JPH06160519A - 車載レーダ装置 - Google Patents

車載レーダ装置

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JPH06160519A
JPH06160519A JP4311872A JP31187292A JPH06160519A JP H06160519 A JPH06160519 A JP H06160519A JP 4311872 A JP4311872 A JP 4311872A JP 31187292 A JP31187292 A JP 31187292A JP H06160519 A JPH06160519 A JP H06160519A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
transmitter
radar device
vehicle radar
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4311872A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Sasada
雅昭 笹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYOSHI DENSHI KK
Original Assignee
MIYOSHI DENSHI KK
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Publication date
Application filed by MIYOSHI DENSHI KK filed Critical MIYOSHI DENSHI KK
Priority to JP4311872A priority Critical patent/JPH06160519A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は電波の発信に先立ってどのような
符号を他の車が使用しているかを識別し、他の車が使用
していない符号で送信できるような車載レーダ装置を提
供することを主要な特徴とする。 【構成】 送信機4からの送信に先立って、受信機7の
受信出力に基づいて、自己相関器8が使用しようとする
符号が使用されているか否かを識別し、その符号が使用
されていないことを識別すると、符号発生器9からその
符号信号を変調器2に与え、変調器2はその符号で発振
器1からの電波またはレーザ波を変調し、送信機4から
アンテナ5を介して空中に放射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車載レーダ装置に関
し、特に、自動車などの移動体の衝突予知を行なうこと
により、搭乗者の安全性を向上するために用いるような
車載レーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、自動車のような移動体には、
電波やレーザ光を発射し、その反射波により障害物を検
知して衝突を未然に防止するために車載レーダ装置が搭
載されている。このような車載レーダ装置は、従来の船
舶あるいは航空機に利用されているレーダの原理に基づ
くものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
自動車がそのような車載レーダ装置を搭載すると、既存
設備の電波あるいは車載レーダ装置同士の電波またはレ
ーザ波が干渉を起こす可能性があり、安全性の向上とい
う目的にそわないという欠点があった。
【0004】レーダの受信電力Prは広く知られている
ように次の[1]式で表わされる。 Pr=σλ2 2 /[(4π)3 ・d4 ] …[1] σ:車の有効反射面積 λ:波長 d:車間距離 G:アンテナ利得 一方、他の車のレーダからの受信電力Prrは次の第
[2]式で表わされる。
【0005】 Prr=σ2 2 /(4πd)2 …[2] すなわち、上述の第[1]式および第[2]式から明ら
かなように、他の車載レーダ装置からの受信電力は、自
己の発信した電波の反射波の受信電力よりも遙かに大き
く、多数の自動車が同じ車載レーダ装置を搭載すれば、
相互干渉が多く生じ、実用上問題がある。このような電
波またはレーザ波の干渉を防止するためには、スペクト
ラム拡散方式という符号化レーダがあり、自己相関度の
強い符号により自分の放射した電波の反射波を識別する
方式が知られている。しかしながら、そのような符号数
は有限であり、多数使用される方式では干渉の問題が残
っていた。また、相関器は単純ではなく、それを多数準
備するのは実用的でないという問題点があった。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、電
波を発射するに先立って、どのような符号が他の車で使
用されているかを識別し、他の車が使用していない符号
を自己の符号として使用するような車載レーダ装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は移動体に搭載
され、符号を送信機から送信し、その反射波を受信機で
受信して障害物を検知し、その障害物との衝突を防止す
るような車載レーダ装置であって、受信機の受信出力に
基づいて送信機から送信しようとする符号が使用されて
いるか否かを識別する符号識別手段と、当該符号の使用
されていないことが識別されたことに応じて、その符号
信号を発生して送信機に与える符号発生手段とを備えて
構成される。
【0008】
【作用】この発明に係る車載レーダ装置は、自己が送信
しようとする符号が使用されているか否かを識別し、使
用されていなければその符号を発生して送信することに
より、符号の干渉を生じることがない。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のブロック図であ
る。図1を参照して、発振器1はマイクロ波またはレー
ザ波などを発振して変調器2に与える。変調器2は後述
の符号発生器9で発生された符号でマイクロ波またはレ
ーザ光などを符号変調する。変調器2の出力はスイッチ
3を介して送信機4に与えられ、送信機4はその符号信
号をアンテナ5から空中に放射する。
【0010】一方、送信に先立って、受信機7はアンテ
ナ6を介して電波の受信を行ない、受信出力を自己相関
器8に与える。自己相関器8は受信機7の出力に基づい
て、送信機4が送信しようとする符号の存在を確認し、
使用されていない符号を識別する。そして、他車で使用
されていない符号を識別すると、その符号の識別信号を
符号発生器9に与える。応じて、符号発生器9はその識
別信号に応じた符号を発生し、変調器2に与える。変調
器2はその符号をマイクロ波またはレーザ波を変調す
る。
【0011】なお、自己相関器8で識別された符号と符
号発生器9で発生された符号は時間差測定器10に与え
られ、両者の時間差が測定され、その時間差によって相
手の車までの距離が算出される。
【0012】図2はよく使われているPN系列符号の自
己相関を示す図である。次に、図2を参照して、図1に
示した自己相関器8と符号発生器9の動作について説明
する。今、符号発生器9からn2 −1ビットのフレーム
長の符号が発生されると、送信符号と受信符号の同期が
とれていれば、自己相関出力は「1」となり、1ビット
でもずれると自己相関器8の出力は1/(n2 −1)と
なる。すなわち、符号発生器9から10ビット長の符号
が発生されると、1023ビットの長さの符号が出力さ
れるので、ビットがずれると自己相関出力は−1/10
23のように大変に低くなる。このことは、他の符号系
列入力にも言えることであり、同じ電波を同じ符号レー
ダとして使用しても符号の違いを利用して識別すること
ができる。また、符号レーダでは幾つかのパルス(たと
えば1023ビット)を自己相関器6で1ビットに折り
畳むことにもなるので、ランダム雑音は数1に改善され
ることができるのは広く知られている。
【0013】
【数1】
【0014】なお、図1では図示を省略しているが、ド
ップラー効果を利用して相手の車の相対速度の測定をす
るようにしてもよい。また、この実施例では、説明を簡
単にするために、PN符号を用いた例を示したが、これ
以外の符号を使用するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、受信
機の受信出力に基づいて、これから送信しようとする符
号が使用されているか否かを識別し、使用されていなけ
ればその符号を送信するようにしたので、符号の干渉を
生じることがなく、また簡単な自己相関器を使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図である。
【図2】広く使われているPN系列符号の自己相関を示
す図である。
【符号の説明】
1 発振器 2 変調器 3 スイッチ 4 送信機 5,6 アンテナ 7 受信機 8 自己相関器 9 符号発生器 10 時間差測定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載され、符号を送信機から送
    信し、その反射波を受信機で受信して障害物を検知し、
    その障害物との衝突を防止する車載レーダ装置であっ
    て、 前記受信機の受信出力に基づいて、前記送信機から送信
    しようとする符号が使用されているか否かを識別する符
    号識別手段、および前記符号識別手段によって当該符号
    の使用されていないことが判別されたことに応じて、そ
    の符号信号を発生して前記送信機に与える符号発生手段
    を備えた、車載レーダ装置。
JP4311872A 1992-11-20 1992-11-20 車載レーダ装置 Pending JPH06160519A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5180681A (en) * 1990-03-15 1993-01-19 North Carolina State University Method of making high current, high voltage breakdown field effect transistor
JP2002139565A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Toshiba Corp レーダ装置
JP2010048716A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Toyota Motor Corp レーダ干渉回避装置、及びレーダ干渉回避方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970415