JPH06155793A - サーマルプリントヘッドの摩擦制御装置 - Google Patents

サーマルプリントヘッドの摩擦制御装置

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JPH06155793A
JPH06155793A JP30864892A JP30864892A JPH06155793A JP H06155793 A JPH06155793 A JP H06155793A JP 30864892 A JP30864892 A JP 30864892A JP 30864892 A JP30864892 A JP 30864892A JP H06155793 A JPH06155793 A JP H06155793A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プリンタ等に使用するサーマルプリントヘッド
の印字部の摩耗を低減させて耐久性を向上させる。 【構成】プリンタのプラテンに対面させたサーマルプリ
ントヘッドの印字部1aにおける発熱抵抗体13の上面
を電気絶縁性の第1保護膜15にて覆い、第1保護膜1
5の上面側を覆い、且つ被印字媒体7と接触する第2保
護膜部16を導電性を有するように構成し、印字動作に
応じて、印字部1aと被印字媒体7との間の動摩擦によ
って発生する歪み電圧を打ち消すように、第2保護膜部
16に予め定められた印加パターンの電圧を印加する制
御手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱式プリンタまたは
熱転写式プリンタに使用するサーマルプリントヘッドに
関し、より詳しくは、サーマルプリントヘッドにて、イ
ンクリボン、インクフィルムシート等の媒体を介して用
紙等に印字するとき、また、感熱記録紙に直接印字する
とき、これら被印字媒体とサーマルプリントヘッドの印
字部表面との摺接にて発生する摩擦力を制御する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のサーマルプリントヘッド
を使用した熱転写式プリンタ、ファクシミリ装置、駅や
交通機関等に設置されている券売機においては、サーマ
ルプリントヘッドにおける印字部をプラテンの表面と対
向させて配置し、その間に感熱記録紙等の被印字媒体を
搬送して印字するように構成されていることは公知であ
る。
【0003】この場合、サーマルプリントヘッドの印字
部と被印字媒体の表面との擦れ摩擦により、前記印字部
の表面が摩耗し易い。この摩耗を防止するため、従来で
は、前記印字部の表面を耐摩耗性を有する保護膜にて覆
うことが行われていたが、例えば、硬度の大きいガラス
質の保護膜にあっては、一般に表面粗さが粗いため、被
印字媒体にへの印字品質が悪いという問題があるし、摩
擦抵抗が大きいために熱転写式プリンタにあっては、イ
ンクリボンのインクフィルム面が引き剥がされて、実質
上印字できなくなるという問題かあった。
【0004】これに代わるものとして、印字部を覆う滑
らかなガラス層の上面を薄膜技術にて形成したサイアロ
ン層(Si-Al-O-N 系化合物,セラミックスの一種)にて
覆うことも考えられている。このサイアロン層は表面が
滑らかで硬質、且つ耐摩耗性を有するけれども、前記ガ
ラス層とにより異なる材料からなる2重層となるため、
下層(ガラス層)と上層(サイアロン層)との熱膨張係
数の差異等から、印字動作に従って印字部の発熱・冷却
を繰り返していると上層のサイアロン層が剥がれ易く、
耐久性に乏しいという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の解決方法
は、元の原因である摩擦力自体を減少させるのではな
く、その摩擦によって引き起こされる摩耗を少なくしよ
うとするものであった。本発明者は、最近発表された新
しい理論を利用することにより、電気的にサーマルプリ
ントヘッドの印字部での摩擦力自体を減少させることを
技術的課題とするものであり、これによりサーマルプリ
ントヘッドの耐久性を向上させること目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、プリンタのプラテンに対面させたサーマ
ルプリントヘッドの印字部における発熱抵抗体の上面を
電気絶縁性の第1保護膜にて覆い、この第1保護膜の上
面側を覆い、且つ被印字媒体と接触する第2保護膜部に
導電体を埋設するか、または前記第2保護膜部を導電性
を有するように構成し、前記第2保護膜部の導電体また
は第2保護膜部自体に対して、印字動作時の前記印字部
とプラテンもしくは被印字媒体との間の動摩擦によって
発生する歪み電圧を打ち消すように予め定められた印加
パターンの電圧を、印字動作に応じて印加する制御手段
を備えたものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1はプリンタの機能ブロック図であって、本
発明に係るサーマルプリントヘッド1の印字部1aに対
面させて回転するプラテン2を配置してある。プリンタ
における操作部3の印字開始のためのキースイッチを押
下すると、中央処理装置(CPU)4にて駆動回路5を
作動させてプラテンモータ6の駆動によりプラテン2を
間欠的に回転させ、該プラテン2表面に位置する感圧紙
等の印字用紙、つまり被印字媒体7を前記サーマルプリ
ントヘッド1の印字部1aに搬送する。
【0008】また、CPU4からの指令により印字動作
に入ると、サーマルプリントヘッドの印字部1aの後述
する抵抗体を発熱させるべく発熱駆動回路8を作動させ
る。このとき略同時に、後述するように、印字部1aに
おける最表面の第2保護膜部または該第2保護膜部に埋
設した導電体に所定パターンの電圧を印加すべく摩擦力
除去電圧印加駆動回路9を作動させるのである。
【0009】図2及び図3は印字部1aの第1実施例の
構成を示し、セラミック製のヘッド基板11の上面にガ
ラス製のグレーズ層12をヘッド基板11の長手方向に
延びるように形成すると共に、そのグレーズ層12の上
面にTa-SiO2 等からなる発熱抵抗体13の層を帯状に形
成する。さらに、この発熱抵抗体13の層の上面に当該
発熱抵抗体13を前記グレーズ層12に沿って部分的に
発熱するためのアルミ等とからなる多数本の給電用導体
膜14,14を形成する。
【0010】次いで、前記のように形成したヘッド基板
11を高真空度に保持したスパッタリング容器(図示せ
ず)に入れて、当該ヘッド基板11の上面(前記各層が
形成された面)における上方に、シリコン酸化物のター
ゲットを配置し、このターゲットと前記ヘッド基板11
との間にターゲット電圧を印加するというスパッタリン
グを行うことにより、シリコン酸化物による電気絶縁性
の第1保護膜層15を形成し、次いで、Ti( チタン) ま
たはW(タングステン) 等の金属粉末を混合したサイアロ
ン(Si-Al-O-N 系化合物)からなる第2保護膜部16を
形成するのである。この第2保護膜部16には前述の摩
擦力除去電圧印加駆動回路9に電気的に接続する導線を
連結している。
【0011】次に、この原理について説明する。2つの
物体の間に働く摩擦力には、相対的に静止している物体
を動かそうとする力に逆らう力(静止摩擦力)と、既に
動いている物体間に働く抵抗力(動摩擦力)の2種類が
ある。このうち、動摩擦力のメカニズムについて、19
90年に、当時東京都立科学技術大学助教授であった山
本好夫氏(現関東学院大学工学部総合研究所研究員)
は、「摩擦力が発生するのは、接触面に複雑な電子の流
れが発生するためである。」という趣旨の論文を発表し
た。
【0012】その論文のポイントは2つあり、その一つ
は、金属同士を擦り合わせると、摩擦抵抗が起こる。こ
のとき同時に、両物体の接触面には、非周期的な歪み波
電圧が発生していることを発見した、という点である。
もう一つは、この歪み波電圧を電気的に制御することに
より、摩擦力を加減できることを示唆した点である。そ
こで、上述の感熱紙等の被印字媒体とサーマルプリント
ヘッドの印字部との擦れにより、この両物体間にも摩擦
が生じていることから、本発明者は、前記の現象や摩擦
力の制御は、金属同士ばかりでなく、サーマルプリント
ヘッドについても適用できることを発見し、各種実験を
行った結果、本発明を完成させたものである。
【0013】図4は、印字動作中の被印字媒体7と接触
している従来の構造のサーマルプリントヘッド1の印字
部1aにおいて、非制御時(後述の逆電圧を印加しない
場合)に発生している歪み波電圧(誘起する交流成分)
のパターンW1である。横軸は時間t、縦軸は発生電圧
(ミリボルト、絶対値)である。ここで、従来の構造の
サーマルプリントヘッドの印字部は、電気絶縁性のヘッ
ド基板上に形成した抵抗体、及びその抵抗体の一部に電
気を導通させる給電部と、これらの印字部の上面を覆う
電気絶縁性の保護膜層とからなる。
【0014】前記歪み波電圧は、印字開始に伴ってプラ
テン2を回転することにより被印字媒体7と摺接してい
る前記保護膜層の部分における電圧を、オッシロスコー
プにより測定し、その電圧波形はパーソナルコンピュー
タを介して記憶装置(フロッピーディスク等)に記憶さ
せた。図4(a)において、A点はプラテンモータ6へ
の電源をONさせた時点(駆動回路5でのプラテンモー
タ6の駆動指令信号発生時点)であり、B点はプラテン
2が実際に回動動作する開始時点を示し(プラテン2の
支軸等における摩擦や、プラテン2の回転に対する慣性
力のため、前記A点とB点にタイムラグが発生する)、
交流成分である歪み波電圧W1のパターンは、A点
(零)から立ち上がり、B点になるまでの中間において
第1ピーク値P1を有し、B点の手前にて一旦底部D1
となり、B点の通過後に第2ピーク値P2を迎え、その
後零に接近する。即ち交流成分がほぼ無くなる。図4
(a)は、印字開始動作、つまり被印字媒体7である用
紙を1行印字分だけ縦搬送した結果である。
【0015】ところで、現実のプリンタでは、用紙(被
印字媒体7)を1行印字分だけ縦搬送した後、プラテン
2の駆動を停止した状態にてサーマルプリントヘッド1
を駆動させ印字し、次いで用紙を1行分縦搬送するとい
う動作を交互に繰り返す。従って、厳密な現象として
は、サーマルプリントヘッドの印字部1aと被印字媒体
7との間には、当該被印字媒体7の間欠移動により静止
摩擦と動摩擦とが交互に現れることになる。
【0016】これに対して、前記動摩擦力を減少させる
べく、前記発生した歪み波電圧W1を打ち消すため、当
該歪み波電圧のパターンと逆の電圧パターン(電圧の符
号、正(+)、負(−)を含めて)を、タイミング良く
印加すれば良いと考えられる。しかしながら、1行部の
印字のために用紙(被印字媒体7)が静止ている時間
は、1行に印字する印字の数に略比例するが、現実のプ
リンタではその印字数は確定できない。従って、静止摩
擦の状態と動摩擦の状態との時間的間隔を予測すること
ができない。さらに、前述のように1行における印字数
が予測できないことから、非制御状態で発生する歪み波
電圧W1のパターン自体も予測不可能で確定できない。
【0017】そこで、本発明者は、次のような実験を実
行してみた。 (実験1)前記非制御時の交流成分である歪み波電圧W
1の第2ピーク値P2より若干低い値であって、非制御
状態での歪み波電圧W1とは逆符号の一定値の電圧Z2
(実施例では10mV)を印加する。このとき、電圧Z
2の印加継続時間T2(実施例では、0.2秒)を、前
記非制御時の歪み波電圧W1の交流分がほぼ零になる迄
の時間T1(実施例では、0.5秒)より短く設定し
た。但し、前記時間T2の始まり時点は前記図4(a)
のA点に相当する時点である。
【0018】その結果、図4(b)に示すように、前記
印字部1aに発生した歪み波電圧W2は、前記非制御時
における歪み波電圧W1に比べて波形が複雑で、ピーク
値も大きいものとなった。そして、動摩擦力も大きくな
った。 (実験2)前記実験1と同じ一定値の電圧Z3(実施例
では10mV)を印加することにし、そのときの印加電
圧継続時間T3(実施例では0.7 秒)を前記非制御
時の歪み波電圧W1の交流分がほぼ零になる迄の時間T
1(実施例では、0.5秒)より長く設定した。但し、
前記時間T3の始まり時点は前記図4(a)のA点に相
当する時点である。
【0019】その結果、図4(c)に示すように、前記
印字部1aに発生した歪み波電圧W3は、前記非制御時
における歪み波電圧W1に比べて波形が穏やかとなり、
ピーク値も60〜70%に小さくなった。そして、動摩
擦力は30〜40%減少した。なお動摩擦力の大小は、
サーマルプリントヘッド1における印字部1aの摩耗量
を測定することで判別した。即ち、被印字媒体7として
目の粗い用紙を使用して、1行の印字数同じで一定行数
の印字作業を実行し、非制御の場合と前述の逆電圧の印
加を実行する摩擦力制御の場合とで、印字部1aの摩耗
量の大小を比較したものである。
【0020】図5及び図6は、サーマルプリントヘッド
の第2実施例の構成を示し、前述の第1実施例おける第
1保護膜層15の上面を覆う第2保護膜部18は電気絶
縁性を有するSi-Al-O-N 系化合物の層であるが、その層
の中間に、アルミ、レジネート金等の電気導電性を有す
る導電体20の層を形成する。その方法一つのとして
は、前記Si-Al-O-N 系化合物の薄膜層をスパッタリング
法等にて形成し、その前層の表面における記発熱抵抗体
13の上方部分にアルミ等を同じくスパッタリング法等
にて導電体20を形成し、次いで再度Si-Al-O-N 系化合
物の薄膜層をスパッタリング法等に形成することにより
第2保護膜部18内に導電体20が埋設されるように形
成するのである。
【0021】他の方法として、発熱抵抗体13に酸化ル
テニウムを主成分とするペーストを使用し、個別電極で
ある給電用導体膜14の箇所はレジネート金、共通電極
に銀を使用して、印刷−乾燥−焼成工程の繰り返しにて
形成し、この上のガラスによる第1保護膜層15の上面
にレジネート金による導電体20を塗布−焼成にて形成
した後、Si-Al-O-N 系化合物の薄膜層をスパッタリング
法等に形成することにより第2保護膜部を形成しても良
い。
【0022】そして、これらの導電体20に、前記実施
例のような逆電圧を前述の摩擦力除去電圧印加駆動回路
9を介して印加するのである。なお、前記摩擦力減少
(除去)のための逆電圧印加のタイミングは、プリンタ
やフアクシミリ等における印字動作タイミング信号に同
期させるようにしても良い。
【0023】また、前記逆電圧印加のパターンは、印字
用紙(被印字媒体7)の種類、プラテン回転速度または
被印字媒体7の搬送速度、1行分への印字文字数の大中
小の区分、サーマルプリントヘッドの種類などの組合せ
により、予め実験を行い、種々の場合(印字条件の組合
せ)による非制御時の歪み波電圧の交流成分パターンを
類型化してメモリに記憶させておき、現実の印字動作時
には、前記のパターンを呼び出してそれと逆のパターン
の電圧を印加するようにしても良いし、前記種々の印字
条件の組合せによる摩擦力を減少(除去)するのに効果
的な逆電圧印加の類型化パターン(単純交流波状、三角
波状、のこぎり波、矩形波状等の単純化パターン)を記
憶させたメモリから呼び出して、実際の印字動作時に同
期させて印加させても良いのである。
【0024】
【発明の作用・効果】以上に詳述したように、印字動作
時に被印字媒体とサーマルプリントヘッドの印字部との
摺接にて動摩擦力が発生すると同時に、歪み波電圧も発
生するという現象に着目し、本発明のサーマルプリント
ヘッドの摩擦制御装置は、プリンタのプラテンに対面さ
せたサーマルプリントヘッドの印字部における発熱抵抗
体の上面を電気絶縁性の第1保護膜にて覆い、この第1
保護膜の上面側を覆い、且つ被印字媒体と接触する第2
保護膜部に導電体を埋設するか、または前記第2保護膜
部を導電性を有するように構成し、制御手段にて、前記
第2保護膜部の導電体または第2保護膜部自体に対し
て、印字動作時の前記印字部とプラテンもしくは被印字
媒体との間の動摩擦によって発生する歪み電圧を打ち消
すように予め定められた印加パターンの電圧を、印字動
作に応じて印加するように制御したので、印字部におけ
る摩擦力を除去または減少できることになり、印字部に
おける第2保護膜部の磨滅が少なくなる。その結果、印
字部の保護膜の材質を変更することなく、サーマルプリ
ントヘッドの耐久性を大幅に向上させることができると
いう効果を奏する。
【0025】また、前記動摩擦に伴って、用紙等の被印
字媒体やサーマルプリントヘッドに発生する静電気も減
少させることができ、印字済みの被印字媒体同士が静電
気で密着する等の不都合も解消できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ及び制御装置の機能ブロック図であ
る。
【図2】第1実施例の印字部の要部を示す図3のII−II
線矢視断面図である。
【図3】図2の III−III 線矢視平面図である。
【図4】(a)は非制御時の歪み波電圧のパターンを示
す図、(b)は実験1の逆印加電圧付与した場合の歪み
波電圧の状態を示す図、(c)実験2の逆印加電圧付与
した場合の歪み波電圧の状態を示す図である。
【図5】第2実施例の印字部の要部を示す図6のV−V
線矢視断面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視平面図である。
【符号の説明】 1 サーマルプリントヘッド 1a 印字部 2 プラテン 4 CPU 6 プラテンモータ 7 被印字媒体 8 発熱駆動回路 9 摩擦力除去電圧印加駆動回路 11 ヘッド基板 13 発熱抵抗体 15 第1保護膜層 16,18 第2保護膜部 20 導電体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタのプラテンに対面させたサーマ
    ルプリントヘッドの印字部における発熱抵抗体の上面を
    電気絶縁性の第1保護膜にて覆い、この第1保護膜の上
    面側を覆い、且つ被印字媒体と接触する第2保護膜部に
    導電体を埋設するか、または前記第2保護膜部を導電性
    を有するように構成し、前記第2保護膜部の導電体また
    は第2保護膜部自体に対して、印字動作時の前記印字部
    とプラテンもしくは被印字媒体との間の動摩擦によって
    発生する歪み電圧を打ち消すように予め定められた印加
    パターンの電圧を、印字動作に応じて印加する制御手段
    を備えたことを特徴とするサーマルプリントヘッドの摩
    擦制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019064826A1 (ja) * 2017-09-27 2019-04-04 アオイ電子株式会社 サーマルヘッド

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