JPH0616130B2 - オート・フォーカスカメラ - Google Patents
オート・フォーカスカメラInfo
- Publication number
- JPH0616130B2 JPH0616130B2 JP60241616A JP24161685A JPH0616130B2 JP H0616130 B2 JPH0616130 B2 JP H0616130B2 JP 60241616 A JP60241616 A JP 60241616A JP 24161685 A JP24161685 A JP 24161685A JP H0616130 B2 JPH0616130 B2 JP H0616130B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- focus
- lens
- auto focus
- auto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はオート・フオーカス（ＡＦ）付カメラに関し、
更に詳述すれば、マニユアル・フオーカス撮影が可能
で、しかもレンズ鏡胴の距離リングが露出しない構造か
らなるオート・フオーカスカメラに関する。
更に詳述すれば、マニユアル・フオーカス撮影が可能
で、しかもレンズ鏡胴の距離リングが露出しない構造か
らなるオート・フオーカスカメラに関する。
（従来技術） 近年、オート・フオーカスカメラとして、従来の自動焦
点検出（距離リングは手で回すが、合焦をフアインダ内
の発光ダイオードや電子音ブザーで知らせる）機能だけ
を備えたものから、自動焦点調整化されてボタンを押す
だけで合焦が得られ、かつ露光／シヤツタスピードも自
動化されたオート・フオーカスカメラが発売されてい
る。
点検出（距離リングは手で回すが、合焦をフアインダ内
の発光ダイオードや電子音ブザーで知らせる）機能だけ
を備えたものから、自動焦点調整化されてボタンを押す
だけで合焦が得られ、かつ露光／シヤツタスピードも自
動化されたオート・フオーカスカメラが発売されてい
る。
また、このようなカメラでは一般にフオーカスモード切
替スイツチを有し、マニユアル操作による焦点調整も可
能になされている。従つて、このようなカメラに対応す
るレンズは、第４図に例示したように、少なくともレン
ズ鏡胴１の距離リング２だけは従来と同様に手で触れて
回転出来るように設けられており、この距離リング２が
マニユアルモードの際に接触し易くかつ操作し易い構造
および配置になつている。
替スイツチを有し、マニユアル操作による焦点調整も可
能になされている。従つて、このようなカメラに対応す
るレンズは、第４図に例示したように、少なくともレン
ズ鏡胴１の距離リング２だけは従来と同様に手で触れて
回転出来るように設けられており、この距離リング２が
マニユアルモードの際に接触し易くかつ操作し易い構造
および配置になつている。
（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、オート・フオーカスモードでは、前記距
離リングは電気的駆動手段により自動回転されるため、
このモードに於いて、距離リングに手が触れるとオート
・フオーカス動作に外乱として作用し、好ましくなかっ
た。従つて、オート・フオーカスモードではマニユアル
モードとは相反して触れにくい構造が望まれた。
離リングは電気的駆動手段により自動回転されるため、
このモードに於いて、距離リングに手が触れるとオート
・フオーカス動作に外乱として作用し、好ましくなかっ
た。従つて、オート・フオーカスモードではマニユアル
モードとは相反して触れにくい構造が望まれた。
本発明の目的は、上記した相反する条件を解決し、オー
ト・フオーカスモード及びマニユアルモード何れのモー
ドに於てもフオーカス調整を容易にし、かつ取扱性が良
好なオート・フオーカスカメラを提供することにある。
ト・フオーカスモード及びマニユアルモード何れのモー
ドに於てもフオーカス調整を容易にし、かつ取扱性が良
好なオート・フオーカスカメラを提供することにある。
（問題点を解決するための手段及び作用） すなわち本発明の上記目的は、測距に応じてレンズを光
軸に沿つて前後方向に変位させる駆動手段を具備してな
るオート・フオーカスカメラに於て、フオーカスモード
切替手段によりマニユアルモード設定時に前記駆動手段
に指令を与えるスイツチ手段を有し、該スイツチ手段は
撮影者が操作可能で、かつこの操作は撮影者の意図に応
じてレンズを光軸に沿って前後方向に変位させるための
信号を与えるとともに、撮影レンズは常時少なくともそ
のフォーカス変位手段が接触不能に覆われていることを
特徴オート・フオーカスカメラにより達成される。
軸に沿つて前後方向に変位させる駆動手段を具備してな
るオート・フオーカスカメラに於て、フオーカスモード
切替手段によりマニユアルモード設定時に前記駆動手段
に指令を与えるスイツチ手段を有し、該スイツチ手段は
撮影者が操作可能で、かつこの操作は撮影者の意図に応
じてレンズを光軸に沿って前後方向に変位させるための
信号を与えるとともに、撮影レンズは常時少なくともそ
のフォーカス変位手段が接触不能に覆われていることを
特徴オート・フオーカスカメラにより達成される。
本発明のカメラでは、マニユアルモード時に於ても距離
リングが駆動手段を介して回転されるので手で直接触れ
る必要がなくなつた。寧ろ、積極的に非接触構造とする
ことが望ましく、オート・フオーカスモードと同一条件
下に設定できて何れのモードに於てもフオーカス調整を
容易にした。
リングが駆動手段を介して回転されるので手で直接触れ
る必要がなくなつた。寧ろ、積極的に非接触構造とする
ことが望ましく、オート・フオーカスモードと同一条件
下に設定できて何れのモードに於てもフオーカス調整を
容易にした。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳説する。
第１図は、本発明の１実施例によるオート・フオーカス
カメラの外観斜視図であり、従来のオート・フオーカス
カメラと略同一機能及び外観からなつている。従つて、
本発明の特徴的部分についてのみ説明することとし、従
来と同一構成要素については図示及び説明を省略する。
カメラの外観斜視図であり、従来のオート・フオーカス
カメラと略同一機能及び外観からなつている。従つて、
本発明の特徴的部分についてのみ説明することとし、従
来と同一構成要素については図示及び説明を省略する。
このオート・フオーカスカメラは、カメラ本体１０にマ
ウントされるレンズ鏡胴３の少なくとも距離リング（図
示せず）を含む外周面が中空円筒体４により覆われた二
重構造からなり、レンズ鏡胴３をマウントした際、前記
中空円筒体４はカメラ本体１０に固定されると共に、前
記距離リングが後述するモータにより回転自在な構成に
設けられている。
ウントされるレンズ鏡胴３の少なくとも距離リング（図
示せず）を含む外周面が中空円筒体４により覆われた二
重構造からなり、レンズ鏡胴３をマウントした際、前記
中空円筒体４はカメラ本体１０に固定されると共に、前
記距離リングが後述するモータにより回転自在な構成に
設けられている。
また、前記中空円筒体４の上面には透明体が貼着された
窓部５が形成され、距離及び絞り目盛が読取り可能にな
つている。
窓部５が形成され、距離及び絞り目盛が読取り可能にな
つている。
カメラ本体１０の上部左側端面にはＡＦ／マニユアルモ
ード切替えレバー６が配置され、また上部右側にはシヤ
ツタレリーズスイツチ７及び２個の焦点調整スイツチ８
が配置されている。前記焦点調整スイツチ８はマニユア
ルモードが選択されたときに作動し、レンズ駆動モータ
の回転を前ピン及後ピン方向に制御して焦点調整を行わ
せる。
ード切替えレバー６が配置され、また上部右側にはシヤ
ツタレリーズスイツチ７及び２個の焦点調整スイツチ８
が配置されている。前記焦点調整スイツチ８はマニユア
ルモードが選択されたときに作動し、レンズ駆動モータ
の回転を前ピン及後ピン方向に制御して焦点調整を行わ
せる。
第２図は本発明のオート・フオーカスカメラの制御系を
説明するブロツク図である。
説明するブロツク図である。
ＡＦ／マニユアルモード切替えレバー６からの指令によ
りオート・フオーカス制御プロセツサ１００がＡＦモー
ド或いはマニユアル・モードとして作用する。ＡＦモー
ドが選択されると。レンズＲＯＭ１０１に格納されてい
る開放Ｆ値やレンズ繰り出し比率などのレンズ毎に異な
るレンズ情報がコントロール・プロセツサ１０２を通じ
てオート・フオーカス制御プロセツサ１００に伝えられ
る。また、測距情報はＣＣＤ１０３の出力として、ＣＣ
Ｄインターフエイス１０４を介してオート・フオーカス
制御プロセツサ１００の演算系１０５で演算され、レン
ズからの情報とつき合わされてモータ回転量を決め、駆
動系１０６に伝えられる。駆動系１０６はモータの回転
角及び回転速度を制御してモータ・ドライバ１０７を介
してモータ１０９を動かし、焦点調整が行われる。
りオート・フオーカス制御プロセツサ１００がＡＦモー
ド或いはマニユアル・モードとして作用する。ＡＦモー
ドが選択されると。レンズＲＯＭ１０１に格納されてい
る開放Ｆ値やレンズ繰り出し比率などのレンズ毎に異な
るレンズ情報がコントロール・プロセツサ１０２を通じ
てオート・フオーカス制御プロセツサ１００に伝えられ
る。また、測距情報はＣＣＤ１０３の出力として、ＣＣ
Ｄインターフエイス１０４を介してオート・フオーカス
制御プロセツサ１００の演算系１０５で演算され、レン
ズからの情報とつき合わされてモータ回転量を決め、駆
動系１０６に伝えられる。駆動系１０６はモータの回転
角及び回転速度を制御してモータ・ドライバ１０７を介
してモータ１０９を動かし、焦点調整が行われる。
また、マニユアルモードが選択されると、レンズ駆動は
操作者がフアインダーが見ながら２つの焦点調整スイツ
チ７を適宜操作することにより、ＡＦモードと同じオー
ト・フオーカス制御プロセツサの駆動系１０６及びモー
タ１０８を介して行われる。
操作者がフアインダーが見ながら２つの焦点調整スイツ
チ７を適宜操作することにより、ＡＦモードと同じオー
ト・フオーカス制御プロセツサの駆動系１０６及びモー
タ１０８を介して行われる。
第３図は、本発明の他の実施例を図示したもので、レン
ズ鏡胴２３が略箱型に設けられたカメラ本体２０に沈胴
した構成からなつている。カメラ本体２０の上面には先
の第１図の実施例と同様にマニユアルモードを設定する
ＡＦ／マニユアルモード切替えレバー２６及び焦点調整
を行わせる焦点調整スイツチ２８が設けられており、そ
の他の構成要素は図示及び説明を省略するが同様に設け
られている。
ズ鏡胴２３が略箱型に設けられたカメラ本体２０に沈胴
した構成からなつている。カメラ本体２０の上面には先
の第１図の実施例と同様にマニユアルモードを設定する
ＡＦ／マニユアルモード切替えレバー２６及び焦点調整
を行わせる焦点調整スイツチ２８が設けられており、そ
の他の構成要素は図示及び説明を省略するが同様に設け
られている。
前記夫々の実施例では、銀塩フイルムカメラとしてのオ
ート・フオーカスカメラを説明したが、本発明は、例え
ば固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、磁気デイスク
などの回転磁気記録媒体を用いた記録装置とを組み合わ
せ、被写体を純電子的にスチル撮影して回転磁気記録媒
体に記録する電子スチルカメラに適用することも出来
る。
ート・フオーカスカメラを説明したが、本発明は、例え
ば固体撮像素子や撮像管等の撮像装置と、磁気デイスク
などの回転磁気記録媒体を用いた記録装置とを組み合わ
せ、被写体を純電子的にスチル撮影して回転磁気記録媒
体に記録する電子スチルカメラに適用することも出来
る。
（発明の効果） 以上記載したとおり、本発明のオート・フオーカスカメ
ラによれば、マニユアルモードによる焦点調整も電気的
駆動手段を用いて行い、距離リングと非接触に設けたこ
とにより、レンズ鏡胴を覆う構成が形成でき、ＡＦモー
ドの際に距離リングと接触することにより生じる不都合
を回避することができた。その結果、常時良好なフオー
カス調整を行うことができる。
ラによれば、マニユアルモードによる焦点調整も電気的
駆動手段を用いて行い、距離リングと非接触に設けたこ
とにより、レンズ鏡胴を覆う構成が形成でき、ＡＦモー
ドの際に距離リングと接触することにより生じる不都合
を回避することができた。その結果、常時良好なフオー
カス調整を行うことができる。
また、マニユアルモードでの駆動手段がＡＦモードの駆
動手段を兼用できて回路上の負担低減及びスペース増加
を阻止できた。
動手段を兼用できて回路上の負担低減及びスペース増加
を阻止できた。
【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明の一実施例によるオート・フオーカス
カメラの概略斜視図、第２図は第１図の実施例によるカ
メラの制御系を説明するブロツク図、第３図は本発明の
他の実施例による斜視図、第４図は従来のレンズ鏡胴を
説明する図である。 １，３，２３……レンズ鏡胴、２……距離リング、４…
…中空円筒体、６，２６……ＡＦ／マニユアルモード切
替えレバー、８，２８……焦点調整スイツチ、１０，２
０……カメラ本体。
カメラの概略斜視図、第２図は第１図の実施例によるカ
メラの制御系を説明するブロツク図、第３図は本発明の
他の実施例による斜視図、第４図は従来のレンズ鏡胴を
説明する図である。 １，３，２３……レンズ鏡胴、２……距離リング、４…
…中空円筒体、６，２６……ＡＦ／マニユアルモード切
替えレバー、８，２８……焦点調整スイツチ、１０，２
０……カメラ本体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 和也 東京都港区西麻布２丁目26番30号 富士写 真フイルム株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−214811（ＪＰ，Ａ)
Claims (3)
- 【請求項１】測距に応じてレンズを光軸に沿って前後方
向に変位させる駆動手段を具備してなるオート・フォー
カスカメラに於いて、フォーカスモード切替手段により
マニュアルモード設定時に前記駆動手段に指令を与える
スイッチ手段を有し、該スイッチ手段は撮影者が操作可
能で、かつこの操作は撮影者の意図に応じてレンズを光
軸に沿って前後方向に変位させるための信号を与えると
ともに、撮影レンズは常時少なくともそのフォーカス変
位手段が接触不能に覆われていることを特徴とするオー
ト・フォーカスカメラ。 - 【請求項２】中空円筒体に貫入されたレンズ鏡胴がカメ
ラ本体にマウントされることにより前記中空円筒体が該
カメラ本体に固定される構成を備えたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載のカメラ。 - 【請求項３】レンズ鏡胴がカメラ本体に沈胴した構成か
らなることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のカ
メラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60241616A JPH0616130B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | オート・フォーカスカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60241616A JPH0616130B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | オート・フォーカスカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62102215A JPS62102215A (ja) | 1987-05-12 |
| JPH0616130B2 true JPH0616130B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=17076973
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60241616A Expired - Lifetime JPH0616130B2 (ja) | 1985-10-30 | 1985-10-30 | オート・フォーカスカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616130B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07119871B2 (ja) * | 1986-11-29 | 1995-12-20 | 京セラ株式会社 | オ−トフオ−カス式一眼レフカメラにおける焦点調整装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59214811A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-04 | Canon Inc | レンズ鏡胴 |
-
1985
- 1985-10-30 JP JP60241616A patent/JPH0616130B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62102215A (ja) | 1987-05-12 |
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