JPH06161417A - 幅有り直線の表示方法 - Google Patents

幅有り直線の表示方法

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JPH06161417A
JPH06161417A JP4307389A JP30738992A JPH06161417A JP H06161417 A JPH06161417 A JP H06161417A JP 4307389 A JP4307389 A JP 4307389A JP 30738992 A JP30738992 A JP 30738992A JP H06161417 A JPH06161417 A JP H06161417A
Authority
JP
Japan
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straight line
point
line
points
Prior art date
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Pending
Application number
JP4307389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Suzuki
浩之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4307389A priority Critical patent/JPH06161417A/ja
Publication of JPH06161417A publication Critical patent/JPH06161417A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅有り直線を、近似点抜けや傾きによる影響
をできるだけ受けないようにして表示する。 【構成】 直線の基準線1に対し、その端点A,Bを通
り基準線1に垂直な垂直線2A,2Bを近似するに当た
っては、斜め方向の移動をなくすことにより近似点抜け
を無くし、また直線幅を越える近似点、例えば線幅をW
としたときのh,h’点も抽出することにより、線の傾
きによらず実寸に近い線幅で表示し得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、或る幅を持った直線
を表示するための幅有り直線の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4はこの種の従来手法を示すフローチ
ャートで、図示されない表示装置の動作を示すものであ
る。なお、表示装置としては良く知られているものを使
用することができるので、その構成等については説明を
省略する。すなわち、或る幅を持つ直線を離散直交座標
系、例えば水平,垂直(X,Y)離散直交座標系上で表
示する場合、基準線の端点を通り基準線に垂直な2つの
垂直線を近似し(ステップS1参照)、この垂直線方向
に線幅を決定して対応する垂直線の近似点を直線近似す
ることにより線幅を表現する交点群を求め(ステップS
2,S3参照)、さらには上記のようにして発生した隙
間(近似点抜け)を直線近似して補間することで(ステ
ップS4参照)、幅有り直線を表示するようにしている
のが一般的である。
【0003】図5は図4を具体的に説明するための説明
図である。いま、図5に符号1で示す或る直線(基準
線)について、図4のステップS1のような処理を行な
うと、その端点A,Bを通る垂直線2A,2Bがそれぞ
れ抽出される。次いで、図4のステップS2のような処
理により、ここでは黒丸印「●」で示すような近似点
(c,c’,d,d’,f,f’)がそれぞれ抽出さ
れ、同じくステップS3のような処理により、黒丸印の
近似点間を結ぶ直線を示す各近似点が抽出される。ま
た、同じくステップS4では「×」印で示すような端点
(b,b’,g,g’)同士を結ぶ直線を補間し、その
近似点を求めるようにしている。このようにして、例え
ば線幅Wを2,3,4…と増加させて行けば、線幅を表
現する交点群は図6(a)欄のように変化するので、各
点間を直線近似することにより、指定した幅に近い幅有
り直線を表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような方法では、直線の方向(角度)によっては、指定
した幅に対し表現可能な幅にばらつきが生じるという問
題がある。図6(a)欄の交点群からも明らかなよう
に、例えばW=5,6およびW=7,8,9の指定では
それぞれ同じ幅になってしまう。また、上述のような方
法では、後で隙間(近似点抜け)を直線近似して補間し
なければならないという問題もある。したがって、この
発明の課題は幅有り直線をその傾きに関係なく、しかも
近似点抜けのないように表示することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、この発明では、離散直交座標系上で幅有り直線を表
示するに当たり、中心となる基準線の各端点を通りこの
基準線に対して垂直な2つの直線の各近似点を抜け点が
生じないように求めるとともに、これら垂直線の近似点
のうち直線幅以内でその幅に最も近い近似点と、直線幅
を越えてその幅に最も近い近似点とを求めていずれの近
似点が最も直線幅に近いかを判断し、直線幅以内のもの
の方が近いときはそれまでの対応する近似点同士を端点
とする直線を用いて近似点を求め、直線幅を越えたもの
の方が近いときはその近似点による直線を、前記基準線
の片側または両側に加えて近似点を求めることにより、
幅有り直線をその傾きに関係なくしかも近似点抜けのな
いように表示可能にしたことを特徴としている。
【0006】
【作用】基準線の端点を通る垂直線については斜め方向
の移動をなくすことで抜けを防止し、さらには垂直線の
近似点のうち直線幅以内でその幅に最も近い近似点だけ
でなく直線幅を越えてその幅に最も近い近似点も求め、
いずれの近似点が最も直線幅に近いかを判断して直線幅
を越えたものの方が近いときはその近似点による直線
を、線幅に応じて前記基準線の片側または両側に加えて
近似点を求めることにより、幅有り直線をその傾きに関
係なく、かつ近似点抜けのないように表示し得るように
する。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すフローチャー
ト、図2は図1を具体的に説明するための説明図、図3
はこの発明による垂直線上の近似点の発生方法を説明す
るための説明図である。まず、ステップS1では従来例
と同じく図2に示すような、基準線1の2つの端点A,
Bを通り、基準線1に垂直な線2A,2Bを仮想する。
垂直線2Aの端点をP,Q、垂直線2Bの端点をR,S
にてそれぞれ示す。次に、ステップS2では2つの垂直
線2A,2Bの長さが線幅Wの近傍、つまり原点A
(a)を中心にしてW/2に最も近い点を全て求める。
【0008】このために、垂直線2A,2Bの近似点に
抜けがないよう、図3の〜のように水平方向へ
「1」画素進んだら垂直方向へ「1」画素進めるように
して、近似点を求める。つまり、従来のようにX,Y座
標がともに変わるような斜め方向の移動をなくすように
する。また、これら垂直線の近似点のうち直線幅以内で
その幅に最も近い近似点だけでなく、直線幅を越えてそ
の幅に最も近い近似点も求める。図2の例では、直線幅
以内の近似点はg,g’、直線幅を越える近似点はh,
h’ということになる。
【0009】次に、ステップS3でd1 とd2 とを比較
する。ここに、d1 は直線幅以内の近似点の基準点A
(a)からの距離とW/2との差、d2 は直線幅を越え
る近似点の基準点A(a)からの距離とW/2との差を
それぞれ示す。つまり、d1 とd2 とを比較することに
より、いずれの方がより直線幅に近いかを判断するもの
である。その結果、d1 ≧d2 ならば直線幅を越える近
似点の方がより直線幅に近いことになり、この場合はス
テップS4に進んで直線幅Wが奇数か偶数かを判断し、
奇数の場合はステップS5で直線幅を越えた近似点を基
準点の両側に追加するようにし、偶数の場合はステップ
S6で直線幅を越えた近似点を基準点の片側に追加す
る。
【0010】つまり、1画素幅の直線に対し、2画素幅
の直線は1画素幅の直線を元の直線の片側に加えれば良
く、3画素幅の直線は1画素幅の直線を元の直線の両側
に加えれば良いからで、その加え方は直線幅が奇数か偶
数かによる、というわけである。なお、ステップS3の
判断でノー(N)の時、つまりd1 <d2 の場合は、何
もせずにステップS7へ進む。ステップS7では垂直線
の対応する近似点どうしを直線近似し、その直線を示す
近似点を抽出する。ここで抽出される各近似点の1例
を、図2では「□」印を付して示している。なお、図2
の「○」印は直線1の近似点、「●」は垂直線2A,2
Bの近似点、「×」印はこの発明により発生した近似点
をそれぞれ示す。また、こうして線幅を表現する場合
の、指定幅Wに対する近似点の発生状況を図6(b)欄
に示す。
【0011】
【発明の効果】この発明によれば、垂直線の近似に当た
って斜め方向の移動を無くすとともに直線幅を越える近
似点をも抽出することにより、傾きによらない正確な線
幅を持つ直線を表示することが可能となる利点が得られ
る。また、隙間を補間する処理が不要となることから、
処理を高速化し得るという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】図1を具体的に説明するための説明図である。
【図3】この発明による垂直線の近似点発生方法を説明
するための説明図である。
【図4】従来方法を示すフローチャートである。
【図5】図4を具体的に説明するための説明図である。
【図6】近似点発生方法について、この発明による方法
と従来方法とを対比して説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…直線、2,2A,2B…垂直線、A,B,P,Q,
R,S…端点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離散直交座標系上で幅有り直線を表示す
    るに当たり、 中心となる基準線の各端点を通りこの基準線に対して垂
    直な2つの直線の各近似点を抜け点が生じないように求
    めるとともに、これら垂直線の近似点のうち直線幅以内
    でその幅に最も近い近似点と、直線幅を越えてその幅に
    最も近い近似点とを求めていずれの近似点が最も直線幅
    に近いかを判断し、直線幅以内のものの方が近いときは
    それまでの対応する近似点同士を端点とする直線を用い
    て近似点を求め、直線幅を越えたものの方が近いときは
    その近似点による直線を、前記基準線の片側または両側
    に加えて近似点を求めることにより、幅有り直線をその
    傾きに関係なくしかも近似点抜けのないように表示可能
    にしてなることを特徴とする幅有り直線の表示方法。
JP4307389A 1992-11-18 1992-11-18 幅有り直線の表示方法 Pending JPH06161417A (ja)

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JPH06161417A true JPH06161417A (ja) 1994-06-07

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ID=17968466

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012165238A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 アイシン精機株式会社 描画装置、描画方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012165238A1 (ja) * 2011-05-30 2012-12-06 アイシン精機株式会社 描画装置、描画方法及びプログラム
JPWO2012165238A1 (ja) * 2011-05-30 2015-02-23 アイシン精機株式会社 描画装置、描画方法及びプログラム

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