JPH06160250A - 浮遊菌の捕集装置 - Google Patents

浮遊菌の捕集装置

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JPH06160250A
JPH06160250A JP33090092A JP33090092A JPH06160250A JP H06160250 A JPH06160250 A JP H06160250A JP 33090092 A JP33090092 A JP 33090092A JP 33090092 A JP33090092 A JP 33090092A JP H06160250 A JPH06160250 A JP H06160250A
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Japan
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air
floating bacteria
suction
measurement site
bacteria
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JP33090092A
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Seiji Yamazaki
省二 山崎
Kiyoyuki Takesako
清之 竹迫
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一般環境及びクリーンルーム内等の空中及び
床面等における浮遊菌を吸引、捕集し、その計量測定作
業を容易に行なえるようにする。 【構成】 移動可能な台車1上に、測定すべき空中、床
面等の測定部位Fの浮遊菌を捕集する捕集機構10を搭
載する。捕集機構10は、吸引手段11によって測定部
位Fの浮遊菌を吸引する移動自在な吸引ホース12を接
続した捕集ボックス14と、捕集ボックス14内の回転
台17上に配置した培地部材18と、培地部材18の径
方向に沿って配列開穿したピンホール21を有し、培地
部材18上に配したガイド盤22とを備えて成る。台車
1には、浮遊菌の捕捉後の吸引空気を除塵するフィルタ
ー6を経て大気に放散する排気ファン5を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般環境、クリーンル
ーム内等の汚染度を測定するために、空中、床面、壁面
その他の各測定部位における浮遊菌その他を捕集する浮
遊菌の捕集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、医薬品、半導体装置、精密機
器、フィルム、各種食品等の製造に際しては、空気中の
微細な浮遊している細菌、塵埃といえども製品の歩留ま
り等に大きく影響するから、これらの製造では、空気中
の浮遊菌等を一定限度にまで制御規制するものとしたク
リーンルーム内で行なわれている。このクリーンルーム
内では、使用する機器、器具が高度に清浄化されている
ことはもとより、作業者自身も清浄に維持された極めて
クリーンな作業衣を着用するものとされている。それば
かりでなく、その作業環境のクリーン度に大きな影響を
与える床面等にも浮遊菌等の付着がないように常時清掃
され、極めて厳格な条件の下での清浄度を維持させるも
のとなっている。
【0003】こうしたクリーンルーム内における清浄度
の測定には、空中における浮遊菌その他を所定の培地面
に捕捉、捕集し、それを数量化し、計測することが行な
われており、そのための浮遊菌サンプラーとして、空気
吸引手段、培地支持部、排気手段等を備えたものが提供
されている。また、床面に付着した浮遊菌は、培地を有
するサンプリング用の拭取具によって拭き取り、培地面
に直接に捕捉させ、それを計量することで行なわれてい
る。また、クリーンルーム内に限らず、一般環境にあっ
ても、浮遊菌等の計量測定による汚染度の測定は必要で
あり、その測定に際しても、上記した浮遊菌サンプラー
が使用されているものである。
【0004】なお、この床面等に付着の浮遊菌は、重力
に作用されて空中から落下したもの、静電気等で床面に
帯電付着したもの、外圧(物理的)によって床面に付着
しているもの、化学的に床面と付着しているもの、その
他の作用で床面と付着しているもの等であることが確認
されているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本発明者ら
がクリーンルーム内の空中の浮遊菌量、床面等に付着の
浮遊菌量等を測定した結果によると、空中の浮遊菌量に
比し、床面等に付着したものが格段に多く、これを正確
に測定することの必要性が痛感されたものであった。す
なわち、クリーンルーム内の作業環境の空気中に浮遊す
る浮遊菌は、上記の浮遊菌サンプラー等によって捕捉、
捕集されても、クリーンルーム内の浮遊菌その他は、ク
リーンルーム内自体を直接に換気していることで、元来
極めて少ないから、これのみによる測定は、床面等に落
下、付着の浮遊菌を全く無視している故に不十分なもの
であるといわざるを得ないものであった。
【0006】また、床面等に付着の浮遊菌量の測定のた
めに、培地を備えた拭取具を使用した捕集方法による
と、測定地点上においての拭取具による拭き取りは、培
地の培養成分を付着させることにもなるから、完全に捕
集、払拭できずに浮遊菌が残置されていると、これらの
各種菌等をかえって繁殖させることにもなり、クリーン
ルーム内の清浄度を維持し得ないものとなった。
【0007】特に、床面等に付着している細菌その他
は、いろいろな形態で付着した状態であるために、計量
測定のための強制的な拭き取り、拭取具への付着剥離に
よっての捕集は一層困難であり、完全な払拭作業自体が
全く不可能なものであったのである。
【0008】そこで、本発明は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み創出されたもので、主としてクリーンル
ーム内の床面等に落下、付着した細菌量を測定するに際
し、付着した細菌を確実に吸引捕捉し、また、培地面に
捕集した細菌の数量測定作業を極めて容易にするばかり
でなく、細菌と共に吸引した空気を清浄な状態で排気す
るダストフリーなものとし、そしてまた、床面のみなら
ず、壁面、更には空中の細菌等を捕集できるものであ
り、しかも、装置全体をコンパクトにまとめ、取扱いを
容易なものとした浮遊菌の捕集装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、移動可能な台車1上に、測定
すべき空中、床面等の測定部位Fの浮遊菌を捕集する捕
集機構10を搭載して成り、捕集機構10は、吸引手段
11と、吸引ホース12を接続させる接続口13が開口
されている箱状の捕集ボックス14と、回転モーター1
6によって回転されるよう、捕集ボックス14内に配置
した回転台17と、この回転台17上に交換自在に配置
される培地部材18と、回転される培地部材18の径方
向に沿って配列開穿された複数のピンホール21を有し
て、接続口13下方の培地部材18上に配されたガイド
盤22とを備えて成ることを特徴とする。
【0010】吸引ホース12先端に連繋されて、床面等
の測定部位F面に接するプローブ15は、これの開口端
面に形成してある小突部によって僅かに傾斜し、測定部
位F面と僅かな間隙を形成するように構成することがで
きる。
【0011】また、吸引手段11によって吸引された空
気は台車1内を経て、台車1の側壁に配置した排気ファ
ン5、側壁に開口した排気口に設置されたフィルター6
を経て大気に放散されるようにして構成することができ
る。
【0012】
【作用】本発明に係る浮遊菌の捕集装置にあって、測定
地点である床面等の測定部位F面にあてがわれたプロー
ブ15は、プローブ15自体の開口端面に形成してある
小突部が測定部位F面と僅かな間隙を形成しており、吸
引手段11の吸引作動によって測定部位Fに付着の細菌
その他を空気と共に吸引する。また、吸引手段11の吸
引作動によって負圧状になる捕集ボックス14内に、プ
ローブ15、吸引ホース12を介して接続口13から浮
遊菌等と共に空気を吸引させる。
【0013】吸引された空気は、接続口13からガイド
盤22内に導入された後、ガイド盤22底側壁のピンホ
ール21から導出される。このとき、吸引手段11によ
る吸引作動と相俟ち、空気中の浮遊菌に慣性作用を与
え、培地部材18表面に衝突させ、培地部材18によっ
て浮遊菌を捕捉させる。
【0014】回転モーター16によって回転されている
培地部材18は、これの表面に到達した浮遊菌を培地部
材18表面上で同心円状に配列させる。浮遊菌その他の
吸引作動の終了後に取り出された培地部材18は、所定
時間の培養後で、これの表面上の浮遊菌を計量させ、ま
た、交換されることで、測定部位F夫々に対応した浮遊
菌量を計量させる。
【0015】一方、捕集ボックス14から排気される空
気は、台車1内を経てフィルター6によって除塵後、大
気に放散される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明するに、図において示される符号1は底部に、例えば
ナイロン樹脂製のキャスター2が付設されて、移動可能
に構成されている台車であり、この台車1上には、測定
すべき空中、床面等の測定部位Fの浮遊菌その他を捕集
する捕集機構10が搭載されていて、台車1と共に移動
可能にしてある。
【0017】捕集機構10は、吸引手段11と、吸引ホ
ース12を接続させる接続口13が開口されている箱状
の捕集ボックス14と、回転モーター16によって回転
されるよう、捕集ボックス14内に配置した回転台17
と、この回転台17上に交換自在に配置される培地部材
18と、回転される培地部材18の径方向に沿って配列
開穿された複数のピンホール21を有して、接続口13
下方の培地部材18上に配されたガイド盤22とを備え
て成る。
【0018】吸引手段11は、図示のように、台車1本
体内に配装された吸引モーター、例えばリニアモーター
駆動フリーピストン型の真空ポンプのものとしてあり、
これの駆動によって捕集ボックス14内を負圧状態にす
ることにより、接続口13を経て吸引ホース12によっ
て、測定部位Fにおける浮遊菌その他を吸引捕集するよ
うになっている。
【0019】吸引ホース12は、空気の流れに伴なう静
電気発生が少なく、可撓性があるエスロン樹脂製のもの
で、吸引ホース12自体の長さは任意に設定でき、必要
があれば伸縮自在なものとすることができる。また、こ
の吸引ホース12の先端に連繋されたほぼラッパ状のプ
ローブ15によって測定部位Fである床面等を走行させ
ながら吸引作動する。吸引作動時のプローブ15開口端
は、図示のように、一方が接地しても、他方が僅かな空
隙を生じるように傾斜したものとしてあり、例えば0.
5mm程度の高さを有する適数の小突部をプローブ15
における開口端の一部に突設形成しておくものとする。
【0020】このときのプローブ15による吸引作動
は、測定部位Fである床面等を単位面積あたり、あるい
は空中であれば単位容積あたり等に対応した部分で例え
ば蛇行させることで吸引する。この吸引作動に際し、測
定すべき単位面積等におけるプローブ15の蛇行した走
行を自動的に行なわせるように制御でき、更には、吸引
作動の単位作業時間と浮遊菌を捕集する培地部材18の
回転作動時間とは同期的に連動するように制御するもの
となっている。
【0021】また、この吸引ホース12は、これ自身の
可撓性を利用して、図1に示すように、その吸引、使用
方向を種々に変更することで床面のみならず、壁面、更
には空中における細菌を捕集できるものとしてある。そ
して、図示を省略したが、必要があれば、この吸引ホー
ス12自体を適当な支持台上に支持させることで、空中
における一定範囲内の浮遊菌を捕集できるようにしてあ
る。
【0022】回転台17は、培地部材を載置できるよう
に円盤状に形成されており、回転モーター16のモータ
ー軸に連繋され、水平面上で回転される。
【0023】培地部材18は、例えばシャーレ内にセッ
トされたもので、例えばブレインハートインフュジョン
培地、ポテトデキストロース寒天培地、普通寒天培地、
ブドー糖ペプトン培地、GP培地等であり、吸引された
浮遊菌を、その慣性衝突作用によって表面ないし表面か
らの所定の深さ位置に到達したままで保持し、これを培
養させるようになっている。
【0024】この培地部材18上方に配されたガイド盤
22は、図2、図3に示すように、上部がラッパ状に開
口され、底壁部が細長の矩形状を呈するものとして閉塞
されたほぼ逆錘体状に形成されており、底壁部自体は、
回転する培地部材18上で、その径方向に沿って配置さ
れているものとされ、多数のピンホール21が開穿され
ている。そして、上部開口は接続口13直下に位置して
いて、接続口13から吸引案内された吸引空気等を導入
した後、例えば3乃至5個程度で互いに等間隔で底壁部
に開穿配列されたピンホール21を経て培地部材18上
に導出させるようになっている。
【0025】すなわち、前記吸引手段11による吸引作
用で負圧状態になる捕集ボックス14内において、吸引
ホース12を介して測定部位Fから吸引された浮遊菌を
含有した空気が吸引されると、その浮遊菌はそれ自身の
慣性衝突作用でピンホール21を経て培地部材18上に
到達させられるものとされ、一方、培地部材18が回転
されていることで、吸引衝突された浮遊菌は、培地部材
18表面で同心円状に配列されるものとなっている(図
3参照)。
【0026】また、台車1の側壁内方には、排気ファン
5が配置されていて、側壁に開口した排気口に設置され
たフィルター6を経て、吸引手段11にて台車1内部に
まで吸引充満された空気を清浄状態にして排気するよう
になっている。この排気ファン5は、前記吸引手段11
とは直接に接続されていないことで、吸引ホース12を
経る吸引作動と連携させず、吸引手段11に独自な吸引
力を設定させるものである。なお、この排気ファン5
は、大気への放散時に清浄度が必要でない場合、例えば
本発明装置をクリーンルームその他の特殊環境の下で使
用する場合以外の一般環境にあっては、省略することが
できるものである。
【0027】以上のように構成された本発明装置の使用
の一例を説明するに、浮遊菌を計量測定すべき空中、床
面等の測定部位Fの測定地点において、プローブ15を
あてがい、単位面積あるいは単位容積等に対応した部分
で例えば蛇行させることで吸引する。このとき、プロー
ブ15開口端面に形成してある小突部による空隙は、床
面等の測定部位F面と僅かな間隙を形成し、測定部位F
面上の空気と共に付着している浮遊菌その他を吸引す
る。吸引された空気は、吸引ホース12を介して接続口
13からガイド盤22内に導入され、これの底側壁に開
穿されたピンホール21から導出されるとき、空気中の
浮遊菌は、その慣性衝突作用によって培地部材18表面
に到達捕捉されるのである。
【0028】このとき、培地部材18は回転モーター1
6によって回転されていることで、浮遊菌の到達部位
は、培地部材18上で同心円状に配列されたものとな
り、例えば1乃至2分間で吸引された培地部材18を捕
集ボックス14から取り出し、所定時間の培養後、培地
部材18上の浮遊菌を計量するものである。
【0029】また、浮遊菌を捕集する培地部材18を回
転させる回転モーター16の回転作動時間と、吸引手段
11による吸引作動の単位作業時間とは同期的に連動す
るものとされ、一作業工程で、測定すべき単位面積ある
いは単位容積に対応して1個の培地部材18上に浮遊菌
が捕集されるように制御される。
【0030】一方、培地部材18によって浮遊菌が捕捉
された後の空気は、捕集ボックス14から台車1内に排
気され、台車1内を経てフィルター6によって除去後、
排気ファン5によって大気に放散されるものとなってい
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
これがため、一般環境、更にはクリーンルーム内の空
中、床面等の夫々の測定部位Fにおける細菌その他の量
を測定するに際し、測定部位Fの浮遊菌を確実に吸引捕
捉でき、また、吸引された浮遊菌等は培地部材18上に
同心円状に配列されるから、培地面に捕集した浮遊菌の
計量測定作業を極めて容易に行なうことができる。それ
ばかりでなく、浮遊菌と共に吸引した空気は、フィルタ
ー6を経て排気ファン5によって大気に放散されるか
ら、清浄な状態で排気するダストフリーなものとでき、
しかも、移動可能な台車1に捕集機構10を搭載してあ
るから、装置全体をコンパクトにまとめることができ、
取扱いも容易なものである。
【0032】すなわち、本発明にあっては、移動可能な
台車1上に、測定すべき空中、床面等の測定部位Fの浮
遊菌その他を捕集する捕集機構10を搭載し、この捕集
機構10は、吸引手段11、この吸引手段11によって
測定部位Fの浮遊菌を吸引する吸引ホース12を接続し
た捕集ボックス14と、捕集ボックス14内の回転台1
7上に配置した培地部材18と、培地部材18の径方向
に沿って配列開穿したピンホール21を有し、培地部材
18上に配したガイド盤22とを備えて成るものとした
からであり、これによって、測定部位Fの浮遊菌等を培
地部材18表面に計量容易な状態で捕捉捕集できるもの
としたからである。
【0033】また、吸引手段11の吸引作動によって負
圧状態になる捕集ボックス14内に吸引ホース12、プ
ローブ15を介して測定部位Fから吸引するから、吸
引、測定部位を移動、変更でき、床面のみならず、壁面
その他の適宜表面上の浮遊菌を捕集でき、それらの各種
部位の浮遊菌量の測定を可能にさせるのである。このと
き、吸引ホース12自体は、種々な方向に向けられるか
ら、床面等に付着の細菌に限らず、空中における浮遊菌
の捕集をも容易にし、測定部位Fに制限されるものでは
ない。
【0034】しかも、測定部位Fを拭き取るものとしな
いから、当該測定部位Fに培地の培養成分その他を付着
させず、測定後の測定部位Fにおける細菌等を繁殖させ
ることもなく、そのままの清浄度を十分に維持させるこ
とができる。
【0035】そればかりでなく、台車1には、浮遊菌の
捕捉後の空気中から雑菌その他を除去するフィルター6
を経て、吸引空気を大気に放散する排気ファン5を配置
したから、捕集した空気中の浮遊菌を再び大気に放散さ
せることがなく、特に、クリーンルーム内で使用したと
しても、周囲を汚染させることがない。
【0036】台車1は移動可能で、この台車1に捕集機
構10を搭載して全体を一体構成のものとしてあるか
ら、測定すべき測定部位Fへの移動に伴なった移動作業
も円滑に行なえ、また、取扱いも容易であるから極めて
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の概略側断面図である。
【図2】捕集機構の要部側断面図である。
【図3】同じく捕集機構の要部平面図である。
【符号の説明】
F 測定部位 1 台車 2 キャスター 5 排気ファン 6 フィルター 10 捕集機構 11 吸引手段 12 吸引ホース 13 接続口 14 捕集ボックス 15 プローブ 16 回転モーター 17 回転台 18 培地部材 21 ピンホー
ル 22 ガイド盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能な台車上に、測定すべき空中、
    床面等の測定部位の浮遊菌を捕集する捕集機構を搭載し
    て成り、捕集機構は、吸引手段と、吸引ホースを接続さ
    せる接続口が開口されている箱状の捕集ボックスと、回
    転モーターによって回転されるよう、捕集ボックス内に
    配置した回転台と、この回転台上に交換自在に配置され
    る培地部材と、回転される培地部材の径方向に沿って配
    列開穿された複数のピンホールを有して、接続口下方の
    培地部材上に配されたガイド盤とを備えて成ることを特
    徴とする浮遊菌の捕集装置。
  2. 【請求項2】 吸引ホース先端に連繋されて、測定部位
    面等に接するプローブは、これの開口端面に形成してあ
    る小突部によって僅かに傾斜し、測定部位面等と僅かな
    間隙を形成している請求項1記載の浮遊菌の捕集装置。
  3. 【請求項3】 吸引手段によって吸引された空気は台車
    内を経て、台車の側壁に配置した排気ファン、側壁に開
    口した排気口に設置されたフィルターを経て大気に放散
    されるようにしてある請求項1または2記載の浮遊菌の
    捕集装置。
JP33090092A 1992-11-17 1992-11-17 浮遊菌の捕集装置 Pending JPH06160250A (ja)

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