JPH06155159A - 丸 鋸 - Google Patents

丸 鋸

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Publication number
JPH06155159A
JPH06155159A JP8363492A JP8363492A JPH06155159A JP H06155159 A JPH06155159 A JP H06155159A JP 8363492 A JP8363492 A JP 8363492A JP 8363492 A JP8363492 A JP 8363492A JP H06155159 A JPH06155159 A JP H06155159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw
split grooves
circular saw
center
center direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8363492A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Fujishiro
藤城信昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Giken Kogyo Kk
Original Assignee
Fuji Giken Kogyo Kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Giken Kogyo Kk filed Critical Fuji Giken Kogyo Kk
Priority to JP8363492A priority Critical patent/JPH06155159A/ja
Publication of JPH06155159A publication Critical patent/JPH06155159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/02Circular saw blades
    • B23D61/025Details of saw blade body

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は主に木材を切削する丸鋸の回転時にお
ける振れを防止することを目的とする。 【構成】外周縁に多数の鋸歯を周設した鋸本体中心より
等分度位置の数箇所に、鋸歯基部から略中心方向に向っ
て割溝を設けると共に、前記割溝相互間の略中間部位
で、しかも鋸歯寄りの鋸本体に窓孔を設けた丸鋸。 【効果】丸鋸本体の剛性を、鋸歯に近い部位が最も弱
く、該部位を境いに鋸歯方向部を次に、中心方向部が最
も強く、三区分することにより鋸歯が切削回転時に常に
中央位置を指向し振れないため切削精度が向上し、切削
面の仕上りが良く、しかも歯先の消耗の少ないばかりか
振れを原因とする丸鋸破損事故をも防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に木材、アルミ材等を
切断する丸鋸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公昭50−10040号公報に記載の
鋸体外周の数箇所に、鋸歯部基部から中心に向って割溝
を設けた丸鋸及び、特公昭46−21356号公報記載
の鋸本体外周近傍から中心方向に向って傾斜した長孔を
略放射状に複数穿設した丸鋸。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】丸鋸は回転軸に装着す
るための軸孔を中心部位に穿った台金と称する鋸本体の
外周縁に、多数の切削鋸歯を周設したものであるが、鋸
本体を偏平に製作することが困難であるばかりか、被加
工物切削時に発生する摩擦熱による温度が周縁の鋸歯部
と鋸本体部で差違があることから、これが熱膨張差とな
って全体に歪みが発生する。このことは回転時に丸鋸が
回転軸付近から大きく左右に振れることとなり、従って
被加工物切削に際して切削幅が広くなり切削精度に影響
を与えるばかでなく、鋸歯の両側で切削することとなり
切削面が荒くなると共に、該歯先の両側の摩耗がはげし
くなり、しかも切削抵抗が大きくなるため時として丸鋸
が破損飛散し事故を起すこともある。
【0004】上記従来技術は前記課題に対処しようとす
るものであるが、特公昭50−10040号公報記載の
丸鋸は、鋸歯近傍に発生する摩擦熱による膨張に対処す
るのみで、鋸本体部の膨張及び製作上の歪みを考慮して
いないことから該鋸本体部が回転軸付近から振れること
となり、特公昭46−21356号公報記載の丸鋸にあ
っては、長孔の穿設により残存の鋸本体部が軟弱とな
り、振れに対する復元力が減少することから木材の節等
の硬質部を切削した際の急激な負荷により、かえって当
該部位が大きく撓んで振られることとなりこれが周縁の
鋸歯まで及ぶものである。
【0005】本発明は前記課題である回転時における鋸
歯の振れを防止した丸鋸を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の丸鋸は以下の構成からなるものである。外周縁に多数
の鋸歯を周設した鋸本体中心より等分度位置の数箇所
に、鋸歯基部から略中心方向に向って割溝を設けると共
に、前記割溝相互間の略中間部位で、しかも鋸歯寄りの
鋸本体に窓孔を設けた丸鋸。
【0007】
【作用】丸鋸の回転時に、回転軸を中心に生ずる振れ
が、剛性上最も弱い割溝と窓孔を結ぶ部位において最大
幅となり、剛性の強い該部位から中心方向部の振れに対
する復元力と、鋸歯方向部に与える遠心力とがあいまっ
て、前記部位を境いに鋸歯方向部が前記中心方向部の振
れと反対の方向に振れ、鋸歯の歯先を常に中央位置に指
向させる。
【0008】
【効果】丸鋸本体の剛性を、鋸歯に近い部位が最も弱
く、該部位を境いに鋸歯方向部を次に、中心方向部が最
も強く、三区分することにより鋸歯が切削回転時に常に
中央位置を指向し振れないため切削精度が向上し、切削
面の仕上りが良く、しかも歯先の消耗の少ないばかりか
振れを原因とする丸鋸破損事故をも防ぐことができる。
【0009】
【実施例】
実施例1 図1乃至図4は本発明に係る丸鋸の第1実施例を示すも
ので以下各図にもとづき説明する。図中符号Aは丸鋸を
示し、鋸本体1の中心部位に切削盤等の回転軸に装着す
るための軸孔2を穿設し、外周縁に多数の鋸歯3,3を
周設して、円周方向等分度部位となる鋸歯3,3の基部
3aに、前記軸孔2に向って丸鋸A外径の略10%程の
深さの偏傾した割溝4,4を刻設すると共に、円周方向
に隣接した各割溝4,4間の略中間部位で、しかも鋸歯
3寄りの鋸本体1に窓孔5,5を穿設したものである。
【0010】しかして前記窓孔5,5の位置及び大きさ
は、丸鋸Aの径、鋸本体1厚さ等により多少差異がある
が、実験上隣接した各割溝4,4の底部4a,4aを結
ぶ直線上の中間部位、もしくは丸鋸Aの中心から半径方
向外周縁寄り3分の1の位置で、丸鋸径180mm、厚
さ1.2mmの場合に窓孔5の径10mm程度が望まし
く、また図4に示すごとく、各割溝4,4間を結ぶ線上
に沿った長窓孔5を穿設したり、丸窓孔を並設しても良
く、半径方向に及ばない限り形状を限定するものではな
い。
【0011】該実施例は前記の構成からなり、丸鋸Aの
軸孔2を切削盤等の回転軸に挿通して固定装着し、回転
して被加工物を切削加工するものであるが、丸鋸Aに割
溝4,4と鋸歯3寄りに窓孔5を設けたことにより(以
下図3参照)、鋸本体1において当該割溝4,4と窓孔
5を結ぶ線部位(界線部B)が剛性上最も弱く、しかも
界線部Bから鋸歯3方向部Cより中心方向部Dが強くな
り、従って切削回転時に回転軸を中心に生じる熱膨張や
製作上の歪みによる丸鋸Aの振れ、すなわち中心方向部
Dの振れは界線部Bが最大振れ幅となり、鋸歯方向部C
は回転遠心力により、界線部Bから中心方向部Dの振れ
方向と逆方向に振れ、あたかも界線部Bから折曲するよ
うな状態を呈し、前記遠心力及び剛性が強い中心方向部
Dによる被加工物の硬質部における切削衝撃に対する急
速な復元力ともあいまって、鋸歯3の歯先が振れに対し
常に中央方向Eを指向しつつ安定して回転することとな
るもので、ちなみに前記界線部B(窓孔5)が丸鋸Aの
中心方向に位置する場合は、最大振れ部分が回転軸に近
くなり従って鋸歯3が大きく振れることとなり、界線部
B(窓孔5)が鋸歯3方向に接近すると、回転軸を中心
に振れる鋸本体1の振幅が大きくなり、逆方向に振れる
鋸歯方向部Cが中央位置Eまで及ばないことから鋸歯3
の歯先が振れることとなる。
【0012】従って、該実施例によれば丸鋸本体の剛性
を、鋸歯に近い部位が最も弱く、該部位を境いに鋸歯方
向部を次に、中心方向部が最も強くなるように三区分す
ることにより鋸歯が切削回転時に常に中央位置を指向し
振れないため切削精度が向上し、切削面の仕上りが良
く、しかも歯先の消耗も少ないばかりか振れを原因とす
る丸鋸破損事故をも防ぐことができる。
【0013】実施例2 図5は本発明に係る丸鋸の第2実施例を示すもので、前
記第1実施例と同様に、丸鋸A′に割溝4′,4′を刻
設すると共に鋸本体部1′に窓孔5を設けるが、該窓孔
5の広さを大小5′,5″二種とし、これを交互に配設
したものである。なお、該窓孔5を各割溝4′,4′間
において隔置に穿設することも考えられる。
【0014】該実施例によれば、上記第1実施例に記し
たごとく、切削回転時において鋸歯3′の振れが、小窓
孔5″部分において多少生じることとなり、該小窓孔
5″と大窓孔5′部による被加工物の切削幅が異なり、
従って荒挽き、仕上げ挽きを同時に行なうこととなるも
ので、作業が迅速になると共に、特に硬質被加工物切削
に適するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸鋸の第1実施例を示す正面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】一部拡大縦断側面図。
【図4】他例の正面図。
【図5】第2実施例の正面図。
【符号の説明】
A 丸鋸 B 界線部 C 鋸歯方向部 D 中心方向部 1 鋸本体 3 鋸歯 4 割溝 5 窓孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周縁に多数の鋸歯を周設した鋸本体中
    心より等分度位置の数箇所に、鋸歯基部から略中心方向
    に向って割溝を設けると共に、前記割溝相互間の略中間
    部位で、しかも鋸歯寄りの鋸本体に窓孔を設けた丸鋸。
JP8363492A 1992-04-06 1992-04-06 丸 鋸 Pending JPH06155159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8363492A JPH06155159A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 丸 鋸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8363492A JPH06155159A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 丸 鋸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06155159A true JPH06155159A (ja) 1994-06-03

Family

ID=13807903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8363492A Pending JPH06155159A (ja) 1992-04-06 1992-04-06 丸 鋸

Country Status (1)

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JP (1) JPH06155159A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016539012A (ja) * 2013-11-01 2016-12-15 ポスコPosco 防振パッド及びこれを含む丸鋸、金属板切断装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02292118A (ja) * 1989-05-02 1990-12-03 Tenryu Seikiyo Kk 回転鋸用台金の構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02292118A (ja) * 1989-05-02 1990-12-03 Tenryu Seikiyo Kk 回転鋸用台金の構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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