JPH0615847B2 - スタ−リングエンジン用低温熱交換器 - Google Patents

スタ−リングエンジン用低温熱交換器

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JPH0615847B2
JPH0615847B2 JP23184386A JP23184386A JPH0615847B2 JP H0615847 B2 JPH0615847 B2 JP H0615847B2 JP 23184386 A JP23184386 A JP 23184386A JP 23184386 A JP23184386 A JP 23184386A JP H0615847 B2 JPH0615847 B2 JP H0615847B2
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heat transfer
spacer
transfer tube
fluid
heat exchanger
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一郎 本郷
隆 駒木根
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は熱伝達率を大きく、且つ無効容積を小さくした
スターリングエンジン用低温熱交換器に関する。
(従来の技術) 従来のスターリングエンジン用低温熱交換器としては、
第3図に示す如く伝熱管30としての細管31を多数本
組合わせた構成のもの、第4図に示す如く伝熱管30の
内側にスペーサ32を充填させた構成のもの、或いは第
5図に示す如くスペーサ32に突起32aを設けて伝熱
管30の内側に密着させた構成のものがある。これら
は、伝熱管30の内側を流れる高圧のヘリウムガム等の
スターリングエンジン作動流体と、伝熱管30の外側を
流れる水等の冷却流体との間で熱交換を行わせるものと
なっている。なお、図中33はフランジを示している。
しかしながら、この種の熱交換器にあっては次のような
問題があった。即ち、スターリングエンジン用の低温熱
交換器としては、熱伝達効率を大きくすることの他に、
作動流体の流動に伴う圧力損失を小さくすること、熱交
換器の作動流体側の容積を小さくすることがエンジンの
性能を向上させるために必要である。前記第3図に示す
如く多数の細管を組合わせた熱交換器では、伝熱管の総
伝熱面積は大きくとれるものの、熱交換器と他の熱交換
器,シリンダの接続フランジ部に多数の伝熱管を溶接す
る必要があり、加工性に難点がある。さらに、細管内を
流動する作動流体の圧力損失が大きいと言う問題があ
る。
また、前記第4図に示す如く伝熱管の内部にスペーサを
挿入した構成のものでは、細管式のものと比較し大きめ
の伝熱管を少数配置すれば同程度の伝熱面積が確保でき
加工性が良いと言う長所があるが、スペーサの表面が伝
熱に寄与せず、熱伝達性能に比べ圧力損失が大きいと言
う問題がある。
また、前記第5図に示す如くスペーサに突起を設け伝熱
管内壁に密着させた構成では、スペーサにフィン効果を
持たせ、スペーサ表面を伝熱面として利用することがで
きる。しかし、エンジンの出力が高出力になり、作動流
体が高圧,高速で流動し、作動流体側の熱伝達率が大き
くなるにつれ、スペーサとフィン効果の減少及び伝熱管
外側の流体の熱伝達が伝熱管表面積より律速される問題
が生じ、これが熱交換器のより一層の高性能化を阻む要
因となっている。
(発明が解決しようとする問題点) このように従来のスターリングエンジン用低温熱交換器
では、伝熱効率,作動流体の圧力損失,熱無効容積及び
加工性の点を全て満足することはできなかった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、熱伝達率を大きくすると共に、作動流
体の圧力損失及び無効容積を小さくすることができ、且
つ加工性の良好なスターリングエンジン用低温熱交換器
を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の骨子は、スペーサの内部に流路を設け、このス
ペーサ内流路も伝熱面として利用することにある。
即ち本発明は、伝熱管の内側に突起を設けたスペーサを
挿入し、伝熱管とスペーサとの間の空隙を流れる第1の
流体と伝熱管の外側を流れる第2の流体との間で熱交換
を行わせるスターリングエンジン用低温熱交換器におい
て、前記スペーサの内部に第2の流体の流れる流路を設
け、このスペーサの突起部に貫通した流路により前記伝
熱管外側の第2の流体を第1の流体と混じることなく該
スペーサ内部の流路に導く構成としたものである。
(作用) 上記構成であれば、スターリングエンジンの作動流体で
ある高圧のヘリウムガス等が、伝熱管とスペーサにより
囲まれる流路を往復作動する。一方、水等の冷却用流体
は伝熱管外部を流れると共に、スペーサ突起部に設けた
流路を介してスペーサ内部にも流れる。従って、伝熱管
表面で作動流体と冷却用流体との熱交換が行われる他
に、スペーサ部においても作動流体と冷却用流体との間
で熱交換が行われる。
(実施例) 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は、本発明の一実施例に使用した伝熱管及びスペ
ーサの構成を、一部切欠して示す斜視図である。伝熱管
11内には、突起部13を有したスペーサ12が挿入さ
れている。スペーサ12の上下方向長さは伝熱管11と
同じであり、スペーサ12の突起部12は伝熱管11の
内面に密着している。スペーサ12の内部には、上下方
向に伸びた流路14が形成されている。この流路14
は、スペーサ12の突起部13の上部及び下部に設けら
れた流路15に連通している。そして、上下の流路15
は、伝熱管11の側壁に貫通した穴16,17にそれぞ
れ連通している。
そして、スターリングエンンの作動流体(第1の流体)
は、伝熱管11とスペーサ12との間の空隙18を往復
流動する。さらに、冷却水等の冷却用流体(第2の流
体)は、伝熱管11の外部を流れると共に、その一部が
伝熱管11の側壁の穴16を介してスペーサ12内の流
路14,15に流入し、伝熱管11の側壁の穴17から
流出するものとなっている。
なお、伝熱管11の側面に設けた穴16,17の周辺と
スペーサ12の突起部13との間はロー付け,溶接等に
より接続され、第1及び第2の流体同志の漏れを生じな
いように構成されている。スペーサ12の中央に設けた
流路14は、片側よりドリル等で反対側に貫通せぬよう
に穴を開け、しかるのち片面に蓋をロー付け、溶接等に
より接続して構成され、上記各流体間の漏れを生じない
ようになっている。
第2図は、上記構成の伝熱管11及びスペーサ12を用
いたスターリングエンジン用低温熱交換器の要部構成
を、一部切欠して示す斜視図である。この低温熱交換器
は、図示しない再生熱交換器と圧縮シリンダとの間に位
置し、伝熱管11とスペーサ12により囲まれる空間1
8を介してエンジンの作動流体である高圧のヘリウムガ
ス等の第1の流体21が往復流動している。一方、水等
の冷却用流体である第2の流体22は熱交換器の一端の
入口23から流入し、伝熱管11の外側に沿って流れ、
熱交換器の他端の出口24から外部に流出している。さ
らに、上記入口23から流入した第2の流体22と一部
は、伝熱管11の穴16からスペーサ12の内部流路1
4に流入し、伝熱管11の穴17から流出し、上記出口
24から外部に流出している。
また、第1の流体と第2の流体とはフランジ25,26
により隔離されており、流体同志の漏れは生じない。さ
らに、フランジ25,26間には伝熱管11を遊嵌する
状態で仕切り部材27が配置されており、これにより伝
熱管11の外を流れる第2の流体が伝熱管11の近傍に
通流することになる。
かくして本実施例によれば、伝熱管11の内部に挿入し
たスペーサ12表面の伝熱効果を低下させることのない
高い熱交換性能を持つた熱交換器を実現できることにな
る。従って、多数の細管を組合わせた構成に比べ、フラ
ンジ部における溶接等の加工部分を少なくすることがで
き、さらに圧力損失を低減することができる。さらに、
スペース内部を有効に活用できるので、無効容積も十分
小さくすることができ、熱交換効率の向上をはかり得る
等の利点がある。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、スペーサの内部に
も第2の流体が流れる流路を設け、スペーサ部において
も第1及び第2の流体間で熱交換を行うようにしてい
る。従って、伝熱効率,作用流体の圧力損失,無効容積
及び加工性の点の全てを満足するスターリングエンジン
用低温熱交換器を実現することができ、その有用性は絶
大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に用いられる伝熱管及びスペ
ーサの構成を一部切欠して示す図、第2図は上記伝熱管
及びスペーサを使用したスターリングエンジン用低温熱
交換器の要部構成を一部切欠して示す斜視図、第3図及
び第4図はそれぞれ従来の熱交換器構成を示す斜視図、
第5図は従来のスペーサ構成を示す断面図である。 11……伝熱管、12……スペーサ、13……突起部、
14,15……スペーサの流路、16,17……伝熱管
側壁の穴、18……伝熱管−スペーサ間空隙、21……
作動流体(第1の流体)、22……冷却用流体(第2の
流体)、23……入口、24……出口、25,26……
フランジ、27……仕切り部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝熱管の内側に突起を設けたスペーサを挿
    入し、伝熱管とスペーサとの間の空隙を流れる第1の流
    体と伝熱管の外側を流れる第2の流体との間で熱交換を
    行わせるスターリングエンジン用低温熱交換器におい
    て、前記スペーサの内部に第2の流体の流れる流路を設
    け、このスペーサの突起部に貫通した流路により前記伝
    熱管外側の第2の流体を第1の流体と混じることなく該
    スペーサ内部の流路に導く構成としたことを特徴とする
    スターリングエンジン用低温熱交換器。
JP23184386A 1986-09-30 1986-09-30 スタ−リングエンジン用低温熱交換器 Expired - Fee Related JPH0615847B2 (ja)

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