JPH061618B2 - デイスク装置 - Google Patents

デイスク装置

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JPH061618B2
JPH061618B2 JP62017101A JP1710187A JPH061618B2 JP H061618 B2 JPH061618 B2 JP H061618B2 JP 62017101 A JP62017101 A JP 62017101A JP 1710187 A JP1710187 A JP 1710187A JP H061618 B2 JPH061618 B2 JP H061618B2
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敬夫 谷嶋
透 林
守 小野
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固定磁気ディスク装置又はこれに類似のディ
スク装置に関し、更に詳細には、ディスク装置を運搬、
又は移動する時、又はデータ変換を開始する時における
ディスク装置の保護に関するものである。
〔従来の技術〕
固定磁気ディスク装置のヘッドは、ディスクの高速回転
時に浮上する。このため、リード/ライト時におけるデ
ィスク及びヘッドの摩耗や損傷が生じない。しかし、デ
ィスクの回転が停止している時にはヘッドがディスクに
接触しているため、ディスク及び/又はヘッドが損傷す
るおそれがある。この問題を解決するため、ディスク装
置の非使用期間に、ヘッドをデータ非記録領域に固定す
ることが、例えば、実開昭60−40066号(実願昭
58−130136)公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上記公報に開示されている方式では、ヘッドの
データ非記録領域への移動をステツピングモータ等の電
気的駆動源に基づいて行うため、予期せぬ電源遮断又は
停電時にヘッドをデータ非記録領域に移動させることが
困難になる。また、ヘッドをデータ非記録領域に移動さ
せるための特別な指令を発生させることが要求される。
そこで、本発明の目的は、電源遮断時又は停電時にヘッ
ドをデータ非記録領域に容易且つ確実に移動させること
ができ、更にヘッドをデータ非記録領域に安定的に保持
することができるディスク装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明は、実施例を示す図面
の符号を参照して説明すると、データ有効記録領域(1
a)とこのデータ有効記録領域(1a)の一方の端に隣
接しているデータ非記録領域(1b)とを有する記録媒
体ディスク(1)と、このディスク(1)の回転機構
と、信号変換ヘッド(4)と、ヘッド移動用モータ
(7)を含んで前記ディスク(1)上における前記ヘッ
ド(4)の位置を変えるためのヘッド移動機構とを具備
し、前記ディスク(1)が回転駆動されていない時には
前記ヘッド(4)を前記データ非記録領域(1b)上に
位置させ、前記ヘッド(4)によるデータの書き込み又
は読み出しの開始に先立って前記ヘッド(4)を前記デ
ータ非記録領域(1b)から前記データ有効記録領域
(1a)の他方の端まで移動させるように構成されてい
るディスク装置において、前記ヘッド移動用モータ
(7)と共に回転するように前記ヘッド移動用モータ
(7)に結合され且つロック用凹部(19)をその外周
面に有している第1の回転板(18)と、前記ヘッド移
動用モータ(7)に対しては非結合の状態で前記第1の
回転板(18)に対して同軸的に配置され且つその外周
縁にロック用段部(30)を有している第2の回転板
(23)と、直線的に移動するスライド板(41)と、
前記スライド板(41)に支持され且つ前記第1の回転
板(18)の前記ロック用凹部(19)に選択的に係合
するように形成された第1のロック突起(20)と、前
記スライド板(41)に支持され且つ前記第2の回転板
(23)の前記ロック用段部(30)に係合して前記第
2の回転板(23)の第1の回転方向への回転を阻止す
るように形成された第2のロック突起(29)と、前記
第2の回転板(23)が前記第1の回転方向と反対の第
2の回転方向に回転してした時にエネルギーが蓄積され
るように前記第2の回転板(23)に関係付けられた弾
性部材(31又は61)と、前記第1のロック突起(2
0)を前記ロック用凹部(19)に係合させるために第
1のスライド方向に前記スライド板(41)を偏倚する
バネ(46)と言、前記第1のロック突起(20)と前
記ロック用凹部(19)との係合を解除させ且つ前記第
2のロック突起(29)を前記第2の回転板(23)の
前記ロック用段部(30)に係合させるために前記第1
のスライド方向と反対の第2のスライド方向に前記スラ
イド板(41)を移動させるための電気的移動手段(1
6)と、前記第1のロック突起(20)と前記ロック用
凹部(19)との係合が解除されている状態で前記ヘッ
ド(4)を前記データ非記録領域(1b)から前記デー
タ有効記録領域(1a)の他方の端まで移動させるよう
に前記ヘッド移動用モータ(7)を回転させた時に、前
記第1の回転板(18)の回転に従動して前記第2の回
転板(23)が前記第2の回転方向に回転して前記第2
のロック突起(29)と前記ロック用段部(30)との
係合が成立し、前記電気的移動手段(16)による前記
スライド板(41)の第2のスライド方向への移動が解
除された時に、前記弾性部材(31又は61)に蓄積さ
れたエネルギーによって前記第2の回転板(23)が前
記第1の回転方向へ回転し、この第2の回転板(23)
の回転に追従して前記第1の回転板(18)が前記第1
の回転方向へ回転して前記第1のロック突起(20)と
前記ロック用凹部(19)との係合が成立するように前
記第1及び第2の回転板(18)(23)を相互に関係
付ける部分(22、26)とが設けられていることを特
徴とするディスク装置に係わるものである。
なお、本発明と実施例との対応関係を更に詳しく説明す
ると、第1の回転板はロック板(18)であり、第2の
回転板はカム(23)であり、弾性部材は渦巻きバネ
(31)又はコイルバネ(61)であり、電気的移動手
段はプランジャソレノイド(16)であり、第1及び第
2の回転板を関係付ける部分は係合突起(22)(2
6)である。
〔作 用〕
上記発明の装置でデータの書き込み又は読み出しを開始
する時には、例えばリキヤリブレーシヨン動作でヘッド
がデータ非記録領域からデータ有効記録領域(例えばト
ラック零)上に移動する。これと共に、弾性部材に弾性
エネルギが蓄積される。弾性部材に蓄積されたエネルギ
は、電源が遮断されるまで保持される。電源が遮断され
ると、前記弾性部材の蓄積エネルギの保持が解除され、
弾性部材の力によつてヘツドがデータ非記録領域に戻
る。ヘツドがデータ非記録領域に戻るための駆動源が電
気的駆動源ではなく、弾性部材を使用した機械的駆動源
であるため、電源が遮断されてもヘツドは自動的にデー
タ非記録領域に戻る。
〔実施例〕
次に、図面に基づいて本発明の実施例に係わる固定磁気
デイスク装置を説明する。第1図において、剛性の大き
い磁気デイスク(1)はハブ(2)に固着され、ハブ(2)は駆
動モータ(3)に結合されている。デイスク(1)はトラツク
零T0からトラツクTnまでのデータ有効記録領域(1a)と、
ランデイングゾーン又はシツピングゾーンと呼ぶことが
できるデータ非記録領域(1b)とを有する。信号変換磁気
ヘツド(4)はデータ有効記録領域(1a)のトラツク零T0
らトラツクTnに位置決めされるばかりでなく、データ非
記録領域(1b)内のランデイング位置Tαにも位置決めさ
れる。このヘツド(4)は、デイスク(1)を高速回転(36
00rpm)させた時にディスク(1)の面から浮上する
ように板バネアーム(5)を介してキヤリツジ(6)に取付け
られている。図面には、1枚のデイスク(1)と1つのヘ
ツド(4)のみが示されているが実際にはハブ(2)に複数枚
のデイスクが固着され、各デイスクの各面に磁気ヘツド
が対向配置されている。
ヘツド(4)の移動機構としてキヤリツジ(6)の他に、ステ
ツピングモータ(7)と、この軸(8)に結合された駆動輪
(9)と、この駆動輪(9)に固定されていると共にα状に巻
き回され、両端がキヤリツジ(6)に固定されているスチ
ールベルト(10)と、1対のガイド棒(11)とが設けられて
いる。ステツピングモータ(7)は、ここに接続された制
御駆動回路(12)によつて駆動され、この回転運動が公知
のα巻スチールベルト(10)によつてキヤリツジ(6)の直
線運動に変換される。制御駆動回路(12)はライン(13)(1
4)によつてホスト側装置(図示せず)から供給されるス
テツプハルスとステツプ方向信号とに基づいてステツピ
ングモータ(7)の軸(8)を所望角度に回す。
電源端子(17)には駆動モータ(3)、及び制御駆動回路(1
2)が接続されている他に、本発明に関係するヘツド非記
録領域移動及びロツク機構(15)のプランジヤソレノイド
(16)が接続されている。従つて、電源端子(17)にホスト
側装置から電源電圧が供給されると、駆動モータ(3)が
回転を開始し、且つプランジヤソレノイド(16)が付勢さ
れる。また、制御駆動回路(12)にはリキヤリブレーシヨ
ン回路(図示せず)が含まれており、電源オン検出に基
づいてリキヤリブレーシヨン制御が開始され、ヘツド
(4)がデータ非記録領域(1b)のランデイング位置Tα
らデータ有効記録領域(1a)のトラツク零T0に移動する。
トラツク零T0にヘツド(4)を位置決めするために、モー
タ軸(8)にホトインタラプタ(7a)が結合され、トラツク
零T0の位置に対応させて発光ダイオード(7b)とホトトラ
ンジスタ(7c)とから成るトラツク零センサ(7d)が配設さ
れている。制御駆動回路(12)がリキヤリブレーシヨン動
作でヘツド(4)をトラツク零に移動させる時には、ステ
ツピングモータ(7)をステツプアウト方向に駆動し、こ
の駆動をトラツク零センサ(7d)からトラツク零を示す信
号が得られた時に停止する。
本発明に関係するヘツド非記録領域移動及びロツク機構
(15)は、渦巻きバネとこの弾性エネルギの蓄積及び放出
制御機構とから成り、ステツピングモータ(7)の軸(8)に
結合されている。このヘツド非記録領域移動及びロツク
機構(15)は、電源オフ時にはヘツド(4)を非記録領域(1
b)に固定的に位置決めし、電源投入に同期してステツピ
ングモータ(7)がヘツド(4)が非記録領域(1b)以外に移動
するように動作することを許し、リキヤリブレーシヨン
動作でヘツド(4)がランデイング位置Tαから基準トラ
ツク即ちトラツク零T0に移動する動作に基づいてバネに
エネルギを蓄積し、電源がオフになつた時にバネに蓄積
されたエネルギによつて軸(8)を回し、ヘツド(4)をデー
タ有効記録領域(1a)から非記録領域(1b)に移動するよう
に構成されている。
第2図〜第12図はヘツド非記録領域移動及びロツク機
構(15)を詳しく示す。ステツピングモータ(7)の軸(8)に
は、第1の板カム又はシツピングカム(出荷時ロツクカ
ム)とも呼ぶことができるロツク板(18)が固着されてい
る。このロツク板(18)の外周縁に設けられている凹部(1
9)は第1のロツク突起(20)に係合する部分である。第1
のロツク突起(20)が凹部(19)に入り込んでいる時には、
ロツク板(18)及びステツピングモータ軸(8)の回動が阻
止され、ヘツド(4)は非記録領域(1b)に固定される。ロ
ツク板(18)は第5図及び第6図から明らかな如く、凹部
(19)の他に、ヘツド(4)をランデイング位置Tαに位置
決めするための突出部(21)が設けられている。第1のロ
ツク突起(20)にこの突出部(21)が衝合した時に、ヘツド
(4)はランデイング位置Tαに位置決めされる。ロツク
板(18)における凹部(19)、突出部(21)、及びこれ等の近
傍以外の外周縁は円弧面である。ロツク板(18)の下面に
は第4図及び第6図に示す如く、係合突起(22)が設けら
れている。これは第3図に示す如くロツク板(18)の下部
に配置されているバネ蓄積エネルギ保持用カム(27)に係
合する部分である。
第2の板カム又はリターンカムと呼ぶこともできるバネ
蓄積エネルギ保持用カム(23)は、軸(24)に対して回動自
在に取付けられている。軸(24)は取付板(25)に固着さ
れ、ステツピングモータ(7)の軸(8)に同軸的に配置され
ている。従つて、ロツク板(18)とカム(23)は同軸的に回
る。カム(23)の上面には、第4図及び第7図に示す如く
係合突起(26)が設けられている。このカム側係合突起(2
6)は、ロツク板側係合突起(22)で矢印(27)で示す回転方
向に押圧され、また戻り動作時にはロツク板側係合突起
(22)を矢印(27)と反対方向に押圧する。カム(23)の外周
縁(28)は、第7図から明らかな如く、θで示す約47
度の第1の角度範囲の小径部(28a)と、θで示す約4
5度の第2の角度範囲の半径が徐々に大きくなる移り変
り部(28b)と、残りの角度範囲の大径部(28c)とを有し、
大径部(28c)から小径部(28a)への移り変り段部(30)にテ
ーパがつけられている。カム(23)の外周縁(28)には第2
のロツク突起(29)が接触する。従つて、第2のロツク突
起(29)の位置がカム(23)の回動角度位置の変化に応じて
変化する。第2のロツク突起(29)が第12図に示す如く
カム(23)のロツク段部(30)に係合した時にカム(23)の反
時計回り方向の回動が阻止される。
ヘツド(4)が非記録領域(1b)からトラツクT0に移動する
時に、エネルギが蓄積される弾性部材としての渦巻きバ
ネ(31)は、カム(23)と取付板(25)との間に配置され、そ
の一端が第7図に示すカム(23)の孔(32)に係止され、他
端が第9図に示す取付板(25)の孔(33)に係止されてい
る。この渦巻きバネ(31)は取付板(25)の孔(33)を起点と
して時計回り方向に巻き回されているので、時計回り方
向の巻き回しを進めれば、第8図で矢印で示すように反
時計回り方向に戻る力即ち弾性歪みエネルギが蓄積され
る。
取付板(25)には、第9図に示す如く、軸(24)を固着する
ための孔(34)、第2の突起(29)を挿通させるための長孔
(35)、バネ係止部(36)、プランジヤソレノイド(16)の取
付部(37)、3つの取付孔(38)が設けられ、更に下面に2
本のガイドピン(39)(40)が植設されている。この取付板
(25)は図示されていないフレームに孔(38)を使用して固
着される。
取付板(25)の下側に左右方向移動自在に配置されたスラ
イド板(41)は、第10図に示す如く、モータ軸(8)を挿
入するための孔(42)、及びガイド孔(43)(44)を有し、ガ
イド孔(43)(44)に第3図に示す如く挿入されたガイドピ
ン(39)(40)に案内されている。なお、スライド板(41)の
抜け止めを達成するために、ガイドピン(39)(40)に抜け
止頭部が設けられている。スライド板(41)には第4図に
示す如くこの一部を折り曲げ加工することによつて、こ
の主面よりも少し高い位置に第1のロツク突起(20)の取
付部(45)が設けられている。この取付部(45)は、第3図
から明らかな如くロツク板(18)とカム(23)との間に配置
されている。このため、カム(23)は第1のロツク突起(2
0)及び取付板(45)には接触しない。スライド板(41)に設
けられた第2のロツク突起(29)は、カム(23)のみに接触
し、ロツク板(18)には接触しないように配置されてい
る。なお、第1及び第2のロツク突起(20)(29)は、それ
ぞれスライド板(41)に植設した軸(20a)(29a)と回転自在
なローラ(20b)(29b)とで構成されている。
スライド板(41)には、2つの引張りコイルバネ(46)(47)
の係止部(48)、及びプランジヤガイド部(49)が設けられ
ている。第2図に示す如く、第1の引張りコイルバネ(4
6)の一端は取付板(25)の係止部(36)に、他端はスライド
板(41)の係止部(48)に係止されているので、この第1の
引張りコイルバネ(46)はスライド板(41)に左方向の偏倚
力を与えている。第2のコイルバネ(47)の一端はスライ
ド板(41)の係止部(48)に、他端はプランジヤ(16a)のピ
ン(16b)に係止されているので、この第2の引張りコイ
ルバネ(47)によつてカム(23)を第2図で右方向に移動さ
せるための力を得ることができる。なお、第2図のプラ
ンジヤソレノイド(16)の非付勢時において、第1の引張
りコイルバネ(46)がスライド板(41)を左方向に引張る力
f1は、第2の引張りコイルバネ(47)がスライド板(41)を
右方向に引張る力f2よりも大きく設定されている。スラ
イド板(41)のガイド部(49)は第4図に示す如く左右方向
に延びる溝を有し、ここにプランジヤ(16a)のピン(16b)
が挿入される。
〔動 作〕 この磁気デイスク装置を工場から出荷する時、及び電源
のオフ時には、ロツク板(18)、カム(23)、第1及び第2
のロツク突起(20)(29)は第2図に示す位置関係を有す
る。即ち、ロツク板(18)の凹部(19)に第1のロツク突起
(20)が挿入されている。第1のロツク突起(20)は、スラ
イド板(41)に支持され、これ等はバネ(46)で常に左方向
に偏倚されているので、ロツク板(18)の凹部(19)から第
1のロツク突起(20)が容易に離脱することはない。ロツ
ク板(18)はモータ軸(8)に固定されているため、ヘツド
(4)もロツク板(18)の角度位置に対応したデイスク半径
方向位置(ランデイング位置Tα)に固定されている。
このため、磁気デイスク装置を運搬する時等において、
振動が加わつても、ヘツド(4)がデータ有効記録領域(1
a)に移ることが阻止され、デイスク(1)のデータ有効記
録領域(1a)が保護される。
第1図の電源端子(17)に電圧が供給されると、モータ
(3)が付勢され、デイスク(1)の回転が開始する。デイス
ク(1)が低速回転している間はヘツド(4)がデイスク(1)
に接しているが、高速回転状態になると浮上し、デイス
ク(1)に対して非接触になる。低速回転中にヘツド(4)が
デイスク(1)上をランデイングするので、デイスク面が
損傷するが、ランデイング位置Tαはデータ非記録領域
(1b)であるので、データのリード/ライトに影響を及ぼ
さない。電源投入に基づいてヘツド(4)をトラツク零T0
に移動させるためのリキヤリブレーシヨン制御の開始時
点は、電源投入からヘツド(4)が浮上するまでの時間以
上の遅延後に設定されている。このため、ヘツド(4)の
ランデイング中にヘツド(4)の半径方向送りが開始する
ことはない。
プランジヤソレノイド(16)は電源投入に同期して付勢さ
れ、プランジヤ(16a)が、第1の引張りコイルバネ(46)
に抗してスライド板(41)を第1図で右方向に移動させ
る。これにより、第1及び第2のロツク突起(20)(29)も
右に移動し、第2図の位置から第11図の位置に移る。
この第11図から明らかな如く、第1のロツク突起(20)
は、ロツク板(18)の凹部(19)から抜け出て、ロツク解除
位置になり、ロツク板(18)は回動自在になる。一方、第
2のロツク突起(29)は、カム(23)の外周縁(28)に接す
る。
電源投入からヘツド(4)が浮上するまでの遅延時間が経
過すると、キヤリブレーシヨン動作が開始し、ステツピ
ングモータ(7)がヘツド(4)をトラツク零T0に移動するよ
うに駆動される。この時、既にロツク板(18)のロツクが
解除されているため、ステツピングモータ(7)はロツク
板(18)の制限を受けずにステツプアウト動作(時計回り
動作)状態となり、モータ軸(8)が約310度回ると、
トラツク零センサ(7b)からトラツク零を示す出力が得ら
れ、これに応答してステツピングモータ(7)のステツプ
動作が停止し、トラツク零保持状態に移行する。第11
図で矢印(27)で示す時計回り方向に回り始めると、ここ
に結合されているロツク板(18)も追従して回り、トラツ
ク零T0の位置に移る。ステツピングモータ(7)によるロ
ツク板(18)及びカム(23)の駆動はトラツク零T0に対応す
る位置迄であるが、ロツク板(18)がトラツク零T0よりも
外周側に約10トラツク分ほど回ることを許すために、
カム(23)を4.5度(10トラツク分)だけ、段部(30)の
傾斜と第2のロツク突起(29)との関係を利用して更に時
計回り方向に変位させる。従つて、第12図において
は、ロツク板(18)はトラツク零T0に対応する角度位置で
あるが、カム(23)はこれよりも少し外周に対応する角度
位置にあり、ロツク板側係合突起(22)からカム側係合突
起(26)が少し離れている。この結果、センサ(7d)の出力
によつて正確にヘツド(4)をトラツク零T0に位置決めで
きないために、ヘツド(4)を更に外周方向に移動させる
ことが要求された場合、これに応えることができる。
第11図の状態では第2のロツク突起(29)が第7図に示
す小径部(28d)と移り変り部(28b)との境界近傍に接して
いるので、カム(26)が時計回り方向に回るに従つて第2
のロツク突起(29)がカム周縁部(28)で左側に押圧され
る。この押圧の力は、プランジヤソレノイド(16)がスラ
イド板(41)を右方向に引張る力よりも大であるので、ス
ライド板(41)及び第2のロツク突起(29)はプランジヤソ
レノイド(16)と第2の引張りコイルバネ(47)に抗して左
に移動する。カム(23)が第11図の位置から時計回り方
向に角度変位し、第2のロツク突起(29)に大径部(28c)
が接している間は、第2のロツク突起(29)の位置が変化
しない。しかる後、第12図に示す如く、第2のロツク
突起(29)に対して小径部(28a)が対応するようになる
と、大径部(28c)による第2のロツク突起(29)の位置制
限が解除され、プランジヤソレノイド(16)と第2の引張
りコイルバネ(47)との力によつてスライド板(41)と第1
及び第2のロツク突起(20)(29)が右方向に移動し、第2
のロツク突起(29)が小径部(28a)に入り込む。上述の如
くリキヤリブレーシヨン動作でヘツド(4)が非記録領域
(1b)からトラツク零T0まで移動し、これに応動してカム
(23)が時計回り方向に約310度回ると、渦巻きバネ(3
1)にはカム(23)の角度変位に対応した弾性歪みエネルギ
即ち第8図で矢印で示す反時計回り方向の戻りの力が蓄
積される。
ところで、カム(23)が第12図のエネルギ蓄積位置から
第11図の位置に戻つてしまえば、バネ(31)の蓄積エネ
ルギも放出されてしまう。そこで、バネ(31)の蓄積エネ
ルギを保持することが必要になる。この例では、カム(2
3)のロツクが、ヘツド(4)のトラツク零T0よりも少し外
側に対応して成立するので、カム(23)が第11図の位置
に戻らない。即ち、カム(23)は渦巻きバネ(31)の力によ
つて常に反時計回り方向に回ろうとしているが、段部(3
0)にロツク突起(29)が係合しているため、カム(23)の戻
りが阻止される。
第12図において、第1のロツク突起(20)は、ロツク板
(18)の外周縁から離れている。このため、ロツク板(18)
が少なくともトラツク零T0からトラツクTnに対応する角
度範囲において、第1のロツク突起(20)の制限を受けず
に回動自在である。また、この時、ロツク板(18)はカム
(23)の制限を受けずに回動自在である。
所望トラツクでリード/ライトするために、ステツプパ
ルスがライン(13)に入力し、ステツプ方向信号がライン
(14)に入力すると、ステツピングモータ(7)はこれに対
応した動作状態になり、ヘツド(4)が所望トラツクに移
動する。この時、カム(23)及び渦巻きバネ(31)がステツ
ピングモータ(7)の負荷にならないので、シークを正確
且つ迅速に行うことができる。
リード/ライト終了後の電源遮断時又は突然の停電時に
は、デイスク駆動モータ(3)及びプランジヤソレノイド
(16)がオフになる。モータ(3)がオフになつてもデイス
ク(1)は慣性で回転を継続する。プランジヤソレノイド
(16)がオフになると、スライド板(41)を右側に引つ張る
力がなくなるため、第1の引張りコイルバネ(46)の力で
スライド板(41)が左動し、第1及び第2のロツク突起(2
0)(29)も左動する。この結果、第2ロツク突起(29)によ
るカム(23)のロツクが解除され、渦巻きバネ(31)の戻り
の力によつてカム(23)が反時計回り方向に角度変位し、
第12図の位置から第11図の位置に戻る。電源遮断時
には、一般に、ヘツド(4)は任意トラツクに位置するた
め、カム(23)の係合突起(26)とロツク板(18)の係合突起
(22)とが衝合していない。しかし、カム(23)の反時計回
り方向の回動が開始すると、直ちに2つの係合突起(22)
(26)の係合が成立し、ロツク板(18)がカム(23)に従動
し、第11図の位置に戻る。カム(23)によつてロツク板
(18)が駆動されると、モータ軸(18)も回り、ヘツド(4)
が非記録領域(1b)に戻る。即ち、ロツク板(18)が反時計
回り方向にバネ(31)とカム(23)に基づいて回ると、ロツ
ク板(18)の突出部(21)が第1のロツク突起(20)に衝合す
る位置で、ロツク板(18)の回動が阻止され、ヘツド(4)
が非記録領域(1b)のランデイング位置Tαに対向する。
第1のロツク突起(20)は、第1の引張りバネ(46)により
左方向に偏倚されている。このため、第2図に示す如
く、凹部(19)に第1のロツク突起(20)が入り込むと、ロ
ツク板(18)と第1のロツク突起(20)との安定的ロツクが
成立する。
渦巻きバネ(31)によつてヘツド(4)を任意位置から非記
録領域(1b)に移動するための所要時間は約1秒以下の短
時間であり、ヘツド(4)が浮上している間にヘツド(4)を
非記録領域(1b)に移動させることができる。
次に、本発明の別の実施例に係わるデイスク装置を第1
3図〜第17図を参照して説明する。但し、この第13
図〜第17図のデイスク装置は第1図〜第12図に示し
た実施例のデイスク装置の一部を変形したものであるの
で、共通する部分には同一の符号を付してその説明を省
略する。また、第13図〜第17図には、変形に関係す
る部分のみが示されている。この実施例では前述の実施
例の渦巻きバネ(31)の代りに、コイルバネ(61)が使用さ
れている。このコイルバネ(61)はロツク機能を有するカ
ム(23)と同じ軸(24)を中心に配置されずに、別の軸(62)
に巻き回されている。カム(23)の回動によつてコイルバ
ネ(61)にエネルギを蓄積し、またこの蓄積エネルギをカ
ム(23)に与えるために、3つの歯車(63)(64)(65)が配置
されている。第1の歯車(63)は第16図から明らかな如
くカム(23)の下面に固着されている。第1の歯車(63)に
噛合している第2の歯車(64)は、取付板(25)に植設され
た軸(66)に回転自在に装着されている。第2の歯車(64)
に噛合している第3の歯車(65)は軸(62)に回転自在に支
持されている。軸(62)は固定取付板(25)に設けられた折
り曲げ部分(67)に設けた孔(68)に植設されている。2つ
の軸(62)(66)から歯車(64)(65)が離脱することを防ぐた
めに、軸(62)(66)の頂部は第13図に示す如く板(69)で
相互に連結されている。
コイルバネ(61)の一端(61a)は、第13図に示す如く第
3の歯車(65)の孔(70)に挿入され、ここに固着されてい
る。コイルバネ(61)の他端(61b)は、折り曲げ部分(67)
の孔(71)に挿入され、ここに固着されている。コイルバ
ネ(61)の変形を可能にするために、コイルバネ(61)の内
径は軸(62)よりも大きく、且つコイルバネ(61)のコイル
部分の長さが折り曲げ部分(67)と第3の歯車(65)との間
隔よりも短い。
コイルバネ(61)は、第1図〜第12図の実施例の渦巻き
バネ(31)と等価な働きをなす。即ち、第1図に示すヘツ
ド(4)がリキヤリブレーシヨン動作で非記録領域(1b)か
らトラツク零T0まで移動することに追従するカム(23)の
第14図での時計回り方向運動に応じて、第1の歯車(6
3)も時計回り方向に回動し、第2の歯車(64)は反時計回
り方向に回動し、第3の歯車(65)は再び時計回り方向に
回動する。この結果、軸(62)に時計回り方向に巻き回さ
れているコイルバネ(61)の一端(61a)が第3の歯車(65)
と共に時計回り方向に変位し、コイルバネ(61)にエネル
ギが蓄積される。
リード/ライト終了後の電源遮断又は突然の停電で、プ
ランジヤソレノイド(16)がオフ状態になると、第12図
に示した第2のロツク突起(29)によるカム(23)のロツク
が解除され、コイルバネ(61)の戻りの力によつて第3の
歯車(65)が反時計回り方向に回動し、第2の歯車(64)が
時計回り方向に回動し、第3の歯車(63)及びカム(23)が
反時計回り方向に回動してカム(23)は第11図に示す位
置に戻る。
コイルバネ(61)を使用する利点は、渦巻きバネ(31)より
も動作の信頼性が高いことである。渦巻きバネ(31)の場
合は、ロツク板として働くカム(23)の下の同一平面内に
線状バネ部材を巻き回さなければならず、バネ同志のか
らみ合いが生じる恐れがある。バネ同志のからみ合いが
生じると、エネルギの蓄積及び放出を円滑に行うことが
困難になる。これに対して、コイルバネ(61)を使用する
場合は、バネ同志のからみ合いが生じ難いので、エネル
ギの蓄積及び放出を常に円滑に行うことができる。
〔変形例〕
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形例が可能なものである。
(A)ステツピングモータ(7)の代りに、ボイスコイル型モ
ータを使用し、このボイスコイルモータでスイングアー
ムを円弧運動させ、スイングアームに取り付けられてい
る変換ヘツドを円弧状に移動させるものにも本発明を適
用することができる。この場合には、スイングアームの
軸に本発明に係わるヘツド非記録領域移動及びロツク機
構(15)を関係づけて設ける。
(B)非使用時のヘツド(4)の固定位置をデイスク(1)の内
周側とせずに、反対の外周側の非記録領域に設定する場
合にも本発明を適用することができる。
(C)カム(23)の段部(30)の傾斜を利用してカム(23)の回
転角度をトラツク零T0よりも外周側に対応させる代り
に、カム(23)に磁石又は磁性片を設け、カム(23)がトラ
ツク零T0位置に来た時に、固定側に設けた磁石又は磁性
片との引き合いでトラツク零T0よりも外側に対応する様
にカム(23)を更に回すようにしてもよい。
(D)弾性部材として、圧縮コイルバネ、板バネ、ゴム等
を使用してもよい。
(E)リキヤリブレーシヨンによるトラツク零T0へのヘツ
ド(4)の移動を、第1図のTαからT0までの距離に対応
するように予め決められたステツプパルスでステツピン
グモータ(7)を駆動することによつて行つてもよい。ま
た、トラツク零センサ(7b)の代りに、キヤリツジ(6)の
移動に関係して各トラツクの位置を検出するための位置
センサを設け、ここから得られる信号に基づいてトラツ
ク零を知るようにしてもよい。またホスト側からリキヤ
リブレーシヨン指令を与えるようにしてもよい。また、
電源投入時に、トラツク零T0以外のトラツクにヘツド
(4)を移動させるようにしてもよい。
(F)デイスクに変換ヘツドが常に接触している形式のデ
イスク装置にも適用可能である。
〔発明の効果〕
上述から明らかなように本発明は次の効果を有する。
(イ)第1のロック突起を直接的に移動するスライド板
で支持し、この第1のロック突起を第1の回転板のロッ
ク用凹部に係合させてヘッドをデータ非記憶領域に保つ
ように構成したので、ヘッドをデータ非記録領域に安定
的に保持することができる。
(ロ)1つのスライド板によって第1及び第2のロック
突起を支持し、このスライド板の移動によって第1のロ
ック突起によるロック動作と、第2のロック突起による
ロック動作との両方を制御するように構成したので、両
方の制御を簡単な構成で達成することができる。即ち、
ヘッドを非記録領域に保つためのロック及びこの解除
と、弾性部材の蓄積エネルギーを保持するためのロック
及びこの解除とを比較的簡単な構成で確実に達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる固定磁気デイスク装置
の主要部を示す平面図、 第2図は第1図の装置のヘツド非記録領域移動及びロツ
ク機構を示す平面図、 第3図は第2図の機構のIII−III線に相当する部分の断
面図、 第4図は第2図の機構の分解正面図、 第5図はロツク板の平面図、 第6図はロツク板の底面図、 第7図はカムの平面図、 第8図は渦巻きバネの平面図、 第9図は取付板の平面図、 第10図はスライド板の平面図、 第11図はヘツドが非記録領域に位置する状態でロツク
板のロツクが解除された時のロツク板とカムと第1及び
第2のロツク突起とを示す平面図、 第12図はヘツドをトラツク零の外周側に移動した時の
ロツク板とカムと第1及び第2のロツク突起とを示す平
面図、 第13図は別の実施例の固定磁気デイスク装置の一部を
示す平面図、 第14図は第13図のデイスク装置の一部を示す平面
図、 第15図は第14図のXV−XV線の断面図、 第16図は第15図のデイスク装置の一部の分解正面
図、 第17図は第13図のデイスク装置の第3の歯車を示す
平面図である。 (1)…デイスク、(4)…信号変換磁気ヘツド、(7)…ステ
ツピングモータ、(1a)…データ有効記録領域、(1b)…デ
ータ非記録領域、(15)…ヘツド非記録領域移動及びロツ
ク機構、(16)…プランジヤソレノイド、(18)…ロツク
板、(19)…凹部、(20)…第1のロツク突起、(23)…カ
ム、(29)…第2のロツク突起、(31)…渦巻きバネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ有効記録領域(1a)とこのデータ
    有効記録領域(1a)の一方の端に隣接しているデータ
    非記録領域(1b)とを有する記録媒体ディスク(1)
    と、このディスク(1)の回転機構と、信号変換ヘッド
    (4)と、ヘッド移動用モータ(7)を含んで前記ディ
    スク(1)上における前記ヘッド(4)の位置を変える
    ためのヘッド移動機構とを具備し、前記ディスク(1)
    が回転駆動されていない時には前記ヘッド(4)を前記
    データ非記録領域(1b)上に位置させ、前記ヘッド
    (4)によるデータの書き込み又は読み出しの開始に先
    立って前記ヘッド(4)を前記データ非記録領域(1
    b)から前記データ有効記録領域(1a)の他方の端ま
    で移動させるように構成されているディスク装置におい
    て、 前記ヘッド移動用モータ(7)と共に回転するように前
    記ヘッド移動用モータ(7)に結合され且つロック用凹
    部(19)をその外周面に有している第1の回転板(1
    8)と、 前記ヘッド移動用モータ(7)に対しては非結合の状態
    で前記第1の回転板(18)に対して同軸的に配置され
    且つその外周縁にロック用段部(30)を有している第
    2の回転板(23)と、 直線的に移動するスライド板(41)と、 前記スライド板(41)に支持され且つ前記第1の回転
    板(18)の前記ロック用凹部(19)に選択的に係合
    するように形成された第1のロック突起(20)と、 前記スライド板(41)に支持され且つ前記第2の回転
    板(23)の前記ロック用段部(30)に係合して前記
    第2の回転板(23)の第1の回転方向への回転を阻止
    するように形成された第2のロック突起(29)と、 前記第2の回転板(23)が前記第1の回転方向と反対
    の第2の回転方向に回転した時にエネルギーが蓄積され
    るように前記第2の回転板(23)に関係付けられた弾
    性部材(31又は61)と、 前記第1のロック突起(20)を前記ロック用凹部(1
    9)に係合させるために第1のスライド方向に前記スラ
    イド板(41)を偏倚するバネ(46)と、 前記第1のロック突起(20)と前記ロック用凹部(1
    9)との係合を解除させ且つ前記第2のロック突起(2
    9)を前記第2の回転板(23)の前記ロック用段部
    (30)に係合させるために前記第1のスライド方向と
    反対の第2のスライド方向に前記スライド板(41)を
    移動させるための電気的移動手段(16)と、 前記第1のロック突起(20)と前記ロック用凹部(1
    9)との係合が解除されている状態で前記ヘッド(4)
    を前記データ非記録領域(1b)から前記データ有効記
    録領域(1a)の他方の端まで移動させるように前記ヘ
    ッド移動用モータ(7)を回転させた時に、前記第1の
    回転板(18)の回転に従動して前記第2の回転板(2
    3)が前記第2の回転方向に回転して前記第2のロック
    突起(29)と前記ロック用段部(30)との係合が成
    立し、前記電気的移動手段(16)による前記スライド
    板(41)の第2のスライド方向への移動が解除された
    時に、前記弾性部材(31又は61)に蓄積されたエネ
    ルギーによって前記第2の回転板(23)が前記第1の
    回転方向へ回転し、この第2の回転板(23)の回転に
    追従して前記第1の回転板(18)が前記第1の回転方
    向へ回転して前記第1のロック突起(20)と前記ロッ
    ク用凹部(19)との係合が成立するように前記第1及
    び第2の回転板(18)(23)を相互に関係付ける部
    分(22、26)と が設けられていることを特徴とするディスク装置。
JP62017101A 1986-03-31 1987-01-26 デイスク装置 Expired - Lifetime JPH061618B2 (ja)

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US07/033,005 US4816942A (en) 1986-03-31 1987-03-31 Spring powered transducer retractor mechanism for data transfer apparatus

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JP61-74004 1986-03-31
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JPS6346667A JPS6346667A (ja) 1988-02-27
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