JPH06157671A - 架橋、窒素含有ビニルコポリマー、その製造方法およびこれらの化合物の用途 - Google Patents

架橋、窒素含有ビニルコポリマー、その製造方法およびこれらの化合物の用途

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JPH06157671A
JPH06157671A JP5179680A JP17968093A JPH06157671A JP H06157671 A JPH06157671 A JP H06157671A JP 5179680 A JP5179680 A JP 5179680A JP 17968093 A JP17968093 A JP 17968093A JP H06157671 A JPH06157671 A JP H06157671A
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JP5179680A
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Michael Ahlers
ミヒアエル・アーレルス
Heiner Dr Glombik
ハイナー・グロムビク
Stefan Dr Muellner
シユテフアン・ミユルナー
Axel Walch
アクセル・ヴアルヒ
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • C08F259/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 架橋された窒素含有ビニルコポリマーおよび
その生理的に許容される塩、それらの製造方法並びに当
該化合物の医薬、活性化合物担体および食品補助剤とし
ての用途が開示される。 【構成】 本発明の窒素含有ビニルコポリマーは次の式
I 【化1】 (但し式中IにおいてA1、A2、R、w、x、yおよ
びzは明細書に記載の意味を有する)で示されるユニッ
トを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架橋、窒素含有ビニル
コポリマーおよびその製造方法に関する。その胆汁酸吸
着能に基づき、それらは、特に血中コレステロール量を
減少させる医薬として適切である。さらに、それらは活
性化合物担体として、食品補助剤として、さらに食品添
加物として適切である。したがって、本発明はまた、該
化合物の用途およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】胆汁酸は脂肪消化において重要な生理的
機能を有する。コレステロール代謝の終末産物として、
それらは肝臓で合成され、胆嚢に蓄えられ腸管に放出さ
れるが、ここでその生理的作用を発揮する。分泌される
胆汁酸の大半は、腸肝循環を介して回収される(およそ
20〜25g/日)。この吸収の抑制は、肝臓の胆汁酸
プールを減少させ、したがって、内在的コレステロール
合成を刺激するとともに、血液循環からのコレステロー
ルの吸収を増加させる。このために、肝細胞膜上の肝L
DLレセプターの数が増加し、それによって、コレステ
ロール含有LDL粒子の分解代謝が促進され、血中コレ
ステロール濃度は減少する。
【0003】胆汁酸は、不溶性塩基性架橋ポリマー、例
えばポリエチレンイミン(例えば欧州特許公開公報第0
379161号参照)またはポリビニルイミダゾル(欧
州特許公告公報第0162388号参照)に結合し得る
ことが知られており、したがって、腸管、特に小腸にお
ける胆汁酸吸収を抑制すると考えられている。例えば、
回腸切除または血中コレステロール量増加に続く胆汁性
下痢は、この方法で処置される。脂質減少剤として用い
られるイオン交換樹脂、例えばコレスチポルおよびコレ
ストリアミンについては、特に非常に高い日量で維持さ
れなければならない。例えば、コレストリアミンでは1
2〜24g、最高では32gで、コレスチポルの場合に
は15〜30gである。この高い投与量および不快な匂
い、味および硬さが、患者の治療受け入れを困難にして
いる。
【0004】これらイオン交換樹脂の副作用もまた、選
択性の欠如に帰すことができる(例えばビタミン欠乏
症)。両方の調製物について、他の低脂血薬剤、例えば
フィブラート(fibrate)、HMG−CoA還元
酵素抑制剤およびプロブコールとの組み合わせた場合の
治療的重要性が記載された(例えば、M.N.Cayen, Pharm
ac. Ther. 29, 187(1985)および第8回アテローム性動
脈硬化症国際シンポジウム、ローマ、1988年10月9〜13
日、要約集544、608、710ページ参照)が、得られた効果
は、また高脂血症の重篤例の治療を可能にするものであ
った。したがって、現在用いられている調製物の不利益
をもたない、上記の作用原理のために適切な物質を発見
することが重要であるように思える。
【0005】以下に記載された調製物、特にコレスチポ
ールの特色は改良の価値があると考えられる: 1.1日の投与量が多いこと。これは、等張溶液におけ
る低い結合率および吸着胆汁酸の部分的再遊離のためで
ある。 2.ケノデオキシコール酸が減少する傾向にある胆汁中
の胆汁酸組成の質的変化およびそれに付随する胆汁結石
が増加する危険性。 3.腸内細菌のコレステロール代謝における抑制作用の
欠如。 4.ビタミンおよび薬剤の極めて高い結合率。これは、
これらの物質および血中量チェック用代替を必要とする
であろう。 5.ポリマーの純度および安定性が不適切なこと(コレ
スチルアミンからアミノおよびアンモニウム基を分離す
る危険性)。 6.a)砂のような硬さ(コレスチラミンは硬質ゲルポ
リマー)およびb)不快な匂いおよび味のために患者の
治療受け入れが不十分なこと。今日まで用いられてきた
調製物に対する変更、例えばコレスチルアミンの場合、
アンモニウム基とポリマー主鎖との間にスペーサーを導
入しても(欧州特許公開公報第404062号)、上記の不利
益について決定的減少にはならなかった。
【0006】本発明の目的は、濃度に従い強い度合いで
胆汁酸に結合する、新規なポリマー構造を有する化合物
を提供することである。さらに、これらの化合物は、今
日まで用いられてきた交換樹脂が有する不利な点をもた
ないか、または感知できる程度にはそのような不利な点
をもはやもたないはずである。この目的は、不溶性で水
と結合する、窒素含有ビニルコポリマーで達成され、上
記の欠点は克服される。それゆえ、本発明は、次の式I
のユニットをもつ窒素含有架橋ビニルコポリマーおよび
生理学的に許容されるその塩に関する。
【0007】
【化11】
【0008】上記式中、wは0.1〜0.98、xは0.
0〜0.8、yは0.0〜0.3、そしてzは0.0〜0.
6であるが、但しw+x+y+zは1であるが、y≠0
の場合のみx=0であり、同時にx≠0、z≠0、R=
4である場合のみy=0であり、A1は 1. 次の式の加水分解耐性基
【化12】 〔式中、R5は3から18個の炭素原子をもつ直鎖また
は分枝アルコキシ基、5から8個の炭素原子をもつシク
ロアルキル基、またはフェノキシ、トリル、4−(te
rt−ブチル)−フェニル、4−アミノフェニル、N−
カルバジル、N−イミダゾリル、2−ピリジニルもしく
は4−ピリジニル基〕であるか、または 2. 次の式の加水分解耐性基
【化13】 (式中、R6は1から18個の炭素原子をもつアルキル
基で、R7はHであるか、またはR6が1から6個の炭素
原子をもつアルキルである場合は1から6個の炭素原子
をもつアルキル基)であり、
【0009】A2は 1. 次の式の加水分解耐性架橋剤の基
【化14】 であるか、または 2. 次の式の基
【化15】 であり、RはR1−X、R2−X、R3またはR4である
が、この場合、R1は次の1、2および3を含む群: 1. −(CH2n−CH3、式中nは3から21の整数
である、3から21個の炭素原子をもつ分枝アルキル、
または炭素原子が21個までの直鎖もしくは分枝アルケ
ニル、 2. 各々の場合に5〜12個の炭素原子をもつシクロア
ルキル、シクロアルケニル、または各々の場合に5〜1
2個の環状炭素原子をもつモノ、ジ、もしくはトリ置換
シクロアルキルまたはシクロアルケニル、 3. アリール、アリールアルキルまたはアリールアルケ
ニル、この場合、アリール基は単核もしくは多核で、モ
ノからトリ置換されてもよく、さらに異種原子を含んで
いてもよい から選ばれる置換基であり、Xは単結合または架橋基も
しくはスペーサーであり、
【0010】R2は次の1から6を含む基:
【化16】 4. −(CH2c−B、この場合、BはNを介して結合
したピロリジニル、ピペリジニルまたはモルホリニル
基、 5. −(CH2a−D+-、この場合、D+はピリジニ
ウム、ピリミジニウムまたはイミダゾリニウム、そして
【化17】 (上記、1から6に記載の置換基において、aは2から
16の整数、bは0、1、2または3、cは2から6の
整数そしてdは6から17の整数であり、Aは生理的に
許容できる陰イオンである)から選ばれる親水性または
両親媒性置換基であり、
【0011】R3は次の1、2および3を含む群: 1. 直接またはスペーサーを介して3−α−OHまたは
24−COOH基を介して結合しているコール酸、 2. 直接またはスペーサーを介して3α−OHまたはタ
ウロもしくはグリコ基を介して結合しているタウロまた
はグリココール酸、 3. 親水性環状基またはグルコピラヌウロン酸から選ば
れる基であり、
【0012】R4は次の1および2を含む基: 1. W(CH2e−W、 2. W−(CH2−CH2O)f−CH2−CH2−W、 (上式中、Wは次の単結合
【化18】 を表わし、そしてeは3から12までの整数であり、f
は1から6までの整数である)から選ばれる架橋基であ
る。
【0013】上記および下記の記述において、アリール
は6から14個の炭素原子をもつ単核または多核芳香族
炭化水素基で、ここで多核基の場合には、アリール基は
互いに融合するかまたは、C−C結合もしくは架橋員、
例えば−O−、−COO−もしくは−CONH−を介し
て互いに結合している。アリールという用語は、さらに
また、酸素および窒素を含む群から選ばれる1個の異種
原子または2個の非隣接で同一もしくは異なる異種原子
をもつ5から14員環ヘテロアリールを含む。
【0014】アリールは特にフェニルで、アリールアル
キルはベンジルまたはフェニルエチルで、アリールアル
ケニルは次のものである。
【化19】
【0015】1または2個の異種原子をもつ芳香族基の
例は、キノリンカルボン酸、ベンズイミダゾルカルボン
酸、フランカルボン酸、ニコチン酸およびクマリリック
酸の基である。シクロアルキルおよびシクロアルケニル
基は、場合によってヒドロキシル、(C1−C6)−アル
キルおよび/または(C1−C6)−アルコキシ基によっ
て、モノ、ジまたはトリ置換されていて、置換基は多置
換の場合には同一または異なっている。同じようなこと
がアリールに関する置換基に対しても適応される:可能
な基は、例えばトリエチル安息香酸基である。架橋員X
は、−CO−、−CONH−または−COO−である。
【0016】スペーサーXは式 −CO(CH21-8−Z− (式中、Zは−O−、−NH、−COO−、CONH−
であるが、3〜8メチレン基の場合には、中央のCH2
基は酸素によって置き換えられる)をもつ。
【0017】R1−Xは例えば次の式の基である。
【化20】
【0018】R3の1.で述べた趣旨のRの例は、次の式
の基である。
【化21】
【0019】R3の3.の親水性環状基は、シクロデキス
トリン基または、2から4個の窒素原子および場合によ
って2、3または4個の酸素原子(これはエチレン基を
介して分離されている)をもつ官能基を有する7から1
8員環炭素含有アザマクロ環状基で、これは例えば、
1,4,7−トリアザシクロノナン、シクレンもしくはシ
クラム基、または1,4−ジアザ−18クラウン6であ
る。基R1は好ましくは疎水性である。bが構造内で1
回よりも多く生じる場合は、bは同一または異なってい
てもよく、cは構造内で常に同一で、Wも常に同一であ
る。
【0020】式Iの単位をもつ、本発明のビニルコポリ
マーは、分枝し、さらに架橋されている。高分子化学で
は普通であるが、式Iに示した基は、全ポリマー上にラ
ンダムに散らばっているか、またはそれらの共重合パラ
メーターにしたがって配置されている。
【0021】本発明はさらに、式Iの単位をもつビニル
コポリマーの製造方法に関し、これは、次の工程を含
む。ビニルホルムアミドから共重合によって次の式II
【化22】 (式中、A1、A2、xおよびyは、式Iの場合に与え
られた意味をもち、uは0.1〜0.98である)の化合
物を製造し、この生成物を加水分解して次の式III
【化23】 (式中、A1、A2、xおよびyは、式Iの場合に与え
られた意味をもち、uは式IIの場合に与えられた意味を
もつ)の化合物を得る。さらにその後、場合によって慣
用的な方法で誘導体を形成し、式Iの単位をもつ化合物
またはその生理的に許容できる塩を生じる。
【0022】架橋窒素含有コポリマーは、ジアルキル
剤、例えばα,ω−ジブロモアルカン、ジトシレートお
よびジイソシアネートを含む群、またはジアシッド、ジ
アクリレートおよびジアクリルアミドを含む群、または
ジエポキシドから選ばれる架橋剤を用いて、モノマー成
分A2の架橋共重合によって、またはポリマー類似架橋
(R4の成分)によって製造される。
【0023】式IIでは、uはwおよびzの合計である。
本発明の化合物では、z成分は誘導体(R)として存在
し、w成分は遊離ビニルアミン単位として、またはその
生理的に許容される塩として存在する。ビニルアミン成
分uの誘導は、好ましくは、zが0.6倍のwより少な
いように実施される。RがR1−X、R2−XまたはR3
で、同じときにzが0.1から0.3である、ビニルコポ
リマーが好ましい。RがR4の場合、zは好ましくは0.
0から0.1である。
【0024】コポリマーの製造の場合、基A1の内容量
は0から80%、好ましくは0から50%、特に10か
ら30%である。基A2の内容量は0から30%、好ま
しくは2から20%、特に5〜15%である。
【0025】以下の等式は、架橋共重合例、例えばy回
のトリエチレングリコールジビニルエーテルによる架橋
重合方法を示している。
【0026】
【化24】
【0027】それらの特性に基づき、式Iの単位をもつ
コポリマーは医薬として、例えば、脂質減少剤として、
満腹促進剤として、または食品添加物および食品補助剤
として用いることができる。本発明はしたがって、これ
らの使用および式Iの単位をもつ化合物に基づく医薬に
も関する。
【0028】本発明の化合物を用いることによって、過
コレステロール血症治療に今日まで用いられてきた胆汁
酸吸着剤の慣用的用量を非常に減少させることができ
る。したがって用量および治療受け入れに関する問題は
もはや生じない。さらに、治療受け入れは、該化合物が
軟ゲル特性並びに天然の味および匂いを有するという事
実により改善された。それによって香料および匂い調整
剤も必要でない。
【0029】上記の活性化合物の効果は、特別な微細製
剤化によって増強できる。このために、該化合物は、種
々の技術によって(例えば機械的微細化)膨張可能な微
細粒子に変換される。微細粒子は、当該製造方法、例え
ばラテックス重合によって合成されている間にもまた得
ることができる。膨張可能微細粒子は、活性化合物は非
常に大きな吸着表面上に分散され、それによって胆汁酸
結合部位に容易に近づけるという事実によって際立たせ
ることができる。粉末状の化合物とインビトロで同じ活
性をもつ薄膜被覆錠剤は、提示された形態のような化合
物から製造できる。それらは、例えば活性化合物250
mgにつきわずか40mgの医薬的に慣用されている補
助剤を含む。
【0030】該化合物で達成できる血清コレステロール
量の減少は、併用療法として他の非全身性または全身性
に作用する脂質減少剤(例えばHMG−CoA還元酵素
抑制剤)を同時に使用することによって、一層改善され
る。この化合物は腸肝循環を妨げるので、経口性中毒の
場合の使用にもまた適している。さらにまた、この化合
物は、その水分取り込み能のために満腹促進剤として用
いることができる。
【0031】本発明の化合物は、容易に膨張しさらに酸
と結合するので、過剰胃酸産生の治療のための制酸剤と
して用いることができ、したがって胃炎、胃潰瘍または
十二指腸潰瘍に対する薬剤として用いることができる。
コレステロールとのその相互作用のために、この化合物
は食物とともに消費されるコレステロールを吸着するこ
とができる。食物中のコレステロール成分は、したがっ
て結合され、生体によって吸収されない。さらに、本発
明の化合物は、食品補助剤としても適切である。したが
って、例えばコレステロールはミルクまたは卵組成物か
ら吸着される。生じた食品は低コレステロール成分とし
て際立った特徴をもつ。
【0032】式Iの単位をもつ化合物は、活性化合物の
粘膜吸着輸送系として適切である。それらは極めて水和
性の高いポリマーマトリクスを形成し、これは水素架橋
および陽イオン基を形成する基、並びに高度に柔軟性を
有するポリマー鎖をもち、疎水性単位によってさらに置
換できる。この化合物は、したがって、結合または吸着
された活性化合物の胃または小腸内滞留時間を延長させ
ることができる。陽性に荷電したコポリマーの基が陰性
に荷電したムチン分子の末端シアル酸と相互反応し、し
たがって胃腸管からの活性化合物の輸送を遅らせて、そ
れらは、活性化合物担体として胃腸壁の粘膜層上に吸着
される。同時に活性化合物の吸収は相互作用の本質によ
って改善される。
【0033】
【実施例】インビトロ試験 インビトロ試験でその胆汁酸結合能について化合物を調
べた。10mgのポリマーサンプルを18mlの緩衝液
に溶解し(PBS、pH7.4、15mMまたは37m
M)、この溶液を室温で1時間撹拌し、2mlのタウロ
コール酸ナトリウム(37mM)を加え、混合物を室温
で2時間インキュベートした。固形ポリマー/タウロコ
レート複合体を濾過により分離除去した。未結合タウロ
コレートをHPLC(カラム:RP−8 LiChrosorb;溶出
液:メタノール/クエン酸緩衝液(pH4)(Riedel d
e Haen)/水、6:1:1)によって求めた。タウロコ
ール酸ナトリウムに対するポリマーサンプルの混合比が
1/4(w/w)のとき、分子比として以下のタウロコ
レート吸着値が得られた。 化合物例1: 17モル% 化合物例2: 25モル% 化合物例3: 24モル% 化合物例5: 26モル% 化合物例6: 29モル% 化合物例7: 25モル%
【0034】実施例1 120gのビニルホルムアミドおよび52gのトリエチ
レングリコールジビニルエーテルを1.4gの4,4′−
アザシアノペンタン酸とともにトルエン中に溶解し、こ
の溶液に急激にN2を流した。60℃で30分、さらに
70℃で6時間撹拌した。沈殿したポリマーを吸引で濾
過し、トルエンで洗浄し乾燥させた。 収量:161g 152gのコポリマーを2.5リットルの半濃縮HCl
に浮遊し、浮遊物を80℃で2時間撹拌した。0.5リ
ットルの濃塩酸を添加後、混合物を80℃でさらに6時
間撹拌した。生成物を吸引で濾過し、ヒドロクロリド濃
度を調節するために、水に再浮遊し滴定でpH4にし
た。アセトン中で再び沈殿させ、さらに、真空中で50
℃で乾燥させる前に、アセトンと撹拌することによって
数度抽出した。 収量:117g
【0035】実施例2 実施例1に記載のように、60gのビニルホルムアミ
ド、8.6gのトリエチレングリコールジビニルエーテ
ルおよび0.6gのACPAを、350mlのトルエン
で重合させ、生成物をその後加水分解した。ヒドロクロ
リド濃度を調節するために、エタノール/水1:1に再
浮遊させた。
【0036】実施例3 実施例1の化合物3gをpH10の水200mlに分散
させ、0.55gのジメチルクロロエチルアミンヒドロ
クロリドを加え、さらに混合物を同じpHで8時間80
℃で撹拌した。ポリマーをアセトン中で沈殿させ、さら
に水/エタノール中に取り、混合物を滴定でpH4にし
た。生成物をアセトン中で再び沈殿させ、撹拌によって
抽出した。乾燥は50℃で真空で実施した。
【0037】実施例4 5gのビニルホルムアミド、1.3gのビニルイミダゾ
ール、1.4gのトリエチレングリコールジビニルエー
テルおよび0.07gのアゾシアノペンタン酸を40m
lの水に導入した。この溶液にN2を急激に流し、60
℃で6時間撹拌した。40mlの水および60mlの半
濃縮HClを添加した後、混合物を70℃で3時間撹拌
し、さらに90mlの濃塩酸を加えた後、さらにもう4
時間70℃で撹拌した。アセトンをバッチに加え、生成
物を吸引で濾過し、さらに水に浮遊させpHをNaOH
で4にした。生成物をアセトン中で再び沈殿させ、真空
中で50℃で乾燥させる前に、アセトンで撹拌させるこ
とによって数回抽出した。
【0038】実施例5 5.7gのビニルホルムアミド、1.9gのN−ビニルイ
ミダゾールおよび0.1gのアゾシアノペンテン酸を4
7mlの水に導入し、混合物にN2を急激に流し、さら
に、70℃で7時間撹拌した。生じたコポリマーをアセ
トン中で沈殿させ、加水分解のために水に溶かした。さ
らに、ホルムアミド成分1molにつき2molのNa
OHとともに70℃で6時間撹拌した。塩酸でバッチを
pH6にし、さらにメタノール1容で希釈し、生成物を
アセトン中で沈殿させた。 NMRによる置換度:20% 収量:5.0g 2gのコポリマーを15mlの水の中でNaOHを用い
てpH10にし、0.36gのジブロモヘキサン(5m
ol%)および120mgのNaOHを加え、混合物を
90℃で6時間撹拌した。半時間後、ゲル形成が開始し
た。pHを1NのHClで1にし、アセトンを添加によ
って生成物を上下逆さまに沈殿させた。pH5でアセト
ン中でさらに2度沈殿を行った。 収量:2.1g
【0039】実施例6 実施例5と同様、5gのビニルホルムアミドおよび2.
8gのN−ビニルイミダゾルを50mlの水の中で、
0.11gのアゾシアノペンタン酸で70℃7時間重合
させた。続いて塩基性加水分解を実施した。 NMRによる置換度:32% 収量:4.4g 1.5gのコポリマーを0.26gのジブロモヘキサンお
よび84mgのNaOHで、15mlの水の中で架橋さ
せた。実施例5と同様に作業を行った。収量1.2g
【0040】実施例7 3.6gのビニルホルムアミドおよび4.7gのN−ビニ
ルイミダゾルを0.12gのアゾシアノペンタン酸で、
52mlの水の中で70℃7時間実施例5と同様に重合
させた。塩基性加水分解を1.4gのNaOHで実施し
た。 NMRによる置換度:53% 収量:4.8g 1.5gのコポリマーを0.24gのジブロモヘキサンお
よび77mgのNaOHで、15mlの水の中で架橋し
た。実施例5と同様に作業を実施した。 収量:0.9g
【0041】以上、本発明を詳細に説明したが、本発明
はさらに次の実施態様によってこれを要約して示すこと
ができる。 1. 次の式Iの単位をもつ架橋窒素含有ビニルコポリ
マーまたはその生理的に許容される塩。
【化25】 上記式中、wは0.1〜0.98、xは0.0〜0.8、y
は0.0〜0.3、そしてzは0.0〜0.6であるが、但
しw+x+y+zは1であるが、y≠0の場合のみx=
0であり、同時にx≠0、z≠0、R=R4である場合
のみy=0であり、A1は 1. 次の式の加水分解耐性基
【化26】 〔式中、R5は3から18個の炭素原子をもつ直鎖また
は分枝アルコキシ基、5から8個の炭素原子をもつシク
ロアルキル基、またはフェノキシ、トリル、4−(te
rt−ブチル)−フェニル、4−アミノフェニル、N−
カルバジル、N−イミダゾリル、2−ピリジニルもしく
は4−ピリジニル基〕であるか、または 2. 次の式の加水分解耐性基
【化27】 (式中、R6は1から18個の炭素原子をもつアルキル
基で、R7はHであるか、またはR6が1から6個の炭素
原子をもつアルキルである場合は1から6個の炭素原子
をもつアルキル基)であり、A2は 1. 次の式の加水分解耐性架橋剤の基
【化28】 であるか、または 2. 次の式の基
【化29】 であり、RはR1−X、R2−X、R3またはR4である
が、この場合、R1は次の1、2および32を含む群: 1. −(CH2n−CH3、式中nは3から21の整数
である、3から21個の炭素原子をもつ分枝アルキル、
または炭素原子が21個までの直鎖もしくは分枝アルケ
ニル、 2. 各々の場合に5〜12個の炭素原子をもつシクロア
ルキル、シクロアルケニル、または各々の場合に5〜1
2個の環状炭素原子をもつモノ、ジ、もしくはトリ置換
シクロアルキルまたはシクロアルケニル、 3. アリール、アリールアルキルまたはアリールアルケ
ニル、この場合、アリール基は単核もしくは多核で、モ
ノからトリ置換されてもよく、さらに異種原子を含んで
いてもよい から選ばれる置換基であり、Xは単結合または架橋基も
しくはスペーサーであり、
【0042】R2は次の1から6を含む基:
【化30】 4. −(CH2c−B、この場合、BはNを介して結合
したピロリジニル、ピペリジニルまたはモルホリニル
基、 5. −(CH2a−D+-、この場合、D+はピリジニ
ウム、ピリミジニウムまたはイミダゾリニウム、そして
【化31】 (上記、1から6に記載の置換基において、aは2から
16の整数、bは0、1、2または3、cは2から6の
整数そしてdは6から17の整数であり、Aは生理的に
許容できる陰イオンである)から選ばれる親水性または
両親媒性置換基であり、R3は次の1、2および3を含
む群: 1. 直接またはスペーサーを介して3−α−OHまたは
24−COOH基を介して結合しているコール酸、 2. 直接またはスペーサーを介して3α−OHまたはタ
ウロもしくはグリコ基を介して結合しているタウロまた
はグリココール酸、 3. 親水性環状基またはグルコピランウロン酸 から選ばれる基であり、R4は次の1および2を含む
基: 1. W(CH2e−W、 2. W−(CH2−CH2O)f−CH2−CH2−W、 (上式中、Wは次の単結合
【化32】 を表わし、そしてeは3から12までの整数であり、f
は1から6までの整数である)から選ばれる架橋基であ
る。
【0043】2. 下記式IIの化合物
【化33】 〔ここで、A1、A2、xおよびyは式Iの場合に与え
られた意味をもち、uは0.1〜0.98(uはwとzの
合計)である〕をビニルホルムアミドから共重合反応に
よって製造し、この生成物を加水分解して下記式IIIの
化合物
【化34】 (ここで、A1、A2、xおよびyは式Iの場合に与え
られた意味をもち、uは式IIの場合に与えられた意味を
もつ)を生成し、さらに続いて、慣用的な方法によって
場合によって誘導体を生成して式Iまたはその生理的に
許容される塩を得ることを含む、請求項1に記載のビニ
ルコポリマーの製造方法。 3. 前項1に記載の化合物を含む医薬調製物。 4. 前項1に記載の化合物の医薬としての用途。 5. 前項1に記載の化合物の低脂血薬剤としての用
途。 6. 前項1に記載の化合物の満腹促進剤、食品添加物
または食品補助剤としての用途。 7. 前項1に記載の化合物のコレステロールの吸着の
ための用途。 8. 前項1に記載の化合物の解毒剤または制酸剤とし
ての用途。 9. 全身的または非全身的に作用する低脂血薬剤と併
用する、前項1に記載の化合物の用途。 10. 前項1に記載のポリビニルアミンの凍結乾燥ま
たは微細化によって得られる微細粒子。 11. 前項1に記載の化合物の活性化合物担体として
の用途。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シユテフアン・ミユルナー ドイツ連邦共和国デー−6203ホーホハイ ム.フリードリヒ−エーベルト−シユトラ ーセ43 (72)発明者 アクセル・ヴアルヒ ドイツ連邦共和国デー−6000フランクフル ト・アム・マイン.ハンス−ザクス−シユ トラーセ5

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の式Iの単位をもつ架橋窒素含有ビニ
    ルコポリマーまたはその生理的に許容される塩。 【化1】 上記式中、wは0.1〜0.98、xは0.0〜0.8、y
    は0.0〜0.3、そしてzは0.0〜0.6であるが、但
    しw+x+y+zは1であるが、y≠0の場合のみx=
    0であり、同時にx≠0、z≠0、R=R4である場合
    のみy=0であり、 A1は 1. 次の式の加水分解耐性基 【化2】 〔式中、R5は3から18個の炭素原子をもつ直鎖また
    は分枝アルコキシ基、5から8個の炭素原子をもつシク
    ロアルキル基、またはフェノキシ、トリル、4−(te
    rt−ブチル)−フェニル、4−アミノフェニル、N−
    カルバジル、N−イミダゾリル、2−ピリジニルもしく
    は4−ピリジニル基〕であるか、または 2. 次の式の加水分解耐性基 【化3】 (式中、R6は1から18個の炭素原子をもつアルキル
    基で、R7はHであるか、またはR6が1から6個の炭素
    原子をもつアルキルである場合は1から6個の炭素原子
    をもつアルキル基)であり、 A2は 1. 次の式の加水分解耐性架橋剤の基 【化4】 であるか、または、 2. 次の式の基 【化5】 であり、 RはR1−X、R2−X、R3またはR4であるが、この場
    合、 R1は次の1、2および3を含む群: 1. −(CH2n−CH3、式中nは3から21の整数
    である、3から21個の炭素原子をもつ分枝アルキル、
    または炭素原子が21個までの直鎖もしくは分枝アルケ
    ニル、 2. 各々の場合に5〜12個の炭素原子をもつシクロア
    ルキル、シクロアルケニル、または各々の場合に5〜1
    2個の環状炭素原子をもつモノ、ジ、もしくはトリ置換
    シクロアルキルまたはシクロアルケニル、 3. アリール、アリールアルキルまたはアリールアルケ
    ニル、この場合、アリール基は単核もしくは多核で、モ
    ノからトリ置換されてもよく、さらに異種原子を含んで
    いてもよいから選ばれる置換基であり、 Xは単結合または架橋基もしくはスペーサーであり、 R2は次の1から6を含む基: 【化6】 4. −(CH2c−B、この場合、BはNを介して結合
    したピロリジニル、ピペリジニルまたはモルホリニル
    基、 5. −(CH2a−D+-、この場合、D+はピリジニ
    ウム、ピリミジニウムまたはイミダゾリニウム、そして 【化7】 (上記、1から6に記載の置換基において、aは2から
    16の整数、bは0、1、2または3、cは2から6の
    整数そしてdは6から17の整数であり、Aは生理的に
    許容できる陰イオンである)から選ばれる親水性または
    両親媒性置換基であり、R3は次の1、2および3を含
    む群: 1. 直接またはスペーサーを介して3−α−OHまたは
    24−COOH基を介して結合しているコール酸、 2. 直接またはスペーサーを介して3α−OHまたはタ
    ウロもしくはグリコ基を介して結合しているタウロまた
    はグリココール酸、 3. 親水性環状基またはグルコピラヌロン酸 から選ばれる基であり、 R4は次の1および2を含む基: 1. W(CH2e−W、 2. W−(CH2−CH2O)f−CH2−CH2−W、 (上式中、Wは次の単結合 【化8】 を表わし、そしてeは3から12までの整数であり、f
    は1から6までの整数である)から選ばれる架橋基であ
    る。
  2. 【請求項2】 下記式IIの化合物 【化9】 〔ここで、A1、A2、xおよびyは式Iの場合に与え
    られた意味をもち、uは0.1〜0.98(uはwとzの
    合計)である〕をビニルホルムアミドから共重合反応に
    よって製造し、この生成物を加水分解して下記式IIIの
    化合物 【化10】 (ここで、A1、A2、xおよびyは式Iの場合に与え
    られた意味をもち、uは式IIの場合に与えられた意味を
    もつ)を生成し、さらに続いて、慣用的な方法によって
    場合によって誘導体を生成して式Iまたはその生理的に
    許容される塩を得ることを含む、請求項1に記載のビニ
    ルコポリマーの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の化合物を含む医薬調製
    物。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のポリビニルアミンの凍
    結乾燥または微細化によって得られる微細粒子。
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