JPH06155527A - 成形用金型 - Google Patents
成形用金型Info
- Publication number
- JPH06155527A JPH06155527A JP30697692A JP30697692A JPH06155527A JP H06155527 A JPH06155527 A JP H06155527A JP 30697692 A JP30697692 A JP 30697692A JP 30697692 A JP30697692 A JP 30697692A JP H06155527 A JPH06155527 A JP H06155527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ejector pin
- mold
- ejector
- plate
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/4005—Ejector constructions; Ejector operating mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 成形品を突き出すためのエジェクターピンの
作動が滑らかで、確実な成形用金型を提供する。 【構成】 エジェクターピン4が型板21に挿通して設
けられ、このエジェクターピン4の一端41が、型閉合
時、エジェクターピン4の移動方向と直角方向に往復移
動可能に設けられたエジェクタープレート5の側面に設
けられた傾斜面53を有する凹部52に入り込み、エジ
ェクターピン4の他端がキャビティ3面に臨むようにさ
れている。
作動が滑らかで、確実な成形用金型を提供する。 【構成】 エジェクターピン4が型板21に挿通して設
けられ、このエジェクターピン4の一端41が、型閉合
時、エジェクターピン4の移動方向と直角方向に往復移
動可能に設けられたエジェクタープレート5の側面に設
けられた傾斜面53を有する凹部52に入り込み、エジ
ェクターピン4の他端がキャビティ3面に臨むようにさ
れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形品を金型から離
型するためのエジェクターピンが円滑に作動できるよう
にした成形用金型に関する。
型するためのエジェクターピンが円滑に作動できるよう
にした成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形用金型などの成形金型において
は、キャビティ内に射出成形された成形品を金型から離
型するのに、型板に挿通して設けられたエジェクターピ
ンをキャビティ面から突き出すことにより行っている。
は、キャビティ内に射出成形された成形品を金型から離
型するのに、型板に挿通して設けられたエジェクターピ
ンをキャビティ面から突き出すことにより行っている。
【0003】ところで、エジェクターピンは、型開の
際、金型内で往復移動できる構造でなければならないの
で、通常、移動型の型板に挿通して設け、移動型の後退
時に相対的に前進させるようにしたエジェクタープレー
トに取付け、このことによりエジェクターピンをキャビ
ティ内に突出して成形品を離型するようにしている。
際、金型内で往復移動できる構造でなければならないの
で、通常、移動型の型板に挿通して設け、移動型の後退
時に相対的に前進させるようにしたエジェクタープレー
トに取付け、このことによりエジェクターピンをキャビ
ティ内に突出して成形品を離型するようにしている。
【0004】そのため、金型キャビティで成形された成
形品は、通常、移動型のキャビティと共に移動するよう
になっている。しかし、成形品によってはその形状から
固定型のキャビティ部に残り易いものがあり、固定型側
にエジェクターピンを設け、型開き時にエジェクターピ
ンで成形品を移動型に押しつけることにより、成形品を
確実に移動型と共に移動させることが考えられる。ま
た、スプルーやランナーを成形品とは別に固定型に残す
ことがあり、このスプルーやランナーを離型するため、
エジェクターピンを固定型側に設けることがある。
形品は、通常、移動型のキャビティと共に移動するよう
になっている。しかし、成形品によってはその形状から
固定型のキャビティ部に残り易いものがあり、固定型側
にエジェクターピンを設け、型開き時にエジェクターピ
ンで成形品を移動型に押しつけることにより、成形品を
確実に移動型と共に移動させることが考えられる。ま
た、スプルーやランナーを成形品とは別に固定型に残す
ことがあり、このスプルーやランナーを離型するため、
エジェクターピンを固定型側に設けることがある。
【0005】そのような固定型側にエジェクターピンを
設けた成形用金型として、例えば、実開平2−8251
2号公報に記載されているような射出成形用金型が知ら
れている。
設けた成形用金型として、例えば、実開平2−8251
2号公報に記載されているような射出成形用金型が知ら
れている。
【0006】この射出成形用金型は、固定型に複数個の
エジェクターピンを互いに平行に往復移動可能に設け、
このエジェクターピンの端部を突出プレートに固着し、
この突出プレートを、固定型取付板の両側部に設けた油
圧シリンダーなどのアクチェエータに連結した前後進可
能なエジェクターバックプレートに装着している。そし
て、移動型が後退して型が開くと、油圧シリンダーを作
動させてエジェクターバックプレート及び突出プレート
を動かし、エジェクターピンを突出させ、スプルー及び
ランナーを離型している。
エジェクターピンを互いに平行に往復移動可能に設け、
このエジェクターピンの端部を突出プレートに固着し、
この突出プレートを、固定型取付板の両側部に設けた油
圧シリンダーなどのアクチェエータに連結した前後進可
能なエジェクターバックプレートに装着している。そし
て、移動型が後退して型が開くと、油圧シリンダーを作
動させてエジェクターバックプレート及び突出プレート
を動かし、エジェクターピンを突出させ、スプルー及び
ランナーを離型している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】上記の射出成形用金型においては、エジェ
クターバックプレートは、固定型取付板の両側部に設け
た二個の油圧シリンダーの作動により前後進するように
されている。ところで、このエジェクターバックプレー
トを滑らかに前後進させるためには、二個の油圧シリン
ダーの移動量や移動時間に差が出ないよう、両者の圧力
や流量を同一にする必要があるが、そのような制御する
ことは非常に難しい。エジェクターバックプレートが滑
らかに前後進しないと、エジェクターピンが円滑に突出
しないことになり、スプルー及びランナーの離型が確実
に行われず、ひいては金型の故障する原因になるという
問題があった。
クターバックプレートは、固定型取付板の両側部に設け
た二個の油圧シリンダーの作動により前後進するように
されている。ところで、このエジェクターバックプレー
トを滑らかに前後進させるためには、二個の油圧シリン
ダーの移動量や移動時間に差が出ないよう、両者の圧力
や流量を同一にする必要があるが、そのような制御する
ことは非常に難しい。エジェクターバックプレートが滑
らかに前後進しないと、エジェクターピンが円滑に突出
しないことになり、スプルー及びランナーの離型が確実
に行われず、ひいては金型の故障する原因になるという
問題があった。
【0009】この発明は、上記の問題点に鑑み、例えば
固定型側にエジェクターピンを設ける場合の如く、移動
型の移動と連動させることなくエジェクターピンを往復
移動させる場合に、エジェクターピンが滑らかに突出移
動できる成形用金型を提供することを目的とする。
固定型側にエジェクターピンを設ける場合の如く、移動
型の移動と連動させることなくエジェクターピンを往復
移動させる場合に、エジェクターピンが滑らかに突出移
動できる成形用金型を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の成形用金型
は、エジェクターピンが型板に挿通して設けられ、該エ
ジェクターピンの一端が、型閉合時、エジェクターピン
の移動方向と直角方向に往復移動可能に設けられたエジ
ェクタープレートの側面に設けられた傾斜面を有する凹
部に入り込み、エジェクターピンの他端がキャビティ面
に臨むようにされていることを特徴としている。
は、エジェクターピンが型板に挿通して設けられ、該エ
ジェクターピンの一端が、型閉合時、エジェクターピン
の移動方向と直角方向に往復移動可能に設けられたエジ
ェクタープレートの側面に設けられた傾斜面を有する凹
部に入り込み、エジェクターピンの他端がキャビティ面
に臨むようにされていることを特徴としている。
【0011】上記エジェクタープレートを往復移動させ
る方法としては、油圧シリンダーなどの流体圧シリンダ
ーを用いる方法、アンギュラーピンを用いる方法、ラッ
クを用いる方法等、成形金型においてスライドブロック
等を移動させるのに採用されている方法を採用できる。
る方法としては、油圧シリンダーなどの流体圧シリンダ
ーを用いる方法、アンギュラーピンを用いる方法、ラッ
クを用いる方法等、成形金型においてスライドブロック
等を移動させるのに採用されている方法を採用できる。
【0012】エジェクターピンの一端がエジェクタープ
レートの傾斜面を有する凹部に入り込ませる方法として
は、例えば、コイルばねによりエジェクターピンをエジ
ェクタープレート方向に付勢させる方法があげられる。
また、エジェクターピンは、固定側の型板に設けられる
場合に限られず、移動側型板に設けてもよい。
レートの傾斜面を有する凹部に入り込ませる方法として
は、例えば、コイルばねによりエジェクターピンをエジ
ェクタープレート方向に付勢させる方法があげられる。
また、エジェクターピンは、固定側の型板に設けられる
場合に限られず、移動側型板に設けてもよい。
【0013】
【作用】金型のキャビティ内に溶融樹脂等が充填され、
冷却された後、移動型を後退させて型を開く。移動型の
後退開始直後、後退中または後退後、油圧シリンダーな
どを作動させることにより、エジェクタープレートの移
動を開始する。エジェクタープレートが移動し始める
と、エジェクターピンは凹部の傾斜面を上る方向に摺動
してエジェクタープレートの移動方向と直角方向、すな
わち移動型が後退する方向に突出する。このエジェクタ
ーピンの突出によって成形品が型板部から離れるように
なる。
冷却された後、移動型を後退させて型を開く。移動型の
後退開始直後、後退中または後退後、油圧シリンダーな
どを作動させることにより、エジェクタープレートの移
動を開始する。エジェクタープレートが移動し始める
と、エジェクターピンは凹部の傾斜面を上る方向に摺動
してエジェクタープレートの移動方向と直角方向、すな
わち移動型が後退する方向に突出する。このエジェクタ
ーピンの突出によって成形品が型板部から離れるように
なる。
【0014】成形品が金型から取り出された後、または
移動型が前進中に、エジェクタープレートを上記と反対
方向に移動させる。エジェクターピンは、エジェクター
プレートの傾斜面を下る方向に摺動し、突出した分だけ
後退し、型閉合時形成されるキャビティ面に臨むように
なり、射出成形可能状態となる。
移動型が前進中に、エジェクタープレートを上記と反対
方向に移動させる。エジェクターピンは、エジェクター
プレートの傾斜面を下る方向に摺動し、突出した分だけ
後退し、型閉合時形成されるキャビティ面に臨むように
なり、射出成形可能状態となる。
【0015】
【実施例】次に、この発明に係る成形用金型を図面の実
施例を参照して説明する。
施例を参照して説明する。
【0016】図1は、この発明に係る成形用金型の一例
の断面図である。図1において、1は移動型、2は固定
型、3は移動型1と固定型2とが閉合して形成されるキ
ャビティ、4はエジェクターピン、5はエジェクタープ
レート、6は油圧シリンダーである。
の断面図である。図1において、1は移動型、2は固定
型、3は移動型1と固定型2とが閉合して形成されるキ
ャビティ、4はエジェクターピン、5はエジェクタープ
レート、6は油圧シリンダーである。
【0017】移動型1は、型板11、移動側取付板1
2、スペーサー13、エジェクターピン14、エジェク
タープレート15などからなる。このエジェクターピン
14及びエジェクタープレート15は、従来の金型にお
いて採用される通常のエジェクターピンとエジェクター
プレートであり、この発明において特徴とするところの
ものではない。
2、スペーサー13、エジェクターピン14、エジェク
タープレート15などからなる。このエジェクターピン
14及びエジェクタープレート15は、従来の金型にお
いて採用される通常のエジェクターピンとエジェクター
プレートであり、この発明において特徴とするところの
ものではない。
【0018】固定型2は、型板21、固定側取付板2
2、ランナープレート23、ランナー払出板24などか
らなる。そして、この発明で特徴とするところのエジェ
クターピン4及びエジェクタープレート5は、固定型2
の型板21の部分に設置されている。
2、ランナープレート23、ランナー払出板24などか
らなる。そして、この発明で特徴とするところのエジェ
クターピン4及びエジェクタープレート5は、固定型2
の型板21の部分に設置されている。
【0019】エジェクターピン4はその一端がキャビテ
ィ3に臨むように型板21に挿通されている。また、型
板21の部分には、エジェクタープレート5が設置され
ている。エジェクタープレト5は、第2図に示されるよ
うに、ホーク状板体からなる。ホーク状とされているの
は、溶融樹脂は、スプルーブッシュ7に設けられたスプ
ルー(図示せず)からランナー8、ゲート(図示せず)
を経てキャビティ3に充填されるものであるが、そのゲ
ートを設けるときの障害にならぬためである。
ィ3に臨むように型板21に挿通されている。また、型
板21の部分には、エジェクタープレート5が設置され
ている。エジェクタープレト5は、第2図に示されるよ
うに、ホーク状板体からなる。ホーク状とされているの
は、溶融樹脂は、スプルーブッシュ7に設けられたスプ
ルー(図示せず)からランナー8、ゲート(図示せず)
を経てキャビティ3に充填されるものであるが、そのゲ
ートを設けるときの障害にならぬためである。
【0020】それぞれのホーク状片51の側面に、エジ
ェクターピン4の位置に相当する凹部52が形成され、
この凹部52には、それぞれ傾斜面53が形成されてい
る。成形品Aの形状特にそのリブ部aの形状、高さ等に
よって、エジェクターピン4の往復移動距離を変える必
要があるが、その場合には、凹部52の深さや傾斜面5
3の傾斜角度を変えればよい。また、エジェクタープレ
ート5は、油圧シリンダー6に連結され、油圧シリンダ
ー6の作動により移動型1の移動方向と直角方向に往復
移動するようになっている。
ェクターピン4の位置に相当する凹部52が形成され、
この凹部52には、それぞれ傾斜面53が形成されてい
る。成形品Aの形状特にそのリブ部aの形状、高さ等に
よって、エジェクターピン4の往復移動距離を変える必
要があるが、その場合には、凹部52の深さや傾斜面5
3の傾斜角度を変えればよい。また、エジェクタープレ
ート5は、油圧シリンダー6に連結され、油圧シリンダ
ー6の作動により移動型1の移動方向と直角方向に往復
移動するようになっている。
【0021】なお、エジェクターピン4のそれぞれに
は、図示していないがコイルばねが嵌挿され、エジェク
ターピン4をエジェクタープレート5の方向に付勢して
おり、そのことによりその端部が、それぞれホーク状片
51に形成された凹部52に入り込んでいる。
は、図示していないがコイルばねが嵌挿され、エジェク
ターピン4をエジェクタープレート5の方向に付勢して
おり、そのことによりその端部が、それぞれホーク状片
51に形成された凹部52に入り込んでいる。
【0022】エジェクターピン4の先端部の形状及び凹
部52の形状については、第2図の実施例に示すものに
限定されない。第2図に示すエジェクターピン4の先端
部は球状とされ、傾斜面53に沿って摺動するのに支障
がないようにされているが、球状とすることなく、先端
の周縁部を面取りしてもよい。また、第3図に示すとお
り、エジェクターピン4aの先端を、エジェクタープレ
ート5aに設けた凹部52aの傾斜面53aの傾斜角度
に併せて斜め切りしてもよい。
部52の形状については、第2図の実施例に示すものに
限定されない。第2図に示すエジェクターピン4の先端
部は球状とされ、傾斜面53に沿って摺動するのに支障
がないようにされているが、球状とすることなく、先端
の周縁部を面取りしてもよい。また、第3図に示すとお
り、エジェクターピン4aの先端を、エジェクタープレ
ート5aに設けた凹部52aの傾斜面53aの傾斜角度
に併せて斜め切りしてもよい。
【0023】次に、上記金型の作動について説明する。
【0024】金型は図示していない射出成形機の型取付
板に取付けられ、移動型1を前進させて型を閉じると、
キャビティ3が形成される。図示していないスプルー、
ランナー、ゲートを経て、キャビティ3に溶融樹脂が注
入されて成形品Aが成形される。
板に取付けられ、移動型1を前進させて型を閉じると、
キャビティ3が形成される。図示していないスプルー、
ランナー、ゲートを経て、キャビティ3に溶融樹脂が注
入されて成形品Aが成形される。
【0025】冷却後、移動型1の後退開始と同時に、油
圧シリンダー6を作動させ、エジェクタープレート5を
移動させる(図1で下方)。エジェクタープレート5が
移動するにつれ、エジェクターピン4の先端部41は傾
斜面53を摺動する。エジェクターピン4は傾斜面53
を上り、移動型1が後退する方向(第1図で左方)に移
動する。その結果、成形品Aは、そのリブ部aがエジェ
クターピン4によって突き出されことになり、固定側型
板21から確実に離型し、移動側型板11のコアー部に
付着したまま、移動型1が後退する。
圧シリンダー6を作動させ、エジェクタープレート5を
移動させる(図1で下方)。エジェクタープレート5が
移動するにつれ、エジェクターピン4の先端部41は傾
斜面53を摺動する。エジェクターピン4は傾斜面53
を上り、移動型1が後退する方向(第1図で左方)に移
動する。その結果、成形品Aは、そのリブ部aがエジェ
クターピン4によって突き出されことになり、固定側型
板21から確実に離型し、移動側型板11のコアー部に
付着したまま、移動型1が後退する。
【0026】移動側エジェクターピン14は、移動側の
エジェクタープレート15により、移動側型板13に対
して相対的に前進し、キャビティ面より突出する。この
エジェクターピン4の突出により、成形品Aは離型され
る。離型後、型は閉合され、キャビティが形成される。
以下、上記手順が繰り返され、成形品が順次成形され
る。
エジェクタープレート15により、移動側型板13に対
して相対的に前進し、キャビティ面より突出する。この
エジェクターピン4の突出により、成形品Aは離型され
る。離型後、型は閉合され、キャビティが形成される。
以下、上記手順が繰り返され、成形品が順次成形され
る。
【0027】
【発明の効果】この発明における成形用金型において
は、上記のとおり、エジェクタープレートを移動型の移
動方向と直角方向に往復移動させることにより、エジェ
クターピンが成形品を突き出すようになっているので、
油圧シリンダーのような駆動装置が一個で済み、エジェ
クターピンの往復移動が滑らかに行われ、成形品の突き
出しが確実に行われると共に、金型故障が少ない。
は、上記のとおり、エジェクタープレートを移動型の移
動方向と直角方向に往復移動させることにより、エジェ
クターピンが成形品を突き出すようになっているので、
油圧シリンダーのような駆動装置が一個で済み、エジェ
クターピンの往復移動が滑らかに行われ、成形品の突き
出しが確実に行われると共に、金型故障が少ない。
【図1】この発明に係る成形用金型の型閉じ状態を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】エジェクターピン及びエジェクタープレートの
凹部の変形例を示す説明図である。
凹部の変形例を示す説明図である。
1 移動型 11 移動側型板 12 移動側取付板 2 固定型 21 固定側型板 22 固定側取付板 3 キャビティ 4、4a エジェクターピン 5、5a エジェクタープレート 52、52a 凹部 53、53a 傾斜面 6 油圧シリンダー
Claims (1)
- 【請求項1】 エジェクターピンが型板に挿通して設け
られ、該エジェクターピンの一端が、型閉合時、エジェ
クターピンの移動方向と直角方向に往復移動可能に設け
られたエジェクタープレートの側面に設けられた傾斜面
を有する凹部に入り込み、エジェクターピンの他端がキ
ャビティ面に臨むようにされていることを特徴とする成
形用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30697692A JPH06155527A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30697692A JPH06155527A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 成形用金型 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06155527A true JPH06155527A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=17963531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30697692A Pending JPH06155527A (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 成形用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06155527A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106738620A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 厦门市通达创智实业有限公司 | 一种生产超厚菜板的方法及模具 |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP30697692A patent/JPH06155527A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106738620A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-05-31 | 厦门市通达创智实业有限公司 | 一种生产超厚菜板的方法及模具 |
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