JPH0616261A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0616261A
JPH0616261A JP17285292A JP17285292A JPH0616261A JP H0616261 A JPH0616261 A JP H0616261A JP 17285292 A JP17285292 A JP 17285292A JP 17285292 A JP17285292 A JP 17285292A JP H0616261 A JPH0616261 A JP H0616261A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁クラッチの使用数を減少して給紙を可能
にする。 【構成】 レジストローラ対1の支軸とフィードローラ
3の支軸とにそれぞれ設けられて、ステッピングモータ
の出力歯車8からタイミングベルト9を介して回転駆動
力を受ける駆動歯車10a,10bに、互いに異なる回転方向
で回転ロックするワンウェイクラッチを設け、用紙の送
り出しとレジスト動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミリ
装置,プリンタ等に適用され、カットされている用紙を
自動給紙する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の給紙装置において、給紙のオン/
オフ動作及びレジスト動作は、通常、電磁クラッチを用
いて制御されていた。
【0003】図13は従来の給紙装置の一例を示す正面
図、図14は図13の装置の平面図であり、1はゴムローラ
1aと加圧ローラ1bとからなるレジストローラ対、2は
分離ローラ、3は分離ローラ2に接しているワイウェイ
クラッチを備えたフィードローラ、4は積載されている
用紙Pの最上位のものと接離可能なピックアップコロ、
5はピックアップコロ4を用紙Pの積載面方向と逆方向
に引張っているスプリング、6はピックアップコロ4の
上昇位置を規制するストッパ、7はステッピングモー
タ、8はステッピングモータ7の出力軸7aに設けられ
た出力歯車、9は前記ゴムローラ1aのレジストローラ
軸1cに設けられてワンウェイクラッチを備えた駆動歯
車10aとフィードローラ軸3aに設けられた駆動歯車10b
とに前記出力歯車8からの駆動力を伝達するためのタイ
ミングベルト、11a,11bは前記駆動力の伝達をオン/オ
フするためレジストローラ軸1cあるいはフィードロー
ラ軸3aに設けられた電磁クラッチ、12はフィードロー
ラ3とピックアップコロ4とを設置してなるブラケッ
ト、13はブラケット12に設けられ、フィードローラ歯車
14とピックアップ歯車15とに噛合している連結歯車、16
はブラケット12とフィードローラ軸3aとを連結してい
るトルクリミッタ、17はレジストセンサである。
【0004】図13はフィールドローラ3が用紙Pを送り
出してレジストを行うまでの動作を示しており、図14の
ステッピングモータ7の回転によりタイミングベルト9
が矢印方向に回転され、フィードローラ軸3aの電磁ク
ラッチ11aがオンすると、フィードローラ軸3aに回転駆
動力が伝わってフィードローラ軸3aが回転する。
【0005】同時にフィードローラ軸3aにトルクリミ
ッタ16を介して連結されたブラケット12は、フィードロ
ーラ軸3aが回転する方向にピックアップコロ4が用紙
P表面に接するまで回動する。ピックアップコロ4が用
紙P表面に接したと同時にトルクリミッタ16が空転状態
となるため、ピックアップコロ4は用紙P表面に対して
トルクリミッタ16の空転トルク分の圧力を与えて接する
ことになる。
【0006】またフィードローラ軸3aが回転すると、
フィードローラ3は、一体化されたワンウェイクラッチ
を有し、この場合にはロックする方向に設定されている
ために回転する。さらにフィードローラ3は、ピックア
ップコロ4に対してフィードローラ歯車14から連結歯車
13とピックアップ歯車15を介して回転駆動力を与えるた
め、ピックアップコロ4を回転させる。
【0007】従って、ピックアップコロ4は、用紙P表
面に対して一定圧を与えながら回転し、用紙Pを送り出
す。しかもフィードローラ3も回転しているため、用紙
Pがレジストローラ対1まで送り出されることになる。
【0008】送り出された用紙Pは、レジストローラ対
1が回転していないため、レジストローラ対1のニップ
まで送られ、レジストセンサ17で検知される。そこで用
紙Pがレジストローラ対1に突き当って撓み、図13に示
したようにループLを形成するまでの時間でフィードロ
ーラ軸3aを停止し、紙送りを停止させるためにフィー
ドローラ軸3aの電磁クラッチ11aをオフにする。
【0009】この状態で用紙Pの先端は、レジストロー
ラ対1のニップに前記ループLの撓む力によって突き当
てられて先端が揃うことになる(レジスト動作)。そして
図示しない感光体上の画像と用紙P先端とを合せるタイ
ミングで、レジストローラ軸1cの電磁クラッチ11bがオ
ンし、図15に示したように、レジストローラ対1が回転
し、用紙Pを搬送する。
【0010】フィードローラ軸3aは、電磁クラッチ11a
がオフしており、空転可能な状態にある。従って、スプ
リング5の引張力を受けてブラケット12が持ち上げら
れ、ピックアップコロ4は用紙P表面から離れ、用紙P
への加圧が解除される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の給紙装置
において、給紙のオン/オフ動作は電磁クラッチ11aを
用いており、さらにレジスト動作を行うためにも電磁ク
ラッチ11bを用いている。従って、1つの給紙口を有す
る給紙装置には2つの電磁クラッチが必要であり、給紙
口が1つ増えると電磁クラッチが1つ増えることにな
る。
【0012】しかし電磁クラッチは高価であるため、電
磁クラッチの使用数の増加はコストアップの原因となる
という問題がある。
【0013】本発明の目的は、電磁クラッチの使用数を
減少して給紙が可能な給紙装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の手段は、用紙分離搬送用のフィード
ローラと、用紙を受けて用紙先端の送り調整を行うレジ
ストローラと、フィードローラ及びレジストローラを駆
動するモータとを備えた給紙装置において、前記フィー
ドローラ及びレジストローラの各支軸にそれぞれ設けら
れて前記モータの回転駆動力を伝達する伝達手段に、互
いに異なる回転方向で回転ロックするワンウェイクラッ
チを設けたことを特徴とする。
【0015】また第2の手段は、積載された用紙上面に
接して用紙を給送するピックアップコロと、用紙分離搬
送用のフィードローラと、用紙を受けて用紙先端の送り
調整を行うレジストローラと、ピックアップコロとフィ
ードローラとレジストローラを駆動するモータとを備え
た給紙装置において、前記ピックアップコロとフィード
ローラに対して前記モータの回転駆動力をトルクリミッ
タを介して伝達し、前記レジストローラの支軸に設けら
れて前記モータの回転駆動力を伝達する伝達手段にワン
ウェイクラッチを設けたことを特徴とする。
【0016】また第3の手段は、積載された用紙上面に
接して用紙を給送するピックアップコロ及び用紙分離搬
送用のフィードローラを有する2段の給紙口と、これら
の給紙口からの用紙を受けて用紙先端の送り調整を行う
レジストローラと、ピックアップコロとフィードローラ
とレジストローラを駆動するモータとを備えた給紙装置
において、前記レジストローラに近い給紙口に搬送開
始、終了を行うための電磁クラッチを設け、さらにレジ
ストローラと、レジストローラから遠い給紙口との給紙
構成を上記の第1の手段あるいは第2の手段の給紙装置
の構成にしたことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記の第1の手段によれば、フィードローラと
レジストローラとにモータの回転駆動力を伝達する各伝
達手段にそれぞれワンウェイクラッチを設け、これらの
ワンウェイクラッチを互いに異なる回転方向で回転ロッ
クすることで、用紙の送り出しとレジスト動作とを可能
にする。
【0018】また第2の手段によれば、モータの回転駆
動力が、ピックアップコロとフィードローラに対しては
トルクリミッタを介して伝達し、さらにレジストローラ
に対してはワンウェイクラッチを介して伝達され、第1
の手段に比べてワンウェイクラッチの設置数が少なくな
る。
【0019】また第3の手段によれば、ピックアップコ
ロとフィードローラとを備えた給紙口が2段で、駆動用
のモータを共通して用いる場合でも、レジストローラに
近い方の給紙口のみに電磁クラッチを設置し、レジスト
ローラと、レジストローラから遠い給紙口との構成に上
記の第1,第2の手段の給紙構成を採用することで、2
段の給紙口であっても少ない電磁クラッチで給紙が可能
になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図13〜図15に基づいて説明した部材に対応す
る部材には同一符号を付して詳しい説明を省略する。
【0021】図1は本発明の第1実施例の正面図、図2
は図1の第1実施例の平面図であり、この第1実施例で
は、レジストローラ対1のゴムローラ1aが加圧ローラ
1bに対して下部に設置され、ステッピングモータ7の
出力歯車8からタイミングベルト9により回転駆動力を
受ける前記ゴムローラ1aのレジストローラ軸1cと、フ
ィードローラ軸3aとにそれぞれ設けられた伝達手段で
ある駆動歯車10a,10bにワンウェイクラッチを設けてお
り、図14に示した電磁クラッチ11a,11bを取り除いてい
る。
【0022】図1はフィードローラ3が用紙Pを送り出
してレジストを行うまでの動作を示しており、図2のス
テッピングモータ7が回転すると、フィールドローラ軸
3aは、ワンウェイクラッチを有している駆動歯車10bに
よりロック状態に設定されているため回転し、図13〜図
15に基づいて説明したと同様にして用紙をレジストロー
ラ対1まで送り出す。
【0023】そしてレジストローラ対1の近傍に設置さ
れているレジストセンサ17で用紙Pの給紙が検知され、
用紙PがループLを形成した時点でステッピングモータ
7の回転が停止される。
【0024】上記の動作の間、ワンウェイクラッチを有
している駆動歯車10aが、この場合の回転方向では空転
するように設定されているため、レジストローラ軸1c
には回転駆動力が伝達されず、レジストローラ対1は停
止したままであって、レジスト動作が行われる。
【0025】次に画像と用紙Pの先端とを合せるタイミ
ングで、図1と逆方向にステッピングモータ7を回転さ
せる。従って、タイミングベルト9は、図3に示した矢
印方向に回転するため、レジストローラ軸1cの駆動歯
車10aにおけるワンウェイクラッチがロック状態にな
り、レジストローラ軸1cからレジストローラ対1に回
転駆動力が伝わり、用紙Pを搬送する。
【0026】一方、フィードローラ軸3aの駆動歯車10b
は、この場合の回転方向ではワンウェイクラッチが空転
する方向に回転するため、フィードローラ軸3aには回
転駆動力が伝わらず空転可能な状態となり、スプリング
5の引張力を受けてブラケット12が持ち上げられ、ピッ
クアップコロ4は用紙P表面から離れ、用紙Pへの加圧
が解除される。
【0027】図4は本発明の第2実施例におけるフィー
ドローラ部分の斜視図、図5は同実施例の要部の分解斜
視図であり、上記の第1実施例においてフィードローラ
軸3aの駆動歯車10bにワンウェイクラッチを設けたが、
この第2実施例では駆動歯車10bは、ワンウェイクラッ
チを備えず、フィードローラ軸3aに直接固定され、フ
ィードローラ軸3aに正逆両回転共に回転負荷トルクを
発生させるトルクリミッタを設けた点で第1実施例と異
なっている。
【0028】図4,図5において、トルクリミッタ20
は、ブラケット12に固定された円筒状の受体21と、正巻
と逆巻のトルクリミッタ・スプリング22,23と、両トル
クリミッタ・スプリング22,23間に設置されたトルクリ
ミッタ・ハブ24と、ネジ25でフィードローラ軸3aに固
定されたストッパ・ハブ26とからなっている。
【0029】前記正巻トルクリミッタ・スプリング22が
軸受体21とトルクリミッタ・ハブ24との一部に接合し、
また逆巻トルクリミッタ・スプリング23がトルクリミッ
タ・ハブ24とストッパ・ハブ26との一部に接合し、各中
央孔にフィードローラ軸3aが挿入される。
【0030】上記のトルクリミッタ20を用いた給紙動作
を説明する。すなわち、フィードローラ3が用紙を送り
出してレジストを行うまでは第1実施例と同じであり、
その後、図3に示したように、タイミングベルト9と同
一方向に回転すると、フィードローラ3は、一体化され
たワンウェイクラッチによりフィードローラ軸3aが空
転する方向に回転しているため、回転駆動力が伝わらな
い。
【0031】またブラケット12は、フィードローラ軸3
aが回転する駆動力をトルクリミッタ20が受け、しかも
トルクリミッタ20が逆回転でも作用するため、回転かつ
上昇し、ブラケット12が前記ストッパ6に当接した所で
空転状態となる。
【0032】従って、ピックアップコロ4は、フィード
ローラ3が回転していないため、回転せずに停止し、さ
らにブラケット12が上昇しているので用紙Pから離れ
る。上記のようにピックアップコロ4が上下動するた
め、第1実施例で用いたピックアップコロ戻し用のスプ
リング5は第2実施例では不必要である。
【0033】尚、トルクリミッタ20′として、図6の分
解斜視図と図7の組付状態の斜視図に示した構成のもの
も採用できる。図6,図7において、30はブラケット12
に固定された受体、31は固定側ディスク、32は回転側デ
ィスク、33は受台、34は加圧スプリング、35はワッシ
ャ、36は係止部材であるE形リング、37はフィードロー
ラ軸3aの側方に突出するように設けられた係止ピンで
ある。
【0034】前記固定側ディスク31と回転側ディスク32
とは受体30と受台33間に配され、各中央孔にフィードロ
ーラ軸3aが挿入された状態で、受台33の切欠溝33aにフ
ィードローラ軸3aの係止ピン37が入り、フィードロー
ラ軸3aの突出端部において、受台33と、フィードロー
ラ軸3aにE形リング36で止められたワッシャ35との間
に圧縮状態で加圧スプリング34が設けられており、フィ
ードローラ軸3aの正逆両回転共に回転負荷トルクを発
生するようにしている。
【0035】図8は本発明の第3実施例の構成図であ
り、この第3実施例では上下2つの給紙口を有し、レジ
ストローラ対1とフィードローラ3との距離が短い方を
第1給紙口(上段)とし、また前記距離が長い方を第2給
紙口(下段)とした場合、第1給紙口におけるフィールド
ローラ3の回転停止動作、すなわち用紙Pの送り出し開
始,終了を図13〜図15で説明した電磁クラッチ11aのオ
ン/オフ動作により行い(ただし、レジスト動作な
し)、第2給紙口において上記の第1実施例あるいは第
2実施例の構成を採用し(第3実施例では第1実施例の
構成を採用した)、モータ正逆切換えにより用紙Pの送
り出し開始,終了を行うようにする。
【0036】図8において、40はステッピングモータ41
の出力歯車41aによって駆動され、レジストローラ対1
の駆動歯車10aと、第2給紙口のフィードローラ3′の
駆動歯車10bとに架設されたタイミングベルト、42は前
記駆動歯車10aと、第1給紙口のフィードローラ3にお
ける電磁クラッチ11aの連結歯車43とに架設されたタイ
ミングベルト、44はガイド板、45aは第1給紙口の給紙
カセット、45bは第2給紙口の給紙カセットである。
【0037】図9は第1給紙口のフィールドローラ搬送
の説明図であり、ステッピングモータ41が矢印方向に回
転し、電磁クラッチ11aがオンするとピックアップコロ
4が用紙Pに対して加圧,回転状態となり、用紙Pを送
り出す。フィードローラ3も回転して用紙Pの分離搬送
を行う。用紙Pがレジストローラ対1部分に達するとレ
ジストセンサ17がオンし、用紙Pがレジストローラ対1
に入ったタイミングでステッピングモータ41の回転を停
止し、電磁クラッチ11aをオフ状態にする。
【0038】この時、駆動歯車10aはロック方向に回転
しているため、用紙がレジストローラ対1に入っても、
レジストローラ対1は回転しているのでレジストが行わ
れない。また第2給紙口では、ステッピングモータ41
は、駆動歯車10bをワンウェイクラッチの空転方向に回
転させているため、用紙Pの搬送が行われない。
【0039】そして図10に示したように、ステッピング
モータ41を再び図9の状態と同じ方向に回転させると、
レジストローラ対1により用紙Pが搬送される。この
時、電磁クラッチ11aはオフ状態であるので、2枚目の
用紙は送り出されない。
【0040】図11は第2給紙口のフィードローラ搬送の
説明図であり、ステッピングモータ41を図9,図10とは
逆方向に回転する。すると駆動歯車10bはロック方向に
回転するため、ピックアップコロ4が用紙Pに対する加
圧回転を行い、フィードローラ3′へ用紙Pを送り込
む。フィードローラ3′も回転しているため用紙Pの分
離搬送を行う。用紙Pは、搬送されながらレジストセン
サ17をオンさせ、レジストローラ対1に入る。
【0041】レジストローラ対1は、駆動歯車10aが空
転方向に回転しているため回転せず、従って、用紙Pが
ループLを形成し、そのタイミングでステッピングモー
タ41を停止する。この時、第1給紙口のフィードローラ
3は、電磁クラッチ11aがオフ状態のままであるため、
用紙を搬送しない。
【0042】そして図12に示したように、ステッピング
モータ41を図11とは逆方向(図9,図10と同じ方向)に回
転させると、駆動歯車10aはロック方向に回転するた
め、レジストローラ対1が回転して用紙Pを搬送する。
また第2給紙口のフィードローラ3′の駆動歯車10bは
ワンウェイクラッチが空転する方向に回転しているた
め、第2給紙口のフィードローラ3′は回転せず、ピッ
クアップコロ4も回転停止して用紙Pに対する加圧が解
除されているので、2枚目の用紙は送り出されない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、電磁クラッチを用いずにワンウェイクラッ
チを用いて用紙の搬送開始が行えるためコストダウンが
図れ、また第2の手段によれば、第1の手段で2箇所に
設置する必要があるワンウェイクラッチの1つをトルク
リミッタとすることができて、さらにコストダウンが図
れ、また第3の手段によれば、2段給紙の場合、従来で
は電磁クラッチを3箇所に設置する必要があるのを1つ
に減らすことができて、コストダウンが図れる等、電磁
クラッチの使用数を減少して給紙が可能な給紙装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給紙装置の第1実施例の正面図であ
る。
【図2】図1の第1実施例の平面図である。
【図3】第1実施例の動作状態の説明図である。
【図4】本発明の第2実施例におけるフィードローラ部
分の斜視図である。
【図5】第2実施例の要部の分解斜視図である。
【図6】トルクリミッタの他例の分解斜視図である。
【図7】図6のトルクリミッタの組付状態の斜視図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例の構成図である。
【図9】第3実施例の第1給紙口のフィードローラ搬送
の説明図である。
【図10】第3実施例の第1給紙口のレジストローラ対
搬送の説明図である。
【図11】第3実施例の第2給紙口のフィードローラ搬
送の説明図である。
【図12】第3実施例の第2給紙口のレジストローラ対
搬送の説明図である。
【図13】従来の給紙装置の一例を示す正面図である。
【図14】図13の装置の平面図である。
【図15】図13の装置の動作状態の説明図である。
【符号の説明】
1…レジストローラ対、 1c…レジストローラ軸、
2…分離ローラ、3,3′…フィードローラ、 3a…
フィードローラ軸、 4…ピックアップコロ、 7…ス
テッピングモータ、 8…出力歯車、 9…タイミング
ベルト、10a,10b…駆動歯車(伝達手段)、 11a,11b…
電磁クラッチ、 20,20′…トルクリミッタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙分離搬送用のフィードローラと、用
    紙を受けて用紙先端の送り調整を行うレジストローラ
    と、フィードローラ及びレジストローラを駆動するモー
    タとを備えた給紙装置において、前記フィードローラ及
    びレジストローラの各支軸にそれぞれ設けられて前記モ
    ータの回転駆動力を伝達する伝達手段に、互いに異なる
    回転方向で回転ロックするワンウェイクラッチを設けた
    ことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 積載された用紙上面に接して用紙を給送
    するピックアップコロと、用紙分離搬送用のフィードロ
    ーラと、用紙を受けて用紙先端の送り調整を行うレジス
    トローラと、ピックアップコロとフィードローラとレジ
    ストローラを駆動するモータとを備えた給紙装置におい
    て、前記ピックアップコロとフィードローラに対して前
    記モータの回転駆動力をトルクリミッタを介して伝達
    し、前記レジストローラの支軸に設けられて前記モータ
    の回転駆動力を伝達する伝達手段にワンウェイクラッチ
    を設けたことを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 積載された用紙上面に接して用紙を給送
    するピックアップコロ及び用紙分離搬送用のフィードロ
    ーラを有する2段の給紙口と、これらの給紙口からの用
    紙を受けて用紙先端の送り調整を行うレジストローラ
    と、ピックアップコロとフィードローラとレジストロー
    ラを駆動するモータとを備えた給紙装置において、前記
    レジストローラに近い給紙口に搬送開始、終了を行うた
    めの電磁クラッチを設け、さらにレジストローラと、レ
    ジストローラから遠い給紙口との給紙構成を請求項1あ
    るいは請求項2記載の給紙装置の構成にしたことを特徴
    とする給紙装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11255381A (ja) * 1998-03-09 1999-09-21 Japan Business Computer Co Ltd 光学式読取装置の用紙位置決め機構及び用紙位置決め 方法
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