JPH0615870B2 - 横形ロ−タリ−式圧縮機 - Google Patents
横形ロ−タリ−式圧縮機Info
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- JPH0615870B2 JPH0615870B2 JP62032505A JP3250587A JPH0615870B2 JP H0615870 B2 JPH0615870 B2 JP H0615870B2 JP 62032505 A JP62032505 A JP 62032505A JP 3250587 A JP3250587 A JP 3250587A JP H0615870 B2 JPH0615870 B2 JP H0615870B2
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- JP
- Japan
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- blade
- passage
- lubricating oil
- rotary compressor
- horizontal rotary
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/025—Lubrication; Lubricant separation using a lubricant pump
Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は圧縮機構部の軸受部への潤滑油の供給機構を
改良した横形ロータリー式圧縮機に関する。
改良した横形ロータリー式圧縮機に関する。
（従来の技術） 従来から例えば空気調和機用の圧縮機として横形のロー
タリー式圧縮機が知られている。第８図および第９図は
この種の横形ロータリー式圧縮機全体の概略構成を示す
もので、１は密閉ケース、２はこの密閉ケース１内に装
着された圧縮機本体である。この圧縮機本体２は電動機
部３と圧縮機構部４とによって形成されている。この場
合、密閉ケース１は横置き状態で設置されており、この
密閉ケース１内の一端部側に電動機部３、他端部側に圧
縮機構部４がそれぞれ配設されている。また、電動機部
３はステータ３ａとロータ３ｂとによって形成されてい
る。このロータ３ｂには圧縮機構部４駆動用の回転軸５
が嵌着されている。この回転軸５は略水平方向に向けて
配設されている。さらに、圧縮機構部４には回転軸５を
回転自在に軸支する一対の軸受部６，７がそれぞれ設け
られているとともに、これらの軸受部６，７間にシリン
ダ８が配設されている。この場合、軸受部６，７および
シリンダ８間には円柱形状の圧縮室９が形成されてお
り、この圧縮室９内にローラ１０が配設されている。こ
のローラ１０は回転軸５に形成された偏心部５ａに嵌着
されており、回転軸５の回転にともない圧縮室９の内部
でローラ１０が偏心回転されるようになっている。
タリー式圧縮機が知られている。第８図および第９図は
この種の横形ロータリー式圧縮機全体の概略構成を示す
もので、１は密閉ケース、２はこの密閉ケース１内に装
着された圧縮機本体である。この圧縮機本体２は電動機
部３と圧縮機構部４とによって形成されている。この場
合、密閉ケース１は横置き状態で設置されており、この
密閉ケース１内の一端部側に電動機部３、他端部側に圧
縮機構部４がそれぞれ配設されている。また、電動機部
３はステータ３ａとロータ３ｂとによって形成されてい
る。このロータ３ｂには圧縮機構部４駆動用の回転軸５
が嵌着されている。この回転軸５は略水平方向に向けて
配設されている。さらに、圧縮機構部４には回転軸５を
回転自在に軸支する一対の軸受部６，７がそれぞれ設け
られているとともに、これらの軸受部６，７間にシリン
ダ８が配設されている。この場合、軸受部６，７および
シリンダ８間には円柱形状の圧縮室９が形成されてお
り、この圧縮室９内にローラ１０が配設されている。こ
のローラ１０は回転軸５に形成された偏心部５ａに嵌着
されており、回転軸５の回転にともない圧縮室９の内部
でローラ１０が偏心回転されるようになっている。
また、シリンダ８には圧縮室９内を高圧室と低圧室とに
仕切るブレード１１が配設されている。このブレード１
１は圧縮室９の半径方向に沿って往復動作可能に設けら
れている。さらに、このブレード１１はばね部材１２に
よってローラ１０に圧接される方向に付勢されており、
吸込み管１３を介して圧縮室９内に吸込まれた例えば冷
媒ガス等の被圧縮流体がローラ１０の偏心回転にともな
い圧縮されるようになっている。
仕切るブレード１１が配設されている。このブレード１
１は圧縮室９の半径方向に沿って往復動作可能に設けら
れている。さらに、このブレード１１はばね部材１２に
よってローラ１０に圧接される方向に付勢されており、
吸込み管１３を介して圧縮室９内に吸込まれた例えば冷
媒ガス等の被圧縮流体がローラ１０の偏心回転にともな
い圧縮されるようになっている。
ところで、この種のものにあっては実開昭５７−１７６
６８７号に示すように圧縮機構部４のブレード１１の往
復動作にともない密閉ケース１の内底部に溜められた潤
滑油を圧縮機構部４の軸受部６，７に圧送するブレード
オイルポンプ機構１４が知られている。この場合、シリ
ンダ８におけるブレード１１装着用の開口部は一対の仕
切り板１５ａ，１５ｂによって閉塞されてブレード収納
室１６が形成されている。そして、このブレード収納室
１６は密閉ケース１の底部に配設されている。また、ブ
レード収納室１６には給油管１７の一端が連結されてい
る。この給油管１７の他端は回転軸５の給油孔１８内に
挿入されている。さらに、この給油管１７の下端部には
潤滑油吸込み口１９が形成されている。そして、ブレー
ド１１の往復動作にともない給油管１７の潤滑油吸込み
口１９を介してブレード収納室１６内に潤滑油を導入す
る潤滑油導入動作およびブレード収納室１６内の潤滑油
を給油管１７側に吐出する潤滑油吐出動作を交互に行な
わせることにより、給油管１７を介して回転軸５の給油
孔１８内に潤滑油を圧送し、圧縮機構部４の各軸受部
６，７に給油するようになっている。なお、Ｔは密閉ケ
ース１に連結された吐出管である。
６８７号に示すように圧縮機構部４のブレード１１の往
復動作にともない密閉ケース１の内底部に溜められた潤
滑油を圧縮機構部４の軸受部６，７に圧送するブレード
オイルポンプ機構１４が知られている。この場合、シリ
ンダ８におけるブレード１１装着用の開口部は一対の仕
切り板１５ａ，１５ｂによって閉塞されてブレード収納
室１６が形成されている。そして、このブレード収納室
１６は密閉ケース１の底部に配設されている。また、ブ
レード収納室１６には給油管１７の一端が連結されてい
る。この給油管１７の他端は回転軸５の給油孔１８内に
挿入されている。さらに、この給油管１７の下端部には
潤滑油吸込み口１９が形成されている。そして、ブレー
ド１１の往復動作にともない給油管１７の潤滑油吸込み
口１９を介してブレード収納室１６内に潤滑油を導入す
る潤滑油導入動作およびブレード収納室１６内の潤滑油
を給油管１７側に吐出する潤滑油吐出動作を交互に行な
わせることにより、給油管１７を介して回転軸５の給油
孔１８内に潤滑油を圧送し、圧縮機構部４の各軸受部
６，７に給油するようになっている。なお、Ｔは密閉ケ
ース１に連結された吐出管である。
しかしながら、上記従来構成のものにあってはブレード
収納室１６が密閉ケース１の底部に配設されていたの
で、ブレード１１の近傍位置に設置される吸込み管１３
の取付け位置が第９図に示すように密閉ケース１の底部
に配置される問題があった。そのため、密閉ケース１の
下方に吸込み管１３の一部が延出された状態で設置され
るので、圧縮機全体の高さ寸法が高くなる問題があっ
た。さらに、吸込み管１３に連結されるアキュームレー
タ２０を圧縮機の密閉ケース１の側面に装着した場合に
は吸込み管１３の長さが長くなるので、吸込み管１３が
周辺機器等に当たり易くなり、耐久性の向上を図るうえ
で問題があった。また、シリンダ８におけるブレード収
納室１６の近傍部位は比較的容積が大きいので、密閉ケ
ース１の内底部に溜まる潤滑油中にブレード収納室１６
全体を浸漬させると密閉ケース１内に収納できる潤滑油
の量が少なくなるおそれがあった。そのため、密閉ケー
ス１の内部に適正量の潤滑油を収容することが難しくな
るので、信頼性の向上を図ることが難しい問題もあっ
た。
収納室１６が密閉ケース１の底部に配設されていたの
で、ブレード１１の近傍位置に設置される吸込み管１３
の取付け位置が第９図に示すように密閉ケース１の底部
に配置される問題があった。そのため、密閉ケース１の
下方に吸込み管１３の一部が延出された状態で設置され
るので、圧縮機全体の高さ寸法が高くなる問題があっ
た。さらに、吸込み管１３に連結されるアキュームレー
タ２０を圧縮機の密閉ケース１の側面に装着した場合に
は吸込み管１３の長さが長くなるので、吸込み管１３が
周辺機器等に当たり易くなり、耐久性の向上を図るうえ
で問題があった。また、シリンダ８におけるブレード収
納室１６の近傍部位は比較的容積が大きいので、密閉ケ
ース１の内底部に溜まる潤滑油中にブレード収納室１６
全体を浸漬させると密閉ケース１内に収納できる潤滑油
の量が少なくなるおそれがあった。そのため、密閉ケー
ス１の内部に適正量の潤滑油を収容することが難しくな
るので、信頼性の向上を図ることが難しい問題もあっ
た。
（発明が解決しようとする問題点） 従来構成のものにあってはブレード１１の近傍位置に設
置される吸込み管１３の取付け位置が密閉ケース１の底
部に配置されていたので、密閉ケース１の下方に吸込み
管１３の一部が延出された状態で設置され、圧縮機全体
の高さ寸法が高くなる問題があるとともに、吸込み管１
３に連結されるアキュームレータ２０を圧縮機の密閉ケ
ース１の側面に装着した場合に吸込み管１３の長さが長
くなるので、吸込み管１３が周辺機器等に当たり易くな
り、耐久性の向上を図るうえで問題があった。また、シ
リンダ８におけるブレード収納室１６の近傍部位は比較
的容積が大きいので、密閉ケース１の内部に適正量の潤
滑油を収容することが難しくなり、信頼性の向上を図る
ことが難しい問題もあった。
置される吸込み管１３の取付け位置が密閉ケース１の底
部に配置されていたので、密閉ケース１の下方に吸込み
管１３の一部が延出された状態で設置され、圧縮機全体
の高さ寸法が高くなる問題があるとともに、吸込み管１
３に連結されるアキュームレータ２０を圧縮機の密閉ケ
ース１の側面に装着した場合に吸込み管１３の長さが長
くなるので、吸込み管１３が周辺機器等に当たり易くな
り、耐久性の向上を図るうえで問題があった。また、シ
リンダ８におけるブレード収納室１６の近傍部位は比較
的容積が大きいので、密閉ケース１の内部に適正量の潤
滑油を収容することが難しくなり、信頼性の向上を図る
ことが難しい問題もあった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、圧縮機
全体の高さ寸法を低くすることができるとともに、吸込
み管に周辺機器等が当たりにくくして耐久性の向上を図
り、さらに密閉ケースの内部に適正量の潤滑油を収容し
て信頼性の向上を図ることができる横形ロータリー式圧
縮機を提供することを目的とするものである。
全体の高さ寸法を低くすることができるとともに、吸込
み管に周辺機器等が当たりにくくして耐久性の向上を図
り、さらに密閉ケースの内部に適正量の潤滑油を収容し
て信頼性の向上を図ることができる横形ロータリー式圧
縮機を提供することを目的とするものである。
［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） この発明は圧縮機構部のブレードを鉛直方向以外の方向
に向けた状態で設置するとともに、ブレードオイルポン
プ機構の潤滑油吸込み口を密閉ケースの内底部側に向け
て延出させる延出通路を設けたものである。
に向けた状態で設置するとともに、ブレードオイルポン
プ機構の潤滑油吸込み口を密閉ケースの内底部側に向け
て延出させる延出通路を設けたものである。
（作用） ブレードの往復動作にともない密閉ケースの内底部に溜
まる潤滑油をブレードオイルポンプ機構の延出通路を介
してブレードオイルポンプ機構の主通路に導入すること
により、圧縮機構部のブレードを鉛直方向以外の方向に
向けた状態で設置できるようにしたものである。
まる潤滑油をブレードオイルポンプ機構の延出通路を介
してブレードオイルポンプ機構の主通路に導入すること
により、圧縮機構部のブレードを鉛直方向以外の方向に
向けた状態で設置できるようにしたものである。
（実施例） 以下、この発明の第１の実施例を第１図乃至第３図を参
照して説明する。第１図は横形ロータリー式圧縮機の要
部の概略構成を示すものである。なお、第１図乃至第３
図中で、第８図および第９図と同一部分には同一の付号
を付してその説明を省略する。
照して説明する。第１図は横形ロータリー式圧縮機の要
部の概略構成を示すものである。なお、第１図乃至第３
図中で、第８図および第９図と同一部分には同一の付号
を付してその説明を省略する。
第１図乃至第３図中で、２１は横形ロータリー式圧縮機
の圧縮機構部４のシリンダ８に形成されたブレード１１
装着用の開口部、２２はこの開口部２１の一面側を閉塞
する一方の仕切り板である。この場合、シリンダ８の開
口部２１の他面側は第２図に示すように別の仕切り板２
３によって閉塞されている。そして、これらの仕切り板
２２，２３とシリンダ８の開口部２１とによってブレー
ド１１の収納室２４が形成されている。また、このブレ
ード１１は鉛直方向以外の方向、例えば水平方向に向け
た状態で設置されている。なお、ブレード収納室２４に
はブレードオイルポンプ機構１４の給油管１７（第８図
および第９図に示す）が連結されており、この給油管１
７を介してブレード収納室２４内と回転軸５の給油孔１
８内との間が連通されている。
の圧縮機構部４のシリンダ８に形成されたブレード１１
装着用の開口部、２２はこの開口部２１の一面側を閉塞
する一方の仕切り板である。この場合、シリンダ８の開
口部２１の他面側は第２図に示すように別の仕切り板２
３によって閉塞されている。そして、これらの仕切り板
２２，２３とシリンダ８の開口部２１とによってブレー
ド１１の収納室２４が形成されている。また、このブレ
ード１１は鉛直方向以外の方向、例えば水平方向に向け
た状態で設置されている。なお、ブレード収納室２４に
はブレードオイルポンプ機構１４の給油管１７（第８図
および第９図に示す）が連結されており、この給油管１
７を介してブレード収納室２４内と回転軸５の給油孔１
８内との間が連通されている。
さらに、ブレード１１の収納室２４を形成する一方の仕
切り板２２にはシリンダ８側との接合面に外側に向けて
膨出された膨出部２５が形成されている。この膨出部２
５の上端部はブレード１１の収納室２４と対応する位置
に配置されているとともに、この膨出部２５の下端部は
密閉ケース１の内底部位置まで延出されている。そし
て、この仕切り板２２の膨出部２５とシリンダ８との間
にブレードオイルポンプ機構１４の潤滑油吸込み口１９
を密閉ケース１の内底部側に向けて延出させる延出通路
２６が形成されている。また、この延出通路２６の中間
部には流体ダイオード２７が設けられている。この流体
ダイオード２７は第３図中に実線矢印Ａで示す延出通路
２６の流入方向の流れの流通抵抗に比べて同図中に点線
矢印Ｂで示す逆流方向の流れの流通抵抗を大きくするも
のである。
切り板２２にはシリンダ８側との接合面に外側に向けて
膨出された膨出部２５が形成されている。この膨出部２
５の上端部はブレード１１の収納室２４と対応する位置
に配置されているとともに、この膨出部２５の下端部は
密閉ケース１の内底部位置まで延出されている。そし
て、この仕切り板２２の膨出部２５とシリンダ８との間
にブレードオイルポンプ機構１４の潤滑油吸込み口１９
を密閉ケース１の内底部側に向けて延出させる延出通路
２６が形成されている。また、この延出通路２６の中間
部には流体ダイオード２７が設けられている。この流体
ダイオード２７は第３図中に実線矢印Ａで示す延出通路
２６の流入方向の流れの流通抵抗に比べて同図中に点線
矢印Ｂで示す逆流方向の流れの流通抵抗を大きくするも
のである。
次に、上記構成の作用について説明する。圧縮機構体２
の動作中、圧縮室９内のローラ１０の偏心回転にともな
いブレード１１が圧縮室９の径方向に沿って往復動作す
る。このブレード１１の往復動作時にはブレード１１が
ばね部材１２の付勢力に抗して圧縮室９の外部側に押出
され、ブレード収納室２４内に収納された押出し位置か
ら圧縮室９内に挿入される挿入位置まで移動する動作に
ともないブレード収納室２４内の圧力が低下し、ブレー
ド１１が圧縮室９内に挿入された挿入位置から圧縮室９
の外部側に押出された押出し位置まで移動する動作にと
もないブレード収納室２４内の圧力が上昇する。そのた
め、ブレード１１が圧縮室９の外部側に押出された押出
し位置から圧縮室９内に挿入される挿入位置まで移動す
る動作にともない第３図中に実線矢印Ａで示すように密
閉ケース１内底部の潤滑油が潤滑油吸込み口１９から延
出通路２６内に導入され、さらに流体ダイオード２７を
介してブレード収納室２４内に導入される（潤滑油導入
動作）。また、ブレード１１が圧縮室９内に挿入された
挿入位置から圧縮室９の外部側に押出された押出し位置
まで移動する動作にともないブレード収納室２４内の潤
滑油が給油管１７側および延出通路２６側に吐出され
る。この場合、延出通路２６の中間部に設けられた流体
ダイオード２７によって延出通路２６の逆流方向の流れ
の流通抵抗が大きくなっているので、ブレード収納室２
４内から延出通路２６側に逆流する潤滑油の流量を減ら
し、ブレード収納室２４内から吐出された潤滑油の大部
分を給油管１７側に圧送することができる（潤滑油吐出
動作）。そのため、ブレード１１の往復動作にともない
密閉ケース１内底部の潤滑油を潤滑油吸込み口１９から
延出通路２６を介してブレード収納室２４内に導入させ
る潤滑油導入動作とブレード収納室２４内から吐出され
た潤滑油を給油管１７側に圧送する潤滑油吐出動作とを
交互に行なわせることにより、給油管１７を介して回転
軸５の給油孔１８内に潤滑油を圧送し、圧縮機構部４の
各軸受部６，７に給油することができる。
の動作中、圧縮室９内のローラ１０の偏心回転にともな
いブレード１１が圧縮室９の径方向に沿って往復動作す
る。このブレード１１の往復動作時にはブレード１１が
ばね部材１２の付勢力に抗して圧縮室９の外部側に押出
され、ブレード収納室２４内に収納された押出し位置か
ら圧縮室９内に挿入される挿入位置まで移動する動作に
ともないブレード収納室２４内の圧力が低下し、ブレー
ド１１が圧縮室９内に挿入された挿入位置から圧縮室９
の外部側に押出された押出し位置まで移動する動作にと
もないブレード収納室２４内の圧力が上昇する。そのた
め、ブレード１１が圧縮室９の外部側に押出された押出
し位置から圧縮室９内に挿入される挿入位置まで移動す
る動作にともない第３図中に実線矢印Ａで示すように密
閉ケース１内底部の潤滑油が潤滑油吸込み口１９から延
出通路２６内に導入され、さらに流体ダイオード２７を
介してブレード収納室２４内に導入される（潤滑油導入
動作）。また、ブレード１１が圧縮室９内に挿入された
挿入位置から圧縮室９の外部側に押出された押出し位置
まで移動する動作にともないブレード収納室２４内の潤
滑油が給油管１７側および延出通路２６側に吐出され
る。この場合、延出通路２６の中間部に設けられた流体
ダイオード２７によって延出通路２６の逆流方向の流れ
の流通抵抗が大きくなっているので、ブレード収納室２
４内から延出通路２６側に逆流する潤滑油の流量を減ら
し、ブレード収納室２４内から吐出された潤滑油の大部
分を給油管１７側に圧送することができる（潤滑油吐出
動作）。そのため、ブレード１１の往復動作にともない
密閉ケース１内底部の潤滑油を潤滑油吸込み口１９から
延出通路２６を介してブレード収納室２４内に導入させ
る潤滑油導入動作とブレード収納室２４内から吐出され
た潤滑油を給油管１７側に圧送する潤滑油吐出動作とを
交互に行なわせることにより、給油管１７を介して回転
軸５の給油孔１８内に潤滑油を圧送し、圧縮機構部４の
各軸受部６，７に給油することができる。
そこで、上記構成のものにあってはブレード１１の往復
動作にともない密閉ケース１の内底部に溜まる潤滑油を
ブレードオイルポンプ機構１４の延出通路２６を介して
ブレードオイルポンプ機構１４の主通路に導入するよう
にしたので、圧縮機構部４のブレード１１を略水平方向
に向けた状態で設置することができる。そのため、ブレ
ード１１の近傍位置に設置される吸込み管１３の取付け
位置を密閉ケース１の側面に配置することができるの
で、圧縮機全体の高さ寸法を従来に比べて低くすること
ができる。さらに、吸込み管１３に連結されるアキュー
ムレータ２０を圧縮機の密閉ケース１の側面に装着した
場合には吸込み管１３の長さを従来に比べて短くするこ
とができるので、吸込み管１３が周辺機器等に当たり難
くすることができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、シリンダ８のブレード収納室２４を鉛直方向以外
の方向に傾斜させた状態で設置することができるので、
従来のように容積が大きいブレード収納室２４の近傍部
位全体を密閉ケース１の内底部の潤滑油中に浸漬させる
場合に比べて密閉ケース１の内部に多量の潤滑油を収容
することができ、圧縮機全体の信頼性の向上を図ること
ができる。さらに、ブレード１１の収納室２４を形成す
る一方の仕切り板２２に外側に向けて膨出させた膨出部
２５を形成し、この仕切り板２２の膨出部２５とシリン
ダ８との間にブレードオイルポンプ機構１４の潤滑油吸
込み口１９の延出通路２６を形成したので、例えば鉄板
のプレス成形、或いは焼結材、プラスチック材等の型成
形等の簡単な方法によって精度の高い延出通路２６を形
成することができ、製造の容易化および製作精度の向上
を図ることができる。
動作にともない密閉ケース１の内底部に溜まる潤滑油を
ブレードオイルポンプ機構１４の延出通路２６を介して
ブレードオイルポンプ機構１４の主通路に導入するよう
にしたので、圧縮機構部４のブレード１１を略水平方向
に向けた状態で設置することができる。そのため、ブレ
ード１１の近傍位置に設置される吸込み管１３の取付け
位置を密閉ケース１の側面に配置することができるの
で、圧縮機全体の高さ寸法を従来に比べて低くすること
ができる。さらに、吸込み管１３に連結されるアキュー
ムレータ２０を圧縮機の密閉ケース１の側面に装着した
場合には吸込み管１３の長さを従来に比べて短くするこ
とができるので、吸込み管１３が周辺機器等に当たり難
くすることができ、耐久性の向上を図ることができる。
また、シリンダ８のブレード収納室２４を鉛直方向以外
の方向に傾斜させた状態で設置することができるので、
従来のように容積が大きいブレード収納室２４の近傍部
位全体を密閉ケース１の内底部の潤滑油中に浸漬させる
場合に比べて密閉ケース１の内部に多量の潤滑油を収容
することができ、圧縮機全体の信頼性の向上を図ること
ができる。さらに、ブレード１１の収納室２４を形成す
る一方の仕切り板２２に外側に向けて膨出させた膨出部
２５を形成し、この仕切り板２２の膨出部２５とシリン
ダ８との間にブレードオイルポンプ機構１４の潤滑油吸
込み口１９の延出通路２６を形成したので、例えば鉄板
のプレス成形、或いは焼結材、プラスチック材等の型成
形等の簡単な方法によって精度の高い延出通路２６を形
成することができ、製造の容易化および製作精度の向上
を図ることができる。
また、第４図および第５図はこの発明の第２の実施例を
示すものである。これは、圧縮機構部４のブレード１１
を水平方向に対し若干傾斜させた状態で設置するととも
に、ブレードオイルポンプ機構１４の主通路を形成する
給油管１７に連結管３１の一端を連結させ、さらにこの
連結管３１の他端を密閉ケース１の内底部側に延出させ
てこの連結管３１によって潤滑油吸込み口１９の延出通
路２６を形成したものである。この場合、連結管３１に
おける給油管１７との連結端部は他の部分の外径寸法に
比べて小径に形成し、組立ての容易化および給油特性の
向上を図るようにしている。
示すものである。これは、圧縮機構部４のブレード１１
を水平方向に対し若干傾斜させた状態で設置するととも
に、ブレードオイルポンプ機構１４の主通路を形成する
給油管１７に連結管３１の一端を連結させ、さらにこの
連結管３１の他端を密閉ケース１の内底部側に延出させ
てこの連結管３１によって潤滑油吸込み口１９の延出通
路２６を形成したものである。この場合、連結管３１に
おける給油管１７との連結端部は他の部分の外径寸法に
比べて小径に形成し、組立ての容易化および給油特性の
向上を図るようにしている。
そこで、この場合にはブレード１１の往復動作にともな
い密閉ケース１の内底部に溜まる潤滑油を連結管３１を
介してブレードオイルポンプ機構１４の給油管１７に導
入し、この給油管１７を介して回転軸５の給油孔１８内
に潤滑油を圧送し、圧縮機構部４の各軸受部６，７に給
油することができる。そのため、第１の実施例と同様に
圧縮機構部４のブレード１１を略水平方向に向けた状態
で設置することができるので、この場合もブレード１１
の近傍位置に設置される吸込み管１３の取付け位置を密
閉ケース１の側面に配置することができ、圧縮機全体の
高さ寸法を従来に比べて低くすることができとともに、
吸込み管１３に連結されるアキュームレータ２０を圧縮
機の密閉ケース１の側面に装着した場合には吸込み管１
３の長さを従来に比べて短くして吸込み管１３が周辺機
器等に当たり難くすることができ、耐久性の向上を図る
ことができる。また、シリンダ８のブレード収納室１６
（第９図に示す）を鉛直方向以外の方向に傾斜させた状
態で設置することができるので、従来のように容積が大
きいブレード収納室１６の近傍部位全体を密閉ケース１
の内底部の潤滑油中に浸漬させる場合に比べて密閉ケー
ス１の内部に多量の潤滑油を収容することができ、圧縮
機全体の信頼性の向上を図ることができる。
い密閉ケース１の内底部に溜まる潤滑油を連結管３１を
介してブレードオイルポンプ機構１４の給油管１７に導
入し、この給油管１７を介して回転軸５の給油孔１８内
に潤滑油を圧送し、圧縮機構部４の各軸受部６，７に給
油することができる。そのため、第１の実施例と同様に
圧縮機構部４のブレード１１を略水平方向に向けた状態
で設置することができるので、この場合もブレード１１
の近傍位置に設置される吸込み管１３の取付け位置を密
閉ケース１の側面に配置することができ、圧縮機全体の
高さ寸法を従来に比べて低くすることができとともに、
吸込み管１３に連結されるアキュームレータ２０を圧縮
機の密閉ケース１の側面に装着した場合には吸込み管１
３の長さを従来に比べて短くして吸込み管１３が周辺機
器等に当たり難くすることができ、耐久性の向上を図る
ことができる。また、シリンダ８のブレード収納室１６
（第９図に示す）を鉛直方向以外の方向に傾斜させた状
態で設置することができるので、従来のように容積が大
きいブレード収納室１６の近傍部位全体を密閉ケース１
の内底部の潤滑油中に浸漬させる場合に比べて密閉ケー
ス１の内部に多量の潤滑油を収容することができ、圧縮
機全体の信頼性の向上を図ることができる。
さらに、第６図はこの発明の第３の実施例を示すもので
ある。これは、圧縮機構部４の軸受部７にブレードオイ
ルポンプ機構１４の主通路を形成する給油孔４１を設け
るとともに、この給油孔４１とシリンダ８のブレード収
納室１６（第９図に示す）との間を連結する給油管４２
に連結管４３の一端を連結させ、さらにこの連結管４３
の他端を密閉ケース１の内底部側に延出させてこの連結
管４３によって潤滑油吸込み口１９の延出通路２６を形
成したものである。この場合も連結管４３における給油
管４２との連結端部を他の部分の外径寸法に比べて小径
に形成し、組立ての容易化および給油特性の向上を図る
ようにしている。したがって、この場合はブレード１１
の往復動作にともない密閉ケース１の内底部に溜まる潤
滑油を連結管４３を介してブレードオイルポンプ機構１
４の給油管４２に導入し、この給油管４２から軸受部７
の給油孔４１を介して軸受部７と回転軸５との間の摺動
部内に圧送することができ、この場合も第１、第２の実
施例と同様の効果を得ることができる。
ある。これは、圧縮機構部４の軸受部７にブレードオイ
ルポンプ機構１４の主通路を形成する給油孔４１を設け
るとともに、この給油孔４１とシリンダ８のブレード収
納室１６（第９図に示す）との間を連結する給油管４２
に連結管４３の一端を連結させ、さらにこの連結管４３
の他端を密閉ケース１の内底部側に延出させてこの連結
管４３によって潤滑油吸込み口１９の延出通路２６を形
成したものである。この場合も連結管４３における給油
管４２との連結端部を他の部分の外径寸法に比べて小径
に形成し、組立ての容易化および給油特性の向上を図る
ようにしている。したがって、この場合はブレード１１
の往復動作にともない密閉ケース１の内底部に溜まる潤
滑油を連結管４３を介してブレードオイルポンプ機構１
４の給油管４２に導入し、この給油管４２から軸受部７
の給油孔４１を介して軸受部７と回転軸５との間の摺動
部内に圧送することができ、この場合も第１、第２の実
施例と同様の効果を得ることができる。
また、第７図はこの発明の第４の実施例を示すものであ
る。これは、第３の実施例と同様に圧縮機構部４の軸受
部７にブレードオイルポンプ機構１４の主通路を形成す
る給油孔４１を設け、この給油孔４１とシリンダ８のブ
レード収納室１６（第９図に示す）との間を給油管４２
を介して連結するとともに、圧縮機構部４の軸受部７に
給油孔４１とこの軸受部７の下端部との間を連結する連
結孔５１を形成し、さらにこの連結孔５１に吸入管５２
を連結させてこれらの連結孔５１および吸入管５２によ
って密閉ケース１の内底部の潤滑油をブレードオイルポ
ンプ機構１４の主通路に導く潤滑油吸込み口１９の延出
通路２６を形成したものである。したがって、この場合
はブレード１１の往復動作にともない密閉ケース１の内
底部に溜まる潤滑油を吸入管５２および連結孔５１を介
してブレードオイルポンプ機構１４の主通路を形成する
給油孔４１に導入し、この給油孔４１から軸受部７と回
転軸５との間の摺動部内に圧送することができ、この場
合も上記各実施例と同様の効果を得ることができる。
る。これは、第３の実施例と同様に圧縮機構部４の軸受
部７にブレードオイルポンプ機構１４の主通路を形成す
る給油孔４１を設け、この給油孔４１とシリンダ８のブ
レード収納室１６（第９図に示す）との間を給油管４２
を介して連結するとともに、圧縮機構部４の軸受部７に
給油孔４１とこの軸受部７の下端部との間を連結する連
結孔５１を形成し、さらにこの連結孔５１に吸入管５２
を連結させてこれらの連結孔５１および吸入管５２によ
って密閉ケース１の内底部の潤滑油をブレードオイルポ
ンプ機構１４の主通路に導く潤滑油吸込み口１９の延出
通路２６を形成したものである。したがって、この場合
はブレード１１の往復動作にともない密閉ケース１の内
底部に溜まる潤滑油を吸入管５２および連結孔５１を介
してブレードオイルポンプ機構１４の主通路を形成する
給油孔４１に導入し、この給油孔４１から軸受部７と回
転軸５との間の摺動部内に圧送することができ、この場
合も上記各実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、この発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば、第１の実施例における延出通路２６形成用
の膨出部２５を両側の仕切り板２２，２３にそれぞれ設
けてもよい。さらに、その他この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施できることは勿論である。
い。例えば、第１の実施例における延出通路２６形成用
の膨出部２５を両側の仕切り板２２，２３にそれぞれ設
けてもよい。さらに、その他この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形実施できることは勿論である。
［発明の効果］ この発明によれば圧縮機構部のブレードを鉛直方向以外
の方向に向けた状態で設置するとともに、ブレードオイ
ルポンプ機構の潤滑油吸込み口を密閉ケースの内底部側
に向けて延出させる延出通路を設けたので、圧縮機全体
の高さ寸法を低くすることができるとともに、吸込み管
に周辺機器等が当たりにくくして耐久性の向上を図り、
さらに密閉ケースの内部に適正量の潤滑油を収容して信
頼性の向上を図ることができる。
の方向に向けた状態で設置するとともに、ブレードオイ
ルポンプ機構の潤滑油吸込み口を密閉ケースの内底部側
に向けて延出させる延出通路を設けたので、圧縮機全体
の高さ寸法を低くすることができるとともに、吸込み管
に周辺機器等が当たりにくくして耐久性の向上を図り、
さらに密閉ケースの内部に適正量の潤滑油を収容して信
頼性の向上を図ることができる。
第１図乃至第３図はこの発明の第１の実施例を示すもの
で、第１図は横形ロータリー式圧縮機の要部の概略構成
を示す縦断面図、第２図は仕切り板の膨出部とシリンダ
との間に形成された延出通路を示す縦断面図、第３図は
膨出部によって形成された延出通路を備えた仕切り板を
示す平面図、第４図および第５図はこの発明の第２の実
施例を示すもので、第４図は横形ロータリー式圧縮機の
要部の概略構成を示す縦断面図、第５図はブレードオイ
ルポンプ機構の延出通路を示す縦断面図、第６図はこの
発明の第３の実施例を示す要部の縦断面図、第７図はこ
の発明の第４の実施例を示す要部の縦断面図、第８図お
よび第９図は従来例を示すもので、第８図は横形ロータ
リー式圧縮機全体の概略構成を示す縦断面図、第９図は
第８図のIX−IX線断面図である。 １……密閉ケース、２……圧縮機本体、４……圧縮機構
部、１１……ブレード、１４……ブレードオイルポンプ
機構、１９……潤滑油吸込み口、２４……ブレード収納
室、２６……延出通路。
で、第１図は横形ロータリー式圧縮機の要部の概略構成
を示す縦断面図、第２図は仕切り板の膨出部とシリンダ
との間に形成された延出通路を示す縦断面図、第３図は
膨出部によって形成された延出通路を備えた仕切り板を
示す平面図、第４図および第５図はこの発明の第２の実
施例を示すもので、第４図は横形ロータリー式圧縮機の
要部の概略構成を示す縦断面図、第５図はブレードオイ
ルポンプ機構の延出通路を示す縦断面図、第６図はこの
発明の第３の実施例を示す要部の縦断面図、第７図はこ
の発明の第４の実施例を示す要部の縦断面図、第８図お
よび第９図は従来例を示すもので、第８図は横形ロータ
リー式圧縮機全体の概略構成を示す縦断面図、第９図は
第８図のIX−IX線断面図である。 １……密閉ケース、２……圧縮機本体、４……圧縮機構
部、１１……ブレード、１４……ブレードオイルポンプ
機構、１９……潤滑油吸込み口、２４……ブレード収納
室、２６……延出通路。
Claims (5)
- 【請求項１】ロータリー式圧縮機本体の圧縮機構部駆動
用の回転軸が略水平方向に向けて配設されるとともに、
前記回転軸の回転動作に連動する圧縮機構部のブレード
の往復動作にともない密閉ケースの内底部に溜められた
潤滑油を前記圧縮機構部の軸受部に圧送するブレードオ
イルポンプ機構を備えた横形ロータリー式圧縮機におい
て、前記ブレードを鉛直方向以外の方向に向けた状態で
設置するとともに、前記ブレードオイルポンプ機構の潤
滑油吸込み口を前記密閉ケースの内底部側に向けて延出
させる延出通路を設けたことを特徴とする横形ロータリ
ー式圧縮機。 - 【請求項２】延出通路はブレード収納室内を気密する仕
切り板におけるシリンダ側との接合面に外側に向けて膨
出された膨出部によって形成されたものであることを特
徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の横形ロータリ
ー式圧縮機。 - 【請求項３】延出通路は流入方向の流れの流通抵抗に比
べて逆流方向の流れの流通抵抗が大きくなる流体ダイオ
ードを備えたものであることを特徴とする特許請求の範
囲第（２）項記載の横形ロータリー式圧縮機。 - 【請求項４】延出通路はブレードオイルポンプ機構の主
通路を形成する給油管に連結させた連結管によって形成
されたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
（１）項記載の横形ロータリー式圧縮機。 - 【請求項５】延出通路はブレードオイルポンプ機構の主
通路を形成する軸受部の給油孔に連結させた連結通路に
よって形成されたものであることを特徴とする特許請求
の範囲第（１）項記載の横形ロータリー式圧縮機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62032505A JPH0615870B2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 横形ロ−タリ−式圧縮機 |
| KR1019870015262A KR930003981B1 (ko) | 1987-02-17 | 1987-12-30 | 수평식 회전 압축기 |
| US07/141,124 US4850830A (en) | 1987-02-17 | 1988-01-05 | Lateral rotary compressor having valveless lubricating oil pump mechanism |
| IT8819349A IT1215828B (it) | 1987-02-17 | 1988-02-09 | Compressore rotativo orizzontale con un meccanismo di pompa dell'olio di lubrificazione senza valvole. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62032505A JPH0615870B2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 横形ロ−タリ−式圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63201394A JPS63201394A (ja) | 1988-08-19 |
| JPH0615870B2 true JPH0615870B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=12360844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62032505A Expired - Lifetime JPH0615870B2 (ja) | 1987-02-17 | 1987-02-17 | 横形ロ−タリ−式圧縮機 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4850830A (ja) |
| JP (1) | JPH0615870B2 (ja) |
| KR (1) | KR930003981B1 (ja) |
| IT (1) | IT1215828B (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1243006B (it) * | 1989-09-08 | 1994-05-23 | Mitsubishi Electric Corp | Compressore ruotante orizzontale |
| KR0132989Y1 (ko) * | 1994-12-31 | 1999-01-15 | 김광호 | 로터리 압축기의 오일급유장치 |
| US9267504B2 (en) | 2010-08-30 | 2016-02-23 | Hicor Technologies, Inc. | Compressor with liquid injection cooling |
| US8794941B2 (en) | 2010-08-30 | 2014-08-05 | Oscomp Systems Inc. | Compressor with liquid injection cooling |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE511046C (de) * | 1929-06-14 | 1930-10-25 | Aeg | Umlaufschmierung fuer Kapselverdichter, bei denen die Fuehrungszunge des Verdichter-kolbens als Verdraengerkolben fuer die Umlaufschmierung dient |
| US2018341A (en) * | 1933-08-12 | 1935-10-22 | Landers Frary & Clark | Rotary compressor |
| US2422972A (en) * | 1944-05-26 | 1947-06-24 | Frank W Knowles | Winged-strap rotary compressor |
| US4385875A (en) * | 1979-07-28 | 1983-05-31 | Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha | Rotary compressor with fluid diode check value for lubricating pump |
| JPS57176687A (en) * | 1981-04-24 | 1982-10-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | High frequency heater |
| GB2099507B (en) * | 1981-04-24 | 1984-11-14 | Tokyo Shibaura Electric Co | Rotary positive-displacement fluidmachines |
| JP2884028B2 (ja) * | 1992-10-06 | 1999-04-19 | 大岡技研株式会社 | 噛み合いクラッチ用噛み合い穴付き歯車の成形方法 |
-
1987
- 1987-02-17 JP JP62032505A patent/JPH0615870B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-30 KR KR1019870015262A patent/KR930003981B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-01-05 US US07/141,124 patent/US4850830A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-02-09 IT IT8819349A patent/IT1215828B/it active
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR880010257A (ko) | 1988-10-07 |
| IT8819349A0 (it) | 1988-02-09 |
| IT1215828B (it) | 1990-02-22 |
| JPS63201394A (ja) | 1988-08-19 |
| KR930003981B1 (ko) | 1993-05-19 |
| US4850830A (en) | 1989-07-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |