JPH06164183A - 信号弁別器 - Google Patents

信号弁別器

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Publication number
JPH06164183A
JPH06164183A JP31494692A JP31494692A JPH06164183A JP H06164183 A JPH06164183 A JP H06164183A JP 31494692 A JP31494692 A JP 31494692A JP 31494692 A JP31494692 A JP 31494692A JP H06164183 A JPH06164183 A JP H06164183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
signal discriminator
split
binding
magnetic core
Prior art date
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Pending
Application number
JP31494692A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Naito
昭 内藤
Hideaki Sato
秀昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP31494692A priority Critical patent/JPH06164183A/ja
Publication of JPH06164183A publication Critical patent/JPH06164183A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない部品でケーブルの結束と信号弁別器の
固定を行い、しかも異和感を与えることがなく、優れた
外観を有する信号弁別器を得る。 【構成】 ケーブル2の周りを囲むように一体化される
分割磁性コア12a、12bと、ケーブル2を結束する
結束具3とをそれぞれ分割ケース11a、11bの別の
収容室13a、13b、および14a、14b、15
a、15bに収容し、結束具3を収容室に収容した状態
で前後の壁と係合させて、分割ケース11a、11bの
ケーブル2の長手方向への移動を阻止するように構成し
た信号弁別器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気・電子機器にお
いてノイズを除去し、信号を弁別するための信号弁別器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4(a)、(b)はそれぞれ別の従来
の信号弁別器を示す斜視図であり、図において、1は信
号弁別器、2はケーブル、3は結束具、4は保持部材で
ある。
【0003】信号弁別器1は、開閉可能な分割ケース1
1a、11b内に分割磁性コア(図示せず)を収容し、
分割ケース11a、11bを閉じることにより、ケーブ
ル2の周りに分割磁性コアを合体させて磁路を形成する
ようになっている。結束具3は、図4(a)では分割ケ
ース11a、11bから独立して、信号弁別器1の前後
に2個配置され、ケーブル2を結束するようになってい
る。(b)では分割ケース11a、11bに付属する保
持部材4を通してケーブル2を結束するようになってい
る。
【0004】上記の信号弁別器においては、ケーブル2
を流れるノイズ電流は、信号弁別器1内の分割磁性コア
の磁気特性により吸収されて除去され、信号電流が弁別
される。
【0005】図4の(a)では、信号弁別器1の前後に
おいて、結束具3によりケーブル2を束ねることによ
り、ケーブル2を一体化するとともに、信号弁別器1を
ケーブル2の所定の位置に固定する。(b)では保持部
材4を通してケーブル2を束ねることにより、ケーブル
2を一体化するとともに、分割ケース11a、11bと
も結合して、信号弁別器1を所定位置に固定する。ケー
ブル2としては図4(c)に示すように、被覆層5を有
する被覆ケーブル2についても同様に結束、固定が行わ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
な従来の信号弁別器においては、ケーブル2の結束およ
び信号弁別器1の固定のためには、多くの部品を必要と
し、また結束具3、保持部材4などが外部に露出して異
和感を与え、外観を害するという問題点があった。この
発明は上記問題点を解決するため、少ない部品でケーブ
ルの結束と信号弁別器の固定を行い、しかも異和感を与
えることがなく、優れた外観を有する信号弁別器を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は次の信号弁別
器である。 (1)ケーブルの周りを囲むように一体化される分割磁
性コアと、前記ケーブルを結束する結束具と、前記分割
磁性コアおよび結束具をそれぞれ収容する別の収容室を
有する分割ケースとを備え、前記結束具は収容室に収容
された状態で前後の壁と係合して分割ケースのケーブル
の長手方向への移動を阻止するように構成されている信
号弁別器。 (2)ケーブルの周りを囲むように一体化される分割磁
性コアと、前記ケーブルを結束する結束具と、前記分割
磁性コアおよび結束具をそれぞれ収容する収容室を有す
る分割ケースと、前記結束具を保持するように前記収容
室に設けられた保持部材とを備えた信号弁別器。 (3)ケーブルの周りを囲むように一体化される分割磁
性コアと、前記分割磁性コアを収容する収容室を有する
分割ケースと、前記ケーブルを結束しかつ保持するよう
に分割ケースに設けられた結束保持部材とを備えた信号
弁別器。
【0008】
【作用】この発明の請求項1の信号弁別器においては、
分割ケースの収容室に分割磁性コアを収容し、ケーブル
を結束具で結束して、結束具を別の収容室に収容した状
態で、ケーブルの周りを囲むように分割ケースを閉じて
信号弁別器を形成し、ケーブルに信号弁別器を装着す
る。
【0009】このようにして装着された信号弁別器で
は、ケーブルの周りを囲むように、分割磁性コアが合体
して磁路を形成しているため、ケーブルを流れるノイズ
電流は、その磁気特性によって吸収されて除去され、信
号電流が弁別される。
【0010】ケーブルに装着された状態における信号弁
別器は、結束具によりケーブルが結束されているため、
ケーブルが散乱することなく一体化する。そして結束具
を収容室に収容することにより、結束具は収容室の前後
の壁と係合するため、分割ケースのケーブルの長手方向
への移動は阻止され、信号弁別器はケーブルの所定の位
置に固定される。
【0011】この発明の請求項2の信号弁別器において
は、結束具でケーブルを結束するとともに、保持部材で
結束具を保持して、結束具を収容室に収容し、別途分割
磁性コアを収容した分割ケースを閉じて信号弁別器を形
成する。
【0012】この発明の請求項3の信号弁別器において
は、分割磁性コアを収容した分割ケースを、分割磁性コ
アでケーブルを囲むように閉じるとともに、結束保持部
材でケーブルを結束および保持して信号弁別器を形成す
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1 図1は実施例の信号弁別器を示し、(a)は開いた状態
の平面図、(b)はその斜視図、(c)は装着状態の斜
視図であり、図において、図4と同符号は同一または相
当部分を示す。
【0014】信号弁別器1は、開閉可能な分割ケース1
1a、11bに半円筒形の分割磁性コア12a、12b
を収容した構造となっている。分割ケース11a、11
bは、それぞれ分割磁性コア12a、12bを収容する
収容室13a、13b、結束具3を収容する収容室14
a、14b、15a、15b、および係合部材16a、
16bを有し、ヒンジ17で開閉可能となっている。
【0015】上記の信号弁別器1は、分割ケース11
a、11bの収容室13a、13bに分割磁性コア12
a、12bを収容し、ケーブル2を結束具3で結束し
て、結束具3を収容室14a、14b、15a、15b
のいずれかに収容した状態で、ケーブル2の周りを囲む
ように分割ケース11a、11bを閉じて係合部材16
a、16bで係合させ、信号弁別器1を形成してケーブ
ル2に装着する。
【0016】このようにして装着された信号弁別器1
は、ケーブル2の周りを囲むように、分割磁性コア12
a、12bが合体して磁路を形成しているため、ケーブ
ル2を流れるノイズ電流は、その磁気特性によって吸収
されて除去され、信号電流が弁別される。
【0017】ケーブルに装着された状態における信号弁
別器1は、結束具3によりケーブル2が結束されている
ため、ケーブル2が散乱することなく一体化する。そし
て結束具3を収容室14a、14b、15a、15bに
収容することにより、結束具3は収容室14a、14
b、15a、15bの前後の壁と係合するため、分割ケ
ース11a、11bのケーブル2の長手方向への移動は
阻止され、信号弁別器1はケーブル2の所定の位置に固
定される。
【0018】結束具3は収容室14a、14bおよび1
5a、15bの両方に収容するように2個装着してもよ
いが、一方のみでよく、この場合は部品数が少なくな
る。また結束具3は収容室14a、14b、15a、1
5bに収容されて、外部に露出しないため、異和感はな
く、優れた外観が得られる。
【0019】実施例2 図2は実施例2の信号弁別器の開いた状態を示す一部の
斜視図である。この実施例では、結束具3を保持する保
持部材19が収容室14b、15bに一体的に設けられ
ている。他の構成は図1と同様である。
【0020】上記の信号弁別器1は、結束具3でケーブ
ル2を結束するとともに、図4(b)の場合と同様に、
保持部材19で結束具3を保持して、結束具3を収容室
14b、15bに収容し、別途分割磁性コア12a、1
2bを収容した分割ケース11a、11bを閉じて信号
弁別器1を形成する。
【0021】結束具3は収容室14b、15bに収容さ
れた状態では、保持部材19により保持されるため、分
割ケース11a、11bのケーブル2の長手方向への移
動は図1の場合よりも小さくなり、信号弁別器1の固定
性は高くなる。
【0022】実施例3 図3は実施例3の信号弁別器を示し、(a)は開いた状
態の一部の斜視図、(b)は装着状態を示す一部の垂直
断面図である。この実施例では、収容室13a、13b
と14a、14b間の壁が、結束保持部材21a、21
bによって形成されている。結束保持部材21a、21
bは結束保持凹部22a、22bを有し、かみ合わせに
よりケーブル2を結束および保持するように構成されて
いる。
【0023】上記の信号弁別器1においては、分割磁性
コア12a、12bを収容した分割ケース11a、11
bを、分割磁性コア12a、12bがケーブル2を囲む
ように閉じることにより、結束保持部材21a、21b
をかみ合わせて、結束保持凹部22a、22b間にケー
ブル2を結束および保持して、信号弁別器1を形成し、
ケーブル2に装着する。
【0024】この場合、別の結束具3は不要であり、分
割ケース11a、11bを閉じるだけでケーブルの結束
と分割ケース11a、11bの保持ができ、信号弁別器
1の固定性も高い。
【0025】なお、上記の実施例において、分割ケース
11a、11b、分割磁性コア12a、12b、結束具
3等の形状、構造などは図示のものに限らず、変更可能
である。またケーブル2も図4(c)に示すような被覆
ケーブルについても同様に結束固定を行うことができ
る。
【0026】
【発明の効果】この発明の請求項1の信号弁別器によれ
ば、ケーブルの結束具を分割ケースの収容室に収容する
ようにしたため、少ない部品でケーブルの結束と信号弁
別器の固定を行い、しかも異和感を与えることがなく、
優れた外観を有する信号弁別器を得ることができる。
【0027】この発明の請求項2の信号弁別器によれ
ば、結束具を保持する保持部材を収容室に設けたため、
信号弁別器の固定性はさらに高くなる。
【0028】この発明の請求項3の信号弁別器によれ
ば、ケーブルの結束保持部材を分割ケースに設けたた
め、別部品を用いることなく、ケーブルの結束および保
持を行うことができ、固定性もさらに高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の信号弁別器を示し、(a)は開いた
状態の平面図、(b)はその斜視図、(c)は装着状態
の斜視図である。
【図2】実施例2の信号弁別器の開いた状態を示す一部
の斜視図である。
【図3】実施例3の信号弁別器を示し、(a)は開いた
状態の一部の斜視図、(b)は装着状態を示す一部の垂
直断面図である。
【図4】(a)、(b)は別の従来の信号弁別器を示す
斜視図、(c)は被覆ケーブルの斜視図である。
【符号の説明】
1 信号弁別器 2 ケーブル 3 結束具 4、19 保持部材 11a、11b 分割ケース 12a、12b 分割磁性コア 13a、13b、14a、14b、15a、15b 収
容室 16a、16b 係合部材 17 ヒンジ 21a、21b 結束保持部材 22a、22b 結束保持凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルの周りを囲むように一体化され
    る分割磁性コアと、前記ケーブルを結束する結束具と、
    前記分割磁性コアおよび結束具をそれぞれ収容する別の
    収容室を有する分割ケースとを備え、前記結束具は収容
    室に収容された状態で前後の壁と係合して分割ケースの
    ケーブルの長手方向への移動を阻止するように構成され
    ていることを特徴とする信号弁別器。
  2. 【請求項2】 ケーブルの周りを囲むように一体化され
    る分割磁性コアと、前記ケーブルを結束する結束具と、
    前記分割磁性コアおよび結束具をそれぞれ収容する収容
    室を有する分割ケースと、前記結束具を保持するように
    前記収容室に設けられた保持部材とを備えたことを特徴
    とする信号弁別器。
  3. 【請求項3】 ケーブルの周りを囲むように一体化され
    る分割磁性コアと、前記分割磁性コアを収容する収容室
    を有する分割ケースと、前記ケーブルを結束しかつ保持
    するように分割ケースに設けられた結束保持部材とを備
    えたことを特徴とする信号弁別器。
JP31494692A 1992-11-25 1992-11-25 信号弁別器 Pending JPH06164183A (ja)

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JP31494692A JPH06164183A (ja) 1992-11-25 1992-11-25 信号弁別器

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Cited By (5)

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