JPH0616399A - 貨物持上げキャリッジ - Google Patents

貨物持上げキャリッジ

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JPH0616399A
JPH0616399A JP10818193A JP10818193A JPH0616399A JP H0616399 A JPH0616399 A JP H0616399A JP 10818193 A JP10818193 A JP 10818193A JP 10818193 A JP10818193 A JP 10818193A JP H0616399 A JPH0616399 A JP H0616399A
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JP
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carriage
jack
cargo
cargo lifting
lifting carriage
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JP10818193A
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Kan Tsui
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Linde GmbH
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Linde GmbH
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/12Platforms; Forks; Other load supporting or gripping members
    • B66F9/14Platforms; Forks; Other load supporting or gripping members laterally movable, e.g. swingable, for slewing or transverse movements
    • B66F9/147Whole unit including fork support moves relative to mast
    • B66F9/148Whole unit including fork support moves sideways
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66FHOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
    • B66F9/00Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
    • B66F9/06Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
    • B66F9/075Constructional features or details
    • B66F9/12Platforms; Forks; Other load supporting or gripping members
    • B66F9/16Platforms; Forks; Other load supporting or gripping members inclinable relative to mast

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  • Transportation (AREA)
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  • Geology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転車の視界を改善し、かつ貨物持上げキャ
リッジの前方への突出度を小さくすることにより、持上
げ車の旋回円を縮少し、操車性を高める。 【構成】 キャリッジ11が、マスト・アセンブリ1
4,15に取付けられた後部16と、後部16に旋回可
能に取付けられ、水平軸線を中心に傾倒可能で、フォー
ク12を保持する前部17とを有している。前部17を
フォーク12と一緒に後部16に対して、旋回させる第
1作動手段26と、同じく傾倒させる第2作動手段30
とが備えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業用の持上げ車及び
持上げ車用の貨物持上げキャリッジに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】英国特許明細書第1200675号に
は、マスト・アセンブリを有する工業用の持上げ車と、
マストを上下に滑動するように取付けられた貨物持上げ
キャリッジとが説明されている。このキャリッジは、マ
スト・アセンブリに取付けられた後部と、この後部に旋
回可能に結合され1対の旋回バーの軸線を中心として傾
倒可能で、貨物支持フォーク等の貨物支持部を保持して
いる前部と、この前部をその上の貨物支承部と一緒に、
旋回バーの軸線に沿って後部に対してスライドさせるた
めの第1操作ジャッキと、前部及びその上の貨物支持部
を旋回軸軸線を中心として後部に対して傾斜させるため
の第2操作ジャッキとを有している。この貨物持上げキ
ャリッジは、したがって、持上げ車の作業中に、要求に
応じてマスト・アセンブリに対して横移動及び又は傾倒
運動が可能な種類のキャリッジである。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、マスト・アセンブリを有する種類の工業用持上げ車
の貨物持上げキャリッジ及びマストを上下に滑動させる
ように取付けられた貨物持上げキャリッジにおいて、キ
ャリッジが、マスト・アセンブリに取付けられた後部
と、回転可能にこの後部に取付けられ水平軸線を中心と
して傾倒可能で、貨物支持フォーク等の貨物支持部を有
する前部と、縦方向に操作可能で、貨物支持部と一緒に
前部を前記水平軸線に沿って後部に対して移動させるた
めの第1作動手段と、前部を貨物支持部と一緒に前記水
平軸線を中心として後部に対して傾倒させるための少な
くとも1つの第2作動手段とを有しており、しかも、キ
ャリッジの前部が後部に対して旋回するさいの水平軸線
が、横移動中の後部に対し前部を横移動させる第1作動
手段の縦軸線と合致するようにされる。
【0004】本発明の一実施例によれば、第1作動手段
が液圧式又は空気式のジャッキであり、このジャッキの
シリンダとピストンとがキャリッジの2つの部分のうち
の一方又は他方とそれぞれ結合されている。
【0005】有利には、このジャッキはキャリッジ後部
に取付けられたシリンダと、このシリンダの両端から突
出し、その長さの中間にピストンを有するピストンロッ
ドとを有しており、キャリッジ前部がピストンロッドの
突出端部に懸架されている。
【0006】キャリッジ前部は、有利には、ピストンロ
ッドの突出端部に剛性的に付加取付けされている直立部
材を有するフレーム構造物であり、ピストンロッドがジ
ャッキのシリンダ内部の軸受内を滑動かつ回転するよう
にされている。この場合のジャッキは液圧ジャッキであ
り、前記軸受はジャックの液圧液内に浸されている。
【0007】本発明の別の実施例によれば、第1作動手
段が電気操作式の、2つの部材を有する線型アクチュエ
ータであり、これらの部材の一方が電気操作式駆動手段
により他方に対し縦移動可能であり、線型アクチュエー
タの定置部材と可動部材とが、それぞれ、キャリッジの
前部と後部に結合されている。この構成の場合、キャリ
ッジ前部は、線型アクチュエータの可動部材に剛性的に
付加取付けされた直立部材を有するフレームであるのが
有利である。前記可動部材は線型アクチュエータとキャ
リッジ後部とに対し縦移動し、かつ相対回転するように
取付けられている。
【0008】同じように、第2作動手段又は各第2作動
手段は、有利には液圧式又は空気式ジャッキであり、こ
のジャッキがキャリッジの後部に、不動の関係に組付け
られたシリンダを有し、このシリンダのピストンが前方
に突出し、キャリッジ前部の裏面と接触することによっ
て、単数、又は複数のジャッキの延長部が、キャリッジ
の全部とその貨物支持部とを水平軸線を中心としてキャ
リッジ後部に対して上方へ傾斜させるようにされてい
る。
【0009】あるいは又、第2作動手段、又は各第2作
動手段が、2つの部材を有する1つの電気操作式線型ア
クチュエータであり、これらの部材の一方が、電気操作
式駆動手段により他方に対して縦移動可能であり、ま
た、線型アクチュエータの定置部材が、キャリッジ後部
に不動の関係に取付けられており、更に線型アクチュエ
ータの可動部材は、前方に突出してキャリッジ前部裏面
と接触することによって線型アクチュエータの前方への
操作が、キャリッジ前部とその貨物支持部とを水平軸線
を中心としてキャリッジ後部に対し上方へ傾倒させるよ
うにされている。
【0010】更に、有利には、第2作動手段、又は各第
2作動手段の可動部材の端部とキャリッジ前部裏面との
間に、摩擦を低減する接触面が設けられている。この摩
擦低減接触面はプラスチック材料、たとえばナイロン製
ストリップにより形成され、このストリップがキャリッ
ジ前部裏面の少なくとも中心部分に沿って水平に延びて
いる。また、別の構成によれば、前記可動部材の端部
は、適当な摩擦低減材料製のキャップで覆われるように
される。
【0011】本発明の別の態様によれば、マスト・アセ
ンブリを有する種類の工業用持上げ車に用いる貨物持上
げキャリッジ及び前記マストを上下に滑動させるために
取付けられた貨物持上げキャリッジの場合に、キャリッ
ジが、キャリッジ上に間隔をおいて位置する1対の貨物
支持フォークと、フォーク間隔を増減させることにより
フォーク幅を変化させる手段とを有し、更に、フォーク
がクロスリンクにより互いに連結され、前記フォーク幅
を変化させる手段が、クロスリンクを伸縮させる手段を
有している。
【0012】有利には、このフォーク幅を変化させる手
段は液圧式又は空気式の複動ジャッキである。
【0013】また、前記ジャッキは、垂直方向の操作に
よりクロスリンクを伸縮させるようにするのが有利であ
る。
【0014】更にまた、有利には、前記フォークは2対
のクロスリンクにより相互結合されるようにする。その
さい、各対のクロスリンクの外端部がフォークの片方に
取付けられ、内端部が、垂直方向に操作するジャッキを
介して相互に結合される。有利には、ジャッキのシリン
ダとピストンとが、それぞれ、2対のクロスリンクの上
下の内端に結合されるようにする。
【0015】更に、有利には、クロスリンクの外端部
が、各フォークの頂部と底部の複数個所、又は頂部と底
部の近くの複数個所でフォークに付加取付されるように
する。
【0016】本発明は、また、マスト・アセンブリを有
する工業用持上げ車及びこのマストを上下に滑動させる
ために組付けられた前述のような貨物持上げキャリッジ
を提供するものである。
【0017】
【実施例】以下で本発明の特定実施例を添付図面につき
説明する。
【0018】図1には本発明による工業用持上げ車の一
実施例が示されている。この持上げ車はマスト・アセン
ブリと、マストを上下に相対滑動させるために組付けら
れた貨物持上げキャリッジとを有している。このキャリ
ッジには貨物支持フォーク12が保持されている。本発
明は、貨物持上げキャリッジと貨物支持フォークの構成
と操作にのみ関わるものなので、以下の説明はそれに限
定することにする。
【0019】図1〜図5に示した実施例では、マスト・
アセンブリ10は、固定的に外マスト13と、外マスト
を上下に滑動可能の伸長可能の内マスト14とを有して
いる。貨物持上げキャリッジは、しかし、単一マストも
しくは3本マストの場合にも使用可能である。貨物持上
げキャリッジ11は、また、複数組のローラ15を有し
ている。これらのローラは、内マストとの直立部材の内
側向きチャネルと係合するように、従来形式で取付けら
れている。キャリッジ11は、2部分に分割されてお
り、後部16はローラ15を保持し、前部17は、後部
に対する横移動と傾斜運動とが可能である。
【0020】キャリッジ11の後部16は2つの直立部
材18を有している。これら直立部材は、その上端部近
くでは支持管19により、下端部のところでは横材20
により、間隔をおいて剛性的に保持されている。ローラ
15は直立部材18の外方を向いた面に取付けられてい
る。
【0021】キャリッジ11の前部17も2個の直立部
材21と、フォーク12を保持するために部材21に溶
接された2個の横材とから成るフレーム構造物を有して
いる。直立部材上端近くに、直立部材の間を水平に延び
ている複動液圧ジャッキ26は、シリンダ24とピスト
ンロッド25とを有している。ピストンロッド25の中
央にはピストン37が配置されている。シリンダ24は
キャリッジ後部16の支持管19内に組付けられてい
る。ピストンロッド25は、密封支承部36を貫通して
シリンダ24の各端部から突出し、前部の直立部材21
に剛性的に付加取付されている。ピストンロッド25の
各突出端部は、各直立部材21により保持された支持ボ
ス38にかん合し、そこにボルト39で固定されてい
る。液圧液は、ピストン37の各側から各接続部材28
を介して供給される。部材28は、支持管19を貫通
し、シリンダ壁の穴にねじ止めされている。支承部36
は、それにより液圧油内に浸され、潤滑され、摩耗が低
減される。
【0022】シリンダ24に沿ったピストン37の一方
方向又は他方向への運動により、キャリッジ前部17
は、後部16に対し当該方向で横方向に移動せしめられ
る。
【0023】所望とあれば、キャリッジ26のシリンダ
とピストンロッドとの組付形式を逆にしてもよい。つま
り、シリンダを可動部材とし、ピストンを保持するピス
トンロッドは、横移動時に不動であるようにするのであ
る。この目的のためには、ピストンロッドは、キャリッ
ジ後部に取付けられ、シリンダは前部を保持するように
する。
【0024】ジャッキ26の縦軸線は、後部16に対す
る前部17の旋回軸線と合致している。前部17を旋回
させるために、後部の横材20に液圧式の2つの傾倒用
ジャッキ30が配置され、前部17の下部横材23の裏
面31に作用するよう前方に延びている。各傾倒用ジャ
ッキ30は、横材20の穴内に固定されたシリンダ32
とピストンロッド33とを有している。ピストンロッド
33が完全に引込められた位置(図4)では、フォーク
12は自重で、又は支持している貨物の重量のもとで下
方へ延びることができる。ジャッキ30が完全に伸ばさ
れた位置(図5)では、フォーク12は上方へ傾倒され
た位置へ移る。前部17は横移動ジャッキ26の軸線を
中心として、ジャッキ26のピストンロッド25ととも
にに旋回する。この実施例の場合、傾倒運動は−3°〜
+3°の角度範囲である。収縮した傾倒用ジャッキ30
による過剰傾倒を防止するため、キャリッジ前部17の
上方の横材22から後方へ鉤付きバー34が突出してい
る。この鉤付きバー34は後部16の直立部材18前縁
に形成された対応鉤35と相互結合する。バー34の長
さは、前部17の横移動の全域内、すなわち、マスト・
アセンブリに対する中立の中央位置の両側へ、つまり各
方向へたとえば100mmの範囲内で鉤35との係合が
可能になるようにすれば十分である。
【0025】キャリッジ前部17の下方横材23の裏面
31には、横材と一緒に移動するように、適当なプラス
チック材料、たとえばナイロン製の滑りストリップ40
が水平に取付けられている。ピストンロッド33の端部
が、この滑りストリップ40と接触する。このストリッ
プ40により、キャリッジ前部17の横移動時の摩擦が
低減される。このストリップ40は、また、部材23の
少なくとも中央部に付加され、キャリッジ前部の横移動
範囲内でピストンロッド33と接触するのに十分な長さ
を有している。あるいは又、ピストンロッド33の端部
には、類似の材料製のキャップをかぶせておいてもよ
い。いずれの場合も、傾倒用ジャッキとキャリッジ前部
17との間に確実な結合は行なわれていない。前部17
は、必要とあれば傾斜ジャッキ30から独立的に、後部
16によって許される範囲内で自由に旋回して、前部又
はフォークがぶつかりそうな障害物を避けることができ
る。
【0026】この実施例の場合、ジャッキ26は第1ア
クチュエータを有している。このアクチュエータによ
り、キャリッジ前部17が後部16に対しジャッキの軸
線に沿って横移動せしめられる。同じように傾倒用ジャ
ッキ30は1対の第2アクチュエータを有しており、こ
のアクチュエータが、前部17に、同じ軸線、すなわち
ジャッキ26の縦水平軸線を中心として、要求される旋
回運動を生じさせる。
【0027】しかしながら、別の実施例の場合、横移動
用ジャッキ26は、液圧ジャッキの代りに空気式ジャッ
キが用いられる。この場合、支承部36は空気軸受を用
いるのが有利である。傾倒用ジャッキ30も、液圧式に
替えて空気式にすることができる。
【0028】更に別の実施例では、作動手段のどれか1
つを電気操作式線型アクチュエータにすることができ
る。このアクチュエータは、2つの部材を有し、そのう
ちの1つの部材が、電気操作式駆動手段、たとえば電動
モータにより、他方の部材に対して縦方向に可動であ
る。線型アクチュエータである第1作動手段の場合、2
つの部材が、事実上、ジャッキ26のシリンダとピスト
ンロッドに直接に代わるものとして働く。線型アクチュ
エータの定置部材はキャリッジ後部16に水平に取付け
られており、前部17は線型アクチュエータの可動部材
に懸架されている。線型アクチュエータの作動により、
キャリッジ前部17とその貨物支持フォーク12とは、
後部16に対して、所望の方向に横移動せしめられる。
【0029】同じように、傾倒用ジャッキ30は、電気
操作式線型アクチュエータに代えることができる。この
アクチュエータは、後部16の横材20に固定的に取付
けられた各アクチュエータの定置部材と、前部17の部
材23の裏面に設けられた滑りストリップ40と接触す
るため、前方に突出する可動部材とを有している。これ
によって、電気操作式駆動手段、たとえば電動モータに
よるアクチュエータを操作することにより、キャリッジ
前部とその貨物支持部とを、第1作動手段の水平軸線を
中心としてキャリッジ後部に対して上方へ傾けることが
できる。第1作動手段自体は液圧式又は空気式のジャッ
キが、もしくは電気式線型アクチュエータである。傾倒
アクチュエータを逆方向に操作することにより、キャリ
ッジ前部及びその貨物支持部を、その自重によって水平
位置へ戻したり、又は所望の下方への傾倒位置へ移すこ
とができる。
【0030】以上説明した貨物持上げキャリッジの各実
施例が、横移動用ジャッキを有する公知形式のキャリッ
ジに対して有している1つの利点は、持上げ車の運転者
の視界がより良好な点である。これは、横移動用ジャッ
キ26、又は他の、ジャッキに相当する水平に操作可能
の作動手段、たとえば電気式の線型アクチュエータが、
従来形式の配置より高い位置に配置され、図示の実施例
では、キャリッジ前部17の上方横材22の少なくとも
下縁上方に位置しているからである。
【0031】別の利点は、キャリッジがマスト・アセン
ブリから前方へ突出している度合が、類似の従来の形式
のものの場合より少ない点である。この寸法面の利点に
より、旋回円が縮小され、持上げ車の操車が助けられ
る。このことは限られたスペース内で操車する場合に重
要である。このことは、また、キャリッジ前部を、キャ
リッジの横移動を生ぜしめる作動手段の軸線を中心とし
て旋回することの直接の結果でもある。
【0032】前述の実施例の場合、フォーク幅、すなわ
ち、フォークを隔てている間隔は、キャリッジ前部の横
材22,23に沿ってフォークを手動式に互いに近寄ら
せたり遠去けたりすることによって調節可能である。通
例は、上方の横材22のところに、種々の位置に各フォ
ーク12を確実に位置せしめる手段が設けられている。
【0033】図6〜図9に示した変化形の場合、キャリ
ッジ前部17が2つの直立部材21と2つの互いに溶接
された2つの横材22,23から成るフレーム構造物を
有している。所望とあれば、フレーム構造物が単一のプ
レートを有するようにすることもできる。フォーク12
の幅を調節するリンク機構も備えている。フォーク12
は2対のクロスリンク50,51により互いに結合され
ている。クロスリンク自体は液圧式又は空気式の複動ジ
ャッキ52により互いに結合さている。
【0034】クロスリンク50,51の各対の外端部
は、各フォーク12へのリンク50の上方旋回結合部5
3と、同じフォークへのリンク51の下方旋回結合部と
を有している。下方旋回結合部はピン54とスロット5
5を有しており、クロスリンクの伸縮時にフォーク12
に対してリンク下端部の垂直運動を可能にしている。
【0035】リンク50,51の内端部の場合、後方リ
ンク51の上端部は、キャリッジ前部17にボルト止め
されたブラケット59に旋回可能にピン56を介して付
加取付けされ、前方リンク50の下端部は、ジャッキ5
2のピストンロッド58の突出端部に取付けられたヨー
ク57に旋回可能に結合されている。ピストンロッド5
8の上端部にはピストンが取付けられている。ジャッキ
52のシリンダは、キャリッジ前部17に垂直に取付け
られ、流体接続手段62,63を備えている。
【0036】ジャッキ52の操作時、シリンダ61内の
ピストン下降運動によりヨーク57が下降せしめられ、
それによって2対のクロスリンク50,51が収縮し
(図7)、キャリッジ11上のフォーク12の幅が狭く
される。同じようにピストンの上昇運動はクロスリンク
50,51の各対を伸長させ、これによりフォーク12
の幅が拡張される(図6)。
【0037】ヨーク57の部分を形成する方形のブロッ
ク65(図9)を受容するため、垂直の案内スロット6
4が備えられている。ヨーク57はピストンロッド58
に保持されている。案内スロット64は、それにより、
ヨークが回転してリンク50を曲げることのないよう防
止している。
【0038】また、各後方リンク51は、その裏面に、
それも、キャリッジ前部17の上方横材22と両立する
高さのところに、ブロック66を保持している。ブロッ
ク66は、したがって、クロスリンク50,51を上方
横材22に対して支えることにより補強する。リンク5
0,51は、フォーク12上に支持される貨物による後
方への圧力にさらされるからである。ブロック66は、
それによりキャリッジ前部17の上方横材22をストッ
パとして利用し、リンク50,51の過剰なたわみを防
止し、それによりリンク50,51の永久変形を防止す
る。
【0039】クロスリンク50,51の1つの利点は、
各フォーク12の頂部と底部双方に対し均等の横力を加
え、それにより、キャリッジ11上での、各方向へのフ
ォーク12の円滑な滑動を助ける点である。
【0040】また、図8から分かるように、ジャッキ5
2を含むクロスリンク機構全体が、キャリッジ前部17
上に、それもフォーク12の厚さをはみ出すことなしに
組付けられており、したがって、この機構によって持上
げ車の各縦方向寸法が増すことがない。
【0041】横移動用のジャッキ26と傾倒用のジャッ
キ30と同様、フォーク幅変更用のジャッキ52も、線
型アクチュエータに代えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】貨物持上げキャリッジと貨物支持フォークとを
有する工業用持上げ車の側面図。
【図2】図1の持上げ車の貨物持上げキャリッジを図3
の2−2線に沿って切断して示した拡大側面図。
【図3】貨物持上げキャリッジの前面図。キャリッジが
一方の横移動位置にある状態を実線で示し、他方の横移
動位置は破線で示されている。
【図4】貨物持上げキャリッジが水平面に対し下方へ傾
けられた状態を示した側面図。
【図5】貨物持上げキャリッジが水平面に対し上方へ傾
けられた状態を示した側面図。
【図6】貨物持上げキャリッジの別の実施例を示した
図。キャリッジがフォーク幅を変更するための手段を有
している。キャリッジはマスト上で中央に位置せしめら
れ、フォークは最大幅で水平位置にある状態が示されて
いる。
【図7】図6のキャリッジをフォークが最小幅にある状
態で示した図。
【図8】図6の8−8線に沿った断面図。
【図9】図6の9−9線に沿った断面図。
【符号の説明】
10 マスト・アセンブリ、 11 貨物持上げキャリ
ッジ、 12 フォーク、 13 外マスト、 14
内マスト、 15 ローラ、 16 キャリッジ後部、
17 キャリッジ前部、 19 支持管、 20 横
材、 21 直立部材、 22,23 横材、 24
シリンダ、 25 ピストンロッド、26 液圧式複動
ジャッキ、 28 連結部材、 30 傾倒用ジャッ
キ、 34 鉤付きバー、 35 鉤、 40 滑りス
トリップ、 50,51 クロスリンク、 53 旋回
結合部、 54,56 ピン、 55 スロット、 5
7ヨーク、 58 ピストンロッド

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスト・アセンブリを有する種類の工業
    用持上げ車用の貨物持上げキャリッジ及びマストを上下
    に滑動させるために取付けられた貨物持上げキャリッジ
    において、キャリッジが、マスト・アセンブリに取付け
    られた後部と、回転可能にこの後部に取付けられ、水平
    軸線を中心として傾斜可能で、貨物支持フォーク等の貨
    物支持部を有する前部と、縦方向に操作可能で、貨物支
    持部と一緒に前部を前記水平軸線に沿って後部に対して
    移動させる第1の作動手段と、前記水平軸線を中心とし
    て後部に対し前部と貨物支持部とを一緒に傾斜させる少
    なくとも1つの第2作動手段とを有しており、しかも、
    キャリッジの前部が後部に対し旋回するさいの水平旋回
    軸線が、横移動中の後部に対し前部を横移動させる第1
    作動手段の縦軸線と合致することを特徴とする、工業用
    持上げ車用の貨物持上げキャリッジ。
  2. 【請求項2】 第1作動手段が液圧式又は空気式のジャ
    ッキであり、このジャッキのシリンダとピストンとが、
    キャリッジの2つ部分のうちの一方又は他方とそれぞれ
    結合されていることを特徴とする、請求項1記載の貨物
    持上げキャリッジ。
  3. 【請求項3】 ジャッキが、キャリッジの後部に取付け
    られたシリンダと、シリンダの両端から突出し、それ長
    さの中間にピストンを有するピストロッドとを有してお
    り、キャリッジの前部がピストンロッドの突出端部に懸
    架されていることを特徴とする、請求項2記載の貨物持
    上げキャリッジ。
  4. 【請求項4】 キャリッジの前部が、ピストンロッドの
    突出端部に剛性的に付加取付けされている直立部材を有
    するフレーム構造物であり、ピストンロッドがジャッキ
    のシリンダ内部の軸受内を滑動かつ回転することを特徴
    とする、請求項3記載の貨物持上げキャリッジ。
  5. 【請求項5】 ジャッキが液圧ジャッキであり、軸受が
    ジャックの液圧液内に浸されていることを特徴とする、
    請求項4記載の貨物持上げキャリッジ。
  6. 【請求項6】 第1作業手段が電気操作式の、2つの部
    材を有する線型アクチュエータであり、これらの部材の
    一方が電気操作式駆動手段により他方に対し縦移動可能
    であり、線型アクチュエータの定置部材と可動部材と
    が、それぞれ、キャリッジの前部と後部に結合されてい
    ることを特徴とする、請求項1記載の貨物持上げキャリ
    ッジ。
  7. 【請求項7】 キャリッジの前部が、線型アクチュエー
    タの可動部材に剛性的に付加取付けされた直立部材を有
    するフレーム構造物であり、前記可動部材が、線型アク
    チュエータとキャリッジの後部とに対して縦移動し、か
    つ相対回転するように組付けられていることを特徴とす
    る、請求項6記載の貨物持上げキャリッジ。
  8. 【請求項8】 第2作動手段、又は各第2作動手段が1
    つの液圧式又は空気式ジャッキであり、このジャッキ
    が、キャリッジの後部に、不動の関係に組付けられたシ
    リンダを有し、このシリンダのピストンが前方に突出
    し、キャリッジの前部の裏面と接触し、これによって、
    単数又は複数のジャッキの延長部が、キャリッジの前部
    とその貨物支持部とを、水平軸線を中心としてキャリッ
    ジ後部に対して上方へ傾倒させることを特徴とする、請
    求項1から7までのいずれか1項記載の貨物持上げキャ
    リッジ。
  9. 【請求項9】 第2作動手段又は各第2作動手段が、2
    つの部材を有する1つの電気操作式線型アクチュエータ
    であり、これら部材の一方が電気操作式駆動手段により
    他方に対して縦移動可能であり、また、線型アクチュエ
    ータの定置部材はキャリッジ後部に、不動の関係に取付
    けられており、更に線型アクチュエータの可動部材が前
    方に突出してキャリッジ前部の裏面と接触し、これによ
    って線型アクチュエータの前方への操作が、キャリッジ
    前部とその貨物支持部とを水平軸線を中心としてキャリ
    ッジの後部に対し上方へ傾倒させることを特徴とする、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の貨物持上げキ
    ャリッジ。
  10. 【請求項10】 第2作動手段の、又は各第2作動手段
    の可動部材の端部と、キャリッジ前部の裏面との間に、
    摩擦を低減する接触面が設けられていることを特徴とす
    る、請求項8又は9記載の貨物持上げキャリッジ。
  11. 【請求項11】 前記摩擦低減接触面が、プラスチック
    材料製ストリップにより形成されており、このストップ
    が、キャリッジ前部裏面の少なくとも中央部分に沿って
    水平に延びていることを特徴とする、請求項10記載の
    貨物持上げキャリッジ。
  12. 【請求項12】 マスト・アセンブリを有する種類の工
    業用持上げ車用の貨物持上げキャリッジ及び前記マスト
    を上下に滑動させるために取付けられた貨物持上げキャ
    リッジにおいて、前記キャリッジが、キャリッジに間隔
    をおいて配置された1対の貨物支持フォークと、フォー
    ク間隔を増減させることによりフォークの幅を変化させ
    る手段とを有しており、更にまた、フォークがクロスリ
    ンクにより互いに連結されており、前記フォークの幅を
    変化させる手段がクロスリンクを伸縮させる手段を有す
    ることを特徴とする、工業用持上げ車用の貨物持上げキ
    ャリッジ。
  13. 【請求項13】 フォーク幅を変化させる前記手段が液
    圧式又は空気式の複動ジャッキであることを特徴とす
    る、請求項12記載の貨物持上げキャリッジ。
  14. 【請求項14】 前記ジャッキが垂直方向の操作により
    クロスリンクを伸縮させることを特徴とする、請求項1
    3記載の貨物持上げキャリッジ。
  15. 【請求項15】 前記フォークが、2対のクロスリンク
    により相互結合され、各対のクロスリンクの外端部がフ
    ォークの一方に付加取付けされ、内端部が、垂直方向に
    操作するジャッキを介して相互結合されていることを特
    徴とする、請求項14記載の貨物持上げキャリッジ。
  16. 【請求項16】 ジャッキのシリンダとピストンとが、
    それぞれ2対のクロスリンクの上下の内端に結合されて
    いることを特徴とする、請求項15記載の貨物持上げキ
    ャリッジ。
  17. 【請求項17】 ジャッキのピストンがジャッキのシリ
    ンダに対して回転するのを防止する案内手段を有するこ
    とを特徴とする、請求項14から16までのいずれか1
    項記載の貨物持上げキャリッジ。
  18. 【請求項18】 クロスリンクの外端部が、各フォーク
    の上部及び下部の複数個所又はそれらの近くの複数個所
    でフォークに付加取付けされていることを特徴とする、
    請求項1から17までのいずれか1項記載の貨物持上げ
    キャリッジ。
  19. 【請求項19】 実質的に、以上に添付図面につき説明
    され、かつまた添付図面に示された貨物持上げキャリッ
    ジ。
  20. 【請求項20】 マスト・アセンブリと、マストを上下
    に滑動させるために組付けられた、請求項1から19ま
    でのいずれか1項記載の貨物持上げキャリッジとを有す
    る工業用持上げ車。
JP10818193A 1992-05-08 1993-05-10 貨物持上げキャリッジ Pending JPH0616399A (ja)

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