JPH06160737A - 電磁式多極光路切換スイッチ - Google Patents

電磁式多極光路切換スイッチ

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JPH06160737A
JPH06160737A JP30842792A JP30842792A JPH06160737A JP H06160737 A JPH06160737 A JP H06160737A JP 30842792 A JP30842792 A JP 30842792A JP 30842792 A JP30842792 A JP 30842792A JP H06160737 A JPH06160737 A JP H06160737A
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JP
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magnetic field
optical path
fiber
movable
optical fiber
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JP30842792A
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English (en)
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Fumio Isobe
文夫 礒部
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の光路から1つのの光路を選択的に且つ
高速に切り換えることのできる電磁式多極光路切換スイ
ッチを提案する。 【構成】 可動光ファイバ60を移動させ、この可動光
ファイバの光路を複数の固定光ファイバ(56,57,
58)のいずれか1つの光路に一致させることにより光
路切り換えを行なう電磁式多極光路切換スイッチ。この
可動光ファイバ60にはその前記端部の近傍において所
定の磁界が形成されるような磁石59が設けられ、複数
の固定光ファイバ(56,57,58)の各々の端部の
近傍には、所定の磁界を発生させるために、コイル(5
3,62,63)と磁性パイプ(55,64,61)が
設けられ、イル(53,62,63)が発生する磁界に
より前記磁石59に反発力及びまたは吸引力が作用する
ように、前記コイルの通電を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁力により光ファイ
バの光路切り換えを行なう電磁式光路切換スイッチに関
し、特に、切り換え光路が複数にわたる電磁式多極光路
切換スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ回路において電磁力により光
路切り換えを行なう電磁式光路切換スイッチとして、例
えば、図1〜図3に示すような2極式のものがある。こ
の光路切換スイッチは、内部に光ファイバ等を有したフ
ェルール状のスイッチ本体20と、光路を切り換えるた
めの制御部30とからなる。この光路切換スイッチは、
コネクタ1側の光ファイバ4の光路を、コネクタ2側の
ファイバ9若しくはコネクタ3側のファイバ10に接続
するものである。
【0003】図3にA−A′間の断面図を示す。スイッ
チ本体20は、A−A′において、V型の溝を有する2
つのチャネル11a,11bを有する。このチャネル1
1は本体20方向に延びていて、形成された溝部分に光
ファイバ9,10が納められている。そして、この2本
の光ファイバ9,10はA−A′において切断されてお
り、これらの2つの切断面のいずれかと、他方から延び
てきた可動の光ファイバ4の切断面とが接するようにな
って、2つの光路が接続される。
【0004】可動ファイバ4の一部は軟磁性膜パイプ8
に覆われている。また、スイッチ本体20の内壁面には
環状のソレノイド7が設けられ、更に、本体20の外側
壁面には、環状の永久磁石が設けられている。ソレノイ
ド7に所定の方向の電流を流すと、図2においてパイプ
8が上(または下)方向に引かれて、ファイバ4の切断
面はファイバ9(またはファイバ10)の切断面と接す
る。ソレノイド7に流す電流を切っても、軟磁性パイプ
8と永久磁石5との相互作用により、パイプ8の吸引状
態はそのまま保持される。以上が、2極光路切換スイッ
チの動作である。
【0005】2極スイッチは2つの光路しか切り換えが
できない。そこで、多極スイッチも提案されている。図
4に示された6極の光路切換スイッチは、ファイバ40
xの光路を、6つのファイバ(40a〜40f)のいず
れか1つの光路と接続するものである。このために、同
図に示すように、7本のファイバ(40x,40a〜4
0f)が束ねられ、このファイバ束40が収束性のロッ
ドレンズ41に接して設けられている。ロッドレンズ4
1の光軸の延長上に、反射鏡42と、この反射鏡42を
光軸の周りに回転する回転軸43とが設けられている。
収束性レンズ41は、ファイバ40xからの光ビームを
一旦拡散させ、その拡散されたビームが反射鏡42によ
り反射されると、その反射光を収束してファイバ(40
a〜40f)のいずれか1つに集光する。反射鏡42は
所定の角度だけ傾けられることにより、反射光がファイ
バ(40a〜40f)のいずれか1つに集光するように
なっている。反射鏡42による反射光がどのファイバに
収束されるかは、回転軸43の回転角度によって決ま
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような多極光路切
換スイッチは、3つ以上の光路を選択できるものの、装
置が複雑な割にはその調整精度は高精度のものが要求さ
れるという欠点があるのみならず、回転動作で切り換え
を行なうために、任意選択が難しく切り換え速度がどう
しても遅くなるという欠点がある。
【0007】そこで、本発明は、複数の光路の中の任意
の1つの光路に選択的に高速に切り換えることの可能な
電磁式多極光路切換スイッチを提案することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の構成は、可動光ファイバを移動させ、この可
動光ファイバの光路を複数の固定光ファイバのいずれか
1つの光路に一致させることにより光路切り換えを行な
う電磁式多極光路切換スイッチであって、軸方向と略直
交する平面内において、その端部が移動可能な前記可動
光ファイバと、前記平面内において各々の端部が二次元
的に分布する前記複数の固定光ファイバと、前記可動光
ファイバの前記端部の近傍において所定の磁界が形成さ
れるように、前記可動光ファイバに固定された磁石と、
前記複数の固定光ファイバの各々の端部の近傍において
所定の磁界を発生させる磁界発生手段と、前記磁界発生
手段が発生する磁界により前記磁石に反発力及びまたは
吸引力が作用するように、前記磁界発生手段を制御する
制御手段とを具備したことを特徴とする電磁式多極光路
切換スイッチ。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の好適
な実施例を説明する。 〈光路切換スイッチの構成〉図5は実施例の7極式の光
路切換スイッチの平面図、図6は図5のA−A′線での
断面図である。
【0010】図5,図6に示すように、この7極光路切
換スイッチは、光ファイバ60の光路を、7本の光ファ
イバ(57,56,58,70,71,72,73)の
いずれか1つの光路と接続するものである。光ファイバ
60は、可動であり、永久磁石(軸方向にS→Nに磁化
されている)59と、軟磁性の磁性膜パイプからなる背
ヨーク61とにより覆われている。7本の光ファイバ
(57,56,58,70,71,72,73)の夫々
は2つの層で覆われ、第1層を磁性膜パイプにより、第
2層をコイルにより覆われている。例えば、ファイバ5
7は磁性膜パイプ64とコイル62により覆われ、ファ
イバ56は磁性膜パイプ55とコイル53により覆わ
れ、ファイバ58は磁性膜パイプ61とコイル63によ
り覆われている。磁性膜パイプは、例えば、Fe−Ni
などからなり、コイルに通電することにより軸方向に磁
化される。
【0011】図6において、光ファイバ60は光ファイ
バ57と面70において接している。可動光ファイバ6
0は、固定の光ファイバ(57,56,58,70,7
1,72,73)の夫々に設けられたコイルに通電する
ことにより発生する磁場との吸引力,反発力により移動
される。固定枠52は、可動光ファイバ60の移動可能
な最大範囲を規定する。即ち、可動光ファイバ60が枠
52に当接すると、光ファイバ60は固定光ファイバ
(57,56,58,70,71,72,73)のいず
れか1つの光路と一致するようになっている。
【0012】74は磁気回路を形成させるため磁性パイ
プの方端を接続固定した透磁率の高い軟磁性平板であ
る。 〈通電制御〉次に、可動光ファイバ60の移動制御、即
ち、光路切り換えのためのコイルに対する通電制御につ
いて説明する。
【0013】図7に、7つの光ファイバに各々設定され
た7つのコイルの位置関係を示す。便宜上、中央のファ
イバ位置を“0”とした。図8は、可動光ファイバ60
が、1つの固定光ファイバ81の上に移動され保持され
ている状態を示す。即ち、固定光ファイバのコイル80
が生成する磁場は、磁性膜パイプ82を通って、可動光
ファイバ60の永久磁石59に到達する。この磁場の吸
着作用によって可動光ファイバ60が一定の位置に保持
される。
【0014】図9は、コイル(L)の駆動回路の一例を
示す。この例では、トランジスタQ 1,Q4をオンすると
磁性パイプの上端にN極性が発生し、トランジスタ
2,Q3をオンすると磁性パイプの上端にS極性が発生
するようになる。図10は、可動ファイバ60が、位置
“0”から“1”に移動するときの通電の方式を示す。
同図において、丸印を付したNは可動ファイバ60の下
端における磁石59のN極性を示す。また、丸印を付し
ていないN若しくはSは、固定ファイバ側の上端に形成
される磁界の極を示す。
【0015】可動ファイバ60が位置“0”から“1”
に移動するためには、位置“0”の固定ファイバのため
のコイル62に対しては磁性パイプ64の上端にN極性
が生成されるように電流を流し、位置“1”の固定ファ
イバのためのコイルに対してはその磁性パイプの上端に
S極性が生成されるように電流を流す。このようにする
と、可動ファイバ60は位置“0”に発生した磁界から
反発され、位置“1”に発生した磁界からは吸引され
て、位置“1”に移動する。この場合、可動ファイバ6
0が位置“1”方向に確実に移動されるようにするため
に、位置“3”,位置“5”において磁界Nが発生する
ように夫々のコイルに電流を流すようにしてもよい。
【0016】図11は、可動ファイバ60が、位置
“1”から“2”に移動するときの通電の方式を示す。
可動ファイバ60が位置“1”から“2”に移動される
ためには、位置“1”のコイルに対してはその磁性パイ
プの上端にN極性が生成されるように電流を流し、位置
“2”のコイルに対してはその磁性パイプの上端にS極
性が生成されるように電流を流す。このようにすると、
可動ファイバ60は位置“1”に発生した磁界から反発
され、位置“2”に発生した磁界からは吸引されて、位
置“2”に移動する。この場合、可動ファイバ60が位
置“2”方向に確実に移動されるようにするために、位
置“0”,位置“6”において磁界Nが発生するように
夫々のコイルに電流を流すようにしてもよい。
【0017】図12は、可動ファイバ60が、位置
“2”から“0”に移動するときの通電の方式を示す。
可動ファイバ60が位置“2”から“0”に移動される
ためには、位置“2”のコイルに対してはその磁性パイ
プの上端にN極性が生成されるように電流を流し、位置
“0”のコイルに対してはその磁性パイプの上端にS極
性が生成されるように電流を流す。このようにすると、
可動ファイバ60は位置“2”に発生した磁界から反発
され、位置“0”に発生した磁界からは吸引されて、位
置“0”に移動する。この場合、可動ファイバ60が位
置“0”方向に確実に移動されるようにするために、位
置“1”,位置“3”において磁界Nが発生するように
夫々のコイルに電流を流すようにしてもよい。
【0018】図13は、可動ファイバ60が、位置
“0”から“5”に移動するときの通電の方式を示す。
可動ファイバ60が位置“0”から“5”に移動される
ためには、位置“0”のコイルに対してはその磁性パイ
プの上端にN極性が生成されるように電流を流し、位置
“5”のコイルに対してはその磁性パイプの上端にS極
性が生成されるように電流を流す。このようにすると、
可動ファイバ60は位置“0”に発生した磁界から反発
され、位置“5”に発生した磁界からは吸引されて、位
置“5”に移動する。この場合、可動ファイバ60が位
置“5”方向に確実に移動されるようにするために、位
置“1”,位置“3”において磁界Nが発生するように
夫々のコイルに電流を流すようにしてもよい。 〈通電制御の変形〉図10〜図13に示した通電制御方
法は、可動光ファイバ60を、互いに隣り合った2つの
位置間で移動する場合のものであった。図14〜図16
においては、互いに隣り合わないで離間した2つの位置
の間で可動光ファイバ60を移動する場合(位置“1”
から位置“3”)の通電制御を説明する。
【0019】図14の状態で、位置“1”のコイルをN
極性にし、更に、位置“2”,“0”,“3”のコイル
をS極性にする。このような磁化状態では、N極性の可
動光ファイバ60は、位置“1”から反発され位置
“2”,“0”からは吸引されるので、図15に示すよ
うに、位置“2”,“0”の間を目指して移動する。光
ファイバ60が位置“2”,“0”の間を通過した時点
で、位置“3”のS極性はそのままで、位置“2”,
“0”のコイルの磁化極性を反転させてN極性にする
と、N極性の可動光ファイバ60はN極性の位置
“2”,“0”からは反発され、S極性の位置“3”か
らは吸引されるので、更に移動して“3”に到達する。
【0020】位置“1”から位置“3”に可動ファイバ
60を移動するために、図10〜図13に示した通電制
御方法に拠れば、まず“1”から“0”(または
“2”)に移動し、その後“3”に移動するというもの
であるが、図14〜図16の手法では、直接位置“1”
から位置“3”に移動するので高速に移動が完了し、即
ち、光路切り換えを高速に行なうことができる。
【0021】図10〜図16に示すように、いかなる位
置においても、他の位置に移動するパターンは、隣の位
置に移動する場合と、図14〜図16に示した移動パタ
ーンと、直線的に2つ先の位置に移動するパターン(例
えば、“1”から“4”への移動)の3通りしかない。
したがって、このような3通りの移動パターンに対し
て、前もって対応する通電パターンを記憶しておけば良
いこととなる。
【0022】尚、図15の状態において、位置“4”,
“5”,“6”における極性をNとすると、可動ファイ
バ60の移動の応答性が向上する。 〈駆動回路の変形〉図9の駆動回路は、コイルに流す電
流の方向を制御することにより、固定側のファイバの周
りに形成された磁性膜の極性を制御するというものであ
った。この図9の駆動回路は、電流の方向を制御できる
という利点がある半面、回路が複雑になるという問題が
ある。そこで図17に示すような駆動回路の変形例を提
案する。この回路の例では、コイルの各々に、夫々1つ
の駆動回路(トランジスタQ)が直列に設けられてい
る。トランジスタQ1〜Qnのベースに印加する電圧を制
御して、特定の(1つまたは複数の)コイルを駆動す
る。そして、各コイルに流れる電流は、コイルに電流が
流れればS極性に磁化されるというものである。このよ
うに回路の共通化を計ることにより回路構成が簡単にな
る。
【0023】図17の回路では、電流が流れるコイル
(S極性に磁化)と、電流が流れないコイル(磁化しな
い)が発生する。そこで、図10〜図13に示したよう
な、互いに隣り合った2つの位置間でファイバ60を移
動させるためには、移動先の位置におけるコイルのみに
電流を流すようにすればよい。ここで、図6,図19に
示した一枚の円盤形状をした共通軟磁性平板74の役割
が明らかになる。即ち、図18に示すように、コイル9
2に電流が流れ、コイル93に電流が流れない場合を考
えると、コイル92が形成した磁界は磁性パイプ90を
通り、軟磁性平板94を通り、磁性パイプ91を通り、
磁性パイプ90に戻るという磁気回路が形成される。即
ち、コイル93に電流が流されなくとも、磁性パイプ9
1に磁界が誘起されるということである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように 本発明の電磁式多
極光路切換スイッチは、複数の光路の中の任意の1つの
光路に選択的に高速に切り換えることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の2極式光路切り換えスイッチの構成を示
す図。
【図2】図1の2極式光路切り換えスイッチの一部構成
を詳細に示す図。
【図3】図1の2極式光路切り換えスイッチの一部構成
を詳細に示す図。
【図4】従来の多極式光路切り換えスイッチの構造を示
す図。
【図5】本発明を適用した実施例になる電磁式光路切り
換えスイッチの平面図。
【図6】図5の電磁式光路切り換えスイッチの断面図。
【図7】図5の電磁式光路切り換えスイッチの光路の分
布を示す図。
【図8】可動ファイバと固定ファイバの光路を一致させ
るための通電制御を説明する図。
【図9】コイルを駆動するための回路図。
【図10】互いに隣り合う2つの位置間で可動ファイバ
を移動させるための通電制御を説明する図。
【図11】互いに隣り合う2つの位置間で可動ファイバ
を移動させるための通電制御を説明する図。
【図12】互いに隣り合う2つの位置間で可動ファイバ
を移動させるための通電制御を説明する図。
【図13】互いに隣り合う2つの位置間で可動ファイバ
を移動させるための通電制御を説明する図。
【図14】隣り合わない2つの位置間で可動ファイバを
移動させるための通電制御を説明する図。
【図15】隣り合わない2つの位置間で可動ファイバを
移動させるための通電制御を説明する図。
【図16】隣り合わない2つの位置間で可動ファイバを
移動させるための通電制御を説明する図。
【図17】コイルを駆動するための回路の変形例を示す
回路図。
【図18】軟磁性平板の機能を説明する図。
【図19】軟磁性平板と軟磁性パイプとコイルとの関係
を説明する図。
【符号の説明】
50…外筒、52…固定枠、53,62,63…コイ
ル、55,61,64…磁性膜パイプ、56,57,5
8,71,72,73,78…固定光ファイバ、59…
永久磁石、60…可動光ファイバ、61…背ヨーク、7
0…接触面、74…軟磁性平板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動光ファイバを移動させ、この可動光
    ファイバの光路を複数の固定光ファイバのいずれか1つ
    の光路に一致させることにより光路切り換えを行なう電
    磁式多極光路切換スイッチであって、 軸方向と略直交する平面内において、その端部が移動可
    能な前記可動光ファイバと、 前記平面内において各々の端部が二次元的に分布する前
    記複数の固定光ファイバと、 前記可動光ファイバの前記端部の近傍において所定の磁
    界が形成されるように、前記可動光ファイバに固定され
    た磁石と、 前記複数の固定光ファイバの各々の端部の近傍において
    所定の磁界を発生させる磁界発生手段と、 前記磁界発生手段が発生する磁界により前記磁石に反発
    力及びまたは吸引力が作用するように、前記磁界発生手
    段を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする電
    磁式多極光路切換スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記磁石は前記可動光ファイバの軸方向
    に磁化された環状の永久磁石であることを特徴とする請
    求項1に記載の電磁式多極光路切換スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記磁界発生手段は、個々の固定光ファ
    イバの周りに設けられた環状の軟磁性材と、その周りに
    設けられた電磁コイルとからなることを特徴とする請求
    項2に記載の電磁式多極光路切換スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記複数の固定光ファイバは、前記平面
    上の同心円上に配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電磁式多極光路切換スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記可動光ファイバを第1の固定光ファ
    イバの位置から第2の固定光ファイバの位置に移動させ
    るときは、前記制御手段は、第1の固定光ファイバの位
    置の周辺には前記磁石の磁界とは同じ極性の磁界を発生
    させると共に、第2の固定光ファイバの位置の周辺には
    前記磁石の磁界とは反対の極性の磁界を発生させるよう
    に、前記磁界発生手段を制御することを特徴とする請求
    項3に記載の電磁式多極光路切換スイッチ。
  6. 【請求項6】 互いに隣り合う第1,第2の固定光ファ
    イバの各々の前記環状軟磁性材の端部は、軟磁性の平板
    により接続されることにより、閉磁気回路が形成可能と
    されていることを特徴とする請求項3に記載の電磁式多
    極光路切換スイッチ。
JP30842792A 1992-11-18 1992-11-18 電磁式多極光路切換スイッチ Withdrawn JPH06160737A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0489921A1 (en) * 1990-06-29 1992-06-17 Bridgestone Corporation Reduced heat-buildup rubber composition
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