JPH08119193A - 連結式浮島 - Google Patents
連結式浮島Info
- Publication number
- JPH08119193A JPH08119193A JP29915294A JP29915294A JPH08119193A JP H08119193 A JPH08119193 A JP H08119193A JP 29915294 A JP29915294 A JP 29915294A JP 29915294 A JP29915294 A JP 29915294A JP H08119193 A JPH08119193 A JP H08119193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating
- artificial
- island
- floating island
- floating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】軽量・安全で取扱い易い大型の人工浮島の開発
を目的としている。 【構成】独立気泡を持った発泡プラスチックを芯材と
し、表面を柔軟性を持った強靭な樹脂で被覆した単位浮
体に共通の貫通孔をもうけ、それに連結棒叉はロープ等
を通して両端で固定し、単位浮体を一体化して大型浮島
を作る構成になっている。
を目的としている。 【構成】独立気泡を持った発泡プラスチックを芯材と
し、表面を柔軟性を持った強靭な樹脂で被覆した単位浮
体に共通の貫通孔をもうけ、それに連結棒叉はロープ等
を通して両端で固定し、単位浮体を一体化して大型浮島
を作る構成になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野と目的】本発明は海洋、湖沼にて使
用する人工浮島に関する。
用する人工浮島に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとしている課題】従来
提案されてきた大型の人工浮島は連結のために外部に露
出した連結金具とか硬い嵌合部があったり、浮体の表面
がコンクリートで被われていたりしていて、レジャー用
浮島としては、安全面で問題があった。
提案されてきた大型の人工浮島は連結のために外部に露
出した連結金具とか硬い嵌合部があったり、浮体の表面
がコンクリートで被われていたりしていて、レジャー用
浮島としては、安全面で問題があった。
【0003】また、結合方法が複雑で水上での作業が困
難な場合があった。
難な場合があった。
【0004】結合して一体化した大型の人工浮島は剛体
的であれば波の動きに追随できないので、それに打ち勝
つ為にはかなりの強度が必要であった。
的であれば波の動きに追随できないので、それに打ち勝
つ為にはかなりの強度が必要であった。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記の課題を解決するため
に発泡プラスチックを芯材とし、その表面を柔軟性があ
り、かつ引張り、引裂き強度もある樹脂で被覆した単位
浮体を連結する事により大型の人工浮島を作った。
に発泡プラスチックを芯材とし、その表面を柔軟性があ
り、かつ引張り、引裂き強度もある樹脂で被覆した単位
浮体を連結する事により大型の人工浮島を作った。
【0006】連結方法は各浮体を通して一直線上にある
ような貫通孔が複数個あけてあり、それに連結棒、ある
いはロープの様なものを通して両端で固定して各浮体を
つないで一体化する。
ような貫通孔が複数個あけてあり、それに連結棒、ある
いはロープの様なものを通して両端で固定して各浮体を
つないで一体化する。
【0007】
【作用】この発明は浮体としては発泡ポリエチレンある
いは発泡ポリスチレン等の独立気泡を持った発泡プラス
チックを芯材とし、表面被覆材で覆ってあるので、万が
一表面被覆材に穴が穿いた場合でも、中の発泡体が吸水
する事なく浮力が保たれるようになっている。
いは発泡ポリスチレン等の独立気泡を持った発泡プラス
チックを芯材とし、表面被覆材で覆ってあるので、万が
一表面被覆材に穴が穿いた場合でも、中の発泡体が吸水
する事なく浮力が保たれるようになっている。
【0008】各単位浮体は発泡プラスチックの表面を柔
軟性のある樹脂で被覆してあるので、それに人がぶつか
っても安全である。仮に船舶がぶつかっても船腹に穴が
穿く事はない。
軟性のある樹脂で被覆してあるので、それに人がぶつか
っても安全である。仮に船舶がぶつかっても船腹に穴が
穿く事はない。
【0009】また浮体総体の構造を考えるとき、浮体の
素材とその連結方法からわかるように、柔構造をとって
おり、波の動きに追随し易く破損しにくい。
素材とその連結方法からわかるように、柔構造をとって
おり、波の動きに追随し易く破損しにくい。
【0010】この発明の人工浮島は一定の大きさの単位
浮体の集合からなるので、各浮体それぞれの表面に異な
ったデザインの形を持たせ、その組み合わせ方やその単
位浮体の数を変えることにより、自由な大きさや形の人
工浮島を作ることができる。
浮体の集合からなるので、各浮体それぞれの表面に異な
ったデザインの形を持たせ、その組み合わせ方やその単
位浮体の数を変えることにより、自由な大きさや形の人
工浮島を作ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の大型の人工浮島の実施例を図面に基
づいて説明すると、第1図は全体を表す斜視図で、この
大型人工浮島の場合8コの単位浮体から構成されてい
る。
づいて説明すると、第1図は全体を表す斜視図で、この
大型人工浮島の場合8コの単位浮体から構成されてい
る。
【0012】第2図はそれの側面図を示しており、1は
連結棒を通す穴、2は貫通孔。
連結棒を通す穴、2は貫通孔。
【0013】連結棒の両端の固定部の断面図が第3図に
示してあり、3が連結棒で端部にはネジが切ってあり、
4のナットで固定する。5は無理な力を吸収する為のバ
ネで、6はおさえの座金である。7は穴をふさぐ蓋であ
る。
示してあり、3が連結棒で端部にはネジが切ってあり、
4のナットで固定する。5は無理な力を吸収する為のバ
ネで、6はおさえの座金である。7は穴をふさぐ蓋であ
る。
【0014】第4図は人工浮島の部分平面図で単位浮体
間の接合面を示してある。8が雌雄の嵌合部で、Aの単
位浮体をこの平面上で180°回転させても同じように
接合できるようになっている。
間の接合面を示してある。8が雌雄の嵌合部で、Aの単
位浮体をこの平面上で180°回転させても同じように
接合できるようになっている。
【0015】第1図にも示してあるように椰子の木やパ
ラソル、すべり台などを各浮体に取り付け、あるいは上
部を人工芝で覆ってバラエティーに富ませる事ができ
る。
ラソル、すべり台などを各浮体に取り付け、あるいは上
部を人工芝で覆ってバラエティーに富ませる事ができ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明の人工浮島は鉄製やコンクリート
製の人工浮島に比べてはるかに軽量で、大きな余剰浮力
をもつので、取扱い作業時、使用時の安全性が高い。
製の人工浮島に比べてはるかに軽量で、大きな余剰浮力
をもつので、取扱い作業時、使用時の安全性が高い。
【0017】単位浮体の向きを変えたり、数を変えて組
み合わせる事によって色々な人工浮島を作る事ができ
る。
み合わせる事によって色々な人工浮島を作る事ができ
る。
第1図は本発明の人工浮島の実施例の斜視図。 第2図はそれの側面図。 第3図は連結棒の固定部を表す部分断面図。 第4図は部分平面図。 1.連結棒を通す穴 2.貫通孔 3.連
結棒 4.ナット 5.バネ 6.座金
7.穴をふさぐ蓋 8.雌雄嵌合部。Aは単位浮体。
結棒 4.ナット 5.バネ 6.座金
7.穴をふさぐ蓋 8.雌雄嵌合部。Aは単位浮体。
Claims (3)
- 【請求項1】発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン等の
独立気泡を持った発泡体を芯材とし、表面を柔軟性があ
り、かつ引張り・引裂き強度もある樹脂で被覆した浮体
に、複数の貫通孔をもうけてあり、それを単位浮体とし
て並列に複数個ならべ、各浮体のそれぞれの貫通孔は一
直線上にあるようにしてあり、それら貫通孔に連結棒叉
はロープ等を通して両端で固定し、浮体総体を一体化す
るようにした人工浮島。 - 【請求項2】各浮体同志の接する面は、横ずれを防ぐ為
の凹凸の雌雄嵌合部をもうけてある特許請求の範囲第1
項記載の人工浮島。 - 【請求項3】浮体同志接する面にもうけてある雌雄嵌合
部が、それぞれの面に凹凸部を持った雌雄同体になって
おり、どの面同志でも接合できるようになっている特許
請求の範囲第1項、第2項記載の人工浮島。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29915294A JPH08119193A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 連結式浮島 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29915294A JPH08119193A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 連結式浮島 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119193A true JPH08119193A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17868805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29915294A Pending JPH08119193A (ja) | 1994-10-25 | 1994-10-25 | 連結式浮島 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08119193A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103434618A (zh) * | 2013-09-03 | 2013-12-11 | 傅元韬 | 海市浮楼 |
CN104875860A (zh) * | 2014-11-08 | 2015-09-02 | 烟台海升新材料有限公司 | 可快速搭建的大面积低造价自由式人工漂浮岛 |
CN109398635A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-03-01 | 东华大学 | 削弱台风强度的人工岛屿及其使用方法 |
CN110239684A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-09-17 | 广西大学 | 一种多体组合浮动式平台、基于该平台的浮动式人工岛、该人工岛的建造方法 |
-
1994
- 1994-10-25 JP JP29915294A patent/JPH08119193A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103434618A (zh) * | 2013-09-03 | 2013-12-11 | 傅元韬 | 海市浮楼 |
CN104875860A (zh) * | 2014-11-08 | 2015-09-02 | 烟台海升新材料有限公司 | 可快速搭建的大面积低造价自由式人工漂浮岛 |
CN109398635A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-03-01 | 东华大学 | 削弱台风强度的人工岛屿及其使用方法 |
CN110239684A (zh) * | 2019-04-30 | 2019-09-17 | 广西大学 | 一种多体组合浮动式平台、基于该平台的浮动式人工岛、该人工岛的建造方法 |
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