JPH09250167A - 側溝掃除機 - Google Patents
側溝掃除機Info
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- JPH09250167A JPH09250167A JP8087450A JP8745096A JPH09250167A JP H09250167 A JPH09250167 A JP H09250167A JP 8087450 A JP8087450 A JP 8087450A JP 8745096 A JP8745096 A JP 8745096A JP H09250167 A JPH09250167 A JP H09250167A
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- traveling
- traveling machine
- gutter
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 側溝蓋を取り外すことなく側溝中の堆積物を
容易かつ確実に排出することができる側溝掃除機を提供
する。 【解決手段】 側溝14内に移動自在に配設された走行
機枠13と、走行機枠13の前部に回転モータ18によ
って回転自在に取り付けられ泥等の堆積物を掻き取る掻
き取りブラシ17と、走行機枠13に取り付けられ、掻
き取った堆積物を走行機枠13の前部から後部に移送す
る堆積物移送管と、堆積物移送管の後部に連結され堆積
物を地上に排出する堆積物排出管21とからなる。
容易かつ確実に排出することができる側溝掃除機を提供
する。 【解決手段】 側溝14内に移動自在に配設された走行
機枠13と、走行機枠13の前部に回転モータ18によ
って回転自在に取り付けられ泥等の堆積物を掻き取る掻
き取りブラシ17と、走行機枠13に取り付けられ、掻
き取った堆積物を走行機枠13の前部から後部に移送す
る堆積物移送管と、堆積物移送管の後部に連結され堆積
物を地上に排出する堆積物排出管21とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側溝蓋を取外すこ
となく側溝内を容易かつ確実に掃除することができる側
溝掃除機に関する。
となく側溝内を容易かつ確実に掃除することができる側
溝掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、道路の両側部に設けた側溝は、専
ら道路等から流入する水を排出するため設けられたもの
であるが、水と共に流入する土砂等が徐々に側溝の底部
に堆積することになる。この状態を長年にわたって放置
すると、土砂等の堆積物の高さが、例えば、20〜30
cmにもなり、側溝が水排出路としての機能を果たさな
くなり、いったん大雨になると、土砂流が側溝から溢れ
出て、道路上を被うことになる。そこで、側溝内に堆積
した土砂等からなる堆積物を定期的に除去することが必
要になる。このような堆積物の除去作業は、従来は、側
溝蓋を側溝から取り外し、スコップ等を用いて側溝から
路上にいったん堆積し、その後、ダンプトラックに積載
することによって行われている。
ら道路等から流入する水を排出するため設けられたもの
であるが、水と共に流入する土砂等が徐々に側溝の底部
に堆積することになる。この状態を長年にわたって放置
すると、土砂等の堆積物の高さが、例えば、20〜30
cmにもなり、側溝が水排出路としての機能を果たさな
くなり、いったん大雨になると、土砂流が側溝から溢れ
出て、道路上を被うことになる。そこで、側溝内に堆積
した土砂等からなる堆積物を定期的に除去することが必
要になる。このような堆積物の除去作業は、従来は、側
溝蓋を側溝から取り外し、スコップ等を用いて側溝から
路上にいったん堆積し、その後、ダンプトラックに積載
することによって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の堆積物除去作業は、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。即ち、側溝の上面に載置した側溝蓋は、側溝
の大きさにもよるが、通常、1個当たり15〜20kg
もある重量物であるため、その取り外し、及び、堆積物
除去後の取り付け作業はきわめて重労働を作業者に強い
ることになる。また、側溝蓋を取り外した後のスコップ
等を用いた堆積物の除去作業も、腰をかがめて行わなく
てはならず、同様に作業者に重労働を強いることになっ
ていた。
の堆積物除去作業は、未だ、以下の解決すべき課題を有
していた。即ち、側溝の上面に載置した側溝蓋は、側溝
の大きさにもよるが、通常、1個当たり15〜20kg
もある重量物であるため、その取り外し、及び、堆積物
除去後の取り付け作業はきわめて重労働を作業者に強い
ることになる。また、側溝蓋を取り外した後のスコップ
等を用いた堆積物の除去作業も、腰をかがめて行わなく
てはならず、同様に作業者に重労働を強いることになっ
ていた。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、側溝蓋を取り外すことなく、側溝中の堆積
物を容易かつ確実に排出することができる側溝掃除機を
提供することを目的とする。
ものであり、側溝蓋を取り外すことなく、側溝中の堆積
物を容易かつ確実に排出することができる側溝掃除機を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の側溝掃除機は、側溝内に移動自在に配設された走
行機枠と、前記走行機枠の前部に回転モータによって回
転自在に取り付けられ泥等の堆積物を掻き取る掻き取り
ブラシと、前記走行機枠に取り付けられ、掻き取った前
記堆積物を前記走行機枠の前部から後部に移送する堆積
物移送管と、前記堆積物移送管の後部に連結され前記堆
積物を地上に排出する堆積物排出管とを具備する。請求
項2記載の側溝掃除機は、請求項1記載の側溝掃除機に
おいて、前記走行機枠の両側に、前後方向に間隔をあけ
て、幅方向に同期して進退自在な二対の走行輪を設ける
と共に、前記走行機枠に、前記走行輪を幅方向に進退し
て前記側溝の両側壁に押圧状態に当接可能な走行輪進退
機構と、前記走行輪のうち、少なくとも一対の走行輪を
回転駆動させる走行輪回転駆動機構とを搭載している。
記載の側溝掃除機は、側溝内に移動自在に配設された走
行機枠と、前記走行機枠の前部に回転モータによって回
転自在に取り付けられ泥等の堆積物を掻き取る掻き取り
ブラシと、前記走行機枠に取り付けられ、掻き取った前
記堆積物を前記走行機枠の前部から後部に移送する堆積
物移送管と、前記堆積物移送管の後部に連結され前記堆
積物を地上に排出する堆積物排出管とを具備する。請求
項2記載の側溝掃除機は、請求項1記載の側溝掃除機に
おいて、前記走行機枠の両側に、前後方向に間隔をあけ
て、幅方向に同期して進退自在な二対の走行輪を設ける
と共に、前記走行機枠に、前記走行輪を幅方向に進退し
て前記側溝の両側壁に押圧状態に当接可能な走行輪進退
機構と、前記走行輪のうち、少なくとも一対の走行輪を
回転駆動させる走行輪回転駆動機構とを搭載している。
【0006】請求項3記載の側溝掃除機は、請求項2記
載の側溝掃除機において、前記走行輪の取付軸を前記走
行機枠の進行方向に前傾させることによって、前記走行
輪が前記両側壁上を前方下向きに移動するようにしてい
る。請求項4記載の側溝掃除機は、請求項1〜3のいず
れか1項に記載の側溝掃除機において、前記掻き取りブ
ラシを、その回転面が前記側溝の底面とに対して前傾の
当接角度をもつように、前記走行機枠の前部に取り付け
ている。請求項5記載の側溝掃除機は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の側溝掃除機において、前記掻き取
りブラシを、該掻き取りブラシの回転面が前記側溝の底
面に対して平行となるように、前記走行機枠の前部に取
り付けている。
載の側溝掃除機において、前記走行輪の取付軸を前記走
行機枠の進行方向に前傾させることによって、前記走行
輪が前記両側壁上を前方下向きに移動するようにしてい
る。請求項4記載の側溝掃除機は、請求項1〜3のいず
れか1項に記載の側溝掃除機において、前記掻き取りブ
ラシを、その回転面が前記側溝の底面とに対して前傾の
当接角度をもつように、前記走行機枠の前部に取り付け
ている。請求項5記載の側溝掃除機は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の側溝掃除機において、前記掻き取
りブラシを、該掻き取りブラシの回転面が前記側溝の底
面に対して平行となるように、前記走行機枠の前部に取
り付けている。
【0007】請求項6記載の側溝掃除機は、請求項1〜
5のいずれか1項に記載の側溝掃除機において、前記走
行機枠を前、後端を開口した中空箱体から形成し、前記
堆積物移送管を兼用させている。請求項7記載の側溝掃
除機は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の側溝掃除
機において、前記掻き取りブラシを回転させる前記回転
モータをエアモータより構成し、該エアモータにエア供
給配管を介して圧搾エアを供給すると共に、該圧搾エア
の一部を前記掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻
き取り補助用エアとして用いる。
5のいずれか1項に記載の側溝掃除機において、前記走
行機枠を前、後端を開口した中空箱体から形成し、前記
堆積物移送管を兼用させている。請求項7記載の側溝掃
除機は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の側溝掃除
機において、前記掻き取りブラシを回転させる前記回転
モータをエアモータより構成し、該エアモータにエア供
給配管を介して圧搾エアを供給すると共に、該圧搾エア
の一部を前記掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻
き取り補助用エアとして用いる。
【0008】請求項8記載の側溝掃除機は、請求項1〜
7のいずれか1項に記載の側溝掃除機において、前記走
行機枠の前部に給水配管の先端を取り付け、該給水配管
から水を前記掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻
き取り補助用水として用いる。請求項9記載の側溝掃除
機は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の側溝掃除機
において、前記走行機枠の前部に掻き取りブラシによる
堆積物の掻き取り状態を点検するためのカメラ装置を取
り付ける。
7のいずれか1項に記載の側溝掃除機において、前記走
行機枠の前部に給水配管の先端を取り付け、該給水配管
から水を前記掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻
き取り補助用水として用いる。請求項9記載の側溝掃除
機は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の側溝掃除機
において、前記走行機枠の前部に掻き取りブラシによる
堆積物の掻き取り状態を点検するためのカメラ装置を取
り付ける。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
【0010】まず、図1〜図3を参照して、本発明の一
実施の形態に係る側溝掃除機10の全体構成を説明す
る。図示するように、前後部に車輪11、12を取り付
けた前、後端を開口した中空筒体からなる走行機枠13
が、U字状断面を有する側溝14の底壁15上を走行自
在に配設されている。走行機枠13は内部に堆積物移送
流路16を設けており、従って、走行機枠13は、後述
する掻き取りブラシ17によって掻き取った堆積物を走
行機枠13の前部から後部に移送する堆積物移送管とし
ても用いられる。走行機枠13の前部には、側溝14内
に堆積した土砂等からなる堆積物を掻き取るための掻き
取りブラシ17が回転自在に配設されており、この掻き
取りブラシ17は、走行機枠13の前側中央部に取り付
けられた回転モータ18によって回転駆動される。
実施の形態に係る側溝掃除機10の全体構成を説明す
る。図示するように、前後部に車輪11、12を取り付
けた前、後端を開口した中空筒体からなる走行機枠13
が、U字状断面を有する側溝14の底壁15上を走行自
在に配設されている。走行機枠13は内部に堆積物移送
流路16を設けており、従って、走行機枠13は、後述
する掻き取りブラシ17によって掻き取った堆積物を走
行機枠13の前部から後部に移送する堆積物移送管とし
ても用いられる。走行機枠13の前部には、側溝14内
に堆積した土砂等からなる堆積物を掻き取るための掻き
取りブラシ17が回転自在に配設されており、この掻き
取りブラシ17は、走行機枠13の前側中央部に取り付
けられた回転モータ18によって回転駆動される。
【0011】また、中空筒体からなる走行機枠13の後
部は、取付フランジ19、20を介して、フレキシブル
ホース等からなる堆積物排出管21の一端と連通連結さ
れており、一方、堆積物排出管21の他端は、図示しな
いバキュームカーのタンクに設けた堆積物流入開口部と
連通連結されている。
部は、取付フランジ19、20を介して、フレキシブル
ホース等からなる堆積物排出管21の一端と連通連結さ
れており、一方、堆積物排出管21の他端は、図示しな
いバキュームカーのタンクに設けた堆積物流入開口部と
連通連結されている。
【0012】図1及び図2に示すように、走行機枠13
の両側には、前後方向に間隔を開けて、幅方向に同期し
て進退可能な二対の走行輪22、23が設けられてい
る。また、走行機枠13には、これらの走行輪22、2
3を幅方向に進退して、側溝14の両側壁24、25に
押圧状態に当接させることができる走行輪進退機構26
と、走行機枠13の前部に設けた一対の走行輪22を回
転駆動することができる走行輪回転駆動機構28とが搭
載されている。
の両側には、前後方向に間隔を開けて、幅方向に同期し
て進退可能な二対の走行輪22、23が設けられてい
る。また、走行機枠13には、これらの走行輪22、2
3を幅方向に進退して、側溝14の両側壁24、25に
押圧状態に当接させることができる走行輪進退機構26
と、走行機枠13の前部に設けた一対の走行輪22を回
転駆動することができる走行輪回転駆動機構28とが搭
載されている。
【0013】次に、上記した全体構成を有する側溝掃除
機10の各部の構成について、図1〜図6を参照して、
以下、詳細に説明する。図3〜図6に示すように、前後
端を開口した中空筒体からなる走行機枠13は、十分な
剛性を確保するために、断面係数の大きい矩形形状を有
している。図2及び図5に示すように、走行機枠13の
両側壁には、取付軸29によって、車輪11、12が回
転自在に取り付けられており、これらの車輪11、12
は、側溝14の底壁15上に転動自在に載置され、走行
機枠13を支持している。
機10の各部の構成について、図1〜図6を参照して、
以下、詳細に説明する。図3〜図6に示すように、前後
端を開口した中空筒体からなる走行機枠13は、十分な
剛性を確保するために、断面係数の大きい矩形形状を有
している。図2及び図5に示すように、走行機枠13の
両側壁には、取付軸29によって、車輪11、12が回
転自在に取り付けられており、これらの車輪11、12
は、側溝14の底壁15上に転動自在に載置され、走行
機枠13を支持している。
【0014】次に、掻き取りブラシ17及び回転モータ
18について説明すると、図1及び図2に示すように、
掻き取りブラシ17は、走行機枠13の前方に配設され
ており、回転基板30と、回転基板30の表面に植設さ
れた多数のブラシ毛からなるブラシ本体31とからな
る。図示するように、掻き取りブラシ17は、側溝14
の底壁15に対して所定の当接角度αで前傾しており、
ブラシ本体31の先端部の外周面は底壁15の表面と当
接可能としている。この当接角度αは、側溝14中の堆
積物の堆積量に応じて調整することができる。即ち、堆
積量が多いときは当接角度αを大きくとり、堆積量が少
ないときは当接角度αを小さくとるようにする。一方、
前傾した掻き取りブラシ17の回転基板30の裏面に設
けられたボス部32には、同様に前傾した回転モータ1
8の出力軸33が連結されており、回転モータ18は、
スペーサ18a、18bを介して、走行機枠13の前部
上面に取り付けられている。なお、高さの異なるスペー
サ18a、18bを用いることによって、側溝14内の
堆積物の量に応じて、掻き取りブラシ17の傾斜角度
や、側溝14の底壁15の上面、即ち、底面からの高さ
を自在に調整することができる。
18について説明すると、図1及び図2に示すように、
掻き取りブラシ17は、走行機枠13の前方に配設され
ており、回転基板30と、回転基板30の表面に植設さ
れた多数のブラシ毛からなるブラシ本体31とからな
る。図示するように、掻き取りブラシ17は、側溝14
の底壁15に対して所定の当接角度αで前傾しており、
ブラシ本体31の先端部の外周面は底壁15の表面と当
接可能としている。この当接角度αは、側溝14中の堆
積物の堆積量に応じて調整することができる。即ち、堆
積量が多いときは当接角度αを大きくとり、堆積量が少
ないときは当接角度αを小さくとるようにする。一方、
前傾した掻き取りブラシ17の回転基板30の裏面に設
けられたボス部32には、同様に前傾した回転モータ1
8の出力軸33が連結されており、回転モータ18は、
スペーサ18a、18bを介して、走行機枠13の前部
上面に取り付けられている。なお、高さの異なるスペー
サ18a、18bを用いることによって、側溝14内の
堆積物の量に応じて、掻き取りブラシ17の傾斜角度
や、側溝14の底壁15の上面、即ち、底面からの高さ
を自在に調整することができる。
【0015】本実施の形態では、回転モータ18はエア
モータからなり、従って、図示しないコンプレッサ等に
よって発生させた圧搾エアを、エア配管34を介して回
転モータ18に供給することによって回転モータ18を
駆動することができ、この駆動によって、掻き取りブラ
シ17を回転することができる。また、エア配管34の
中途からエア分岐配管35が分岐されており、このエア
分岐配管35の先端には、掻き取りブラシ17のブラシ
本体31に向けて圧搾エアを噴出する噴出ノズル36が
取り付けられている。この圧搾エアの噴出によって、掻
き取りブラシ17による堆積物の掻き取り効果を増大で
き、かつ、空き缶等の異物を吹き飛ばして、これらがバ
キュームカーのタンク内に吸引されるのを防止すること
ができる。
モータからなり、従って、図示しないコンプレッサ等に
よって発生させた圧搾エアを、エア配管34を介して回
転モータ18に供給することによって回転モータ18を
駆動することができ、この駆動によって、掻き取りブラ
シ17を回転することができる。また、エア配管34の
中途からエア分岐配管35が分岐されており、このエア
分岐配管35の先端には、掻き取りブラシ17のブラシ
本体31に向けて圧搾エアを噴出する噴出ノズル36が
取り付けられている。この圧搾エアの噴出によって、掻
き取りブラシ17による堆積物の掻き取り効果を増大で
き、かつ、空き缶等の異物を吹き飛ばして、これらがバ
キュームカーのタンク内に吸引されるのを防止すること
ができる。
【0016】次に、図1及び図2に示すように、走行機
枠13の両側に設けた二対の走行輪22、23について
説明する。まず、走行機枠13の前部に設けた一対の走
行輪22について説明する。図1及び図2に示すよう
に、走行機枠13の上面であって、回転モータ18の後
方をなす位置には、矩形箱状をなすスプライン軸支持機
枠37が載置されている。このスプライン軸支持機枠3
7には、前後方向に平行間隔をあけて、一対の前、後ス
プライン軸38、39が軸受40、41によって回転自
在かつ幅方向に進退自在に支持されている。前スプライ
ン軸38の一端(図1で前方に向いて右端)と、後スプ
ライン軸39の他端(図1で前方に向いて左端)とに
は、それぞれ、箱状の走行輪取付機枠42、43が取り
付けられている。
枠13の両側に設けた二対の走行輪22、23について
説明する。まず、走行機枠13の前部に設けた一対の走
行輪22について説明する。図1及び図2に示すよう
に、走行機枠13の上面であって、回転モータ18の後
方をなす位置には、矩形箱状をなすスプライン軸支持機
枠37が載置されている。このスプライン軸支持機枠3
7には、前後方向に平行間隔をあけて、一対の前、後ス
プライン軸38、39が軸受40、41によって回転自
在かつ幅方向に進退自在に支持されている。前スプライ
ン軸38の一端(図1で前方に向いて右端)と、後スプ
ライン軸39の他端(図1で前方に向いて左端)とに
は、それぞれ、箱状の走行輪取付機枠42、43が取り
付けられている。
【0017】そして、この走行輪取付機枠42、43の
下部には、図3に示すように、走行輪22が取付軸22
aを介して回転自在に取り付けられている。図2に示す
ように、取付軸22aは、その上部が走行機枠13の進
行方向に前傾状態になるように走行機枠13に取り付け
られている。従って、走行輪22は一定の前傾角度βを
もち、後述する走行輪進退機構26によって走行輪22
を両側壁24、25に押圧して駆動した際、走行機枠1
3に下向き力を付与することになり、走行機枠13が浮
揚して掻き取りブラシ17が堆積物から離れるのを確実
に防止することができる。従って、掻き取りブラシ17
を、常時、堆積物に押しつけ食い込ませることができ、
掻き取りブラシ17による堆積物の掻き取り作業を確実
かつ効果的に行うことができる。
下部には、図3に示すように、走行輪22が取付軸22
aを介して回転自在に取り付けられている。図2に示す
ように、取付軸22aは、その上部が走行機枠13の進
行方向に前傾状態になるように走行機枠13に取り付け
られている。従って、走行輪22は一定の前傾角度βを
もち、後述する走行輪進退機構26によって走行輪22
を両側壁24、25に押圧して駆動した際、走行機枠1
3に下向き力を付与することになり、走行機枠13が浮
揚して掻き取りブラシ17が堆積物から離れるのを確実
に防止することができる。従って、掻き取りブラシ17
を、常時、堆積物に押しつけ食い込ませることができ、
掻き取りブラシ17による堆積物の掻き取り作業を確実
かつ効果的に行うことができる。
【0018】次に、走行機枠13の後部に設けた一対の
走行輪23について説明する。図1及び図2に示すよう
に、走行機枠13の後端部の上面には、一対の軸受4
4、45が載置されており、この軸受44、45に進退
軸46が幅方向に進退自在に支持されている。この進退
軸46の両端(図1において前方に向いて右、左端)に
は、それぞれ、箱状の走行輪取付機枠47、48が取り
付けられている。
走行輪23について説明する。図1及び図2に示すよう
に、走行機枠13の後端部の上面には、一対の軸受4
4、45が載置されており、この軸受44、45に進退
軸46が幅方向に進退自在に支持されている。この進退
軸46の両端(図1において前方に向いて右、左端)に
は、それぞれ、箱状の走行輪取付機枠47、48が取り
付けられている。
【0019】そして、この走行輪取付機枠47、48の
下部には、図5に示すように、取付軸23aを介して走
行輪23が回転自在に取り付けられている。図2に示す
ように、取付軸23aも、その上部が走行機枠13の進
行方向に前傾状態になるように、走行機枠13に取り付
けられている。従って、後述する走行輪進退機構26に
よって走行輪23を両側壁24、25に押圧して駆動し
た際、走行機枠13に下向き力を付与することになり、
走行機枠13が浮揚して掻き取りブラシ17が堆積物か
ら離れるのを確実に防止することができる。従って、こ
の場合も、掻き取りブラシ17を、常時、堆積物に押し
つけ食い込ませることができ、掻き取りブラシ17によ
る堆積物の掻き取り作業を確実かつ効果的に行うことが
できる。
下部には、図5に示すように、取付軸23aを介して走
行輪23が回転自在に取り付けられている。図2に示す
ように、取付軸23aも、その上部が走行機枠13の進
行方向に前傾状態になるように、走行機枠13に取り付
けられている。従って、後述する走行輪進退機構26に
よって走行輪23を両側壁24、25に押圧して駆動し
た際、走行機枠13に下向き力を付与することになり、
走行機枠13が浮揚して掻き取りブラシ17が堆積物か
ら離れるのを確実に防止することができる。従って、こ
の場合も、掻き取りブラシ17を、常時、堆積物に押し
つけ食い込ませることができ、掻き取りブラシ17によ
る堆積物の掻き取り作業を確実かつ効果的に行うことが
できる。
【0020】次に、上記した走行輪22、23を幅方向
に同期して進退する走行輪進退機構26について説明す
る。図1及び図4に示すように、走行機枠13は、その
中央部の上面に、上下方向に積み重ねた状態で一対の幅
方向進退シリンダ49、50が載置されている。これら
の幅方向進退シリンダ49、50は、それぞれ、対向す
る方向(左、右方向)に進出可能な伸縮ロッド51、5
2を具備している。そして、伸縮ロッド51の先端に
は、図1において走行機枠13の一側(右側)に配設さ
れた走行輪取付機枠42、47を連結する連結板53の
中央部が連結されている。一方、伸縮ロッド52の先端
には、図1において走行機枠13の他側(左側)に配設
された走行輪取付機枠43、48を連結する連結板54
の中央部が連結されている。なお、本実施の形態では、
幅方向進退シリンダ49、50はエアシリンダからな
り、エア供給配管34から供給される圧搾エアによって
駆動される。
に同期して進退する走行輪進退機構26について説明す
る。図1及び図4に示すように、走行機枠13は、その
中央部の上面に、上下方向に積み重ねた状態で一対の幅
方向進退シリンダ49、50が載置されている。これら
の幅方向進退シリンダ49、50は、それぞれ、対向す
る方向(左、右方向)に進出可能な伸縮ロッド51、5
2を具備している。そして、伸縮ロッド51の先端に
は、図1において走行機枠13の一側(右側)に配設さ
れた走行輪取付機枠42、47を連結する連結板53の
中央部が連結されている。一方、伸縮ロッド52の先端
には、図1において走行機枠13の他側(左側)に配設
された走行輪取付機枠43、48を連結する連結板54
の中央部が連結されている。なお、本実施の形態では、
幅方向進退シリンダ49、50はエアシリンダからな
り、エア供給配管34から供給される圧搾エアによって
駆動される。
【0021】上記した構成において、幅方向進退シリン
ダ49、50を駆動して伸縮ロッド51、52を進出さ
せると、連結板53、54、及び、これらに一体的に連
結されている走行輪取付機枠42、43、47、48が
幅方向に同期的に進出することになる。この走行輪取付
機枠42、43、47、48の進出動作によって、走行
輪取付機枠42、43、47、48と一体をなす走行輪
22、23も幅方向に同期的に進出され、側溝14の両
側壁24、25に押圧状態に当接されることになる。
ダ49、50を駆動して伸縮ロッド51、52を進出さ
せると、連結板53、54、及び、これらに一体的に連
結されている走行輪取付機枠42、43、47、48が
幅方向に同期的に進出することになる。この走行輪取付
機枠42、43、47、48の進出動作によって、走行
輪取付機枠42、43、47、48と一体をなす走行輪
22、23も幅方向に同期的に進出され、側溝14の両
側壁24、25に押圧状態に当接されることになる。
【0022】次に、走行輪回転駆動機構28について説
明する。図1及び図2に示すように、走行機枠13の上
面であって、幅方向進退シリンダ49、50の後方をな
す位置には走行輪回転駆動用の回転モータ55が載置さ
れている。本実施の形態では、回転モータ55はエアモ
ータからなり、エア供給配管34から供給される圧搾エ
アによって駆動される。回転モータ55の出力軸56は
前方に伸延しており、この出力軸56には、回転モータ
55の前方をなす位置で走行機枠13上に載置された減
速装置57の入力軸58が、カップリング59によって
連動連結されている。
明する。図1及び図2に示すように、走行機枠13の上
面であって、幅方向進退シリンダ49、50の後方をな
す位置には走行輪回転駆動用の回転モータ55が載置さ
れている。本実施の形態では、回転モータ55はエアモ
ータからなり、エア供給配管34から供給される圧搾エ
アによって駆動される。回転モータ55の出力軸56は
前方に伸延しており、この出力軸56には、回転モータ
55の前方をなす位置で走行機枠13上に載置された減
速装置57の入力軸58が、カップリング59によって
連動連結されている。
【0023】減速装置57の出力軸には第1スプロケッ
ト60が一体的に固着されており、この第1スプロケッ
ト60は、前記した後スプライン軸39に嵌着した第1
後スプライン筒61の外周面に固着された第2スプロケ
ット62と、無端チェン63によって連動連結されてい
る。後スプライン軸39には、第1後スプライン筒61
と同軸的に第2後スプライン筒64が嵌着されており、
この第2後スプライン筒64の外周面に固着された第3
スプロケット65は、前記した前スプライン軸38に嵌
着した前スプライン筒66の外周面に固着された第4ス
プロケット67と、無端チェン68によって連動連結さ
れている。
ト60が一体的に固着されており、この第1スプロケッ
ト60は、前記した後スプライン軸39に嵌着した第1
後スプライン筒61の外周面に固着された第2スプロケ
ット62と、無端チェン63によって連動連結されてい
る。後スプライン軸39には、第1後スプライン筒61
と同軸的に第2後スプライン筒64が嵌着されており、
この第2後スプライン筒64の外周面に固着された第3
スプロケット65は、前記した前スプライン軸38に嵌
着した前スプライン筒66の外周面に固着された第4ス
プロケット67と、無端チェン68によって連動連結さ
れている。
【0024】一方、図1及び図3に示すように、前、後
スプライン軸38、39の先端は、それぞれ、走行輪取
付機枠42、43内に配設した一対のベベルギア69、
70を介して、走行輪22を固着する取付軸22aと連
動連結されている。かかる構成によって、回転モータ5
5を駆動すると、その回転力は、減速装置57→第1ス
プロケット60→無端チェン63→第2スプロケット6
2→第1後スプライン筒61→後スプライン軸39→ベ
ベルギア69、70を介して走行輪22を固着する右側
の取付軸22aに伝達される。また、回転モータ55の
回転力は、減速装置57→第1スプロケット60→無端
チェン63→第2スプロケット62→第1後スプライン
筒61→後スプライン軸39→第2後スプロケット筒6
4→第3スプロケット65→無端チェン68→第4スプ
ロケット67→前スプライン筒66→前スプライン軸3
8→ベベルギア69、70を介して走行輪22を固着す
る左側の取付軸22aに同期して伝達される。
スプライン軸38、39の先端は、それぞれ、走行輪取
付機枠42、43内に配設した一対のベベルギア69、
70を介して、走行輪22を固着する取付軸22aと連
動連結されている。かかる構成によって、回転モータ5
5を駆動すると、その回転力は、減速装置57→第1ス
プロケット60→無端チェン63→第2スプロケット6
2→第1後スプライン筒61→後スプライン軸39→ベ
ベルギア69、70を介して走行輪22を固着する右側
の取付軸22aに伝達される。また、回転モータ55の
回転力は、減速装置57→第1スプロケット60→無端
チェン63→第2スプロケット62→第1後スプライン
筒61→後スプライン軸39→第2後スプロケット筒6
4→第3スプロケット65→無端チェン68→第4スプ
ロケット67→前スプライン筒66→前スプライン軸3
8→ベベルギア69、70を介して走行輪22を固着す
る左側の取付軸22aに同期して伝達される。
【0025】ところで、前記したように、走行輪22、
23は側溝14の両側壁24、25に押圧状態に当接さ
れているため、走行輪22、23の回転によって、走行
輪22、23と側溝14の両側壁24、25との間に摩
擦抵抗が生じ、この摩擦抵抗によって、走行輪22、2
3は側溝14の両側壁24、25上を移動することにな
る。従って、走行輪22、23を取り付けている走行機
枠13、即ち、側溝掃除機10も側溝14内を移動する
ことになる。この際、走行輪22、23の回転によって
側溝掃除機10を走行させるために必要となる摩擦抵抗
は、掻き取りブラシ17が側溝14内の堆積物から受け
る反力ないし負荷の量等によって変化する。従って、本
実施の形態では、掻き取りブラシ17が受ける負荷によ
って変動する回転モータ18へ供給される圧搾空気の圧
力を検出し、この検出値に基づいて、幅方向進退シリン
ダ49、50に供給される圧搾エアの圧力を調整するこ
とによって、常時、側溝掃除機10の確実な移動に必要
な摩擦抵抗を走行輪22、23と側壁24、25間に発
生させるようにしている。
23は側溝14の両側壁24、25に押圧状態に当接さ
れているため、走行輪22、23の回転によって、走行
輪22、23と側溝14の両側壁24、25との間に摩
擦抵抗が生じ、この摩擦抵抗によって、走行輪22、2
3は側溝14の両側壁24、25上を移動することにな
る。従って、走行輪22、23を取り付けている走行機
枠13、即ち、側溝掃除機10も側溝14内を移動する
ことになる。この際、走行輪22、23の回転によって
側溝掃除機10を走行させるために必要となる摩擦抵抗
は、掻き取りブラシ17が側溝14内の堆積物から受け
る反力ないし負荷の量等によって変化する。従って、本
実施の形態では、掻き取りブラシ17が受ける負荷によ
って変動する回転モータ18へ供給される圧搾空気の圧
力を検出し、この検出値に基づいて、幅方向進退シリン
ダ49、50に供給される圧搾エアの圧力を調整するこ
とによって、常時、側溝掃除機10の確実な移動に必要
な摩擦抵抗を走行輪22、23と側壁24、25間に発
生させるようにしている。
【0026】本実施の形態におけるその他の構成につい
て説明すると、図1及び図2に示すように、側溝掃除機
10には、走行機枠13のみならず、走行機枠13に搭
載した走行輪進退機構26や走行輪回転駆動機構28等
を全体的に被覆保護する保護ケーシング71を取り付け
ている。保護ケーシング71の前部には飛散物侵入防止
スカート72が設けられており、この飛散物侵入防止ス
カート72によって、掻き取りブラシ17の回転によっ
て飛散する堆積物片が走行輪進退機構26や走行輪回転
駆動機構28等に付着するのを効果的に防止することが
できる。また、図1〜図6において、本実施の形態が適
用可能な他の側溝76の側壁73、74及び側溝蓋75
の形状を仮想線で示している。
て説明すると、図1及び図2に示すように、側溝掃除機
10には、走行機枠13のみならず、走行機枠13に搭
載した走行輪進退機構26や走行輪回転駆動機構28等
を全体的に被覆保護する保護ケーシング71を取り付け
ている。保護ケーシング71の前部には飛散物侵入防止
スカート72が設けられており、この飛散物侵入防止ス
カート72によって、掻き取りブラシ17の回転によっ
て飛散する堆積物片が走行輪進退機構26や走行輪回転
駆動機構28等に付着するのを効果的に防止することが
できる。また、図1〜図6において、本実施の形態が適
用可能な他の側溝76の側壁73、74及び側溝蓋75
の形状を仮想線で示している。
【0027】次に、上記した構成を有する側溝掃除機1
0による側溝14内の堆積物除去作業について説明す
る。まず、図示しないコンプレッサより圧搾エアを幅方
向進退シリンダ49、50に供給して走行輪22、23
を側溝14の両側壁24、25に押圧状態に当接させる
と共に、上記コンプレッサより圧搾エアを回転モータ5
5に供給して走行輪22、23を回転させ、両側壁2
4、25上を移動させ、側溝掃除機10を前方に向けて
移動する。
0による側溝14内の堆積物除去作業について説明す
る。まず、図示しないコンプレッサより圧搾エアを幅方
向進退シリンダ49、50に供給して走行輪22、23
を側溝14の両側壁24、25に押圧状態に当接させる
と共に、上記コンプレッサより圧搾エアを回転モータ5
5に供給して走行輪22、23を回転させ、両側壁2
4、25上を移動させ、側溝掃除機10を前方に向けて
移動する。
【0028】同時に、上記コンプレッサより圧搾エアを
回転モータ18に供給して掻き取りブラシ17を回転
し、この掻き取りブラシ17によって側溝14内に堆積
する土砂等からなる堆積物を強力かつ効果的に掻き取り
除去する。一方、上記掻き取り動作と同期して、地上に
配設したバキュームカーの真空発生装置を駆動して、掻
き取った堆積物片を、走行機枠13によって形成される
堆積物移送管及び堆積物排出管21を通してバキューム
カーのタンク内に強力に吸引・移送する。その後、バキ
ュームカーで所望の廃棄場所へ堆積物を搬送する。
回転モータ18に供給して掻き取りブラシ17を回転
し、この掻き取りブラシ17によって側溝14内に堆積
する土砂等からなる堆積物を強力かつ効果的に掻き取り
除去する。一方、上記掻き取り動作と同期して、地上に
配設したバキュームカーの真空発生装置を駆動して、掻
き取った堆積物片を、走行機枠13によって形成される
堆積物移送管及び堆積物排出管21を通してバキューム
カーのタンク内に強力に吸引・移送する。その後、バキ
ュームカーで所望の廃棄場所へ堆積物を搬送する。
【0029】このように、本実施の形態では、側溝14
内に堆積した堆積物を、重量物である側溝蓋27を取り
外すことなく、容易かつ確実に地上に取出すことがで
き、従来重労働であった側溝掃除作業から作業者を解放
することができる。また、本実施の形態では、側溝のサ
イズが異なっても、走行輪進退機構26を作動すること
によって走行輪22、23を幅方向に進退させ、それぞ
れのサイズの側溝14、76の両側壁24、25、7
3、74に押圧状態に当接させることができ、一方、走
行輪回転駆動機構28を駆動することによって側溝掃除
機10を側溝14、76内で移動することができる。即
ち、単一の側溝掃除機10によって、サイズの異なる複
数の側溝14、76の掃除を行うことができる。
内に堆積した堆積物を、重量物である側溝蓋27を取り
外すことなく、容易かつ確実に地上に取出すことがで
き、従来重労働であった側溝掃除作業から作業者を解放
することができる。また、本実施の形態では、側溝のサ
イズが異なっても、走行輪進退機構26を作動すること
によって走行輪22、23を幅方向に進退させ、それぞ
れのサイズの側溝14、76の両側壁24、25、7
3、74に押圧状態に当接させることができ、一方、走
行輪回転駆動機構28を駆動することによって側溝掃除
機10を側溝14、76内で移動することができる。即
ち、単一の側溝掃除機10によって、サイズの異なる複
数の側溝14、76の掃除を行うことができる。
【0030】本実施の形態では、掻き取りブラシ17
を、そのブラシ本体31の回転面が側溝14の底面に対
して前傾の当接角度αをもつように、走行機枠13の前
部に取り付けているので、側溝14内の堆積物が多い場
合でも効果的に掻き取ることができる。
を、そのブラシ本体31の回転面が側溝14の底面に対
して前傾の当接角度αをもつように、走行機枠13の前
部に取り付けているので、側溝14内の堆積物が多い場
合でも効果的に掻き取ることができる。
【0031】本実施の形態では、走行機枠13を中空箱
体から形成し、走行機枠13に堆積物移送管を兼用させ
ているので、側溝掃除機10をコンパクトな構成とする
ことができ、狭隘な側溝14、76内の掃除にも使用で
きると共に、安価に製作することができる。また、図示
しないが、走行機枠13の前部に給水配管の先端を取り
付け、給水配管から水を掻き取りブラシ17に向けて噴
出し、この噴出水によって硬い堆積物を柔らかくほぐす
ことができ、この噴出水と掻き取りブラシ17の協働に
よって、側溝14内の堆積物をより効果的に掻き取るこ
とができる。
体から形成し、走行機枠13に堆積物移送管を兼用させ
ているので、側溝掃除機10をコンパクトな構成とする
ことができ、狭隘な側溝14、76内の掃除にも使用で
きると共に、安価に製作することができる。また、図示
しないが、走行機枠13の前部に給水配管の先端を取り
付け、給水配管から水を掻き取りブラシ17に向けて噴
出し、この噴出水によって硬い堆積物を柔らかくほぐす
ことができ、この噴出水と掻き取りブラシ17の協働に
よって、側溝14内の堆積物をより効果的に掻き取るこ
とができる。
【0032】図7に本実施の形態の変容例に係る側溝掃
除機10aの構成を示す。図示するように、変容例に係
る側溝掃除機10aは、掻き取りブラシ77を、掻き取
りブラシ77の回転面が側溝14の底壁15に対して平
行となるように、走行機枠13の前部に取り付けたこと
を特徴とする。かかる構成によって、掻き取りブラシ7
7が側溝14内の堆積物と接触する面を増大することが
でき、柔らかい堆積物においては、効率よく堆積物を掻
き取りすることができる。
除機10aの構成を示す。図示するように、変容例に係
る側溝掃除機10aは、掻き取りブラシ77を、掻き取
りブラシ77の回転面が側溝14の底壁15に対して平
行となるように、走行機枠13の前部に取り付けたこと
を特徴とする。かかる構成によって、掻き取りブラシ7
7が側溝14内の堆積物と接触する面を増大することが
でき、柔らかい堆積物においては、効率よく堆積物を掻
き取りすることができる。
【0033】本変容例では、また、図7に示すように、
走行機枠13の前部に固着したL字状ブケラット81の
上部には、水平アーム83の基端が連結されており、こ
の水平アーム83の先端には、掻き取りブラシ77によ
る堆積物の掻き取り状態を点検するためのカメラ装置7
8を取り付けている。従って、掻き取りブラシ77によ
る堆積物の掻き取り作業を、堆積物の状態を見ながら行
うことができるので、掻き取り作業を効率よく行うこと
ができると共に、掻き取りブラシ77の損耗による交換
時期の判断を容易に行うことができると共に、堆積物が
過度に堆積していることに起因する回転モータ18、5
5の破損事故を未然に防止することができる。
走行機枠13の前部に固着したL字状ブケラット81の
上部には、水平アーム83の基端が連結されており、こ
の水平アーム83の先端には、掻き取りブラシ77によ
る堆積物の掻き取り状態を点検するためのカメラ装置7
8を取り付けている。従って、掻き取りブラシ77によ
る堆積物の掻き取り作業を、堆積物の状態を見ながら行
うことができるので、掻き取り作業を効率よく行うこと
ができると共に、掻き取りブラシ77の損耗による交換
時期の判断を容易に行うことができると共に、堆積物が
過度に堆積していることに起因する回転モータ18、5
5の破損事故を未然に防止することができる。
【0034】また、図7に示す変容例では、掻き取りブ
ラシ77を出力軸79に連動連結している回転モータ8
0は、走行機枠13の先端に固着したL字状ブラケット
81にねじ式昇降装置82によって昇降自在に取り付け
られている。従って、側溝14内の堆積物の堆積状態に
応じて掻き取りブラシ77の高さを容易に調節すること
ができ、堆積物の掻き取り除去作業をこの面からも効率
よく行うことができる。
ラシ77を出力軸79に連動連結している回転モータ8
0は、走行機枠13の先端に固着したL字状ブラケット
81にねじ式昇降装置82によって昇降自在に取り付け
られている。従って、側溝14内の堆積物の堆積状態に
応じて掻き取りブラシ77の高さを容易に調節すること
ができ、堆積物の掻き取り除去作業をこの面からも効率
よく行うことができる。
【0035】以上、本発明を、一実施の形態及び変容例
を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施
の形態や変容例に記載の構成に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考
えられるその他の実施の形態や変容例も含むものであ
る。例えば、上記した実施の形態では、回転モータや幅
方向進退シリンダとして、側溝という使用条件を考慮し
て、漏電事故や爆発事故等のおそれがない、いわゆるト
ラブルフリーのエアモータやエアシリンダを用いたが、
トラブル対策が十分であれば、電動モータや油圧シリン
ダを用いることもできることはいうまでもない。また、
上記した実施の形態では、走行機枠を前、後端を開放し
た中空箱体から構成し、堆積物移送管を兼用させている
が、走行機枠とは別個に堆積物移送管を設け、走行機枠
に取り付けるようにしてもよい。
を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施
の形態や変容例に記載の構成に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考
えられるその他の実施の形態や変容例も含むものであ
る。例えば、上記した実施の形態では、回転モータや幅
方向進退シリンダとして、側溝という使用条件を考慮し
て、漏電事故や爆発事故等のおそれがない、いわゆるト
ラブルフリーのエアモータやエアシリンダを用いたが、
トラブル対策が十分であれば、電動モータや油圧シリン
ダを用いることもできることはいうまでもない。また、
上記した実施の形態では、走行機枠を前、後端を開放し
た中空箱体から構成し、堆積物移送管を兼用させている
が、走行機枠とは別個に堆積物移送管を設け、走行機枠
に取り付けるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】請求項1〜9記載の側溝掃除機において
は、側溝掃除機を、側溝内に移動自在に配設された走行
機枠と、走行機枠の前部に回転モータによって回転自在
に取り付けられ泥等の堆積物を掻き取る掻き取りブラシ
と、走行機枠に取り付けられ、掻き取った堆積物を走行
機枠の前部から後部に移送する堆積物移送管と、堆積物
移送管の後部に連結され堆積物を地上に排出する堆積物
排出管とから構成している。
は、側溝掃除機を、側溝内に移動自在に配設された走行
機枠と、走行機枠の前部に回転モータによって回転自在
に取り付けられ泥等の堆積物を掻き取る掻き取りブラシ
と、走行機枠に取り付けられ、掻き取った堆積物を走行
機枠の前部から後部に移送する堆積物移送管と、堆積物
移送管の後部に連結され堆積物を地上に排出する堆積物
排出管とから構成している。
【0037】従って、掻き取りブラシによって側溝内に
堆積する土砂等からなる堆積物を強力かつ効果的に掻き
取った後、地上に配設したバキュームカー等を駆動し
て、堆積物移送管及び堆積物排出管を通してバキューム
カーのタンク内に移送し、その後、バキュームカーで所
望の廃棄場所へ搬送することができる。このように、側
溝内に堆積した堆積物を、側溝蓋を取り外すことなく、
容易かつ確実に地上に取出すことができ、従来重労働で
あった側溝掃除作業から作業者を解放することができ
る。
堆積する土砂等からなる堆積物を強力かつ効果的に掻き
取った後、地上に配設したバキュームカー等を駆動し
て、堆積物移送管及び堆積物排出管を通してバキューム
カーのタンク内に移送し、その後、バキュームカーで所
望の廃棄場所へ搬送することができる。このように、側
溝内に堆積した堆積物を、側溝蓋を取り外すことなく、
容易かつ確実に地上に取出すことができ、従来重労働で
あった側溝掃除作業から作業者を解放することができ
る。
【0038】特に、請求項2記載の側溝掃除機において
は、走行機枠の両側に、前後方向に間隔をあけて、幅方
向に同期して進退自在な二対の走行輪を設けると共に、
走行機枠に、走行輪を幅方向に進退して側溝の両側壁に
押圧状態に当接可能な走行輪進退機構と、走行輪のう
ち、少なくとも一対の走行輪を回転駆動させる走行輪回
転駆動機構とを搭載している。従って、側溝のサイズが
異なっても、走行輪進退機構を作動することによって走
行輪を幅方向に進退させ、それぞれのサイズの側溝の両
側壁に押圧状態に当接させることができ、走行輪回転駆
動機構を駆動することによって側溝掃除機を側溝内で移
動することができる。即ち、単一の側溝掃除機によっ
て、サイズの異なる多数の側溝の掃除を行うことがで
き、側溝掃除機の有用性の拡大を図ることができる。
は、走行機枠の両側に、前後方向に間隔をあけて、幅方
向に同期して進退自在な二対の走行輪を設けると共に、
走行機枠に、走行輪を幅方向に進退して側溝の両側壁に
押圧状態に当接可能な走行輪進退機構と、走行輪のう
ち、少なくとも一対の走行輪を回転駆動させる走行輪回
転駆動機構とを搭載している。従って、側溝のサイズが
異なっても、走行輪進退機構を作動することによって走
行輪を幅方向に進退させ、それぞれのサイズの側溝の両
側壁に押圧状態に当接させることができ、走行輪回転駆
動機構を駆動することによって側溝掃除機を側溝内で移
動することができる。即ち、単一の側溝掃除機によっ
て、サイズの異なる多数の側溝の掃除を行うことがで
き、側溝掃除機の有用性の拡大を図ることができる。
【0039】請求項3記載の側溝掃除機においては、走
行輪の取付軸を走行機枠の進行方向に前傾させることに
よって、走行輪が前記両側壁上を前方下向きに移動する
ようにしている。従って、走行輪が両側壁を移動するに
際して、走行機枠に下向きの力を付与することができ、
走行機枠の浮遊を防止して、走行機枠を安定状態に側溝
内で移動することができる。請求項4記載の側溝掃除機
においては、掻き取りブラシを、掻き取りブラシの回転
面が側溝の底面とに対して前傾の当接角度をもつよう
に、走行機枠の前部に取り付けている。従って、側溝内
の堆積物が多い場合でも効果的に掻き取ることができ
る。
行輪の取付軸を走行機枠の進行方向に前傾させることに
よって、走行輪が前記両側壁上を前方下向きに移動する
ようにしている。従って、走行輪が両側壁を移動するに
際して、走行機枠に下向きの力を付与することができ、
走行機枠の浮遊を防止して、走行機枠を安定状態に側溝
内で移動することができる。請求項4記載の側溝掃除機
においては、掻き取りブラシを、掻き取りブラシの回転
面が側溝の底面とに対して前傾の当接角度をもつよう
に、走行機枠の前部に取り付けている。従って、側溝内
の堆積物が多い場合でも効果的に掻き取ることができ
る。
【0040】請求項5記載の側溝掃除機においては、掻
き取りブラシを、掻き取りブラシの回転面が前記側溝の
底面に対して平行となるように、走行機枠の前部に取り
付けている。従って、掻き取りブラシが側溝内の堆積物
と接触する面を増大することができ、柔らかい堆積物に
おいては、効率よく堆積物を掻き取ることができる。
き取りブラシを、掻き取りブラシの回転面が前記側溝の
底面に対して平行となるように、走行機枠の前部に取り
付けている。従って、掻き取りブラシが側溝内の堆積物
と接触する面を増大することができ、柔らかい堆積物に
おいては、効率よく堆積物を掻き取ることができる。
【0041】請求項6記載の側溝掃除機においては、走
行機枠を中空箱体から形成し、堆積物移送管を兼用させ
ている。従って、側溝掃除機をコンパクトな構成とする
ことができ、狭隘な側溝内の掃除にも使用できると共
に、安価に製作することができる。請求項7記載の側溝
掃除機においては、掻き取りブラシを回転させる回転モ
ータをエアモータより構成し、エアモータにエア供給配
管を介して圧搾エアを供給すると共に、圧搾エアの一部
を掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻き取り補助
用エアとして用いる。従って、このエア供給配管からの
圧搾エアと掻き取りブラシの協働によって、側溝内の堆
積物をより効果的に掻き取ることができると共に、空き
缶等を吹き飛ばして、バキュームカーのタンク内に空き
缶等が混入するのを防止することができる。
行機枠を中空箱体から形成し、堆積物移送管を兼用させ
ている。従って、側溝掃除機をコンパクトな構成とする
ことができ、狭隘な側溝内の掃除にも使用できると共
に、安価に製作することができる。請求項7記載の側溝
掃除機においては、掻き取りブラシを回転させる回転モ
ータをエアモータより構成し、エアモータにエア供給配
管を介して圧搾エアを供給すると共に、圧搾エアの一部
を掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻き取り補助
用エアとして用いる。従って、このエア供給配管からの
圧搾エアと掻き取りブラシの協働によって、側溝内の堆
積物をより効果的に掻き取ることができると共に、空き
缶等を吹き飛ばして、バキュームカーのタンク内に空き
缶等が混入するのを防止することができる。
【0042】請求項8記載の側溝掃除機においては、走
行機枠の前部に給水配管の先端を取り付け、給水配管か
ら水を掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻き取り
補助用水として用いる。従って、この給水配管からの噴
出水と掻き取りブラシの協働によって、側溝内の堆積物
をより効果的に掻き取ることができる。請求項9記載の
側溝掃除機においては、走行機枠の前部に掻き取りブラ
シによる堆積物の掻き取り状態を点検するためのカメラ
装置を取り付けている。従って、掻き取りブラシによる
堆積物の掻き取り作業を、堆積物の状態を見ながら行う
ことができるので、掻き取り作業を効率よく行うことが
できると共に、掻き取りブラシの破損や回転モータの破
損事故を確実に防止することができる。
行機枠の前部に給水配管の先端を取り付け、給水配管か
ら水を掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物掻き取り
補助用水として用いる。従って、この給水配管からの噴
出水と掻き取りブラシの協働によって、側溝内の堆積物
をより効果的に掻き取ることができる。請求項9記載の
側溝掃除機においては、走行機枠の前部に掻き取りブラ
シによる堆積物の掻き取り状態を点検するためのカメラ
装置を取り付けている。従って、掻き取りブラシによる
堆積物の掻き取り作業を、堆積物の状態を見ながら行う
ことができるので、掻き取り作業を効率よく行うことが
できると共に、掻き取りブラシの破損や回転モータの破
損事故を確実に防止することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る側溝掃除機の側溝
内における平面図である。
内における平面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視図である。
【図5】図2のC−C矢視図である。
【図6】図2のD−D矢視図である。
【図7】掻き取りブラシのブラシ面を側溝の底面と平行
にした変容例に係る側溝掃除機の要部説明図である。
にした変容例に係る側溝掃除機の要部説明図である。
α 当接角度 β 前傾角度 10 側溝掃除機 10a 側溝掃
除機 11 車輪 12 車輪 13 走行機枠 14 側溝 15 底壁 16 堆積物移
送流路 17 掻き取りブラシ 18 回転モー
タ 18a スペーサ 18b スペー
サ 19 取付フランジ 20 取付フラ
ンジ 21 堆積物排出管 22 走行輪 22a 取付軸 23 走行輪 23a 取付軸 24 側壁 25 側壁 26 走行輪進
退機構 27 側溝蓋 28 走行輪回
転駆動機構 29 取付軸 30 回転基板 31 ブラシ本体 32 ボス部 33 出力軸 34 エア配管 35 エア分岐配管 36 噴出ノズ
ル 37 スプライン軸支持機枠 38 前スプラ
イン軸 39 後スプライン軸 40 軸受 41 軸受 42 走行輪取
付機枠 43 走行輪取付機枠 44 軸受 45 軸受 46 進退軸 47 走行輪取付機枠 48 走行輪取
付機枠 49 幅方向進退シリンダ 50 幅方向進
退シリンダ 51 伸縮ロッド 52 伸縮ロッ
ド 53 連結板 54 連結板 55 回転モータ 56 出力軸 57 減速装置 58 入力軸 59 カップリング 60 第1スプ
ロケット 61 第1後スプライン筒 62 第2スプ
ロケット 63 無端チェン 64 第2後ス
プライン筒 65 第3スプロケット 66 前スプラ
イン筒 67 第4スプロケット 68 無端チェ
ン 69 ベベルギア 70 ベベルギ
ア 71 保護ケーシング 72 飛散物侵
入防止スカート 73 側壁 74 側壁 75 側溝蓋 76 側溝 77 掻き取りブラシ 78 カメラ装
置 79 出力軸 80 回転モー
タ 81 L字状ブラケット 82 ねじ式昇
降装置 83 水平アーム
除機 11 車輪 12 車輪 13 走行機枠 14 側溝 15 底壁 16 堆積物移
送流路 17 掻き取りブラシ 18 回転モー
タ 18a スペーサ 18b スペー
サ 19 取付フランジ 20 取付フラ
ンジ 21 堆積物排出管 22 走行輪 22a 取付軸 23 走行輪 23a 取付軸 24 側壁 25 側壁 26 走行輪進
退機構 27 側溝蓋 28 走行輪回
転駆動機構 29 取付軸 30 回転基板 31 ブラシ本体 32 ボス部 33 出力軸 34 エア配管 35 エア分岐配管 36 噴出ノズ
ル 37 スプライン軸支持機枠 38 前スプラ
イン軸 39 後スプライン軸 40 軸受 41 軸受 42 走行輪取
付機枠 43 走行輪取付機枠 44 軸受 45 軸受 46 進退軸 47 走行輪取付機枠 48 走行輪取
付機枠 49 幅方向進退シリンダ 50 幅方向進
退シリンダ 51 伸縮ロッド 52 伸縮ロッ
ド 53 連結板 54 連結板 55 回転モータ 56 出力軸 57 減速装置 58 入力軸 59 カップリング 60 第1スプ
ロケット 61 第1後スプライン筒 62 第2スプ
ロケット 63 無端チェン 64 第2後ス
プライン筒 65 第3スプロケット 66 前スプラ
イン筒 67 第4スプロケット 68 無端チェ
ン 69 ベベルギア 70 ベベルギ
ア 71 保護ケーシング 72 飛散物侵
入防止スカート 73 側壁 74 側壁 75 側溝蓋 76 側溝 77 掻き取りブラシ 78 カメラ装
置 79 出力軸 80 回転モー
タ 81 L字状ブラケット 82 ねじ式昇
降装置 83 水平アーム
Claims (9)
- 【請求項1】 側溝内に移動自在に配設された走行機枠
と、 前記走行機枠の前部に回転モータによって回転自在に取
り付けられ泥等の堆積物を掻き取る掻き取りブラシと、 前記走行機枠に取り付けられ、掻き取った前記堆積物を
前記走行機枠の前部から後部に移送する堆積物移送管
と、 前記堆積物移送管の後部に連結され前記堆積物を地上に
排出する堆積物排出管とを具備する側溝掃除機。 - 【請求項2】 前記走行機枠の両側に、前後方向に間隔
をあけて、幅方向に同期して進退自在な二対の走行輪を
設けると共に、前記走行機枠に、前記走行輪を幅方向に
進退して前記側溝の両側壁に押圧状態に当接可能な走行
輪進退機構と、前記走行輪のうち、少なくとも一対の走
行輪を回転駆動させる走行輪回転駆動機構とを搭載した
ことを特徴とする請求項1記載の側溝掃除機。 - 【請求項3】 前記走行輪の取付軸を前記走行機枠の進
行方向に前傾させることによって、前記走行輪が前記両
側壁上を前方下向きに移動するようにしたことを特徴と
する請求項2記載の側溝掃除機。 - 【請求項4】 前記掻き取りブラシを、その回転面が前
記側溝の底面とに対して前傾の当接角度をもつように、
前記走行機枠の前部に取り付けたことを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1項に記載の側溝掃除機。 - 【請求項5】 前記掻き取りブラシを、該掻き取りブラ
シの回転面が前記側溝の底面に対して平行となるよう
に、前記走行機枠の前部に取り付けたことを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の側溝掃除機。 - 【請求項6】 前記走行機枠を前、後端を開口した中空
箱体から形成し、前記堆積物移送管を兼用させたことを
特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の記載の
側溝掃除機。 - 【請求項7】 前記掻き取りブラシを回転させる前記回
転モータをエアモータより構成し、該エアモータにエア
供給配管を介して圧搾エアを供給すると共に、該圧搾エ
アの一部を前記掻き取りブラシに向けて噴出し、堆積物
掻き取り補助用エアとして用いることを特徴とする請求
項1〜6のいずれか1項に記載の側溝掃除機。 - 【請求項8】 前記走行機枠の前部に給水配管の先端を
取り付け、該給水配管から水を前記掻き取りブラシに向
けて噴出し、堆積物掻き取り補助用水として用いること
を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の側溝
掃除機。 - 【請求項9】 前記走行機枠の前部に掻き取りブラシに
よる堆積物の掻き取り状態を点検するためのカメラ装置
を取り付けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか
1項に記載の側溝掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8087450A JPH09250167A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 側溝掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8087450A JPH09250167A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 側溝掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09250167A true JPH09250167A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13915202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8087450A Pending JPH09250167A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | 側溝掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09250167A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011038304A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Kyushu Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport | 側溝清掃装置 |
KR101274149B1 (ko) * | 2012-06-27 | 2013-06-12 | 박용환 | 무언체 전도 수문 |
CN115777608A (zh) * | 2022-12-19 | 2023-03-14 | 佛山渔汇智慧渔业科技有限公司 | 一种基于智能控制的水产品循环水养殖系统 |
CN116748857A (zh) * | 2023-08-18 | 2023-09-15 | 烟台市铭海自动化科技有限公司 | 一种螺栓螺母拧紧机 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8087450A patent/JPH09250167A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011038304A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Kyushu Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport | 側溝清掃装置 |
KR101274149B1 (ko) * | 2012-06-27 | 2013-06-12 | 박용환 | 무언체 전도 수문 |
CN115777608A (zh) * | 2022-12-19 | 2023-03-14 | 佛山渔汇智慧渔业科技有限公司 | 一种基于智能控制的水产品循环水养殖系统 |
CN115777608B (zh) * | 2022-12-19 | 2023-11-17 | 佛山渔汇智慧渔业科技有限公司 | 一种基于智能控制的水产品循环水养殖系统 |
CN116748857A (zh) * | 2023-08-18 | 2023-09-15 | 烟台市铭海自动化科技有限公司 | 一种螺栓螺母拧紧机 |
CN116748857B (zh) * | 2023-08-18 | 2023-11-07 | 烟台市铭海自动化科技有限公司 | 一种螺栓螺母拧紧机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050221 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050315 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050712 |