JPH06161147A - 磁性トナー及び電子写真方法 - Google Patents

磁性トナー及び電子写真方法

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JPH06161147A
JPH06161147A JP4309956A JP30995692A JPH06161147A JP H06161147 A JPH06161147 A JP H06161147A JP 4309956 A JP4309956 A JP 4309956A JP 30995692 A JP30995692 A JP 30995692A JP H06161147 A JPH06161147 A JP H06161147A
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JP
Japan
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toner
magnetic toner
magnetic
electrostatic latent
hot air
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Application number
JP4309956A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Yuasa
安仁 湯浅
Noriaki Hirota
典昭 廣田
Akinori Toyoda
昭則 豊田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で小型高性能、またトナーリサイ
クルを可能とし、長期使用時にも画像濃度が高く現像特
性の安定した磁性トナー及び電子写真方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 固定された磁石を内部に有する感光体ドラム
を用い、静電潜像を形成した後、トナー溜め内で磁性ト
ナーと接触させ、トナーを感光体表面に磁力で吸着させ
る。更に交流電圧を印加した電極ローラを通過させる
と、画像部にのみトナーが残り現像され顕像化され、ま
た廃トナーをリサイクルする構成の電子写真方式で、磁
性トナーが熱風による表面改質処理を用いる構成とする
磁性トナー及び電子写真方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やプリンタやファ
クシミリに用いられる磁性トナー及び電子写真方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としてはカスケード現
像法、タッチダウン現像法、ジャンピング現像法などが
ある。そのなかで、感光体に直接現像剤を振りかける現
像法として米国特許3105770に示されるカスケー
ド現像が知られている。カスケード現像法は、電子写真
法初の実用複写機に用いられた現像法である。また現像
ローラに交流バイアス印加し一成分トナーを飛翔させ現
像する方法として米国特許3866574がある。この
発明では現像ローラに印加する交流バイアスはトナーの
動きを活性化する目的に用いられ、トナーは画像部には
飛翔し、非画像部では途中で舞い戻ると説明されてい
る。
【0003】さらに、この交流バイアスを印加する技術
を改良したものとして、特公昭63ー42256号公報
に示されるジャンピング現像がある。このジャンピング
現像法はトナーをトナー担持体に担持させ、トナー担持
体上に担持体と微小な間隙で剛性体または弾性体の規制
ブレードを設置し、その規制ブレードによりトナーを薄
層に規制し、現像部まで運び、そこで交流バイアスによ
り感光体の画像部にトナーを付着させる方法である。こ
の特公昭63ー42256号公報の技術思想は、画像部
及び非画像部においてトナーが往復運動するという点で
前述の米国特許3866574と異なるものである。
【0004】さらに現像の小型化と高画質化を推進する
ため、固定磁石を感光体に内包し更に感光体と所定の間
隙を設けて対向する位置に磁石を有する電極ローラから
構成される現像方式が提案され、より一層の高画質化、
小型化、装置の簡素化、低コストが可能となっている。
【0005】周知のようにこれらの現像法に使用される
靜電荷現像用のトナ−は一般的に樹脂成分、顔料もしく
は染料からなる着色成分及び可塑剤、電荷制御剤等の添
加成分によって構成されている。樹脂成分として天然ま
たは合成樹脂が単独あるいは適時混合して使用されてい
る。
【0006】しかしながら近年複写像の益々の高画質化
や画質の長期安定性が望まれる傾向が著しくなるにつ
れ、トナ−の主要構成成分である結着樹脂、電荷制御
剤、外添剤に従来以上の帯電性や耐久性が要求されてい
る。また昨今地球環境保護からトナーの再利用が注目さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、当技術分野ではよく知られていることで
あるが、カスケード現像法は、ベタ画像再現を苦手とし
ていた。また、装置が大型複雑化するという問題点を有
していた。さらに米国特許3866574の現像器は、
装置に高い精度が要求され複雑で高いコストがかかると
いう欠点を有していた。ジャンピング現像法はトナー層
を担持したトナー担持体上に極めて均一な薄層を形成す
ることが不可欠であった。またこの方法ではしばしばト
ナー担持体上のトナー薄層に前画像の履歴が残り画像に
残像が現れる、いわゆるスリーブゴースト現像が発生し
た。さらに装置が複雑でコストが高いという欠点もあ
る。
【0008】更に現像を小型高性能にした本発明に使用
する現像法は感光体に固定磁石を内包し更に感光体と所
定の間隙を設けて対向する位置に磁石を有する電極ロー
ラから構成される現像方式で、より一層の小型化、装置
の簡素化、低コストが可能になる方式であるが、反面高
画質化のためにより高性能化されたトナー特性に寄り掛
かざるをえない面を含んでいる。この現像法特有の現象
と考えられるが、トナーは層規制されずに、感光体と電
極ローラが回転する現像場に飛び込んでくる。そのため
トナーの帯電機会が僅かで、いかに俊速にトナーの帯電
性を上げられるかがポイントとなる。従来の一成分現像
や、二成分現像で使用されているトナーの流動性ではベ
タ黒画像部や中間調画像部にムラが生じたり、また非画
像部に地かぶりが増加する傾向にある。流動性の低いト
ナーにこの現象が顕著に表れる。これは流動性の低いト
ナーでは帯電に必要な現像部材との接触確率が低く満足
な帯電量が得られないのとトナー間で帯電にばらつきが
生じる。俊速なトナー帯電性が得られないわけである。
これが高流動性を保持したトナーでは接触性が均一にな
り、帯電性もばらつきが抑えられ、高帯電量が得られ、
高画質な画像が得られるものと考えられる。
【0009】そこで流動性を高めるために取られる手段
は流動性付与剤としてのシリカ等の外添剤の添加量を増
加させることである。しかし単にシリカ等の外添剤を増
加すると流動性は確かに向上するが、ある一定量以上で
は逆に流動性は減少する傾向にある。またシリカの浮遊
物が増加し、このシリカが核となりクリーニングブレー
ドの押圧力で感光体に打ち込まれ傷が発生したり、シリ
カの浮遊物が感光体上でのフィルミングを発生させる。
またシリカの浮遊物がベタ黒部に付着し白点が発生する
問題が発生し、単にシリカ増量のみでは弊害が多く発生
し、問題の解決にはならない。
【0010】さらに磁性体を添加した磁性トナーにおい
ては結着樹脂よりも低抵抗の磁性体がトナー表面に露出
しているため摩擦帯電で得られた電荷がリークしてしま
い高帯電量が得られにくい欠点を有している。そこで磁
性体自体を有機膜で表面コートして磁性体の抵抗を上げ
る試みがなされているが、コートむらや磁性体材料のコ
ストアップ、逆極性帯電を生じる傾向にあり、問題解決
には至っていない。
【0011】また近年地球環境保護から転写残りの廃ト
ナーをリサイクルし資源の再活用と環境汚染を防止する
ことが注目されているが、従来の方法では転写残りの廃
トナーをリサイクルし、再度現像で使用する際、このリ
サイクルトナーと新しいトナーを混合すると帯電量分布
の不均一化、逆極性トナーの増加による複写画像の低下
が発生する。これは廃トナーがクリーニングブレードで
の圧力でシリカの付着状態が変化し流動性が低下するこ
とが要因と考えられる。
【0012】本発明は上記問題点に鑑み、より一層の小
型化、装置の簡素化、低コストが可能な現像法であり、
さらに高濃度で低地かぶりの高画質を達成し、小型長寿
命で装置内にトナーの汚染の発生しない、またトナーリ
サイクルによっても画像濃度低下が無く、長寿命化が図
られ、再利用により地球環境汚染防止と資源の再活用を
可能にする磁性トナー及び電子写真方法を提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明の磁性トナー及び電子写真方法は、固定磁石
を内包し移動する静電潜像保持体と、前記静電潜像保持
体の表面に対向し前記固定磁石により磁気的に吸引させ
て前記磁性トナーを供給するトナー溜めと、少なくとも
前記固定磁石の一部に対向した位置でかつ前記静電潜像
保持体の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、内
部に磁石を有する電極ローラと、を有する現像工程と、
前記静電潜像保持体上の静電潜像を可視像化したトナー
像を静電力で転写材に移す転写工程と、転写時に一部前
記静電潜像保持体に残留する前記磁性トナーを前記静電
潜像保持体から除去するクリーニング工程と、前記クリ
ーニング工程で除去された前記磁性トナーを再度前記現
像工程に戻し再利用するトナーリサイクル工程と、を有
する電子写真方法に用いられる磁性トナーであって、前
記磁性トナーが少なくとも結着樹脂、磁性体、外添剤か
ら構成され、かつ前記磁性トナーの製造は少なくとも混
合と、混練と、粉砕と、分級と、外添処理と、前記分級
後に熱風による表面改質処理とから構成され、表面改質
処理は少なくとも圧縮空気により前記磁性トナーを分散
噴射する分散ノズルと、前記分散ノズルから噴射された
前記磁性トナーに熱風を当てるため前記熱風を放射する
熱風発生装置であるヒータと、を具備する表面改質装置
により行われ、表面改質処理における表面改質装置のヒ
ータから放射される熱風の温度はヒータ内部において5
0度〜600度であり、磁性体の添加量は磁性トナーに
対して20〜60重量%であることを特徴とする磁性ト
ナーである。
【0014】また本発明は、固定磁石を内包し移動する
静電潜像保持体と、磁性トナーと、前記静電潜像保持体
の表面に対向し前記固定磁石により磁気的に吸引させて
前記磁性トナーを供給するトナー溜めと、少なくとも前
記固定磁石の一部に対向した位置でかつ前記静電潜像保
持体の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、内部
に磁石を有する電極ローラと、を有する現像工程と、前
記静電潜像保持体上の静電潜像を可視像化したトナー像
を静電力で転写材に移す転写工程と、転写時に一部前記
静電潜像保持体に残留する前記磁性トナーを前記静電潜
像保持体から除去するクリーニング工程と、前記クリー
ニング工程で除去された前記磁性トナーを再度前記現像
工程に戻し再利用するトナーリサイクル工程と、を有す
る電子写真方法であって、前記磁性トナーが少なくとも
結着樹脂、磁性体、外添剤から構成され、かつ前記磁性
トナーの製造は少なくとも混合と、混練と、粉砕と、分
級と、外添処理と、前記分級後に熱風による表面改質処
理とから構成され、表面改質処理は少なくとも圧縮空気
により前記磁性トナーを分散噴射する分散ノズルと、前
記分散ノズルから噴射された前記磁性トナーに熱風を当
てるため前記熱風を放射する熱風発生装置であるヒータ
と、を具備する表面改質装置により行われ、表面改質処
理における表面改質装置のヒータから放射される熱風の
温度はヒータ内部において50度〜600度であり、磁
性体の添加量は磁性トナーに対して20〜60重量%で
ある磁性トナーを用いることを特徴とする電子写真方法
である。
【0015】
【作用】本発明は上記した構成により、固定磁石を内包
する静電潜像保持体を用い、静電潜像を形成した静電潜
像保持体にトナーを振りかけ磁気的に付着させ、電極ロ
ーラ部まで担持搬送し、電極ローラに交流バイアスを印
加し、静電潜像保持体の非画像部トナーを静電力と磁力
によって除去する構成である。すなわち本発明はカスケ
ード現像法に、静電潜像保持体内部に磁石を設置、電極
に交流電圧印加し、より小型高性能化したものである。
本発明では、最初にトナーが静電潜像保持体に振りかけ
られたときに現像はほとんど終了している。電極ローラ
部はトナーをトナー留め内で循環させると同時に、静電
潜像の非画像部のトナーを回収している。すなわちトナ
ーをトナー溜めから現像部まで担持し運ぶのは静電潜像
保持体である。電極ローラはトナー層を担持しない裸の
面が静電潜像保持体に対向する。電極ローラと静電潜像
保持体は逆方向回転である。
【0016】本発明の電子写真方法に用いる磁性トナー
は絶縁性一成分トナーが好ましい。一成分トナーを用い
ると二成分現像で必要なキャリアとトナーとの混合撹拌
機構やトナー濃度制御が不必要になるため装置構成が簡
略化できる。
【0017】本発明の電子写真方法は一度静電潜像保持
体の全面にトナーを付着させ、後に電極ローラにより静
電力と磁力により非画像部のトナーを除去する構成であ
る。そのためこの方法ではトナーの帯電特性、流動性が
強く画像特性に影響する。流動性が悪いと非画像部のト
ナーが静電潜像保持体に強く付着し除去できず地カブリ
となって画像を劣化させるし、また静電潜像保持体の全
面にトナーを付着させるときベタ画像にムラが発生する
ことがわかった。トナーの流動性を上げる(例えばシリ
カの添加量を増加させる)につれ、静電潜像保持体への
非静電的付着力が小さくなり、地カブリの減少と、画像
濃度の増加、ベタ黒部のムラが抑制される傾向にある
が、反面シリカ増量の弊害の発生している。例えば感光
体へのフィルミング、シリカ凝集物のベタ黒部への白点
付着である。
【0018】またトナーの電荷量が低下すると静電潜像
保持体との鏡像力が弱くなり静電潜像保持体に付着させ
たトナーが磁力により除去され易くなり画像濃度が低く
なるしまた、帯電量分布が不均一であると、文字周辺の
飛びちりが多く画像の鮮明さが低下することがわかっ
た。
【0019】更に本発明では転写残りの廃トナーをリサ
イクルする構成である。クリーニング時に弾性ブレード
で転写残りの廃トナーを感光体ドラムからかき落とすわ
けであるが、このときトナーに強いストレスが掛かる。
そのためトナー表面に外添処理しているシリカ粒子がト
ナー中に埋没して流動性が低下し、帯電量も低下する事
がわかった。そのため本発明では転写残りの廃トナーを
リサイクルさせても画像特性を安定にするため、廃トナ
ーも帯電量分布を均一化し、高流動性を維持される必要
があることがわかった。
【0020】更に長期使用時においても画質を安定化さ
せるために、トナーの流動性と帯電特性を高い値で安定
化させる必要がある。
【0021】本発明の磁性トナーは少なくとも結着樹
脂、磁性体、外添剤から構成される。本発明の磁性トナ
ーの製造方法としては公知の方法が用いられる。混合、
混練、粉砕、分級である。混合は結着樹脂、磁性体と、
その他必要に応じて添加される電荷制御剤、離型剤、顔
料等の内添剤を撹拌羽根を具備したミキサー等により均
一分散する工程である。そして混合された材料を加熱し
てせん断力により結着樹脂に内添剤を分散させる工程が
混練である。このときの混練としては公知の加熱混練機
を用いて行なうことが出来る。加熱混練機としては、三
本ロール型、一軸スクリュウー型、二軸スクリュウー
型、ハ゛ンハ゛リーミキサー型等の混練物を加熱してせん断力をか
けて練る装置を使用することが出来る。本実験では池貝
鉄工社製のPCM30を使用した。本発明はこれに限る
ものではない。その塊をカッターミル等で粗粉砕し、そ
の後ジェットミル粉砕機等で細かく砕く粉砕、更に気流
式分級機で微粉粒子がカットされ、所望の粒度分布を得
る分級と続く。機械式による粉砕、分級も可能である。
例えば固定したステータに対して回転するローラとの微
小な空隙にトナーを投入し、粉砕する方式がある。また
分級でも回転するロータにより遠心力で分級する方法も
ある。いずれも公知の方法が用いられる。
【0022】本発明の磁性トナーは分級後に熱風により
表面改質処理を行う。これは分級された磁性トナーを圧
縮空気により分散ノズルから分散噴射し、それにヒータ
で加熱された熱風を放射することにより表面改質処理さ
れる。従来熱により表面処理を施す例がみられるが、熱
風流が循環している中へトナーを供給し処理する方法が
取られているが、これではトナー相互に凝集し易く、処
理した後の形状も均一に表面が処理されない。本発明の
方式ではトナーに瞬時に熱風により処理するためトナー
相互の凝集もなく、トナー全体が均一に処理される。粉
砕で生じた粒子の角がきれいに取られ球形化されるた
め、流動性は飛躍的に向上するわけである。
【0023】この時の処理の温度はヒータ内部で50度
から600度が好ましい。50度以下の時表面改質処理
の効果が得られない。600度以上ではトナー同志の凝
集が起こり易くなる。また分散ノズルを用いているため
トナーの分散性が極めて良好に行うことが可能となる。
この表面改質処理により本発明の磁性トナーは最小限の
疎水化処理された外添剤(本発明では疎水性シリカを用
いたが他の公知の無機微粉末、有機微粉末の流動性付与
剤を用いてもよい)で高いレベルの流動性をトナーに付
与することが出来るわけである。
【0024】また表面改質を施すもう一つの目的とし
て、磁性体を添加したトナーでは磁性体が導電性を持っ
ているため、電荷を保持しにくくトナーの帯電量が上げ
にくい欠点がある。本発明の表面改質処理によりトナー
表面に突出している磁性体の表面を樹脂で被覆化するこ
とが出来、トナーの帯電量を高め、かつ帯電分布を均一
化する効果が得られるわけである。この結果、高濃度、
低地カブリの高画質が得られ、リサイクルされるトナー
においても高流動性、高帯電性が維持できるのである。
【0025】本発明の磁性トナーは表面改質処理後に外
添剤を外添処理する。このとき外添処理されたあとのシ
リカのトナー表面上の付着状態を高解像電子顕微鏡で観
察すると表面改質処理しないトナーではシリカは凝集し
た状態で不均一に付着している。しかし表面改質したト
ナーではシリカは凝集性が少なく表面に均一に付着して
いるのが観察された。これはトナーの角が除去されてい
るため、外添処理の強度(回転数と時間に依存)が弱く
ても均一に付着できることを示している。
【0026】そのためシリカの浮遊物によるベタ黒画像
部にシリカの白点が付着することや、感光体のシリカの
浮遊物によるフィルミングの発生は皆無である。特にシ
リカの浮遊物はリサイクル時においてクリーニングボッ
クスに蓄積されトナーの流動性や帯電特性に大きく影響
を与えるものである。
【0027】本発明の磁性トナーに添加する外添剤の添
加量は磁性トナー重量に対して0.1〜5重量部が好ま
しい。0.1重量部以下だと、磁性トナーの所望の流動
性が得られず、5重量部以上のとき微粉末の凝集物が多
く浮遊したり、感光体にフィルミングする現象が発生
し、好ましくない。外添剤の好ましい材料としてはコロ
イダルシリカ、チタニア、アルミナ、ジルコニア等公知
の無機微粉末材料が使用される。特に好ましくは疎水性
シリカが好ましい。四塩化ケイ素を処理して得られる親
水性シリカをさらに表面処理して疎水性シリカが得られ
るわけであるが、処理剤としてマイナス帯電性、疎水性
を考慮したジメチルジクロロシラン、ヘキサメチレンジ
シラザン、ジメチルシロキサン等の公知の処理剤が疎水
性、マイナス帯電性に有効な材料である。
【0028】本発明に係る磁性トナ−は結着樹脂を主要
成分としているが、公知の重合体あるいは共重合体を使
用することもできる。例えばスチレンアクリレート共重
合体樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレ
タン樹脂等がある。
【0029】また本発明に係る磁性トナーには必要に応
じて着色・電荷制御の目的で適当な顔料または染料が配
合される。そのような顔料または染料としてはカーボン
ブラック、鉄黒、グラファイト、ニグロシン、アゾ染料
の金属錯体、フタロシアニンブルー、セルコオイルブル
ー、デュポンオイルレッド、アニリンブルー、ベンジジ
ンイエロー、ローズベンガルやこれら等の混合物があ
り、電荷量、着色に必要な量が配合される。
【0030】さらに本発明に係る磁性トナーは必要に応
じて離型剤が更に配合される。更に必要に応じて他の種
類の添加剤を配合せしめることができる。例えば酸化ス
ズ、チタン酸ストロンチウム、タングステンカーバイド
等の研磨剤である。有機材料の微粉末も流動性補助剤、
帯電補助剤、クリーニング補助剤等の目的で必要に応じ
て添加される。
【0031】さらに本発明に係る磁性トナーは磁性体が
配合される。磁性粉としては鉄、マンガン、ニッケル、
コバルト、等の金属粉末や鉄、マンガン、ニッケル、コ
バルト、及びマグネタイト、フェライト等がある。粉体
の平均粒径は1μm以下、特に好ましくは0.6μm以下が
好ましい。添加量は20〜60重量%が好ましい。添加
量が20重量%以下ではトナー飛散が増加する傾向にあ
り、60重量%以上ではトナーの帯電量が低下する傾向
にあり画質の劣化を引き起こす傾向にある。
【0032】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0033】図1は本発明の磁性トナーが用いられる現
像装置の一例を示している。現像方式は一成分方式を用
いている。1はフタロシアニンをポリエステル系バイン
ダ樹脂に分散した有機感光体ドラム、2は感光体1と同
軸で固定された磁石で、3は感光体をマイナスに帯電す
るコロナ帯電器、4は感光体の帯電電位を制御するグリ
ッド電極、5は信号光、6はトナー溜め、7は磁性一成
分トナー、8は感光体1とギャップを開けて設定した非
磁性電極ローラ、9は電極ローラ8の内部に設置された
磁石、10は電極ローラ8に電圧を印加する交流高圧電
源、11は電極ローラ上のトナーをかきおとすポリエス
テルフィルム製のスクレーパ、12は感光体上のトナー
像を紙に転写する転写コロナ帯電器である。13は転写
残りの廃トナーをかき落とすクリーニングブレード、1
5は廃トナーを現像装置のトナー溜め6に送る輸送管、
16はトナー溜め内でのトナーの流れをスムーズにし、
またトナーが自重で押しつぶされ感光体と電極ローラと
の間でのつまりが発生するのを防止するためのダンパー
である。感光体1表面での磁束密度は600Gsであ
る。電極ローラ内部の磁力の方を強くして搬送性を向上
させた。また図中に示す磁石2の磁極角はθは15゜に
設定した。感光体1の直径は30mmで、周速60mm
/sで図中の矢印の方向に回転させ用いた。電極ローラ
8の直径は16mmで、周速40mm/sで感光体の進
行方向とは逆方向(図中の矢印方向)に回転させ用い
た。感光体1と電極ローラ8とのギャップは300μm
に設定した。
【0034】感光体1をコロナ帯電器3(印加電圧−
4.5kV、グリッド4の電圧−500V)で、ー50
0Vに帯電させた。この感光体1にレーザ光5を照射し
静電潜像を形成した。このとき感光体の露光電位はー9
0Vであった。この感光体1表面上に、トナー7をトナ
ー溜め6内で磁石により付着させた。次に感光体1を電
極ローラ8の前を通過させた。感光体1の未帯電域の通
過時には、電極ローラ8には交流高圧電源10により、
0Vの直流電圧を重畳した750V0-p(ピーク・ツー
・ピーク 1.5kV)の交流電圧(周波数1kHz)
を印加した。その後、ー500Vに帯電し静電潜像が書
き込まれた感光体1の通過時には、電極ローラ8には交
流高圧電源10により、ー350Vの直流電圧を重畳し
た750V0-p(ピーク・ツー・ピーク 1.5kV)
の交流電圧(周波数1kHz)を印加した。すると感光
体1の帯電部分に付着したトナーは電極ローラ8に回収
され、感光体1上には画像部のみネガポジ反転したトナ
ー像が残った。矢印方向に回転する電極ローラ8に付着
したトナーは、スクレーパ11によってかきとり、再び
トナー溜め6内に戻し次の像形成に用いた。こうして感
光体1上に得られたトナー像を、紙(図示せず)に、転
写帯電器12によって転写した後、定着器(図示せず)
により熱定着して複写画像が得られる。
【0035】図2に本発明に使用される表面改質装置の
概略を示す。磁性トナー22は定量供給機21から投入
され、圧縮空気23により分散ノズル24に送られ、こ
こで約45度の方向に噴射される。本発明では分散ノズ
ル24は左右対称の位置に2個配置した。複数個のノズ
ルから噴射させることにより磁性トナーがより均一に処
理されやすくなるためである。分散ノズル24から噴射
される磁性トナー22に熱風を放射するため、熱風発生
装置であるヒータ25から熱風26が放射される。熱風
26中を磁性トナー22が分散通過し、ここで表面改質
される。表面改質された磁性トナーはフード28内に取
り込まれ、矢印29の先にあるサイクロン(図示せず)
に補集される。
【0036】次に磁性トナーの材料組成および製造方法
を述べる。実施例中の部数はすべて重量%である。シリ
カの添加量のみ磁性トナー100重量部に対する重量部
で示している。また実施例中のモノマー比はすべて重量
%である。
【0037】(実施例1)実施例1で使用されるトナ−
a1の材料組成を(表1)に示した。
【0038】
【表1】
【0039】(表1)に示した混合物をヘンシェルミキ
サーFM20B(三井三池社製)にて混合し、その混合
物を二軸混練押出機PCM30(池貝鉄工社製)にて加
熱混練し、ジェットミル粉砕機IDS2型(日本ニュー
マティック工業社製)にて微粉砕を行い、気流分級機D
S2型(日本ニューマティック工業社製)にて微粉をカ
ットし、平均粒径10μmの粒子が得られた。そして図
2に示した表面改質装置により処理した。その後外添処
理として上記によってできたトナー母体と無機微粉末の
疎水性シリカをヘンシェルミキサーFM20B(三井三
池社製)にて混合し外添処理した。本発明では疎水化処
理された無機微粉末に疎水性シリカを使用した。本発明
はこれに限るものではない。最後に振動ふるいにて凝集
物を抽出しトナーa1を完成した。
【0040】作成されたトナーは少量のシリカ添加量で
極めて高い流動性が得られ、高いマイナス帯電量で、シ
ャープな帯電量分布が得られた。
【0041】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で濃度が1.
4の16本/mmの画線をも再現した極めて高解像度高
画質の画像が得られた。初期画像において反射濃度1.4
の高濃度の画像が得られ、低地かぶりで、また電荷制御
剤、磁性体等の内添剤の分散が良好で凝集物も見られな
かった。
【0042】また10000枚後のトナ−の流動性の低
下は少なく、高い電荷量を維持し、リサイクルされたト
ナーの流動性、電荷量も初期のトナーとほぼ同程度の値
を維持し、初期の画像に比べて遜色のない高濃度の複写
物が得られた。トナーのリサイクル性も良好に行えた。
【0043】(表2)に各トナーの流動性を示す。流動
性は静嵩密度で定義した。測定はホソカワミクロン社製
パウダーテスタを使用した。
【0044】
【表2】
【0045】(実施例2)実施例2で使用されるトナ−
a2の材料組成を(表3)に示した。
【0046】
【表3】
【0047】(表3)に示した混合物を実施例1と同様
の方法でトナーa2を作成し、評価した。その結果、少量
のシリカ添加量で極めて高い流動性が得られ、高いマイ
ナス帯電量で、シャープな帯電量分布が得られた。
【0048】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で濃度が1.
4の16本/mmの画線をも再現した極めて高解像度高
画質の画像が得られた。初期画像において反射濃度1.4
の高濃度の画像が得られ、低地かぶりで、また電荷制御
剤、磁性体等の内添剤の分散が良好で凝集物も見られな
かった。
【0049】また10000枚後のトナ−の流動性の低
下は少なく、高い電荷量を維持し、リサイクルされたト
ナーの流動性、電荷量も初期のトナーとほぼ同程度の値
を維持し、初期の画像に比べて遜色のない高濃度の複写
物が得られた。またトナーのリサイクル性も良好に行え
た。
【0050】(比較例1)実施例1と同様の材料組成
で、熱風による表面改質処理を施さない以外は実施例1
と同様の処理でトナーb1を製作した。
【0051】その結果流動性が低く、複写テストの結果
地かぶりが多く、中間調の画像にムラが多く発生し、実
用的な画像は得られなかった。トナーをリサイクル使用
したとき流動性が低下し、地かぶりが発生した。
【0052】(比較例2)実施例2と同様の材料組成
で、熱風による表面改質処理を施さない以外は実施例2
と同様の処理でトナーb2を製作した。
【0053】その結果流動性が低く、複写テストの結果
地かぶりが多く、中間調の画像にムラが多く発生し、実
用的な画像は得られなかった。トナーをリサイクル使用
したとき流動性が低下し、地かぶりが発生した。
【0054】(比較例3)比較例1のトナーb1の流動性
を実施例1のトナーa1まで上げるためシリカ添加量を
6.0重量%まで増加した以外は比較例1と同じ材料組
成、製造方法でトナーb3製作した。しかし流動性は上が
らず逆にシリカの浮遊物や凝集物が増大し、ベタ黒部へ
のシリカ凝集物の付着による白点が生じ、実用的な画像
は得られなかった。トナーをリサイクル使用したとき流
動性が低下し、地かぶりが発生した。
【0055】(比較例4)実施例1と同様の材料組成
で、表面改質装置のヒータ温度を40℃で行った以外は
実施例1と同様の処理でトナーを製作した。磁性体の被
覆化と球形化処理が十分施されず、流動性の低く、複写
テストの結果地かぶりが多く、中間調の画像にムラが多
く発生し、実用的な画像は得られなかった。
【0056】(比較例5)実施例1と同様の材料組成
で、表面改質装置のヒータ温度を700℃で行った以外
は実施例1と同様の処理でトナーを製作した。トナー相
互の凝集が激しく、実用的なトナーは得られなかった。
【0057】(比較例6)磁性体の添加量を10%とし
た以外は実施例1と同様の方法でトナーを製作した。ト
ナー飛散とトナーこぼれが多く、実用的な画像は得られ
なかった。
【0058】(比較例7)磁性体の添加量を80%とし
た以外は実施例1と同様の方法でトナーを製作した。定
着性が悪く、地かぶりが多く実用的な画像は得られなか
った。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定磁石を内包
し移動する静電潜像保持体と、固定磁石の一部に対向し
た位置でかつ前記静電潜像保持体の表面と所定の間隙を
有した位置に設置され、内部に磁石を有する電極ローラ
と、を有する現像工程と、転写工程と、クリーニング工
程と、トナーリサイクル工程と、を有する電子写真方法
に用いられる磁性トナーで、磁性トナーは熱風により表
面改質処理を施される構成により、より一層の小型化、
装置の簡素化、低コストが可能な現像法を実現し、高帯
電性、高流動性を保持する磁性トナーにより高濃度で低
地かぶりの高画質を達成し、小型長寿命で装置内にトナ
ーの汚染の発生しない、またトナーリサイクルによって
も画像濃度低下が無く、長寿命化が図られ、再利用によ
り地球環境汚染防止と資源の再活用を可能にする磁性ト
ナー及び電子写真方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の磁性トナー及び電子写真方法
が使用される電子写真装置の主要部を示す断面図
【図2】本発明の実施例の磁性トナー及び電子写真方法
が使用される磁性トナーの表面改質装置の主要部を示す
概略図
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 感光体に内包された固定磁石 3 コロナ帯電器 4 グリッド電極 6 トナー溜め 7 磁性一成分トナー 8 電極ローラ 9 電極ローラ内部に設置された磁石 12 転写コロナ帯電器 13 クリニングブレード 15 トナーリサイクル輸送管 21 定量供給機 23 圧縮空気 24 分散ノズル 25 ヒータ 26 熱風 28 フード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定磁石を内包し移動する静電潜像保持体
    と、前記静電潜像保持体の表面に対向し前記固定磁石に
    より磁気的に吸引させて磁性トナーを供給するトナー溜
    めと、少なくとも前記固定磁石の一部に対向した位置で
    かつ前記静電潜像保持体の表面と所定の間隙を有した位
    置に設置され、内部に磁石を有する電極ローラと、を有
    する現像工程と、前記静電潜像保持体上の静電潜像を可
    視像化したトナー像を静電力で転写材に移す転写工程
    と、転写時に一部前記静電潜像保持体に残留する前記磁
    性トナーを前記静電潜像保持体から除去するクリーニン
    グ工程と、前記クリーニング工程で除去された前記磁性
    トナーを再度前記現像工程に戻し再利用するトナーリサ
    イクル工程と、を有する電子写真方法に用いられる磁性
    トナーであって、前記磁性トナーが少なくとも結着樹
    脂、磁性体、外添剤から構成され、かつ前記磁性トナー
    の製造は少なくとも混合と、混練と、粉砕と、分級と、
    外添処理と、前記分級後に熱風による表面改質処理とか
    ら構成され、 前記表面改質処理は少なくとも圧縮空気により前記磁性
    トナーを分散噴射する分散ノズルと、前記分散ノズルか
    ら噴射された前記磁性トナーに熱風を当てるため前記熱
    風を放射する熱風発生装置であるヒータと、を具備する
    表面改質装置により行われることを特徴とする磁性トナ
    ー。
  2. 【請求項2】表面改質処理における表面改質装置のヒー
    タから放射される熱風の温度はヒータ内部において50
    度〜600度であることを特徴とする請求項1記載の磁
    性トナー。
  3. 【請求項3】磁性体の添加量は磁性トナー重量に対して
    20〜60重量%であることを特徴とする請求項1記載
    の磁性トナー。
  4. 【請求項4】固定磁石を内包し移動する静電潜像保持体
    と、磁性トナーと、前記静電潜像保持体の表面に対向し
    前記固定磁石により磁気的に吸引させて前記磁性トナー
    を供給するトナー溜めと、少なくとも前記固定磁石の一
    部に対向した位置でかつ前記静電潜像保持体の表面と所
    定の間隙を有した位置に設置され、内部に磁石を有する
    電極ローラと、を有する現像工程と、前記静電潜像保持
    体上の静電潜像を可視像化したトナー像を静電力で転写
    材に移す転写工程と、転写時に一部前記静電潜像保持体
    に残留する前記磁性トナーを前記静電潜像保持体から除
    去するクリーニング工程と、前記クリーニング工程で除
    去された前記磁性トナーを再度前記現像工程に戻し再利
    用するトナーリサイクル工程と、を有する電子写真方法
    であって、前記磁性トナーが少なくとも結着樹脂、磁性
    体、外添剤から構成され、かつ前記磁性トナーの製造は
    少なくとも混合と、混練と、粉砕と、分級と、外添処理
    と、前記分級後に熱風による表面改質処理とから構成さ
    れ、 前記表面改質処理は少なくとも圧縮空気により前記磁性
    トナーを分散噴射する分散ノズルと、前記分散ノズルか
    ら噴射された前記磁性トナーに熱風を当てるため前記熱
    風を放射する熱風発生装置であるヒータと、を具備する
    表面改質装置により行われる前記磁性トナーを用いるこ
    とを特徴とする電子写真方法。
  5. 【請求項5】表面改質処理における表面改質装置のヒー
    タから放射される熱風の温度はヒータ内部において50
    度〜600度であることを特徴とする請求項4記載の電
    子写真方法。
  6. 【請求項6】磁性体の添加量は磁性トナー重量に対して
    20〜60重量%であることを特徴とする請求項4記載
    の電子写真方法。
JP4309956A 1992-07-29 1992-11-19 磁性トナー及び電子写真方法 Pending JPH06161147A (ja)

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DE1993622138 DE69322138T2 (de) 1992-07-29 1993-07-28 Elektrophotographischer magnetischer Toner zur Entwicklung eines Bildes und Verfahren zur dessen Herstellung
EP19930112029 EP0581257B1 (en) 1992-07-29 1993-07-28 Electrophotographic magnetic toner for development an image and a method of producing the same
US08/653,014 US5985506A (en) 1992-07-29 1996-05-24 Reversal electrophotographic developing method employing recyclable magnetic toner

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