JPH06161481A - カラオケ装置 - Google Patents
カラオケ装置Info
- Publication number
- JPH06161481A JPH06161481A JP4333742A JP33374292A JPH06161481A JP H06161481 A JPH06161481 A JP H06161481A JP 4333742 A JP4333742 A JP 4333742A JP 33374292 A JP33374292 A JP 33374292A JP H06161481 A JPH06161481 A JP H06161481A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- performance information
- sound
- karaoke
- performance
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】カラオケ装置において、歌唱音等の入力音のピ
ークの間隔、レベル、ピッチに対応し、かつ選んだ曲と
合う補助演奏情報を、それが予め記憶された記憶手段か
ら呼び出す呼出手段と、上記呼出手段によって呼び出さ
れた上記補助演奏情報を、選んだ曲の伴奏音に付加し、
あるいはその伴奏音の一部又は全部に置き換えて発音す
る手段を設ける。 【効果】本発明に係るカラオケ装置を用いれば曲をよく
知らない人や唱ったり楽器を演奏したりすることが苦手
な人でもその人に合った伴奏音が発生するため容易にカ
ラオケを楽しむことが出来る。
ークの間隔、レベル、ピッチに対応し、かつ選んだ曲と
合う補助演奏情報を、それが予め記憶された記憶手段か
ら呼び出す呼出手段と、上記呼出手段によって呼び出さ
れた上記補助演奏情報を、選んだ曲の伴奏音に付加し、
あるいはその伴奏音の一部又は全部に置き換えて発音す
る手段を設ける。 【効果】本発明に係るカラオケ装置を用いれば曲をよく
知らない人や唱ったり楽器を演奏したりすることが苦手
な人でもその人に合った伴奏音が発生するため容易にカ
ラオケを楽しむことが出来る。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラオケに合わせて歌を
唱ったり、ギターやキーボードを弾いたり出来るカラオ
ケ装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のカラオケ装置の中にも、唱ったり
演奏したりしやすいように、歌や演奏に合わせて、カラ
オケのテンポやピッチを自由に設定できる機能を有する
ものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしこのようなカラ
オケ装置は選んだ曲をある程度知っていることを前提と
しており、曲をよく知らない人や唱ったり楽器を演奏し
たりすることが苦手な人にとってはカラオケに合わせ
て、唱ったり演奏したりすることは困難であった。 【0004】そこで本発明は曲をよく知らない人や唱っ
たり楽器を演奏したりすることが苦手な人でも容易にカ
ラオケに合わせて、唱ったり、演奏したりすることが可
能なカラオケ装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明は次のようなカラオケ装置を提供する。こ
のカラオケ装置は、歌唱音や楽器演奏音等の入力音のピ
ークの間隔、レベル、ピッチに対応した補助演奏情報を
記憶した記憶手段と、上記入力音のピークの間隔、レベ
ル、ピッチを検出する検出手段と、上記検出手段によっ
て検出された入力音のピークの間隔、レベル、ピッチに
対応し、かつ選んだ曲と合う補助演奏情報を上記記憶手
段から呼び出す呼出手段と、上記呼出手段によって呼び
出された補助演奏情報を、選んだ曲の伴奏音に付加し、
あるいはその伴奏音の一部又は全部に置き換えて発音す
る手段とを具備することを特徴とする。 【0006】 【作 用】本発明に係るカラオケ装置を用いれば、曲を
よく知らない人が適当に歌唱したり、楽器の演奏の苦手
な人が楽器やキーボードの演奏をしたりしても、その入
力した歌唱音や演奏音等の入力音のピークの間隔、レベ
ル、ピッチを上記検出手段によって検出して、その検出
されたピークの間隔、レベル、ピッチに対応し、かつ選
んだ曲のカラオケ演奏に合った補助演奏情報が上記記憶
手段から呼び出され、その補助演奏情報がカラオケ演奏
に付加され、あるいはカラオケ演奏の一部又は全部に置
き換えられて発音される。そのため従来うまく唱った
り、演奏したり出来なかった人でも容易にカラオケに参
加して唱ったり演奏したりすることが可能となる。 【0007】 【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を基に
説明する。図1に本実施例の構成の概略を示す。 【0008】(1)本実施例の構成 図1中10はマイクロフォンである。歌い手はカラオケ
に合わせて選んだ曲の歌唱音をマイクロフォン10から
入力する。 【0009】11はエレキギターあるいは演奏音を電気
信号(アナログ信号)に変換する機能付ギターである。
演奏者がギターを弾くとギターの演奏音がアナログ信号
に変換される。なお11はギターに限らず他の楽器やキ
ーボードでもよい。 【0010】12は補助演奏情報発生装置であり、マイ
クロフォン10あるいはギター11から送信されるアナ
ログ信号に応じて補助演奏情報を呼び出し、演奏情報処
理装置13に供給する。補助演奏情報発生装置12内部
の構成については(2)で後述する。 【0011】13は演奏情報処理装置である。補助演奏
情報発生装置12から供給される補助演奏情報を、選ん
だ曲の伴奏音情報に付加して、あるいはその伴奏音情報
の一部、又は全部を置き換えて増幅器15を介してスピ
ーカ16に送信する。これと同時にスクリーン17に選
んだ曲の画像情報を送信する。 【0012】14は可変抵抗であり歌唱音やギターの演
奏音を選んだ曲の伴奏音にミキシングする際の音量調整
用として用いる。 【0013】15は増幅器、16はスピーカであり、マ
イクロフォン10あるいはギター11の演奏音やその演
奏音の特性に対応した補助演奏音や選んだ曲の伴奏音を
増幅して発音する。 【0014】17はスクリーンであり、選んだ曲の画像
を表示する。 【0015】30はマイクロフォン10の入力の切り換
え端子であり、切り換え端子30を接点32に接続する
と、通常のカラオケ演奏が行われる。すなわちマイクロ
フォン10に入力した歌唱音信号がそのまま増幅器15
に送信され、スピーカ16から選んだ曲の伴奏音ととも
に発音される。切り換え端子30を接点33に接続する
とマイクロフォン10に入力した歌唱音信号は補助演奏
情報発生装置12に送信され、補助演奏が行われる。 【0016】31はギター11の入力の切り換え端子で
あり、切り換え端子31を接点34に接続すると、通常
のカラオケ演奏が行われる。すなわちギター11からの
演奏音信号がそのまま増幅器15に送信され、スピーカ
16から選んだ曲の伴奏音とともに発音される。切り換
え端子31を接点35に接続するとギター11で入力し
た演奏音信号は補助演奏情報発生装置12に送信され、
補助演奏が行われる。 【0017】(2)補助演奏情報発生装置の構成 補助演奏情報発生装置12の構成の概略を図2に示す。 【0018】図2中18はAD変換器であり、歌唱音、
演奏音のアナログ信号をデジタル信号に変更してCPU
(中央処理装置)20へ送信する。 【0019】19はインタフェースであり、同期信号
(選んだ曲のテンポを規定する信号)をCPU20に送
信するために設けられている。 【0020】20はCPUであり、ROM(リードオン
リメモリ)22に記憶されている制御プログラムに基づ
き、マイクロフォン10あるいはギター11から送信さ
れた入力音のピークの間隔、レベル、ピッチ等の特性を
検出し、その検出された入力音の特性に対応し、かつ選
んだ曲と合う補助演奏情報を上記同期信号に同期してR
OM22から呼び出し、音源23に送信する。 【0021】21はRAM(ランダムアクセスメモリ)
であり、CPU20のワークエリアとなる。 【0022】22はROMであり、CPU20を作動さ
せるための制御プログラムや入力音のピークの間隔、レ
ベル、ピッチ等の特性に対応した補助演奏情報が記憶さ
れている。 【0023】23は音源であり、CPU20から送信さ
れた補助演奏情報を基に発音のために必要なエンベロー
プ等を付加し補助演奏情報をDA変換器(デジタル信号
をアナログ信号に変換する変換器)24に送信する。 【0024】24はデジタル信号をアナログ信号に変換
するDA変換器であり、音源23から送信された補助演
奏情報をアナログ信号で増幅器25に送信する。 【0025】25は増幅器であり、DA変換器24より
送信された発音信号を演奏情報処理装置13へ送信す
る。 【0026】以上が補助演奏情報発生装置12の構成の
説明である。 【0027】(3)本実施例の処理動作 本実施例ではマイクロフォン10の切り換え端子30を
接点32に、ギター11の切り換え端子31を接点34
に接続した場合には従来のカラオケ装置と同じ機能を有
する。本発明特有の機能が生じるのはマイクロフォン1
0の切り換え端子30を接点33に、ギター11の切り
換え端子31を接点35に接続した場合である。以下に
本発明特有の機能を生ずる場合の本実施例の処理動作に
ついて説明する。 【0028】歌い手がマイクロフォン10で歌唱すると
その歌唱音のアナログ信号は接点33を通って補助演奏
情報発生装置12に送信される(図1参照)。 【0029】補助演奏情報発生装置内部において上記ア
ナログ信号がAD変換器18によりデジタル信号に変換
されCPU20に送信される(図2参照)。 【0030】CPU20では、送信された歌唱音信号の
ピークの間隔、レベル、ピッチが検出され、その検出さ
れた歌唱音信号のピークの間隔、レベル、ピッチ等の特
性に対応し、かつ選んだ曲と合う補助演奏情報がROM
22から呼び出され音源23に送信される。 【0031】マイクロフォン10あるいはギター11か
ら送信される入力音に応じてどのように呼び出されるべ
き補助演奏情報を決めるかについてより具体的に述べる
と次のようになる。 【0032】(3−1)ピークの間隔 手拍子、足拍子、スティックによる打楽器の演奏等をマ
イクロフォン10から入力するとその音の強さのピーク
を検知し、ピークとピークの間隔を判定して補助演奏情
報のテンポ、メロディの音符の細かさ、イントネーショ
ンを決める目安とする。 【0033】(3−2)レベル 声の大きさや楽器を弾く強さを検知しそれを基に呼び出
すべき補助演奏情報を決定する。 【0034】(3−3)ピッチ 声の高さや演奏する楽器の音域を検知しそれを基に呼び
出すべき補助演奏情報を決定する。 【0035】音源23は送信された補助演奏情報に実際
の発音に必要なエンベロープデータ等を付加してDA変
換器24、増幅器25を通して図1に示す演奏情報処理
装置13に送信する。 【0036】演奏情報処理装置13では補助演奏情報発
生装置12から送信された補助演奏情報をカラオケ演奏
の伴奏情報と同期させ増幅器15を介してスピーカ16
に送信しカラオケ演奏に歌唱を補助するための演奏が付
加されて発生する。それと同時に演奏処理装置13から
画像情報がスクリーン17に送信されスクリーンに画像
が表示される。 【0037】なお補助演奏情報とカラオケ演奏の伴奏情
報が一定限度を超えて異なる場合には、その伴奏情報の
一部又は全部を出力しないで、補助演奏情報を出力する
ようにしても良い。このような場合は歌唱者あるいは演
奏者が選んだ曲をほとんど知らないかまったくの音痴で
あるときに生じる。このような場合でも選んだ曲の伴奏
音のかわりに補助演奏音が発音されれば気持ち良く歌っ
たり演奏したり出来る。 【0038】ギター演奏の場合にも基本的にマイクロフ
ォン10による歌唱の場合と同じである。すなわち図1
に示す切り換え端子14を接点35に接続しておくとギ
ターの演奏音信号が補助演奏情報発生装置12に送信さ
れ、演奏音信号の特性に対応する補助演奏情報が呼び出
されて演奏情報処理装置13に送信され、選んだ曲の伴
奏音に付加して、あるいはその伴奏音の一部又は全部に
かえて発音される。 【0039】以上が本実施例の処理動作についての説明
である。 【0040】 【発明の効果】本発明に係るカラオケ装置を用いれば、
曲をよく知らない人や唱ったり楽器を演奏したりするこ
とが苦手な人でも、その人に合った伴奏音が発生するた
め、容易にカラオケを楽しむことが出来る。
唱ったり、ギターやキーボードを弾いたり出来るカラオ
ケ装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のカラオケ装置の中にも、唱ったり
演奏したりしやすいように、歌や演奏に合わせて、カラ
オケのテンポやピッチを自由に設定できる機能を有する
ものがあった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしこのようなカラ
オケ装置は選んだ曲をある程度知っていることを前提と
しており、曲をよく知らない人や唱ったり楽器を演奏し
たりすることが苦手な人にとってはカラオケに合わせ
て、唱ったり演奏したりすることは困難であった。 【0004】そこで本発明は曲をよく知らない人や唱っ
たり楽器を演奏したりすることが苦手な人でも容易にカ
ラオケに合わせて、唱ったり、演奏したりすることが可
能なカラオケ装置を提供することを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明は次のようなカラオケ装置を提供する。こ
のカラオケ装置は、歌唱音や楽器演奏音等の入力音のピ
ークの間隔、レベル、ピッチに対応した補助演奏情報を
記憶した記憶手段と、上記入力音のピークの間隔、レベ
ル、ピッチを検出する検出手段と、上記検出手段によっ
て検出された入力音のピークの間隔、レベル、ピッチに
対応し、かつ選んだ曲と合う補助演奏情報を上記記憶手
段から呼び出す呼出手段と、上記呼出手段によって呼び
出された補助演奏情報を、選んだ曲の伴奏音に付加し、
あるいはその伴奏音の一部又は全部に置き換えて発音す
る手段とを具備することを特徴とする。 【0006】 【作 用】本発明に係るカラオケ装置を用いれば、曲を
よく知らない人が適当に歌唱したり、楽器の演奏の苦手
な人が楽器やキーボードの演奏をしたりしても、その入
力した歌唱音や演奏音等の入力音のピークの間隔、レベ
ル、ピッチを上記検出手段によって検出して、その検出
されたピークの間隔、レベル、ピッチに対応し、かつ選
んだ曲のカラオケ演奏に合った補助演奏情報が上記記憶
手段から呼び出され、その補助演奏情報がカラオケ演奏
に付加され、あるいはカラオケ演奏の一部又は全部に置
き換えられて発音される。そのため従来うまく唱った
り、演奏したり出来なかった人でも容易にカラオケに参
加して唱ったり演奏したりすることが可能となる。 【0007】 【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を基に
説明する。図1に本実施例の構成の概略を示す。 【0008】(1)本実施例の構成 図1中10はマイクロフォンである。歌い手はカラオケ
に合わせて選んだ曲の歌唱音をマイクロフォン10から
入力する。 【0009】11はエレキギターあるいは演奏音を電気
信号(アナログ信号)に変換する機能付ギターである。
演奏者がギターを弾くとギターの演奏音がアナログ信号
に変換される。なお11はギターに限らず他の楽器やキ
ーボードでもよい。 【0010】12は補助演奏情報発生装置であり、マイ
クロフォン10あるいはギター11から送信されるアナ
ログ信号に応じて補助演奏情報を呼び出し、演奏情報処
理装置13に供給する。補助演奏情報発生装置12内部
の構成については(2)で後述する。 【0011】13は演奏情報処理装置である。補助演奏
情報発生装置12から供給される補助演奏情報を、選ん
だ曲の伴奏音情報に付加して、あるいはその伴奏音情報
の一部、又は全部を置き換えて増幅器15を介してスピ
ーカ16に送信する。これと同時にスクリーン17に選
んだ曲の画像情報を送信する。 【0012】14は可変抵抗であり歌唱音やギターの演
奏音を選んだ曲の伴奏音にミキシングする際の音量調整
用として用いる。 【0013】15は増幅器、16はスピーカであり、マ
イクロフォン10あるいはギター11の演奏音やその演
奏音の特性に対応した補助演奏音や選んだ曲の伴奏音を
増幅して発音する。 【0014】17はスクリーンであり、選んだ曲の画像
を表示する。 【0015】30はマイクロフォン10の入力の切り換
え端子であり、切り換え端子30を接点32に接続する
と、通常のカラオケ演奏が行われる。すなわちマイクロ
フォン10に入力した歌唱音信号がそのまま増幅器15
に送信され、スピーカ16から選んだ曲の伴奏音ととも
に発音される。切り換え端子30を接点33に接続する
とマイクロフォン10に入力した歌唱音信号は補助演奏
情報発生装置12に送信され、補助演奏が行われる。 【0016】31はギター11の入力の切り換え端子で
あり、切り換え端子31を接点34に接続すると、通常
のカラオケ演奏が行われる。すなわちギター11からの
演奏音信号がそのまま増幅器15に送信され、スピーカ
16から選んだ曲の伴奏音とともに発音される。切り換
え端子31を接点35に接続するとギター11で入力し
た演奏音信号は補助演奏情報発生装置12に送信され、
補助演奏が行われる。 【0017】(2)補助演奏情報発生装置の構成 補助演奏情報発生装置12の構成の概略を図2に示す。 【0018】図2中18はAD変換器であり、歌唱音、
演奏音のアナログ信号をデジタル信号に変更してCPU
(中央処理装置)20へ送信する。 【0019】19はインタフェースであり、同期信号
(選んだ曲のテンポを規定する信号)をCPU20に送
信するために設けられている。 【0020】20はCPUであり、ROM(リードオン
リメモリ)22に記憶されている制御プログラムに基づ
き、マイクロフォン10あるいはギター11から送信さ
れた入力音のピークの間隔、レベル、ピッチ等の特性を
検出し、その検出された入力音の特性に対応し、かつ選
んだ曲と合う補助演奏情報を上記同期信号に同期してR
OM22から呼び出し、音源23に送信する。 【0021】21はRAM(ランダムアクセスメモリ)
であり、CPU20のワークエリアとなる。 【0022】22はROMであり、CPU20を作動さ
せるための制御プログラムや入力音のピークの間隔、レ
ベル、ピッチ等の特性に対応した補助演奏情報が記憶さ
れている。 【0023】23は音源であり、CPU20から送信さ
れた補助演奏情報を基に発音のために必要なエンベロー
プ等を付加し補助演奏情報をDA変換器(デジタル信号
をアナログ信号に変換する変換器)24に送信する。 【0024】24はデジタル信号をアナログ信号に変換
するDA変換器であり、音源23から送信された補助演
奏情報をアナログ信号で増幅器25に送信する。 【0025】25は増幅器であり、DA変換器24より
送信された発音信号を演奏情報処理装置13へ送信す
る。 【0026】以上が補助演奏情報発生装置12の構成の
説明である。 【0027】(3)本実施例の処理動作 本実施例ではマイクロフォン10の切り換え端子30を
接点32に、ギター11の切り換え端子31を接点34
に接続した場合には従来のカラオケ装置と同じ機能を有
する。本発明特有の機能が生じるのはマイクロフォン1
0の切り換え端子30を接点33に、ギター11の切り
換え端子31を接点35に接続した場合である。以下に
本発明特有の機能を生ずる場合の本実施例の処理動作に
ついて説明する。 【0028】歌い手がマイクロフォン10で歌唱すると
その歌唱音のアナログ信号は接点33を通って補助演奏
情報発生装置12に送信される(図1参照)。 【0029】補助演奏情報発生装置内部において上記ア
ナログ信号がAD変換器18によりデジタル信号に変換
されCPU20に送信される(図2参照)。 【0030】CPU20では、送信された歌唱音信号の
ピークの間隔、レベル、ピッチが検出され、その検出さ
れた歌唱音信号のピークの間隔、レベル、ピッチ等の特
性に対応し、かつ選んだ曲と合う補助演奏情報がROM
22から呼び出され音源23に送信される。 【0031】マイクロフォン10あるいはギター11か
ら送信される入力音に応じてどのように呼び出されるべ
き補助演奏情報を決めるかについてより具体的に述べる
と次のようになる。 【0032】(3−1)ピークの間隔 手拍子、足拍子、スティックによる打楽器の演奏等をマ
イクロフォン10から入力するとその音の強さのピーク
を検知し、ピークとピークの間隔を判定して補助演奏情
報のテンポ、メロディの音符の細かさ、イントネーショ
ンを決める目安とする。 【0033】(3−2)レベル 声の大きさや楽器を弾く強さを検知しそれを基に呼び出
すべき補助演奏情報を決定する。 【0034】(3−3)ピッチ 声の高さや演奏する楽器の音域を検知しそれを基に呼び
出すべき補助演奏情報を決定する。 【0035】音源23は送信された補助演奏情報に実際
の発音に必要なエンベロープデータ等を付加してDA変
換器24、増幅器25を通して図1に示す演奏情報処理
装置13に送信する。 【0036】演奏情報処理装置13では補助演奏情報発
生装置12から送信された補助演奏情報をカラオケ演奏
の伴奏情報と同期させ増幅器15を介してスピーカ16
に送信しカラオケ演奏に歌唱を補助するための演奏が付
加されて発生する。それと同時に演奏処理装置13から
画像情報がスクリーン17に送信されスクリーンに画像
が表示される。 【0037】なお補助演奏情報とカラオケ演奏の伴奏情
報が一定限度を超えて異なる場合には、その伴奏情報の
一部又は全部を出力しないで、補助演奏情報を出力する
ようにしても良い。このような場合は歌唱者あるいは演
奏者が選んだ曲をほとんど知らないかまったくの音痴で
あるときに生じる。このような場合でも選んだ曲の伴奏
音のかわりに補助演奏音が発音されれば気持ち良く歌っ
たり演奏したり出来る。 【0038】ギター演奏の場合にも基本的にマイクロフ
ォン10による歌唱の場合と同じである。すなわち図1
に示す切り換え端子14を接点35に接続しておくとギ
ターの演奏音信号が補助演奏情報発生装置12に送信さ
れ、演奏音信号の特性に対応する補助演奏情報が呼び出
されて演奏情報処理装置13に送信され、選んだ曲の伴
奏音に付加して、あるいはその伴奏音の一部又は全部に
かえて発音される。 【0039】以上が本実施例の処理動作についての説明
である。 【0040】 【発明の効果】本発明に係るカラオケ装置を用いれば、
曲をよく知らない人や唱ったり楽器を演奏したりするこ
とが苦手な人でも、その人に合った伴奏音が発生するた
め、容易にカラオケを楽しむことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の構成の概略を示すブロック図であ
る。 【図2】補助演奏情報発生装置の構成の概略を示すブロ
ック図である。 【符号の説明】 10 マイクロフォン 11 ギター 12 補助演奏情報発生装置 13 演奏情報処理装置 14 可変抵抗 15 増幅器 16 スピーカ 17 スクリーン 18 AD変換器 19 インターフェース 20 CPU 21 RAM 22 ROM 23 音源 24 DA変換器 25 増幅器
る。 【図2】補助演奏情報発生装置の構成の概略を示すブロ
ック図である。 【符号の説明】 10 マイクロフォン 11 ギター 12 補助演奏情報発生装置 13 演奏情報処理装置 14 可変抵抗 15 増幅器 16 スピーカ 17 スクリーン 18 AD変換器 19 インターフェース 20 CPU 21 RAM 22 ROM 23 音源 24 DA変換器 25 増幅器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 歌唱音や楽器演奏音等の入力音のピークの間隔、レベ
ル、ピッチに対応した補助演奏情報を記憶した記憶手段
と、 上記入力音のピークの間隔、レベル、ピッチを検出する
検出手段と、 上記検出手段によって検出された入力音のピークの間
隔、レベル、ピッチに対応し、かつ選んだ曲と合う補助
演奏情報を上記記憶手段から呼び出す呼出手段と、 上記呼出手段によって呼び出された補助演奏情報を、選
んだ曲の伴奏音に付加し、あるいはその伴奏音の一部又
は全部に置き換えて発音する手段と、 を具備することを特徴とするカラオケ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4333742A JPH06161481A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | カラオケ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4333742A JPH06161481A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | カラオケ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06161481A true JPH06161481A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18269454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4333742A Pending JPH06161481A (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | カラオケ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06161481A (ja) |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP4333742A patent/JPH06161481A/ja active Pending
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