JPH0616181A - フロートの結合装置 - Google Patents
フロートの結合装置Info
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- B63B35/00—Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
- B63B35/34—Pontoons
- B63B35/38—Rigidly-interconnected pontoons
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
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- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/04—Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
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Abstract
あっても、フロート間の結合が不意に外れることなく、
ワンタッチでそれらのフロートを簡単に結合できるフロ
ートの結合装置を提供する。 【構成】 水上に浮揚可能な複数のフロート2の各側面
に設けた被係止部4と、これら各被係止部4に係脱自在
に係合する係止部7,8,9からなるフロートの結合装
置において、その結合装置6の係止部が第1の係止部材
7、第2の係止部材8からなり、該第1の係止部材7は
中心に中心軸71 を有し、その下端に放射状に延びる第
2の係止部材8の留具82 と係合可能な弾性フック72
を有する腕73 とを設けるとともに、第2の係止部材8
には中心に第1の係止部材7を挿通する孔81 を形成す
る一方、その径方向外端には複数のフロート2の各側面
の被係止部4に挿通する留具82 を設けてある。
Description
フロートを互いに結合させてレジャー用等の人工浮島、
浮桟橋として利用するときに使用される、それらのフロ
ート同志を結合するための結合装置に関する。
しては、例えば、特願昭63−103388号出願に添
付の明細書及び図面に示されたようなものがある。そし
て、上記に示されたものは、所謂水上に浮揚せる適宜形
状、例えば六角形等のフロート同志を係脱自在に係止さ
せる手段を有しており、これらの係止によってフロート
同志が結合され、所望の浮島等の水上フロートが形成さ
れるものである。
上では、水上に大きな波が生じることがあり、そのと
き、互いに結合されているフロートが相対的に大きく上
下動や揺動等の相対的変動を繰り返す現象を生ずる。そ
うすると、上記のような従来のもののように単にフロー
ト同志が係止手段で係止されたものでは、その相対変動
によってお互いの係止が不意に外れるようなことが起こ
り、具合が悪い。
創案されたものであり、水上に浮揚せるフロート同志間
に大きな相対変動があっても、これらのフロートの結合
が不意に外れることなく、ワンタッチでそれらのフロー
トを簡単に結合できるフロートの結合装置を提供するこ
とを目的としている。
めに、本発明のフロートの結合装置においては、水上に
浮揚可能な複数のフロートの各側面に設けた被係止部と
これら各被係止部に係脱自在に係合する係止部からなる
フロートの結合装置においてその結合装置の係止部が第
1の係止部材、第2の係止部材からなり、該第1の係止
部材は中心に中心軸を有し、その下端に放射状に延びる
前記第2の係止部材の軸と係合可能な弾性フックを有す
る腕とを設けるとともに、前記第2の係止部材には中心
に前記第1の係止部材を挿通する孔を形成する一方、そ
の径方向外端には前記複数のフロートの各側面の被係止
部に挿通する留具を設け、前記第1の係止部材の中心軸
を前記孔に挿通し、その後、その第1の係止部材をその
軸を中心として回動して弾性フックを前記留具に係合す
るようにしたことを特徴とするものが提供される。
は、まず結合すべきフロートの側面の被係止部同志を集
合し、それぞれの被係止部に第2の係止部材の留具を挿
通し、その後、第2の係止部材の中心孔に第1の係止部
材の中心軸を挿し込み、その第1の係止部材の腕を第2
の係止部材の留具間に置いた状態で第1の係止部材を弾
性フックが第2の係止部材の留具と係合する側に回動さ
せてワンタッチで弾性フックを留具に係合してフロート
間の連結を終了する。同様にしてフロートを順次連結し
ていくと、一つの浮島等が出来上る。その結果、フロー
ト同志の相対変動によるお互いの係止が不意に外れるよ
うなことは生じない。
り、図2はフロートの結合装置を水平に切断した断面図
である。図3はフロートを結合した別の実施例の概略水
平断面図である。図4はフロートの結合装置の一部断面
図である。図5はピンプレートの下面図であり、図6
(a),(b)はアクスルジョイントの平面図及び一部
側面図である。図7はアクスルジョイントの図6(a)
におけるA−A′線断面図である。図8はフロートの結
合装置の蓋部材の断面図である。図9は結合したフロー
トが水上に浮かんでいる状態の断面図である。図10は
フロートを重ねて保管するときや複数段積み重ねて使用
するときに用いる補助蓋部材の断面図である。図11は
フロートを積み重ねて保管したときの結合装置の結合状
態を示す図である。図12は水上に浮揚した状態でフロ
ートを二段積みして使用するときの実施例の結合装置の
断面図である。図13はフロートの結合装置の部分部材
の断面図である。図14(a),(b)はフロートの結
合装置の一部分の結合状況の変化を示す図である。
に浮かべられる人工の浮島であり、この浮島は水平方向
に並設された多数のフロート2と、これらフロート2を
互いに結合させる結合装置6とにより構成されている。
図1におけるフロート2はポリエチレン製の中空体であ
り、その上面はキャンバーがついていて、これにより排
水性と、フロートの所定の強度とが確保されている。勿
論浮島1はその上面に滑止めがついている。六角形のフ
ロート2の各角部は丸い凹部が形成されていて、そのフ
ロート2が水面に浮かんでいるとき、水面よりも上の部
分に結合孔4を有する突片5が形成されている。フロー
ト2の結合装置6で結合されるフロート2の角の集合部
分の上面には、蓋部材3が被せられ、フロート2間の浮
島1のデッキ面の空所を埋めて凹凸をなくして安全性を
保持するとともに、見栄えもよくしている。その際の蓋
部材3の径を大きくして各フロート間に圧力を付与して
やると、フロート群全体の浮島1の剛性の強化が図れる
ので、デッキ上を歩行し易い。また、そのフロートが水
上に浮かんでいるときには突片5を含めてフロートの結
合装置の部分は水面よりは上方にあるので、その部分に
海藻や貝殻が付着することがなく、フロート2の係止上
における不都合がない。さらにフロート2の側壁には凸
部21 を設けてあるので、波の影響によりフロート2が
揺動しても、フロート同志の間が開いているので、フロ
ート間に指等を挟むようなことがない。
の結合装置6はアクスルジョイント7、ピンプレート
8、リングジョイント9からなり、硬質の合成樹脂で作
製されている。アクスルジョイント7は中心軸71 の下
端に120°の角度で先端に弾性フック72 を有する腕
73 が三本放射状に拡がった形をしており、中心軸71
の頂部はナット状に形成され、それに続いてねじ部74
が設けられており、その中心軸71 の内部には貫通した
中空孔75 になっている。この中空孔75 には補助棒状
蓋部材3′を挿入したときボルトを挿し込んでナットで
止められるようになっていて、フロート2を段重ねして
固定するときなどにこれが使用される。またアクスルジ
ョイント7の腕73 はその上面のうち、中心線から内側
の弾性フック72をピン軸82 に嵌める側の片側の半面
は図6(b)のようにテーパしており、フロート2の結
合用突片5の上下方向の位置が波の影響などで若干異な
っていてもスムーズにピン軸82 に係合できる。
たほぼ正三角形状をしており、中心にピンプレート孔8
1 が形成され、その頂点部に下方に向かってピン軸82
が突出しており、その内部は中空になっており、軽量化
を図るとともに中空部分の底部に水が溜らないように水
抜き孔83 が形成されている。またリングジョイント9
は割り型に形成され、アクスルジョイント7の嵌め込み
時の抜け止めとしての作用をするものである。なお、こ
の実施例において、フロート2の形状は六角形である
が、機能の変わらない形状のもので結合装置6を取り付
けられるようなものであれば、どのような形のものでも
よいことは勿論である。
島1を形成するには、まず、3つの六角形のフロート2
の結合用突片5を集合し、それぞれの突片5の結合孔4
へピンプレート8のピン軸82 を挿入し、裏側からアク
スルジョイント7の中心軸71 をピンプレート孔81 に
挿入してその腕73 をピンプレート8のピン軸82 の間
にあるように置いて、その状態で中心軸71 にリングジ
ョイント9を嵌め込み、その後、アクスルジョイント7
を弾性フック72 がピン軸82 と係合する方向に回動さ
せてそれらの係合を行う。つづいてその結合装置6の上
面に図8に示す蓋部材3の上面の締込み用孔31 に手を
突っ込んで、蓋部材3をねじ込み被せれば、複数個のフ
ロート2によって浮島1の組立が完成する。
に示すような棒状蓋部材3′をねじ込み、その後、手摺
り部材或いは旗竿をナット部31 ′にねじ込めば、手摺
り用支柱或いは旗竿としても使用することができる。そ
の場合にねじ部32 ′が裸では見栄えがよくないので、
外側より鞘管を被せるようにするのがよい。さらに上記
のものの代わりにテント等の係止環を有する鞘管を被せ
るようにしてもよい。
置6によって結合された複数個のフロート2を陸上に保
管するような場合には、複数段に段重ねにした状態で保
管する。即ち、図11に示すように二段重ねにして保管
する場合には、前記のように複数個のフロート2の結合
用突片5を集合し、それぞれの突片5の結合孔4へピン
プレート8のピン軸82 を挿入し、その裏側からアクス
ルジョイント7の中心軸71 をピンプレート8のピンプ
レート孔81 に挿入してその腕73 をピン軸82の間に
あるように置き、その状態で、中心軸71 にリングジョ
イント9を嵌め込み、その後、アクスルジョイント7を
弾性フック72 がピン軸82 と係合する方向に中心軸7
1 をその周りに回動してピン軸82 と弾性フック72 の
係合をしてフロート2の一つのブロックを形成する。そ
のようにして組み立てられた最下段となるブロック(以
下、下段ブロックAという。)のフロート2の各結合装
置6のアクスルジョイント7の中心軸71 に図11に示
す補助棒状蓋部材3′をねじ込む。
れた別のブロック(以下、上段ブロックBという。)を
下段ブロックA上に載置する。そのとき、上段ブロック
Bの結合装置6のアクスルジョイント7の中心軸71 の
中空孔75 に下段ブロックAの棒状補助蓋部材3′が嵌
まるように載置する。その後、その棒状補助蓋部材3′
の上部から丸頭ボルト33 ′を挿入してナット31 ′と
結合して締め付ける。ついで、蓋部材3をブロックBの
アクスルジョイント7のねじ部74 にねじ込んで固定し
てブロックA,Bの2段重ねの保管状態となる。同様な
行程によりフロートブロックを多段に保管することがで
きることはいうまでもない。
してフロート群を二段積みにして水上に浮かべて使用す
る実施例を図12、13,14を参照しながら説明す
る。その組立方法はフロートを段重ねにして陸上で組み
立て保管する場合と同様で陸上において二段積みに組み
立てた後、水上に運んで使用してもよいし、また水上で
直接組み立てて使用してもよい。
1に示されたような六角形をした相隣るフロート2の角
部の突片5を集合させてその孔4にピンプレート8のピ
ン軸82 を挿入し、裏側からアクスルジョイント7の中
心軸71 をピンプレート孔81 に挿入してその腕73 を
ピンプレート8のピン軸82 の間にあるように置いて、
その状態で中心軸71 にリングジョイント9を嵌め込
み、その後、アクスルジョイント7を弾性フック72 が
ピン軸82 と係合する方向に回動させて、フロート2同
志の係合を行う所までの組立行程はフロートを保管する
場合と同じであるが(図11参照)その後の行程は、蓋
部材3及び5段及び下段のフロート2A、2B の間を繋
ぐ部材の構造が異なるので違ったものになる。即ち、フ
ロート2の結合装置6に被らせられる蓋部材3(以下、
下部蓋3A という。)は、図12に示すように、中心に
孔11を有する合成樹脂製中空体からなり、その中心孔
11の上部側位置の内周に鍔状突出片111 が設けられ
ており、その位置より上側では中心孔11は径が大きく
なっていて、その中心孔11に上段フロート2A と下段
フロート2B の間を繋ぐステーロッド12が嵌め込まれ
るようになっている。前記鍔状突出片111 はステーロ
ッド12の下端が挿入し易いようにその切口が内側に向
かって傾斜している。ステーロッド12は図13に示す
ように外側に凹所を形成した太い中空円筒部121 とそ
の上端に内部にナットを埋設した細い円筒部とナット形
状部分からなる上側部分122 が形成されており、その
下部にはくびれ部124 と内周にねじが切られた中空円
筒部からなる下側部分123 が形成されている。その中
空円筒部の下端の切口及び太い中空円筒部12の下端角
部も丸く角を落としてあるので、ステーロッド12を上
方から押し込むと、下側部分123 の中空円筒部の下端
は下部蓋3A の鍔状突出片111 の傾斜部分を図14
(a)のように滑って挿入され、最終的にはその鍔状突
出片111 はステーロッド12のくびれ部124 に嵌り
込んで抜けない状態になる。その状態で、ステーロッド
12をアクスルジョイント7のねじ部74 にねじ込んで
やると、下部蓋3A は結合装置6に被せられて、相隣る
下部フロート2A間の空所が埋まることになる。同様に
して所望の数のフロート2A は結合装置6の部分に下部
蓋3A がステーロッド12を嵌め込んだ状態で被せられ
て、フロート2A 間の空所は埋められる。
方法で結合装置6で結合された上段フロート2B を、そ
の結合装置6のアクスルジョイント7の中心軸71 の中
空孔75 をステーロッド12の上側部分122 に位置合
わせして挿入し、先端部にねじが切られた長ボルト13
を上側部分122 のナットにねじ込んで締着する。その
とき、その長ボルト13の頭は上部蓋3B の内側に接触
している。その上から上部蓋3B がアクスルジョイント
軸7にねじ込まれて上段フロート2B 間の結合は終わる
が、上部蓋3B は底部の水抜孔14を凸形状に膨らませ
てピンプレート8の上面と接触するようにしてあるの
で、その上部蓋3B の回り止めとなっている。
結合装置は構成されているので、目視によって結合装置
の第2の係止部材とフロートの突片の結合孔である被係
止部材を簡単に合わせて第1の係止部材の中心軸の挿通
ができ、その中心軸の回動によりワンタッチで係止部と
被係止部の係合が確実にでき、またコスト的にも安価で
ある等の効果を奏するものである。
ある。
図である。
(b)はアクスルジョイントの一部側面図である。
る。
断面図である。
補助棒状蓋部材の断面図である。
を結合した状態である。
て使用するときの実施例の結合装置の断面図である。
る。
部材に嵌合する初期状態を示す図である。(b)はフロ
ートの結合装置の部分部材を蓋部材に嵌合した状態を示
す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 水上に浮揚可能な複数のフロートの各側
面に設けた被係止部とこれら各被係止部に係脱自在に係
合する係止部からなるフロートの結合装置において、そ
の結合装置の係止部が第1の係止部材、第2の係止部材
からなり、該第1の係止部材は中心に中心軸を有し、そ
の下端に放射状に延びる前記第2の係止部材の軸と係合
可能な弾性フックを有する腕とを設けるとともに、前記
第2の係止部材には中心に前記第1の係止部材を挿通す
る孔を形成する一方、その径方向外端には前記複数のフ
ロートの各側面の被係止部に挿通する留具を設け、前記
第1の係止部材の中心軸を前記孔に挿通し、その後、そ
の第1の係止部材をその軸を中心として回動して弾性フ
ックを前記留具に係合するようにしたことを特徴とする
フロートの結合装置。
Priority Applications (4)
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Family Applications (1)
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FR2944773B1 (fr) * | 2009-04-22 | 2015-02-13 | Maison De La Piscine | Systeme de montage de structure aquatiques flottantes |
CN109924152B (zh) * | 2019-04-19 | 2024-03-15 | 肖志东 | 柔性浮架装置 |
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Family Cites Families (4)
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FR2198450A5 (ja) * | 1972-09-05 | 1974-03-29 | Haulotte George | |
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NL9001719A (nl) * | 1990-07-30 | 1992-02-17 | Ihc Holland Nv | Uit meerdere delen samengestelde drijvende konstruktie. |
-
1992
- 1992-06-11 JP JP4152411A patent/JP2670471B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-07 DE DE69227445T patent/DE69227445D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-08-07 EP EP19920113482 patent/EP0568725B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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EP0568725B1 (en) | 1998-10-28 |
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Legal Events
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