JPH06162081A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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Publication number
JPH06162081A
JPH06162081A JP4333588A JP33358892A JPH06162081A JP H06162081 A JPH06162081 A JP H06162081A JP 4333588 A JP4333588 A JP 4333588A JP 33358892 A JP33358892 A JP 33358892A JP H06162081 A JPH06162081 A JP H06162081A
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JP
Japan
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area
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graphic
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Prior art date
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Pending
Application number
JP4333588A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadayuki Tsunashima
督之 綱島
Hisaaki Matsushita
久明 松下
Tatsuya Kaikou
達哉 介弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 翻訳前後の文字列量の違いに伴うレイアウト
上の弊害を解消することができる機械翻訳装置を提供す
る。 【構成】 第1のメモリエリア、第2のメモリエリア及
び第3のメモリエリアを有するバッファメモリと、所定
の手段で入力された翻訳前のデータを所定の大きさのデ
ータ領域単位でページ毎に割り付けて第1のメモリエリ
アに格納する入力処理部11と、第1のメモリエリアに
格納された翻訳前のデータの中からデータ領域単位で文
字列を抽出するとともに、この抽出した文字列を順に翻
訳して、翻訳後のデータをページ毎に割り付けることな
く翻訳順に第2のメモリエリアに格納する翻訳処理部1
2と、第2のメモリエリアに格納された翻訳後のデータ
をページ毎に割り付けて第3のメモリエリアに格納する
レイアウト処理部13とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されたデータの中
から文字列を抽出して翻訳する機能を備えた機械翻訳装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の機械翻訳装置では、入力
された文書データのレイアウトを解析するともに、この
解析したレイアウト中に存在する文字列、図、表などの
各データ領域単位の位置情報を記憶しておき、翻訳処理
後は上記位置情報に従って各データ領域のレイアウトを
忠実に反映していた。
【0003】また、従来装置の中には、特開平2−21
9175号公報にて開示されるように、図形と文字列と
が混在するデータの中から図形に含まれる文字列データ
を抽出して翻訳し、さらにこの翻訳した文字列データと
元の図形とを結合して装置外部に出力する機能を備えた
ものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に機械
翻訳処理においては、翻訳前後で言語の形態が変化する
ため、当然のことながら翻訳前と翻訳後で文字列データ
の量に違いが生じることが頻繁にある。しかしながら従
来の機械翻訳装置では、翻訳後の文字列データを、翻訳
前に設定された位置情報に基づいて元のデータ領域にそ
のまま戻していたため、以下のような問題が生じてい
た。すなわち、翻訳後の文字列データ量が翻訳前よりも
少なくなった場合は、その少なくなった分だけ出力装置
に出力された各データ領域の間に不要な余白部分が生じ
たり、反対に翻訳後の文字列データ量が翻訳前よりも多
くなった場合は、その文字列データの一部が、後のデー
タによって消されてしまったりという問題が生じてい
た。また、図形と文字列とが混在するデータを翻訳した
際にも、翻訳後の文字列データ量が翻訳前よりも多くな
った場合、これをそのまま図形領域内の元の位置に戻す
と、図形領域から文字列が溢れてしまうといった問題が
生じていた。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、翻訳前後の文字列量の違いに伴うレイアウ
ト上の弊害を解消することができる機械翻訳装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、第1のメモリエリア、第
2のメモリエリア及び第3のメモリエリアを有するバッ
ファメモリと、所定の手段で入力された翻訳前のデータ
を所定の大きさのデータ領域単位でページ毎に割り付け
て上記第1のメモリエリアに格納する入力処理部と、そ
の第1のメモリエリアに格納された翻訳前のデータの中
からデータ領域単位で文字列を抽出するとともに、この
抽出した文字列を順に翻訳して、翻訳後のデータをペー
ジ毎に割り付けることなく翻訳順に前記第2のメモリエ
リアに格納する翻訳処理部と、その第2のメモリエリア
に格納された翻訳後のデータをページ毎に割り付けて上
記第3のメモリエリアに格納するレイアウト処理部とを
備えた機械翻訳装置である。また、上記レイアウト処理
部は、第2のメモリエリアに格納された翻訳後のデータ
をページ毎に割り付ける際に図表データの切断があるか
否かを判定して、図表データの切断がある場合はその図
表データを次ページに割り付けるものである。
【0007】加えて、文字列と図形とが混在するデータ
の中から図形に含まれる文字列データを抽出して翻訳す
るともに、この翻訳した文字列データと元の図形とを結
合して装置外部に出力する機械翻訳装置において、文字
列データと図形とを結合した際に図形からの文字列デー
タの溢れがあるか否かを判定し、文字列データの溢れが
ある場合は図形領域の拡張を行う図形領域調整処理部を
備えたものである。また、上記図形領域調整処理部は、
図形領域の拡張を行った際にページからの図形領域の溢
れがあるか否かを判定し、図形領域の溢れがある場合は
その図表領域を次ページに割り付けるものである。
【0008】
【作用】本発明の機械翻訳装置においては、まず所定の
手段で入力された翻訳前のデータが入力処理部によって
所定の大きさのデータ領域単位でページ毎に割り付けて
バッファメモリ内の第1のメモリエリアに格納される。
また、第1のメモリエリアに格納された翻訳前のデータ
の中からは翻訳処理部によってデータ領域単位で文字列
が抽出されるとともに、その抽出された文字列は上記翻
訳処理部によって順に翻訳され、さらに翻訳後のデータ
はページ毎に割り付けられることなく上記翻訳処理部に
よって翻訳順にバッファメモリ内の第2のメモリエリア
に格納される。そして、上記第2のメモリエリアに格納
された翻訳後のデータはレイアウト処理部によってペー
ジ毎に割り付けられバッファメモリ内の第3のメモリエ
リアに格納される。また、第2のメモリエリアに格納さ
れた翻訳後のデータをページ毎に割り付ける際に、レイ
アウト処理部では、図表データの切断があるか否かが判
定され、図表データの切断がある場合はその図表データ
が次ページに割り付けられる。
【0009】加えて、本発明の機械翻訳装置において
は、文字列データと図形とを結合した際に、図形領域調
整処理部で図形からの文字列データの溢れがあるか否か
が判定され、文字列データの溢れがある場合は上記図形
領域調整処理部によって図形領域の拡張が行われる。ま
た、上述のように図形領域の拡張を行った際に、上記図
形領域調整処理部では、現ページからの図形領域の溢れ
があるか否かが判定され、図形領域の溢れがある場合は
その図形領域が次ページに割り付けられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明に係わる機械翻訳装置の第1
実施例を説明するための概要フローチャートであり、図
2は同ブロック図である。本第1実施例の機械翻訳装置
は、大きくは、キーボード等の入力装置1と、ディスプ
レイ等の出力装置2と、実際に処理を実行する中央処理
装置3と、翻訳処理情報が格納されている辞書4と、プ
ログラムやデータを格納するための主メモリ5とから構
成されている。また、主メモリ5は、処理を実行するた
めのプログラムが格納されているプログラムエリア、処
理を行う上で一時的にデータを格納するためのワークエ
リア5e、処理データを格納するためのバッファメモリ
5f等によって構成されている。このうち、プログラム
エリアには、入力処理プログラム5a、翻訳処理プログ
ラム5b、レイアウト処理プログラム5c、出力処理プ
ログラム5d等が格納されており、またバッファメモリ
5fには、第1〜第3のメモリエリアが設定されてい
る。
【0011】本第1実施例の機械翻訳装置では、図1に
示すように、入力処理部11、翻訳処理部12、レイア
ウト処理部13、出力処理部14の順に従って処理が進
められ、以下に各部の処理内容を図3の概念図を参照し
ながら説明する。まず、入力処理部11では、所定の手
段で入力されたデータ、例えばディスクから呼び出され
た翻訳前のデータを、これに付加された図形情報、文字
修飾情報、強調情報、レイアウト情報といった、いわゆ
る編集情報とともに読み込み、さらにその読み込んだデ
ータを、所定の大きさ、例えば文字列であればそれを一
つの領域とし、図や表であればそれを一つの領域とした
データ領域単位でページ毎に割り付けてバッファメモリ
5f内の第1のメモリエリアに格納する。
【0012】次に、翻訳処理部12では、入力処理部1
1によって読み込まれた翻訳前のデータの中から上述し
たデータ領域単位で文字列を抽出する。ここで抽出され
た文字列はワークエリア5eに呼び出されて順に翻訳さ
れる。さらに、こうして翻訳処理された文字列と文字列
以外のデータ(例えば図表データ)は、ページ毎に割り
付けられることなく翻訳後のデータとして翻訳順にバッ
ファメモリ5f内の第2のメモリエリアに格納される。
【0013】続いて、レイアウト処理部13では、上記
第2のメモリエリアに格納された翻訳後のデータをペー
ジ毎に割り付けしてバッファメモリ5f内の第3のメモ
リエリアに格納する。これを図4のフローチャートを参
照しながら詳述すると、まず最初のステップS1では、
第2のメモリエリアに格納された翻訳後のデータの中か
らデータ領域単位で各領域データを抽出する。続いて、
ステップS2では、先のステップS1で領域データが抽
出されたか否か、つまり領域データが終わりかどうかの
判定を行う。ここで、領域データが終わりの場合はレイ
アウト処理部13の処理を終了し、領域データが終わり
でない場合は次のステップS3に進む。
【0014】ステップS3では、ステップS1で抽出さ
れた領域データが文字列領域かどうかの判定を行う。こ
こで、抽出された領域データが文字列領域の場合はステ
ップS4に進み、そうでない場合、すなわち抽出された
領域データが図表領域の場合はステップS9に進む。ス
テップS4では、領域データの中の文字列量と文字列領
域の大きさとが比較され、文字列領域の大きさに対して
文字列量が適切かどうかの判定がなされる。ここで、文
字列領域の大きさに対して文字列量が適切と判定された
場合はステップS8に進んで、その領域データを現ペー
ジに割り付け、適切でないと判定された場合はステップ
S5に進む。
【0015】ステップS5では、文字列領域の大きさに
対して文字列量が多いか少ないかの判定を行う。ここ
で、文字列領域の大きさに対して文字列量が多い場合
は、ステップS6に進んで文字列領域の大きさを文字列
量に応じて拡大し、反対に領域の大きさに対して文字列
量が少ない場合は、ステップS7に進んで文字列領域の
大きさを文字列量に応じて縮小する。こうして領域調整
がなされた領域データはステップS8で現ページに割り
付けられる。
【0016】一方、ステップS1で抽出された領域デー
タが図表データの場合は、ステップS3でそのデータ内
容が確認されたのちステップS9に進む。ステップS9
では、現ページにおいて割り付け可能な領域と、抽出し
た図表データの領域とを比較することで、翻訳後のデー
タをページ毎に割り付ける際に図表データの切断がある
かどうか、つまり現ページ内に図表データがおさまりき
れるかどうかの判定を行う。ここで、図表データの切断
がないと判定した場合は、ステップS8に進んでそのま
ま現ページに図表データを割り付け、図表データの切断
があると判定した場合は、ステップS10に進んでその
図表データを次ページに割り付ける。こうした一連の動
作手順にしたがってレイアウト処理部13では、バッフ
ァメモリ5f内の第2のメモリエリアに格納された翻訳
後のデータをページ毎に割り付けていく。
【0017】出力処理部14では、レイアウト処理部1
3から出力されたデータを外部とのインターフェースに
応じて出力制御を行う。
【0018】このように本第1実施例の機械翻訳装置に
おいては、まず翻訳後のデータをページ毎に割り付ける
ことなく翻訳処理部12が翻訳順に第2のメモリエリア
に格納し、さらにその第2のメモリエリアに格納された
データをレイアウト処理部がページ毎に割り付けて第3
のメモリエリアに格納するため、従来装置のように翻訳
前の位置情報をそのまま翻訳後のレイアウトに反映する
場合と違って、各データ領域の間に不要な空白部分が設
けられることはない。すなわち、図5に示すように、文
字列データ領域M1と図表データ領域M2とがページ毎
に割り付けられた翻訳前のデータを翻訳した際に、翻訳
処理によって文字列量が少なくなり文字列データ領域M
1が小さくなった場合、従来装置では文字列データ領域
M1と図表データ領域M2との間に不要な空白部分Nが
設けられてしまうが、本第1実施例の機械翻訳装置にお
いては、文字列量が少なくなった分だけこれに続く図表
データ領域M2や次のデータ領域M3が文字列データ領
域M1側に詰められたかたちでレイアウトされ、その結
果として上述した不要な余白部分Nは削除されたかたち
となる。
【0019】一方、翻訳処理によって文字列量が多くな
った場合、これをそのまま現ページに割り付けても、従
来装置のようにデータの一部が削除されてしまうことは
ないが、翻訳前後の文字列量の違いに伴って例えば図6
(a)に示すように、1ページ内におさまりきれる図表
データ領域M2が途中で切断されて2ページにわたって
表示されることが想定される。しかし、本第1実施例の
機械翻訳装置によれば、例えば図示のように文字列デー
タ領域M1の拡大に伴って図表データ領域M2がページ
途中で切断されてしまう場合は、図6(b)に示すよう
にレイアウト処理部13によってその図表データ領域M
2が次ページに割り付けられるため、上述のように図表
データ領域M2が途中で切断されて2ページにわたって
表示されるようなことはない。
【0020】続いて、本発明に係わる機械翻訳装置の第
2実施例について説明する。図7は本発明に係わる機械
翻訳装置の第2実施例を説明するための概要フローチャ
ートであり、図8は同ブロック図である。本第2実施例
の機械翻訳装置は、大きくは、キーボード等の入力装置
31と、ディスプレイ等の出力装置32と、実装に処理
を実行する中央処理装置33と、翻訳情報が格納されて
いる辞書34と、プログラムやデータを格納するための
主メモリ35とから構成されている。また、主メモリ3
5は、処理を実行するためのプログラムが格納されてい
るプログラムエリア、処理を行う上で一時的にデータを
格納するためのワークエリア35e、処理データを格納
するためのバッファメモリ35f等によって構成されて
いる。このうち、プログラムエリアには、入力処理プロ
グラム35a、翻訳プログラム35b、図表領域調整処
理プログラム35c、出力処理プログラム35d等が格
納されている。
【0021】本第2実施例の機械翻訳装置では、図7に
示すように、入力処理部41、翻訳処理部42、図形領
域調整処理部43、出力処理部44の順に従って処理が
進められ、以下に各部の処理内容を述べる。なお、本例
では図形と文字列とが混在するデータを混合データと称
して説明する。まず、入力処理部41では、所定の手段
で入力された翻訳前のデータを、これに付加された編集
情報とともに読み込み、さらにその読み込んだデータを
バッファメモリ35fに格納する。
【0022】次に、翻訳処理部42では、入力処理部4
1によって読み込まれた翻訳前のデータ(混合データ)
の中から文字列データを分離抽出し、これをワークエリ
ア35eに呼び出して翻訳する。さらに、こうして翻訳
処理された文字列データは、一旦、これに付加された位
置情報に従って図形領域の元の位置に戻される。
【0023】続いて、図形領域調整処理部43では、翻
訳処理部42で処理されたデータの中から混合データを
抽出して、この抽出した混合データに文字列の溢れがあ
るか否かを判定する。そして、文字列の溢れがある場合
はこれに該当する箇所において図形領域の拡張を行う。
これを図9のフローチャートを参照しながら詳述する
と、まず最初のステップS1では、翻訳処理部42で処
理されたデータの中から混合データを抽出する。続い
て、ステップS2では、先のステップS1で混合データ
が抽出されたか否か、つまり混合データが終わりかどう
かの判定が行なわれる。ここで、混合データが終わりの
場合は図形領域調整処理部43の処理を終了し、混合デ
ータが終わりでない場合は次のステップS3に進む。
【0024】ステップS3では、抽出された混合データ
に文字列の溢れがあるかどうかの判定が行われる。この
ステップS3では、例えば図形領域の各箇所のデータ容
量と各箇所に戻された翻訳後の文字列量とを比較するこ
とにより、混合データに文字列の溢れがあるか否かが判
定される。ステップS3で文字列の溢れがあると判定さ
れた場合は、次のステップS4で文字列の溢れが生じた
箇所に対して図表領域の拡張が行われる。
【0025】続いて、ステップS5では、上記図形領域
の拡張によって現ページからの混合データの溢れがある
か否かの判定が行われる。ここで、ぺージからの溢れが
あると判定された場合は、次のステップS6でぺージの
マージンが拡張される。次いで、ステップS8では、上
記ページのマージン拡張によって混合データがページ内
におさまっているかどうかを、再度ページからの混合デ
ータの溢れがあるか否かによって判定する。ここで、現
ページからの溢れがあると判定した場合は、次のステッ
プS8でその混合データを次ページに割り付ける。
【0026】出力処理部44では、図形領域調整処理部
43から出力されたデータを外部とのインターフェース
に応じて出力制御を行う。
【0027】このように本第2実施例の機械翻訳装置に
おいては、文字列と図形とが混在するデータの中から文
字列データを抽出して翻訳し、この翻訳した文字列デー
タと元の図形とを結合した際に、図形からの文字列デー
タの溢れがあるか否かを判定し、文字列データの溢れが
ある場合はこれに対応する箇所にて図形領域の拡張を行
うようにしたので、翻訳処理によって文字列データ量が
多くなった場合でも従来装置のように図形から文字列デ
ータが溢れてしまうようなことはない。
【0028】すなわち、従来装置の場合は図10(a)
に示す混合データ(図形と文字列とが混在するデータ)
を翻訳して出力すると、図10(b)に示すように翻訳
処理によって規定容量よりも文字列データ量が多くなっ
たところでは文字列データの溢れ箇所Pが生じてしまう
が、本第2実施例の機械翻訳装置では文字列の溢れがあ
るとこれに該当する箇所において図形領域の拡張が行わ
れるため、図10(c)に示すように全ての文字列デー
タが図形領域内に確実におさめられて、上述のような文
字列データの溢れ箇所Pが生じることはない。
【0029】また、本第2実施例の機械翻訳装置では、
図形領域の拡張に伴ってページからの混合データの溢れ
がある場合は、その混合データを次ページに割り付ける
ようにしたので、文字列を含む図形領域がページ途中で
切断されることがない。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の機械翻訳
装置においては、一旦ページ毎の割り付けを解除したか
たちで翻訳処理部により文字列を抽出してこれを順に翻
訳し、その後、改めてレイアウト処理部によって翻訳後
のデータをページ毎に割り付けるようにしたので、従来
装置のように翻訳後の文字列データと図表データの各領
域間に不要な空白部分が生じないうえ、翻訳後に文字列
データ量が多くなった場合でもその文字列データの一部
が削除されることもない。また、レイアウト処理部で
は、翻訳後のデータをページ毎に割り付ける際に図表デ
ータの切断があるか否かを判定して、図表データの切断
がある場合はその図表データを次ページに割り付けるよ
うにしたので、翻訳後のデータを改めてページ毎に割り
付けることによって、1ページ内におさまりきれる図表
データがページ途中で切断されて2ページにわたって表
示されることはない。
【0031】加えて、本発明の機械翻訳装置において
は、文字列と図形とが混在するデータの中から文字列デ
ータを抽出して翻訳し、この翻訳した文字列データと元
の図形とを結合した際に、図形領域調整処理部が図形か
らの文字列データの溢れがあるか否かを判定し、文字列
データの溢れがある場合はこれに対応する箇所にて図形
領域の拡張を行うようにしたので、翻訳処理によって文
字列データ量が多くなった場合でも従来装置のように図
形から文字列データが溢れてしまうようなことはない。
また、図形領域調整処理部では、図形領域の拡張に伴っ
てページからの図形領域の溢れが生じた場合、その図形
領域を次ページに割り付けるようにしたので、文字列を
含む図形領域がページ途中で切断されることがない。こ
のように本発明の機械翻訳装置によれば、翻訳前後の文
字列データ量の違いに伴う出力装置側でのレイアウト上
の様々な弊害が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる機械翻訳装置の第1実施例を説
明するための概要フローチャートである。
【図2】本発明に係わる機械翻訳装置の第1実施例を説
明するためのブロック図である。
【図3】第1実施例における処理内容の概念図である。
【図4】レイアウト処理部の動作フローチャートであ
る。
【図5】出力結果の比較図(その1)である。
【図6】出力結果の比較図(その2)である。
【図7】本発明に係わる機械翻訳装置の第2実施例を説
明するための概要フローチャートである。
【図8】本発明に係わる機械翻訳装置の第2実施例を説
明するためのブロック図である。
【図9】図形領域調整処理部の動作フローチャートであ
る。
【図10】出力結果の比較図(その3)である。
【符号の説明】 5f バッファメモリ 11 入
力処理部 12 翻訳処理部 13 レ
イアウト処理部 43 図形領域調整処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のメモリエリア、第2のメモリエリ
    ア及び第3のメモリエリアを有するバッファメモリと、 所定の手段で入力された翻訳前のデータを所定の大きさ
    のデータ領域単位でページ毎に割り付けて前記第1のメ
    モリエリアに格納する入力処理部と、 前記第1のメモリエリアに格納された翻訳前のデータの
    中から前記データ領域単位で文字列を抽出するととも
    に、前記抽出した文字列を順に翻訳して、翻訳後のデー
    タをページ毎に割り付けることなく翻訳順に前記第2の
    メモリエリアに格納する翻訳処理部と、 前記第2のメモリエリアに格納された翻訳後のデータを
    ページ毎に割り付けて前記第3のメモリエリアに格納す
    るレイアウト処理部とを備えたことを特徴とする機械翻
    訳装置。
  2. 【請求項2】 前記レイアウト処理部は、前記第2のメ
    モリエリアに格納された翻訳後のデータをページ毎に割
    り付ける際に図表データの切断があるか否かを判定し、
    前記図表データの切断がある場合はその図表データを次
    ページに割り付けることを特徴とする請求項1記載の機
    械翻訳装置。
  3. 【請求項3】 文字列と図形とが混在するデータの中か
    ら図形に含まれる文字列データを抽出して翻訳するとも
    に、この翻訳した文字列データと元の図形とを結合して
    装置外部に出力する機械翻訳装置において、 前記文字列データと前記図形とを結合した際に前記図形
    からの前記文字列データの溢れがあるか否かを判定し、
    前記文字列データの溢れがある場合は図形領域の拡張を
    行う図形領域調整処理部を備えたことを特徴とする機械
    翻訳装置。
  4. 【請求項4】 前記図形領域調整処理部は、前記図形領
    域の拡張を行った際に現ページからの図形領域の溢れが
    あるか否かを判定し、前記図形領域の溢れがある場合は
    その図表領域を次ページに割り付けることを特徴とする
    請求項3記載の機械翻訳装置。
JP4333588A 1992-11-18 1992-11-18 機械翻訳装置 Pending JPH06162081A (ja)

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JP (1) JPH06162081A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729540B2 (en) 2005-03-09 2010-06-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Translation device, translation program, and translation method
US7865353B2 (en) 2005-03-22 2011-01-04 Fuji Xerox Co., Ltd. Translation device, image processing device, translation method, and recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7729540B2 (en) 2005-03-09 2010-06-01 Fuji Xerox Co., Ltd. Translation device, translation program, and translation method
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