JPH0616371A - エレベーターの戸の制御装置 - Google Patents

エレベーターの戸の制御装置

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Publication number
JPH0616371A
JPH0616371A JP17444392A JP17444392A JPH0616371A JP H0616371 A JPH0616371 A JP H0616371A JP 17444392 A JP17444392 A JP 17444392A JP 17444392 A JP17444392 A JP 17444392A JP H0616371 A JPH0616371 A JP H0616371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
closing
electric motor
closing force
Prior art date
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Pending
Application number
JP17444392A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kabasawa
信之 樺澤
Nagaaki Igarashi
永明 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Publication of JPH0616371A publication Critical patent/JPH0616371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベーターの戸の案内装置等に異物がはさ
まった場合、この異物を除去するとともに、万一除去で
きない場合に電動機の焼損を防止する。 【構成】 戸開閉中に過電流検出スイッチ14が動作す
ると、戸の開閉力強め回路20により電動機の開閉力を
強め、過電流検出スイッチ14を無効とし、反転回路2
1により戸は反転動作を行ない、それでも異物が除去で
きない場合はタイマ22が動作し制御装置を停止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーターの戸の制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベーターの戸の開閉動作中、戸の案
内装置に異物が入り込むと、開閉動作が阻害されるか、
あるいは固着状態となることがある。そこで、特開昭5
6−23290号公報に記載のように、戸の開閉中、前
記戸に過負荷が作用すると動作する検出スイッチを設
け、この検出スイッチが動作すると、前記戸を反転動作
し再度開閉動作を繰り返すとともに、前記検出スイッチ
の動作が所定回数繰り返されると、前記検出スイッチを
無効とするとともに、前記開閉力よりも大きい開閉力で
動作させる制御装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来装置におい
て、電動機の駆動力を強めても、戸の案内装置に異物が
固着すると、戸が何回反転動作をしても、この異物を除
去することができない。その結果、電動機が焼損すると
いう問題があった。
【0004】本発明は上記の欠点に鑑みて、電動機の開
閉力を強めても、戸の案内装置の異物が除去できないと
き、電動機の焼損を防止できるエレベーターの戸の制御
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、エレベータ
ーの戸を開閉駆動する電動機と、前記電動機を所定の開
閉力で動作する制御装置と、前記戸の開閉中、前記戸に
過負荷が作用したとき、動作する検出スイッチと、前記
戸が開閉中、前記検出スイッチが動作したとき、自動反
転するとともに、再度開閉動作する制御装置と、前記検
出スイッチを無効とするとともに、前記電動機の駆動力
を、前記所定の開閉力よりも大きい開閉力に設定するエ
レベーターの戸の制御装置において、前記大きい開閉力
で、戸が途中停止したとき、前記戸の開閉動作を停止さ
せる停止手段を備えることにより達成される。
【0006】
【作用】今、戸の案内装置に異物がはさまり、電動機の
開閉力を強めても、異物が除去できないと、戸の開閉動
作を停止させる。その結果、電動機の焼損を未然に防止
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および、図2
を用いて説明する。
【0008】図1は本発明になるエレベーターの戸の制
御装置の電気結線図を示したものである。図1におい
て、P、Nは直流電源端子、10aはエレベーターの起
動指令を与える図示しないリレーの常開接点、10bは
同じく常閉接点、11は戸閉指令を与えるリレーで、1
1a1、11a2はその常開接点、11bはその常閉接
点、CLSは戸閉の終端で開くスイッチ、12は戸開指
令を与えるリレーで、12a1、12a2はその常開接
点、12bはその常閉接点、OLSは戸開の終端で開く
スイッチ、13は電動機で、電動機13と直列に過電流
を検出する過電流検出スイッチ14が接続され、14a
1、14a2は過電流検出スイッチが動作したときの常開
接点、15は接点11a1に直列接続された戸閉速度を
調整するための直列用の抵抗、同様に16は接点12a
1に直列接続された戸開速度を調整するための直列用の
抵抗である。20は過電流検出スイッチ14が動作した
とき、戸の開閉力を強めるための開閉力強め回路で、こ
の強め回路20が動作すると図示しないリレーが付勢さ
れ、抵抗15および抵抗16の一部、または全部が接点
20a1あるいは接点20a2を介して短絡される。21
は反転回路で、この反転回路21が動作すると、戸閉動
作のときは図示しない出発指令用リレーを消勢し、戸開
動作を行ない、再度戸閉動作を行なわせる。また、戸開
動作のときは逆に図示しない出発指令用リレーを付勢
し、戸閉動作を行ない、再度戸開動作を行なわせるよう
な回路構成であり、22は反転回路21が動作してから
所定時間後たとえば、10秒後に動作するタイマで22
bはその常閉接点である。
【0009】次に、本実施例の動作を図2に示した流れ
図を用いて説明する。なお、この流れ図は、戸閉動作時
に案内装置等に異物がはさまった場合を示している。
【0010】今、戸閉指令が発せられて、接点10aが
閉じると、リレー11が付勢され、戸閉動作を開始する
(ステップS31)。このとき、戸が正常に閉じると、
接点CLSが開き、リレー11は消勢し、エレベーター
は次の動作を行なう(ステップS32、S34)。案内
装置等に異物がはさまり、過電流検出スイッチ14が動
作すると(ステップS33)、接点14aが閉じ、反転
回路21が動作し、接点10aが開き、接点10bが閉
じ、リレー12が付勢され、戸開動作を開始する(ステ
ップS35)。一方、開閉力強め回路20の動作によ
り、接点20a1、20a2が閉じ、抵抗15、16を短
絡し、開閉力を大きくするとともに過電流検出スイッチ
14を無効にする(ステップS36、S37)。戸開動
作を完了すると、再度接点10aが閉じ、接点10bが
開き、リレー11が付勢され、再度戸閉動作を開始する
(ステップS38)。この場合には、開閉力が強められ
ているので、異物が除去でき戸が閉じると(ステップS
39)、過電流検出スイッチ14を有効とし、開閉力を
正常に復帰し、次の動作を行なう(ステップS40、S
41、S42)。一方、所定時間経過たとえば10秒間
経過しても戸が閉まらない場合には、タイマ22が動作
し(ステップS43)、接点22bが開き、制御装置を
停止させる(ステップS44)。
【0011】このように、案内装置等に異物がはさまっ
てもほとんど除去することができ、万一除去できない場
合には安全に停止することができる。なお、上記の実施
例においては、戸閉動作について説明したが、戸開動作
についても同様であるので説明を省略する。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、案
内装置等に異物がはさまり過電流検出スイッチが動作す
るとこの過電流検出スイッチを無効とするとともに、開
閉力を強め、このようにしても異物が除去できない場合
には制御装置を停止するように構成したので、案内装置
にはさまった異物を殆ど除去することができるととも
に、万一除去できなくとも電動機の焼損を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベーターの戸の制御装置の一実施
例を示す電気結線図である。
【図2】本発明の動作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
10a 戸閉指令用の接点 11 戸閉用リレー 12 戸開用リレー 13 電動機 14 過電流検出スイッチ 20 開閉力強め回路 21 反転回路 22 タイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの戸を開閉駆動する電動機
    と、前記電動機を所定の開閉力で動作する制御装置と、
    前記戸の開閉中、前記戸に過負荷が作用したとき、動作
    する検出スイッチと、前記戸が開閉中、前記検出スイッ
    チが動作したとき、自動反転するとともに、再度開閉動
    作する制御装置と、前記検出スイッチを無効とするとと
    もに、前記電動機の駆動力を、前記所定の開閉力よりも
    大きい開閉力に設定するエレベーターの戸の制御装置に
    おいて、前記大きい開閉力で、戸が途中停止したとき、
    前記戸の開閉動作を停止させる停止手段を備えたことを
    特徴とするエレベーターの戸の制御装置。
JP17444392A 1992-07-01 1992-07-01 エレベーターの戸の制御装置 Pending JPH0616371A (ja)

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JP17444392A JPH0616371A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 エレベーターの戸の制御装置

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JPH0616371A true JPH0616371A (ja) 1994-01-25

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ID=15978604

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JP17444392A Pending JPH0616371A (ja) 1992-07-01 1992-07-01 エレベーターの戸の制御装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246213A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Hitachi Ltd エレベータの振動抑制装置
JP2010149966A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Hitachi Ltd エレベーターの安全装置
JP2014051384A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータ融雪装置およびエレベータ融雪方法
CN106144824A (zh) * 2016-08-28 2016-11-23 韩斌 一种基于移动终端的电梯智能安全防护系统
CN106219345B (zh) * 2016-08-28 2018-12-14 浙江梅轮电梯股份有限公司 一种基于影像识别的电梯智能安全防护装置

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CN106144824B (zh) * 2016-08-28 2019-05-24 青岛亿联信息科技股份有限公司 一种基于移动终端的电梯智能安全防护系统

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