JPH0615883Y2 - 組立式断熱容器 - Google Patents

組立式断熱容器

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JPH0615883Y2
JPH0615883Y2 JP4961287U JP4961287U JPH0615883Y2 JP H0615883 Y2 JPH0615883 Y2 JP H0615883Y2 JP 4961287 U JP4961287 U JP 4961287U JP 4961287 U JP4961287 U JP 4961287U JP H0615883 Y2 JPH0615883 Y2 JP H0615883Y2
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JP
Japan
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edges
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core material
space
heat insulating
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JP4961287U
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JPS63156980U (ja
Inventor
雄一 常磐
Original Assignee
株式会社ユ−ヒ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は組立式の断熱容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、断熱効果を有する容器は、容器本体と、上蓋とで
構成され、共に発泡スチロール,プラスチック等で一体
成型により形成され、特に保温,保冷効果を高めるた
め、上蓋と容器本体が密に嵌合するように形成されてい
た。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従って、上記従来の断熱容器では折り畳むことができ
ず、特に当該容器の不使用時の保管に際しては、使用時
と同様のスペースを必要とするため、保管場所を確保す
るのに苦労するという欠点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る組立式断熱容器は、上記問題点に鑑み案出
したもので、第1の断熱性シート(3)と第1の防水シー
ト(4)を重ね合わせてその周縁を固着してその内部にス
ペース(5)を形成し、このスペース(5)に前面部(6)に位
置する芯材(6a)と、この芯材(6a)の両側に、側面部(7),
(8)に位置する芯材(7a),(8a)を配設した第1の部材(2)
と、第2の断熱性シート(13)と第2の防水シート(14)を
重ね合わせてその周縁を固着してその内部にスペース(1
5)を形成し、このスペース(15)に後面部(16)に位置する
芯材(16a)と、この芯材(16a)の上下に、それぞれ上・下
面部(17),(18)に位置する芯材(17a),(18a)を配設した第
2の部材(12)とからなり、前記第1の部材(2)の両側面
部(7),(8)を第1の防水シート(4)側を内側にしてコ字状
に折曲し、この両側面部(7),(8)の後端縁(7b),(8b)を前
記第2の部材(12)の後面部(16)の第2の防水シート(14)
側左右両側縁(16b),(16c)に固着するとともに、上面部
(17)の周縁(17b)と前面部(6)、両側面部(7),(8)の上縁
(6c),(7c),(8c)を第1の開閉手段(20)により開閉自在に
取り付け、又下面部(18)の周縁(18b)と前面部(6)、両側
面部(7),(8)の下縁(6d),(7d),(8d)を第2の開閉手段(2
1)により開閉自在に取り付けた構成を有する。
〔作用〕
従って、第一,第二の開閉手段(20),(21)を外し、上面
部(17)、下面部(18)を開き、一対の側面部(7),(8)の
内、どちらか一方、例えば側面部(7)を内側に倒すと、
その一方の側面部(7)が後面部(16)に重なり、前面部(6)
が他方の側面部(8)に重なり合って平面形状を形成す
る。又、一方の側面部(7)を引き起こし、上面部(17)の
周縁(17b)と前面部(6)、両側面部(7),(8)の上縁(6c),(7
c),(8c)を第一の開閉手段(20)で閉じると共に、下面部
(18)の周縁(18b)と前面部(6)、両側面部(7),(8)の下縁
(6d),(7d),(8d)を第二の開閉手段(21)で閉じることによ
り立体的な断熱容器が形成される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。1
は組立式断熱容器であって、第1の部材2と、第2の部
材12とからなっている。第1の部材2は、第1の断熱
シート3と第1の防水シート4が重ね合わされ、その内
部にスペース5が形成されるようにして、その周縁が縫
い合わされている。このスペース5には前面部6に位置
する芯材6aと、この芯材6aの両側に、側面部7,8に位
置する芯材7a,8aが配設されている。また、第2の部材
12は第2の断熱シート13と第2の防水シート14が
重ね合わされ、その内部にスペース15が形成されるよ
うにして、その周縁が縫い合わされている。このスペー
ス15には後面部16に位置する芯材16aと、この芯材1
6aの上下に、それぞれ上・下面部17,18に位置する
芯材17a,18aが配設されている。そして、第1の部材2
の両側面部7,8は第1の防水シート4側を内側にして
コ字状に折曲され、この両側面部7,8の後端縁7b,8b
が前記第2の部材12の後面部16の第2の防水シート
14側左右両側縁16b,16cに縫い合わされている。更
に、上面部17の周縁17bと前面部6、両側面部7,8
の上縁6c,7c,8cには第1のファスナー20が取り付けら
れ、開閉自在となっていると共に、下面部18の周縁18
bと前面部6、両側面部7,8の下縁6d,7d,8dにも第2
のファスナー21が取り付けられ、開閉自在になってい
る。
従って、第1,第2のファスナー20,21を外し、上
面部17、下面部18を開き、一対の側面部7,8の
内、どちらか一方、例えば側面部7を内側に倒すと、側
面部7は後面部16に重なり、前面部6が側面部8に重
なり合って平面形状を形成する(第2図参照)。又、側
面部7を引き起こし、上面部17の周縁17bと前面部
6、側面部7,8の上縁7c,8cをファスナー20で閉
じ、下面部18の周縁18bと前面部6、側面部7,8の
下縁7d,8dをファスナー21で閉じると立体的な断熱容
器が形成される。
上記組立式断熱容器1は内側に防水シート4,14が配
設されているので、水分を含んだ物、又は氷等を収容し
ても水漏れをすることがなく、さらに外側に断熱シート
3,13が設けられているので、保温,保冷効果の高い
構造となっている。
なお、断熱シート3,13は通常のものを使用しても良
いが、特に第6図に示すように、遮光性の高い断熱性シ
ート30を使用するとより効果的である。この断熱性シ
ート30は合成樹脂製延伸扁平系を織成した織布31の
表面全体に黒色合成樹脂膜32を成層し、該膜32の上
面にアルミニウム箔33を積層し、更にアルミニウム箔
33を、無着色合成樹脂膜34によって被覆すると共に
織布31の裏面全体に合成樹脂膜35を成層してなるも
のである。
また、芯材としてプラスチック製ダンボール若しくは、
重量を軽くするために複数の孔が穿設されたプラスチッ
ク板を設けることにより、組立式断熱容器を一層軽量化
することができるのは勿論である。
さらに、側面部7,8に持手36,37を取り付けるこ
とにより、当該組立式断熱容器に収納物を収納して運ぶ
際、非常に便利なものとなる。
〔考案の効果〕
本考案に係る組立式断熱容器は、折り畳みが自在である
ため、従来の断熱容器に較べ、少ないスペースで大量に
保管できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図、第2図は
その折り畳んだ状態を示す平面図、第3図はその分解斜
視図、第4図は第1図のX−X線に沿って裁断した断面
図、第5図は第2図のY−Y線に沿って裁断した断面
図、第6図は第5図の部分拡大図である。 1……組立式断熱容器、2……第1の部材 3……第1の断熱シート、4……第1の防水シート 5……スペース、6……前面部、6a……芯材 6c……上縁、6d……下縁、7……側面部 7a……芯材、7b……後端縁、7c……上縁 7d……下縁、8……側面部、8a……芯材 8b……後端縁、8c……上縁、8d……下縁 12……第2の部材、13……第2の断熱シート 14……第2の防水シート、15……スペース 16……後面部、16a……芯材 16b,16c……側縁、17……上面部 17a……芯材、17b……周縁、18……下面部 18a……芯材、18b……周縁 20……第1の開閉手段(第1のファスナー) 21……第2の開閉手段(第2のファスナー)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の断熱性シート(3)と第1の防水シー
    ト(4)を重ね合わせてその周縁を固着してその内部にス
    ペース(5)を形成し、このスペース(5)に前面部(6)に位
    置する芯材(6a)と、この芯材(6a)の両側に、側面部(7),
    (8)に位置する芯材(7a),(8a)を配設した第1の部材(2)
    と、第2の断熱性シート(13)と第2の防水シート(14)を
    重ね合わせてその周縁を固着してその内部にスペース(1
    5)を形成し、このスペース(15)に後面部(16)に位置する
    芯材(16a)と、この芯材(16a)の上下に、それぞれ上・下
    面部(17),(18)に位置する芯材(17a),(18a)を配設した第
    2の部材(12)とからなり、前記第1の部材(2)の両側面
    部(7),(8)を第1の防水シート(4)側を内側にしてコ字状
    に折曲し、この両側面部(7),(8)の後端縁(7b),(8b)を前
    記第2の部材(12)の後面部(16)の第2の防水シート(14)
    側左右両側縁(16b),(16c)に固着するとともに、上面部
    (17)の周縁(17b)と前面部(6)、両側面部(7),(8)の上縁
    (6c),(7c),(8c)を第1の開閉手段(20)により開閉自在に
    取り付け、又下面部(18)の周縁(18b)と前面部(6)、両側
    面部(7),(8)の下縁(6d),(7d),(8d)を第2の開閉手段(2
    1)により開閉自在に取り付けたことを特徴とする組立式
    断熱容器。
JP4961287U 1987-04-01 1987-04-01 組立式断熱容器 Expired - Lifetime JPH0615883Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4961287U JPH0615883Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 組立式断熱容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4961287U JPH0615883Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 組立式断熱容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63156980U JPS63156980U (ja) 1988-10-14
JPH0615883Y2 true JPH0615883Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=30872225

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4961287U Expired - Lifetime JPH0615883Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01 組立式断熱容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4613253B1 (ja) * 2010-05-12 2011-01-12 アシストV株式会社 発酵器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63156980U (ja) 1988-10-14

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