで
補間の方法について図3を参照して説明する。
【0032】図3Aを元のデータ、図3Bを補間の結果
得られるデータとする。3次の補間では、例えば図3B
に示す点xの値は、図3Aに示す点a、b、c、dの値
を用いて次の数1で示す式を用いて求める。
【0033】
【数1】 x=k0×a+k1×b+k2×c+k3×d
【0034】但し、k0、k1、k2及びk3は図3A
における座標から計算する値である。
【0035】ここで係数の求め方について図4を参照し
て説明する。図4において斜めの線上の“○”はサンプ
リングデータを示し、縦軸はその座標値を示す。また、
斜めの線上の“●”は交点で、横軸はその座標値、即
ち、変換後の座標値を示す。
【0036】個々の点に対し、縦軸の座標値のうちの小
数部分をxとすると、それに対応する係数は次の数2で
示す式で表すことができる。
【0037】
【数2】 k0=4−8z+5z2 (但し、z=1+x) k1=1−2z2 +z3 (但し、z=x) k2=1−2z2 +z3 (但し、z=1−x) k3=4−8z+5z2 −z3 (但し、z=2−x)
【0038】ここでxを1−xに置き換えると、係数の
値はk0−−k3の順番を入れ換えたものに等しくな
る。
【0039】図1及び図2に示した座標計算回路11で
は、何れも次のような計算によって座標を得る。例えば
画素数Nを画素数Mに変換する場合に分数N/Mを約分
してn/mが得られたとする。
【0040】n/m<1.0ならば、図4に示す変換前
座標値dyは(n/m)×2-n、変換後座標値dxは2
-n(但し、nはdyが1を越えない用選定する)として
次の数3で示す式を用いて計算を行う。
【0041】
【数3】 X0=0 Y0=0 Xn=X(n−1)+dx Yn=Y(n−1)+dy
【0042】次に、係数の組が何種類必要となるかを1
次元だけの変換で考える。画素数Nを画素数Mに変換す
る場合に、分数N/Mを約分してn/mが得られたとす
ると、係数の種類がm組必要となる。ここで図4の直線
を表す方程式を考えると縦軸の座標値をV、横軸の座標
値をWとすると、V=n/m×Wとなる。
【0043】mの値が大きい場合には、係数を記憶する
ためのメモリも容量の大きいものが必要になる。そこで
本例においては座標計算の精度を区間1を適当に等分し
たもの(例えば1/128)を用いることにより、メモ
リの容量を少なくても済むようにする。つまり、計算で
得られた座標値に対し、等分された座標値で近似を行
う。このようにした場合、上述のxと1−xの対称性を
利用して係数の記憶容量を1/2にすることができる。
【0044】記憶容量を1/2にする方法としては2つ
ある。1つは、座標の精度を1/128とした場合に、
係数の内k0とk1を記憶し、座標の値を0/128〜
1/128を用いる方法である。この場合係数k2及び
k3を求めるときには、その座標値の補数を用いて係数
k0及びk1を得、k0≧k3、k1≧k2とする。
【0045】もう1つは、k0−−k3を記憶するが、
座標値としては0〜0.5の値を用いる方法である。こ
の場合には0〜0.5の座標値に対してはそのまま係数
を呼び出せば良く、0.5〜1.0の範囲については座
標値の補数を用いてメモリにアクセスを行い、k0−−
k3の順番を逆にして使用すれば良い。
【0046】次に、図1に示したフィルタの係数発生装
置の動作を説明する。
【0047】先ず、図示しないVTR本体回路等からの
8ビットのデータが入力端子1を介してラッチ回路2、
3、4及び5に次々とシフトして入力され、ラッチ回路
2、3、4及び5にデータが揃ったところで、一斉にラ
ッチ回路6、7、8及び9に供給される。
【0048】セレクタ10は最初のタイミングでラッチ
回路6及び7の出力を選択し、選択したラッチ回路6及
び7の出力を夫々乗算回路15及び17に供給する。
【0049】一方、セレクタ10と同期してスイッチ1
3の可動接点13cが固定接点13aに接続され、これ
によって座標計算回路11の出力がアドレスとしてRA
M14に供給され、これによってRAM14からは係数
k0及びk1が出力され、これら係数k0及びk1は乗
算回路15及び17に夫々供給される。乗算回路15及
び17においては、セレクタ10からの出力と座標計算
回路11からの出力が乗算され、その結果が加算回路1
6に供給される。加算回路16は乗算回路15及び17
からの出力を加算した後にラッチ回路18に供給する。
【0050】次のタイミングでセレクタ10はラッチ回
路8及び9からの出力を選択し、この選択したラッチ回
路8及び9からの出力を夫々乗算回路15及び17に供
給する。
【0051】一方、セレクタ10に同期してスイッチ1
3の可動接点13cが固定接点13bに接続され、これ
によって補数発生回路12の出力、即ち、座標計算回路
11の出力の補数がアドレスとしてRAM14に供給さ
れ、これによってRAM14からは係数k2及びk3が
出力され、これら係数k2及びk3は乗算回路15及び
17に夫々供給される。乗算回路15及び17において
は、セレクタ10からの出力と補数発生回路11からの
出力が乗算され、その結果が加算回路16に供給され
る。加算回路16は乗算回路15及び17からの出力を
加算した後にラッチ回路19に供給する。
【0052】次にラッチ回路18及び19の出力が揃っ
た時点でラッチ回路18及び19に夫々保持されている
データは加算回路20に供給され、この加算回路20に
おいて加算され、この後丸め回路21に供給され、この
丸め回路21において例えば8ビットのデータにされ、
更にラッチ回路22に供給され、このラッチ回路22で
ラッチされ、補間データとして出力端子23を介して図
示しないVTR本体回路等に供給される。
【0053】以上の動作を図5に示した係数データ及び
アドレスを例にして更に説明するつ次のようになる。例
えば1回目に“1”がアドレスとしてRAM14に供給
されると、図5に示すようにRAM14からは係数a
1、b1が出力され、次のタイミングでは、“1”の補
数にあたる“127”がアドレスとしてRAM14に供
給され、これによってRAM14からは係数d1及びc
1が出力される。
【0054】即ち、図5に示した係数k0〜k3の内k
0、k1だけをRAM14に記憶しておけば、例えば
“1”のアドレスに対応させている係数a1、b1、c
1、d1の内、c1とd1はアドレス127の領域に係
数k0、k1として記憶してあるので、図5に示す係数
k0〜k3の内、k2及びk3を記憶しなくても良いわ
けである。
【0055】このように、本例においては、RAM14
の補数関係となっているアドレスに係数データを逆の配
列、例えば係数a0、b0に対して係数d0、c0のよ
うに記憶しておき、座標計算回路11で計算して得たア
ドレスまたは補数発生回路12において補数をとったア
ドレスをスイッチ13で選択的にRAM14に供給する
ことでデータの補間を行うようにしたので、回路規模を
小さくできると共に、メモリの容量を最小限にすること
ができる。また、メモリ14の容量を小さくすることが
できるので、回路全体のIC化を図ることができる。
【0056】尚、係数k0、k1、k2、k3を全て一
方の配列で係数データを記憶しておき、読み出しの際に
記憶配列とは逆の配列、例えば記憶配列がa1、b1、
c1、d1のときはd1、c1、b1、a1と読み出す
ように、係数データを記憶配列とは逆の配列で読み出す
ようにした場合においても、上述と同様の効果が得られ
る。
【0057】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0058】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、入力アドレス
及び補数手段からのアドレスを切り換え手段で切り換
え、この切り換え手段からのアドレスに基いてメモリか
ら係数を出力するようにしたので、回路規模を小さくで
きると共に、メモリの容量を最小限にすることができ
る。
【0059】また上述せる本発明によれば、入力アドレ
ス及び補数手段からのアドレスを切り換え手段で切り換
え、一方の係数をメモリの第1のアドレスに対応した領
域に記憶させ、他方の係数を第1のアドレスの補数に対
応したメモリの対応領域に記憶させたメモリに切り換え
手段からのアドレスを供給し、メモリから係数を出力す
るようにしたので、回路規模を小さくできると共に、メ
モリの容量を最小限にすることができる。
【0060】また上述せる本発明によれば、入力アドレ
ス及び補数手段からのアドレスを切り換え手段で切り換
え、入力アドレスの最上位ビットがハイレベルのときに
はその補数に対応したメモリの対応領域に記憶されてい
る係数データの読み出し順序を記憶配列とは逆の順序で
読み出すように切り換え手段からのアドレスをメモリに
供給するようにしたので、回路規模を小さくできると共
に、メモリの容量を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明フィルタの係数発生装置の一実施例を示
す構成図である。
【図2】本発明フィルタの係数発生装置の要部を示す構
成図である。
【図3】本発明フィルタの係数発生装置の一実施例の説
明に供するグラフである。
【図4】本発明フィルタの係数発生装置の一実施例の説
明に供するグラフである。
【図5】本発明フィルタの係数発生装置の一実施例の説
明に供するRAM内部の説明図である。
【符号の説明】
2、3、・・・・9、18、19、22、25、26
ラッチ回路 10 セレクタ 11 座標計算回路 12 補数発生回路 13 スイッチ 14 RAM 15、17 乗算回路 16、20、27 加算回路 21 丸め回路 30 分周回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アドレスの補数を得る補数手段と、 上記入力アドレス及び上記補数手段からのアドレスを切
    り換える切り換え手段と、 この切り換え手段からのアドレスに基いて係数を出力す
    るメモリとを有することを特徴とするフィルタの係数発
    生装置。
  2. 【請求項2】 入力アドレスの補数を得る補数手段と、 上記入力アドレス及び上記補数手段からのアドレスを切
    り換える切り換え手段と、 この切り換え手段からのアドレスに基いて係数を出力す
    るメモリとを有し、 一方の係数を上記メモリの第1のアドレスに対応した領
    域に記憶させ、他方の係数を上記第1のアドレスの補数
    に対応した上記メモリの対応領域に記憶したことを特徴
    とするフィルタの係数発生装置。
  3. 【請求項3】 入力アドレスの補数を得る補数手段と、 上記入力アドレス及び上記補数手段からのアドレスを切
    り換える切り換え手段と、 この切り換え手段からのアドレスに基いて係数を出力す
    るメモリとを有し、 入力アドレスの最上位ビットがハイレベルのときにはそ
    の補数に対応した上記メモリの対応領域に記憶されてい
    る係数データの読み出し順序を記憶配列とは逆の順序で
    読み出すようにしたことを特徴とするフィルタの係数発
    生装置。
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JP (1) JPH06164322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006185123A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Casio Comput Co Ltd 画素補間装置

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JP2006185123A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Casio Comput Co Ltd 画素補間装置

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