JPH06155506A - 樹脂成形品の中空射出成形法 - Google Patents
樹脂成形品の中空射出成形法Info
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- JPH06155506A JPH06155506A JP31385092A JP31385092A JPH06155506A JP H06155506 A JPH06155506 A JP H06155506A JP 31385092 A JP31385092 A JP 31385092A JP 31385092 A JP31385092 A JP 31385092A JP H06155506 A JPH06155506 A JP H06155506A
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- Japan
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- molten resin
- cavity
- injection
- melt resin
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/73—Heating or cooling of the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
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- B29C2045/1717—Temperature controlled mould parts to control the location or configuration of the hollow
-
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャビティ内でガス圧入前に溶融樹脂の端末
部分の粘度が上昇し、成形品にヘジテーションマークが
生じるのを回避する。 【構成】 金型１の注入口２より溶融樹脂６をキャビテ
ィ４の途中まで充填した際に、導電体８と電磁コイル９
とよりなる電磁誘導加熱装置７により溶融樹脂６の端末
部分を加熱し、溶融樹脂６の射出終了に続いて注入口２
よりガスを圧入して、溶融樹脂６に中空部Ｓを形成する
と共に溶融樹脂６をキャビティ４の末端にまで充填さ
せ、その後、導電体８背部の冷却水パイプ１０に冷却水
を導入して加熱部分を速かに冷却する。
部分の粘度が上昇し、成形品にヘジテーションマークが
生じるのを回避する。 【構成】 金型１の注入口２より溶融樹脂６をキャビテ
ィ４の途中まで充填した際に、導電体８と電磁コイル９
とよりなる電磁誘導加熱装置７により溶融樹脂６の端末
部分を加熱し、溶融樹脂６の射出終了に続いて注入口２
よりガスを圧入して、溶融樹脂６に中空部Ｓを形成する
と共に溶融樹脂６をキャビティ４の末端にまで充填さ
せ、その後、導電体８背部の冷却水パイプ１０に冷却水
を導入して加熱部分を速かに冷却する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂成形品の中空射出成
形法に関する。
形法に関する。
【０００２】
【従来の技術】中空射出成形法は、例えば特公昭５７−
１４９６８号公報に示されているように、溶融樹脂を金
型に不完全に射出充填した後に、高圧の不活性ガスを溶
融樹脂中に注入し、このガス圧を利用して溶融樹脂をキ
ャビティの末端にまで充填すると共に、樹脂を型面に押
し付けて冷却硬化させるものである。
１４９６８号公報に示されているように、溶融樹脂を金
型に不完全に射出充填した後に、高圧の不活性ガスを溶
融樹脂中に注入し、このガス圧を利用して溶融樹脂をキ
ャビティの末端にまで充填すると共に、樹脂を型面に押
し付けて冷却硬化させるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】溶融樹脂の射出充填か
らガス圧入への切換えタイミングのずれによってキャビ
ティ内での溶融樹脂の流れが止まり、瞬間的に溶融樹脂
の端末部分の冷却が進んで粘度が上がって、型表面の転
写性が悪化してヘジテーションマークと称される歪が生
じ、外観不良を招来するおそれがあった。
らガス圧入への切換えタイミングのずれによってキャビ
ティ内での溶融樹脂の流れが止まり、瞬間的に溶融樹脂
の端末部分の冷却が進んで粘度が上がって、型表面の転
写性が悪化してヘジテーションマークと称される歪が生
じ、外観不良を招来するおそれがあった。
【０００４】そこで、本発明はこのような樹脂端末部分
でのヘジテーションマークの発生をなくして、外観品質
の良い樹脂成形品を得ることができる中空射出成形法を
提供するものである。
でのヘジテーションマークの発生をなくして、外観品質
の良い樹脂成形品を得ることができる中空射出成形法を
提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】金型の注入口より溶融樹
脂をキャビティの途中まで充填すると共に、この充填さ
れた溶融樹脂の端末部分を加熱し、溶融樹脂の射出終了
に続いて前記溶融樹脂内にガスを圧入して、溶融樹脂を
キャビティの末端にまで充填させた後、前記加熱部分を
冷却するようにしている。
脂をキャビティの途中まで充填すると共に、この充填さ
れた溶融樹脂の端末部分を加熱し、溶融樹脂の射出終了
に続いて前記溶融樹脂内にガスを圧入して、溶融樹脂を
キャビティの末端にまで充填させた後、前記加熱部分を
冷却するようにしている。
【０００６】
【作用】溶融樹脂がキャビティの途中まで充填される
と、この溶融樹脂の端末部分が加熱されるから、樹脂の
射出充填とガスの圧入との切換えタイミングにずれが生
じても、溶融樹脂の端末部分が冷却して粘度が上がるこ
とはなく、ガスの圧入によりキャビティの末端にまで速
かに流動する。
と、この溶融樹脂の端末部分が加熱されるから、樹脂の
射出充填とガスの圧入との切換えタイミングにずれが生
じても、溶融樹脂の端末部分が冷却して粘度が上がるこ
とはなく、ガスの圧入によりキャビティの末端にまで速
かに流動する。
【０００７】そして、このガス圧入による溶融樹脂の完
全充填後、前記加熱部分を冷却することにより、溶融樹
脂の加熱部分と非加熱部分とで冷却サイクルが異なるの
を回避することができる。
全充填後、前記加熱部分を冷却することにより、溶融樹
脂の加熱部分と非加熱部分とで冷却サイクルが異なるの
を回避することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
る。
【０００９】図１において、金型１の注入口２にインジ
ェクションノズル５を当接し、該注入口２より溶融樹脂
６を金型１と金型３の型面間に形成されたキャビティ４
に、その末端近傍位置にまで充填する（工程イ）。
ェクションノズル５を当接し、該注入口２より溶融樹脂
６を金型１と金型３の型面間に形成されたキャビティ４
に、その末端近傍位置にまで充填する（工程イ）。
【００１０】キャビティ４の末端近傍位置には加熱装置
７が設けられ、この加熱装置７によりキャビティ４に充
填された溶融樹脂６の端末部分を加熱する。
７が設けられ、この加熱装置７によりキャビティ４に充
填された溶融樹脂６の端末部分を加熱する。
【００１１】加熱装置７として図２に示すような電磁透
導加熱装置が用いられ、導電体８を金型１，３の型面に
露出させ、該導電体８の背部に電磁コイル９を断熱材１
１で囲繞して配設し、該電磁コイル９を励磁して導電体
８を瞬間的に透導加熱するようにして、溶融樹脂６を局
部的に加熱できるようにしてある。
導加熱装置が用いられ、導電体８を金型１，３の型面に
露出させ、該導電体８の背部に電磁コイル９を断熱材１
１で囲繞して配設し、該電磁コイル９を励磁して導電体
８を瞬間的に透導加熱するようにして、溶融樹脂６を局
部的に加熱できるようにしてある。
【００１２】また、この導電体８の背部には冷却水パイ
プ１０を配設して、該冷却水パイプ１０内へ冷却水を導
入することにより、導電体８を速かに冷却し得るように
してある。
プ１０を配設して、該冷却水パイプ１０内へ冷却水を導
入することにより、導電体８を速かに冷却し得るように
してある。
【００１３】キャビティ４内への溶融樹脂６の射出充填
が終了するのに続いて同じインジェクションノズル５に
よって注入口２より不活性ガスを圧入する（工程ロ）。
が終了するのに続いて同じインジェクションノズル５に
よって注入口２より不活性ガスを圧入する（工程ロ）。
【００１４】この不活性ガスの圧入により、キャビティ
４内に充填された溶融樹脂６には中空部Ｓが形成され
る。
４内に充填された溶融樹脂６には中空部Ｓが形成され
る。
【００１５】溶融樹脂６の端末部は前述のように加熱装
置７により加熱され、冷却による粘度上昇を回避して流
動性が保持されているため、中空部Ｓが溶融樹脂６の端
末部に向けて広がると共に、注入ガス圧によって該端末
部をキャビティ４の末端にまで押し込んで、溶融樹脂６
がキャビティ４に完全に充填される。
置７により加熱され、冷却による粘度上昇を回避して流
動性が保持されているため、中空部Ｓが溶融樹脂６の端
末部に向けて広がると共に、注入ガス圧によって該端末
部をキャビティ４の末端にまで押し込んで、溶融樹脂６
がキャビティ４に完全に充填される。
【００１６】不活性ガスの注入が終了すると、加熱装置
７の冷却水パイプ１０内に冷却水を導入し、導電体８を
速かに冷却して、前記加熱による溶融樹脂６の端末部分
と中央部分とで冷却サイクルが異なるのを回避し、溶融
樹脂６全体の冷却硬化速度を略均一化する（工程ハ）。
７の冷却水パイプ１０内に冷却水を導入し、導電体８を
速かに冷却して、前記加熱による溶融樹脂６の端末部分
と中央部分とで冷却サイクルが異なるのを回避し、溶融
樹脂６全体の冷却硬化速度を略均一化する（工程ハ）。
【００１７】樹脂の冷却硬化後、金型１，３を離型する
ことにより、中空の射出成形品６Ａを得ることができる
（工程ニ）。
ことにより、中空の射出成形品６Ａを得ることができる
（工程ニ）。
【００１８】なお、本実施例では不活性ガスを同じイン
ジエクションノズルより圧入しているが、別途設定した
ノズルより圧入してもよい。
ジエクションノズルより圧入しているが、別途設定した
ノズルより圧入してもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明の方法によれば、溶
融樹脂をキャビティの途中まで充填した後、ガスを圧入
して中空射出成形するのに際して、ガスの圧入前に前記
キャビティに充填された溶融樹脂の端末部分を加熱して
流動性を保持するため、該端末部分の冷却が進行して粘
度が上昇し、型表面の転写性が悪化してヘジテーション
マークが生じるようなことがない。
融樹脂をキャビティの途中まで充填した後、ガスを圧入
して中空射出成形するのに際して、ガスの圧入前に前記
キャビティに充填された溶融樹脂の端末部分を加熱して
流動性を保持するため、該端末部分の冷却が進行して粘
度が上昇し、型表面の転写性が悪化してヘジテーション
マークが生じるようなことがない。
【００２０】また、ガスの圧入後は前記加熱部分を冷却
するため、加熱部分と非加熱部分とで溶融樹脂の冷却サ
イクルが異なるのを回避して、全体の冷却硬化速度を略
均一化することができるので、冷却サイクルの変化に起
因する歪の発生もなく、従って、外観品質の良い中空成
形品を得ることができる。
するため、加熱部分と非加熱部分とで溶融樹脂の冷却サ
イクルが異なるのを回避して、全体の冷却硬化速度を略
均一化することができるので、冷却サイクルの変化に起
因する歪の発生もなく、従って、外観品質の良い中空成
形品を得ることができる。
【図１】本発明の方法を工程順に示す断面説明図。
【図２】加熱装置の一例を示す図１のＡ範囲部の断面
図。
図。
１，３…金型 ２…注入口 ４…キャビティ ５…インジェクションノズル ６…溶融樹脂 ７…加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上塚 富夫 千葉県千葉市稲毛区長沼町330番地 鬼怒 川ゴム工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 金型の注入口より溶融樹脂をキャビティ
の途中まで充填すると共に、この充填された溶融樹脂の
端末部分を加熱し、溶融樹脂の射出終了に続いて前記溶
融樹脂内にガスを圧入して、溶融樹脂をキャビティの末
端にまで充填させた後、前記加熱部分を冷却することを
特徴とする樹脂成形品の中空射出成形法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31385092A JPH06155506A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 樹脂成形品の中空射出成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31385092A JPH06155506A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 樹脂成形品の中空射出成形法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155506A true JPH06155506A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18046263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31385092A Pending JPH06155506A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 樹脂成形品の中空射出成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06155506A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996016783A1 (fr) * | 1994-11-25 | 1996-06-06 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede ameliore de moulage par injection permettant de produire un objet en resine moule par soufflage, et moule utilise selon ledit procede |
| JP2009220563A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-10-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | ヒータ、樹脂成形装置、樹脂成形方法、及び樹脂成形体 |
| WO2020108617A1 (zh) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 一种电磁线圈、模具及电磁线圈的制造方法 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP31385092A patent/JPH06155506A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996016783A1 (fr) * | 1994-11-25 | 1996-06-06 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Procede ameliore de moulage par injection permettant de produire un objet en resine moule par soufflage, et moule utilise selon ledit procede |
| US5902541A (en) * | 1994-11-25 | 1999-05-11 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Injection molding method for producing shaped, hollow resin articles, and mold for use therein |
| JP2009220563A (ja) * | 2008-02-20 | 2009-10-01 | Sumitomo Chemical Co Ltd | ヒータ、樹脂成形装置、樹脂成形方法、及び樹脂成形体 |
| WO2020108617A1 (zh) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 浙江三花智能控制股份有限公司 | 一种电磁线圈、模具及电磁线圈的制造方法 |
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