JPH0660949A - コンタクト・コネクタ - Google Patents
コンタクト・コネクタInfo
- Publication number
- JPH0660949A JPH0660949A JP4208967A JP20896792A JPH0660949A JP H0660949 A JPH0660949 A JP H0660949A JP 4208967 A JP4208967 A JP 4208967A JP 20896792 A JP20896792 A JP 20896792A JP H0660949 A JPH0660949 A JP H0660949A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- pin
- connector
- distance
- origin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R27/00—Coupling parts adapted for co-operation with two or more dissimilar counterparts
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ピッチを異にする複数種のピン・コネクタに
対応して共通に使用できるコンタクト・コネクタを提案
することにより、その製造費を安価にする。 【構成】 複数種のピン・コネクタ11、12のピンの
最小ピッチがL、最大ピッチがWのとき、ボディ1内の
第2コンタクト8は第1コンタクト7の中心よりほぼ距
離Lから距離Wの範囲にわたり、第1コンタクト7の中
心を通る直線X上に沿って延長して設けられる。またピ
ン・コネクタの原点Oから放射方向に位置する各ピンま
での最小ピッチがL、最大ピッチがWのとき、絶縁ボデ
ィ1内の3個以上のコンタクトが、上述した放射方向の
直線上に沿って、原点Oよりほぼ距離Lから距離Wの範
囲にわたって延長して設けられている。
対応して共通に使用できるコンタクト・コネクタを提案
することにより、その製造費を安価にする。 【構成】 複数種のピン・コネクタ11、12のピンの
最小ピッチがL、最大ピッチがWのとき、ボディ1内の
第2コンタクト8は第1コンタクト7の中心よりほぼ距
離Lから距離Wの範囲にわたり、第1コンタクト7の中
心を通る直線X上に沿って延長して設けられる。またピ
ン・コネクタの原点Oから放射方向に位置する各ピンま
での最小ピッチがL、最大ピッチがWのとき、絶縁ボデ
ィ1内の3個以上のコンタクトが、上述した放射方向の
直線上に沿って、原点Oよりほぼ距離Lから距離Wの範
囲にわたって延長して設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばエレクトレッ
ト・コンデンサマイクロホン素子の信号出力端子である
ピン・コネクタ(通常のピンプラグと対応するもの)に
対し、電気的および機械的に着脱自在に連結されるコン
タクト・コネクタ(通常のソケットまたはジャックと対
応するもの)に関する。
ト・コンデンサマイクロホン素子の信号出力端子である
ピン・コネクタ(通常のピンプラグと対応するもの)に
対し、電気的および機械的に着脱自在に連結されるコン
タクト・コネクタ(通常のソケットまたはジャックと対
応するもの)に関する。
【0002】
【従来の技術】エレクトレット・コンデンサマイクロホ
ン素子の出力端子に、信号導出のためのリード線を直接
半田付けすると、この半田付け時の熱がマイクロホン素
子に伝達されてこのマイクロホン素子の特性を変化させ
てしまうおそれがある。このため一般的にはコンタクト
・コネクタを設けてこれにマイクロホン素子のピン・コ
ネクタを電気的,機械的に連結するようにし、このコン
タクト・コネクタを印刷配線基板に半田付けしている。
ン素子の出力端子に、信号導出のためのリード線を直接
半田付けすると、この半田付け時の熱がマイクロホン素
子に伝達されてこのマイクロホン素子の特性を変化させ
てしまうおそれがある。このため一般的にはコンタクト
・コネクタを設けてこれにマイクロホン素子のピン・コ
ネクタを電気的,機械的に連結するようにし、このコン
タクト・コネクタを印刷配線基板に半田付けしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピン・コネクタの種類
(ピンのピッチ間の異なるもの)が複数種あるとき、こ
れらに対してコンタクト・コネクタは一対一の関係で製
造せねばならないから、従来では複数種類のコンタクト
・コネクタが製造されていた。しかしコンタクト・コネ
クタの製造金型が高価となり、従ってコネクタの全体の
製造費は極めて高いものとなる問題点があった。この発
明は上述した問題点を回避し、比較的安価に製造できる
コンタクト・コネクタを提供したものである。
(ピンのピッチ間の異なるもの)が複数種あるとき、こ
れらに対してコンタクト・コネクタは一対一の関係で製
造せねばならないから、従来では複数種類のコンタクト
・コネクタが製造されていた。しかしコンタクト・コネ
クタの製造金型が高価となり、従ってコネクタの全体の
製造費は極めて高いものとなる問題点があった。この発
明は上述した問題点を回避し、比較的安価に製造できる
コンタクト・コネクタを提供したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明におけるコン
タクト・コネクタは、絶縁材からなるボディ内に第1コ
ンタクトと第2コンタクトとを少なくとも有し、第1コ
ンタクトはピン・コネクタの基準となるピンと連結さ
れ、第2コンタクトはピン・コネクタの残りのピンと連
結される。複数種のピン・コネクタに関してピンの最小
ピッチをLとし、最大ピッチをWとしたとき、第2コン
タクトは第1コンタクトの中心よりほぼ距離Lから距離
Wの範囲にわたり、第1コンタクトの中心を通る直線上
に沿って延長して設けられたものである。
タクト・コネクタは、絶縁材からなるボディ内に第1コ
ンタクトと第2コンタクトとを少なくとも有し、第1コ
ンタクトはピン・コネクタの基準となるピンと連結さ
れ、第2コンタクトはピン・コネクタの残りのピンと連
結される。複数種のピン・コネクタに関してピンの最小
ピッチをLとし、最大ピッチをWとしたとき、第2コン
タクトは第1コンタクトの中心よりほぼ距離Lから距離
Wの範囲にわたり、第1コンタクトの中心を通る直線上
に沿って延長して設けられたものである。
【0005】第2の発明は、3個以上のピンが原点から
放射方向の等距離の位置に設けられ、原点から各ピンま
でのピッチを互いに異にする複数種のピン・コネクタに
連結できるコンタクト・コネクタであつて、ピン・コネ
クタの原点から各ピンまでの最小ピッチをLとし、最大
ピッチをWとしたとき、絶縁ボディ内に収納された3個
以上のコンタクトが、上述した放射方向の直線上に沿っ
て、上記原点よりほぼ距離Lから距離Wの範囲にわたっ
て延長して設けられたものである。
放射方向の等距離の位置に設けられ、原点から各ピンま
でのピッチを互いに異にする複数種のピン・コネクタに
連結できるコンタクト・コネクタであつて、ピン・コネ
クタの原点から各ピンまでの最小ピッチをLとし、最大
ピッチをWとしたとき、絶縁ボディ内に収納された3個
以上のコンタクトが、上述した放射方向の直線上に沿っ
て、上記原点よりほぼ距離Lから距離Wの範囲にわたっ
て延長して設けられたものである。
【0006】
【作用】第2コンタクトが第1コンタクトの中心を通る
直線上に沿い、かつ第1コンタクトの中心よりほぼ距離
Lから距離Wの範囲にわたって延長されているから、こ
の発明によるコンタクト・コネクタはピンのピッチの異
なる複数種のピン・コネクタに対して共通に使用でき、
コンタクト・コネクタの製造金型を複数種必要としない
ので、それだけ製造金型が廉価となり、コンタクト・コ
ネクタ全体の製造費が安価となる。
直線上に沿い、かつ第1コンタクトの中心よりほぼ距離
Lから距離Wの範囲にわたって延長されているから、こ
の発明によるコンタクト・コネクタはピンのピッチの異
なる複数種のピン・コネクタに対して共通に使用でき、
コンタクト・コネクタの製造金型を複数種必要としない
ので、それだけ製造金型が廉価となり、コンタクト・コ
ネクタ全体の製造費が安価となる。
【0007】
【実施例】この発明に係わるコンタクト・コネクタの一
例を図面を参照して説明する。合成樹脂などの絶縁材か
らなるボディ1の前面にピン孔2,3が形成され、後面
に収納孔4,5が形成され、これら各収納孔4,5は共
にボディ1の前面近くまで設けられてそれぞれピン孔
2,3に連通されている。なおこの例ではピン孔2は円
形に、ピン孔3は長円形に構成されている。ボディ1の
上面および左右側面に沿って固定金具6が取り付けられ
ている。
例を図面を参照して説明する。合成樹脂などの絶縁材か
らなるボディ1の前面にピン孔2,3が形成され、後面
に収納孔4,5が形成され、これら各収納孔4,5は共
にボディ1の前面近くまで設けられてそれぞれピン孔
2,3に連通されている。なおこの例ではピン孔2は円
形に、ピン孔3は長円形に構成されている。ボディ1の
上面および左右側面に沿って固定金具6が取り付けられ
ている。
【0008】収納孔4内には第1コンタクト7が収納さ
れ、収納孔5内には第2コンタクト8がそれぞれ収納さ
れている(図2B参照)。これらはともにボディ1の背
面から収納される。第1コンタクト7を図4に示す。図
において左方が前方であり、右方が後方である。この第
1コンタクト7は前後方向に延長する長方形状の側板部
7aと、この前方端の上下縁から水平方向に延長されて
互いに対向される上板部7b,下板部7cと、これら上
板部7b,下板部7cの後縁から後方に延長された接触
片7d,7eとから構成され、この接触片7d,7eの
中間部分がヘの字状に折り曲げられてそれぞれの折曲部
が互いに接触されている。また側板部7aの後方縁から
端子片7f導出されている。
れ、収納孔5内には第2コンタクト8がそれぞれ収納さ
れている(図2B参照)。これらはともにボディ1の背
面から収納される。第1コンタクト7を図4に示す。図
において左方が前方であり、右方が後方である。この第
1コンタクト7は前後方向に延長する長方形状の側板部
7aと、この前方端の上下縁から水平方向に延長されて
互いに対向される上板部7b,下板部7cと、これら上
板部7b,下板部7cの後縁から後方に延長された接触
片7d,7eとから構成され、この接触片7d,7eの
中間部分がヘの字状に折り曲げられてそれぞれの折曲部
が互いに接触されている。また側板部7aの後方縁から
端子片7f導出されている。
【0009】第2コンタクト8を図5に示す。第2コン
タクト8は第1コンタクト7と長さを異にするが、全体
的に左右対称に形成されているので、第1コンタクト7
との対応部分には符号7を8に代えて付して示し、その
詳細な説明を省略する。この場合第2コンタクト8は、
第1コンタクト7の中心を通る直線(図1AでXで示
す)上において延長するように配置される。
タクト8は第1コンタクト7と長さを異にするが、全体
的に左右対称に形成されているので、第1コンタクト7
との対応部分には符号7を8に代えて付して示し、その
詳細な説明を省略する。この場合第2コンタクト8は、
第1コンタクト7の中心を通る直線(図1AでXで示
す)上において延長するように配置される。
【0010】第1コンタクト7のボディ1の収納孔4内
への収納状態を図3に示す。この状態では第1コンタク
ト7の上板部7b,下板部7cに形成された切り起こし
片7b′,7c′がボディ1の透孔1a,1bに係合さ
れて第1コンタクト7の抜け止めとされる。第2コンタ
クト8は収納孔5内に第1コンタクト7と同様に収納さ
れるので、その図示は省略する。
への収納状態を図3に示す。この状態では第1コンタク
ト7の上板部7b,下板部7cに形成された切り起こし
片7b′,7c′がボディ1の透孔1a,1bに係合さ
れて第1コンタクト7の抜け止めとされる。第2コンタ
クト8は収納孔5内に第1コンタクト7と同様に収納さ
れるので、その図示は省略する。
【0011】図6はエレクトレット・コンデンサマイク
ロホン素子(図示せず)などの出力端子であるピン・コ
ネクタ11,12と、図1に示すコンタクト・コネクタ
(ボディ1で示す)との連結(接続)関係を示す図であ
る。ピン・コネクタ11,12のそれぞれのピンを
P1 ,P2 で示し、最小ピッチLを有するピン・コネク
タを11とし、最大ピッチWを有するピン・コネクタを
12とする。ピン・コネクタ11,12のピンP1 ,P
2 のそれぞれのピッチが上述したようにL,Wであると
き、この発明に係わるコンタクト・コネクタの第2コン
タクト8は図6からも明らかなように、第1コンタクト
7からほぼ距離LからWの範囲で延長するように選ばれ
る。なお線Xに直交する線をYで表す。
ロホン素子(図示せず)などの出力端子であるピン・コ
ネクタ11,12と、図1に示すコンタクト・コネクタ
(ボディ1で示す)との連結(接続)関係を示す図であ
る。ピン・コネクタ11,12のそれぞれのピンを
P1 ,P2 で示し、最小ピッチLを有するピン・コネク
タを11とし、最大ピッチWを有するピン・コネクタを
12とする。ピン・コネクタ11,12のピンP1 ,P
2 のそれぞれのピッチが上述したようにL,Wであると
き、この発明に係わるコンタクト・コネクタの第2コン
タクト8は図6からも明らかなように、第1コンタクト
7からほぼ距離LからWの範囲で延長するように選ばれ
る。なお線Xに直交する線をYで表す。
【0012】この発明に係わるコンタクト・コネクタ
に、その前方のピン孔2,3を通じてピン・コネクタ1
1のピンP1 ,P2 を挿入すると、これらのピンP1 ,
P2 の割り込みにより対の接触片7dと7e,8dと8
eとはそれぞれ線Xとは直交する線Y方向(図4B,図
5Bで上下方向)に動かされ、ピンP1 は接触片7dと
7eとの間に、ピンP2 は接触片8dと8eとの間に挟
持されて電気的接続がされる。この場合ピンP2 は第2
コンタクト8の左側端部(図6において)に接触する。
つぎにピン・コネクタ12のピンP1 ,P2 を挿入する
ときは、上述と同様の動作状態となるが、この場合はピ
ンP2 は第2コンタクト8の右側端部(同図)に接触す
ることになる。
に、その前方のピン孔2,3を通じてピン・コネクタ1
1のピンP1 ,P2 を挿入すると、これらのピンP1 ,
P2 の割り込みにより対の接触片7dと7e,8dと8
eとはそれぞれ線Xとは直交する線Y方向(図4B,図
5Bで上下方向)に動かされ、ピンP1 は接触片7dと
7eとの間に、ピンP2 は接触片8dと8eとの間に挟
持されて電気的接続がされる。この場合ピンP2 は第2
コンタクト8の左側端部(図6において)に接触する。
つぎにピン・コネクタ12のピンP1 ,P2 を挿入する
ときは、上述と同様の動作状態となるが、この場合はピ
ンP2 は第2コンタクト8の右側端部(同図)に接触す
ることになる。
【0013】図7〜図10はそれぞれ第2〜第5の実施
例を示すもので、これらにおいて図6との対応部分には
同一符号を付加してその説明を省略する。図7に示す例
ではピン・コネクタ11,12にさらにピンP3 を設け
た場合(ピンP2 とのピッチはそれぞれL,W)であ
り、これに対応してコンタクト・コネクタにも第3のコ
ンタクト9を設けた場合である。この例では第2コンタ
クト8に関しては上例と同様である。ピンP1 〜P3 の
ピッチは、コンタクト・コネクタ11ではL′であり、
コンタクト・コネクタ12ではW′である。この場合は
L′を上述したLとし、W′を上述したWとして第3の
コンタクト9の配置位が選定され、これによりピン・コ
ネクタ11および12の双方に対してこの発明によるコ
ンタクト・コネクタを使用できる。
例を示すもので、これらにおいて図6との対応部分には
同一符号を付加してその説明を省略する。図7に示す例
ではピン・コネクタ11,12にさらにピンP3 を設け
た場合(ピンP2 とのピッチはそれぞれL,W)であ
り、これに対応してコンタクト・コネクタにも第3のコ
ンタクト9を設けた場合である。この例では第2コンタ
クト8に関しては上例と同様である。ピンP1 〜P3 の
ピッチは、コンタクト・コネクタ11ではL′であり、
コンタクト・コネクタ12ではW′である。この場合は
L′を上述したLとし、W′を上述したWとして第3の
コンタクト9の配置位が選定され、これによりピン・コ
ネクタ11および12の双方に対してこの発明によるコ
ンタクト・コネクタを使用できる。
【0014】図8に示す例では図6に示す構成におい
て、第1コンタクト7の左側に第3コンタクト9を設
け、線Yを中心として左右対称に構成した場合を示して
いる。図9に示す例では図6に示す構成において、線X
と並行な線X′上にさらに他の1組の第1コンタクト
7′と第2コンタクト8′とを設けた場合を示し、これ
によりピンP1 ′,P2 ′を有するピン・コネクタ1
1,12に共通に対応できるようにしている。この場
合、ボディ1とピン・コネクタ11と12の線Xおよび
X′間Sはともに同一値に選ばれる。
て、第1コンタクト7の左側に第3コンタクト9を設
け、線Yを中心として左右対称に構成した場合を示して
いる。図9に示す例では図6に示す構成において、線X
と並行な線X′上にさらに他の1組の第1コンタクト
7′と第2コンタクト8′とを設けた場合を示し、これ
によりピンP1 ′,P2 ′を有するピン・コネクタ1
1,12に共通に対応できるようにしている。この場
合、ボディ1とピン・コネクタ11と12の線Xおよび
X′間Sはともに同一値に選ばれる。
【0015】図10に示す例では図6に示す構成をさら
に線Y上と、この線Yと線Xに挟まれた線Z上とに適用
した場合である。線Zはこの例では線X,Yに対してそ
れぞれ45°の角度を保持するように選ばれている。ピ
ン・コネクタ11,12には上述したピンP1 ,P2 の
ほかに線Y上にピンP3 を有し、線Z上にピンP4 を有
し、これら4個のピンは方形を形成する位置にある。線
Y方向のピッチはピン・コネクタ11ではSであり、ピ
ン・コネクタ12ではQであり、S=L,Q=Wに選ぶ
こともできる。これにより図10に示すピン・コネクタ
11,12をこの発明によるコンタクト・コネクタ(ボ
ディ1で示す)により共用できる。
に線Y上と、この線Yと線Xに挟まれた線Z上とに適用
した場合である。線Zはこの例では線X,Yに対してそ
れぞれ45°の角度を保持するように選ばれている。ピ
ン・コネクタ11,12には上述したピンP1 ,P2 の
ほかに線Y上にピンP3 を有し、線Z上にピンP4 を有
し、これら4個のピンは方形を形成する位置にある。線
Y方向のピッチはピン・コネクタ11ではSであり、ピ
ン・コネクタ12ではQであり、S=L,Q=Wに選ぶ
こともできる。これにより図10に示すピン・コネクタ
11,12をこの発明によるコンタクト・コネクタ(ボ
ディ1で示す)により共用できる。
【0016】図11はさらに他の実施例を示すもので、
ピン・コネクタ11,12の3個のピンP1 ,P2 ,P
3 がそれぞれ原点Oから放射方向の線X,Y,Z上にお
いて等距離にあり、かつ原点Oからのピッチがピン・コ
ネクタ11でそれぞれLを有し、ピン・コネクタ12で
それぞれWを有する場合を示している。なお線X,Y,
Zは120°の角間隔を保持している。
ピン・コネクタ11,12の3個のピンP1 ,P2 ,P
3 がそれぞれ原点Oから放射方向の線X,Y,Z上にお
いて等距離にあり、かつ原点Oからのピッチがピン・コ
ネクタ11でそれぞれLを有し、ピン・コネクタ12で
それぞれWを有する場合を示している。なお線X,Y,
Zは120°の角間隔を保持している。
【0017】この場合は、原点Oを中心とする放射方向
の線X,Y,Z(ピン・コネクタ11,12のそれと対
応する)上に第1,第2,第3の各コンタクト7,8,
9がそれぞれ原点Oから距離LとWの範囲に延長して配
置される。これによりこのコンタクト・コネクタは何れ
のピン・コネクタ11,12でも対応できる。なお上述
においては、ピッチがLとWとの場合について説明した
が、このピッチ間のピンを有するピン・コネクタであれ
ばすべて対応できること明かである。またエレクトレッ
ト・コンデンサマイクロホンを例として挙げたが、これ
に限られるものではない。
の線X,Y,Z(ピン・コネクタ11,12のそれと対
応する)上に第1,第2,第3の各コンタクト7,8,
9がそれぞれ原点Oから距離LとWの範囲に延長して配
置される。これによりこのコンタクト・コネクタは何れ
のピン・コネクタ11,12でも対応できる。なお上述
においては、ピッチがLとWとの場合について説明した
が、このピッチ間のピンを有するピン・コネクタであれ
ばすべて対応できること明かである。またエレクトレッ
ト・コンデンサマイクロホンを例として挙げたが、これ
に限られるものではない。
【0018】
【発明の効果】この発明に係わるコンタクト・コネクタ
によれば、ほぼすべてのピン・コネクタをこの発明によ
るコンタクト・コネクタで対応でき、よって製造金型が
共通化されるので、コネクタ全体の製造単価を安価にで
きる効果がある。
によれば、ほぼすべてのピン・コネクタをこの発明によ
るコンタクト・コネクタで対応でき、よって製造金型が
共通化されるので、コネクタ全体の製造単価を安価にで
きる効果がある。
【図1】Aはこの発明に係わるコンタクト・コネクタの
一例を示す正面図であり、Bはその上面図である。
一例を示す正面図であり、Bはその上面図である。
【図2】Aは図1の側面図であり、Bは図1の背面図で
ある。
ある。
【図3】図1AのA−A線上の断面図である。
【図4】Aはこの発明に適用できる第1コンタクトの上
面図であり、Bはその側面図である。
面図であり、Bはその側面図である。
【図5】Aはこの発明に適用できる第2コンタクトの上
面図であり、Bはその側面図である。
面図であり、Bはその側面図である。
【図6】この発明に係わるコンタクト・コネクタと、こ
れに連結されるピン・コネクタとの関係を示す第1実施
例の説明図。
れに連結されるピン・コネクタとの関係を示す第1実施
例の説明図。
【図7】上例と同様の関係を示す第1実施例の説明図。
【図8】同じく第2実施例の説明図。
【図9】第3実施例の説明図。
【図10】第4実施例の説明図。
【図11】各コンタクトが原点Oを中心として放射状に
配置された場合を示す第5実施例の説明図。
配置された場合を示す第5実施例の説明図。
11 ピッチLを有するピン・コネクタ 12 ピッチWを有するピン・コネクタ P1 ピン P2 ピン P3 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 ピン・コネクタの複数のピンの中の基準
となるピンと電気的,機械的に着脱自在に連結され、絶
縁ボディ内に収納された第1コンタクトと、 上記絶縁ボディ内に収納され、上記ピン・コネクタの残
りのピンと電気的,機械的に着脱自在に連結される第2
コンタクトとを少なくとも有し、 複数種のピン・コネクタのピンの最小ピッチをLとし、
最大ピッチをWとしたとき、上記第2コンタクトは上記
第1コンタクトの中心よりほぼ距離Lから距離Wの範囲
にわたり、上記第1コンタクトの中心を通る直線上に沿
って延長して設けられたことを特徴とするコンタクト・
コネクタ。 - 【請求項2】 3個以上のピンが原点から放射方向の等
距離の位置に設けられ、上記原点から各ピンまでのピッ
チを互いに異にする複数種のピン・コネクタに連結でき
るコネクタであつて、絶縁ボディ内に3個以上のコンタ
クトが収納され、上記ピン・コネクタの原点から各ピン
までの最小ピッチをLとし、最大ピッチをWとしたと
き、上記各コンタクトは上記放射方向の直線上に沿っ
て、上記原点よりほぼ距離Lから距離Wの範囲にわたっ
て連続して設けられたことを特徴とするコンタクト・コ
ネクタ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208967A JP3061328B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | コンタクト・コネクタ |
US08/093,644 US5409390A (en) | 1992-08-05 | 1993-07-20 | Contact connector |
GB9315070A GB2269490B (en) | 1992-08-05 | 1993-07-21 | Contact connector |
IE058893A IE930588A1 (en) | 1992-08-05 | 1993-08-04 | Contact connector |
US08/383,367 US5628643A (en) | 1992-08-05 | 1995-02-03 | Contact connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4208967A JP3061328B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | コンタクト・コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660949A true JPH0660949A (ja) | 1994-03-04 |
JP3061328B2 JP3061328B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=16565129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4208967A Expired - Fee Related JP3061328B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | コンタクト・コネクタ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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