JPH0616325A - シート収容装置およびその装置を用いるシートの仕分け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロッタなどの画像出力装置からシート載
置トレイに排出された複数のシートをトレイ上の基準位
置に幅寄せすることによって、オペレータがシートを整
理し易いようにした。 【構成】 左右同時印刷された複数のシートを並列に排
出するプロッタ１において、シートの排出口９に設けた
ベルトコンベア１４と、このベルトコンベア１４上に並
列に排出されたシートを上記プロッタ１の予め設定され
た画像順序に従ってシート収容トレイ１５内に幅寄せす
るシート移送手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、シート収容装置および
その装置を用いるシートの仕分け装置に係り、特にシー
トサイズを自動的にレイアウトする機能を備えるプロッ
タやプリンタなどの画像出力装置から複数枚の画像形成
済みシートが同時に排出された時のシート収容装置など
に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般にプロッタなどの画像出力装置は、
主にＣＡＤ／ＣＡＭシステムにおいて使用されている
が、特に最近ではネットワーク対応として複数のワーク
ステーションから与えられたデータを１台のプロッタか
ら出力することが多い。その場合に、各ワークステーシ
ョンから入力される種々のシートサイズを自動的にレイ
アウトする所謂ネスティング機能を備えることによっ
て、Ａ０判サイズのロール紙を用いて１度に複数枚の図
面を出力させることができる。例えば、各ワークステー
ションから入力される種々のシートサイズのレイアウト
をプロッタ内で自動的に行ない、同じサイズのシートや
異なるサイズのシートを同時に出力することができる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シート収容装置にあっては、プロッタ内で自動的にレイ
アウトされた画像形成済みシートは、プロッタのシート
排出口の直前で所定のシートサイズに裁断されたあと、
そのままトレイ上に並列に排出されていくために、次々
に排出されたシートはタンダムにに積み重ねられてい
く。その結果、オペレータがその都度シートを揃えて整
理するのは面倒であり、特にサイズが種々異なっている
場合には、非常に煩雑となっていた。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、プロ
ッタなどの画像出力装置から出力されたシートをトレイ
上の基準位置に幅寄せすることによって、オペレータが
シートを整理し易いようにしたシート収容装置を目的と
する。

【０００５】すなわち、本発明に係るシート収容装置
は、左右同時印刷された複数のシートを並列に排出する
画像出力装置において、シートの排出口に設けたシート
載置トレイと、この載置トレイ上に並列に排出されたシ
ートを上記画像出力装置の予め設定された画像順序に従
って該載置トレイ上の基準位置に幅寄せするシート移送
手段とを設けたことを特徴とし、また本発明に係るシー
トの仕分け装置は、上記シート収容装置の幅寄せ基準位
置に設置されたシートの再給紙手段と、再給紙されたシ
ートを搬送して所定のトレイ上に分配するシート分配手
段とを備えたことを特徴とする。

【０００６】

【実施例】以下添付図面に基づいて本発明に係るシート
収容装置の実施例を詳細に説明する。図１に示したよう
に、プロッタ１内には、Ａ０判のロール紙２の供給手段
と、手差しのカット紙供給手段３とが配設され、切換ゲ
ート４によっていずれかを選択できるようになってい
る。ロール紙２が選択された場合には、画像転写手段５
及び定着手段６を通ったのち、カッタ部７を通過すると
きに所定のシートサイズにＸ，Ｙ方向が裁断され、排紙
ローラ８によってシート排出口９から搬送される。本発
明に係るシート収容装置１０は、前記プロッタ１に隣接
して配置されており、前記シート排出口９の近傍に、こ
れと対向するようにして連結ガイド手段１１が設置され
ている。この連結ガイド手段１１は、前記排紙ローラ８
と同一平面上に位置し且つ排紙ローラ８とは離間して配
置された入口ローラ１２と、入口ローラ１２から排紙ロ
ーラ８まで延びてその間に搬送経路を形成するアーム状
のフラッパ１３とで構成されている。

【０００７】前記入口ローラ１２の後方には繰出ローラ
１８が近接配置され、さらにその後方には図１及び図２
に示したように、前記入口ローラ１２に近接して配置さ
れたベルトコンベア１４と、ベルトコンベア１４の下流
側端部に配置された箱形のシート収容トレイ１５とが配
置されている。ベルトコンベア１４は、プロッタ１のシ
ート排出口９の横幅に対応して両側に配置された一対の
ローラ１６ａ，１６ｂと、このローラ１６ａ，１６ｂに
掛け回されたベルト１７とで構成され、ローラ１６ａに
は図示外の駆動モータが連結されている。なお、上記ロ
ーラ１６ａ，１６ｂ間のベルト長さは、Ａ０判ロール紙
２のシート幅に対応している。

【０００８】次に、図２及び図３に基づいて上記構成か
らなるシート収容装置のシート幅寄せ動作について説明
する。まず、プロッタ１内ではＡ０判ロール紙２が供給
されるが、その際シートには予め設定された画像順序に
従って自動的にレイアウトされる。例えば、Ａ０判ロー
ル紙２を幅方向で４等分して全てＡ４サイズに自動的に
レイアウトした場合のシートの排出について説明する
と、Ａ４サイズに画像形成されたＡ０判ロール紙２は、
排出される前にカッタ部７でＡ４サイズの大きさにＸ，
Ｙ方向が裁断され、４枚が並列になった状態でシート排
出口９から排出される。排出ローラ８及び入口ローラ１
２の搬送力および繰出ローラ１８の送り作用によってベ
ルト１７上に排出されたシートは、図２及び図３（Ａ）
に示したように、Ａ４サイズの大きさに裁断されたシー
トがベルト１７上で幅方向に４枚並んだ状態で載置され
る。そして、ローラ１６ａの回転によってベルト１７が
矢印方向に駆動し、その上に載置されているシートをシ
ート収容トレイ１５側に移送する。この実施例では、シ
ート収容トレイ１５が幅寄せの基準位置であり、ベルト
１５の終端まで搬送されたシートは、シート収容トレイ
１５に近い側からトレイ１５内に落下し、次のものはそ
の上に積み重ねられ、最終的には図３（Ｂ）に示したよ
うに、Ａ４サイズのシートＡ４−１乃至Ａ４−４がシー
ト収容トレイ１５内に収容されることになる。このよう
にして、プロッタ１で自動的にレイアウトされて次々に
排出されてくるシートは、レイアウトされた順序に従っ
てベルトコンベア１４の片側に幅寄せ移送され且つ集積
されるために、オペレータがシートを回収・整理する場
合の作業が極めて容易になった。

【０００９】図４（Ａ），（Ｂ）は、Ａ４サイズとＡ３
サイズのシートがＡ０判のロール紙２に自動レイアウト
された場合の例を示したものである。この例ではＡ４サ
イズに裁断されたシートＡ４−１及びＡ４−３が２枚
と、Ａ３サイズに裁断されたシートＡ３−２が１枚ベル
ト１７上に載置されるが、先の実施例と同様にベルト１
７の回転駆動によって、サイズの異なるシートが混載さ
れた状態でシート収容トレイ１５内に積み重ねられるこ
とになる。Ａ４サイズとＡ３サイズのシートが混載され
る場合のレイアウトの自由度は大きく、この実施例のよ
うにＡ３サイズのシートがＡ４サイズのシートの間にレ
イアウトされる場合のみならず、右端または左端にレイ
アウトさた場合でも幅寄せすることができる。さらに、
Ａ３サイズのシートだけ又はＡ２サイズのシートだけが
自動レイアウトされた場合にも片側に幅寄せすることが
できる。

【００１０】図５乃至図７は、本発明に係るシート収容
装置の他の実施例を示したものである。この実施例にお
けるシートの載置および移送のための手段は、前述のベ
ルトコンベア１４とは異なり、干渉防止手段としての３
つの段差部２１ａ，２１ｂ，２１ｃによって仕切られた
４つのシート載置面２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｄを
有する階段状トレイ２３と、その上方近傍に配置された
４つのピックアップローラ２４ａ，２４ｂ，２４ｃ，２
４ｄとで構成されている。階段状トレイ２３は、上述の
ベルトコンベア１４と同様に、プロッタ１のシート排出
口９に対向して配設され且つシート排出口９の幅方向に
おいて段差を形成している。また、この実施例における
段差部２１ａ，２１ｂ，２１ｃは、図６及び図７に示し
たように、最下段の段差部２１ａの高さ寸法ｔが他の段
差部２１ｂ，２１ｃに比べて大きく、複数のシートを移
送収容できるようになっている。上記ピックアップロー
ラ２４ａ，２４ｂ，２４ｃ，２４ｄは、３つが各段差部
２１ａ，２１ｂ，２１ｃに対応した位置に配置され、残
りの１つが最上位置のシート載置面２２ａ上に配置され
ている。これらのピックアップローラ２４ａ，２４ｂ，
２４ｃ，２４ｄは、プロッタ１からシートが排出される
時には図７に示したように、いずれもシート載置面２２
ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｄから多少離間した位置に保
持されてシートの排出を可能にすると共に、シートが載
置されたのちはシートの上からシート載置面２２ａ，２
２ｂ，２２ｃ，２２ｄ上に当接して、シートをより下段
のシート載置面に送り込む方向に回転する。なお、この
実施例におけるシート幅寄せの基準位置は、最下段のシ
ート載置面２２ａである。

【００１１】次に、図７を用いて、プロッタ１からＡ０
判ロール紙２のＸ，Ｙ方向を裁断してＡ４サイズのシー
ト４枚が同時に排出された時のシートの幅寄せ収容を説
明する。先ず、図７（Ａ）に示したように、全てのピッ
クアップローラ２４ａ，２４ｂ，２４ｃ，２４ｄを離間
した状態で階段状トレイ２３の各シート載置面２２ａ，
２２ｂ，２２ｃ，２２ｄ上にシートを排出する。シート
載置面２２ａ，２２ｂ，２２ｃ，２２ｄ上に載置された
Ａ４サイズのシートＡ４−１，Ａ４−２，Ａ４−３，Ａ
４−４は、最上位置のシートＡ４−４を除いてシートの
一端部が段差部２１ａ，２１ｂ，２１ｃを跨いでその次
のシート載置面上に掛かっている。次に最下段のピック
アップローラ２４ａを降ろして当該シートＡ４−１の上
から圧接し、ピックアップローラ２４ａの回転に伴う摩
擦力によってシートＡ４−１を左方向に搬送して最下段
のシート載置面２２ａ内に収容する。このとき、段差部
２１ａがシートＡ４−１と隣のシートＡ４−２との間で
の移送時の干渉を防止する作用をなす。次いで、全ての
ピックアップローラ２４ａ，２４ｂ，２４ｃ，２４ｄを
シート上に降ろし、前記と同様の摩擦力によってシート
を順次下の段にあるシート載置面に搬送する。そして、
シートの搬送が終了したピックアップローラから再び離
間させ、図７（Ｂ）に示したように、４枚目のシートが
最下段のシート載置面２２ａに収容されたのち、最後の
ピックアップローラ２４ａをシート載置面から離間させ
る。

【００１２】このように、本実施例にあっては最下段に
設けられたシート載置面２２ａ上に４枚のＡ４判シート
が幅寄せ集積されるために先の実施例と同様、オペレー
タがシートを回収・整理する場合の作業が極めて容易に
なった。また、この実施例では、先の実施例とは異なっ
て別途シート収容用のトレイを設けることなく、排出シ
ートの載置面の一部をトレイとしても兼用できるため
に、Ａ０サイズの横幅内でシートの幅寄せ集積を完了さ
せることができ、横幅をコンパクトにすることができる
といった効果がある。

【００１３】図８（Ａ）及び図８（Ｂ）は、Ａ３サイズ
のシート２枚をレイアウトした時のシートの幅寄せ収容
を示したものである。この場合には、シートＡ３−１と
Ａ３−２は、階段状トレイ２３の上で隣接する２つのシ
ート載置面２２ａと２２ｂ，２２ｃと２２ｄにそれぞれ
跨がって載置されることから、下段の２つのシート載置
面２２ａ，２２ｂを幅寄せ基準位置としてシートを移送
する。また、図９（Ａ）及び図９（Ｂ）は、Ａ３サイズ
のシート１枚とＡ４サイズのシート２枚を自動レイアウ
トした時のシートの幅寄せ収容を示したものである。こ
の場合には、Ａ４サイズのシートＡ４−１及びＡ４−２
が最下段のシート載置面２２ａに先に収容され、その上
からＡ３サイズのシートＡ３−３が最下段のシート載置
面２２ａと次のシート載置面２２ｂとに跨がって収容さ
れる。

【００１４】図１０は、片寄せ集積することのできる自
動レイアウトの例を示したものである。この図によれ
ば、Ａ０サイズのロール紙に対して、Ａ２，Ａ３又はＡ
４サイズのみというように、１種類のシートを自動レイ
アウトする場合には各シートのレイアウト位置は制限を
受けないが、Ａ３サイズとＡ４サイズのシートを自動レ
イアウトする場合には、矢印方向にシートが移送される
とすると、先にＡ４サイズのシートの方が下側に収容さ
れるようにレイアウトされることになる。

【００１５】図１１及び図１２は、上述のようにして幅
寄せしたシートを１枚ずつ分離したのち、所定のシート
分配トレイ３０上に仕分けする場合の装置である。この
シート仕分け装置は、前記階段状トレイ２３の下方位置
に配設された複数段のシート分配トレイ３０と、このシ
ート分配トレイ３０上にシートを分配するためのインデ
クサ３１と、前記階段状トレイ２３に近接して配置され
た分離部３２と、分離部３２から前記インデクサ３１に
シートを搬送する搬送経路３３とからなる。前記分離部
３２は、図１１に示したように、階段状トレイ２３の最
下段のシート載置面２２ａに設けられた開孔３４内に出
没する半月ローラ３５と、この半月ローラ３５によって
繰り出された最下面の収容シートＳを１枚ずつ分離して
送り出す分離ローラ３６とで構成されている。なお、イ
ンデクサ３１内には、搬送経路３３を搬送されたシート
を所定のトレイに分配する湾曲状のパス３７の他に、プ
ロッタ１からシート収容装置を経由せずに直接シート分
配トレイ３０に搬送するためのパス３８が設けられてい
る。なお、符号４１は、半月ローラ３５でシートＳを繰
り出すときに、シートを上から押圧する押え板である。

【００１６】次に、上記シート仕分け装置を用いてシー
ト収容装置からシートをそれぞれ所定のシート分配トレ
イ３０上に仕分ける場合について説明する。各シート分
配トレイ３０上に仕分けをする方法としては、例えばシ
ートサイズによってトレイを分けたり、又はプロッタ１
に複数のワークステーションからデータが入力されてく
る場合には、ワークステーション別にトレイを区別する
こともできる。例えば、前述で説明したように、階段状
トレイ２３の最下段のシート載置面２２ａにＡ４サイズ
のシート４枚を幅寄せして収容されているとした場合
に、半月ローラ３５の繰出力によって最下面のシートＳ
を分離ローラ３６側に押し出し、更に分離ローラ３６に
よって他のシートから分離させてレジストローラ側に送
り出す。分離されたシートは複数の搬送ローラ３９によ
って搬送経路３３内を搬送されて、インデクサ３１のパ
ス３７内に送り込まれる。インデクサ３１は、プロッタ
１からの分配信号に基づいてプロッタ１とシート分配ト
レイ３０との間に形成された隙間を昇降動し所定のトレ
イの前で停止する。そして、インデクサローラ４０によ
ってパス３７内にあるシートを所定のトレイ内に搬送す
る一方、インデクサ３１は分配を終了したのち、ホーム
ポジションに戻る。このようにして、階段状トレイ２３
内に収容された４枚のシートを次々に分離ローラ３６に
よってインデクサ３１に送り込み、さらにプロッタ１か
らの信号に基づいてインデクサ３１を所定のトレイ位置
に移動し、それぞれのトレイにシートを仕分けることが
できる。なお、この実施例では階段状トレイ２３を用い
た場合について説明したが、ベルトコンベア１４とシー
ト収容トレイ１５を用いた場合にも利用することもでき
る。

【００１７】なお、上述した実施例では、シートの幅寄
せの基準位置は、いずれもシート載置トレイの端部に設
定したが、本発明では基準位置をシート載置トレイの中
央部に設定することも可能である。

【００１８】また、シート載置トレイに設けた干渉防止
手段も、上述のような階段状トレイ２３の段差部２１
ａ，２１ｂ，２１ｃに限定されるものではなく、例えば
図１３に示したように、シート載置トレイ４４の幅方向
に対し所定間隔毎に設けたリブ４６のようなものであっ
てもよい。このリブ４６でシート載置面４５を仕切るこ
とにより、シートを次のシート載置面４５に移送すると
きに隣接する間で同様のシート干渉防止効果を有する。

【００１９】更に上記実施例に係るシート仕分け装置で
は、シート載置トレイに載置された複数のシートを一旦
基準位置に集積してから、１枚ずつ分離して各トレイに
分配しているが、シートが１枚ずつ基準位置に幅寄せさ
れると同時に各トレイに分配することも可能である。

【００２０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ト収容装置によれば、同時に画像形成された複数のシー
トを画像出力装置から排出する場合に、画像出力装置で
予め設定された画像順序に従って幅寄せするようにした
から、オペレータがこれらシートを整理する場合の作業
が極めて簡単となる。

【００２１】また、本発明に係るシート仕分け装置によ
れば、画像出力装置から排出されたシートを幅寄せした
のち、更に所定のトレイに分配することができるといっ
た効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例に係るシート収容装置を示
す概略説明図である。

【図２】ベルトコンベアの斜視図である。

【図３】Ａ４判シートを幅寄せする場合の作用を示す説
明図である。

【図４】Ａ４判シートとＡ３判シートを幅寄せする場合
の作用を示す説明図である。

【図５】本発明の第２実施例に係るシート収容装置を示
す概略説明図である。

【図６】本発明の第２実施例に係るシート収容装置の主
要部を示す斜視図である。

【図７】Ａ４サイズのシートを幅寄せする場合の作用を
示す説明図である。

【図８】Ａ３サイズのシートを幅寄せする場合の作用を
示す説明図である。

【図９】Ａ３サイズとＡ４サイズのシートを一緒に幅寄
せする場合の作用を示す説明図である。

【図１０】自動レイアウトする場合の例を示す説明図で
ある。

【図１１】シートの仕分け装置の１実施例を示す概略説
明図である。

【図１２】半月ローラの位置を示す断面図である。

【図１３】干渉防止手段の他の例を示す断面図である。

【符号の説明】

１ プロッタ（画像出力装置） ９ シート排出口 １４ ベルトコンベア ２３ 階段状トレイ ２４ａ ピックアップローラ ２４ｂ ピックアップローラ ２４ｃ ピックアップローラ ２４ｄ ピックアップローラ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 左右同時印刷された複数のシートを並列
   に排出する画像出力装置において、シートの排出口に設
   けたシート載置トレイと、この載置トレイ上に並列に排
   出されたシートを上記画像出力装置の予め設定された画
   像順序に従って該載置トレイ上の基準位置に幅寄せする
   シート移送手段とを設けたことを特徴とするシート収容
   装置。
2. 【請求項２】 上記シート載置トレイをベルトコンベア
   によって構成し、該ベルトコンベア上に並列載置された
   複数の画像形成済みシートをベルトコンベアの駆動によ
   りその下流側に設けた基準位置まで移送することを特徴
   とする請求項１記載のシート収容装置。
3. 【請求項３】 上記シート載置トレイには、シート移送
   手段を用いてトレイ上に並列載置された複数の画像形成
   済みを順次幅寄せするときに、次のシートが一緒に移送
   されるのを防止するための干渉防止手段が設けられてい
   ることを特徴とする請求項１記載のシート収容装置。
4. 【請求項４】 上記シート載置トレイは、前記干渉防止
   手段としての段差部によって仕切られた階段状のシート
   載置面によって構成されると共に、各シート載置面の上
   方位置にはシート移送時にシート上を転動して該シート
   を基準位置に幅寄せする転動部材を配設したことを特徴
   とする請求項１又は３いずれか記載のシート収容装置。
5. 【請求項５】 上記シート収容装置の幅寄せ基準位置に
   設置されたシートの再給紙手段と、再給紙されたシート
   を搬送して所定のトレイ上に分配するシート分配手段と
   を備えたことを特徴とするシートの仕分け装置。