JPH06161041A - ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH06161041A
JPH06161041A JP30737492A JP30737492A JPH06161041A JP H06161041 A JPH06161041 A JP H06161041A JP 30737492 A JP30737492 A JP 30737492A JP 30737492 A JP30737492 A JP 30737492A JP H06161041 A JPH06161041 A JP H06161041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
lens
lever
film unit
switching member
Prior art date
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Pending
Application number
JP30737492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Okoyama
一夫 小古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP30737492A priority Critical patent/JPH06161041A/ja
Publication of JPH06161041A publication Critical patent/JPH06161041A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストロボ内蔵型のレンズ付きフイルムユニッ
トについて、ストロボの充電スイッチの操作忘れをなく
す。 【構成】 スライドレバー24に接点板26を固着す
る。スライドレバー24はL字レバー23で係止され、
回路基板12に設けた接片27a、27bは開放されて
いる。シャッタボタン18を半押しすると、L字レバー
23が回動してスライドレバー24の係止を解く。スラ
イドレバー24がバネ25の付勢で右方向に移動し、接
片27a、27b間を導通させる。これにより、ストロ
ボ用メインコンデンサの充電が開始される。充電完了を
待ってさらにシャッタボタン18を押すと、ストロボ撮
影が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボ内蔵型のレン
ズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズ付きフイルムユニットは、簡単な
撮影機構を組み込んだユニット本体に製造時に予めフイ
ルムを装填して販売されており、ユーザーはこれを購入
するだけで簡単に写真撮影を行うことが出来る。ストロ
ボ内蔵型のレンズ付きフイルムユニットは、ユニット本
体にさらにストロボ装置を組み込んだもので、撮影時に
ストロボを利用することも出来るようになっている。
【0003】ストロボ撮影を行うには、ストロボ用のメ
インコンデンサに充電を行う必要がある。これまでのレ
ンズ付きフイルムユニットでは、ストロボ装置の充電ス
イッチを押しボタンスイッチでオンさせるものと、スラ
イドスイッチ式でオンさせるものと2通りある。前者の
押しボタンスイッチでは、ユーザーが可動片を押し込ん
だ状態で保持しておくことによってスイッチがオン状態
に維持され、またスライドスイッチ式では、オン位置、
オフ位置の2位置の間で自在に移動できるスイッチつま
みをオン位置に移動させるとスイッチがオン状態にな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれのスイッチを用いたものでも、特に不慣れなユーザ
ーにとっては、本来ストロボ撮影が必要なときに充電ス
イッチをオン操作するのを忘れてしまうことが少なくな
い。このため露出不足のままで撮影が行われ、コントラ
ストや色再現性が悪い不鮮明なプリント写真が出来上が
る大きな原因になっていた。
【0005】本発明はこのような従来技術のもつ欠点を
解消するためになされたもので、撮影の直前にストロボ
撮影をユーザーに確認させることが出来るようにし、こ
れによりストロボ装置の充電スイッチの投入忘れを防ぐ
ようにしたレンズ付きフイルムユニットを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、充電開始用のスイッチをオン位置、オフ位
置の間で可動のスイッチ切り換え部材によりオン、オフ
させるとともに、このスイッチ切り換え部材がオン位置
に移動したときには、その表示片をユーザーにより視認
できる位置に移動させる。スイッチ切り換え部材はバネ
でオン位置に向けて付勢されており、さらにバネの付勢
に抗してスイッチ切り換え部材をオフ位置に係止して保
持する保持部材を設け、この保持部材は撮影に必要な外
部操作を行ったときにスイッチ切り換え部材の保持を解
き、これにより、充電スイッチがオンされる構成となっ
ている。前記保持部材はシャッタボタンの半押し操作に
連動して、前記スイッチ切り換え部材の係止を解除する
ように構成することが出来る。
【0007】
【作用】撮影に必要な外部操作を行うと、スイッチ切り
換え部材はオフ位置からオン位置へと移動し、充電スイ
ッチが自動的に投入される。ストロボ撮影が必要なとき
には、そのままの状態で充電完了を待ってからシャッタ
ボタンを操作する。ストロボ撮影が不要なときには、充
電完了を待たずにシャッタボタンを操作すればよい。こ
れにより、充電スイッチの入れ忘れが確実に防止され
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図2は本発明を実施したレンズ付きフイルムユニッ
トを分解して示したもので、その主要部はパトロ−ネ室
3及びフイルム室4が一体に設けられた本体部5と、こ
の本体部5の前面、背面を覆う前カバ−6、後カバ−7
とからなる。本体部5には、撮影レンズ8、シャッタ機
構9等の撮影機構が組み付けられる他、ストロボユニッ
ト10が取り付けられる。ストロボユニット10は、回
路パターンをプリントした回路基板12にストロボ発光
部、メインコンデンサ13、シンクロ接片、電池接片等
を組み付けたもので、電池接片間には電池11が嵌め込
まれる。
【0009】本体部5のパトロ−ネ室3、フイルム室4
には、それぞれパトロ−ネ14、フイルム15が装填さ
れる。パトロ−ネ室3の上部にはフイルム巻き上げ用の
操作ダイヤル16が嵌め込まれ、これを回転することに
よってフイルム15をパトロ−ネ14の中に巻き込むこ
とが出来る。また、フイルム巻き上げ時にはフイルムパ
ーフォレーションに係合したスプロケットが回転し、シ
ャッタ機構9をチャージしたり、撮影枚数標示板を1目
盛り分回転させる。
【0010】前カバ−6及び後カバ−7は、本体部5を
前後から挟むように爪止めされる。前カバ−6には撮影
窓、ストロボ発光窓、ファインダー窓等の開口が形成さ
れ、また上面にはシャッタボタン18が一体に設けられ
ている。シャッタボタン18の底面にはさらにレリーズ
アーム18a(図2参照)が一体化され、シャッタボタ
ン18を押したときに、レリーズアーム18aを介して
シャッタ機構9をレリーズ動作させ、これにより、シャ
ッタ羽根が開閉される。また、後カバ−7は本体部5の
背面とパトロ−ネ室3及びフイルム室4の底面を光密に
覆う。
【0011】前カバ−6の側面には、さらに開口19が
形成されている。この開口19は、本体部5の前面に組
み込まれたスイッチ切り換え機構20がストロボ充電ス
イッチをオンさせたときに、表示片21を外部に突出さ
せるためのものである。
【0012】スイッチ切り換え機構20は、図1に示し
たように、バネにより反時計方向に付勢されたL字レバ
ー23と、L字レバー23の先端に設けたフック23a
に係脱するスライドレバー24とを備えている。スライ
ドレバー24はバネ25で付勢されており、L字レバー
23が時計方向に回動してフック23aによる係止が解
かれると右方に一定量移動する。そして、このときにス
ライドレバー24の先端の表示片21が前カバー6の開
口19から外部に突出する。
【0013】スライドレバー24には接点板26が固着
されている。そしてスライドレバー24が右方向に移動
したときに、回路基板12の表面に露呈した接片27
a、27b間を導通させる。接片27a、27bは、図
3に示したようにストロボ回路の電源ラインに直列に接
続され、この両者間が導通することによってメインコン
デンサ13への充電が開始される。またスライドレバー
24が図2の係止位置に移動したときには、接片27
a、27b間が切り離される。
【0014】上記構成による作用は次のとおりである。
操作ダイヤル16を回動してフイルム巻き上げを行う
と、スプロケットを介してシャッタ機構9がチャージさ
れ、ちょうど1コマ分の巻き上げが完了した時点で、操
作ダイヤル16に巻き止めがかかる。シャッタボタン1
8を半押しすると、レリーズアーム18aによってL字
レバー23が時計方向に回動する。これによりスライド
レバー24の係止が解かれ、スライドレバー24はバネ
25の付勢により右方に移動する。そして表示片21が
開口19から突出すると同時に、接点板26により接片
27a、27b間が導通し、メインコンデンサ13への
充電が開始される。
【0015】この時点ではまだシャッタレリーズは行わ
れていないが、撮影者は表示片21の突出により充電ス
イッチがオンされたことを視認することができる。した
がって、ストロボ撮影が必要か否かを撮影操作を開始し
た時点で確認することができ、必要であればメインコン
デンサ13への充電完了を待ち、図3に示したネオン管
29の点灯後にさらにシャッタボタン18を押し込めば
よい。これにより、シャッタ機構9がレリーズ動作して
シャッタ羽が開閉し、これに同期してシンクロスイッチ
29がオンしてストロボ撮影が行われる。なお、スライ
ドレバー24が移動した後に、シャッタボタン18の押
圧を解除しても何ら不都合はなく、次にシャッタボタン
18を所定位置まで押し込むことによって同様にストロ
ボ撮影が行われる。
【0016】また、シャッタボタン18を半押しすると
常に表示片21が突出し、充電スイッチがオンされたこ
とが撮影者に報知されるが、ストロボ撮影が不要である
場合には、メインコンデンサ13への充電を待つことな
く、そのままシャッタボタン18を押し込めばよい。こ
のように、シャッタボタン18を押圧操作すると、メイ
ンコンデンサ13やトリガコンデンサへの充電が規定レ
ベルに達しないままでシャッタ羽根が開閉し、したがっ
てシンクロスイッチ29がオンしてもストロボは発光し
ない。
【0017】表示片21を突出させたままの状態にして
おくと、次回以降の撮影はほとんどの場合ストロボ撮影
となるが、常にストロボ撮影を行ったとしてもプリント
処理での補正によりプリント写真としては鮮明なものを
得ることができる。なお、特にストロボ撮影を行いたく
ないときは、ストロボ撮影が行われた直後に表示片21
を押し込んでスライドレバー24をL字レバー23で係
止した状態にしておき、前述したストロボ不使用時の撮
影操作を行えばよい。
【0018】撮影を中断するときには、レンズ付きフイ
ルムユニットの側面から突出している表示片21を押し
込み、充電スイッチをオフにする。これにより、電池1
1とストロボ回路との接続が断たれるため、長時間放置
されたような場合でもいたずらに電源を消耗させること
がない。
【0019】以上、図示した例にしたがって本発明につ
いて説明してきたが、シャッタボタン18の半押しによ
ってスライドレバー24を移動させる代わりに、例えば
レンズ付きフイルムユニットのグリップ部に可動片を設
けておき、レンズ付きフイルムユニットをグリップした
ときに可動片の押し込みに連動してスライドレバー24
を移動させて充電スイッチをオンに切り換えるようにし
てもよい。また、スライドレバー24に別の表示片を設
け、これをファインダ内に突出させる構成を採ることも
出来る。
【0020】さらに、スライドレバー24に接点板26
の他に別の接点板を設け、例えばシャッタボタン18の
半押しでスライドレバー24が移動したときに、この接
点板でシンクロスイッチと直列に接続したスイッチをオ
ンさせるようにしてもよい。この構成によれば、メイン
コンデンサやトリガコンデンサが規定レベルまで充電さ
れた状態であっても、表示片21を押し込んだままにし
て撮影を行えば、非ストロボ撮影を行うことが出来るよ
うになる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、撮影に先
だって行われる操作に連動してストロボ用メインコンデ
ンサの充電スイッチをオンさせるから、充電スイッチの
操作忘れによる撮影失敗を確実に防ぐことができる。ま
た、充電スイッチが投入されたことが撮影者に簡単に分
かるように表示されるので、使用後には充電スイッチを
切る操作が促されるようになり、電源の無駄な消耗を防
ぐことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明を実施したストロボ内蔵型レンズ付きフ
イルムユニットの分解斜視図である。
【図3】ストロボ回路の概略を示す回路図である。
【符号の説明】
12 ストロボ基板 13 メインコンデンサ 18 シャッタスイッチ 19 開口 21 表示片 23 L字レバー 24 スライドレバー 25 バネ 26 接点板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影機構及びストロボ装置を組み込んだ
    ユニット本体に予めフイルムを装填したレンズ付きフイ
    ルムユニットにおいて、前記ストロボ装置のメインコン
    デンサに充電を開始させるスイッチと、このスイッチを
    オン、オフさせる2つの位置の間で可動であり、オン位
    置に移動したときにその一部に設けた表示片が視認でき
    る位置に移動するスイッチ切り換え部材と、このスイッ
    チ切り換え部材をオン位置に向けて付勢するバネと、こ
    のバネの付勢に抗してスイッチ切り換え部材をオフ位置
    に保持するとともに、撮影に必要な外部操作に連動して
    スイッチ切り換え部材の保持を解除する保持部材とを設
    けたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 【請求項2】 前記保持部材はシャッタボタンの半押し
    操作に連動して、スイッチ切り換え部材の保持を解除す
    ることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルム
    ユニット。
JP30737492A 1992-11-17 1992-11-17 ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット Pending JPH06161041A (ja)

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JP30737492A JPH06161041A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット

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JP30737492A JPH06161041A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット

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Publication Number Publication Date
JPH06161041A true JPH06161041A (ja) 1994-06-07

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ID=17968295

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30737492A Pending JPH06161041A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 ストロボ内蔵型レンズ付きフイルムユニット

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JP (1) JPH06161041A (ja)

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