JPH0616139U - 沈殿物清掃車 - Google Patents

沈殿物清掃車

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JPH0616139U
JPH0616139U JP5501992U JP5501992U JPH0616139U JP H0616139 U JPH0616139 U JP H0616139U JP 5501992 U JP5501992 U JP 5501992U JP 5501992 U JP5501992 U JP 5501992U JP H0616139 U JPH0616139 U JP H0616139U
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JP
Japan
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sediment
precipitate
cleaning vehicle
crushing
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP5501992U
Other languages
English (en)
Inventor
善久 平田
敦史 川口
美治 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0616139U publication Critical patent/JPH0616139U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】様々な堆積状態の沈殿物Bを吸引して除去する
ことが可能な沈殿物清掃車1を得る。 【構成】沈殿物Bを除去するための沈殿物清掃車1であ
って、清掃車本体5と、前記本体を走行及び旋回させる
手段と、沈殿物Bを破砕するための破砕手段7と、前記
本体5と前記破砕手段7とを連結し、かつ除去しようと
する沈殿物Bの位置に応じて前記破砕手段7を移動させ
る移動機構6と、前記破砕手段7により破砕された沈殿
物Bを吸引する吸引手段とを具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はタンク、ピット、水路等の底に沈殿したスラッジなどを清掃するため の沈殿物清掃車に関する。
【0002】
【従来の技術】
タンク、ピット、水路等の沈殿物の清掃では、一般に真空タンクと真空装置を 備えたバキュームカーを利用することにより、吸引ホースで沈殿物を吸引して除 去する作業が行なわれる。この作業は、吸引ホースを人力で沈殿物の位置まで運 搬すると共に、この沈殿物をスコップ等で壊し、更にかき寄せた後、必要に応じ て放水しながら吸引するものであり、所謂きつい、汚い、危険と言われる代表的 な作業である。
【0003】 従来、このような作業の負荷を軽減するために、吸引ホースを備えて自走する 清掃ロボットが各種提案されている(特開昭60−143885号、特開昭61 −271080号)。これら清掃ロボットは、いずれも吸引ホースの吸引部の前 面で沈殿物を破砕し、かつ吸引する清掃車である。
【0004】 しかしながら、従来の清掃車では、破砕機構に前後進したり、昇降したり、旋 回する機能を有していないため、堆積状態が比較的均一で低い沈殿物,例えば油 タンクの残渣や油分スラッジを清掃する場合には良好に行なうことができても、 高いものから低いものまで混在するような複雑な堆積状態の沈殿物を清掃する場 合には吸引のための沈殿物の粉砕、堀削り、かき寄せ等を満足に行なうことがで きず、人力による補助が要求されるという欠点がある。また、清掃車の車巾より 狭い水路等を清掃できないという欠点がある。
【0005】 また、水分の少ない固形物からなる沈殿物はバキューム吸引時に吸引ホース内 で詰り易い。このため、清掃車を遠隔操作により使用する場合でも、乾いた沈殿 物を吸引する時は人間による放水作業が不可欠となり、省力化を阻害するという 欠点もある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、様々な堆積状態の沈殿物を吸 引して除去することが可能な沈殿物清掃車を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、沈殿物を除去するための沈殿物清掃車であって、清掃車本体と、前 記本体を走行及び旋回させる手段と、沈殿物を破砕するための破砕手段と、前記 本体と前記破砕手段とを連結し、かつ除去しようとする沈殿物の位置に応じて前 記破砕手段を移動させる移動機構と、前記破砕手段により破砕された沈殿物を吸 引する吸引手段とを具備することを特徴とする沈殿物清掃車である。 更に、除去しようとする沈殿物に放水する放水手段を具備することが望ましい 。
【0008】
【作用】
本考案の沈殿物清掃車によれば、沈殿物の近くまで走行し、除去しようとする 沈殿物の位置に応じて破砕手段を移動機構で移動させることにより、様々な堆積 状態の沈殿物を破砕手段で破砕し、この破砕された沈殿物を吸引手段で吸引して 除去することができる。 更に、除去しようとする沈殿物に放水する放水手段を具備すれば、乾いた沈殿 物を放水により流動化させながら吸引して除去することが可能となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例の沈殿物清掃車を示す説明図である。
【0010】 この沈殿物清掃車1は、市販のエンジン駆動油圧ミニショベル車を改良したも のであり、キャタピラ2を有する走行機構3と、走行機構3上に立設された旋回 軸4と、旋回軸4に旋回可能に取付けられた清掃車本体5と、清掃車本体5に取 付けられた移動機構であるマニピュレータ6と、マニピュレータ6の先端に取付 けられた破砕手段であるバケット7と、バケット7の近傍に配置された吸引用ノ ズル8と、バケット7の近傍の該バケット7と吸引用ノズル8と間の位置に配置 された放水用ノズル9とを具備する。
【0011】 前記マニピュレータ6は、一端部が車輌本体5に軸着された第1のフレーム1 0と、両端部が第1のフレーム10の他端部とバケット7とにそれぞれ軸着され た第2のフレーム11と、シリンダ本体が車輌本体5に軸着され、かつピストン ロッド先端が第1のフレーム10に軸着された第1の油圧シリンダ12と、シリ ンダ本体が第1のフレーム10に軸着され、かつピストンロッド先端が第2のフ レーム11に軸着された第2の油圧シリンダ13と、シリンダ本体が第2のフレ ーム11に軸着され、かつピストンロッド先端がバケット7に軸着された第3の 油圧シリンダ14とから構成されている。このマニピュレータ6は、図示しない エンジンの駆動力を変換した油圧によって第1〜3の油圧シリンダ12,13, 14をそれぞれ伸縮させることにより、バケット7を前後進させ、かつ昇降させ ることが可能である。
【0012】 前記吸引用ノズル8は、バケット7に支持板15を介して取付けられており、 図示しない外部バキュームカーの吸引ホース16の先端に接続されている。これ ら吸引用ノズル8、吸引ホース16及び外部バキュームカーにより吸引手段が構 成されている。
【0013】 前記放水用ノズル9は、バケット7に直接取付けられており、図示しない外部 給水車の給水ホース17の先端に接続されている。これら放水用ノズル9、給水 ホース17及び外部給水車により放水手段が構成されている。
【0014】 この沈殿物清掃車1は、図示しないエンジンの駆動力を変換した油圧によって 図示しない油圧モーターを作動させることにより、走行機構3のキャタピラ2を 回転させて走行することが可能である共に清掃車本体5を旋回させてマニピュレ ータ6を介してバケット7を水平方向に旋回させることが可能である。
【0015】 上述した沈殿物清掃車1によれば、沈殿物の近くまで走行し、除去しようとす る沈殿物の位置に応じてバケット7をマニピュレータ6で移動させることにより 、様々な堆積状態の沈殿物をバケット7で破砕し、この破砕された沈殿物を吸引 用ノズル8から吸引して除去することができる。
【0016】 例えば図2(a)に示すようにピットAに低く堆積した状態の沈殿物Bを清掃 する場合、バケット7を沈殿物Bの位置まで下降させて該バケット7を水平方向 に所定角度範囲で往復旋回させながら走行することにより、沈殿物Bを吸引用ノ ズル8で吸引して除去すればよい。
【0017】 例えば図2(b)に示すようにピットAに高く堆積した状態の沈殿物Bを清掃 する場合、バケット7を沈殿物Bの上部位置まで上昇させて沈殿物Bを吸引用ノ ズル8で吸引して除去すればよく、更にバケット7を下降させて沈殿物Bを崩し ながら吸引用ノズル8で吸引して除去してもよい。
【0018】 例えば図2(c)に示すように狭隘な水路Cに堆積した状態の沈殿物Bを清掃 する場合、バケット7を水路Cに挿入して沈殿物Bを吸引用ノズル8で吸引して 除去すればよく、更にバケット7で沈殿物Bを崩しながら吸引用ノズル8で吸引 して除去してもよい。 更に、沈殿物Bが乾燥しているため該沈殿物Bを放水により流動化させる必要 があれば、放水用ノズル9から放水することが可能である。 なお、上記実施例では、市販のエンジン駆動油圧ミニショベル車を改良したも のについて説明したが、これに限定されるものではない。
【0019】 上記実施例では、沈殿物清掃車1に人間が搭乗して運転してもよく、或いは無 線等の遠隔操作により運転してもよい。遠隔操作により運転する場合、沈殿物清 掃車1にテレビカメラを搭載し、モニターを見ながら遠隔操作することが可能で ある。
【0020】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案によれば様々な堆積状態の沈殿物を吸引して除去す ることが可能な沈殿物清掃車が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の沈殿物清掃車を示す説明
図。
【図2】本考案の一実施例の沈殿物清掃車の稼働状態を
示す説明図。
【符号の説明】
1…沈殿物清掃車、2…キャタピラ、3…走行機構、4
…旋回軸、5…清掃車本体、6…移動機構(マニピュレ
ータ)、7…破砕手段(バケット)、8…吸引用ノズ
ル、9…放水用ノズル、10,11…フレーム、12,
13,14…油圧シリンダ、16…吸引ホース、17…
給水ホース、B…沈殿物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大木 美治 広島県福山市鋼管町1番地 三平興業株式 会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沈殿物を除去するための沈殿物清掃車で
    あって、清掃車本体と、前記本体を走行及び旋回させる
    手段と、沈殿物を破砕するための破砕手段と、前記本体
    と前記破砕手段とを連結し、かつ除去しようとする沈殿
    物の位置に応じて前記破砕手段を移動させる移動機構
    と、前記破砕手段により破砕された沈殿物を吸引する吸
    引手段とを具備することを特徴とする沈殿物清掃車。
  2. 【請求項2】 除去しようとする沈殿物に放水する放水
    手段を具備することを特徴とする請求項1記載の沈殿物
    清掃車。
JP5501992U 1992-08-05 1992-08-05 沈殿物清掃車 Pending JPH0616139U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5501992U JPH0616139U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 沈殿物清掃車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5501992U JPH0616139U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 沈殿物清掃車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0616139U true JPH0616139U (ja) 1994-03-01

Family

ID=12986961

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JP5501992U Pending JPH0616139U (ja) 1992-08-05 1992-08-05 沈殿物清掃車

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170039203A (ko) * 2014-07-23 2017-04-10 웨스팅하우스 일렉트릭 컴퍼니 엘엘씨 증기 발생기 내측의 장비를 조작하는 방법 및 장치
JP2018079427A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 京三電機株式会社 タンク清掃装置およびタンク清掃方法

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