JPH06317928A - 磁性トナー及び電子写真方法 - Google Patents

磁性トナー及び電子写真方法

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JPH06317928A
JPH06317928A JP5106591A JP10659193A JPH06317928A JP H06317928 A JPH06317928 A JP H06317928A JP 5106591 A JP5106591 A JP 5106591A JP 10659193 A JP10659193 A JP 10659193A JP H06317928 A JPH06317928 A JP H06317928A
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toner
magnetic
magnetic toner
electrostatic latent
latent image
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Application number
JP5106591A
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English (en)
Inventor
Akinori Toyoda
昭則 豊田
Yasuhito Yuasa
安仁 湯浅
Noriaki Hirota
典昭 廣田
Hideki Tatematsu
英樹 立松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で小型高性能で高画質を実現す
る、磁性トナー及び磁性トナーを用いた電子写真方法の
提供。 【構成】 磁石を内部に有する静電潜像保持体に磁性ト
ナーを担持、搬送し、交流電圧を印加した磁石を内包し
た電極ローラを通過させると、画像部のみトナーが残る
電子写真方法で、磁性トナーが少なくとも結着樹脂と磁
性体からなるトナー母体と、外添剤から構成され、磁性
トナーの10kOeの磁場における飽和磁化が27.0
〜60.0emu/gであり、かつトナー母体の比表面
積Sb2/g、体積平均粒径Dvμm、比重をHbg/c
3の積が6≦Sb×Dv×Hb≦30であることを特徴と
する磁性トナー及び電子写真方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタやファクシミリ
に用いられる磁性トナー及び電子写真方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としてはカスケード現
像法、タッチダウン現像法、ジャンピング現像法などが
ある。そのなかで、静電潜像保持体に直接現像剤を振り
かける現像法として米国特許3105770に示される
カスケード現像が知られている。カスケード現像法は、
電子写真法初の実用複写機に用いられた現像法である。
また現像ローラに交流バイアス印加し一成分トナーを飛
翔させ現像する方法として米国特許3866574があ
る。この発明では現像ローラに印加する交流バイアスは
トナーの動きを活性化する目的に用いられ、トナーは画
像部には飛翔し、非画像部では途中で舞い戻ると説明さ
れている。
【0003】さらに、この交流バイアスを印加する技術
を改良したものとして、特公昭63ー42256号公報
に示されるジャンピング現像がある。このジャンピング
現像法はトナーをトナー担持体に担持させ現像部まで運
び、そこで交流バイアスにより静電潜像保持体の画像部
にトナーを付着させる方法である。この特公昭63ー4
2256号公報の技術思想は、画像部及び非画像部にお
いてトナーが往復運動するという点で前述の米国特許3
866574と異なるものである。
【0004】さらに現像の小型化と高画質化を推進する
ため、固定磁石を静電潜像保持体に内包し更に静電潜像
保持体と所定の間隙を設けて対向する位置に磁石を有す
る電極ローラから構成される現像方式が提案され、より
一層の高画質化、小型化、装置の簡素化、低コストが可
能となっている。
【0005】周知のようにこれらの現像法に使用される
静電荷現像用のトナーは一般的に樹脂成分、顔料もしく
は染料からなる着色成分及び可塑剤、電荷制御剤等の添
加成分、外添剤によって構成されている。
【0006】しかしながら近年複写像の益々の高画質化
が望まれる傾向が著しくなるにつれ、トナーの主要構成
成分である外添剤、トナー母体に従来以上の高機能化が
要求されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、当技術分野ではよく知られていることで
あるが、カスケード現像法は、ベタ画像再現を苦手とし
ていた。また、装置が大型複雑化するという問題点を有
していた。さらに米国特許3866574の現像器は、
装置に高い精度が要求され複雑で高いコストがかかると
いう欠点を有していた。ジャンピング現像法はトナー層
を担持したトナー担持体上に極めて均一な薄層を形成す
ることが不可欠であった。またこの方法ではしばしばト
ナー担持体上のトナー薄層に前画像の履歴が残り画像に
残像が現れる、いわゆるスリーブゴースト現象が発生し
た。さらに装置が複雑でコストが高いという欠点もあ
る。
【0008】更に現像を小型高性能にした本発明に使用
する現像法は静電潜像保持体に固定磁石を内包し更に静
電潜像保持体と所定の間隙を設けて、対向する位置の内
部に磁石を有する電極ローラから構成される現像方式
で、より一層の小型化、装置の簡素化、低コスト化が可
能になる方式であるが、反面高画質化のためにはより高
性能化されたトナー特性に寄り掛かざるをえない面を含
んでいる。この現像法特有の現象と考えられるが、トナ
ーは層規制されずに、静電潜像保持体と電極ローラが回
転する現像場に飛び込んでくる。そこで、現像が行われ
ると同時に、静電潜像保持体上の非画像部に付着した磁
性トナーを磁石を内包する電極ローラによって効率よく
回収するかが文字周辺の飛び散りや地カブリの低減等の
高画質化へのポイントとなる。従来の一成分現像法や、
二成分現像法で使用されているトナーでは、トナーの磁
化が小さく、トナーに働く磁力が小さいため、静電潜像
保持体上のトナーを回収する力が弱い。また、単に磁化
を大きくした場合でも従来のトナーでは、母体表面の凹
凸が大きく、静電潜像保持体とトナーの間の分子間力が
大きくなり、磁石を有する電極ローラではトナーが回収
できない。そのために、非画像部の地カブリが増加し、
文字周辺の飛び散りも増大する。また、ベタ黒画像部や
中間調画像部にムラが生じる傾向にある。
【0009】そこで静電潜像保持体とトナー間の分子間
力を低くするために取られる手段としてはシリカ、チタ
ニア、アルミナ等の外添剤の添加量の増加である。しか
し単に外添剤を増加すると分子間力は確かに低下する
が、浮遊した外添剤が増加し、この外添剤が核となりク
リーニングブレードの押圧力で静電潜像保持体に打ち込
まれ傷が発生したり、静電潜像保持体上でのフィルミン
が発生する。また浮遊した外添剤がベタ黒部に付着し白
点が発生する問題が発生する。単に外添剤増量のみでは
弊害が多く発生し、問題の解決にはならない。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、より一層の小
型化、装置の簡素化、低コストが可能な現像法であり、
さらに高画像濃度で低地かぶりの高画質を達成し、小型
長寿命で装置内にトナーの汚染の発生しない磁性トナー
及び電子写真方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明の磁性トナー及び電子写真方法は、固定磁石
を内包し移動する静電潜像保持体と、前記静電潜像保持
体の表面に対向し前記固定磁石により磁気的に吸引させ
て磁性トナーを供給するトナー溜めと、前記静電潜像保
持体の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、内部
に磁石を有する電極ローラから成る現像工程を適用する
電子写真方法に用いられる磁性トナーであって、前記磁
性トナーが少なくとも結着樹脂と磁性体からなるトナー
母体と外添剤から構成され、前記磁性トナーの10.0
kOeの磁場における飽和磁化が27.0〜60.0e
mu/gであり、かつ前記トナー母体の比表面積Sb2
/g、体積平均粒径Dvμm、比重をHbg/cm3とす
るとき、6.0≦Sb×Dv×Hb≦30.0であること
を特徴とした磁性トナーである。更に好ましくは外添剤
の添加量は磁性トナー重量に対して0.1〜 3.0重
量部であることを特徴とする磁性トナーである。
【0012】また本発明は、固定磁石を内包し移動する
静電潜像保持体と、磁性トナーと、前記静電潜像保持体
の表面に対向し前記固定磁石により磁気的に吸引させて
前記磁性トナーを供給するトナー溜めと、前記静電潜像
保持体の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、内
部に磁石を有する電極ローラから成る現像工程を適用す
る電子写真方法であって、前記磁性トナーの10.0k
Oeの磁場における飽和磁化が27.0〜60.0em
u/gであり、かつ前記トナー母体の比表面積Sb2
g、体積平均粒径Dvμm、比重をHbg/cm3とする
とき、6.0≦Sb×Dv×Hb≦30.0であることを
特徴とした磁性トナーを用いることを特徴とした電子写
真方式である。更に好ましくは、外添剤の添加量は磁性
トナー重量に対して0.1〜 3.0重量部である磁性
トナーを用いることを特徴とする電子写真方法である。
【0013】
【作用】本発明は上記した構成によって、固定磁石を内
包する静電潜像保持体を用い、静電潜像を形成した静電
潜像保持体に磁性トナーを振りかけ磁気的に付着させ、
電極ローラ部まで担持搬送し、電極ローラに交流バイア
スを印加し、静電潜像保持体の非画像部の磁性トナーを
静電気力と磁力によって除去する。すなわち本発明はカ
スケード現像法に、静電潜像保持体内部に磁石を設置、
電極に交流電圧印加し、より小型高性能化したものであ
る。本発明では、最初に磁性トナーが静電潜像保持体に
振りかけられたときに現像はほとんど終了している。電
極ローラ部は磁性トナーをトナー留め内で循環させると
同時に、静電潜像の非画像部の磁性トナーを回収する。
すなわち磁性トナーをトナー溜めから現像部まで担持し
運ぶのは静電潜像保持体である。電極ローラはトナー層
を担持しない裸の面が静電潜像保持体に対向する。電極
ローラと静電潜像保持体は逆方向回転である。
【0014】本発明の電子写真方法に用いる磁性トナー
は絶縁性一成分磁性トナーが好ましい。一成分磁性トナ
ーを用いると装置構成が簡略化できる。
【0015】本発明の電子写真方法は一度静電潜像保持
体の全面に磁性トナーを付着させ、後に電極ローラによ
り静電気力と磁力により非画像部の磁性トナーを除去す
る構成である。
【0016】そのためこの方法では磁性トナーが回収ロ
ーラーから受ける磁力と磁性トナーと静電潜像保持体の
間に働く、分子間力が強く画像特性に影響する。つま
り、回収ローラから磁性トナーに働く磁力が小さい場合
や磁性トナーの静電潜像保持体に対する分子間力が大き
い非画像部の磁性トナーが静電潜像保持体に強く付着し
ている場合、静電潜像保持体上の磁性トナーが除去でき
ず地カブリとなって画像を劣化させるし、また静電潜像
保持体の全面に磁性トナーを付着させるときベタ画像に
ムラが発生することがわかった。
【0017】高画質化を実現するために磁性トナーに働
く磁力を強くし、かつ、静電潜像保持体に対する分子間
力を低く抑える必要があることがわかった。
【0018】そのため、10.0kOeの磁場における
磁性トナーの飽和磁化が27.0〜60.0emu/g
の範囲であり、かつ、トナー母体の比表面積をSb2
g、体積平均粒径をDvμm、比重をHbg/cm3とす
るとき、6.0≦Sb×Dv×Hb≦30.0の範囲であ
ることが好ましい。更に好ましくは飽和磁化が30.0
〜55.0emu/gであり、かつ、6.0≦Sb×Dv
×Hb≦30.0である。
【0019】トナー母体の比表面積をSb2/g、体積
平均粒径をDvμm、比重をHbg/cm3とするとき、
6.0≦Sb×Dv×Hb≦30.0の範囲であっても、
10.0kOeによる飽和磁化が27.0emu/g以
下では電極ローラから磁性トナーに加わる磁力が小さ
く、非画像部の磁性トナーが静電潜像保持体に強く付着
し除去できず地カブリとなって画像を劣化させ、また静
電潜像保持体の全面に磁性トナーを付着させるときベタ
画像にムラが発生することもわかった。また、トナー母
体の比表面積をSb2/g、体積平均粒径をDvμm、
比重をHbg/cm3とするとき、6.0≦Sb×Dv×H
b≦30.0の範囲であっても、10.0kOeにおけ
る飽和磁化が60.0emu/g以上ではベタ画像にお
いて、磁性トナーを多く回収し、ベタ部の画像濃度が低
下することが判った。
【0020】また、磁性トナーの10.0kOeの磁場
における飽和磁化が27.0〜60.0emu/gの範
囲であっても、トナー母体の比表面積をSb2/g、体
積平均粒径をDvμm、比重をHbg/cm3とすると
き、Sb×Dv×Hbの値が30.0をこえるとトナー形
状に凹凸が多くなり、磁性トナーの静電潜像保持体に対
する接触点が増加して、分子間力が大きくなり静電潜像
保持体から磁性トナーを除去できず地カブリとなって画
像を劣化させ、また静電潜像保持体の全面に磁性トナー
を付着させるときベタ画像にムラが発生することもわか
った。また、Sb×Dv×Hbの6.0でトナーは真球の
形状になり、これ以下の値を示すことはない。
【0021】本発明における飽和磁化の測定は通常の振
動試料型磁力計を使用した。測定磁場として10.0k
Oeを採用した。
【0022】本発明に用いる磁性トナーは磁性体が配合
される。磁性粉としては鉄、マンガン、ニッケル、コバ
ルト等の金属粉末や鉄、マンガン、ニッケル、コバル
ト、亜鉛等のフェライト等がある。特に好ましくは酸化
物磁性体であり、鉄系のフェライトのマグネタイトが好
ましい。磁性粉体の平均粒径は1μm以下、特に好まし
くは0.6μm以下が好ましい。本発明におけるこのと
きの比表面積値の測定は通常のBET測定法を使用す
る。本発明では使用機種は島津製作所製FlowSor
b2−2300型を使用した。
【0023】本発明の磁性トナーに用いる外添剤はシリ
カ、アルミナ、チタニアの酸化物微粒子が好ましい。
より好ましくはシリカ、アルミナ、チタニア等の酸化物
をシランカップリング剤、シリコンオイル等で疎水化処
理したものであることが好ましい。
【0024】本発明の外添剤の添加量は磁性トナー重量
に対して0.1〜 3.0重量部であることが好まし
い。より好ましくは0.2〜2.0重量部である。外添
剤の添加量が3.0重量部以上であるとトナー表面の外
添剤が遊離をし、静電潜像保持体に付着しいわゆるフィ
ルミングが発生し、露光時に静電潜像保持体の電位が低
下せず、露光部分を可視化する現像方式いわゆるネガポ
ジ反転現像方式においては、画像部に白抜けの筋が発生
し、逆に、非露光部を可視化する正規現像方式では非画
像部に磁性トナーが付着して、黒筋が発生し画質の低下
を起こすことがわかった。また、外添剤の添加量が0.
1重量部以下であるとトナー同士が凝集を起こし、トナ
ーの流動性の低下がみられ、搬送不良が起こり画像濃度
の低下を引き起こすことがわかった。
【0025】本発明の磁性トナーの製造方法としては公
知の方法を用いる。つまり結着樹脂と他の内添剤を混合
し加熱混練で分散させる。このときの加熱混練手法とし
ては公知の加熱混練機を用いて行なうことが出来る。加
熱混練機としては、三本ロール型、一軸スクリュウー
型、二軸スクリュウー型、ハ゛ンハ゛リーミキサー型等の装置があ
り、混練物を加熱してせん断力をかけて練る装置を使用
することが出来る。本実験では池貝鉄工社製のPCM3
0を使用した。本発明はこれに限るものではない。その
加熱混練物をカッターミル等で粗粉砕し、その後ジェッ
トミル粉砕機で粉砕し、気流式分級機で微粉粒子がカッ
トし、所望の粒度分布を得、シリカ、アルミナ、チタニ
ア等の酸化物を疎水化した外添剤を外添処理し磁性トナ
ーが得られる。
【0026】また本発明に係る磁性トナーには必要に応
じて着色・電荷制御の目的で適当な顔料または染料が配
合される。そのような顔料または染料としてはカーボン
ブラック、鉄黒、グラファイト、ニグロシン、アゾ染料
の金属錯体、フタロシアニンブルー、セルコオイルブル
ー、デュポンオイルレッド、アニリンブルー、ベンジジ
ンイエロー、ローズベンガルやこれら等の混合物があ
り、電荷量、着色に必要な量が配合される。
【0027】さらに本発明に係る磁性トナーは必要に応
じて離型剤が更に配合される。更に必要に応じて他の種
類の添加剤を配合せしめることができる。例えばチタ
ン、アルミナ等の外添剤、酸化スズ、チタン酸ストロン
チウム等の研磨剤である。
【0028】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
【0029】図1は本発明の磁性トナーが用いられる現
像工程の一例を示している。現像方式は一成分方式を用
いている。1はフタロシアニンをポリエステル系バイン
ダ樹脂に分散した有機静電潜像保持体ドラム、2は静電
潜像保持体1と同軸で固定された磁石、3は静電潜像保
持体をマイナスに帯電するコロナ帯電器、4は静電潜像
保持体の帯電電位を制御するグリッド電極、5は信号
光、6はトナー溜め、7は磁性一成分トナー、8は静電
潜像保持体1とギャップを開けて設定した非磁性電極ロ
ーラ、9は電極ローラ8の内部に設置された磁石、10
は電極ローラ8に電圧を印加する交流高圧電源、11は
電極ローラ上のトナーをかきおとすポリエステルフィル
ム製のスクレーパ、12は静電潜像保持体上のトナー像
を紙に転写する転写コロナ帯電器である。13はトナー
溜め内でのトナーの流れをスムーズにし、またトナーが
自重で押しつぶされ静電潜像保持体と電極ローラとの間
でのつまりが発生するのを防止するためのダンパーであ
る。静電潜像保持体1の表面で磁束密度は600Gsで
ある。電極ローラ内部の磁力の方を強くして搬送性を向
上させた。また図中に示す磁石2の磁極角はθは15度
に設定した。静電潜像保持体1の直径は30mmで、周
速60mm/sで図中の矢印の方向に回転させ用いた。
電極ローラ8の直径は16mmで、周速60mm/sで
静電潜像保持体の進行方向とは逆方向(図中の矢印方
向)に回転させ用いた。静電潜像保持体1と電極ローラ
8とのギャップは300μmに設定した。
【0030】静電潜像保持体1をコロナ帯電器3(印加
電圧−4.5kV、グリッド4の電圧−500V)で、
−500Vに帯電させた。この静電潜像保持体1にレー
ザ光5を照射し静電潜像を形成した。このとき静電潜像
保持体の露光電位は−90Vであった。この静電潜像保
持体1表面上に、トナー7をトナー溜め6内で磁石によ
り付着させた。次に静電潜像保持体1を電極ローラ8の
前を通過させた。静電潜像保持体1の未帯電域の通過時
には、電極ローラ8には交流高圧電源10により、0V
の直流電圧を重畳した750V0-p(ピーク・ツー・ピ
ーク 1.5kV)の交流電圧(周波数1kHz)を印
加した。その後、ー500Vに帯電し静電潜像が書き込
まれた静電潜像保持体1の通過時には、電極ローラ8に
は交流高圧電源10により、−350Vの直流電圧を重
畳した750V0-p (ピーク・ツー・ピーク 1.5
kV)の交流電圧(周波数1kHz)を印加した。する
と静電潜像保持体1の帯電部分に付着したトナーは電極
ローラ8に回収され、静電潜像保持体1上には画像部の
みネガポジ反転したトナー像が残った。矢印方向に回転
する電極ローラ8に付着したトナーは、スクレーパ11
によってかきとり、再びトナー溜め6内に戻し次の像形
成に用いた。こうして静電潜像保持体1上に得られたト
ナー像を、紙(図示せず)に、転写帯電器12によって
転写した後、定着器(図示せず)により熱定着して複写
画像が得られる。
【0031】以下に磁性トナーの材料組成および製造方
法を述べる。実施中の部数はすべて重量%である。シリ
カの添加量のみトナー母体100重量部に対する重量部
で示している。
【0032】(実施例1)実施例1で使用される磁性ト
ナーの材料組成を(表1)に示した。
【0033】
【表1】
【0034】(表1)に示した混合物をヘンシェルミキ
サーFM20B(三井三池社製)にて混合し、その混合
物を二軸混練押出機PCM30(池貝鉄工社製)にて加
熱混練し、ジェットミル粉砕機IDS2型(日本ニュー
マティック工業社製)にて微粉砕を行い、気流分級機D
S2型(日本ニューマティック工業社製)にて微粉をカ
ットし、体積平均粒径8.0μmの粒子が得られた。こ
の粒子をサフュージングシステム(日本ニューマチック
工業社製)にて分散ノズルで噴霧したトナー母体を40
0℃の熱風中で球形化処理してトナー母体を得た。トナ
ー母体100重量部に外添剤として無機微粉末の疎水性
シリカを1重量部添加し、ヘンシェルミキサーFM20
B(三井三池社製)にて混合し外添処理をした。本発明
では疎水化された無機微粉末として疎水化シリカを使用
した。本発明はこれに限るものではない。最後に振動ふ
るいにて凝集物を除去し、磁性トナーを完成した。(表
2)に示すトナー母体と磁性トナー特性が得られた。ト
ナー母体と磁性トナーの特性の評価は、比表面積Sb
はBET法を用い、フローソーブ2(島津製作所製)に
て測定した。体積平均粒径Dvはコールターカウンタ
(コールター社製)を用いて測定した。比重Hbは空気
比較式比重計(ベックマン社)を用いて測定した。飽和
磁化の測定は振動試料型磁力計を用い10kOeの磁場
で測定を行った。
【0035】
【表2】
【0036】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で5個/mm2以下で、画像濃度が1.4の
16本/mmの画線も再現した極めて高解像度高画質の
画像が得られた。
【0037】(実施例2)実施例2で使用される磁性ト
ナーの材料組成は実施例1の(表1)同組成である。
【0038】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をサフュージングシステム
にて分散ノズルで噴霧したトナー母体を300℃の熱風
中で球形化処理してトナー母体を得た。更に実施例1と
同様にトナー母体100重量部に外添剤として無機微粉
末の疎水性シリカ1重量部を外添処理後、振動ふるいに
て凝集物を除去し、磁性トナーを完成した。実施例1と
同様の測定方法でトナー母体特性と磁性トナー特性が得
られた。(表3)にその結果を示す。
【0039】
【表3】
【0040】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で10個/mm2以下で、画像濃度が1.4
0以上の16本/mmの画線も再現した極めて高解像度
高画質の画像が得られた。
【0041】(実施例3)実施例3で使用される磁性ト
ナーの材料組成は実施例1の(表1)同組成である。
【0042】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をサフュージングシステム
にて分散ノズルで噴霧したトナー母体を200℃の熱風
中で球形化処理してトナー母体を得た。更に実施例1と
同様にトナー母体100重量部に外添剤として無機微粉
末の疎水性シリカ1重量部を外添処理後、振動ふるいに
て凝集物を除去し、磁性トナーを完成した。実施例1と
同様の測定方法でトナー母体特性と磁性トナー特性が得
られた。(表4)にその結果を示す。
【0043】
【表4】
【0044】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で10個/mm2以下で、画像濃度が1.4
0以上の16本/mmの画線も再現した極めて高解像度
高画質の画像が得られた。
【0045】(実施例4)実施例4で使用される磁性ト
ナーの材料組成は実施例1の(表1)同組成である。
【0046】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練後、クリプトロン粉砕装置KTM−0型機にて微粉
砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μmのトナー母
体が得られた。更に実施例1と同様にトナー母体100
重量部に外添剤として無機微粉末の疎水性シリカ1重量
部を外添処理後、振動ふるいにて凝集物を除去し、磁性
トナーを完成した。実施例1と同様の測定方法でトナー
母体特性と磁性トナー特性が得られた。(表5)にその
結果を示す。
【0047】
【表5】
【0048】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で7個/mm2以下で、画像濃度が1.43
以上の16本/mmの画線も再現した極めて高解像度高
画質の画像が得られた。
【0049】(実施例5)実施例5で使用される磁性ト
ナーの材料組成は実施例1の(表1)同組成である。
【0050】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をメカノフージョン(ホソ
カワミクロン社製)にて5000rpmで球形処理して
トナー母体を得た。更に実施例1と同様にトナー母体1
00重量部に外添剤として無機微粉末の疎水性シリカ1
重量部を外添処理後、振動ふるいにて凝集物を除去し、
磁性トナーを完成した。実施例1と同様の測定方法でト
ナー母体特性と磁性トナー特性が得られた。(表6)に
その結果を示す。
【0051】
【表6】
【0052】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で15個/mm2以下で、画像濃度が1.4
5以上の16本/mmの画線も再現した極めて高解像度
高画質の画像が得られた。
【0053】(実施例6)実施例6で使用される磁性ト
ナーの材料組成は実施例1の(表1)同組成である。
【0054】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をハイブリダイザー(奈良
機械製)にて、15000rpmで球形化処理してトナ
ー母体を得た。更に実施例1と同様にトナー母体100
重量部に外添剤として無機微粉末の疎水性シリカ1重量
部を外添処理後、振動ふるいにて凝集物を除去し、磁性
トナーを完成した。実施例1と同様の測定方法でトナー
母体特性と磁性トナー特性が得られた。(表7)にその
結果を示す。
【0055】
【表7】
【0056】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で8個/mm2以下で、画像濃度が1.42
以上の16本/mmの画線も再現した極めて高解像度高
画質の画像が得られた。
【0057】(比較例1)比較例1で使用される磁性ト
ナーの材料組成は実施例1の(表1)同組成である。
【0058】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
が得られた。更に実施例1と同様にトナー母体100重
量部に外添剤として無機微粉末の疎水性シリカ1重量部
を外添処理後、振動ふるいにて凝集物を除去し、磁性ト
ナーを完成した。実施例1と同様の測定方法でトナー母
体特性と磁性トナー特性が得られた。(表8)にその結
果を示す。
【0059】
【表8】
【0060】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りが発生し、さらに非画像部にトナー
が付着し、カブリが発生し120個/mm2のトナーが
紙面上で観測され、極めて低品位な画像となった。
【0061】(実施例7)(表9)に実施例7で使用さ
れる磁性トナーの材料組成を示した。
【0062】
【表9】
【0063】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をサフュージングシステム
にて分散ノズルで噴霧したトナー母体を350℃の熱風
中で球形化処理してトナー母体を得た。更に実施例1と
同様にトナー母体100重量部に外添剤として無機微粉
末の疎水性シリカ1重量部を外添処理後、振動ふるいに
て凝集物を除去し、磁性トナーを完成した。実施例1と
同様の測定方法でトナー母体特性と磁性トナー特性が得
られた。(表10)にその結果を示す。
【0064】
【表10】
【0065】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で10個/mm2以下で、画像濃度が1.4
0以上の16本/mmの画線も再現した極めて高解像度
高画質の画像が得られた。
【0066】(実施例8)(表11)に実施例8で使用
される磁性トナーの材料組成を示した。
【0067】
【表11】
【0068】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をサフュージングシステム
にて分散ノズルで噴霧したトナー母体を350℃の熱風
中で球形化処理してトナー母体を得た。更に実施例1と
同様にトナー母体100重量部に外添剤として無機微粉
末の疎水性シリカ1重量部を外添処理後、振動ふるいに
て凝集物を除去し、磁性トナーを完成した。実施例1と
同様の測定方法でトナー母体特性と磁性トナー特性が得
られた。(表12)にその結果を示す。
【0069】
【表12】
【0070】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りなどがなくベタが均一で、カブリが
トナー個数で10個/mm2以下で、画像濃度が1.4
0以上の16本/mmの画線も再現した極めて高解像度
高画質の画像が得られた。
【0071】(比較例2)(表13)に実施例7で使用
される磁性トナーの材料組成を示した。
【0072】
【表13】
【0073】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をサフュージングシステム
にて分散ノズルで噴霧したトナー母体を350℃の熱風
中で球形化処理してトナー母体を得た。更に実施例1と
同様にトナー母体100重量部に外添剤として無機微粉
末の疎水性シリカ1重量部を外添処理後、振動ふるいに
て凝集物を除去し、磁性トナーを完成した。実施例1と
同様の測定方法でトナー母体特性と磁性トナー特性が得
られた。(表14)にその結果を示す。
【0074】
【表14】
【0075】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、横線の乱れ
やトナーの飛び散りが発生し、さらに非画像部にトナー
が付着し、カブリが発生し120個/mm2のトナーが
紙面上で観測され、極めて低品位な画像となった。
【0076】(比較例3)(表15)に実施例7で使用
される磁性トナーの材料組成を示した。
【0077】
【表15】
【0078】これを実施例1と同様の方法で混合、加熱
混練、微粉砕、微粉カット後、体積平均粒径8.0μm
の粒子が得られた。この粒子をサフュージングシステム
にて分散ノズルで噴霧したトナー母体を350℃の熱風
中で球形化処理してトナー母体を得た。更に実施例1と
同様にトナー母体100重量部に外添剤として無機微粉
末の疎水性シリカ1重量部を外添処理後、振動ふるいに
て凝集物を除去し、磁性トナーを完成した。実施例1と
同様の測定方法でトナー母体特性と磁性トナー特性が得
られた。(表16)にその結果を示す。
【0079】
【表16】
【0080】これを本発明の電子写真方法で複写テスト
を10000枚行い、画像濃度を反射濃度計(マクベス
社)で測定し、評価を行なった。その結果、ベタ部の画
像濃度が1.1と低くなり、極めて低品位な画像となっ
た。
【0081】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定磁石を内包
し移動する静電潜像保持体と、前記静電潜像保持体の表
面と所定の間隙を有した位置に設置され、内部に磁石を
有する電極ローラと、を有する現像工程に用いられる磁
性トナー及びその磁性トナーを用いる電子写真方法であ
って、少なくても磁性トナーが樹脂と磁性体からなるト
ナー母体と外添剤からなり、そのトナー母体の比表面積
と体積平均粒径と比重の積が特定の範囲からなり、か
つ、磁性トナーは特定の飽和磁化を有する構成により、
さらに好ましくは特定の外添剤の添加量によって、装置
の小型化、簡素化、低コスト化で、より高濃度、低地カ
ブリの高画質を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の磁性トナー及び電子写真方法
が使用される電子写真装置の主要部を示す断面図
【符号の説明】
1 静電潜像保持体ドラム 2 静電潜像保持体に内包された固定磁石 6 トナー溜め 7 磁性トナー 8 電極ローラ 9 電極ローラ内部に設置された磁石 12 転写コロナ帯電器 13 ダンパー
フロントページの続き (72)発明者 立松 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定磁石を内包し移動する静電潜像保持体
    と、前記静電潜像保持体の表面に対向し前記固定磁石に
    より磁気的に吸引させて磁性トナーを供給するトナー溜
    めと、前記静電潜像保持体の表面と所定の間隙を有した
    位置に設置され、内部に磁石を有する電極ローラから成
    る現像工程を用いる電子写真方法に適用される磁性トナ
    ーであって、前記磁性トナーが少なくとも結着樹脂と磁
    性体からなるトナー母体と、外添剤から構成され、前記
    磁性トナーの10.0kOeの磁場における飽和磁化が
    27.0〜60.0emu/gであり、かつ前記トナー
    母体の比表面積Sb2/g、体積平均粒径Dvμm、比
    重をHbg/cm3とするとき、6.0≦Sb×Dv×Hb
    ≦30.0であることを特徴とする磁性トナー。
  2. 【請求項2】外添剤の添加量は磁性トナー重量に対して
    0.1〜 3.0重量部であることを特徴とする請求項
    1記載の磁性トナー。
  3. 【請求項3】固定磁石を内包し移動する静電潜像保持体
    と、磁性トナーと、前記静電潜像保持体の表面に対向し
    前記固定磁石により磁気的に吸引させて前記磁性トナー
    を供給するトナー溜めと、前記静電潜像保持体の表面と
    所定の間隙を有した位置に設置され、内部に磁石を有す
    る電極ローラから成る現像工程を適用する電子写真方法
    であって、前記磁性トナーが少なくとも結着樹脂と磁性
    体からなるトナー母体と外添剤から構成され、前記磁性
    トナーの10.0kOeの磁場における飽和磁化が2
    7.0〜60.0emu/gであり、かつ前記トナー母
    体の比表面積をSb2/g、体積平均粒径をDvm、比
    重をHbg/cm3とするとき、6.0≦Sb×Dv×Hb
    ≦30.0であることを特徴とする磁性トナーを用いる
    ことを特徴とする電子写真方法。
  4. 【請求項4】外添剤の添加量は磁性トナー重量に対して
    0.1〜 3.0重量部である磁性トナーを用いること
    を特徴とする請求項3記載の電子写真方法。
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