JPS6228870Y2 - - Google Patents

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JPS6228870Y2
JPS6228870Y2 JP13307979U JP13307979U JPS6228870Y2 JP S6228870 Y2 JPS6228870 Y2 JP S6228870Y2 JP 13307979 U JP13307979 U JP 13307979U JP 13307979 U JP13307979 U JP 13307979U JP S6228870 Y2 JPS6228870 Y2 JP S6228870Y2
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JP
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unit
ring
rod
socket
unit body
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JP13307979U
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JPS5650268U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は棒受網漁用受網棒に関するものであ
る。
従来の技術 棒受網漁は第1図、第2図に示すように、漁船
1から離れた位置に船長にほぼ等しい受網棒2を
浮かべ、そして受網棒2に取付けた網3を沈子4
によつてほぼ垂直に沈めた状態で、電灯5により
魚(さんまなど)を集め、次いでロープ6により
網3の下端を船上に引き上げたのち受網棒2を舷
側に引き寄せることにより行なわれる。このよう
な棒受網漁に使用される前記受網棒2は、水平に
吊り上げたとき中央が折れ易く、又浮かべたとき
両端の可撓性が大きければ使い易いために、従来
では一般に、径が細い竹または木材を、中央部ほ
ど多数本で太く、両端に近づくほど本数を減して
細くなるように束ねたものが採用されていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし竹(孟宗竹)は強度的に青竹でなければ
ならず、毎年、漁開始直前に新替しているが、最
近のように竹が年々少なくなり、入手難になつて
いることから見て、これに代わるものが要望され
ている。また長さも船長にほぼ等しくて非使用時
において上甲板上を煩雑にすることから、使用直
前に容易に形態を整え得るものが望まれている。
ところで前記受網棒2を比較的、外径が大きい
単一の棒または管状の材料で構成する場合、受網
棒2として必要な長さの材料は天然材にはなく、
また工業製品の場合でも最大長さが比較的短かく
規格されているため、十分な長さのものが得られ
ない。従つて棒または管状の単位体を何本か継な
いで必要な長さの受網棒を得ることになる。この
場合に単位体を継なぐ方式としては、一方の内周
面と他方の外周面とを互いに嵌合し、棒の外部に
突出物があまり出ないようにするのが一般的であ
る。その一例として第3図、第4図に示すよう
に、両側に嵌合用内周面7を有する継手材8と、
前記内周面7に内嵌可能な単位体9との組合せが
考えられるが、この場合に嵌合部の形状、寸法
は、単位体9およびこれらを継なぐ継手材8に互
換性をもたせるために、全ての継なぎ箇所とも同
一のものとすると共に、各単位体9も全て同一寸
法とするのが一般的である。しかしこれによる
と、受網棒全体としての両端に所望の可撓性を期
待し得ないものとなる。
本考案は上記問題点を解決し得る棒受網漁用受
網棒を提案するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本考案は、径が異
なり且つ浮力を有する複数種の単位体を、中央部
に配置される最大外径の単位体の両側に、中央部
から離れるにしたがつて順次外径の小さい単位体
を配置し、各単位体の隣接し合う端部同士を、外
径の大きい単位体の端部に形成した一定奥行きの
受け口に、外径の小さい単位体の端に形成した差
し口を内嵌させて接続し、嵌合し合う単位体の
内、受け口に形成されて外嵌する単位体の端部外
周にリングを設けると共に、差し口に形成されて
内嵌する単位体の端部の先端より一定距離中央側
の外周に位置決めリングを設け、前記リングに支
持され受け口内へ突出して前記位置決めリングと
係合し、前記両単位体を係止する固定具を設けた
構成としたものである。
作 用 上記構成において、中央部に最大径の単体を配
置して各単位体の受け口に、各単位体の差し口を
嵌合させて連結し、固定具により単位体どうしを
係止することによつて、中央部において所要の強
度を有し、両側端において所要の可撓性を有する
受網棒が形成される。この時、各単位体は固定具
により抜け止めされるとともに、受け口が一定奥
行きに形成されているので差し口が受け口に入り
過ぎることがない。
実施例 以下本考案の一実施例を第5図〜第7図に基づ
いて説明する。
10,11,12,13は径が異なる複数種の
単位体を示し、径の関係は10>11>12>1
3に構成される。そして一本の受網棒とするの
に、一本の単位体10と、夫々二本の単位体1
1,12,13が準備される。中央部に配置され
る最大外径の単位体10は、その中間内部に浮体
10Aを充填して浮力を有せしめており、そして
両端内部を一定奥行きの受け口10Bに形成する
と共に、両端外周には固定具(抜け止めビス)1
4を取付けるためのリング10Cが固着される。
外径が中央部の単位体10より小さい単位体11
は、外端側にのみ一定奥行きの受け口11Bを形
成すべく残り内部に浮体11Aを充填して浮力を
有せしめており、そして外端外周にリング11C
を固着している。また内端は前記受け口10Bに
内嵌可能な差し口11Dとなり、その内端外周に
外径調整リング11Eと、やや中央寄りの外周に
位置決めリング11Fが固着される。次の径の単
位体12もほぼ同様の形状であつて、受け口12
B、浮体12A、リング12C、差し口12D、
外径調整リング12E、位置決めリング12Fな
どを有する。最小外径の単位体13は、その内部
全体に浮体13Aを充填して浮力を有せしめてお
り、そして内端を差し口13Dとして外径調整リ
ング13Eと位置決めリング13Fを固着してい
る。
前記単位体10,11,12,13はアルミニ
ウムやFRPなどから構成され、また浮体10
A,11A,12A,13Aは発泡体などからな
る。
各単位体10,11,12,13を接続して受
網棒を形成する。すなわち中央部に最大外径の単
位体10を配置し、その両端受け口10Bに、次
の径の単位体11の差し口11Dを差し込む。そ
してリング10C部に配設した固定具14を螺合
操作して、中央寄り位置決めリング11Fの中央
寄り側面の側方に突出させる。これにより単位体
11は、位置決めリング11Fが固定具14に係
止されることから抜け止めされる。また、受け口
10Bが一定奥行きに形成されているので差し口
11Dが受け口10Bに入り過ぎることがない。
次いで同じようにして単位体12ならびに13を
接続し、全体として端部ほど外径が小さくなる受
網棒を構成する。上記構成により、所望の可撓性
を得ることが出来、しかも荷重時には各リング1
0C,11C,12Cと各外径調整リング11
E,12E,13Eおよび各位置決めリング11
F,12F,13Fにより各単位体10,11,
12,13の断面の変形を防止することが出来
る。
考案の効果 以上述べたように本考案によると、中央部の径
は太く両端に近いほど径が細いところの、所望の
可撓性を期待できる受網棒を提供することがで
き、しかも取扱い並びに接続、分解は容易に行な
うことができる。さらに、荷重時には、リング及
び位置決めリングにより各単位体の嵌合部におけ
る断面の変形を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は棒受網漁を示す背面図、第2図は同平
面図、第3図は受網棒の一般例を示す正面図、第
4図は同要部の縦断面図、第5図〜第7図は本考
案の一実施例を示し、第5図は接続状態での正面
図、第6図は分解状態での一部切欠正面図、第7
図は要部の一部切欠正面図である。 10,11,12,13……単位体、10A,
11A,12A,13A……浮体、10B,11
B,12B……受け口、10C,11C,12C
……リング、11D,12D,13D……差し
口、11E,12E,13E……外径調整リン
グ、11F,12F,13F……位置決めリン
グ、14……固定具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 径が異なり且つ浮力を有する複数種の単位体
    を、中央部に配置される最大外径の単位体の両側
    に、中央部から離れるにしたがつて順次外径の小
    さい単位体を配置し、各単位体の隣接し合う端部
    同士を、外径の大きい単位体の端部に形成した一
    定奥行きの受け口に、外径の小さい単位体の端に
    形成した差し口を内嵌させて接続し、嵌合し合う
    単位体の内、受け口に形成されて外嵌する単位体
    の端部外周にリングを設けると共に、差し口に形
    成されて内嵌する単位体の端部の先端より一定距
    離中央側の外周に位置決めリングを設け、前記リ
    ングに支持され受け口内へ突出して前記位置決め
    リングと係合し、前記両単位体を係止する固定具
    を設けた事を特徴とする棒受網漁用受網棒。
JP13307979U 1979-09-25 1979-09-25 Expired JPS6228870Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13307979U JPS6228870Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13307979U JPS6228870Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5650268U JPS5650268U (ja) 1981-05-02
JPS6228870Y2 true JPS6228870Y2 (ja) 1987-07-24

Family

ID=29364678

Family Applications (1)

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JP13307979U Expired JPS6228870Y2 (ja) 1979-09-25 1979-09-25

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JPS5650268U (ja) 1981-05-02

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