JPH06161959A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
- Publication number
- JPH06161959A JPH06161959A JP31055092A JP31055092A JPH06161959A JP H06161959 A JPH06161959 A JP H06161959A JP 31055092 A JP31055092 A JP 31055092A JP 31055092 A JP31055092 A JP 31055092A JP H06161959 A JPH06161959 A JP H06161959A
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- JP
- Japan
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- type
- platform
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラットフォームの厳格な管理を行なわなく
とも、使用しようとしているOSに適合したプラットフ
ォームを自動的に生成できる情報処理装置を提供するこ
と。 【構成】 異なる複数のオペレーティングシステム6の
それぞれに対応して設けられ、同一のプラットフォーム
1を介して共通のアプリケーションプログラムのアクセ
スを可能とするOSコールマスターテーブル8と、読み
込んだオペレーティングシステムの種類とバージョンと
を認識するOSチェック部2と、このOSチェック部2
によって認識されたオペレーティングシステムの種類と
バージョンとに適合するOSコールマスターテーブル8
をプラットフォーム1とオペレーションシステム6との
間に介在させるOSコール翻訳部7を有する。
とも、使用しようとしているOSに適合したプラットフ
ォームを自動的に生成できる情報処理装置を提供するこ
と。 【構成】 異なる複数のオペレーティングシステム6の
それぞれに対応して設けられ、同一のプラットフォーム
1を介して共通のアプリケーションプログラムのアクセ
スを可能とするOSコールマスターテーブル8と、読み
込んだオペレーティングシステムの種類とバージョンと
を認識するOSチェック部2と、このOSチェック部2
によって認識されたオペレーティングシステムの種類と
バージョンとに適合するOSコールマスターテーブル8
をプラットフォーム1とオペレーションシステム6との
間に介在させるOSコール翻訳部7を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一のアプリケーショ
ンプログラムを異なるオペレーティングシステム上でア
クセスすることができる情報処理装置に係り、特に、オ
ペレーティングシステムの種類が変更された場合でもそ
のアプリケーションプログラムをアクセスできる装置構
成を自動的に生成する情報処理装置に関する。
ンプログラムを異なるオペレーティングシステム上でア
クセスすることができる情報処理装置に係り、特に、オ
ペレーティングシステムの種類が変更された場合でもそ
のアプリケーションプログラムをアクセスできる装置構
成を自動的に生成する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置は、図8に示すよう
に、アプリケーションプログラム1,2,3のそれぞれ
をプラットフォームAによって直接アクセスするように
なっている。このプラットフォームAはこれ専用のオペ
レーティングシステムにOSコールし、この結果により
動作して所定の情報の処理が行なわれるようになってい
る。
に、アプリケーションプログラム1,2,3のそれぞれ
をプラットフォームAによって直接アクセスするように
なっている。このプラットフォームAはこれ専用のオペ
レーティングシステムにOSコールし、この結果により
動作して所定の情報の処理が行なわれるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報処理装置にあっては、オペレーティング
システムの種類やバージョンなどが異なれば、プラット
フォームをこれに合わせる必要があり、この管理が非常
に繁雑であるという不具合がある。つまり、図9に示す
ように、Aという種類のオペレーティングシステムにつ
いては、概念的にはこの形状に合致した形状を有するプ
ラットフォームAというプログラムを用意しなければな
らず、また、Bという種類のものについては、プラット
フォームBを用意しなければならず、この用意するプラ
ットホームを間違えれば装置がうまく機能しないか、機
能が完全に停止してしまうなどのトラブルの発生が予想
される。このために、使用するOSの全ての種類やバー
ジョンごとにそれぞれ用意された専用のプラットフォー
ムを管理しなければならないわけであるが、このプラッ
トフォームの数が将来的には非常に多くなると思われる
ことから、この管理が非常に繁雑になるという問題があ
る。
うな従来の情報処理装置にあっては、オペレーティング
システムの種類やバージョンなどが異なれば、プラット
フォームをこれに合わせる必要があり、この管理が非常
に繁雑であるという不具合がある。つまり、図9に示す
ように、Aという種類のオペレーティングシステムにつ
いては、概念的にはこの形状に合致した形状を有するプ
ラットフォームAというプログラムを用意しなければな
らず、また、Bという種類のものについては、プラット
フォームBを用意しなければならず、この用意するプラ
ットホームを間違えれば装置がうまく機能しないか、機
能が完全に停止してしまうなどのトラブルの発生が予想
される。このために、使用するOSの全ての種類やバー
ジョンごとにそれぞれ用意された専用のプラットフォー
ムを管理しなければならないわけであるが、このプラッ
トフォームの数が将来的には非常に多くなると思われる
ことから、この管理が非常に繁雑になるという問題があ
る。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、プラットフォームの厳格な管理
を行なわなくとも、使用しようとしているOSに適合し
たプラットフォームを自動的に生成できる情報処理装置
の提供を目的とする。
てなされたものであり、プラットフォームの厳格な管理
を行なわなくとも、使用しようとしているOSに適合し
たプラットフォームを自動的に生成できる情報処理装置
の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、異なる複数のオペレーティングシステム
のそれぞれに対応して設けられ、同一のプラットフォー
ムを介して共通のアプリケーションプログラムのアクセ
スを可能とするアクセス手段と、読み込んだオペレーテ
ィングシステムの種類とバージョンとを認識する認識手
段と、当該認識手段によって認識されたオペレーティン
グシステムの種類とバージョンとに適合する前記アクセ
ス手段を前記プラットフォームとオペレーティングシス
テムとの間に介在させて接続する選択手段とを有するこ
とを特徴とする。
めの本発明は、異なる複数のオペレーティングシステム
のそれぞれに対応して設けられ、同一のプラットフォー
ムを介して共通のアプリケーションプログラムのアクセ
スを可能とするアクセス手段と、読み込んだオペレーテ
ィングシステムの種類とバージョンとを認識する認識手
段と、当該認識手段によって認識されたオペレーティン
グシステムの種類とバージョンとに適合する前記アクセ
ス手段を前記プラットフォームとオペレーティングシス
テムとの間に介在させて接続する選択手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】このように構成した本発明は以下のように作用
する。認識手段は、読み込んだオペレーティングシステ
ムの種類が何であるか、またそのバージョンが何である
かを認識する。選択手段は、この認識手段によって認識
されたオペレーティングシステムの種類とバージョンと
に適合するアクセス手段を選択し、この選択したアクセ
ス手段をアプリケーションプログラムをアクセスするプ
ラットフォームと前記オペレーティングシステムとの間
に介在させ、相互に接続する。
する。認識手段は、読み込んだオペレーティングシステ
ムの種類が何であるか、またそのバージョンが何である
かを認識する。選択手段は、この認識手段によって認識
されたオペレーティングシステムの種類とバージョンと
に適合するアクセス手段を選択し、この選択したアクセ
ス手段をアプリケーションプログラムをアクセスするプ
ラットフォームと前記オペレーティングシステムとの間
に介在させ、相互に接続する。
【0007】したがって、オペレーティングシステムの
種類等が変更された場合であってもアプリケーションプ
ログラムをアクセス可能なアクセス手段がオペレーティ
ングシステム毎に設けられている複数のアクセス手段の
中から自動的に選ばれてプラットフォームとオペレーテ
ィングシステム間に接続されるので、情報処理装置は誤
動作やアクセス不能などを起こすことがなくなる。
種類等が変更された場合であってもアプリケーションプ
ログラムをアクセス可能なアクセス手段がオペレーティ
ングシステム毎に設けられている複数のアクセス手段の
中から自動的に選ばれてプラットフォームとオペレーテ
ィングシステム間に接続されるので、情報処理装置は誤
動作やアクセス不能などを起こすことがなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明にかかる情報処理装置の概
略構成を示すブロック図であり、図2は、本発明の動作
説明の概念図である。プラットフォーム1は、図2に示
すようにOSに依存しない部分のプログラムを備えてい
る部分であり、使用するOSに対してOSコールを出力
する部分である。OSチェック部2は、後述するOSタ
イプテーブル3,OSチェックテーブル4及びOSバー
ジョンチェックテーブル5に格納されているそれぞれの
テーブルを参照して使用しようとしているOS6の種類
とバージョンとを認識する部分である。
に説明する。図1は、本発明にかかる情報処理装置の概
略構成を示すブロック図であり、図2は、本発明の動作
説明の概念図である。プラットフォーム1は、図2に示
すようにOSに依存しない部分のプログラムを備えてい
る部分であり、使用するOSに対してOSコールを出力
する部分である。OSチェック部2は、後述するOSタ
イプテーブル3,OSチェックテーブル4及びOSバー
ジョンチェックテーブル5に格納されているそれぞれの
テーブルを参照して使用しようとしているOS6の種類
とバージョンとを認識する部分である。
【0009】OSタイプテーブル3は、図3に示すよう
に前回使用したOSの種類(タイプ)とバージョン、現
在使用しようとしているOSのOSチェック部2での認
識結果(チェック結果)及びOSチェックが完了したこ
とを示すフラグを記憶しているテーブルである。OSチ
ェックテーブル4は、図4に示すように、各OSごとの
コマンドの種類を全て記憶しているものである。このコ
マンドに基づいて使用しようとしているOSの種類が認
識されることになる。OSバージョンチェックテーブル
5は、図5に示すように、各OSの種別毎のバージョン
を認識するための全てのコマンドを記憶している部分で
あり、同図示す通りOSの種類ごと,そのバージョンご
とに整理されて記憶されている。なお、以上のOSチェ
ック部2,OSタイプテーブル3,OSチェックテーブ
ル4及びOSバージョンチェックテーブル5は、それぞ
れ認識手段として機能するものである。
に前回使用したOSの種類(タイプ)とバージョン、現
在使用しようとしているOSのOSチェック部2での認
識結果(チェック結果)及びOSチェックが完了したこ
とを示すフラグを記憶しているテーブルである。OSチ
ェックテーブル4は、図4に示すように、各OSごとの
コマンドの種類を全て記憶しているものである。このコ
マンドに基づいて使用しようとしているOSの種類が認
識されることになる。OSバージョンチェックテーブル
5は、図5に示すように、各OSの種別毎のバージョン
を認識するための全てのコマンドを記憶している部分で
あり、同図示す通りOSの種類ごと,そのバージョンご
とに整理されて記憶されている。なお、以上のOSチェ
ック部2,OSタイプテーブル3,OSチェックテーブ
ル4及びOSバージョンチェックテーブル5は、それぞ
れ認識手段として機能するものである。
【0010】OSコール翻訳部7は、現在使用しようと
しているOS6の種類とバージョンとの認識結果に基づ
いて、OSコールマスターテーブル8の適合したテーブ
ルを参照し、プラットフォーム1とOS6との円滑な動
作を行なわせる部分であり、選択手段として機能するも
のである。OSコールマスターテーブル8は、図6に示
すようなOSコール名をOSの種類とバージョン毎に記
憶しているもので、アクセス手段として機能する。
しているOS6の種類とバージョンとの認識結果に基づ
いて、OSコールマスターテーブル8の適合したテーブ
ルを参照し、プラットフォーム1とOS6との円滑な動
作を行なわせる部分であり、選択手段として機能するも
のである。OSコールマスターテーブル8は、図6に示
すようなOSコール名をOSの種類とバージョン毎に記
憶しているもので、アクセス手段として機能する。
【0011】本発明の情報処理装置の概略の構成は以上
の通りであるが、この装置を構成する各部の詳細な動作
を説明する前に、装置の動作の概念を説明しておく。
の通りであるが、この装置を構成する各部の詳細な動作
を説明する前に、装置の動作の概念を説明しておく。
【0012】プラットフォーム1には図2に示すような
形状のソフトウエアが内蔵され、OS6には同図のOS
A又はOSBのそれぞれ異なる種類の同図下部に記され
ているような形状のオペレーティングシステム(以下,
OSという)が入れられる。OS6にAの種類のオペレ
ーティングシステムが入れられている場合には、OSチ
ェック部2がこのオペレーティングシステムがどの種類
のどのバージョンのものであるかを判断し、この種類と
バージョンに合致する同図中段に記されたソフトウエア
AをOSコール翻訳部7がOSコールマスターテーブル
8から取り出して、プラットフォーム1とOS6との間
に介在させる。また、OSがBの種類である場合には、
ソフトウエアBがプラットフォーム1とOS6との間に
介在させられることになる。これらのソフトウエアはO
Sの種類などの認識結果によって自動的に呼び出される
ようになっているので、OSが変わったことなどによる
装置トラブルの発生が防止される。
形状のソフトウエアが内蔵され、OS6には同図のOS
A又はOSBのそれぞれ異なる種類の同図下部に記され
ているような形状のオペレーティングシステム(以下,
OSという)が入れられる。OS6にAの種類のオペレ
ーティングシステムが入れられている場合には、OSチ
ェック部2がこのオペレーティングシステムがどの種類
のどのバージョンのものであるかを判断し、この種類と
バージョンに合致する同図中段に記されたソフトウエア
AをOSコール翻訳部7がOSコールマスターテーブル
8から取り出して、プラットフォーム1とOS6との間
に介在させる。また、OSがBの種類である場合には、
ソフトウエアBがプラットフォーム1とOS6との間に
介在させられることになる。これらのソフトウエアはO
Sの種類などの認識結果によって自動的に呼び出される
ようになっているので、OSが変わったことなどによる
装置トラブルの発生が防止される。
【0013】以下、さらに詳しい本発明装置の動作を図
7のフローチャートに基づいて説明する。まず、OSチ
ェック部2は、OSタイプテーブル3に格納されている
図3に示すようなテーブルのデータを読み込み、この読
み込んだデータに基づいて前回起動させた際に使用した
OSの種類及びバージョンの確認を行なう。図3に示す
一例のテーブルにおいてはOSの種類がBタイプであっ
て、そのバージョンは1.0である(S1,S2)。次
に、OSチェック部2は、OSチェックテーブル4に格
納されているOSの種類をチェックするためのコマンド
を全て読み込む(S3)。そして、ステップ2において
確認済みの前回起動OS種類に基づいて、前回起動OS
のコマンド(チェック項目)を全て検索して抜き出す
(S4)。OSチェック部2はこの抜き出したチェック
項目全てについて順にOS6に対してOSコールをす
る。あるOSコールが正常に行なわれれば、次のチェッ
ク項目についてのOSコールが行なわれ、OSコールが
正常に行なわれなければ、別の種類のOSについて同一
チェック項目を抜き出してOSコールが正常に終了する
かを判断する。以上のチェックにおいて全項目のOSコ
ールが正常に終了したのであれば、これから使用しよう
としているOSは全項目のOSコールが無事終了した種
類のものである。一方、OSコールが正常には行なわれ
ずに、異なる種類のOSに変更してふたたび同一チェッ
ク項目についてのOSコールを繰り返し行ったにも拘ら
ずに、OSコールが正常に終了しなかった場合には、全
てのOSが不適応であるのでこの処理を終了する。つま
り該当するOSが存在しないということになる(S5〜
S9)。
7のフローチャートに基づいて説明する。まず、OSチ
ェック部2は、OSタイプテーブル3に格納されている
図3に示すようなテーブルのデータを読み込み、この読
み込んだデータに基づいて前回起動させた際に使用した
OSの種類及びバージョンの確認を行なう。図3に示す
一例のテーブルにおいてはOSの種類がBタイプであっ
て、そのバージョンは1.0である(S1,S2)。次
に、OSチェック部2は、OSチェックテーブル4に格
納されているOSの種類をチェックするためのコマンド
を全て読み込む(S3)。そして、ステップ2において
確認済みの前回起動OS種類に基づいて、前回起動OS
のコマンド(チェック項目)を全て検索して抜き出す
(S4)。OSチェック部2はこの抜き出したチェック
項目全てについて順にOS6に対してOSコールをす
る。あるOSコールが正常に行なわれれば、次のチェッ
ク項目についてのOSコールが行なわれ、OSコールが
正常に行なわれなければ、別の種類のOSについて同一
チェック項目を抜き出してOSコールが正常に終了する
かを判断する。以上のチェックにおいて全項目のOSコ
ールが正常に終了したのであれば、これから使用しよう
としているOSは全項目のOSコールが無事終了した種
類のものである。一方、OSコールが正常には行なわれ
ずに、異なる種類のOSに変更してふたたび同一チェッ
ク項目についてのOSコールを繰り返し行ったにも拘ら
ずに、OSコールが正常に終了しなかった場合には、全
てのOSが不適応であるのでこの処理を終了する。つま
り該当するOSが存在しないということになる(S5〜
S9)。
【0014】以上の処理においては、前回起動させた種
類のOSに基づいてこれから使用しようとしているOS
の種類が何であるかを認識している。この処理によって
OSの種類が認識されたのであるから、今度は以下の処
理によってバージョンのチェックが行なわれることにな
る。OSチェック部2は、OSバージョンチェックテー
ブル5に格納されている,OSのバージョンをチェック
するための図5に示すようなテーブルを読み込み、OS
コールを起動させる条件のセットを行なう。具体的に
は、このOSバージョンチェックテーブルのチェック項
目を全て読み込むという処理である(S10,S1
1)。この起動条件のセットが終了したならば、OSチ
ェック部2はOS6に対し、その読み込んだチェック項
目順にOSコールを行なう(S12)。あるOSコール
が正常に行なわれれば、次のチェック項目についてのO
Sコールが行なわれ、OSコールが正常に行なわれなけ
れば、別の種類のバージョンについて同一チェック項目
を抜き出してOSコールが正常に終了するかを判断す
る。以上のチェックにおいて全項目のOSコールが正常
に終了したのであれば、これから使用しようとしている
OSは全項目のOSコールが無事終了したバージョンの
ものである(S13〜S16)。
類のOSに基づいてこれから使用しようとしているOS
の種類が何であるかを認識している。この処理によって
OSの種類が認識されたのであるから、今度は以下の処
理によってバージョンのチェックが行なわれることにな
る。OSチェック部2は、OSバージョンチェックテー
ブル5に格納されている,OSのバージョンをチェック
するための図5に示すようなテーブルを読み込み、OS
コールを起動させる条件のセットを行なう。具体的に
は、このOSバージョンチェックテーブルのチェック項
目を全て読み込むという処理である(S10,S1
1)。この起動条件のセットが終了したならば、OSチ
ェック部2はOS6に対し、その読み込んだチェック項
目順にOSコールを行なう(S12)。あるOSコール
が正常に行なわれれば、次のチェック項目についてのO
Sコールが行なわれ、OSコールが正常に行なわれなけ
れば、別の種類のバージョンについて同一チェック項目
を抜き出してOSコールが正常に終了するかを判断す
る。以上のチェックにおいて全項目のOSコールが正常
に終了したのであれば、これから使用しようとしている
OSは全項目のOSコールが無事終了したバージョンの
ものである(S13〜S16)。
【0015】OSチェック部2によって以上のような処
理が行なわれて、これから使用しようとしているOSの
種類とバージョンとが認識されると、OSチェック部2
はOSタイプテーブル3にこの認識結果を書き込む。つ
まり、このテーブルのOSチェック結果に認識されたO
S種類とそのバージョンとを書き込む(S17)。以上
のようにしてOSの種類などの認識が完了すると、この
OSによる起動の準備が終了することになる。
理が行なわれて、これから使用しようとしているOSの
種類とバージョンとが認識されると、OSチェック部2
はOSタイプテーブル3にこの認識結果を書き込む。つ
まり、このテーブルのOSチェック結果に認識されたO
S種類とそのバージョンとを書き込む(S17)。以上
のようにしてOSの種類などの認識が完了すると、この
OSによる起動の準備が終了することになる。
【0016】この認識の終了後、情報処理装置が作動す
る場合には、OSコール翻訳部7がOSタイプテーブル
3に書き込まれているOSチェック結果に基づいて、使
用するOS種類,バージョンを判断し、OSコールマス
ターテーブル8に格納されているテーブルからOSチェ
ック結果該当のテーブルデータを取り出して、必要に応
じてリコンパイルを行なう。この処理が終了したら、O
Sタイプテーブル3内のOSチェック完了フラグを1に
設定する。そして、プラットフォーム1はOSタイプテ
ーブル3を参照してOSチェックが完了しているか,O
S異常の発生がないかなどを確認して、異常などの発生
がなければ動作を開始する。この開始と同時に、プラッ
トフォーム1は、OSタイプテーブル3内の前回OSタ
イプに現在使用しているOS種類とバージョンとを書き
込む。
る場合には、OSコール翻訳部7がOSタイプテーブル
3に書き込まれているOSチェック結果に基づいて、使
用するOS種類,バージョンを判断し、OSコールマス
ターテーブル8に格納されているテーブルからOSチェ
ック結果該当のテーブルデータを取り出して、必要に応
じてリコンパイルを行なう。この処理が終了したら、O
Sタイプテーブル3内のOSチェック完了フラグを1に
設定する。そして、プラットフォーム1はOSタイプテ
ーブル3を参照してOSチェックが完了しているか,O
S異常の発生がないかなどを確認して、異常などの発生
がなければ動作を開始する。この開始と同時に、プラッ
トフォーム1は、OSタイプテーブル3内の前回OSタ
イプに現在使用しているOS種類とバージョンとを書き
込む。
【0017】以上の処理によって、概念的には、図2に
示すOSAとプラットフォームとの間に両者が正常に動
作させるソフトウエアAが自動的に接続されることにな
る。このように、情報処理装置の起動時に、OSチェッ
ク部2によって使用しようとしているOSがどれである
かが認識され、この認識に基づいてOSコール翻訳部7
がこのOSとプラットフフォームとに適合するソフトウ
エアを選択して接続するという動作が自動的に行なわれ
ることになるので、従来のように、OS毎に使用すべき
フラットフォームの管理を行なう必要がまったくなくな
ることになり、不適応プラットフォームの使用による装
置のトラブルの発生も確実に回避されることになる。
示すOSAとプラットフォームとの間に両者が正常に動
作させるソフトウエアAが自動的に接続されることにな
る。このように、情報処理装置の起動時に、OSチェッ
ク部2によって使用しようとしているOSがどれである
かが認識され、この認識に基づいてOSコール翻訳部7
がこのOSとプラットフフォームとに適合するソフトウ
エアを選択して接続するという動作が自動的に行なわれ
ることになるので、従来のように、OS毎に使用すべき
フラットフォームの管理を行なう必要がまったくなくな
ることになり、不適応プラットフォームの使用による装
置のトラブルの発生も確実に回避されることになる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、オペ
レーティングシステムの種類を自動的に認識して、この
オペレーティングシステムに適合するプラットフォーム
を生成するようにしたので、オペレーティングシステム
の種類ごとのプラットフォームの管理が不要になると共
に、装置のトラブルの発生も効果的に防止される。
レーティングシステムの種類を自動的に認識して、この
オペレーティングシステムに適合するプラットフォーム
を生成するようにしたので、オペレーティングシステム
の種類ごとのプラットフォームの管理が不要になると共
に、装置のトラブルの発生も効果的に防止される。
【図1】本発明にかかる情報処理装置の概略構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】同装置の動作の概念を説明するための図であ
る。
る。
【図3】同装置のOSタイプテーブルの一例を示す図で
ある。
ある。
【図4】同装置のOSチェックテーブルの一例を示す図
である。
である。
【図5】同装置のOSバージョンチェックテーブルの一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図6】同装置のOSコールマスターテーブルの一例を
示す図である。
示す図である。
【図7】図1に示した装置の動作フローチャートであ
る。
る。
【図8】従来の装置の概念を示す図である。
【図9】プラットフォームとOSとの関係を示す概念図
である。
である。
1…プラットフォーム 2…OSチェック部(認識手段) 3…OSタイプテーブル(認識手段) 4…OSチェックテーブル(認識手段) 5…OSバージョンチェックテーブル(認識手段) 6…オペレーチィングシステム(OS) 7…OSコール翻訳部(選択手段) 8…OSコールマスターテーブル(アクセス手段)
Claims (1)
- 【請求項1】異なる複数のオペレーティングシステムの
それぞれに対応して設けられ、同一のプラットフォーム
を介して共通のアプリケーションプログラムのアクセス
を可能とするアクセス手段と、 読み込んだオペレーティングシステムの種類とバージョ
ンとを認識する認識手段と、 当該認識手段によって認識されたオペレーティングシス
テムの種類とバージョンとに適合する前記アクセス手段
を前記プラットフォームとオペレーションシステムとの
間に介在させて接続する選択手段とを有することを特徴
とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31055092A JPH06161959A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31055092A JPH06161959A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06161959A true JPH06161959A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=18006591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31055092A Pending JPH06161959A (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06161959A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001216226A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | アプリケーション間データ送受信方式及びアプリケーション間データ送受信方法及びアプリケーション間データ送受信方法をコンピュータに動作させるプログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP31055092A patent/JPH06161959A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001216226A (ja) * | 1999-11-26 | 2001-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | アプリケーション間データ送受信方式及びアプリケーション間データ送受信方法及びアプリケーション間データ送受信方法をコンピュータに動作させるプログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体 |
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