JPH06155258A - 帯板材の連続研削・研摩装置 - Google Patents

帯板材の連続研削・研摩装置

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JPH06155258A
JPH06155258A JP31827292A JP31827292A JPH06155258A JP H06155258 A JPH06155258 A JP H06155258A JP 31827292 A JP31827292 A JP 31827292A JP 31827292 A JP31827292 A JP 31827292A JP H06155258 A JPH06155258 A JP H06155258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
strip material
polishing device
polishing
continuous
Prior art date
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Pending
Application number
JP31827292A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Saito
克巳 斉藤
Kazuo Nakatsuka
一夫 中司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Fuji Corp
Original Assignee
Osaka Fuji Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Fuji Corp filed Critical Osaka Fuji Corp
Priority to JP31827292A priority Critical patent/JPH06155258A/ja
Publication of JPH06155258A publication Critical patent/JPH06155258A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削量が大きく、長時間の連続運転が可能
で、部品費用が安価につき、かつ、人手を削減できる帯
板材の連続研削・研摩装置を提供すること。 【構成】 ステンレス鋼板Sの送出し手段1、フラップ
ホイール21,21を連設した研削手段2、研摩ベルト
31,31を連設した研摩手段3及び鋼板Sの巻取り手
段4を設けた。研摩ベルト31,31は交互に非稼動状
態とし、非稼動とされている間にベルト31を取り替え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼板等の帯
板材表面の疵取りのために使用される連続研削・研摩装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱延あるいは冷延されたステンレ
ス鋼板の表面にできた疵を取るための連続研削・研摩装
置としては、表面に砥粒を付着させた紙製あるいは布製
のベルトを無端状に張り渡したベルダーを複数連(通常
4連)設け、ステンレス鋼板を一方向に搬送しつつ複数
のベルダーで表面を研削するものが使用されていた。
【0003】しかし、ベルダーを使用した従来の連続研
削・研摩装置にあっては、ベルダーの消耗が早いため
に、ベルダーを頻繁に取り替える必要があり、部品費用
が増加するのみならず、その都度研削・研摩作業を中断
しなければならず非能率であり、作業員も3名程が常時
配置されている必要があった。また、1回の通板での研
削量が約30μmと小さく、疵の具合によっては2回通
板させる必要もあった。
【0004】
【発明の目的、構成、作用、効果】そこで、本発明の目
的は、研削量が大きく、長時間の連続運転が可能で、部
品費用が安価につき、かつ、人手を削減できる帯板材の
連続研削・研摩装置を提供することにある。以上の目的
を達成するため、本発明に係る帯板材の連続研削・研摩
装置は、帯板材の送出し手段と、研削手段と、研摩手段
と、巻取り手段とを1ライン上に順次並設した。研削手
段は帯板材の表面を研削するためのものであり、表面に
砥粒を付着させた多数枚の羽根を回転中心軸に放射状に
取り付けたフラップタイプであり、帯板材の搬送方向に
複数連設置されている。フラップホイールは従来のベル
ダーに比べて研削量が大きく、しかも長時間にわたって
使用できる。一つのフラップホイールで約30μm研削
でき、2連設けることによって1回の通板で約50〜6
0μm研削できる。このフラップホイールはその回転中
心軸を帯板材の搬送方向に対して直交方向に設置する
か、あるいは所定の角度で斜行して設置される。そし
て、複数のフラップホイールを連設することによって、
研削筋を消滅させることができる。この効果はフラップ
ホイールを斜行させることによって一層向上する。ま
た、フラップホイールは長時間連続研削が可能であり、
従来のベルダーでは1時間程度の連続研削が限界であっ
たのに対して、7〜10時間の連続研削が可能である。
しかも、消耗が少ないために部品コストも低減する。
【0005】また、前記フラップホイールは、表面に砥
粒を付着させた多数枚の羽根をリング体に放射状に取り
付け、複数のフラップホイールを1本の回転中心軸に固
定してユニット化し、このユニットをハウジングに着脱
可能とすることが好ましい。このようにユニット化すれ
ば、フラップホイールの取替え作業を容易に短時間で行
うことができる。
【0006】一方、研摩手段はフラップホイールで研削
された帯板材の表面を仕上げ研摩するものであり、表面
に砥粒を付着させたベルトを無端状に張り渡してなる。
即ち、従来のベルダーと同様のものであるが、帯板材の
搬送方向に複数連設置され、そのうち少なくとも一つが
非稼動状態とされる。ベルダーは短時間で消耗するた
め、少なくとも一つを非稼動状態としてこのときベルト
の取替えを行う。このように一定のサイクルで一つずつ
非稼動状態にして順次ベルトの取替えを行えば、装置と
しては連続運転が可能となり、作業員も1名程度で済
む。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る連続研削・研摩装置の実
施例につき、添付図面を参照して説明する。図1は本連
続研削・研摩装置の概略構成を示し、1は送出し手段、
2は研削手段、3は研摩手段、4は巻取り手段である。
なお、この装置は熱延あるいは冷延されたステンレス鋼
板の表面疵取り装置として構成されているが、ステンレ
ス合金鋼板やそれ以外の種類の帯板材の表面研削・研摩
装置として広く適用可能である。
【0008】送出し手段1は、コイル状に巻回されたス
テンレス鋼板Sを安定した状態で保持する保持機11、
ガイドローラ対12,13及び鋼板Sの表面汚れを除去
するワイパー(図示せず)等によって構成され、鋼板S
を左方へ一定の速度で送り出す。研削手段2は、フラッ
プホイール21,21を通板方向に2連設置したもの
で、各フラップホイール21にはテンションローラ2
7、ガイドローラ28,29が付設されている。テンシ
ョンローラ27は上下動可能とされ、鋼板Sを所定の圧
力でフラップホイール21に圧接させる。フラップホイ
ール21は、図2に示すように、表面に砥粒を付着させ
た多数枚の羽根22をリング体23に放射状に取り付け
たものである。そして、複数のフラップホイール21
は、図5、図6に示すように、シャフト24にスペーサ
25を介して、あるいは、図3、図4に示すように、ス
ペーサ25を介さずに固定し、ステンレス鋼板Sの幅寸
法に対応した長さの研削ユニットとして構成される。こ
の研削ユニットは回転中心となるシャフト24をハウジ
ング26,26に着脱することにより、一体的に取り替
えることができる。
【0009】また、フラップホイール21として、特公
平1−33310号公報に記載されているように、砥粒
を付着させた多数の短冊状素片に切込みを形成し、該素
片を交差させたものを使用すれば、研削能力と耐用寿命
に優れ、仕上がりの綺麗な研削ユニットを構成できる。
ところで、フラップホイール21の設置は、図3、図5
に示されているように、シャフト24をステンレス鋼板
Sの通板方向と直交する方向に設置するか、図4、図6
に示されているように、通板方向に所定の角度θだけ斜
行させて設置される。直交方向に設置する場合には、研
削筋を消滅させるために、前段のフラップホイール21
と後段のフラップホイール21とを軸方向に互いにずら
せることが必要である。一方、所定角度θだけ斜行させ
れば、研削筋は完全に消滅する。この場合、鋼板Sに偏
向した搬送力を付与することのないように、前段のフラ
ップホイール21と後段のフラップホイール21とで
は、斜行角度を互いに反対方向に設定する必要がある。
また、斜行角度θは鋼板Sの幅寸法、通板速度、研削圧
力に応じて最適な値に設定される。通常は、1゜〜15
゜が適当である。
【0010】研摩手段3は、表面に砥粒を付着させた紙
製あるいは布製のベルト31をローラ32,33に無端
状に張り渡したものを通板方向に2連設置して構成され
ており、それぞれテンションローラ37、ガイドローラ
38,39が付設されている。テンションローラ37は
上下動可能とされ、鋼板Sを所定の圧力でベルト31に
圧接させる。この研摩手段3にあっては、二つのベルト
31,31のうちいずれか一方は非稼動状態とされる。
即ち、テンションローラ37を下方へ移動させておく。
ベルト31は鋼板Sの幅寸法に対応するものが使用さ
れ、ローラ32,33はその軸心が図4、図6に示した
フラップホイール21と同様に通板方向に対して所定の
角度で斜行し、かつ、斜行方向を切り換え可能であると
共に軸方向に若干移動自在である。なお、研摩手段3に
関してこのような構成は従来のベルダーと同様である。
【0011】巻取り手段4は、ガイドローラ対41,4
2、巻取り機43及び表面清掃用のワイパー(図示せ
ず)等によって構成され、表面を研削、研摩されたステ
ンレス鋼板Sを一定の速度で巻き取っていく。以上の構
成からなる本連続研削・研摩装置において、送出し手段
1から送り出された鋼板Sは、まず回転駆動状態にある
フラップホイール21,21でその表面を研削される。
フラップホイール21の研削量は最大約30μmであ
り、2連を稼動させることにより、1回の通板で約50
〜60μm程度研削でき、通常は1回の通板で済む。次
に、鋼板Sはベルト31で研摩される。2連のベルト3
1のうちいずれか一方は非稼動状態にある。ベルト31
は消耗が大きく、1時間程度しか連続研摩ができず、非
稼動状態のときベルト31の取替えが行われる。
【0012】このように、ベルト31,31を交互に稼
動させることにより、ベルト31の取替えで頻繁に研削
・研摩作業を中断する必要がなく、前記フラップホイー
ル21の耐久時間である7〜10時間程度の連続運転が
可能となる。しかも、フラップホイール21を予めシャ
フト24にユニット化してドレッシングを完了させてお
けば、取替え作業及び調整作業が短時間で済み、1人の
作業員で通常運転することが可能である。
【0013】また、ベルト31は実質的に1連を使用す
るのみであり、ベルト31の部品費用が大きく減少する
こととなる。なお、本発明に係る連続研削・研摩装置は
前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内
で種々に変更することができる。例えば、フラップホイ
ール21あるいはベルト31は2連ではなく、3連ない
しはそれ以上でもよい。また、それらの取付け構造は任
意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連続研削・研摩装置の一実施例を
示す概略構成図。
【図2】フラップホイールの一例を示す斜視図。
【図3】第1のフラップホイールユニットの設置例を示
す平面図。
【図4】第1のフラップホイールユニットのいまひとつ
の設置例を示す平面図。
【図5】第2のフラップホイールユニットの設置例を示
す平面図。
【図6】第2のフラップホイールユニットのいまひとつ
の設置例を示す平面図。
【符号の説明】
1…送出し手段 2…研削手段 3…研摩手段 4…巻取り手段 21…フラップホイール 22…羽根 23…リング体 24…シャフト(回転中心軸) 26…ハウジング 31…ベルト S…ステンレス鋼板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下のものを備えたことを特徴とする帯
    板材の連続研削・研摩装置:コイル状に巻回された帯板
    材を一定の速度で送り出すための送出し手段;前記送出
    し手段から送り出された帯板材の表面を研削するための
    研削手段、この研削手段は表面に砥粒を付着させた多数
    枚の羽根を回転中心軸に放射状に取り付けたフラップタ
    イプであり、帯板材の搬送方向に複数連設置されてい
    る;前記研削手段の下流側に設置した帯板材の研摩手
    段、この研摩手段は表面に砥粒を付着させたベルトを無
    端状に張り渡してなり、帯板材の搬送方向に複数連設置
    され、そのうち少なくとも一つが非稼動状態にある;前
    記研摩手段を経た帯板材をコイル状に巻き取るための巻
    取り手段。
  2. 【請求項2】 前記研削手段はその回転中心軸が帯板材
    の搬送方向に対して直交方向に設置されていることを特
    徴とする請求項1記載の連続研削・研摩装置。
  3. 【請求項3】 前記研削手段はその回転中心軸が帯板材
    の搬送方向に対して所定の角度で斜行して設置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の連続研削・研摩装
    置。
  4. 【請求項4】 前記研削手段は、表面に砥粒を付着させ
    た多数枚の羽根をリング体に放射状に取り付け、複数の
    リング体を1本の回転中心軸に固定してユニット化した
    もので、このユニットがハウジングに着脱可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の連続研削・研摩装置。
JP31827292A 1992-11-27 1992-11-27 帯板材の連続研削・研摩装置 Pending JPH06155258A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR100827899B1 (ko) * 2006-10-11 2008-05-07 나카무라 토메 세이미쓰고교 가부시키가이샤 판재의 측변가공장치

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