JPH06163121A - 回路基板用コネクタと及びこれを用いた装置 - Google Patents

回路基板用コネクタと及びこれを用いた装置

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JPH06163121A
JPH06163121A JP4303940A JP30394092A JPH06163121A JP H06163121 A JPH06163121 A JP H06163121A JP 4303940 A JP4303940 A JP 4303940A JP 30394092 A JP30394092 A JP 30394092A JP H06163121 A JPH06163121 A JP H06163121A
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JP
Japan
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connector
circuit board
holding
female
portions
Prior art date
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JP4303940A
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English (en)
Inventor
Shigeyuki Kobayashi
茂行 小林
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板上のコネクタピンが不規則的な配
置、配列であっても雌側コネクタの接続を正確に行える
コネクタを提供する。 【構成】 電気信号線を保持する導電部6aを保持する
保持部6bを接続部6cで接続するようにコネクタ6を
成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント回路基板(印
刷回路基板)に用いる電気信号授受のための信号伝達部
材、コネクタ、及び該コネクタを使用した電気機器に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来よりプリント回路基板に印刷された
回路パタ−ンへの電気信号の授受のためのコネクタとし
ては種々知られている。
【0003】電気信号伝達用のピンを複数列状に配置し
た例として、たとえば、特公平3−55953号公報、
実開平1−92765号公報、特開平1−93077号
公報、などがある。
【0004】上記の従来のコネクタはコネクタの雄側又
は雌側が基板平面上の直線上に配列されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年の電気機器の小型
化、電気、電子部品の実装密度の高密度化に伴って、回
路基板上のコネクタの配列も複数のコネクタが同一直線
上に配列されるのではなく、図1に示すように不規則に
配置されるようになっている。
【0006】図1の回路基板のコネクタの雄部は同一直
線上になく不規則な配列になっている。このような場
合、従来独立したコネクタを1本1本嵌め込んでいた。
【0007】そのため、接続端子の入れ間違いや、1本
1本の確認しながら接続作業を行うために、人手を要し
たり、作業効率が悪かった。
【0008】従って、本発明は上記問題を解決すべく、
接続すべきコネクタの配列が不規則的な場合にも効率良
く接続できるコネクタを提供する。
【0009】又本発明は、図11に示したように、電気
機器の回路基板が複数個有する回路構成の場合、又各回
路基板の機器匡体内の配置関係が同一平面上になく、上
下方向に偏位している場合に好適なコネクタを提案す
る。
【0010】図2はワ−ドプロセッサ−断面図を示し、
匡体1の中にブラウン管を有し、2A、2Bは回路基盤
である。基盤2あと基盤2Bの信号連結を図り、又、電
源部4Aと電源連結を図る必要があるが、従来は、各回
路基盤の信号端子(信号用コネクタピン)を個別のコネ
クタで接続していた。
【0011】それ故、基盤2Aと基盤2Bとが上下方向
に図示のように偏位している場合にコネクタの接続ミス
などの問題を内在していた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために複数のコネクタピンが不規則的に配列された
回路基板の前記コネクタピンと接続して電圧又は電気信
号を授受する複数のコネクタ雌部であって、各コネクタ
部は電圧、電気信号を授受する導電部材を保持する導電
部と前記導電部を保持する保持部を有し、前記保持部は
成形材料による成形されるとともに各保持部は前記成形
材料から成る接続部により接続されている回路基板用コ
ネクタを提案する。
【0013】更に本発明は、回路基板上に植設した複数
のコネクタ雄部に結合するコネクタ雌部であって、該コ
ネクタ雌部は各コネクタ雄部と結合する複数の導電部と
前記導電部を保持する複数の保持部と及び該保持部を接
続する複数の可僥性の接続部を1組とし、前記コネクタ
雌部の複数組を使って、第一のコネクタ雌部の前記保持
部の間に第二のコネクタ雌部の前記保持部を配置してコ
ネクタ雄部とコネクタ雌部との接続を行うことを特徴と
した回路基板用コネクタの態様を示す。
【0014】更に本発明は、前記図2に示した課題のた
めに、それぞれに複数のコネクタピンを有する第一の回
路基板と第二の回路基板を電気機器の匡体内に固定位置
を偏位して固定し、前記第一、第二の回路基板のコネク
タピンに接続するコネクタ雌部は、前記各コネクタピン
と結合する複数の導電部と前記導電部を保持する複数の
保持部と及び該保持部を接続する複数の可僥性の接続部
から成ることを特徴とした電気機器を提案する。
【0015】
【作用】以上のように、この発明に係るコネクタは構成
されているので、回路基板側に固定されるコネクタの不
規則配置に対して接続の自由度をもたせて電気接続する
ことができる。
【0016】
【実施例】図3は本発明の第一の実施例を示す。
【0017】図において、符号6は本発明に係るコネク
タ雌部をしめす、該コネクタ雌部6は信号線8a,8
b,−−を固定保持する導電部6a、6a−−と該導電
部6a−−を包むコネクタ本体部6b,6b−−と、更
に、前記コネクタ本体部6b,6b−を連結する連結部
6c,6c,−−とから成る。
【0018】コネクタ本体部6bは角型中空形状を成
し、中空部内側には前記導電部6a,−−を圧入保持す
る。
【0019】前記連結部6c,6c,−−はコネクタ本
体6bの側面部(信号線8aの挿入方向に対して垂直方
向)から伸びるように設ける。
【0020】コネクタ雌部6は前記導電部6a,6a,
−−を金型の中に固定して樹脂材料による成形加工によ
り作ることが出来る。
【0021】前記連結部はその肉厚部分の厚さを適当な
厚さとすることにより可僥性(フレキシブル)を得るこ
とができ、それにより、コネクタ本体部6b,6b間の
距離の間隔を任意に調整する。
【0022】図4は前記図3の変形例を示し、連結部1
0は、例えば、扇子の骨のように、基部10Aから枝部
10a,10b,10c,−−と別れる構成となり、そ
の枝部10a,10b,−−の端部で前記コネクタ本体
部6b,6b,−−と繋がっている。
【0023】図5は他の例を示し、連結部の形状を変え
て、コネクタ本体部間の距離のフレキシブル性をより大
きくした例である。
【0024】図6は前記図3〜図5に示したコネクタ雌
部6を複数個組み合わせた応用例である。図において、
符号6は前記図3に示した第一のコネクタ雌部6であ
る、符号12は前記図3と同じコネクタ雌部の第二のコ
ネクタ雌部であり、第一コネクタ雌部6のコネクタ本体
部6b,6b,−−の間に第二コネクタ雌部12のコネ
クタ本体部12A、12A−−をそれぞれ挿入させて、
前記図1のコネクタ雄部のコネクタピンに差し込んで使
用する。
【0025】図6の使用例の場合、第一コネクタ6のコ
ネクタ本体部の色彩と、第二コネクタの本体部の色彩を
区別することにより、コネクタの雄雌の差し込みミスを
防ぐことが確実となる。
【0026】図7、8、9、は前記実施例のコネクタ6
の別の変形例を示す。
【0027】図7のコネクタは一部の保持部6b,6b
の間隔が不規則間隔となっている。即ち、6b1 のグル
−プの保持部の間隔t1 と6b2 のグル−プの保持部の
間隔t2が異なり、6b1 と6b2 との間の距離を大き
く設定してある。
【0028】これらの間隔設定は連結部の長さの設定に
より設けることができる。
【0029】図8は図7のコネクタを電気機器、ファク
シミリ14に実装した説明図である。14A、14Bは
回路基板を示し、14c,14c,−−は紙14dを給
送するロ−ラ群である。14eは電源シャ−シであり、
匡体の底部から直立している。該電源シャ−シ14eに
は回路基盤14f,トランス14g,電子部品14h,
等が実装されており、回路基板14fには不図示のコネ
クタピンが基板に対して垂直に取り付けられている。符
号6は図7の実施例に示したコネクタである。前記基板
14fのコネクタピンは図9に示すように、基板14f
の表面に非直線的に配列されており、図7のコネクタは
該コネクタピンの配列に沿って図に示すように基板表面
上のX軸、Y軸座標に跨がるように、L字型に接続され
る。
【0030】本例のコネクタ6は図7に示すように、コ
ネクタ本体部6b1 のグル−プと6b2のグル−プとの
間の間隔が大きく設定されているので、コネクタピンの
L字型の折曲部分のコネクタピンとコネクタピンとの間
の距離が他のコネクタピンとの距離よりも長くても接続
が可能となった。
【0031】図10は本発明の第二の実施例を示す。
【0032】本実施例は前記図2に示した問題点の解決
のための発明である。
【0033】図において、符号18はコネクタ雌側部を
示し、電気信号線16a,16a,−−を保持する保持
部18a,18a,−−と前記図3に示した導電部18
b,−−と、及び、各保持部18a,18a,−−を連
結する連結部18c,18c,−−から成り、連結部1
8c,18c,−−は各保持部18aの上端部どうしを
連結するように成す。
【0034】図11は図7のコネクタ14の実際の使用
例を示し、図において2A、2Bは前記図2に示した回
路基板2Aと回路基板2Bに対応する。
【0035】本例のコネクタ18の保持部18aの一部
は回路基板2Bのコネクタピンに接続し、隣の保持部1
8aは回路基板2Aのコネクタピンに接続する。回路基
板2Aと2Bには前述したように図示上下方向の偏位が
あるが、本例の保持部間の連結部18cは保持部の上端
部間を結合しており、保持部18aと保持部18aの上
下方向の偏位は連結部18cの可僥性によりフレキシブ
ルに対応できる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明は、複数のコネク
タピンが不規則的に配列された回路基板の前記コネクタ
ピンと接続して電圧又は電気信号を授受する複数のコネ
クタ雌部であって、各コネクタ部は電圧、電気信号を授
受する線部材を保持する導電部と前記導電部を保持する
保持部を有し、前記保持部は成形材料により成形される
とともに各保持部は樹脂成形材料から成る接続部により
接続されていることを特徴とする回路基板用コネクタを
要旨とすることにより、コネクタ保持部間の距離をその
接続部のフレキシブル性に応じて任意に調整することが
でき、これにより、コネクタの雄側のコネクタピンの配
置間隔が不等間隔の場合にも対応できるコネクタを得る
ことができた。
【0037】更に又、図8、9にしめすように、コネク
タピンが回路基板上で直線的でなく2次元的な配置の場
合にもコネクタの接続順序を誤ることなく、正確に早
く、接続作業を行うことができた。
【0038】又、図10、11の例に示すように、複数
の回路基板2A、2Bの機器本体内における配置が上下
方向に偏位しているような場合にも接続順序を誤ること
のないコネクタを得られる。
【0039】更に、本発明は、図6に示すように、ファ
クシミリなどの電子機器の回路基板のコネクタとして、
図7のような、コネクタピンが直線状の配列でなく、2
次元的な不規則的配列の実装に効果のあることが確かめ
られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の例のコネクタの要部一部断面図
【図2】本発明の第一の例のコネクタの変形例を示す図
【図3】図1の例の応用例を示す図
【図4】図1、2、3、に示したコネクタの使用状態の
説明図
【図5】第一の例のコネクタの他の例の説明図
【図6】図5のコネクタの使用状態の説明図
【図7】図6のA方向から見たコネクタ接続説明図
【図8】本発明の第二の例のコネクタの要部斜視図
【図9】図8のコネクタの使用状態を説明する図
【図10】従来の回路基板のコネクタピンの配置の例の
説明図
【図11】従来の電子機器のコネクタ接続の説明図
【符号の説明】
1 電子機器の匡体 2A、2B 回路基板 6 18 コネクタ 6a 18b コネクタ導電部 6b 18a コネクタ保持部 6c 18c コネクタ接続部 10a,10b コネクタ接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコネクタピンが不規則的に配列さ
    れた回路基板の前記コネクタピンと接続して電圧又は電
    気信号を授受する複数のコネクタ雌部であって、各コネ
    クタ部は電圧、電気信号を授受する線部材を保持する導
    電部と前記導電部を保持する保持部を有し、前記保持部
    は成形材料による成形されるとともに各保持部は樹脂成
    形材料から成る接続部により接続されていることを特徴
    とする回路基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 回路基板上に植設した複数のコネクタ雄
    部に結合するコネクタ雌部であって、該コネクタ雌部は
    各コネクタ雄部と結合する複数の導電部と前記導電部を
    保持する複数の保持部と及び該保持部を接続する複数の
    可僥性の接続部を1組とし、前記コネクタ雌部の複数組
    を使って、第一のコネクタ雌部の前記保持部の間に第二
    のコネクタ雌部の前記保持部を配置してコネクタ雄部と
    コネクタ雌部との接続を行うことを特徴とした回路基板
    用コネクタ。
  3. 【請求項3】 それぞれに複数のコネクタピンを有する
    第一の回路基板と第二の回路基板を電気機器の匡体内に
    固定位置を偏位して固定し、前記第一、第二の回路基板
    のコネクタピンに接続するコネクタ雌部は、前記各コネ
    クタピンと結合する複数の導電部と前記導電部を保持す
    る複数の保持部と及び該保持部を接続する複数の可僥性
    の接続部から成ることを特徴とした電気機器。
JP4303940A 1992-04-16 1992-11-13 回路基板用コネクタと及びこれを用いた装置 Pending JPH06163121A (ja)

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JP4303940A JPH06163121A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 回路基板用コネクタと及びこれを用いた装置
US08/046,193 US5380222A (en) 1992-04-16 1993-04-12 Connector for circuit boards, and device using same

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JP4303940A Pending JPH06163121A (ja) 1992-04-16 1992-11-13 回路基板用コネクタと及びこれを用いた装置

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JP (1) JPH06163121A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004512658A (ja) * 2000-10-24 2004-04-22 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 同軸コネクタ
DE102012216285A1 (de) * 2012-09-13 2014-05-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kabel und Anordnung mit Kabel und Steckdose

Cited By (3)

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JP2004512658A (ja) * 2000-10-24 2004-04-22 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 同軸コネクタ
JP4907046B2 (ja) * 2000-10-24 2012-03-28 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 同軸コネクタ
DE102012216285A1 (de) * 2012-09-13 2014-05-28 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Kabel und Anordnung mit Kabel und Steckdose

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