JPH0615820A - インクジェットプリンタ用印字ヘッド - Google Patents
インクジェットプリンタ用印字ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0615820A JPH0615820A JP17560992A JP17560992A JPH0615820A JP H0615820 A JPH0615820 A JP H0615820A JP 17560992 A JP17560992 A JP 17560992A JP 17560992 A JP17560992 A JP 17560992A JP H0615820 A JPH0615820 A JP H0615820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- inlet
- inlets
- supply port
- nozzles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のノズルのインクの吐出量を均一にして
印字精度を向上し得るとともに複雑な形状や広いスペ−
スを要せず製造が容易なインクジェットプリンタ用印字
ヘッドを提供することである。 【構成】 夫々がインクを供給される入口(5,6) と該入
口(5,6) を介して供給されるインクを吐出するオリフィ
ス(1) とを備えており相互に並設された複数のノズル(1
5)と、複数のノズル(15)の夫々の入口(5,6) と連通する
ように設けられており一つの供給口(3) を介してインク
が充填される共通インク室(4) とを含み、各入口(5,6)
を介して供給される夫々のインクの流体摩擦抵抗を実質
的に等しくすべく、各入口(5,6) は大きさが一つの供給
口(3) から各入口(5,6) までの距離に応じて異なるよう
に構成されていることを特徴とする。
印字精度を向上し得るとともに複雑な形状や広いスペ−
スを要せず製造が容易なインクジェットプリンタ用印字
ヘッドを提供することである。 【構成】 夫々がインクを供給される入口(5,6) と該入
口(5,6) を介して供給されるインクを吐出するオリフィ
ス(1) とを備えており相互に並設された複数のノズル(1
5)と、複数のノズル(15)の夫々の入口(5,6) と連通する
ように設けられており一つの供給口(3) を介してインク
が充填される共通インク室(4) とを含み、各入口(5,6)
を介して供給される夫々のインクの流体摩擦抵抗を実質
的に等しくすべく、各入口(5,6) は大きさが一つの供給
口(3) から各入口(5,6) までの距離に応じて異なるよう
に構成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
用印字ヘッドに係り、詳細には各ノズルに供給されるイ
ンクの流体摩擦抵抗が夫々実質的に等しくなるように構
成されたインクジェットプリンタ用印字ヘッドに係る。
用印字ヘッドに係り、詳細には各ノズルに供給されるイ
ンクの流体摩擦抵抗が夫々実質的に等しくなるように構
成されたインクジェットプリンタ用印字ヘッドに係る。
【0002】
【従来の技術】図4は複数のノズルが並設された一般的
なインクジェットプリンタ用印字ヘッドである。
なインクジェットプリンタ用印字ヘッドである。
【0003】図4において、10はインク吐出オリフィ
ス、11は振動子、12は共通インク室13にインクを
充填するためのインク供給口、14はインク吐出オリフ
ィスへインクを供給するためのノズル用インレットであ
る。
ス、11は振動子、12は共通インク室13にインクを
充填するためのインク供給口、14はインク吐出オリフ
ィスへインクを供給するためのノズル用インレットであ
る。
【0004】インク供給口12より共通インク室13へ
流入したインクは各ノズルの各インレット14に分配さ
れる。各ノズル内には振動子11が配設されておりこれ
を駆動させて各オリフィスよりインクを吐出させてい
る。
流入したインクは各ノズルの各インレット14に分配さ
れる。各ノズル内には振動子11が配設されておりこれ
を駆動させて各オリフィスよりインクを吐出させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】振動子11の連続駆動
の場合、インクを供給されるノズルの流体摩擦抵抗が高
いとノズルに十分にインクを供給できなくなり流体摩擦
抵抗が高いノズルのオリフィスにおいてインクの吐出不
良が発生する。図4においてインク供給口12より共通
インク室13に流入したインクは各ノズルのインレット
の断面の大きさが実質的に等しいので、インク供給口1
2からノズルのインレット14までのインクの流路長が
異なるため各ノズルのインレットにおけるインクの流体
摩擦抵抗が異なり、それに起因してインクの吐出不良、
換言すれば噴出する液滴に大小のバラツキが生じてく
る。
の場合、インクを供給されるノズルの流体摩擦抵抗が高
いとノズルに十分にインクを供給できなくなり流体摩擦
抵抗が高いノズルのオリフィスにおいてインクの吐出不
良が発生する。図4においてインク供給口12より共通
インク室13に流入したインクは各ノズルのインレット
の断面の大きさが実質的に等しいので、インク供給口1
2からノズルのインレット14までのインクの流路長が
異なるため各ノズルのインレットにおけるインクの流体
摩擦抵抗が異なり、それに起因してインクの吐出不良、
換言すれば噴出する液滴に大小のバラツキが生じてく
る。
【0006】すなわち、図4の印字ヘッドにおいては、
インク供給口12から最も離れたノスルの流体摩擦抵抗
が大きく、従って吐出不良を起し易い。
インク供給口12から最も離れたノスルの流体摩擦抵抗
が大きく、従って吐出不良を起し易い。
【0007】そこで各ノズルのインク吐出量を均一にす
るためには各ノズルのインレットにおける流体摩擦抵抗
を実質的に等しくすることが必要である。
るためには各ノズルのインレットにおける流体摩擦抵抗
を実質的に等しくすることが必要である。
【0008】本発明の目的は、複数のノズルのインクの
吐出量を均一にして印字精度を向上し得るとともに複雑
な形状や広いスペ−スを要せず製造が容易なインクジェ
ットプリンタ用印字ヘッドを提供することにある。
吐出量を均一にして印字精度を向上し得るとともに複雑
な形状や広いスペ−スを要せず製造が容易なインクジェ
ットプリンタ用印字ヘッドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は夫々がインクを
供給される入口と該入口を介して供給されるインクを吐
出するオリフィスとを備えており相互に並設された複数
のノズルと、複数のノズルの夫々の入口と連通するよう
に設けられており一つの供給口を介してインクが充填さ
れる共通インク室とを含み、各入口を介して供給される
夫々のインクの流体摩擦抵抗を実質的に等しくすべく、
各入口は大きさが一つの供給口から各入口までの距離に
応じて異なるように構成されていることを特徴とする。
供給される入口と該入口を介して供給されるインクを吐
出するオリフィスとを備えており相互に並設された複数
のノズルと、複数のノズルの夫々の入口と連通するよう
に設けられており一つの供給口を介してインクが充填さ
れる共通インク室とを含み、各入口を介して供給される
夫々のインクの流体摩擦抵抗を実質的に等しくすべく、
各入口は大きさが一つの供給口から各入口までの距離に
応じて異なるように構成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】各入口は各入口を介して供給されるインクの流
体摩擦抵抗が夫々実質的に等しくすべく、大きさが一つ
の供給口から各入口までの距離に応じて異なっているの
で、各ノズルにおけるインクの圧力を実質的に均一とし
得、したがって各ノズルからのインクの吐出量を均一に
し得、噴出ドット径のばらつきを阻止し得るいわゆる印
字精度の良いインクジェットプリンタ用印字ヘッドを安
価にかつ容易に製造し得る。
体摩擦抵抗が夫々実質的に等しくすべく、大きさが一つ
の供給口から各入口までの距離に応じて異なっているの
で、各ノズルにおけるインクの圧力を実質的に均一とし
得、したがって各ノズルからのインクの吐出量を均一に
し得、噴出ドット径のばらつきを阻止し得るいわゆる印
字精度の良いインクジェットプリンタ用印字ヘッドを安
価にかつ容易に製造し得る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を示す図、図2は
印字ヘッドを備えたインクジェットプリンタの概略図、
図3は本発明の第2実施例を示す図である。
印字ヘッドを備えたインクジェットプリンタの概略図、
図3は本発明の第2実施例を示す図である。
【0012】図2には、インク受容部20と印字ヘッド
21が示されている。
21が示されている。
【0013】図1において、1はインクを吐出するため
のオリフィス、2は振動子、3は共通インク室4へイン
クを充填するための供給口、5、6はオリフィスから吐
出されるインクをノズル15へ供給するための入口であ
る。
のオリフィス、2は振動子、3は共通インク室4へイン
クを充填するための供給口、5、6はオリフィスから吐
出されるインクをノズル15へ供給するための入口であ
る。
【0014】各ノズルの流体摩擦抵抗を実質的に等しく
するために入口の大きさをインクの供給口3からノズル
の入口が離れるに従って、即ちインクの流路長が長くな
るに従って図1に示されるように大きくなっている。
するために入口の大きさをインクの供給口3からノズル
の入口が離れるに従って、即ちインクの流路長が長くな
るに従って図1に示されるように大きくなっている。
【0015】一般的に円管内の流体摩擦抵抗Rは、R=
P/Q=8μL/πr4 で表される。ただし、Rは管摩
擦抵抗、Pは管の入口、出口の圧力差、Qは管内流量、
μは流体の粘度、Lは管路長、rは管路半径である。
P/Q=8μL/πr4 で表される。ただし、Rは管摩
擦抵抗、Pは管の入口、出口の圧力差、Qは管内流量、
μは流体の粘度、Lは管路長、rは管路半径である。
【0016】したがって、管路長Lを短くする代りに入
口が供給口から離れるに従って管路半径r、すなわち入
口の大きさを供給口からの距離に応じて大きくすること
で同等の摩擦抵抗Rを得ることができる。
口が供給口から離れるに従って管路半径r、すなわち入
口の大きさを供給口からの距離に応じて大きくすること
で同等の摩擦抵抗Rを得ることができる。
【0017】つまり、図1に示されるように供給口3か
ら離れるに従って各入口の穴径が供給口3の近くの入口
5よりも大きくなるように設定すればよい。
ら離れるに従って各入口の穴径が供給口3の近くの入口
5よりも大きくなるように設定すればよい。
【0018】又、図3に見られるように供給口3の近く
のノズルの入口には孔の数の少ないフィルタ25を、供
給口3から離れたノズルの入口には孔径は同一でも孔の
数の多いフイルタ26を使用してもよい。
のノズルの入口には孔の数の少ないフィルタ25を、供
給口3から離れたノズルの入口には孔径は同一でも孔の
数の多いフイルタ26を使用してもよい。
【0019】このように印字ヘッドの基本的な構成はそ
のままにして各ノズルの入口における流体摩擦抵抗を実
質的に均一にすることによって、印字精度を向上でき
る。
のままにして各ノズルの入口における流体摩擦抵抗を実
質的に均一にすることによって、印字精度を向上でき
る。
【0020】
【発明の効果】各入口は各入口を介して供給されるイン
クの流体摩擦抵抗が夫々実質的に等しくすべく、大きさ
が一つの供給口から各入口までの距離に応じて異なって
いるので、各ノズルにおけるインクの圧力を実質的に均
一とし得、したがって各ノズルからのインクの吐出量を
均一にし得、噴出ドット径のばらつきを阻止し得るいわ
ゆる印字精度の良いインクジェットプリンタ用印字ヘッ
ドを安価にかつ容易に製造し得る。
クの流体摩擦抵抗が夫々実質的に等しくすべく、大きさ
が一つの供給口から各入口までの距離に応じて異なって
いるので、各ノズルにおけるインクの圧力を実質的に均
一とし得、したがって各ノズルからのインクの吐出量を
均一にし得、噴出ドット径のばらつきを阻止し得るいわ
ゆる印字精度の良いインクジェットプリンタ用印字ヘッ
ドを安価にかつ容易に製造し得る。
【図1】本発明の第1実施例を示す図である。
【図2】印字ヘッドを備えたインクジェットプリンタの
概略図である。
概略図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す図である。
【図4】一般的なインクジェットプリンタ用の印字ヘッ
ドを示す図である。
ドを示す図である。
1 オリフィス 2 振動子 3 供給口 4 共通インク室 5、6 入口
Claims (1)
- 【請求項1】 夫々がインクを供給される入口と該入口
を介して供給されるインクを吐出するオリフィスとを備
えており相互に並設された複数のノズルと、複数のノズ
ルの夫々の入口と連通するように設けられており一つの
供給口を介してインクが充填される共通インク室とを含
み、各入口を介して供給される夫々のインクの流体摩擦
抵抗を実質的に等しくすべく、各入口は大きさが前記一
つの供給口から各入口までの距離に応じて異なるように
構成されていることを特徴とするインクジェットプリン
タ用印字ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17560992A JPH0615820A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | インクジェットプリンタ用印字ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17560992A JPH0615820A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | インクジェットプリンタ用印字ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615820A true JPH0615820A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=15999089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17560992A Pending JPH0615820A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | インクジェットプリンタ用印字ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615820A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08276587A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-22 | Nec Corp | インクジェットプリントヘッド |
JPH10235855A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Minolta Co Ltd | インクジェットヘッド |
JP2010284567A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Panasonic Corp | インク吐出ヘッドおよびそれを備えるインク吐出装置 |
JP2013193231A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド、画像形成装置 |
JP2015178208A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | セイコーエプソン株式会社 | 流路形成部材、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP17560992A patent/JPH0615820A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08276587A (ja) * | 1995-04-04 | 1996-10-22 | Nec Corp | インクジェットプリントヘッド |
JPH10235855A (ja) * | 1997-02-26 | 1998-09-08 | Minolta Co Ltd | インクジェットヘッド |
JP2010284567A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Panasonic Corp | インク吐出ヘッドおよびそれを備えるインク吐出装置 |
JP2013193231A (ja) * | 2012-03-16 | 2013-09-30 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド、画像形成装置 |
JP2015178208A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | セイコーエプソン株式会社 | 流路形成部材、液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 |
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