JPH06160303A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

Info

Publication number
JPH06160303A
JPH06160303A JP32877292A JP32877292A JPH06160303A JP H06160303 A JPH06160303 A JP H06160303A JP 32877292 A JP32877292 A JP 32877292A JP 32877292 A JP32877292 A JP 32877292A JP H06160303 A JPH06160303 A JP H06160303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image signal
detecting
defect
threshold value
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32877292A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Saito
憲敬 斎藤
Masatoshi Toda
正利 戸田
Tokuyuki Ikeda
徳之 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP32877292A priority Critical patent/JPH06160303A/ja
Publication of JPH06160303A publication Critical patent/JPH06160303A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート状検査対象の明欠陥と暗欠陥を精度良
く検出することが可能で、安定した検査を行うことがで
きる検査装置を提供する。 【構成】 一次元撮像素子を有するカメラ10からの画
像信号の一回又は複数回の走査における最高レベルと最
低レベルをそれぞれ検出する手段18、20;22、2
4とこの各レベルの関数として以降の画像信号を2値化
して明欠陥と暗欠陥を検出するための2つの閾値を発生
する手段28と、これらの閾値をそれぞれ用いて画像信
号を2値化する2つの2値化回路12A、12Bを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続走行生産され、光
が半透過し、かつ地合が存在するシート状検査対象中に
存在するピンホールや異物等の欠陥を検出する検査装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に透明な検査対象を検査する場合に
は、光源の光を検査対象の一方の面に照射し、その透過
光を他方の面からカメラにより撮像し、透過光の強度分
布上の変化を検出する透過方式が用いられ、また、遮光
物体を検査する場合は、光源の光を検査対象の一方の面
に照射し、その反射光をカメラにより撮像し、反射光の
強度分布上の変化を検出する反射方式が用いられる。従
って、検査対象が光を半透過せしめる、樹脂板や印刷用
シルクスクリーンなどを検査する場合、透過方式が用い
られる。また、これらの検査対象中に存在するピンホー
ルや傷等の、明るい欠陥として検出する明欠陥と、異物
やシワ等の暗い欠陥として検出する暗欠陥を同時に検査
する場合、明欠陥を検出するための閾値と、暗欠陥を検
出するための閾値により画像処理を行う手法が採られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、2つの閾値レ
ベルは、図4の様に正常な検査対象の画像信号から、画
像レベルの変化幅(W=最高レベルMAX−最低レベル
MIN)を確認し、この最高レベルMAXと最低レベル
MINに、搬送時の上下動の影響等に対するいくらかの
マージンを含めた2つのレベルTH、TLを明欠陥検出用
閾値及び暗欠陥検出用閾値として予め設定しなければな
らない。しかしながら、上記従来の検査装置ではこの2
つの閾値が固定されているため、検査対象の上下動や地
合等の影響を無視するためにはマージンを大きく取らな
ければならない。ところが、このマージンが大きすぎる
と検査精度の低下をもたらすという問題がある。従って
本発明は、シート状検査対象の明欠陥と暗欠陥を精度良
く検出することが可能で、安定した検査を行うことがで
きる検査装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、一定間隔毎、或いは検査開始時点で、検
査対象を撮像した画像信号より、その信号レベルを抽出
し、以降の走査の閾値にフィードバックすることによ
り、閾値レベルを画像信号のレベル変動に追従させるよ
うにしている。すなわち本発明によれば、一定方向に移
動するシート状検査対象を光が半透過するようその一方
の面から前記光を照射し、前記検査対象の他方の面を、
一次元撮像素子により撮像し、前記撮像素子からのアナ
ログ画像信号を適当な閾値によって2値化して得た画像
データを基に各種画像処理を行い、前記検査対象中に存
在する欠陥を検出する検査装置において、前記アナログ
画像信号を第1閾値によって2値化する第1の2値化手
段と、前記アナログ画像信号を前記第1閾値より低い第
2閾値によって2値化する第2の2値化手段と、前記第
1及び第2の2値化手段によって得られた2値化データ
を基に、各々明るい欠陥及び暗い欠陥を検出する明欠陥
検出手段及び暗欠陥検出手段と、前記アナログ画像信号
の一回又は複数回の走査における最高レベルを検出する
最大値検出手段と、前記アナログ画像信号の一回又は複
数回の走査における最低レベルを検出する最小値検出手
段と、前記最高レベル及び最低レベルの関数として以降
のアナログ画像信号を2値化するための前記第1閾値及
び前記第2閾値をそれぞれ算出する閾値発生手段を備え
たことを特徴とする検査装置が提供される。
【0005】
【作用】本発明は上記構成を有するもので、最小値検出
手段及び最大値検出手段により、一回又は複数回の走査
における画像信号の最高レベル及び最低レベルを検出
し、この最高レベル及び最低レベルの関数として閾値発
生手段により、以降の走査により得られた画像信号から
明欠陥と暗欠陥をそれぞれ検出するための2つの閾値を
決定する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の検査装置の実
施例について説明する。図1は、本発明に係る検査装置
の1つの実施例を示すブロック図である。図1中、30
は光源、32は矢印方向に移動するシート状検査対象物
である。一次元CCDラインセンサ等の一次元撮像素子
を有するカメラ10により撮像された画像信号は、2系
列の2値化回路12A、12Bと、最小値検出回路18
及び最大値検出回路22に入力される。2つの2値化回
路12A、12Bではカメラ10の走査毎に、対応する
閾値レジスタ16A、16Bに設定された各々の閾値で
入力画像信号を2値化し、2値化データをバッファ14
A、14Bにそれぞれ格納する。最小値検出回路18は
カメラ10の走査毎に、画像信号中の最低レベルを検出
し、A/D変換し最小値レジスタ20に格納する。又、最
大値検出回路22も同様に、画像信号中の最高レベルを
検出し、A/D変換し最大値レジスタ24に格納する。
【0007】CPUモジュール28は、走査毎に更新さ
れる上記の2値化データ、最低レベル及び最高レベルを
基に、図2に示すアルゴリズムにより処理を行う。なお
図1中26はデータバスを示し、CPUモジュール28
の動作指令のプログラムを格納しているROMや演算結
果を一時記憶しておくRAMが図示省略されている。ま
ず、図2のように、カメラ10の一回の走査が終了する
毎に明欠陥検査処理S1、暗欠陥検査処理S2及び閾値
算出処理S3を行う。ただし、閾値算出処理S3は、こ
の走査において明欠陥及び暗欠陥が検出されなかった場
合にのみ実行する。なお、明欠陥検査処理及び暗欠陥検
査処理自体は従来と同様であり、明欠陥の場合は、それ
用の閾値(例えば図4のTH)を超えたレベルの入力信
号か否かを判断し、暗欠陥の場合はそれ用の閾値(例え
ば図4のTL)より低いレベルの入力信号か否かを判断
し、かつ各々について一走査当りの回数をカウントした
り、数回の走査における連続性を判断したりすることに
よりなされる。次に、図3に示す閾値算出処理S3につ
いて説明する。
【0008】ステップ301で、一回の走査中に明欠陥
が有ったか否かを調べる。ここで明欠陥が存在すれば、
最高レベルはその明欠陥のレベルとなり、閾値を算出す
る有効なデータとならないため、同走査の最高レベルは
無効となる。ステップ302で同走査の最高レベルを読
み取り、ステップ303で同走査以前の数走査分の最高
レベルの平均値を算出する。ステップ304で平均の最
高レベルに所定のマージンを加算したレベルを次走査以
後に明欠陥を検出するための閾値として閾値レジスタ1
6Aに格納する。この閾値は例えば図4のTHに相当す
る。
【0009】ステップ305で、同走査中に暗欠陥が有
ったか否かを調べる。ここで暗欠陥が存在すれば、最低
レベルはその暗欠陥のレベルとなり、閾値を算出する有
効なデータとならないため、同走査の最低レベルは無効
となる。ステップ306で同走査の最低レベルを読み取
り、ステップ307で同走査以前の数走査分の最低レベ
ルの平均値を算出する。ステップ308で平均の最低レ
ベルに所定のマージンを加算したレベルを次走査以後に
暗欠陥を検出するための閾値として閾値レジスタ16B
に格納する。この閾値は例えば図4のTLに相当する。
【0010】なお本発明にかかる検査装置の構成は上記
の実施例に制限されることはない。すなわち、最大値M
AX、最小値MINは上記実施例では一走査毎に検出し
ているが、複数回の走査毎としてもよい。又、最大値M
AX及び最小値MINから各閾値をそれぞれ算出するた
めには、所定マージンを加えることに代えて、一定比率
を乗算する等、所定の関数とすることができる。またデ
ジタル素子を使用して構成した場合のプログラムも上記
のものに制限されるものではなく、同一の機能を有する
ものであれば別のアルゴリズムを使用することもでき
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の検査装置
によれば、明欠陥と暗欠陥用の閾値が各々、検出信号の
最高レベルと最低レベルに追随するので連続走行生産さ
れ、光を半透過し、かつ地合が存在する被検査対象中に
存在するピンホールや異物等の欠陥を安定して検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る検査装置の実施例を示すブロック
図である。
【図2】図1に示すCPUの動作概要を示すフローチャ
ートである。
【図3】閾値算出処理のアルゴリズムを示すフローチャ
ートである。
【図4】画像信号と2つの閾値の関係を示す波形図であ
る。
【符号の説明】
10 カメラ 12A、12B 2値化回路 14A、14B バッファ 16A、16B 閾値レジスタ 18 最小値検出回路 20 最小値レジスタ 22 最大値検出回路 24 最大値レジスタ 26 データバス 28 CPUモジュール 30 光源 32 検査対象物 MAX 最高レベル MIN 最低レベル TH 明欠陥検出用の閾値 TL 暗欠陥検出用の閾値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に移動するシート状検査対象を
    光が半透過するようその一方の面から前記光を照射し、
    前記検査対象の他方の面を、一次元撮像素子により撮像
    し、前記撮像素子からのアナログ画像信号を適当な閾値
    によって2値化して得た画像データを基に各種画像処理
    を行い、前記検査対象中に存在する欠陥を検出する検査
    装置において、 前記アナログ画像信号を第1閾値によって2値化する第
    1の2値化手段と、前記アナログ画像信号を前記第1閾
    値より低い第2閾値によって2値化する第2の2値化手
    段と、前記第1及び第2の2値化手段によって得られた
    2値化データを基に、各々明るい欠陥及び暗い欠陥を検
    出する明欠陥検出手段及び暗欠陥検出手段と、前記アナ
    ログ画像信号の一回又は複数回の走査における最高レベ
    ルを検出する最大値検出手段と、前記アナログ画像信号
    の一回又は複数回の走査における最低レベルを検出する
    最小値検出手段と、前記最高レベル及び最低レベルの関
    数として以降のアナログ画像信号を2値化するための前
    記第1閾値及び前記第2閾値をそれぞれ算出する閾値発
    生手段を備えたことを特徴とする検査装置。
JP32877292A 1992-11-13 1992-11-13 検査装置 Withdrawn JPH06160303A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32877292A JPH06160303A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32877292A JPH06160303A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06160303A true JPH06160303A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18213968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32877292A Withdrawn JPH06160303A (ja) 1992-11-13 1992-11-13 検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06160303A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0736001B2 (ja) びんの欠陥検査方法
JP2890801B2 (ja) 表面傷検査装置
JPH06160303A (ja) 検査装置
JP2003156451A (ja) 欠陥検出装置
JP3234636B2 (ja) 欠陥検査装置
JP3210846B2 (ja) シート状物のくぼみ検出方法及びシート状物のくぼみ検出装置
JP2621690B2 (ja) 印刷欠陥検査装置
JP3202330B2 (ja) 欠陥検査装置
JP4474006B2 (ja) 検査装置
JP2710685B2 (ja) 外観検査による欠陥検出方法
JP3278515B2 (ja) 物体の構造の欠陥を検出する方法および装置
JPH0569536A (ja) 印刷物の検査装置における欠陥検出方法及び欠陥検出回路
JP2737418B2 (ja) 良否検査装置
JP2841373B2 (ja) パターン検査装置
JP2821047B2 (ja) 2値化閾値の設定方法
JPS6027064B2 (ja) ラベルの表裏検査装置
JPH04331563A (ja) 画像読み取り装置
JPS6310277A (ja) 画質検査装置
JPH08159985A (ja) パターン検査装置
JPH03221849A (ja) 欠陥検出方法
JP2768368B2 (ja) パターン検査装置
JP2787851B2 (ja) パターン特徴抽出装置
JPH08279046A (ja) パターン検査装置
KR970067747A (ko) 패턴 검사방법 및 장치
JPH01253641A (ja) 筋状欠陥弁別処理回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000201