JPH06158093A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH06158093A JPH06158093A JP34121892A JP34121892A JPH06158093A JP H06158093 A JPH06158093 A JP H06158093A JP 34121892 A JP34121892 A JP 34121892A JP 34121892 A JP34121892 A JP 34121892A JP H06158093 A JPH06158093 A JP H06158093A
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- JP
- Japan
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- polysaccharide
- weight
- glucan
- parts
- main chain
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/20—Organic compounds containing oxygen
- C11D3/22—Carbohydrates or derivatives thereof
- C11D3/221—Mono, di- or trisaccharides or derivatives thereof
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- Organic Chemistry (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、β−1,3−グルカンを主鎖とす
る多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤において、洗
浄剤の相溶性を著しく上昇させることを目的とする。 【構成】 オーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖及
び界面活性剤を含んでなる洗浄剤にアルカリ金属化合物
を添加する。
る多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤において、洗
浄剤の相溶性を著しく上昇させることを目的とする。 【構成】 オーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖及
び界面活性剤を含んでなる洗浄剤にアルカリ金属化合物
を添加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーレオバシディウム
属に属する微生物により生産されるβ−1,3−グルカ
ンを主鎖とする多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤
において相溶性が格段上昇した洗浄剤組成物に関する。
属に属する微生物により生産されるβ−1,3−グルカ
ンを主鎖とする多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤
において相溶性が格段上昇した洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】オーレオバシディウム属に属する微生物
により生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖は、単独で優れた洗浄効果を示し、また界面活性剤と
併用した場合には、洗浄力が一段と向上することが確認
されており、広い範囲の素材及び汚れに対して優れた洗
浄効果を有する生分解性の天然系洗浄剤として注目され
ている。かかる多糖について本出願人は特許出願を行っ
た。(特願平4−159578号公報) また、かかる多糖と酸及び/またはキレート剤からなる
洗浄剤は、金属素地の侵食を防止し、かつ金属表面に防
錆効果を与えるなどの効果を示し、金属表面洗浄剤とし
て優れていることも判明している。(特願平4−218
613号公報)
により生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖は、単独で優れた洗浄効果を示し、また界面活性剤と
併用した場合には、洗浄力が一段と向上することが確認
されており、広い範囲の素材及び汚れに対して優れた洗
浄効果を有する生分解性の天然系洗浄剤として注目され
ている。かかる多糖について本出願人は特許出願を行っ
た。(特願平4−159578号公報) また、かかる多糖と酸及び/またはキレート剤からなる
洗浄剤は、金属素地の侵食を防止し、かつ金属表面に防
錆効果を与えるなどの効果を示し、金属表面洗浄剤とし
て優れていることも判明している。(特願平4−218
613号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オーレ
オバシディウム属に属する微生物により生産されるβ−
1,3−グルカンを主鎖とする多糖は、ある種の界面活
性剤又は高濃度の界面活性剤と混合した場合、長期間に
わたって放置した時は、かかる多糖の析出又は洗浄剤の
ゲル化等が生じることが判明した。そのため、オーレオ
バシディウム属に属するβ−1,3−グルカンを主鎖と
する多糖を含有する洗剤製品を生産する際に、かかる多
糖の析出又は洗浄剤のゲル化の発生を抑制し、また、長
期保存においても安定性を保持することは、洗剤製品の
品質保証の面からも必要である。
オバシディウム属に属する微生物により生産されるβ−
1,3−グルカンを主鎖とする多糖は、ある種の界面活
性剤又は高濃度の界面活性剤と混合した場合、長期間に
わたって放置した時は、かかる多糖の析出又は洗浄剤の
ゲル化等が生じることが判明した。そのため、オーレオ
バシディウム属に属するβ−1,3−グルカンを主鎖と
する多糖を含有する洗剤製品を生産する際に、かかる多
糖の析出又は洗浄剤のゲル化の発生を抑制し、また、長
期保存においても安定性を保持することは、洗剤製品の
品質保証の面からも必要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかるに本発明者等はか
かる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オーレオ
バシディウム(Aureobasidium)属に属する微生物によ
り生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖
(以下、β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖と略記
する)及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤にアルカリ金
属化合物を添加した洗浄剤組成物が目的に合致すること
を見出し本発明を完成するに至った。即ち、アルカリ金
属化合物を相溶化剤として用いることにより、β−1,
3−グルカンを主鎖とする多糖と洗剤中に含まれる金属
イオンとの架橋部位を1価イオン類によって封鎖または
阻害したり、多糖及び界面活性剤の水素結合を阻止で
き、そのため、β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖
自身の析出を防止し、β−1,3−グルカンを主鎖とす
る多糖と洗浄剤に用いられている高濃度の界面活性剤と
の相溶安定性を格段向上させ、更に、洗浄力も維持また
は向上させることに成功したのである。以下、本発明に
ついて詳述する。
かる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、オーレオ
バシディウム(Aureobasidium)属に属する微生物によ
り生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖
(以下、β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖と略記
する)及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤にアルカリ金
属化合物を添加した洗浄剤組成物が目的に合致すること
を見出し本発明を完成するに至った。即ち、アルカリ金
属化合物を相溶化剤として用いることにより、β−1,
3−グルカンを主鎖とする多糖と洗剤中に含まれる金属
イオンとの架橋部位を1価イオン類によって封鎖または
阻害したり、多糖及び界面活性剤の水素結合を阻止で
き、そのため、β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖
自身の析出を防止し、β−1,3−グルカンを主鎖とす
る多糖と洗浄剤に用いられている高濃度の界面活性剤と
の相溶安定性を格段向上させ、更に、洗浄力も維持また
は向上させることに成功したのである。以下、本発明に
ついて詳述する。
【0005】本発明の洗浄剤組成物は、β−1,3−グ
ルカンを主鎖とする多糖と界面活性剤を含んでなる洗浄
剤にアルカリ金属化合物を添加したものである。ここで
用いられる多糖を生産するオーレオバシディウム属に属
する微生物とは工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研菌寄第12989号(FERM P−12989)で
寄託されているオーレオバシディウム sp.K−1が
挙げられる。
ルカンを主鎖とする多糖と界面活性剤を含んでなる洗浄
剤にアルカリ金属化合物を添加したものである。ここで
用いられる多糖を生産するオーレオバシディウム属に属
する微生物とは工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研菌寄第12989号(FERM P−12989)で
寄託されているオーレオバシディウム sp.K−1が
挙げられる。
【0006】β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖は
上記の如きオーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるものであればとくに限定されないが、主に
化1で示される構造単位と化2で示される構造単位とか
らなるものであり(1分子中の双方の合計は1000〜
2000である)主鎖のグルコースにβ−1,6結合し
たグルコースの分岐をもち、かつイオウ含有基を有する
分岐β−1,3−グルカンである。更に詳しくは主鎖の
グルコース4個あたり3個がβ−1,6結合したグルコ
ースの分岐をもち多糖重量当たりイオウを0.01〜
1.0重量%結合したβ−1,3グルカンが主である。
本発明におけるイオウ含有基とはスルホ酢酸基、スルホ
ン酸基、ポリスルホン酸基、システイン、シスチン、メ
チオニン等を示す。かかる多糖の化学的、物理的性質及
び構造の解析法においては科学と工業64(3),13
1〜135(1990)及びAgric.Biol.C
hem.,47(6)1167〜1172(1983)
に詳細しているとおりである。
上記の如きオーレオバシディウム属に属する微生物によ
り生産されるものであればとくに限定されないが、主に
化1で示される構造単位と化2で示される構造単位とか
らなるものであり(1分子中の双方の合計は1000〜
2000である)主鎖のグルコースにβ−1,6結合し
たグルコースの分岐をもち、かつイオウ含有基を有する
分岐β−1,3−グルカンである。更に詳しくは主鎖の
グルコース4個あたり3個がβ−1,6結合したグルコ
ースの分岐をもち多糖重量当たりイオウを0.01〜
1.0重量%結合したβ−1,3グルカンが主である。
本発明におけるイオウ含有基とはスルホ酢酸基、スルホ
ン酸基、ポリスルホン酸基、システイン、シスチン、メ
チオニン等を示す。かかる多糖の化学的、物理的性質及
び構造の解析法においては科学と工業64(3),13
1〜135(1990)及びAgric.Biol.C
hem.,47(6)1167〜1172(1983)
に詳細しているとおりである。
【0007】
【化1】 [但し、Glcはグルコース、Aはスルホ酢酸基、スル
ホン酸基、ポリスルホン酸基、システイン又はメチオニ
ンなどのイオウ含有基を表す。]
ホン酸基、ポリスルホン酸基、システイン又はメチオニ
ンなどのイオウ含有基を表す。]
【0008】
【化2】 [但し、Glcはグルコースを表す。]
【0009】β−1,3−グルカンを主鎖とする多糖
は、つぎのようにして得ることができる。即ち、オーレ
オバシディウム属に属する微生物を、炭素源としてシュ
クロース、グルコースまたはフラクトース、窒素源とし
て硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム等の無機化合物、あるいは酵母エキス、ペプトン等の
有機天然窒素源、その他生育に必要な微量因子として硫
酸マグネシウム、硫酸鉄等の無機イオウ源、更に必要に
応じてマグネシウム、鉄等の金属イオンやアスコルビン
酸、パントテン酸等のビタミン類を添加し、10℃〜6
0℃、好ましくは25℃〜35℃にて1日〜10日間、
好ましくは2日〜6日間通気培養することによりβ−
1,3グルカンを主鎖とする多糖を含有する培養液を得
る。又上記方法で得られた菌体を集菌した後洗浄して調
製した洗浄菌体を用い、これを炭素源と接触させること
によっても当該多糖を得ることができる。
は、つぎのようにして得ることができる。即ち、オーレ
オバシディウム属に属する微生物を、炭素源としてシュ
クロース、グルコースまたはフラクトース、窒素源とし
て硝酸ナトリウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム等の無機化合物、あるいは酵母エキス、ペプトン等の
有機天然窒素源、その他生育に必要な微量因子として硫
酸マグネシウム、硫酸鉄等の無機イオウ源、更に必要に
応じてマグネシウム、鉄等の金属イオンやアスコルビン
酸、パントテン酸等のビタミン類を添加し、10℃〜6
0℃、好ましくは25℃〜35℃にて1日〜10日間、
好ましくは2日〜6日間通気培養することによりβ−
1,3グルカンを主鎖とする多糖を含有する培養液を得
る。又上記方法で得られた菌体を集菌した後洗浄して調
製した洗浄菌体を用い、これを炭素源と接触させること
によっても当該多糖を得ることができる。
【0010】本発明の洗浄剤組成物として、培養液のま
まβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖を用いること
も可能であるが、分離して用いてもよい。培養液からの
当該多糖の分離は、遠心分離沈降法あるいはセライト等
の担体を用いた濾過法によって菌体を除去し、得られた
清澄液にメタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等の溶媒、あるいは銅、アルミニウム等の金属イオ
ンを適量添加して沈殿せしめドラムドライヤー等乾燥装
置を用いて乾燥し、ハンマーミル、ボールミル等で粉砕
し、粉末体を得ることにより行うことができる。かかる
多糖を洗浄剤組成物として用いる際には5重量%以下、
好ましくは0.1〜1.0重量%の水溶液として用いら
れ、使用濃度が5重量%を越えるものは高粘性で流動性
がなくなり好ましくない。
まβ−1,3−グルカンを主鎖とする多糖を用いること
も可能であるが、分離して用いてもよい。培養液からの
当該多糖の分離は、遠心分離沈降法あるいはセライト等
の担体を用いた濾過法によって菌体を除去し、得られた
清澄液にメタノール、エタノール、イソプロピルアルコ
ール等の溶媒、あるいは銅、アルミニウム等の金属イオ
ンを適量添加して沈殿せしめドラムドライヤー等乾燥装
置を用いて乾燥し、ハンマーミル、ボールミル等で粉砕
し、粉末体を得ることにより行うことができる。かかる
多糖を洗浄剤組成物として用いる際には5重量%以下、
好ましくは0.1〜1.0重量%の水溶液として用いら
れ、使用濃度が5重量%を越えるものは高粘性で流動性
がなくなり好ましくない。
【0011】本発明において、洗浄剤として使用される
界面活性剤とは特に限定されず、陽イオン活性剤、陰イ
オン活性剤、非イオン活性剤及び両性イオン活性剤いず
れをも用いうる。陽イオン活性剤としては、例えば、第
四級アンモニウム塩、アルキルアミン塩;陰イオン活性
剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルジアリル
エーテルスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ナフタレン
スルホン酸ホルマリン縮合物、芳香族スルホン酸ホルマ
リン縮合物。ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アルキルアリルエーテル硫酸エステル塩、カルボン
酸型高分子活性剤;非イオン活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、特殊非
イオン活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセ
ライド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンアルキルアミン;両性界面活性剤として
は、例えば、アルキルベタイン、アミンオキサイド、イ
ミダゾリニウムベタインが挙げられる。β−1,3−グ
ルカンを主鎖とする多糖1重量部に対する界面活性剤の
配合量は3〜40重量部であり、好ましくは10〜30
重量部である。
界面活性剤とは特に限定されず、陽イオン活性剤、陰イ
オン活性剤、非イオン活性剤及び両性イオン活性剤いず
れをも用いうる。陽イオン活性剤としては、例えば、第
四級アンモニウム塩、アルキルアミン塩;陰イオン活性
剤としては、例えば、アルキル硫酸エステル塩、アルキ
ルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン
酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、アルキルジアリル
エーテルスルホン酸塩、アルキルリン酸塩、ナフタレン
スルホン酸ホルマリン縮合物、芳香族スルホン酸ホルマ
リン縮合物。ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アルキルアリルエーテル硫酸エステル塩、カルボン
酸型高分子活性剤;非イオン活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、特殊非
イオン活性剤、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセ
ライド、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンアルキルアミン;両性界面活性剤として
は、例えば、アルキルベタイン、アミンオキサイド、イ
ミダゾリニウムベタインが挙げられる。β−1,3−グ
ルカンを主鎖とする多糖1重量部に対する界面活性剤の
配合量は3〜40重量部であり、好ましくは10〜30
重量部である。
【0012】本発明において相溶化剤とは、アルカリ金
属化合物である。具体的には、周期表第I属に属するリ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウ
ム、フランシウムからなるアルカリ金属のハロゲン化
物、硫酸塩、酢酸塩、有機酸塩等の化合物であり、例え
ば、塩化カリウム、塩化ナトリウム等が挙げられる。か
かるアルカリ金属化合物は、β−1,3−グルカンを主
鎖とする多糖に対して1〜20重量部、好ましくは2〜
10重量部である。配合量が1重量部未満では相溶安定
性が充分得られず、20重量部を越える場合はゲル化が
生じ、流動性が全くない状態となる。
属化合物である。具体的には、周期表第I属に属するリ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウ
ム、フランシウムからなるアルカリ金属のハロゲン化
物、硫酸塩、酢酸塩、有機酸塩等の化合物であり、例え
ば、塩化カリウム、塩化ナトリウム等が挙げられる。か
かるアルカリ金属化合物は、β−1,3−グルカンを主
鎖とする多糖に対して1〜20重量部、好ましくは2〜
10重量部である。配合量が1重量部未満では相溶安定
性が充分得られず、20重量部を越える場合はゲル化が
生じ、流動性が全くない状態となる。
【0013】本発明における洗浄剤組成物を製造するに
当たっては、各成分を同時に混合しても良いが、より顕
著に安定性を発揮させるためには、まず、β−1,3−
グルカンを主鎖とする多糖を5重量%以下の水溶液に調
製し、かかる水溶液に規定量のアルカリ金属化合物を添
加して、温度25〜40℃程度で適度に撹拌混合する。
その後、洗浄剤として使用される界面活性剤を徐々に添
加していき、均一に混合する。かかる混合温度は界面活
性剤の種類によって異なり、一概には言えないが40〜
60℃程度が適当である。本発明の洗浄剤組成物を、洗
浄に用いる際の洗浄剤組成物のpHはとくに限定はされ
ないが、低刺激性及び被洗物に対する侵食の無い点で中
性が好ましい。洗浄液における洗浄剤組成物の濃度は
0.05〜2%、好ましくは0.2〜0.4%である洗
浄液の温度は、とくに限定されない。本発明の洗浄剤組
成物は、あらゆる素材のあらゆる汚れの洗浄に有効であ
る。例えば、金属、ガラス、布、皮膚、プラスチック及
び木材などの油汚れ、蛋白汚れ及びインク汚れなどが挙
げられる。
当たっては、各成分を同時に混合しても良いが、より顕
著に安定性を発揮させるためには、まず、β−1,3−
グルカンを主鎖とする多糖を5重量%以下の水溶液に調
製し、かかる水溶液に規定量のアルカリ金属化合物を添
加して、温度25〜40℃程度で適度に撹拌混合する。
その後、洗浄剤として使用される界面活性剤を徐々に添
加していき、均一に混合する。かかる混合温度は界面活
性剤の種類によって異なり、一概には言えないが40〜
60℃程度が適当である。本発明の洗浄剤組成物を、洗
浄に用いる際の洗浄剤組成物のpHはとくに限定はされ
ないが、低刺激性及び被洗物に対する侵食の無い点で中
性が好ましい。洗浄液における洗浄剤組成物の濃度は
0.05〜2%、好ましくは0.2〜0.4%である洗
浄液の温度は、とくに限定されない。本発明の洗浄剤組
成物は、あらゆる素材のあらゆる汚れの洗浄に有効であ
る。例えば、金属、ガラス、布、皮膚、プラスチック及
び木材などの油汚れ、蛋白汚れ及びインク汚れなどが挙
げられる。
【0014】
【作用】本発明は、β−1,3−グルカンを主鎖とする
多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤において、アル
カリ金属化合物を添加することにより、洗浄剤組成物の
相溶性が著しく上昇することができる。
多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤において、アル
カリ金属化合物を添加することにより、洗浄剤組成物の
相溶性が著しく上昇することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げ更に詳述
する。 (多糖の製造)オーレオバシディウム属に属する微生物
(FERM P−12989)をツァペック培地(シュ
クロース3%、硝酸ナトリウム0.2%、リン酸カリウ
ム0.1%、塩化カリウム0.05%、硫酸マグネシウ
ム・7水和物0.05%、硫酸鉄・7水和物0.001
%)で27℃、48時間振盪培養したものを種菌とし7
0lジャーファーメンターにより27℃、撹拌数300
rpm、通気量50l/minで96時間培養した。培
養終了後、濾過により菌体を除去して得られた濾液に
1.2倍体積量のイソプロピルアルコールを激しく撹拌
しながら徐々に添加した。析出してきた多糖繊維を回収
後、かかる多糖繊維をアセトン槽において浸漬、洗浄、
脱水して回収した。ついで該繊維を70℃で乾燥し、フ
ェザーミルで粉砕した。
する。 (多糖の製造)オーレオバシディウム属に属する微生物
(FERM P−12989)をツァペック培地(シュ
クロース3%、硝酸ナトリウム0.2%、リン酸カリウ
ム0.1%、塩化カリウム0.05%、硫酸マグネシウ
ム・7水和物0.05%、硫酸鉄・7水和物0.001
%)で27℃、48時間振盪培養したものを種菌とし7
0lジャーファーメンターにより27℃、撹拌数300
rpm、通気量50l/minで96時間培養した。培
養終了後、濾過により菌体を除去して得られた濾液に
1.2倍体積量のイソプロピルアルコールを激しく撹拌
しながら徐々に添加した。析出してきた多糖繊維を回収
後、かかる多糖繊維をアセトン槽において浸漬、洗浄、
脱水して回収した。ついで該繊維を70℃で乾燥し、フ
ェザーミルで粉砕した。
【0016】この多糖を常法により(科学と工業、64
(3)、131〜135(1990)及びAglic,Bio
l.Chem.,47(6)1167〜1172(198
3)参照)分析したところ、その構造は化3で表される
構造単位及び化4で表される構造単位からなることがわ
かった。イオウ含有量は多糖全体に対して0.05重量
%であり、1分子中の双方の構造単位数の合計は約15
00であった。
(3)、131〜135(1990)及びAglic,Bio
l.Chem.,47(6)1167〜1172(198
3)参照)分析したところ、その構造は化3で表される
構造単位及び化4で表される構造単位からなることがわ
かった。イオウ含有量は多糖全体に対して0.05重量
%であり、1分子中の双方の構造単位数の合計は約15
00であった。
【0017】
【化3】 [但し、Glcはグルコースを表す。]
【0018】
【化4】 [但し、Glcはグルコースを表す。]
【0019】実施例1 上記で得られた多糖の0.5重量%水溶液100mlに
5重量部の塩化カリウムを添加し、温度40℃で均一に
混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%の
下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹拌
して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) 脂肪酸カリウム 15重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 75重量部
5重量部の塩化カリウムを添加し、温度40℃で均一に
混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%の
下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹拌
して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) 脂肪酸カリウム 15重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 75重量部
【0020】実施例2 上記で得られた多糖の0.5重量%水溶液100mlに
5重量部の塩化ナトリウムを添加し、温度40℃で均一
に混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%
の下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹
拌して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 17重量部 脂肪酸アルカノールアミド 6重量部 アルキルアミンオキシド 3重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 64重量部
5重量部の塩化ナトリウムを添加し、温度40℃で均一
に混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%
の下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹
拌して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 17重量部 脂肪酸アルカノールアミド 6重量部 アルキルアミンオキシド 3重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 64重量部
【0021】実施例3 上記で得られた多糖の0.5重量%水溶液100mlに
5重量部の塩化カリウムを添加し、温度40℃で均一に
混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%の
下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹拌
して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 18重量部 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 6重量部 脂肪酸アルカノールアミド 3重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 63重量部
5重量部の塩化カリウムを添加し、温度40℃で均一に
混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%の
下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹拌
して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 18重量部 ポリオキシエチレンアルキルエーテル 6重量部 脂肪酸アルカノールアミド 3重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 63重量部
【0022】実施例4 上記で得られた多糖の0.5重量%水溶液100mlに
5重量部の塩化ナトリウムを添加し、温度40℃で均一
に混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%
の下記で示す洗剤を徐々に添加し均一に撹拌して洗浄剤
組成物を得た。かかる洗浄剤組成物について、相溶性及
び洗浄効果をテストした。結果はまとめて表1に示す。 (指標洗剤) アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 4重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 86重量部
5重量部の塩化ナトリウムを添加し、温度40℃で均一
に混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%
の下記で示す洗剤を徐々に添加し均一に撹拌して洗浄剤
組成物を得た。かかる洗浄剤組成物について、相溶性及
び洗浄効果をテストした。結果はまとめて表1に示す。 (指標洗剤) アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム 4重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 86重量部
【0023】実施例5 上記で得られた多糖の0.5重量%水溶液100mlに
5重量部の塩化カリウムを添加し、温度40℃で均一に
混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%の
下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹拌
して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 10重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 80重量部
5重量部の塩化カリウムを添加し、温度40℃で均一に
混合した。ついで、かかる溶液に温度60℃で50%の
下記で示す洗剤100重量部を徐々に添加し均一に撹拌
して洗浄剤組成物を得た。かかる洗浄剤組成物につい
て、相溶性及び洗浄効果をテストした。結果はまとめて
表1に示す。 (指標洗剤) 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 10重量部 エタノール 5重量部 尿素 5重量部 蒸留水 80重量部
【0024】比較例1 実施例1において塩化カリウムを用いずに洗浄剤組成物
を製造した。 比較例2 実施例1においてβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖及び塩化カリウムを用いずに洗浄剤を製造した。
を製造した。 比較例2 実施例1においてβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖及び塩化カリウムを用いずに洗浄剤を製造した。
【0025】相溶性 洗浄剤組成物を室温で3日間静置保存して状態を観察し
た。洗浄効果 JIS K3362−1990の方法にしたがって、以
下に示す組成の油垢浴及び使用水を用いて、それぞれの
試験片について洗浄効果を試験した。 (油垢浴) 牛脂 10g 大豆油 10g モノオレイン 0.25g オイルレッド 0.1g クロロホルム 60ml (使用水) 塩化カルシウム(2水塩) 59mg 塩化マグネシウム(6水塩) 27.2mg 蒸留水 1リットル (試験片) ガラス (試験方法)
た。洗浄効果 JIS K3362−1990の方法にしたがって、以
下に示す組成の油垢浴及び使用水を用いて、それぞれの
試験片について洗浄効果を試験した。 (油垢浴) 牛脂 10g 大豆油 10g モノオレイン 0.25g オイルレッド 0.1g クロロホルム 60ml (使用水) 塩化カルシウム(2水塩) 59mg 塩化マグネシウム(6水塩) 27.2mg 蒸留水 1リットル (試験片) ガラス (試験方法)
【0026】まず、汚垢浴に試験片を漬け、室温にて2
時間放置した。次に、洗浄剤にかかる試験片を漬けて2
5℃で3分間撹拌下洗浄した。ついで試験片を取り出し
て洗浄液と同量の使用水にて1分間撹拌下に洗浄後、1
晩室温にて風乾した。このようにして洗浄した試験片の
表面の汚垢をクロロホルム40mlで溶出後、該溶液に
ついて分光光度計にて560nmにおける吸光度を測定
した。除去率は以下の式によって計算した。 (1−B/A)×100=汚れ除去率(%) A:汚垢風乾工程後の試験片上に付着した汚垢をクロロ
ホルム40mlにより溶出した溶液の560nmにおけ
る吸光度 B:洗浄、すすぎ工程後の試験片に付着した汚垢をクロ
ロホルム40mlにより溶出した溶液の560nmにお
ける吸光度
時間放置した。次に、洗浄剤にかかる試験片を漬けて2
5℃で3分間撹拌下洗浄した。ついで試験片を取り出し
て洗浄液と同量の使用水にて1分間撹拌下に洗浄後、1
晩室温にて風乾した。このようにして洗浄した試験片の
表面の汚垢をクロロホルム40mlで溶出後、該溶液に
ついて分光光度計にて560nmにおける吸光度を測定
した。除去率は以下の式によって計算した。 (1−B/A)×100=汚れ除去率(%) A:汚垢風乾工程後の試験片上に付着した汚垢をクロロ
ホルム40mlにより溶出した溶液の560nmにおけ
る吸光度 B:洗浄、すすぎ工程後の試験片に付着した汚垢をクロ
ロホルム40mlにより溶出した溶液の560nmにお
ける吸光度
【0027】
【表1】相溶性 洗浄効果(%) 実施例1 完全相溶 30 実施例2 完全相溶 72 実施例3 完全相溶 68 実施例4 完全相溶 25 実施例5 完全相溶 58 比較例1 白色沈殿 5比較例2 白色沈殿 5
【0028】
【発明の効果】本発明は、β−1,3−グルカンを主鎖
とする多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤におい
て、アルカリ金属化合物を添加することにより、洗浄剤
組成物の相溶性を著しく上昇することができ、更に洗浄
力も維持または向上するので洗浄剤としての使用価値を
一段と高める。
とする多糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤におい
て、アルカリ金属化合物を添加することにより、洗浄剤
組成物の相溶性を著しく上昇することができ、更に洗浄
力も維持または向上するので洗浄剤としての使用価値を
一段と高める。
Claims (4)
- 【請求項1】 オーレオバシディウム属に属する微生物
により生産されるβ−1,3−グルカンを主鎖とする多
糖及び界面活性剤を含んでなる洗浄剤にアルカリ金属化
合物を添加することを特徴とする洗浄剤組成物 - 【請求項2】 前記多糖が主鎖のグルコースにβ−1,
6結合したグルコースの分岐をもつβ−1,3−グルカ
ンからなる請求項1記載の洗浄剤組成物 - 【請求項3】 前記多糖が主鎖のグルコース4個あたり
3個のβ−1,6結合したグルコースの分岐をもつβ−
1,3−グルカンからなる請求項1記載の洗浄剤組成物 - 【請求項4】 前記多糖が主鎖のグルコース4個あたり
3個のβ−1,6結合したグルコースの分岐をもち、か
つイオウ含有基を有するβ−1,3−グルカンからなる
請求項1記載の洗浄剤組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34121892A JPH06158093A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34121892A JPH06158093A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06158093A true JPH06158093A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18344297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34121892A Pending JPH06158093A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06158093A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07118141A (ja) * | 1993-10-19 | 1995-05-09 | Yoshiko Inui | 身体用洗浄料 |
US8642794B1 (en) | 2012-09-06 | 2014-02-04 | Gyeongbuk Institute for Marine Bio-industry | Biosurfactant compounds produced by Aureobasidium pullulans |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP34121892A patent/JPH06158093A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07118141A (ja) * | 1993-10-19 | 1995-05-09 | Yoshiko Inui | 身体用洗浄料 |
US8642794B1 (en) | 2012-09-06 | 2014-02-04 | Gyeongbuk Institute for Marine Bio-industry | Biosurfactant compounds produced by Aureobasidium pullulans |
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