JP3454228B2 - インクジェット式プリンタ - Google Patents

インクジェット式プリンタ

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JP3454228B2
JP3454228B2 JP2000149460A JP2000149460A JP3454228B2 JP 3454228 B2 JP3454228 B2 JP 3454228B2 JP 2000149460 A JP2000149460 A JP 2000149460A JP 2000149460 A JP2000149460 A JP 2000149460A JP 3454228 B2 JP3454228 B2 JP 3454228B2
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義弘 小泉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
プリンタに関し、ノズル開口からインクを吐出可能なイ
ンクジェット式の記録ヘッドを備えた記録ヘッドユニッ
、強制的にインクを排出させることで記録ヘッドの
吐出機能を回復させる回復機構とを有するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術をインクジェット式の記録ヘ
ッドを備えたプリンタを例に挙げて説明する。この種の
プリンタには、記録ヘッドを有するヘッドユニットと、
インクを貯留したインクカートリッジと、インクカート
リッジと記録ヘッドとの間を連通するインク供給路とを
備えたものがある。このインク供給路の先端部分は、イ
ンク供給針によって構成されており、このインク供給針
をインクカートリッジ内に挿入することで、貯留された
インクをインク供給路内に導入する。インクカートリッ
ジは、例えば、4つのインク室を備えており、各インク
室には、ブラックインク、イエローインク、マゼンタイ
ンク、及び、シアンインクを別個に貯留している。イン
ク供給路は、流路幅方向の断面が略円形の流路であり、
ブラック、イエロー、マゼンタ、及び、シアンの各イン
クに対応させて4つ設けられている。そして、各インク
供給路の内径は略同一に形成されている。
【0003】この種のプリンタでは、長期間の放置等に
よってノズル開口付近のインクが増粘する虞がある。こ
の増粘インクは吐出不良や目詰まり等の機能低下の一因
となるので、プリンタには増粘インクを強制的に排出さ
せるための回復機構が備えられている。この回復機構
は、例えば、表面に窪部を形成したキャップ部材と、イ
ンク排出路を通じて窪部に連通した吸引ポンプとから構
成されており、その回復動作では、キャップ部材を当接
させてノズル面を閉塞した後、吸引ポンプを作動させる
ことで窪部内を負圧にし、ノズル開口から窪部へインク
を排出させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インクカー
トリッジのインク室はインク種類毎に分割形成されてい
るので、各インク供給路の長さは連通するインク室と記
録ヘッドの位置関係に応じてばらつく。そして、各イン
ク供給路の内径は等しいので、各インク供給路の流体抵
抗もインク供給路の長さに応じてばらつく。さらに、上
記の回復動作では全てのノズル開口を同じ条件の下で吸
引するので、インクの排出量もばらついてしまう。この
ため、回復動作における吸引条件は、インクの排出量が
最も少ない供給路にあわせて設定されている。従って、
他の供給路については、機能回復に必要な量よりも多い
量のインクを排出することになり、インクを無駄に消費
することになる。これにより、文字や画像の記録に用い
るインク量が少なくなってしまうという問題が生じてし
まう。
【0005】また、近年、インクカートリッジについて
は、1つのカートリッジでより多くの記録が行えるよう
に大型化する傾向にある。一方、記録ヘッドについて
は、主走査方向の移動範囲を短くして記録の高速化が図
れるように小型化する傾向にある。このため、インク供
給路の長さの差がより顕著になり、無駄に排出されるイ
ンクの量も一層多くなる。さらに、インクの種類毎にノ
ズル開口の数を異ならせた記録ヘッドでは、このノズル
開口の数によってもインク流路の流体抵抗が相違するの
で、無駄に排出されるインクの量がより多くなってしま
う虞がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、回復動作時における無駄な
インクの排出を防止できるインクジェット式プリンタを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために提案されたものであり、請求項1に記載の
ものは、インク貯留部のインク出口から記録ヘッドのイ
ンク入口までを連通するインク供給路、及び、前記イン
ク入口からノズル面に開口させたノズル開口へ至るヘッ
ド側インク流路によって一連のインク流路を形成し、該
インク流路をインクの種類に対応させて複数設けると共
に、前記インク貯留部に個別に貯留された複数種類のイ
ンクを、前記インク供給路を通じて記録ヘッドに供給し
てノズル開口から吐出させるように構成した記録ヘッド
ユニットと、負圧空部を備える閉塞部材、及び、前記負
圧空部に連通した吸引機構を備え、前記閉塞部材による
ノズル面の封止状態でノズル開口を負圧空部に臨ませ、
前記吸引機構の作動によって負圧空部内を負圧にするこ
とで、前記記録ヘッドユニットからインクを排出させる
回復機構と、を有するインクジェット式プリンタにおい
て、前記複数のインク流路は前記ノズル開口の数が異な
るインク流路を一部に含み、このインク流路は流路抵抗
が他のインク流路の流路抵抗と揃うように形成され、前
記回復機構は、前記複数のインク流路内のインクを同一
条件の下で一括して吸引することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載のものは、前記インク供給
路を、インク貯留部に接続される入口側接続部と、この
入口側接続部の下流側に連通して記録ヘッド側に向けて
収束する収束流路部とを含ませて構成すると共に、該収
束流路部をプレート状部材に形成し、この収束流路部の
流路幅を、前記インク流路の長さが長いほど広くして収
束流路部の断面積を広げ、各インク流路の流体抵抗を揃
えたことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット
式プリンタである。
【0009】請求項3に記載のものは、前記ヘッド側イ
ンク流路は、インク種類に対応して設けられてインク供
給路からのインクを貯留する共通インク室と、該共通イ
ンク室とノズル開口との間を連通する複数の個別インク
流路とを含み、前記収束流路部の断面積を、共通インク
室に連通するノズル開口の数が少ないほど大きくするこ
とを特徴とする請求項2に記載のインクジェット式プリ
ンタである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、例示したイン
クジェット式プリンタ1(以下、単にプリンタ1と称す
る。)は、記録ヘッドユニット2(以下、単にヘッドユ
ニット2と称する。)を備えたキャリッジ3を有してい
る。このキャリッジ3は、ヘッド走査機構によって主走
査方向に沿って往復移動される。
【0011】ヘッド走査機構は、筐体4の左右方向に架
設されたガイド部材5と、パルスモータ6の回転軸に接
続されてこのパルスモータ6によって回転駆動される駆
動プーリー7と、遊転プーリー8と、駆動プーリー7と
遊転プーリー8との間に掛け渡され、キャリッジ3に接
続されたタイミングベルト9と、パルスモータ6の回転
を制御する制御部(図示せず)とから構成してある。ま
た、プリンタ1は、記録紙12を紙送り方向(副走査方
向)に送り出す紙送り機構を有する。この紙送り機構
は、紙送りモータ10及び紙送りローラ11等から構成
され、記録紙12を記録動作に連動させて順次送り出
す。
【0012】キャリッジ3の移動範囲内であって記録領
域よりも外側の端部領域には、ホームポジションを設定
してある。このホームポジションは、電源オフ時や長時
間に亘って記録が行われなかった場合に記録ヘッド13
が移動する場所であり、ヘッドユニット2の記録ヘッド
13が位置すると、キャップ部材14がノズルプレート
15の表面(本願発明のノズル面に相当、図2参照。)
に当接して封止する。このキャップ部材14は、回復機
構の一部を構成する閉塞部材として機能し、ゴム等の弾
性材をトレー形状に成型した部材によって構成してあ
る。そして、図3に示すように、キャップ部材14の窪
部16は、本願発明の負圧空部として機能し、インク排
出路17を通じて吸引ポンプ18と連通している。な
お、この吸引ポンプ18は、回復機構の一部を構成する
吸引機構として機能する。また、窪部16には、フェル
ト等の保湿材19を嵌合している。そして、キャップ部
材14による封止状態では、ノズルプレート15に穿設
したノズル開口20が窪部16内に臨む。従って、この
封止状態で吸引ポンプ18を作動させると、窪部16内
が負圧になり、記録ヘッド13内のインクがノズル開口
20から窪部16内に排出される。
【0013】次に、ヘッドユニット2について説明す
る。図2に示すように、例示したヘッドユニット2は樹
脂製のフレーム23を備えており、フレーム23におけ
るベース板部24の上面には、インクカートリッジ25
(本願発明のインク貯留部)が取り付け可能なカートリ
ッジホルダ部26が形成されている。
【0014】インクカートリッジ25は、内部が複数の
インク室に区画形成された中空箱体状の部材であり、各
インク室内にはインク吸収材(図示せず)に保持された
状態でインクが貯留されている。図4に示すように、本
実施形態におけるインクカートリッジ25は、ブラック
カートリッジ25Aとカラーカートリッジ25Bとから
構成されており、ブラックカートリッジ25Aはブラッ
クインクを貯留する単一のインク室25aを備え、カラ
ーカートリッジ25Bはイエローインク、マゼンタイン
ク、及び、シアンインクを別個に貯留する3つのインク
室25b,25c,25dを備えている。また、各イン
ク室25a〜25dの底部には、対応するインク供給針
27(27a〜27d)が挿入される針接続部29(2
9a〜29d)を設けている。この針接続部29は、イ
ンク貯留部のインク出口として機能する。
【0015】一方、カートリッジホルダ部26とは反対
側となるベース板部24の下面には、記録ヘッド13が
下側から取り付けられている。この記録ヘッド13と各
インク室25a〜25dとは、対応するインク供給路
(インク供給針27と収束流路部60。後述する。)に
よって連通されており、インクカートリッジ25に貯留
された4色のインクがそれぞれ記録ヘッド13に供給さ
れる。図5及び図6に示すように、記録ヘッド13は、
アクチュエータユニット31と流路ユニット32とから
構成されており、アクチュエータユニット31と流路ユ
ニット32とを重ね合わせた状態で一体化してある。ア
クチュエータユニット31は、圧力室プレート33、圧
力室基板34、及び、振動板35を積層し、焼成等によ
り一体化することで構成されている。流路ユニット32
は、供給口プレート36、リザーバープレート37、及
び、ノズルプレート15を備え、各プレート同士の間に
介在させた接着フィルム38によって一体的に接合され
ている。さらに、これらのアクチュエータユニット31
と流路ユニット32とは、アクチュエータユニット31
と流路ユニット32との間に介在させた接着フィルム3
9によって一体的に接合する。
【0016】ノズルプレート15は、ステンレス材等の
金属材料によって構成された薄い板状部材である。この
ノズルプレート15には、板厚方向を貫通する複数のノ
ズル開口20…を列状に穿設しており、このノズル列を
2列横並びに形成してある。そして、一方のノズル列を
単一ノズル列41として使用し、他方のノズル列を分割
ノズル列42として使用する。単一ノズル列41は、同
じインクを吐出可能なノズル列であり、例えば、48個
のノズル開口20…によって構成される。そして、本実
施形態では、この単一ノズル列41からブラックインク
を吐出させる。分割ノズル列42は、複数のノズル開口
20…をノズル列方向にブロック分けしたノズル列であ
る。この分割ノズル列42は、3つのノズルブロックか
ら構成してあり、1つのノズルブロックは、例えば、1
5個のノズル開口20…によって構成される。本実施形
態では、図5の上方側から順に、イエローインクを吐出
可能なイエローブロックBY、マゼンタインクを吐出可
能なマゼンタブロックBM、及び、シアンインクを吐出
可能なシアンブロックBCとして使用している。
【0017】リザーバープレート37は、ノズルプレー
ト15と同様に、ステンレス材等の金属材料によって構
成された薄い板状部材である。このリザーバープレート
37には、単一ノズル列41に対応する第1リザーバー
43と、分割ノズル列42に対応する第2リザーバー4
4、第3リザーバー45、及び、第4リザーバー46と
を形成する。これらのリザーバーは、本願発明における
共通インク室であり、板厚方向を貫通する開口部によっ
て構成される。そして、第1リザーバー43はブラック
インクが貯留されるブラックリザーバーとして機能す
る。第2リザーバー44はシアンインクが貯留されるシ
アンリザーバーであり、シアンブロックBCに対応して
いる。第3リザーバー45はマゼンタインクが貯留され
るマゼンタリザーバーであり、マゼンタブロックBMに
対応している。第4リザーバー46はイエローインクが
貯留されるイエローリザーバーであり、イエローブロッ
クBYに対応している。そして、各リザーバーの端部
は、リザーバープレート37におけるノズル列方向の一
側端部まで延長されており、この一側端部でインク導入
口47(47a〜47d、後述する。)に連通してい
る。また、このリザーバープレート37のノズル開口2
0に対応する位置には、板厚方向を貫通させて複数の第
1ノズル連通口50を設けている。
【0018】供給口プレート36もまた、ステンレス材
等の金属材料によって構成された薄い板状部材であり、
リザーバー43〜46に連通するインク供給口51を、
ノズル開口20と同じピッチで複数形成し、また、板厚
方向を貫通する第2ノズル連通口52を上記の第1ノズ
ル連通口50に対応させて複数形成する。なお、インク
供給口51は、後述する個別インク流路内のインクに対
して流体抵抗(流動抵抗)を付与する部分である。ま
た、供給口プレート36における連通口列設方向の一側
端部には、インク導入口47を開設してある。このイン
ク導入口47は、インク供給路の出口と連通する部分で
あり、記録ヘッド13におけるインク入口として機能す
る。そして、このインク導入口47は、吐出可能なイン
クの種類に合わせて4つ開設してある。つまり、図5の
左側から順に、ブラックインク用のインク導入口47
a、シアンインク用のインク導入口47b、マゼンタイ
ンク用のインク導入口47c、イエローインク用のイン
ク導入口47dを開設してある。
【0019】圧力室プレート33は、圧力室54を形成
するのに適した厚さのセラミックス材の薄板、例えばア
ルミナやジルコニア等の薄板によって構成されている。
そして、圧力室54となる開口部がプレートの厚さ方向
に貫通した状態で複数形成されている。この圧力室54
は、ノズル開口20…のピッチと同じ一定のピッチで列
状に開設され、列設方向と直交する左右方向に細長い長
孔である。そして、本実施形態では、圧力室54の列を
左右横並びに2列形成しており、一側の圧力室列(図中
右側の圧力室列)が分割ノズル列42用の圧力室54と
なり、他側の圧力室列(図中左側の圧力室列)が単一ノ
ズル列41用の圧力室54となる。
【0020】圧力室基板34は、圧力室プレート33と
同様のセラミックス材であって、第3ノズル連通口55
と供給側連通口56とを形成した薄板によって構成され
ている。第3ノズル連通口55は、第2ノズル連通口5
2に対応して形成された板厚方向を貫通する孔であり、
圧力室54におけるノズル開口側の端部に連通する。ま
た、供給側連通口56は、インク供給口51に対応して
形成された板厚方向を貫通する孔であり、第3ノズル連
通口55とは反対側の圧力室端部に連通する。
【0021】振動板35は、弾性を有するセラミックス
材の薄板である。圧力室54とは反対側となる振動板3
5の外側表面には、各圧力室54…に対応した状態で複
数の圧電振動子57…が配設される。例示した圧電振動
子57は撓み振動モードの振動子であり、図示しない信
号供給ケーブルから供給される駆動信号によって撓み、
圧力室54の容積を変化させる。
【0022】そして、上記構成の記録ヘッド13では、
インク導入口47a〜47dとリザーバー43〜46が
連通し、リザーバー43〜46と各圧力室54…とがイ
ンク供給口51及び供給側連通口56を通じて連通す
る。さらに、圧力室54とノズル開口20とがノズル連
通口50,52,55を通じて連通する。従って、この
記録ヘッド13には、インク導入口47からリザーバー
43〜46及び圧力室54を経てノズル開口20に至る
一連のヘッド側インク流路が形成される。さらに、リザ
ーバー43〜46とノズル開口20との間には、インク
供給口51から圧力室54を経てノズル開口20に至る
一連の個別インク流路が形成される。
【0023】次に、各インク室の針接続部29と記録ヘ
ッド13のインク導入口47との間を連通するインク供
給路について説明する。図3及び図4に示すように、こ
のインク供給路は、針接続部29に挿入されるインク供
給針27(27a〜27d)と、入口がインク供給針2
7の出口に連通し、出口が記録ヘッド13のインク導入
口47(47a〜47d)に連通する収束流路部60
(60a〜60d)とから構成される。
【0024】インク供給針27は、尖端に流入孔61を
開設した中空軸部と、この中空軸部から側壁を下方にテ
ーパー状に拡開して形成したテーパー部とからなる樹脂
製部材である。テーパー部の下端にはフランジを形成し
てあり、このフランジの下方にフィルタ62を配設す
る。
【0025】収束流路部60は、上記したようにインク
供給針27とインク導入口47との間を連通する流路で
あり、インク供給針27の出口から下側に向けて延設さ
れた幅方向の断面が略円形の流路である。本実施形態で
は、インク室25a〜25dの配置順序と対応するイン
ク導入口47a〜47dの配置順序とが揃えられてい
る。即ち、図4では左側から順に、ブラックインク用の
インク室25a及びインク導入口47aと、シアンイン
ク用のインク室25b及びインク導入口47bと、マゼ
ンタインク用のインク室25c及びインク導入口47c
と、イエローインク用のインク室25d及びインク導入
口47dとが配置されている。
【0026】そして、インクカートリッジ25の横幅は
記録ヘッド13の横幅よりも十分に広いため、インク供
給針27の配設間隔とインク導入口47の形成ピッチと
を比較すると、インク供給針27の配設間隔の方が広
い。従って、各収束流路部60a〜60dは、記録ヘッ
ド13側に収束するように斜め下方に延設される。ま
た、記録ヘッド13は、シアンインク室用のインク供給
針27b及びマゼンタインク室用のインク供給針27c
のほぼ真下に配設されているため、水平方向の距離につ
いて、ブラックインク用のインク供給針27aからイン
ク導入口47aまでの距離、及び、イエローインク用の
インク供給針27dからインク導入口47dまでの距離
が、シアンインク用のインク供給針27からインク導入
口47までの距離とマゼンタインク用のインク供給針2
7からインク導入口47までの距離よりも長い。従っ
て、収束流路部60a〜60dの長さは、ブラックイン
ク用の収束流路部60aとイエローインク用の収束流路
部60dが長く、シアンインク用の収束流路部60b及
びマゼンタインク用の収束流路部60cが短い。
【0027】そして、このインク供給路と上記したヘッ
ド側インク流路とにより、インク供給路の入口である流
入孔61からノズル開口20に至る一連のインク流路
が、インクの種類に対応した4つ形成される。
【0028】ところで、各インク流路の流体抵抗(流動
抵抗)は、そのインク流路の長さや断面積に応じて変化
する。ここで、インク流路の長さとは、インク供給路の
入口である流入孔61からノズル開口20までの距離で
ある。そして、本実施形態のように、複数のノズル開口
20…を備えた記録ヘッド13では、流入孔61からノ
ズル群における列方向中央までの距離(つまり平均距
離)がインク流路の長さとなる。例えば、ブラックイン
ク用のインク流路については、単一ノズル列41の端か
ら24番目のノズル開口20と25番目のノズル開口2
0との間までの距離がインク流路の長さとなる。また、
イエローインク用のインク流路については、イエローブ
ロックBYを構成するノズル開口20…の端から8番目
のノズル開口20までがインク流路の距離となる。同様
に、マゼンタインク用及びシアンインク用のインク流路
についても端から8番目のノズル開口20までがインク
流路の距離となる。
【0029】そして、インク導入口47からインク流路
終端までのヘッド側インク流路の長さは、イエローイン
クの流路が最も長く、ブラックインクとマゼンタインク
の流路の長さが2番目に長く、シアンインクの流路の長
さが最も短い。このため、インク流路の全体で見た場合
には、イエローインク用のインク流路が最も長く、ブラ
ックインク用のインク流路が2番目に長い。そして、シ
アンインク用のインク流路及びマゼンタインク用のイン
ク流路が最も短く、ほぼ同じ長さとなる。
【0030】ここで、インク供給路の内径を全てのイン
ク流路で揃えてしまうと、インク流路の流体抵抗はイン
ク流路の長さによって概ね定まり、インク流路が長いイ
ンク流路は短いインク流路に比べて流体抵抗が大きくな
る。その結果、上記の回復機構(キャップ部材14、吸
引ポンプ18)で記録ヘッド13内のインクを強制的に
排出させた際に、インクの排出量がインクの種類毎にば
らついてしまう。即ち、流体抵抗が小さいインク流路か
らの排出量が、流体抵抗の大きいインク流路からの排出
量よりも多くなってしまう。従って、ブラックインクや
イエローインクの排出量よりも、マゼンタインクやシア
ンインクの排出量が多くなってしまう。
【0031】この点に鑑み本実施形態では、インク流路
の長さに応じてインク供給路の幅方向の断面積を異なら
せている。即ち、インク流路の長さが長いほどインク供
給路の幅方向の断面積を大きくしている。具体的には、
ブラックインク用及びイエローインク用のインク流路に
ついては収束流路部60a,60dの直径を1.4mm
にしている。また、マゼンタインク用及びシアンインク
用のインク流路については収束流路部60b,60cの
直径を1.2mmにしている。なお、この数値はあくま
で例示であってこれに限定されるものではない。例え
ば、イエローインク用の収束流路部60dの直径を1.
4mm、ブラックインク用の収束流路部60aの直径を
1.3mm、マゼンタインク用及びシアンインク用の収
束流路部60b,60cの直径を1.2mmとして、直
径が異なる3種類の収束流路部60を設けてもよい。
【0032】このように、インク流路の長さに応じて収
束流路部60a〜60dの直径を変えることにより、長
さが異なるインク流路同士の流体抵抗を揃えることがで
きる。これにより、上記の回復機構により、同一条件の
下で各インク流路内のインクを一括して吸引しても、各
インク流路から排出されるインクの量を揃えることがで
きる。従って、回復動作時において、各インク流路から
機能回復に必要十分な量のインクを排出させることがで
き、インクが無駄に消費されてしまう不具合を防止する
ことができる。その結果、インクカートリッジ25に貯
留されたインクを文字や画像の記録用に効率よく用いる
ことができ、カートリッジの交換頻度を少なくすること
ができる。
【0033】ところで、インク流路における流体抵抗
は、リザーバー43〜46からノズル開口20に至る個
別インク流路の数、つまり、リザーバーに連通している
ノズル開口20の数によっても変化する。
【0034】即ち、インク流路の流体抵抗Rtは、次式
(1)で表すことができる。
【0035】 Rt=(Rn+Rc)/N+Rp ・・・ (1) ここで、Rn:ノズル開口20の抵抗,Rc:圧力室5
4の抵抗,Rp:流路の抵抗,N:ノズル数
【0036】この式(1)より、リザーバー43〜46
に連通しているノズル開口20(個別インク流路)が多
いほど流体抵抗が小さくなることが分かる。従って、上
記の回復機構で複数のインク流路からインクを排出させ
る場合において、印加圧力が一定、インクの粘度が一
定、個別インク流路の流体抵抗が一定という条件の下で
は、単位時間あたりのインクの排出量はリザーバーに連
通するノズル開口20の数に比例する。
【0037】そして、ブラックインクを吐出する単一ノ
ズル列41は48個のノズル開口20…により構成され
ており、イエロー、マゼンタ、シアンの各ノズルブロッ
クは、15個のノズル開口20…により構成されてい
る。従って、ブラックインク用のインク流路における流
体抵抗Rtbは次式(2)で表すことができ、イエロ
ー、マゼンタ及びシアンのカラーインクにおける一色あ
たりの流体抵抗Rtcは、次式(3)で表すことができ
る。
【0038】 Rtb=(Rn+Rc)/48+Rpb ・・・ (2) Rtc=(Rn+Rc)/15+Rpc ・・・ (3) ここで、Rpb:ブラックインク用の流路の抵抗,Rp
c:カラーインク用の流路の抵抗
【0039】そして、Rtb=Rtcの関係が成立する
ように、ブラックインク用の流体抵抗と各カラーインク
用の流体抵抗とを定めることにより、回復機構の作動時
におけるインクの排出量をより高いレベルで揃えること
ができる。即ち、インク流路の長さに基づいて定めた収
束流路部60a〜60dの直径を、各リザーバー43〜
46に連通するノズル開口20の数を加味して定めるこ
とにより、各インクの排出量を高い精度で揃えることが
できる。例えば、連通するノズル開口20の数が少ない
カラー用のインク流路については収束流路部60b〜6
0dの直径を広げる方向に補正し、連通するノズル開口
20の数が多いブラックインク用のインク流路について
は収束流路部60aの直径を狭める方向に補正する。
【0040】ところで、上記した第1実施形態では、イ
ンク供給針27からインク導入口47まで斜め下方に下
り傾斜した収束流路部60を備えたヘッドユニット2を
例示したが、本発明は、この構成に限定されるものでは
ない。例えば、この収束流路部をプレート状部材に形成
してもよい。以下、このように構成した第2実施形態に
ついて説明する。
【0041】図7に示すように、ヘッドユニット70
は、最上部に配設されるフレーム71と、このフレーム
71の下面に接合されるプレート状の収束流路基板72
と、収束流路基板72の下面に接合されるプレート状の
フィルタ部73と、フィルタ部73の下面側に配設され
る記録ヘッド74とによって概略構成されている。
【0042】フレーム71のベース板部75の上面に
は、インク供給針76(本願発明の入口側接続部に相
当)を接合するための有底リング状の台座77が6つ形
成され、各台座77の中央部にはベース板部75の厚さ
方向を貫通する貫通穴78が形成されている。収束流路
基板72は、複数本の収束流路部79を形成した樹脂製
板材である。この収束流路部79は、上面が開放した有
底の溝であり、インクカートリッジ25に貯留されたイ
ンクの種類に対応する本数だけ形成されている。本実施
形態では、6種のインクに対応させて6条の収束流路部
79…を、対応する貫通穴78の下に位置する入口側端
部から記録ヘッド74のインク導入口81…の上方に位
置する出口側端部まで直線状に形成してある。なお、各
収束流路部79…の出口側端部には、厚さ方向に貫通さ
せて貫通穴(図示せず)を形成する。
【0043】フィルタ部73は、記録ヘッド74のヘッ
ドケースと収束流路基板72との間に設けられる部材で
あり、合成樹脂製のフィルタ取付板82と、目の細かい
金網等によって形成されたフィルタ83によって構成さ
れている。フィルタ取付板82には、インク種類に対応
した6個のフィルタ取付穴を板厚方向に貫通させて設け
る。このフィルタ取付穴は、フィルタ83が装着される
部分であって、インク導入口81に至る一連のインク供
給路の一部を構成する。
【0044】これらのフレーム71(ベース板部7
5)、収束流路基板72、及び、フィルタ部73は、積
層状態で接合され、この接合状態では、インク供給針7
6から集束流路及びフィルタ83を順に経て記録ヘッド
74のインク導入口81に至る一連のインク供給路がイ
ンク種類に対応した複数形成される。
【0045】そして、本実施形態では、インク供給路の
一部である収束流路部79に関し、インク供給針76の
流入孔84からノズル開口に至るインク流路の長さが長
いほど、流路幅を広くして収束流路部79の断面積を広
くしている。このように構成することで、上記した第1
実施形態と同様に、長さが異なるインク流路同士の流体
抵抗を揃えることができる。これにより、上記の回復機
構(キャップ部材14、吸引ポンプ18。図3参照)に
より、同一条件の下で各インク流路内のインクを一括し
て吸引しても、各インク流路から排出されるインクの量
を揃えることができる。従って、回復動作時において、
各インク流路から機能回復に必要十分な量のインクを排
出させることができ、インクが無駄に消費されてしまう
不具合を防止することができる。さらに、本実施形態で
は、収束流路部79をプレート状部材の収束流路基板7
2に形成しているので、所望の幅の収束流路部79を容
易に形成することができる。このため、インク流路の流
体抵抗を高い精度で定めることができ、尚且つ、製造が
容易である。
【0046】なお、本発明は、上記した各実施形態に限
定されるものではなく、特許請求の範囲に記載に基づ
き、種々の変形が可能である。例えば、記録ヘッドに関
し、縦振動モードの圧電振動子を使用した記録ヘッド
有するプリンタに本発明を適用してもよい。同様に、発
熱素子の発熱によって気泡を発生させ、この気泡によっ
てインク滴を吐出させる記録ヘッドを有するプリンタ
本発明を適用してもよい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を奏する。即ち、複数のインク流路はノズル開
口の数が異なるインク流路を一部に含み、このインク流
路は流路抵抗が他のインク流路の流路抵抗と揃うように
形成され、回復機構によって、前記複数のインク流路内
のインクを同一条件の下で一括して吸引するので、各イ
ンク流路から排出されるインクの量を揃えることができ
る。これにより、回復動作時において、各インク流路か
ら機能回復に必要十分な量のインクを排出させることが
でき、インクが無駄に消費されてしまう不具合を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット式プリンタの構造を説明する斜
視図である。
【図2】記録ヘッドユニットを記録ヘッド側から見た斜
視図である。
【図3】インクカートリッジが装着されたヘッドユニッ
トを前後方向に切断した断面図である。
【図4】インクカートリッジとヘッドユニットとを左右
方向に切断した断面図である。
【図5】記録ヘッドの平面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】第2実施形態のヘッドユニットを説明する分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェット式プリンタ 2 記録ヘッドユニット 3 キャリッジ 4 筐体 5 ガイド部材 6 パルスモータ 7 駆動プーリー 8 遊転プーリー 9 タイミングベルト 10 紙送りモータ 11 紙送りローラ 12 記録紙 13 記録ヘッド 14 キャップ部材 15 ノズルプレート 16 キャップ部材の窪部 17 インク排出路 18 吸引ポンプ 19 保湿材 23 フレーム 24 ベース板部 25 インクカートリッジ 26 カートリッジホルダ部 27 インク供給針 29 針接続部 31 アクチュエータユニット 32 流路ユニット 33 圧力室プレート 34 圧力室基板 35 振動板 36 供給口プレート 37 リザーバープレート 38 接着フィルム 39 接着フィルム 41 単一ノズル列 42 分割ノズル列 43 第1リザーバ(ブラックリザーバー) 44 第2リザーバ(シアンリザーバー) 45 第3リザーバ(マゼンタリザーバー) 46 第4リザーバ(イエローリザーバー) 47 インク導入口 50 第1ノズル連通口 51 インク供給口 52 第2ノズル連通口 54 圧力室 55 第3ノズル連通口 56 供給側連通口 57 圧電振動子 60 収束流路部 61 インク供給針の流入孔 62 フィルタ 70 記録ヘッドユニット 71 フレーム 72 収束流路基板 73 フィルタ部 74 記録ヘッド 75 ベース板部 76 インク供給針 77 台座 78 貫通穴 79 収束流路部 81 インク導入口 82 フィルタ取付板 83 フィルタ 84 インク供給針の流入孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−296994(JP,A) 特開 平4−141444(JP,A) 特開 平7−60957(JP,A) 特開 平2−89648(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/165 B41J 2/18 B41J 2/185

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク貯留部のインク出口から記録ヘッ
    ドのインク入口までを連通するインク供給路、及び、前
    記インク入口からノズル面に開口させたノズル開口へ至
    るヘッド側インク流路によって一連のインク流路を形成
    し、該インク流路をインクの種類に対応させて複数設け
    ると共に、前記インク貯留部に個別に貯留された複数種
    類のインクを、前記インク供給路を通じて記録ヘッドに
    供給してノズル開口から吐出させるように構成した記録
    ヘッドユニットと、 負圧空部を備える閉塞部材、及び、前記負圧空部に連通
    した吸引機構を備え、前記閉塞部材によるノズル面の封
    止状態でノズル開口を負圧空部に臨ませ、前記吸引機構
    の作動によって負圧空部内を負圧にすることで、前記記
    録ヘッドユニットからインクを排出させる回復機構と、 を有するインクジェット式プリンタにおいて、 前記複数のインク流路は前記ノズル開口の数が異なるイ
    ンク流路を一部に含み、このインク流路は流路抵抗が他
    のインク流路の流路抵抗と揃うように形成され、 前記回復機構は、前記複数のインク流路内のインクを同
    一条件の下で一括して吸引することを特徴とするインク
    ジェット式プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記インク供給路を、インク貯留部に接
    続される入口側接続部と、この入口側接続部の下流側に
    連通して記録ヘッド側に向けて収束する収束流路部とを
    含ませて構成すると共に、該収束流路部をプレート状部
    材に形成し、 この収束流路部の流路幅を、前記インク流路の長さが長
    いほど広くして収束流路部の断面積を広げ、各インク流
    路の流体抵抗を揃えたことを特徴とする請求項1に記載
    のインクジェット式プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド側インク流路は、インク種類
    に対応して設けられてインク供給路からのインクを貯留
    する共通インク室と、該共通インク室とノズル開口との
    間を連通する複数の個別インク流路とを含み、 前記収束流路部の断面積を、共通インク室に連通するノ
    ズル開口の数が少ないほど大きくすることを特徴とする
    請求項2に記載のインクジェット式プリンタ。
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